JP2006287357A - 無線通信システムおよび無線通信端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1無線通信端末は、第1周波数帯域に隣接する高および低周波帯域について干渉量を測定する手段と、各干渉量に応じて隣接する高もしくは低周波帯域に第1周波数帯域を移動させることを決定する手段と、第1無線通信装置が移動情報を認識した旨の通知を第1無線通信装置から取得する手段と、第1周波数帯域を移動させる手段と、を具備し、第2無線通信端末は、第2周波数帯域に隣接する高および低周波帯域について干渉量を測定する手段と、各干渉量に応じて隣接する高および低周波帯域の少なくともいずれかに第2周波数帯域の帯域幅を拡張することを決定する手段と、第2無線通信装置が拡張情報を認識した旨の通知を第2無線通信装置から取得する手段と、拡張情報に基づいて第2周波数帯域を拡張する手段と、を具備する。
【選択図】図3
Description
前記第1の無線通信端末は、前記第1の周波数帯域に隣接する高周波帯域と低周波帯域とについてそれぞれ干渉量を測定する隣接帯域測定手段と、各前記干渉量に応じて、隣接する高周波帯域もしくは低周波帯域に、前記第1の周波数帯域を移動させることを決定する移動決定手段と、前記移動決定手段で決定された移動に関する移動情報を前記第1の無線通信装置に通知する移動情報通知手段と、前記第1の無線通信装置が前記移動情報を認識した旨の通知を前記第1の無線通信装置から取得する移動通知取得手段と、前記移動情報に基づいて前記第1の周波数帯域を移動させる移動手段と、を具備し、
前記第2の無線通信端末は、前記第2の周波数帯域に隣接する高周波帯域と低周波帯域とについてそれぞれ干渉量を測定する隣接帯域測定手段と、各前記干渉量に応じて、隣接する高周波帯域および低周波帯域の少なくともいずれか一方に、前記第2の周波数帯域の帯域幅を拡張することを決定する拡張決定手段と、前記拡張決定手段で決定された拡張に関する拡張情報を前記第2の無線通信装置に通知する拡張情報通知手段と、前記第2の無線通信装置が前記拡張情報を認識した旨の通知を前記第2の無線通信装置から取得する拡張通知取得手段と、前記拡張情報に基づいて前記第2の周波数帯域を拡張する拡張手段と、を具備することを特徴とする。
図1から図4までに本発明の実施形態における無線通信システムの例を示す。本発明の無線通信システムでは、複数のシステムが独立に通信する周波数帯域を決定することを前提としている。
図1は、ホットスポットシステム(基地局101と無線通信端末102)とアドホックシステム(無線通信端末103と無線通信端末104)とが混在している例である。このような状況においてホットスポット基地局101と無線通信端末102とがある周波数帯域Fの一部の帯域F1を用いて通信を行っているときに、無線通信端末103と無線通信端末104とが基地局101を介さずに周波数帯域F1を避けて周波数帯域Fの一部の帯域F2を用いて通信を行う。
また、図2は、複数のホットスポットシステムが混在している例である。このような状況においては、ホットスポット基地局201と無線通信端末202とがある周波数帯域Fの一部の帯域F1を用いて通信を行っているときに、無線通信端末204は、周波数帯域F1が使用されていることを認識することで、周波数帯域F1を避けて、周波数帯域F2を用いて基地局203との間で通信を行う。
同様に、図3の例では、比較的広い地域をカバーする基地局301と、基地局301と通信を行う無線通信端末302、303、304、305と、比較的狭い地域をカバーする基地局306と、基地局306と通信を行う無線通信端末307とが混在している。このような場合では、無線通信端末307は、基地局301が使用している通信312、通信313、通信314、通信315の帯域を避けて、通信317の周波数帯域を決定し通信を行う。
また、図4ではアドホック通信のように無線通信端末同士が個別に通信を行う。このような場合でも同様に、無線通信端末401と無線通信端末402とが周波数帯域F1を用いて通信を行っている場合、無線通信端末403、無線通信端末404は、周波数帯域F1が使用されていることを認識し、周波数帯域F1を避けて、周波数帯域F2を用いて通信を行う。
