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JP2006197559A - 無線通信機及び無線チャネル測定管理端末 - Google Patents

無線通信機及び無線チャネル測定管理端末 Download PDF

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JP2006197559A JP2005324074A JP2005324074A JP2006197559A JP 2006197559 A JP2006197559 A JP 2006197559A JP 2005324074 A JP2005324074 A JP 2005324074A JP 2005324074 A JP2005324074 A JP 2005324074A JP 2006197559 A JP2006197559 A JP 2006197559A
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崇行 松井
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太郎 三上
Tadao Inoue
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】IEEE802.11無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)の無線チャネルの測定において、北米のような多チャネルの測定を行う場合、そのチャネル測定を短縮して、時間的効率を上げる。
【解決手段】利用可能な無線チャネルがチャネルCh1〜Ch8の8チャネルある場合において、先ず、奇数番号のチャネルCh1、Ch3、Ch5及びCh7の測定を行わせ、続いて、電波干渉の生じたチャネルCh5に隣接するチャネルCh4及びCh6の測定を行うという、所定のアルゴリズムに基づく測定により、全8チャネル測定すれば測定時間50の時間を要するところを、奇数チャネルの測定時間51及び、電波干渉の生じたチャネルに隣接するチャネルの測定時間52からなる6チャネル分の測定時間に短縮する。
【選択図】図5

Description

本発明は、IEEE802.11無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)における無線チャネル測定のための測定チャネル選択方法に関する技術であり、無線通信機及び無線チャネル測定管理端末に関する。
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、基本的には、基地局(AP:Access Point)とコールされる局(STA:Station)とで構成される(これら基地局及び局は共に無線端末とも呼ばれる)。電波が到達する同じ無線カバー領域にあるこれら局及び基地局は、基本サービスセット(BSS:Basic Service Set)として知られている。このBSSは、他のBSSと互いに近い位置に隣接し、同じチャネルで動作するような重複BSSと呼ばれる状態にあるとき、必要とされる品質サービス(Qos:quality−of−service)をサポートすることは重複BSS間に起こりうる競合により困難である。これらの問題を回避するために特定のBSS内の1つ以上の局及び/又は基地局が持続的にチャネル干渉を生じた場合、基地局はBSSの動作を維持するために新しい無線リンクを動的に選択する。
BSSのカバー領域内に位置する複数の局と基地局との間の通信チャネルを、利用可能な無線チャネルの中から動的に選択するには、先ず、基地局が、現在の通信において複数の無線端末により使用されるチャネルが適当なチャネルであるかという判断、すなわち、より通信状態が良好な新しいチャネルが選択される必要があるかどうかの判断を行い、次に、基地局がサブセットの局に対してチャネル信号品質測定を要求する。このプロセスを達成するため、先ず、局が利用可能なチャネルのセットが決定され、この利用可能なチャネルのセットに含まれるのと同じチャネルの信号が隣接のBSSから受信されたかどうか、また、この利用可能なチャネルのセットに対して隣接のBSSからの電波干渉があるかどうかを見つけるために前記利用可能なチャネルのセットが用いられる。そして局によりこれら利用可能なチャネルの通信状態が測定され、局により測定されたこれら全てのチャネルのパケットエラーレート(PER:packet error rate)及び受信した信号強度指標(RSSI:Received Signal Strength Indication)が、基地局へレポートされる。また、干渉レベルも測定される。この干渉レベルは既定の時間に他の通信機の影響により生じる干渉のレベルである。尚、この干渉レベルは、他のBSS内の局が測定し、この測定結果を基地局へレポートするときの前記他のBSSからの信号受信がないときのレベルである。その後、基地局の判断規準に基づく新しいチャネルが、受信した信号強度指標、パケットエラーレート及び干渉レベル情報の測定に基づいて選択される。
ここで、従来の無線通信システム(無線通信機)の構成の一部を図2に示す。図2の無線通信システム20は、チャネル測定を行うチャネル測定部22を備える送受信部23と前記チャネル測定部22からの測定結果を受けるホスト部21とから構成される。従来は、このようなチャネル測定部22を有する無線通信システムにより、無線チャネルの測定を行っていた。
前記の関連した技術としては、特許文献1に、チャネルを測定し、変更チャネルを決定する方法が記載されている。
また、無線チャネルの状態を測定し、動的にチャネルを変更する手法がIEEE802.11h規格で検討されている。
特表2004−509514号公報
しかしながら、前記チャネル測定技術に関する記載では無線チャネルを測定することについては述べているが、具体的な測定方法(アルゴリズム)については言及していない。
また、図13は2004年12月現在の日本国内の使用可能なチャネルについて示した図であり、図14は米国の使用可能なチャネルについて示した図であるが、図13のように日本国内の場合は利用可能なチャネル数は4チャネル(日本国内:5150〜5250[MHz]まで)であるのに対し、図14のように北米では多チャネル(8チャネル:5150〜5350[MHz])である。尚、2005年5月より日本国内も北米と同じ8チャンネルを利用することが可能である。このように、利用可能な無線チャネル数が多い場合、これらの無線チャネルを順番に全て測定すると同じチャネルを次に測定するまでの間隔が長くなり、全体の測定時間が長くなるという問題が発生する。
本発明は前記問題を解決するものであり、その目的は、利用可能なチャネルの測定時間を短縮するための測定構成を具体化することにある。
前記目的を達成するために、本発明では、2つ以上の無線チャネルに対して通信状態の優劣を示す使用状態を測定する機能を有するチャネル測定部と、測定すべき無線チャネルを所定のアルゴリズムに基づき決定する測定チャネル決定部とを備えた無線通信機において、測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルを測定する状態と利用可能な全無線チャネルのうち一部のチャネルのみ測定する状態とを効率的に選択する所定のアルゴリズムを備える。
すなわち、請求項1記載の発明の無線通信機は、2つ以上の無線チャネルの通信状態の優劣を示す使用状態を測定する機能を有する無線通信機において、前記無線チャネルの前記使用状態を測定するチャネル測定部と、前記測定すべき無線チャネルを決定し、前記チャネル測定部に測定指示を送信する測定チャネル決定部とを備え、前記測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち一部の前記無線チャネルのみの測定を行う第1の状態と、前記利用可能な全無線チャネルの測定を行う第2の状態とを所定のアルゴリズムに基づいて選択し、前記チャネル測定部に前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項2記載の発明の無線チャネル測定管理端末は、前記請求項1記載の無線通信機を備え、前記無線通信機は、前記無線チャネルの使用状態を測定するチャネル測定部を有する1つ以上の他の無線端末と無線ネットワークを構築する無線チャネル測定管理端末であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項1記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、現在使用している前記無線チャネルの測定において電波干渉を検出した場合、前記第2の状態を選択し、前記チャネル測定部に前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記請求項1記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち奇数又は偶数の何れかの前記無線チャネルのみの測定を行う前記第1の状態を前記所定のアルゴリズムに基づいて選択し、前記チャネル測定部に前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記請求項1記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち現在使用している前記無線チャネルを含む奇数又は偶数番号のチャネルに対して測定を行う前記第1の状態を前記所定のアルゴリズムに基づいて選択して前記チャネル測定部に前記測定指示を送信し、更に、奇数又は偶数の何れかの前記チャネルで電波干渉を検出した場合、前記電波干渉を検出したチャネルの隣接チャネルに対して測定を行う前記第1の状態を選択して前記チャネル測定部に前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記請求項1記載の無線通信機であって、前記無線通信機は、前記無線チャネルの使用状態を測定するチャネル測定部を有する1つ以上の他の無線端末と無線ネットワークを構築する無線チャネル測定管理端末であり、前記無線チャネル測定管理端末の測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち一部の前記無線チャネルのみの測定を前記無線チャネル測定管理端末のチャネル測定部及び前記他の無線端末のチャネル測定部の少なくとも2つにより行う第3の状態と、利用可能な全無線チャネルの測定を前記無線チャネル測定管理端末のチャネル測定部及び前記他の無線端末のチャネル測定部のうち何れか2つにより行う第4の状態とを前記所定のアルゴリズムに基づいて選択し、前記無線チャネル測定管理端末及び前記他の無線端末が有する前記チャネル測定部のうち少なくとも1つに対して前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項7記載の発明の無線通信機は、2つ以上の無線チャネルの通信状態の優劣を示す使用状態を測定する機能を有する無線通信機において、前記無線チャネルの前記使用状態を測定するチャネル測定部と、前記測定すべき無線チャネルを決定し、前記チャネル測定部に測定指示を送信する測定チャネル決定部とを備え、前記測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち一部の前記無線チャネルのみの測定をチャネル測定部及び1以上の他の無線端末のチャネル測定部の少なくとも2つにより行う第3の状態と、利用可能な全無線チャネルの測定を前記チャネル測定部及び前記他の無線端末のチャネル測定部のうち何れか2つにより行う第4の状態とを前記所定のアルゴリズムに基づいて選択し、自己の無線通信機及び前記他の無線端末が有する前記チャネル測定部のうち少なくとも1つに対して前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記請求項6記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記他の無線端末が前記無線ネットワークに未接続になった場合は前記第1又は第2の状態に遷移し、また、前記他の無線端末が前記無線ネットワークに接続した場合は前記第3又は第4の状態に遷移することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記請求項6記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、同じ前記無線ネットワークに属する前記他の無線端末の前記チャネル測定部に対して、各々異なる前記無線チャネルの測定をするように前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記請求項6記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、前記チャネル測定部が測定する前記無線チャネルに電波干渉が検出された場合、前記無線チャネル測定管理端末及び前記他の無線端末が有する前記チャネル測定部のうち少なくとも1つに対して利用可能な全無線チャネルを測定するように前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記請求項7記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、前記他の無線端末の何れかが測定する前記無線チャネルに電波干渉が検出され、前記電波干渉が検出された前記無線チャネルの隣接チャネルを測定している前記他の無線端末が存在しない場合、前記電波干渉が検出された前記無線チャネルを測定している前記他の無線端末に前記隣接チャネルを測定するように前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、前記請求項1記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて前記第2の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することにより得られた全無線チャネルの測定結果のうち、2番目に前記使用状態が良好な前記無線チャネルを、現在通信している前記無線チャネルに対する変更候補チャネルとして記憶し、更に、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記現在通信している無線チャネル及び前記変更候補チャネルのみの測定を行う前記第1の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、前記請求項7記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて前記第4の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することにより得られた全無線チャネルの測定結果のうち、2番目に前記使用状態が良好な前記無線チャネルを、現在通信している前記無線チャネルに対する変更候補チャネルとして記憶し、更に、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記現在通信している無線チャネル及び前記変更候補チャネルのみの測定を行う前記第3の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、前記請求項12記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記変更候補チャネルに電波干渉が検出された場合に前記第2の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信し、前記チャネル測定部に前記利用可能な全無線チャネルの測定をさせることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、前記請求項13記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記変更候補チャネルに電波干渉が検出された場合に前記第4の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信し、前記チャネル測定部に前記利用可能な全無線チャネルの測定をさせることを特徴とする。
請求項16記載の発明は、前記請求項12記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記第2の状態を定期的に選択して前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することにより、前記変更候補チャネルを定期的に更新することを特徴とする。
請求項17記載の発明は、前記請求項13記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記第4の状態を定期的に選択して前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することにより、前記変更候補チャネルを定期的に更新することを特徴とする。
