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JP2006292050A - クラッチ内蔵プーリ - Google Patents

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JP2006292050A
JP2006292050A JP2005112355A JP2005112355A JP2006292050A JP 2006292050 A JP2006292050 A JP 2006292050A JP 2005112355 A JP2005112355 A JP 2005112355A JP 2005112355 A JP2005112355 A JP 2005112355A JP 2006292050 A JP2006292050 A JP 2006292050A
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JP
Japan
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pulley
clutch
built
way clutch
press
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Pending
Application number
JP2005112355A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yasui
誠 安井
Koji Sato
光司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2005112355A priority Critical patent/JP2006292050A/ja
Publication of JP2006292050A publication Critical patent/JP2006292050A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/069Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
    • F16D41/07Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pulleys (AREA)

Abstract

【課題】クラッチ内蔵プーリのコストの低減を図ることである。
【解決手段】一方向クラッチ20が内蔵されたプーリ10をめっき鋼板のプレス成形品としてプレス加工後のめっき処理を不要としてコストの低減を図る。
【選択図】図1

Description

この発明は、プーリ内に一方向クラッチを組込んだクラッチ内蔵プーリに関するものである。
一般に、自動車の内燃機関においては、エンジンのクランク軸の回転をベルト伝動装置によりオルタネータ等のエンジン補機の回転軸に伝達して、エンジン補機を駆動するようにしている。
上記のようなエンジン補機の駆動装置においては、エンジンを急減速した場合、エンジン補機の回転軸に取付けられたプーリも同様に急減速しようとする。しかし、エンジン補機がオルタネータの場合、そのオルタネータの回転軸は慣性力が大きいため、その回転軸上に取付けられたプーリは一定の速度で回り続けようとし、クランク軸上のプーリとオルタネータの回転軸上のプーリとの間で大きな回転速度差が生じ、ベルトの張力が増加して破損し易くなる。
また、クランク軸は、1回転中において角速度が変動しており、その角速度変動に起因してエンジン補機の回転軸上におけるプーリとベルトの間で滑りが生じ、その滑りによってベルトが摩耗し、耐久性が低下することになる。
そのような不都合を解消するため、特許文献1では、エンジン補機の回転軸上に設けられるプーリ内に一方向クラッチを組込んだクラッチ内蔵プーリを提案している。
上記のようなクラッチ内蔵プーリをエンジン補機の回転軸上に取付けることにより、プーリの回転速度がエンジン補機の回転軸の回転速度より低下すると、一方向クラッチが切れてプーリがフリー回転するため、ベルトの張力増加を防止することができると共に、プーリとベルトの相互間における滑りを防止することができ、ベルトの耐久性の低下を抑制することができる。
特開2001−187931号公報
ところで、上記のようなクラッチ内蔵プーリにおいて、プーリが切削による加工品であると、その切削加工後にめっき処理する必要があるため、コストが高くなるという問題が発生する。
ここで、プーリを冷間圧延鋼板(SPCC)のプレス成形品とすると、上記の問題解決に効果を挙げることができるが、このプレスプーリも切削によるプーリと同様にプレス後、めっき処理する必要があるため、コスト低減に大きな効果を期待することはできない。