上記の図1から図4に示したようなシステム構成のいずれにおいても、本発明を適用することはできるが、以下では図3に示したようなシステム構成であった場合について詳細に説明する。
本実施形態の無線通信端末は、図5に示したように、無線周波数処理回路(RF)501、509、515、518、アナログデジタル変換処理部(ADC)502、510、帯域通過フィルタ(BPF)503、505、507、511、受信処理部504、512、信号電力測定部506、508、通信帯域変更決定処理部513、多重処理部(MUX)514、デジタルアナログ変換処理部(DAC)516、519、送信処理部517、520を備えている。
また、送信処理部517は、上位レイヤから発生した、音声信号やデータ信号などの送信信号について送信処理を行う。DAC516は送信処理部517の出力信号をアナログ信号に変換する。RF515は、送信信号用搬送波周波数帯域Fc_Txを用いたRF処理を行う。MUX514は、RF515、518から出力されるこれらの送信信号を多重して、アンテナから送信する。
図6に示した無線通信端末は、受信処理部504の代わりに受信処理部601、通信帯域変更決定処理部513の代わりに通信帯域変更決定処理部602、送信処理部517の代わりに送信処理部604、ADC502の代わりにADC605、DAC516の代わりにDAC606を備え、新たに通信方法決定処理部603を備えていることのみが、図5の無線通信端末と異なる。
基地局301は、無線通信端末302、303、304、305との間で通信を開始する。例えば、図7のステップS701、S702、S703、S704に示したように基地局301と各無線通信端末は通信を開始する。その後、基地局301と、各無線通信端末302、303、304、305とが通信を行っているときに、基地局306と無線通信端末307で通信が開始されたとする(ステップS721)。無線通信端末307の信号電力測定部506、508が、通信を行っている帯域に隣接している高周波帯域と低周波帯域について干渉量を測定する。干渉が測定されない場合には(ステップS722)、無線通信端末307は基地局306に対して、通信帯域拡張要求を発行する(ステップS723)。この場合、現在通信している通信帯域に隣接する高周波側および/または低周波側の周波数帯域に干渉がないか測定し、干渉がない周波数側に通信帯域を拡張する。
要求通信帯域は無線通信端末ごとに異なるので、ある無線通信端末が帯域拡張機能を有している場合には使用通信帯域を拡張させることがあり、他の無線通信端末が帯域移動機能を有している場合には使用通信帯域を移動させることがある。
基地局301と無線通信端末302、303、304、305とはそれぞれ、通信周波数帯域801内の通信周波数帯域312、313、314、315を用いて通信を行っている。ここでは、これらの無線通信端末は回線交換通信のように、比較的長時間で、かつ、要求される伝送速度が低く、必要な通信帯域が狭い通信であるとする。
基本的には、通信開始の要求がきた無線通信端末および基地局は空き周波数帯域を検索し、検索の結果、干渉量が閾値以下であれば、その周波数帯域を用いて通信を開始する。図14に通信を開始するための空き周波数帯域検索のフローチャート例の一つを示す。
この例では、まず、通信帯域変更決定処理部513または602が、通信周波数帯域801のなかから、乱数を用いて任意の周波数帯域F1を選択する(ステップS1401)。次に、信号電力測定部506、508が、選択した周波数帯域F1について干渉量の測定を行う(ステップS1402)。その後、通信帯域変更決定処理部513または602が、周波数帯域F1において測定された干渉量が閾値以下であるかどうかを判定する(ステップS1403)。この閾値は、主に無線通信端末の熱雑音電力、無線通信端末のフィルタの性能に依存する。他にも、この閾値は、基地局の送信電力、無線通信端末の送信電力にも依存する。これらを基にして閾値は無線通信端末ごとに決定されている。
通信帯域変更決定処理部513または602が、選択した周波数帯域F1の測定された干渉量がステップS1403の閾値以下であるか否かを判定する(ステップS1501)。干渉量が閾値以下である場合にはステップS1404に進み、干渉量が閾値よりも大きい場合にはステップS1502に進む。