請求項18記載の発明は、前記請求項1記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、自己の有する前記チャネル測定部に対して、前記チャネル測定部が測定する前記無線チャネルに電波干渉が検出された場合には、利用可能な全無線チャネル又は隣接チャネルを測定し、一方、干渉源のチャネルを検出した場合には、前記干渉源のチャネルを測定しない第1の状態を選択するように、前記測定指示を送信することを特徴とする。
請求項19記載の発明は、前記請求項7記載の無線通信機において、前記測定チャネル決定部は、自己の有する前記チャネル測定部に対して、前記チャネル測定部が測定する前記無線チャネルに電波干渉が検出された場合には、利用可能な全無線チャネル又は隣接チャネルを測定し、一方、干渉源のチャネルを検出した場合には、前記干渉源のチャネルを測定しない第1の状態を選択するように、前記測定指示を送信することを特徴とする。
以上により、請求項1〜19記載の発明では、利用可能な全無線チャネルのうち、測定チャネルを決定する測定チャネル決定部が、無線チャネルの測定を行うチャネル測定部に対して、所定のアルゴリズムにより決定した一部の無線チャネルのみを測定させる測定指示を送信する構成を有し、更に、この一部の無線チャネルのみの測定と全無線チャネルの測定とを選択することができるので、必要に応じて最小限のチャネルのみについて測定することにより、測定時間が削減され、効率よく電波干渉の検出を行うことが可能である。
特に、請求項5記載の発明では、奇数又は偶数のチャネル測定により電波干渉を検出した場合に、続いて、その電波干渉が検出されたチャネルの隣接チャネルのみの測定を行うので、より効率よくチャネル測定を行うことが可能である。
以上説明したように、請求項1〜19記載の発明によれば、利用可能な2つ以上の無線チャネルの通信状態の優劣を示す使用状態を測定する機能を有するチャネル測定部と、測定する無線チャネルを決定する所定のアルゴリズムを備えた測定チャネル決定部で構成されることにより、前記測定チャネル決定部から前記チャネル測定部に対し、利用可能な全無線チャネルの一部のチャネルのみ測定を指示することで測定チャネル数を削減し、利用可能な無線チャネルのセットを測定完了するまでの時間の短縮が可能になり、効率の良いチャネル測定が実現できる。
特に、請求項5記載の発明によれば、何れかのチャネルで電波干渉を検出した場合に、前記チャネル測定部に対し、その電波干渉を検出したチャネルの隣接チャネルの測定を指示することにより効率の良いチャネル測定が実現できる。
以下に、本発明の無線通信システム(無線通信機)、無線チャネル測定管理端末及び測定チャネル決定部について、図面に基づいて説明を行う。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図面に基づいて説明を行う。
先ず、図1は、無線端末が1台のみの基本サービスセット(BSS:Basic Service Set)の場合を示す図であり、10はBSSエリア、AはこのBSSエリア内に1台のみ存在する無線端末(無線通信機)である。
この場合、前記無線端末Aは測定すべき無線チャネルを決定する無線チャネル測定管理端末として機能し、単体でチャネル測定を行う。
本実施形態の無線通信システム構成図を図3に示す。図3に示す無線通信システム30は無線チャネル測定管理端末(機)の構成の一部である。この無線通信システム30は、測定チャネルを決定する所定のアルゴリズムを有する測定チャネル決定部32を備えるホスト部31と、2つ以上の無線チャネルの使用状態を測定するチャネル測定部33を備える送受信部34とから構成される。
前記測定チャネル決定部32から送信される測定の指示36により、チャネル測定がチャネル測定部33に要求され、チャネル測定部33で測定された結果35がホスト部31に通知される。
この無線通信システム30は、前記チャネル決定部32からチャネル測定部34に対して利用可能な全無線チャネルの一部のチャネルのみの測定を指示する第1の状態と、前記チャネル測定部33に対して全てのチャネル測定を指示する第2の状態とを所定のアルゴリズムにより切り替えることが可能であり、これら第1の状態と第2の状態とを使い分けることで、全無線チャネル測定時間の短縮が可能になる。
図4は、第1の状態の場合の測定例を示すタイミング図であり、現在利用可能なチャネルの一部を測定している。図の中のBeaconは通信機(無線チャネル測定管理端末)AがBSS内で出力する同期情報であり、BSS内の無線通信機はこのBeaconにて基地局の存在を知ることができる。また、周波数測定期間は1Beacon内で1チャネルのみ可能である。この例では測定時間40の4つのBeacon間隔内でチャネルCh1、Ch3、Ch5、Ch7についての測定が行われている。
また、図5(a)は、第2の状態の場合の測定例を示すタイミング図であり、チャネルCh1〜Ch8までの全無線チャネル8ch分が測定されている。この第2の状態による測定は、初期状態で現在利用するチャネルを決定する場合や、ホスト側からの要求により現在使用しているチャネルから移動したい場合に候補となるチャネルを選択する場合に所定のアルゴリズムに基づいて選択される。また、所定のアルゴリズムは、第1の状態において電波干渉の異常状態が検出された場合などにも、第2の状態に遷移し、チャネル測定部33が全無線チャネルを測定して移動先のチャネル候補が決定される場合がある。
図13は日本国内において使用可能なチャネル(4チャネル)を示す図であり、また、図14は米国において使用可能なチャネル(8チャネル)を示す図である。これら図13の斜線部分130及び図14の斜線部分140は、隣接するチャネルにより電波干渉を受ける様子を示している。このように、隣接するチャネルの電波干渉による影響を受けやすいという無線通信の特徴を利用すると、1つ飛び(奇数又は偶数)のチャネルを測定することにより、電波干渉(隣接チャネルからの干渉)が検出されなければ、隣接チャネルは使用されていない状態であるとわかる。従って、例えば、北米のような利用可能なチャンネル数が8チャネルある場合に常に全無線チャネルを測定する場合、図5(a)のように8Beacon分の測定時間50が必要であるが、これを、図4のように一部のチャネルのみ測定することにより、4Beacon分の時間に短縮可能である。
図4の第1の状態での測定においては、電波干渉レベルが一定値を超えると現在のチャネル又は隣接チャネルからの妨害波があると判断できることを利用して測定チャネルの削減を実現している。
尚、図4では奇数チャネルのみ測定していたが、偶数チャネルのみ測定しても良い。また、図4では1回の計測例しか示していないが、測定精度を上げるために何回も繰り返し計測して良い。
次に、図5(b)に、電波干渉が検出され場合にその隣接チャネルを検出測定するタイミング図を示す。この図5(b)場合では、チャネルCh5に干渉が検出された場合が示されており、このチャネルCh5に電波干渉を及ぼしたチャネルを特定するために、それに隣接するチャネルCh4とチャネルCh6とが測定される。図5(b)には、4Beacon分の測定時間51において、チャネルCh1、Ch3、Ch5、Ch7が測定され、続いて、2Beacon分の測定時間52を用いてチャネルCh4及びチャネルCh6の測定が行われている様子が示されている。このように、先ず、奇数チャネルを測定し、この測定によって電波干渉が検出された場合、続いて、電波干渉が検出されたチャネルに隣接するチャネルの測定を行うという所定のアルゴリズムを用いることにより、正確な無線チャネルの電波状態が測定可能となる。
また、前記無線通信システム30において、測定チャネル決定部32が備える所定のアルゴリズムは、ホスト部31により設定された任意のタイミング、ホスト部31により設定された回数を越えたタイミング、又は、ホスト部31の内蔵タイマ−に設定された時間を満了したタイミングなどで第2の状態に遷移し、前記チャネル測定部33に対し全ての、又は他の無線チャネルの測定を指示するものであっても良い。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について、図面を用いて説明を行う。
図6は、BSSエリア60内に無線通信機が3台(A、B、C)存在する場合のBSSの構成を示す図である。
図6のBSSエリア60内に無線ネットワークを構成するAは無線チャネル測定管理端末を、また、B及びCは無線チャネル測定管理端末ではない無線端末を示す。この、BSSエリア60内に無線チャネル測定管理端末A以外の無線端末B、Cが存在する場合に、利用可能な全無線チャネルのうち一部のチャネルのみの測定を分担して行う状態を第3の状態とし、ここで、前記無線チャネル測定管理端末Aは前記無線端末B、Cにチャネル測定を依頼しても良いものとする。尚、図1で示す第1の状態から図6に示す第3の状態への遷移は、基地局の存在するBSS内に局がネットワーク接続された場合、状態遷移であるとする。
