JP2006267698A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 カラー画像を形成可能な画像形成装置において不可視画像と共に白黒画像を形成する場合に、不可視画像の欠落を防止すると共に像担持体や現像剤などの劣化を防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】C色トナーを用いてC色画像を形成するC画像形成ユニット2C、M色トナーを用いてM色画像を形成するM色画像形成ユニット2M、Y色トナーを用いてY色画像を形成するY色画像形成ユニット2Y、K色トナーを用いてK色画像を形成するK画像形成ユニット2K、不可視トナーを用いて不可視画像を形成するi画像形成ユニット2iを備えた画像形成装置100において、K色トナー及び不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、C画像形成ユニット2C、M画像形成ユニット2M、及びY画像形成ユニット2Yの各々の画像形成動作を停止するように制御する。
【選択図】 図2
【解決手段】C色トナーを用いてC色画像を形成するC画像形成ユニット2C、M色トナーを用いてM色画像を形成するM色画像形成ユニット2M、Y色トナーを用いてY色画像を形成するY色画像形成ユニット2Y、K色トナーを用いてK色画像を形成するK画像形成ユニット2K、不可視トナーを用いて不可視画像を形成するi画像形成ユニット2iを備えた画像形成装置100において、K色トナー及び不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、C画像形成ユニット2C、M画像形成ユニット2M、及びY画像形成ユニット2Yの各々の画像形成動作を停止するように制御する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、カラー/白黒の可視画像と共に不可視画像を形成することができる画像形成装置に関する。
感光体などの像担持体を帯電し静電潜像を作成し、トナーによって現像することによって像担持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を直接的、或いは一旦中間転写体を介在させて記録媒体上に転写及び定着する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置の中で、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4色のトナー画像形成用の画像形成ユニットを個別に備え、各画像形成ユニットの像担持体上にYMCK4色のトナー画像を個別に形成して多重転写することによりカラー画像を形成し、カラー画像の生産性を高めたタンデム型のカラー画像形成装置が広く知られている。
しかしながら、カラー画像形成装置といえども、印刷文書はK色のみ(白黒画像)の場合も多く、このような文書を印刷する場合(すなわち、K色トナーのみによる白黒画像を形成する場合)には、像担持体の傷や磨耗、現像剤などの劣化防止の観点から、K色の画像形成ユニットのみ画像形成動作を行い、K色以外の他色の画像形成ユニットによる画像形成動作は行わないようにするのが一般的である。また、転写材搬送ベルトを裏面側から支持する支持部材を移動可能に設け、白黒画像形成モード時に、支持部材を移動して有彩色記録用感光体から転写材搬送ベルトを離間することができる画像形成装置の転写搬送装置も知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、近年、画像中に付加情報を重畳して埋め込む付加情報埋め込み技術を、静止画像等のデジタル著作物の著作権保護、不正コピー防止に利用する動きが活発になってきている。付加情報埋め込み技術としては、例えば、YMCK色の通常のトナーを用いた可視画像と赤外光吸収性を有する不可視トナーを用いた不可視画像とを、記録用紙等の画像出力媒体に形成し、該不可視画像にセキュリティ情報等を埋め込むことにより、偽造防止や抑止対策、原本性保証といったセキュリティ機能の向上や、あるいは不可視画像に座標情報等を埋め込むことにより、出力媒体の付加価値の向上を狙った画像形成装置及び画像形成方法が知られている(例えば、特許文献2、3、及び4参照。)。
特開2001−005305公報
特開2004−012880公報
特開2003−186238公報
特開2002−240387公報
上記従来のタンデム型カラー画像形成装置に、上記不可視トナーを用いて不可視画像を形成するための画像形成ユニットを追加し、5つの画像形成ユニットを用いてカラー可視画像と共に不可視画像を形成することによって、付加情報を出力画像に埋め込むことも可能である。