ステップS1504では、干渉量を測定する周波数帯域を通信周波数帯域801の中から最も低い周波数帯域F3に設定する。その後、同様に周波数帯域F3の干渉量を測定する(ステップS1402)。
なお、図15の例では、ステップS1502において、隣接する、より高い周波数帯域を次の干渉測定対象として設定しているが、より低い周波数帯域を次の干渉測定対象として設定してもよい。この場合は、ステップS1504において、干渉量を測定する周波数帯域を周波数帯域801の最も高い周波数帯域に設定すればよい。
まず、通信を開始する前に、要求されている通信帯域幅が、閾値を上回っているかどうかを判定する(ステップS1601)。この閾値は、あらかじめ定められたものであり、例えば、比較的低速度通信が要求される音声通信に必要な通信帯域幅と、比較的高速度通信が要求されるパケット通信に必要な通信帯域幅の中間の帯域幅を、閾値として設定する。要求されている通信帯域幅が、閾値以下である場合、つまり、低速度通信が要求されている場合には、ステップS1602に進む。一方、要求されている通信帯域幅が閾値よりも大きい場合、つまり、高速度通信が要求されている場合には、ステップS1603に進む。
まず、信号電力測定部506、508が、現在通信を行っている周波数帯域に隣接する高周波帯域および低周波帯域の2つの帯域について、干渉量を測定する(ステップS1701)。次に、通信帯域変更決定処理部513または602が、測定した2つの帯域の干渉量を比較し、その差の絶対値が閾値以上であるかどうかの判定を行う(ステップS1702)。この閾値は2つの帯域のどちらかに干渉信号が存在し、どちらかに干渉信号が存在せず雑音のみの干渉量であるかどうかの判定に用いられる。この閾値は、無線通信端末の熱雑音電力と無線通信端末の測定電力の測定誤差とに基づいて設定される。
まず、通信帯域変更決定処理部513または602が、現在通信を行っている通信帯域幅と、要求されている通信帯域幅とを比較する(ステップS1801)。現在通信を行っている帯域幅が要求されている通信帯域幅と等しいか、より大きい場合、十分な通信帯域幅が確保されているものとして、通信帯域は場の拡張は行われない。現在通信が行われている通信帯域幅が、要求されている通信帯域幅より小さい場合、通信帯域幅が要求を満たしていないため通信帯域幅を広げる必要があると判定して、ステップS1701に進み、通信帯域幅を拡張するための手続きが行われる。
まず、通信帯域変更決定処理部513または602が現在通信を行っている通信帯域幅と、要求されている通信帯域幅とを比較する(ステップS1801)。現在通信を行っている帯域幅が要求されている通信帯域幅と等しいか、より大きい場合、十分な通信帯域幅が確保されているものとして、通信帯域の拡張は行われない。この場合、通信帯域変更決定処理部513または602は、要求されている通信帯域幅が現在通信を行っている帯域幅よりも小さいか否かを判定し、小さい場合にはステップS1902に進み、小さくない場合にはステップS1701に進む(ステップS1901)。ステップS1902では、余分な通信帯域幅を占領していることになるので、通信に用いている通信帯域幅を要求されている通信帯域幅まで縮小する。ステップS1701以降は、図17に示したフローチャートと同様である。また、ステップS1801で現在通信を行っている帯域幅が要求されている通信帯域幅よりも小さい場合には、ステップS1701に進む。ステップS1701以降は図18に示したフローチャートと同様である。
本シミュレーションでは、80MHzの通信帯域幅を各無線通信端末が共有して通信を行うことを想定している。各無線通信端末は単位時間あたりの混雑度(図21の横軸)の確率で通信が発生する。無線通信端末は対象地域に26台あり、通信を開始するときは、6割の確率で音声通信、4割の確率でパケットデータ転送を行う。音声通信では常に2MHzの帯域を占有し、50単位時間だけ通信を行う。また、パケットデータ転送では要求する帯域幅を10MHzとして200パケットのデータを転送する。なお、1MHzの帯域幅で1単位時間に送信できるデータ量を1パケットとする。図21の縦軸で表しているスループットは、10000単位時間に送信できるデータ量をパケット数換算したものである。
Claims (11)