次に、無線通信機が3台(A、B、C)存在する図6のBSS60の構成における無線チャネル測定管理端末Aの無線通信システム構成図を図7に示す。この図7に示す無線通信システム70のホスト部31が有する測定チャネル決定部32は、図3の無線通信システム30のように、自機のチャネル測定部33により無線チャネルの測定を行うのに加え、測定チャネル決定部32は、送受信部34を介して他の無線端末B、Cに対して測定依頼送信37を行い、この測定依頼送信37を受け、測定を行った他の無線端末B、Cからの測定結果を、送受信部34を介することにより測定結果受信38として受信する。
また、同じ図6のBSSエリア60内における無線端末B、Cの無線システム構成図を図8に示す。この図8に示す無線通信システム80は、ホスト部81と送受信部83とから構成される。この無線通信システム80は、図7の無線通信システム70のように、送受信部83内にチャネル測定部82を有するが、ホスト部81に測定チャネル決定部は備えていない。この無線通信システム80は、前記無線通信システム70が送信した測定依頼送信37を送受信部83で受信し、ホスト部81に測定依頼受信86を通知する。これを受けたホスト部81はチャネル測定部82に無線チャネル測定を行わせ、その測定結果の通知84を受ける。そして、この測定結果の通知84はホスト部81から送受信部83へ測定結果送信85として出力され、送受信部83を介して前記無線システム70へ送信される。この無線システム80から送信された測定結果送信85が、図7の前記無線システム70の送受信部34を介してホスト部31へ通知される測定結果受信38である。
尚、BSS60内に無線チャネル測定管理端末Aのみが存在する場合は、図3に示したのと同様に、測定チャネル決定部32から測定チャネルの指示がチャネル測定部33に送信され、チャネル測定部33からホスト部31にチャネル測定結果が通知される。
図6に示す無線チャネル測定管理端末Aを1台有するBSS60に無線端末が2台(B、C)存在するチャネル測定例を図9に示す。図9では、無線端末Aは、無線端末BにチャネルCh1、Ch3のチャネル測定を、また、無線端末CにチャネルCh5、Ch7のチャネル測定を依頼するというように異なるチャネル測定を依頼してその結果90を各々から返信してもらい、効率的にチャネル測定結果を知る。尚、ここで測定するチャネルの順序は特にこだわらないものとする。
図9のチャネル測定に対するタイミング図を図10に示す。図10では、Beacon3つ分の測定時間100において、先ず、第1番目のBeaconが送信された通信区間で、通信機(無線チャネル管理端末)Aが測定指示を通信機(無線端末)B及び通信機(無線端末)Cへ送信する。これを受けた無線端末Bは、第1番目のBeaconが送信された通信区間において、チャネルCh1の測定を行い、第2番目のBeaconが送信された通信区間において、チャネルCh3の測定を行い、最後に第3番目のBeaconが送信された通信区間において、測定結果を無線チャネル管理端末Aに送信する。
また、無線チャネル管理端末Aが送信した測定指示を受けた無線端末Cは、第1番目のBeaconが送信された通信区間において、チャネルCh5の測定を行い、第2番目のBeaconが送信された通信区間において、チャネルCh7の測定を行い、最後に第3番目のBeaconが送信された通信区間において、測定結果を無線チャネル管理端末Aに送信する。無線チャネル管理端末Aは、前記無線端末B、Cから送信される測定結果を第3番目のBeaconが送信された通信区間において受信する。
以上のように、BSS内に無線チャネル管理端末A以外に無線端末B、Cが存在するとき、利用可能なチャネル数が多数ある場合、例えば、北米のように利用可能なチャネル数が8チャネルもある場合、図10のように、BSS内の複数の無線端末B、Cへ測定するチャネルを割り振って一部のチャネル測定をするという第3の状態を所定のアルゴリズムにより選択し、1台で行えば8Beacon分の時間を要する測定を、3Beacon分の時間内に測定を完了することができ、大幅に測定時間を短縮することが可能である。
尚、図10では1回の計測しか示していないが、測定精度を上げるために何回も繰り返し計測して良い。また、図10では奇数チャネルのみ測定していたが、偶数チャネルのみ測定しても良い。更に、図10ではBSS内の無線端末B、C全てに依頼しているが、一部の無線端末に対して依頼しても良い。更に、これまでの説明では、BSSエリア内に無線端末が存在する場合には、無線チャネル測定管理端末は無線端末に全てチャネル測定を依頼しているが、無線チャネル測定管理端末自身もチャネル測定の一部を分担して測定しても良い。
図9及び図10に示す第3の状態において、電波干渉が検出された場合に、利用可能な全チャネルを分担して測定する第4の状態を図11に示す。図11(a)は、無線チャネル管理端末Aが、無線端末Bに対してチャネルCh1及びCh5の測定を、また、無線端末Cに対してチャネルCh3及びCh7の測定を各々依頼している様子を示している。ここで、図11(a)の無線端末Bからの測定結果110により電波干渉がチャネルCh5に検出されたことが判った場合、無線チャネル管理端末Aは、図11(c)に示すように、利用可能な全チャネルのうちCh2/4/1/5を無線端末Bに、また、チャネルCh6/8/3/7を無線端末Cに測定依頼して、その各々の無線端末B、Cから測定結果110を受信する。
前記図11(a)及び(c)での動作のタイミング図を図20に示す。図20では、先ず、通信機(無線チャネル管理端末)Aが第1番目の通信区間において測定指示を出し、この測定指示を受信した通信機(無線端末)BはチャネルCh1の測定とチャネルCh5の測定とを続く2つの通信区間において実施しているが、本実施形態では、このチャネルCh5に電波干渉が検出されている。そして、第3番目の通信区間において、測定結果を無線チャネル管理端末Aに送信する。また、無線端末Cは、第1番目の通信区間において無線チャネル管理端末Aから受信した測定指示により、第1番目の通信区間ではチャネルCh3の測定を行い、続く第2番目の通信区間においてはチャネルCh7の測定を行っている。そして、第3番目の通信区間において無線チャネル管理端末Aに対して測定結果を送信する。一方、無線チャネル管理端末Aは、無線端末B及びCからの測定結果を第3番目の通信区間において受信し、利用可能な全チャネルのうちチャネルCh2/4/1/5の測定を無線端末Bに対して依頼し、また、チャネルCh6/8/3/7を無線端末Cに対して依頼するために、第3番目の通信区間において送信指示を出す。これを受けた無線端末B及びCは、各々指示されたチャネルの測定を第3番目から6番目の通信区間において測定し、次の第7番目の通信区間にて、無線チャネル管理端末Aへ測定結果の送信を行う。無線チャネル管理端末Aは、これら無線端末B及びCからの測定結果を第7番目の通信区間にて受ける。
このように、測定するチャネルをBSS内の複数の無線端末に割り振ることによりチャネル測定を行い(第3の状態)、この結果、何れかのチャネルに電波干渉を検出した場合に、利用可能な全チャネルを分担して測定する(第4の状態)という所定のアルゴリズムに基づいた測定により、電波干渉を検出した場合においても、全測定時間はBeacon間隔7つ分の測定時間200で測定が可能になる。尚、第4の状態の後、第3の状態に戻って測定は継続される。
次に、これまでに述べた測定例について、図16のフローチャートを用いて説明する。尚、ここでは、図16のフローチャートを、無線ネットワーク内に無線端末が1台しか存在しない場合のフローチャート16Aと、無線ネットワーク内に無線チャネル管理端末以外に無線端末が複数存在する場合のフローチャート16ABCとに分けて説明する。
先ず、フローチャート16Aの部分について、ステップS1601では、利用可能な全ての無線チャネルに対して測定が行われ(第2の状態)、現在のチャネルが決定される。次に、ステップS1602にて、同じ無線ネットワーク内に他の機器(無線端末)が存在するかを確認する。ここで、他の無線端末が存在する場合は、ステップS1603にて、それら他の無線端末に測定を依頼するかどうかの判断が行われる。そして、他の無線端末に測定を依頼する場合は、フローチャート16ABCの部分に処理が移行する。また、他の無線端末に測定を依頼しない場合、及び他の無線端末が存在しない場合は、ステップS1604に進み、奇数又は偶数のチャネルの測定が行われる(第1の状態)。このステップS1604における測定が終了すると、次にステップS1605へ進み、現チャネルがBusyであるかどうか、すなわち、他の無線ネットワークにより現チャネルが通信されていて、電波干渉が生じているかどうかが判定される。ここで、Busyでないと判定された場合は、ステップS1604へ戻り、再び、奇数又は偶数のチャネルの測定が行われ、また、Busyであると判定された場合は、ステップS1601へ戻り、全無線チャネル測定によるチャネル決定の処理から始められる。