しかしながら、従来のカラー画像形成装置は、不可視画像と共に白黒画像を形成する場合については全く考慮されておらず、像担持体や現像剤などの劣化の防止、あるいは不可視画像の欠落防止に好適な構成にはなっていない。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、カラー画像を形成可能な画像形成装置において不可視画像と共に白黒画像を形成する場合に、不可視画像の欠落を防止すると共に像担持体や現像剤などの劣化を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明の画像形成装置は、シアン色トナーを用いてシアン色画像を形成するシアン色画像形成ユニットと、マゼンタ色トナーを用いてマゼンタ色画像を形成するマゼンタ色画像形成ユニットと、イエロー色トナーを用いてイエロー色画像を形成するイエロー色画像形成ユニットと、ブラック色トナーを用いてブラック色画像を形成するブラック色画像形成ユニットと、不可視トナーを用いて不可視画像を形成する不可視画像形成ユニットと、前記ブラック色トナー及び前記不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の画像形成動作を停止するように制御する制御手段と、を含んで構成されている。
このように、第1の発明の画像形成装置は、シアン色画像形成ユニット、マゼンタ色画像形成ユニット、イエロー色画像形成ユニット、ブラック色画像形成ユニット、及び不可視画像形成ユニットを備えているため、白黒画像、カラー画像、不可視画像を形成することができる。
第1の発明の画像形成装置の制御手段は、ブラック色トナー及び不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、シアン色画像形成ユニット、マゼンタ色画像形成ユニット、及びイエロー色画像形成ユニットの各々の画像形成動作を停止するように制御するため、カラー画像を形成可能な画像形成装置において不可視画像と共に白黒画像を形成する場合であっても、ブラック色画像形成ユニット及び不可視画像形成ユニットの画像形成動作は停止せずに白黒画像及び不可視画像を形成でき、これにより不可視画像の欠落が防止されると共に、ブラック色画像形成ユニット及び不可視画像形成ユニット以外の色の画像形成ユニットを構成する像担持体や現像剤などの劣化を防止することができる。
なお、具体的には、前記制御手段は、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の像担持体の回転、帯電手段の帯電出力、露光手段の露光動作、及び現像手段の現像動作の少なくとも1つを停止させることにより、または、帯電手段の帯電出力を所定レベルまで低下させることにより、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の画像形成動作を停止することができる
このように各画像形成ユニットの画像形成動作を停止することによって、像担持体等の傷や磨耗、現像剤の劣化等を防止したりすることができる。
このように各画像形成ユニットの画像形成動作を停止することによって、像担持体等の傷や磨耗、現像剤の劣化等を防止したりすることができる。
また、第1の発明の画像形成装置は、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、前記イエロー色画像形成ユニット、前記ブラック色画像形成ユニット、及び前記不可視画像形成ユニットの各々の像担持体上に形成された各画像を転写ベルトまたは用紙搬送ベルト上の記録媒体に転写する転写手段を更に備え、前記制御手段は、前記ブラック色トナー及び前記不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、更に、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の像担持体と前記転写ベルトまたは前記用紙搬送ベルトとを離間するように制御することができる。
このように転写ベルトまたは用紙搬送ベルトから像担持体を離間することによって、印刷に使用しない画像形成ユニットの像担持体の回転を停止した場合に、像担持体が局部的に摩擦されて摩擦帯電が生じたり、摩耗したりすることを防止できる。
また、第2の発明の画像形成装置は、シアン色トナーを用いてシアン色画像を形成するシアン色画像形成ユニットと、マゼンタ色トナーを用いてマゼンタ色画像を形成するマゼンタ色画像形成ユニットと、イエロー色トナーを用いてイエロー色画像を形成するイエロー色画像形成ユニットと、ブラック色トナーを用いてブラック色画像を形成するブラック色画像形成ユニットと、不可視トナーを用いて不可視画像を形成する不可視画像形成ユニットと、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、前記イエロー色画像形成ユニット、前記ブラック色画像形成ユニット、及び前記不可視画像形成ユニットの各々の像担持体上に形成された各画像を転写ベルトまたは用紙搬送ベルト上の記録媒体に転写する転写手段と、前記ブラック色トナー及び前記不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の像担持体と前記転写ベルトまたは前記用紙搬送ベルトとを離間するように制御する制御手段と、を含んで構成されている。
第2の発明の画像形成装置は、シアン色画像形成ユニット、マゼンタ色画像形成ユニット、イエロー色画像形成ユニット、ブラック色画像形成ユニット、及び不可視画像形成ユニットを備えているため、白黒画像、カラー画像、不可視画像を形成することができる。