- 或る周波数帯域内の一部の第1の周波数帯域を使用して第1の無線通信装置との間で通信を行う第1の無線通信端末と、第1の周波数帯域とは異なる、前記或る周波数帯域内の一部の第2の周波数帯域を使用して第1の無線通信装置とは異なる第2の無線通信装置との間で通信を行う第2の無線通信端末とを備えている無線通信システムにおいて、
前記第1の無線通信端末は、
前記第1の周波数帯域に隣接する高周波帯域と低周波帯域とについてそれぞれ干渉量を測定する隣接帯域測定手段と、
各前記干渉量に応じて、隣接する高周波帯域もしくは低周波帯域に、前記第1の周波数帯域を移動させることを決定する移動決定手段と、
前記移動決定手段で決定された移動に関する移動情報を前記第1の無線通信装置に通知する移動情報通知手段と、
前記第1の無線通信装置が前記移動情報を認識した旨の通知を前記第1の無線通信装置から取得する移動通知取得手段と、
前記移動情報に基づいて前記第1の周波数帯域を移動させる移動手段と、を具備し、
前記第2の無線通信端末は、
前記第2の周波数帯域に隣接する高周波帯域と低周波帯域とについてそれぞれ干渉量を測定する隣接帯域測定手段と、
各前記干渉量に応じて、隣接する高周波帯域および低周波帯域の少なくともいずれか一方に、前記第2の周波数帯域の帯域幅を拡張することを決定する拡張決定手段と、
前記拡張決定手段で決定された拡張に関する拡張情報を前記第2の無線通信装置に通知する拡張情報通知手段と、
前記第2の無線通信装置が前記拡張情報を認識した旨の通知を前記第2の無線通信装置から取得する拡張通知取得手段と、
前記拡張情報に基づいて前記第2の周波数帯域を拡張する拡張手段と、を具備することを特徴とする無線通信システム。 - 前記第1の無線通信端末および前記第2の無線通信端末は、
要求されている要求周波数帯域幅と通信している通信周波数帯域幅とのどちらが大きいかを判定する判定手段をさらに具備し、
前記移動決定手段は、前記判定手段が、前記要求周波数帯域が前記通信周波数帯域よりも大きくないと判定した場合に、前記第1の周波数帯域を移動させることを決定し、
前記拡張決定手段は、前記判定手段が、前記要求周波数帯域が前記通信周波数帯域よりも大きいと判定した場合に、前記第2の周波数帯域の帯域幅を拡張することを決定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記第1の周波数帯域及び前記第2の周波数帯域とは異なる、前記或る周波数帯域内の一部の第3の周波数帯域を使用して、前記第1の無線通信装置または前記第2の無線通信装置のいずれかである第3の無線通信装置との間で通信を行う第3の無線通信端末をさらに具備し、
前記第3の無線通信端末は、
前記第3の周波数帯域に隣接する高周波帯域と低周波帯域とについてそれぞれ干渉量を測定する隣接帯域測定手段と、
各前記干渉量に応じて、隣接する高周波帯域もしくは低周波帯域に、前記第3の周波数帯域を移動させることを決定する移動決定手段と、
前記移動決定手段で決定された移動に関する移動情報を前記第3の無線通信装置に通知する移動情報通知手段と、
前記第3の無線通信装置が前記移動情報を認識した旨の通知を前記第3の無線通信装置から取得する移動通知取得手段と、
前記移動情報に基づいて前記第3の周波数帯域を移動させる移動手段と、
各前記干渉量に応じて、隣接する高周波帯域および低周波帯域の少なくともいずれか一方に、前記第3の周波数帯域の帯域幅を拡張することを決定する拡張決定手段と、
前記拡張決定手段で決定された拡張に関する拡張情報を前記第3の無線通信装置に通知する拡張情報通知手段と、
前記第3の無線通信装置が前記拡張情報を認識した旨の通知を前記第3の無線通信装置から取得する拡張通知取得手段と、
前記拡張情報に基づいて前記第3の周波数帯域を拡張する拡張手段と、
前記要求周波数帯域に応じて、通信に使用している周波数帯域を移動するか拡張するかを決定する帯域決定手段と、を具備し、
前記移動決定手段は、前記帯域決定手段が前記周波数帯域を移動すると決定し、かつ、前記判定手段が、前記要求周波数帯域が前記通信周波数帯域よりも大きくないと判定した場合に、前記第3の周波数帯域を移動させることを決定し、