次に、フローチャート16ABCの部分について説明を行う。前記フローチャート16Aの部分におけるステップS1603の処理により、他の無線端末に測定依頼をすると判断した場合、先ず、フローチャート16ABCのステップS1606にて、無線チャネル管理端末から他の無線端末に対して測定依頼が送信される(第3の状態)。そして、他の無線端末による測定が行われた測定結果が、次のステップS1607にて受信される。測定結果を受けた無線チャネル管理端末は、次のステップS1608において、現チャネルがBusyであるかどうかの判定を行う。ここで、Busyであると判定された場合は、ステップS1606へ戻り、Busyでないと判定された場合は、次のステップS1609へ進む。このステップS1609では、全チャネルの測定を行うかどうかが判断される。そして、全チャネルを測定する場合は、次のステップS1610において、他の無線端末に対して分担して全チャネルの測定を行うように、無線チャネル管理端末から測定依頼が送信される(第4の状態)。そして、ステップS1611にて、この測定依頼を受けた他の端末が測定を行った結果が無線チャネル管理端末により受信される。この第4の状態の後は、第3の状態であるステップS1606に戻り、測定が継続される。
尚、これまでの説明では、BSSエリア内に無線端末が存在する場合には、無線チャネル測定管理端末は無線端末に対して全てのチャネルの測定を依頼しているが、無線チャネル測定管理端末自身もチャネル測定の一部を分担して測定しても良い。
次に、図9及び図10に示す第3の状態において、電波干渉が検出された場合に、その隣接チャネルを測定する場合を図11に示す。これらの図では、利用可能なチャネルのうち一部のチャネルを分担して測定するので、第3の状態に含まれる。
図11(a)は、無線チャネル管理端末Aが無線端末Bに対してチャネルCh1及びCh5の測定を、また、無線端末Cに対してチャネルCh3及びCh7の測定を依頼している様子を示している。ここで、図11(a)の無線端末Bからの測定結果110により電波干渉がチャネルCh5に検出されたことが判った場合、無線チャネル管理端末Aは、図11(b)のように、その隣接チャネルであるチャネルCh4を無線端末Bに、また、チャネルCh6を無線端末Cに測定依頼し、測定結果110を受信する。
図11のタイミング図を図12に示す。図12では、先ず、通信機(無線チャネル管理端末)Aが第1番目の通信区間において測定指示を出し、この測定指示を受信した通信機(無線端末)BはチャネルCh1の測定とチャネルCh5の測定とを続く2つの通信区間において実施しているが、本実施形態では、このチャネルCh5に電波干渉が検出されている。そして、第3番目の通信区間において、測定結果を無線チャネル管理端末Aに送信する。また、無線端末Cは、第1番目の通信区間において無線チャネル管理端末Aから受信した測定指示により、第1番目の通信区間ではチャネルCh3の測定を行い、続く第2番目の通信区間においてはチャネルCh7の測定を行っている。そして、第3番目の通信区間において無線チャネル管理端末Aに対して測定結果を送信する。一方、無線チャネル管理端末Aは、無線端末B及びCからの測定結果を第3番目の通信区間において受信し、電波干渉の検出されたチャネルCh5の隣のチャネルCh4についての測定は無線端末Bに対して依頼し、また、もう一方の隣のチャネルCh6についての測定は無線端末Cに対して依頼するために、第3番目の通信区間において送信指示を出す。これを受けた無線端末B及びCは、各々指示されたチャネルの測定を第3番目の通信区間において測定し、次の第4番目の通信区間にて、無線チャネル管理端末Aへ測定結果の送信を行う。無線チャネル管理端末Aは、これら無線端末B及びCからの測定結果を第4番目の通信区間にて受ける。
このように、BSS内の複数の無線端末へ測定するチャネルを割り振ることによりチャネル測定を行い(第3の状態)、この結果、何れかのチャネルに電波干渉を検出した場合、この電波干渉が検出されたチャネルに隣接する両側のチャネルを更に割り振って測定するという所定のアルゴリズムに基づいた一部のチャネルのみの測定により、電波干渉を検出した場合においても、全測定時間はBeacon間隔4つ分の測定時間120で測定が可能になる。尚、電波干渉の測定精度の向上のために、電波干渉を検出した端末にその隣接チャネルを測定させても良い。
これまでの説明のように、BSSエリア内に無線チャネル管理端末以外の無線端末が存在する場合には、無線チャネル測定管理端末は無線端末にチャネル測定を依頼して測定時間を短縮することが可能となる。
次に、これまでに述べた測定例について図16のフローチャートを用いて説明する。
前記フローチャート16Aの部分におけるステップS1603の処理により、他の無線端末に測定依頼をすると判断した場合、先ず、フローチャート16ABCのステップS1606にて、無線チャネル管理端末から他の無線端末に対して測定依頼が送信される(第3の状態)。そして、他の無線端末による測定が行われた測定結果が、次のステップS1607にて受信される。測定結果を受けた無線チャネル管理端末は、次のステップS1608において、現チャネルがBusyであるかどうかの判定を行う。ここで、Busyであると判定された場合は、ステップS1606へ戻り、Busyでないと判定された場合は、次のステップS1609へ進む。このステップS1609では、全チャネルの測定を行うかどうかについて判断されれ、全チャネルを測定しない場合は、ステップS1612において、隣接チャネル(所定のチャネル)の測定を行うかどうかについて判断される。そして、隣接チャネルを測定しない場合はステップS1606へ戻り、測定する場合は次のステップS1613へ進む。このステップS1613では、他の無線端末に対して隣接チャネル測定を行うように無線チャネル管理端末から測定依頼が送信される(第3の詳細状態)。そして、この測定依頼を受けた他の端末が測定を行った結果がステップS1611にて、無線チャネル管理端末により受信される。この第3の詳細状態の後は、第3の状態であるステップS1606に戻り、測定が継続される。
尚、これまでの説明ではBSSエリア内に無線端末が存在する場合、無線チャネル測定管理端末は無線端末に全てチャネル測定を依頼しているが、無線チャネル測定管理端末自身もチャネル測定の一部を分担して測定しても良い。
(第3の実施形態)
次に、本実施形態の最小のチャネル数を選択する測定チャネル選択方法について説明する。
図7の無線通信システム70を有する無線チャネル測定管理端末は、最初に、チャネル測定部33に対し、全てのチャネル測定を指示し(第2の状態)、その結果において2番目に良好であったチャネルを変更候補チャネルとして測定チャネル決定部32に記憶することにより、次の測定において全てのチャネルの測定を行うより、2番目に良好であった変更候補チャネルを優先的に測定し(第1の状態)、全無線チャネルの測定時間を短縮することが可能となる。
図15に前記のタイミング図を示す。北米のような利用可能なチャンネル数が8チャネルと、多数のチャネルある場合、先ず、測定時間150において全無線チャネル測定し、その中から現在のチャネル(ここではチャネルCh1)と2番目に優良であったチャネル(ここではチャネルCh8)のみを測定時間151において測定することにより、測定時間はBeacon間隔2つ分に短縮可能である。また、図15では2つのチャネルCh1及びCh8に対する測定を測定時間151及び152とにおいて2回の計測しか示していないが、測定精度を上げるために何回も繰り返し計測して良い。この処理をフローチャート図17に示す。
図17では、先ず、ステップS1701にて全無線チャネルの測定が行われる(第2の状態)。そして、ステップS1702において、前記全無線チャネルの中から2番目に良好であったチャネルが変更候補として選択される。続いて、ステップS1703では、現チャネルと変更候補チャネルとの2チャネルの測定が行われる(第1の状態)。次に、ステップS1704では、現チャネルがBusyであるかどうかの判定が行われ、Busyでないと判定された場合は、ステップS1703のチャネル測定処理に戻り、また、現チャネルがBusyであった場合は、処理がステップS1705へ移行し、現チャネルは変更候補チャネルにチャネル変更され、処理は、新たな変更チャネルを選択するためにステップS1701の全無線チャネル測定処理に戻される。このように、先ず、全無線チャネル測定を行い、この測定結果により、現在通信している通信チャネルに次いで通信状態(使用状態)が良好な無線チャネルを変更候補チャネルとして記憶し、現チャネルに電波干渉が生じない場合は、ステップS1703及びステップS1704にて、2つのチャネルの測定を繰り返すという所定のアルゴリズムを用いることにより、測定時間が短縮できる。