この発明の課題は、コストの低減に大きな効果を挙げることができるようにしたクラッチ内蔵プーリを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、プーリの内側に一方向クラッチを組込んだクラッチ内蔵プーリにおいて、前記プーリをめっき鋼板のプレス成形品とした構成を採用したのである。
ここで、一方向クラッチは、係合子としてスプラグを用いたスプラグタイプものであってもよく、あるいは、ローラを用いたローラタイプのものであってもよい。その係合子を保持する保持器を合成樹脂の成形品とすることにより、コストの低減により効果を挙げることができる。
また、一方向クラッチの少なくとも一側方にクラッチ内輪とプーリを相対的に回転自在に支持する軸受を組込むことにより、プーリに負荷されるラジアル荷重やモーメント荷重をその軸受で支持することができるため、一方向クラッチに偏荷重が負荷されるのを防止することができ、一方向クラッチを高精度に作動させることができる。
上記のように、プーリをめっき鋼板のプレス成形品とすることにより、プレス成形後のめっき処理を不要とすることができるため、クラッチ内蔵プーリの大幅なコストの低減を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1および図2に示すように、クラッチ内蔵プーリ1は、プーリ10と、その内側に組込まれた一方向クラッチ20と、その一方向クラッチ20の両側に設けられた一対の軸受30とから成る。
一方向クラッチ20は、プーリ10の内径面に圧入されたクラッチ外輪21と補機の回転軸に取付けられるクラッチ内輪22間に保持器23を組込み、その保持器23の周方向に等間隔に形成された複数のポケット24内に係合子としてのスプラグ25と、そのスプラグ25がクラッチ外輪21の円筒形内面21aとクラッチ内輪22の円筒形外面22aに係合する方向にスプラグ25を付勢する弾性部材26を組込んだスプラグタイプの一方向クラッチから成る。
上記一方向クラッチ20は、クラッチ内輪22に対してクラッチ外輪21が図2の矢印方向に回転したとき、スプラグ25がクラッチ外輪21の円筒形内面21aおよびクラッチ内輪22の円筒形外面22aに係合してクラッチ外輪21の回転をクラッチ内輪22に伝達し、上記クラッチ内輪22の回転速度がクラッチ外輪21の回転速度を上回るとスプラグ25が係合解除してクラッチ外輪21からクラッチ内輪22への回転伝達を遮断するようになっている。
一対の軸受30は、深溝玉軸受から成り、その転動体31を保持する保持器は一方向クラッチ20の保持器23と一体化されている。
上記一対の軸受30は、プーリ10とクラッチ内輪22間に組込まれてプーリ10とクラッチ内輪22とを相対的に回転自在に支持すると共に、プーリ10に負荷されるラジアル荷重とモーメント荷重を受けるようになっている。
プーリ10はめっき鋼板のプレス成形品から成る。このように、プーリ10をめっき鋼板のプレス成形品とすることによって、プレス成形後のめっき処理を不要とすることができる。このため、プーリを切削により形成してめっき処理する場合や、冷間圧延鋼板をプレス成形してめっき処理するようにしたクラッチ内蔵プーリに比較して大幅なコストの低減を図ることができる。
実施の形態では、一方向クラッチ20としてスプラグタイプのものを示したが、ローラを係合子とするローラタイプのものであってもよく、あるいはスプリングを係合子とするスプリングタイプのものであってもよい。
また、実施の形態では一方向クラッチ20の両側方に一対の軸受30を組込んだが、一方の軸受30を省略してもよい。
上記軸受30の保持器および一方向クラッチ20の保持器23を合成樹脂の成形品とすると、クラッチ内蔵プーリのコストをより低減させることができる。
この発明に係るクラッチ内蔵プーリの実施の形態を示す縦断正面図 図1のII−II線に沿った断面図
符号の説明
10 プーリ
20 一方向クラッチ
22 クラッチ内輪
23 保持器
25 スプラグ(係合子)
30 軸受

Claims (5)

  1. プーリの内側に一方向クラッチを組込んだクラッチ内蔵プーリにおいて、前記プーリをめっき鋼板のプレス成形品としたことを特徴とするクラッチ内蔵プーリ。
  2. 前記一方向クラッチが、スプラグを係合子とするスプラグタイプの一方向クラッチから成る請求項1に記載のクラッチ内蔵プーリ。
  3. 前記一方向クラッチが、ローラを係合子とするローラタイプの一方向クラッチから成る請求項1に記載のクラッチ内蔵プーリ。
  4. 前記一方向クラッチの係合子を保持する保持器を合成樹脂の成形品とした請求項2又は3に記載のクラッチ内蔵プーリ。
  5. 前記一方向クラッチの少なくとも一側方に、クラッチ内輪とプーリとを相対的に回転自在に支持する軸受を設けた請求項1乃至4のいずれかに記載のクラッチ内蔵プーリ。
JP2005112355A 2005-04-08 2005-04-08 クラッチ内蔵プーリ Pending JP2006292050A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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