前記拡張決定手段は、前記帯域決定手段が前記周波数帯域を拡張すると決定し、かつ、前記判定手段が、前記要求周波数帯域が前記通信周波数帯域よりも大きいと判定した場合に、前記第3の周波数帯域の帯域幅を拡張することを決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信システム。 - 前記第2の無線通信端末は、
前記判定手段が、前記要求周波数帯域幅が前記通信周波数帯域幅よりも小さいと判定した場合に、前記要求周波数帯域に合わせて前記通信周波数帯域幅を縮小する縮小手段をさらに具備することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の無線通信システム。 - 前記第1の無線通信端末および前記第2の無線通信端末は、
通信を開始する場合に、前記或る周波数帯域内の或る周波数帯域の干渉量を測定する干渉量測定手段と、
測定した干渉量が干渉量閾値未満である場合には、干渉量を測定した前記或る周波数帯域を通信周波数帯域と設定する設定手段と、をさらに具備し、
前記干渉量測定手段は、測定した干渉量が干渉量閾値以上である場合には前記或る周波数帯域内の他の周波数帯域の干渉量を測定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記干渉量測定手段は、干渉量を測定する周波数帯域の帯域幅を、要求される周波数帯域幅と等しいかもしくは小さく設定することを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
- 前記第1の無線通信端末および前記第2の無線通信端末は、
要求されている要求周波数帯域幅が帯域幅閾値以下の場合には、前記干渉量測定手段が干渉量を測定する周波数帯域を、前記周波数帯域内の最も低い帯域もしくは最も高い帯域から順番に隣接する周波数帯域に設定する第1の帯域設定手段と、
要求されている要求周波数帯域幅が帯域幅閾値よりも大きい場合には、前記干渉量測定手段が干渉量を測定する周波数帯域を、前記第1の帯域設定手段とは逆の周波数帯域から順番に隣接する周波数帯域に設定する第2の帯域設定手段と、をさらに具備することを特徴とする請求項5または請求項6のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記干渉量測定手段は、乱数に基づいて、干渉量を測定する周波数帯域を、前記或る周波数帯域内の中から選択する選択手段をさらに具備することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 前記隣接帯域測定手段および前記干渉量測定手段は、受信信号電力に基づいて干渉量を測定することを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 或る周波数帯域内の一部の周波数帯域を使用して無線通信装置との間で通信を行う無線通信端末において、
前記一部の周波数帯域に隣接する高周波帯域と低周波帯域とについてそれぞれ干渉量を測定する測定手段と、
各前記干渉量に応じて、隣接する高周波帯域もしくは低周波帯域に、前記一部の周波数帯域を移動させることを決定する決定手段と、
前記決定手段で決定された移動に関する移動情報を前記無線通信装置に通知する通知手段と、
前記無線通信装置が前記移動情報を認識した旨の通知を前記無線通信装置から取得する取得手段と、
前記移動情報に基づいて前記一部の周波数帯域を移動させる移動手段と、を具備することを特徴とする無線通信端末。 - 或る周波数帯域内の一部の周波数帯域を使用して無線通信装置との間で通信を行う無線通信端末において、
前記一部の周波数帯域に隣接する高周波帯域と低周波帯域とについてそれぞれ干渉量を測定する測定手段と、
各前記干渉量に応じて、隣接する高周波帯域および低周波帯域の少なくともいずれか一方に、前記一部の周波数帯域の帯域幅を拡張することを決定する決定手段と、
前記決定手段で決定された拡張に関する拡張情報を前記無線通信装置に通知する通知手段と、
前記無線通信装置が前記拡張情報を認識した旨の通知を前記無線通信装置から取得する取得手段と、
前記拡張情報に基づいて前記一部の周波数帯域を拡張する拡張手段と、を具備することを特徴とする無線通信端末。
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