尚、本実施形態では無線チャネル測定管理端末が測定を行っているが、BSSに存在する無線端末に測定を依頼しても良い。
また、図7の無線通信システム70を有する無線チャネル測定管理端末において、最初に、チャネル測定部33に対し、全てのチャネル測定を指示し、その結果において2番目に良好であったチャネルを変更候補チャネルとして測定チャネル決定部32に記憶し、現在のチャネルに電波干渉が生じた場合だけでなく、2番目に良好であった変更候補チャネルにも電波干渉が生じた場合にも、全無線チャネル測定することで、常に最新の変更候補チャネルを保持することが可能になり、全無線チャネルの測定時間が短縮可能となる。この処理を、図18のフローチャートに示す。
図18のフローチャートにおいて、ステップS1801〜S1804及びステップS1806の部分については、図17のフローチャートと同様の処理を行うが、現チャネルがBusyであるかどうかの判定を行うステップS1804にてBusyでないと判定された場合、更に、変更候補のチャネルがBusyであるかどうかの判定を、ステップS1805にて行う処理において図17とは異なる。ここでは、このステップS1805にて変更候補チャネルがBusyであると判定された場合、処理は、新たに変更候補チャネルを選択するために、全無線チャネル測定を行うステップS1801に戻され、また、変更候補チャネルがBusyでないと判定された場合、現チャネル及び現変更候補チャネルの測定を継続するために、処理はステップS1803へ戻される。このように、先ず、全無線チャネル測定を行い、この測定結果により、現在通信している通信チャネルに次いで通信状態(使用状態)が良好な無線チャネルを変更候補チャネルとして記憶し、現チャネル及び変更候補チャネルに電波干渉が生じない間は、ステップS1803〜S1805の処理にて、2つのチャネルの測定を繰り返すという所定のアルゴリズムを用いることにより測定時間の短縮を実現することができる。
また、図7の無線通信システム70を有する無線チャネル測定管理端末において、最初に、チャネル測定部33に対し、全てのチャネル測定を指示し、その結果において2番目に良好であったチャネルを変更候補チャネルとして測定チャネル決定部32に記憶し、定期的に全無線チャネル測定することにより、常に最新の変更候補チャネルを保持することが可能になり、全無線チャネルの測定時間が短縮可能となる。この処理を図19のフローチャートに示す。
図19のフローチャートにおいて、ステップS1901〜S1904及びステップS1907の部分については、図17のフローチャートと同様の処理を行うが、現チャネルがBusyであるかどうかの判定を行うステップS1904にてBusyでないと判定された場合より以降の処理については、図17とは異なる。すなわち、ここでは、現チャネルがBusyかどうかを判定するステップS1904に続き、変更候補チャネルがBusyかどうかを判定するステップS1905にて、Busyであると判定された場合は、新たな変更候補を選択するために、処理はステップS1901へ戻される。また、変更候補チャネルがBusyでないと判定された場合は、次のステップS1906へ進み、変更候補を再決定するかどうかの判断が行われる。ここで、再決定すると判断された場合は、処理がステップS1901へ戻され、再決定しないと判断された場合は、現チャネル及び現変更候補チャネルの測定を継続するために、処理がステップS1903へ移される。このように、先ず、全無線チャネル測定を行い、この測定結果により、現在通信している通信チャネルに次いで通信状態(使用状態)が良好な無線チャネルを変更候補チャネルとして記憶し、現チャネル及び変更候補チャネルに電波干渉が生じない間は、ステップS1903〜S1906の処理にて、2つのチャネルの測定を繰り返し、また、変更候補チャネルに電波干渉が生じていない場合においても、より良好な変更候補を再決定するかどうかの判断処理を含むという所定のアルゴリズムを用いることにより、常に最新の変更候補チャネルを保持できる。
(第4の実施形態)
次に、第2の実施形態で別のアルゴリズムを用いた測定方法を行う第4の実施形態について、図面を用いて説明する。そのタイミング図を図22に示す。
図22では、通信機(無線チャネル管理端末)Aのみで測定を行う場合、チャネルCh1/3/5/7を測定実施しているが、本実施形態では、このチャネルCh7に電波干渉が検出されている。そして、第5〜第13番目の通信区間において、チャネルch1〜ch8の全チャネルの測定を実施する。そして、チャネルCh7が干渉源と特定されると、チャネルCh7を除いたチャネルCh1/3/5の測定を実施する。このように、第1の状態で何れかのチャネルに電波干渉を検出した場合、利用可能な全チャネルを分担して測定し(第2の状態)、干渉源のチャネルを特定した後に、そのチャネルを測定しないという所定のアルゴリズムに基づいた測定により、チャネル数を減らした第1の状態でのチャネル測定が可能になる。
尚、同タイミング図では、電波干渉の検出後に全チャネルを測定しているが、干渉が検出されたチャネルの隣接チャネルのみを測定して、干渉源のチャネルを特定しても良い。
前記図22では、1回の計測しか示していないが、測定精度を上げるために、何回も繰り返し計測して良い。この処理を図21のフローチャートに示す。図21のフローチャートにおいて、ステップS1601〜S1605の部分については、図16のフローチャートと同様の処理を行うが、ステップS1601での全チャネルの測定後、ステップS2101にて電波干渉源のチャネルを特定すると、ステップS2102にて、検索対象チャネルから電波干渉のチャネルを削除するかどうか判断し、電波干渉のチャネルを削除する場合には、ステップS2103において検索対象チャネルから電波干渉のチャネルを削除した後、ステップS2104にて検索対象チャネルが残っているかどうか判断し、残っている場合はステップS1602に戻る。一方、検索対象チャネルが残っていない場合には、ステップS2105にて、削除対象チャネルをリセットして、削除した検索対象チャネルも検索対象として、ステップS1602に戻る。
(第5の実施形態)
次に、前記第2の実施形態においてBSSエリア内に無線端末が存在する場合に、別のアルゴリズムを用いた測定方法を行う第5の実施形態について、図面を用いて説明を行う。本実施形態のタイミング図を図23に示す。
図23では、先ず、通信機(無線チャネル管理端末)Aが第1番目の通信区間において測定指示を出し、この測定指示を受信した通信機(無線端末)BはチャネルCh1の測定とチャネルCh5の測定とを続く2つの通信区間において実施している。そして、第3番目の通信区間において、測定結果を無線チャネル管理端末Aに送信する。また、無線端末Cは、第1番目の通信区間において無線チャネル管理端末Aから受信した測定指示により、第1番目の通信区間ではチャネルCh3の測定を行い、続く第2番目の通信区間においてはチャネルCh7の測定を行っているが、本実施形態では、このチャネルCh7に電波干渉が検出されている。そして、第3番目の通信区間において無線チャネル管理端末Aに対して測定結果を送信する。一方、無線チャネル管理端末Aは、無線端末B及びCからの測定結果を第3番目の通信区間において受信し、電波干渉が検出されたチャネルCh7の隣のチャネルCh6についての測定は無線端末Bに対して依頼し、他方の隣のチャネルCh8についての測定は無線端末Cに対して依頼するために、第3番目の通信区間において送信指示を出す。これを受けた無線端末B及びCは、各々指示されたチャネルの測定を第3番目の通信区間において測定し、次の第4番目の通信区間にて、無線チャネル管理端末Aへ測定結果の送信を行う。無線チャネル管理端末Aは、これら無線端末B及びCからの測定結果を第4番目の通信区間にて受ける。
測定の結果、チャネルCh7が干渉源のチャネルと判断された場合、その干渉源のチャネルを測定対象から削除したチャネル測定を行う。具体的には、通信機(無線チャネル管理端末)Aが第4番目の通信区間において測定指示を出し、この測定指示を受信した通信機(無線端末)BはチャネルCh1の測定とチャネルCh5の測定とを続く2つの通信区間において実施している。そして、第6番目の通信区間において、測定結果を無線チャネル管理端末Aに送信する。また、無線端末Cは、第4番目の通信区間において無線チャネル管理端末Aから受信した測定指示により、第4番目の通信区間ではチャネルCh3の測定を行い、続く第5番目の通信区間において無線チャネル管理端末Aに対して測定結果を送信する。
このように、第3の状態で何れかのチャネルに電波干渉を検出した場合、その隣接チャネルを分担して測定し、電波干渉源のチャネルの特定後はそのチャネルを測定しないという所定のアルゴリズムに基づいた測定により、チャネル数を減らした第3の状態でのチャネル測定が可能になる。
尚、図23のタイミング図では、電波干渉の検出後に隣接チャネルのみを測定しているが、電波干渉の検出後に全チャネルを測定しても良い。また、測定精度を上げるために電波干渉を検出した端末に測定を依頼しても良い。
本実施形態では、無線チャネル端末のみがチャネル測定を行っているが、無線管理端末も分担して測定を行っても良い。この処理を図21のフローチャートに示す。
図21のフローチャートにおいて、ステップS1601〜S1613の部分については、図16のフローチャートと同様の処理を行うが、ステップS1608にて測定チャネルに電波干渉が検出された後、全チャネルの測定を行うかを判断するステップS1609にて全チャネルを測定する場合に、ステップS1621にて他の無線端末に対して分担して全チャネルの測定を行うように、無線チャネル管理端末から測定依頼が送信され、ステップS1611にて測定結果を受信する。また、S1609にて全チャネルを測定しない場合には、ステップS1612にてその隣接チャネルの測定を行うかを判断し、隣接チャネルを測定する場合には、ステップS1613にて、他の無線端末に対して隣接チャネル測定を行うように無線チャネル管理端末から測定依頼が送信され、ステップS1611にて測定結果を受信する。
前記受信結果により干渉源のチャネルが特定された後、ステップS1620にて、干渉源のチャネルを測定対象から削除するかどうかを判断し、削除する場合には、ステップS2202にて干渉源のチャネルを測定対象から削除し、その後、ステップS2203にて測定対象チャネルが残っているかどうかを判断し、残っている場合には、ステップS1606に戻って第3の状態を行い、一方、残っていない場合には、ステップS2204にて、測定チャネル削除対象をリセットして、削除した測定対象チャネルも測定を行うこととして、ステップS1606に戻って第3の状態を行う。
このように、第3の状態で何れかのチャネルに電波干渉が検出された場合、その隣接チャネルを分担して測定し、電波干渉源のチャネルを特定後にそのチャネルを測定しないという所定のアルゴリズムに基づいた測定により、チャネル数を減らした第3の状態でのチャネル測定が可能になる。
尚、図23のタイミング図では、電波干渉の検出後に隣接チャネルのみを測定しているが、電波干渉の検出後に全チャネルを測定しても良い。また、同図では、1回の計測しか示していないが、測定精度を上げるために、何回も繰り返し計測して良いには勿論である。更に、測定精度を上げるために、電波干渉を検出した端末に測定を依頼しても良い。
加えて、本実施形態では、無線チャネル端末のみがチャネル測定を行っているが、無線管理端末自身も分担して測定を行っても良い。
本発明にかかる無線通信機及び無線チャネル測定管理端末は、チャネル測定時間を削減できるので、複数の無線チャネルを利用する無線LAN装置、機器等に有用である。
本発明の第1の実施形態の無線チャネル測定管理端末1台のBSSエリアの構成図である。 従来の無線端末の無線通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態においてアルゴリズムを内蔵した無線チャネル測定管理端末の無線通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態において利用可能なチャネルの一部のみ測定するタイミング図である。 (a)は本発明の第1の実施形態において利用可能な全無線チャネルの測定のタイミング図、同図(b)は同実施形態において利用可能なチャネルの一部のみを測定するタイミング図である。 本発明の第2の実施形態の無線チャネル測定管理端末1台と2台の無線端末によるBSSエリアの構成図である。 本発明の第2の実施形態のアルゴリズムを内蔵した無線チャネル測定管理端末の無線通信システムの構成図である。 本発明の第2の実施形態の無線端末の無線通信システムの構成図である。 本発明の第2の実施形態の無線チャネル測定管理端末1台と無線端末2台とが存在するBSSエリアのチャネル測定例を示す図である。 本発明の第2の実施形態においてチャネル測定を示すタイミング図である。 本発明の第2の実施形態の無線端末1台と無線端末2台とが存在するBSSの隣接チャネルを測定する測定例を示し、同図(a)は1回目の測定例を示す図、同図(b)は電波干渉が生じた後の隣接チャネルの測定例を示す図、同図(c)は電波干渉が生じた後の全チャネルの測定例を示す図である。 本発明の第2の実施形態のチャネル測定のタイミング図である。 無線チャネルの利用可能な日本国内の周波数帯域を示す図である。 無線チャネルの利用可能な北米の周波数帯域を示す図である。 本発明の第3の実施形態において現在のチャネルと2番目に良好であった変更候補チャネルとを測定する測定例を示す図である。 本発明の第2の実施形態のアルゴリズムを示すフローチャート図である。 本発明の第3の実施形態のアルゴリズムを示すフローチャート図である。 本発明の第3の実施形態のアルゴリズムの別の例を示すフローチャート図である。 本発明の第3の実施形態のアルゴリズムの更に別の例を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態のチャネル測定を示すタイミング図である。 本発明の第4の実施形態のアルゴリズムの更に別の例を示すフローチャート図である。 本発明の第4の実施形態のチャネル測定を示すタイミング図である。 本発明の第5の実施形態のチャネル測定を示すタイミング図である。
符号の説明
10、60 BSSエリア
20、30、70、80 無線通信システム(無線通信機)
22、33、82 チャネル測定部
32 測定チャネル決定部
40、50、51、52、
100、120、150、
151、152 測定期間
110 測定結果
A 無線通信機(無線チャネル測定管理端末)
B、C 無線端末(他の無線端末)

Claims (19)

  1. 2つ以上の無線チャネルの通信状態の優劣を示す使用状態を測定する機能を有する無線通信機において、
    前記無線チャネルの前記使用状態を測定するチャネル測定部と、
    前記測定すべき無線チャネルを決定し、前記チャネル測定部に測定指示を送信する測定チャネル決定部とを備え、
    前記測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち一部の前記無線チャネルのみの測定を行う第1の状態と、前記利用可能な全無線チャネルの測定を行う第2の状態とを所定のアルゴリズムに基づいて選択し、前記チャネル測定部に前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  2. 前記請求項1記載の無線通信機を備え、
    前記無線通信機は、前記無線チャネルの使用状態を測定するチャネル測定部を有する1つ以上の他の無線端末と無線ネットワークを構築する無線チャネル測定管理端末である
    ことを特徴とする無線チャネル測定管理端末。
  3. 前記請求項1記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、現在使用している前記無線チャネルの測定において電波干渉を検出した場合、前記第2の状態を選択し、前記チャネル測定部に前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  4. 前記請求項1記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち奇数又は偶数の何れかの前記無線チャネルのみの測定を行う前記第1の状態を前記所定のアルゴリズムに基づいて選択し、前記チャネル測定部に前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  5. 前記請求項1記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち現在使用している前記無線チャネルを含む奇数又は偶数番号のチャネルに対して測定を行う前記第1の状態を前記所定のアルゴリズムに基づいて選択して前記チャネル測定部に前記測定指示を送信し、更に、奇数又は偶数の何れかの前記チャネルで電波干渉を検出した場合、前記電波干渉を検出したチャネルの隣接チャネルに対して測定を行う前記第1の状態を選択して前記チャネル測定部に前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  6. 前記請求項1記載の無線通信機であって、
    前記無線通信機は、前記無線チャネルの使用状態を測定するチャネル測定部を有する1つ以上の他の無線端末と無線ネットワークを構築する無線チャネル測定管理端末であり、
    前記無線チャネル測定管理端末の測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち一部の前記無線チャネルのみの測定を前記無線チャネル測定管理端末のチャネル測定部及び前記他の無線端末のチャネル測定部の少なくとも2つにより行う第3の状態と、利用可能な全無線チャネルの測定を前記無線チャネル測定管理端末のチャネル測定部及び前記他の無線端末のチャネル測定部のうち何れか2つにより行う第4の状態とを前記所定のアルゴリズムに基づいて選択し、前記無線チャネル測定管理端末及び前記他の無線端末が有する前記チャネル測定部のうち少なくとも1つに対して前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  7. 2つ以上の無線チャネルの通信状態の優劣を示す使用状態を測定する機能を有する無線通信機において、
    前記無線チャネルの前記使用状態を測定するチャネル測定部と、
    前記測定すべき無線チャネルを決定し、前記チャネル測定部に測定指示を送信する測定チャネル決定部とを備え、
    前記測定チャネル決定部は、利用可能な全無線チャネルのうち一部の前記無線チャネルのみの測定をチャネル測定部及び1以上の他の無線端末のチャネル測定部の少なくとも2つにより行う第3の状態と、利用可能な全無線チャネルの測定を前記チャネル測定部及び前記他の無線端末のチャネル測定部のうち何れか2つにより行う第4の状態とを前記所定のアルゴリズムに基づいて選択し、自己の無線通信機及び前記他の無線端末が有する前記チャネル測定部のうち少なくとも1つに対して前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  8. 前記請求項6記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記他の無線端末が前記無線ネットワークに未接続になった場合は前記第1又は第2の状態に遷移し、また、前記他の無線端末が前記無線ネットワークに接続した場合は前記第3又は第4の状態に遷移する
    ことを特徴とする無線通信機。
  9. 前記請求項6記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、同じ前記無線ネットワークに属する前記他の無線端末の前記チャネル測定部に対して、各々異なる前記無線チャネルの測定をするように前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  10. 前記請求項6記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、前記チャネル測定部が測定する前記無線チャネルに電波干渉が検出された場合、前記無線チャネル測定管理端末及び前記他の無線端末が有する前記チャネル測定部のうち少なくとも1つに対して利用可能な全無線チャネルを測定するように前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  11. 前記請求項7記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、前記他の無線端末の何れかが測定する前記無線チャネルに電波干渉が検出され、前記電波干渉が検出された前記無線チャネルの隣接チャネルを測定している前記他の無線端末が存在しない場合、前記電波干渉が検出された前記無線チャネルを測定している前記他の無線端末に前記隣接チャネルを測定するように前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  12. 前記請求項1記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて前記第2の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することにより得られた全無線チャネルの測定結果のうち、2番目に前記使用状態が良好な前記無線チャネルを、現在通信している前記無線チャネルに対する変更候補チャネルとして記憶し、更に、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記現在通信している無線チャネル及び前記変更候補チャネルのみの測定を行う前記第1の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  13. 前記請求項7記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて前記第4の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することにより得られた全無線チャネルの測定結果のうち、2番目に前記使用状態が良好な前記無線チャネルを、現在通信している前記無線チャネルに対する変更候補チャネルとして記憶し、更に、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記現在通信している無線チャネル及び前記変更候補チャネルのみの測定を行う前記第3の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  14. 前記請求項12記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記変更候補チャネルに電波干渉が検出された場合に前記第2の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信し、前記チャネル測定部に前記利用可能な全無線チャネルの測定をさせる
    ことを特徴とする無線通信機。
  15. 前記請求項13記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記変更候補チャネルに電波干渉が検出された場合に前記第4の状態を選択し、前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信し、前記チャネル測定部に前記利用可能な全無線チャネルの測定をさせる
    ことを特徴とする無線通信機。
  16. 前記請求項12記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記第2の状態を定期的に選択して前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することにより、前記変更候補チャネルを定期的に更新する
    ことを特徴とする無線通信機。
  17. 前記請求項13記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、前記所定のアルゴリズムに基づいて、前記第4の状態を定期的に選択して前記チャネル測定部へ前記測定指示を送信することにより、前記変更候補チャネルを定期的に更新する
    ことを特徴とする無線通信機。
  18. 前記請求項1記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、自己の有する前記チャネル測定部に対して、前記チャネル測定部が測定する前記無線チャネルに電波干渉が検出された場合には、利用可能な全無線チャネル又は隣接チャネルを測定し、一方、干渉源のチャネルを検出した場合には、前記干渉源のチャネルを測定しない第1の状態を選択するように、前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
  19. 前記請求項7記載の無線通信機において、
    前記測定チャネル決定部は、自己の有する前記チャネル測定部に対して、前記チャネル測定部が測定する前記無線チャネルに電波干渉が検出された場合には、利用可能な全無線チャネル又は隣接チャネルを測定し、一方、干渉源のチャネルを検出した場合には、前記干渉源のチャネルを測定しない第1の状態を選択するように、前記測定指示を送信する
    ことを特徴とする無線通信機。
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