第2の発明の画像形成装置の制御手段は、ブラック色トナー及び不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、シアン色画像形成ユニット、マゼンタ色画像形成ユニット、及びイエロー色画像形成ユニットの各々の像担持体と転写ベルトまたは用紙搬送ベルトとを離間するように制御するため、カラー画像を形成可能な画像形成装置において不可視画像と共に白黒画像を形成する場合であっても、ブラック色画像形成ユニット及び不可視画像形成ユニットを用いて白黒画像及び不可視画像を形成でき、これにより不可視画像の欠落が防止される。また、ブラック色画像形成ユニット及び不可視画像形成ユニット以外の色の画像形成ユニットでトナー画像が形成されても、転写ベルトまたは用紙搬送ベルト上の記録媒体には転写されないようにすることができる。
なお、第1及び第2の発明において、前記ブラック色画像形成ユニットと前記不可視画像形成ユニットとを隣接して設けることもできる。
このような構成によれば、ブラック色トナー及び不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、簡単な機構で、ブラック色画像形成ユニット及び不可視画像形成ユニットの像担持体のみを転写ベルトまたは用紙搬送ベルトに当接させ、他の色(シアン、マゼンタ、イエロー)の画像形成ユニットの像担持体を転写ベルトまたは用紙搬送ベルトから離間させることができる。また、各像担持体を回転駆動するときも、同一の駆動源が使い易いというメリットがある。
また、第1及び第2の発明において、前記不可視画像形成ユニットを、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットよりプロセス方向下流側に設けることができる。
中間体転写方式を用いた画像形成装置では、中間体上に順次トナーを重ね(1次転写)、その後一括して用紙に転写(2次転写)するが、この2次転写で、中間体に接する最下層のトナーの一部が中間体に付着したまま残ってしまうことがある。不可視トナーによる不可視画像には、セキュリティ情報などの付加的情報が含まれることが多く、そうした情報が欠落してしまうことは好ましくない。従って、不可視トナーを用いて不可視画像を形成する不可視画像形成ユニットを、シアン色画像形成ユニット、マゼンタ色画像形成ユニット、及びイエロー色画像形成ユニットよりプロセス方向下流側に設けることによって、不可視トナーの欠落、すなわち不可視トナーにより記録される情報の欠落を防止することができる。
第1及び第2の発明において、前記ブラック色画像形成ユニットを、プロセス方向に対して最も下流側に設けることもできる。
これにより、白黒画像を形成する際に、ユーザがプリント命令をしてから画像が出力されるまでの時間であるFCOT(first copy output time)を短縮することができる。
例えば、白黒画像を形成する場合には、ブラック色トナーのみ用いて画像を形成するため、他の画像形成ユニットで画像形成動作を行う必要が無い。従って、ブラック色画像形成ユニットをプロセス方向の最も下流側に配置することで、画像形成ユニットで画像が形成されてから記録媒体上に該画像が転写されるまでの時間を短縮することができるため、FCOTを小さく抑えられる。
以上説明した如く本発明によれば、カラー画像を形成可能な画像形成装置において不可視画像と共に白黒画像を形成する場合に、不可視画像の欠落を防止すると共に像担持体や現像剤などの劣化を防止することができる、という優れた効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成を示した図である。なお、図1では、IOT(Image Output Terminal、画像出力部)のみが示されており、画像読取部や電気系(制御系)の構成については図示が省略されている。
この画像形成装置100は、エンドレスベルト状に形成され、図1において矢印aで示される方向に回転する中間転写ベルト42と、中間転写ベルト42の下方に配設され、互いに異なる現像剤を用いて異なる色の可視画像(または不可視画像)を形成する5つの画像形成ユニットからなる画像形成部2と、該画像形成部2で形成された画像を中間転写ベルト42の外周面に1次転写する1次転写ユニット4と、画像形成部2から中間転写ベルト42に1次転写された画像を記録用紙に転写する2次転写ユニット6と、2次転写された画像を定着させる定着装置64とを備えている。
画像形成部2は、中間転写ベルト42の回転方向a(プロセス方向)に沿って上流側から下流側に向かって、5つの画像形成ユニットが、Y(イエロー)色画像を形成するY画像形成ユニット2Y、M(マゼンタ)色画像を形成するM画像形成ユニット2M、C(シアン)色画像を形成するC画像形成ユニット2C、不可視画像を形成するi画像形成ユニット2i、K(ブラック)色画像を形成するK画像形成ユニット2Kの順に、タンデム状に配設されて構成されている。
なお、i画像形成ユニット2iは、赤外光吸収性を有し、通常の可視光下では不可視状態(目視で視認しにくい、あるいは認識不能な状態)となり、赤外光を照射したときに可視化(目視で視認可能な状態に)する不可視トナー(以下、iトナー)を用いて、不可視画像を形成する画像形成ユニットである。
図4は、記録用紙、可視画像及び不可視画像の分光反射率特性を示した図である。同図に示すように、Y色画像、M色画像、C色画像、あるいはこれらを重畳して形成されたカラー画像のような可視画像は、可視光領域に対して分光反射率が低く赤外光領域では分光反射率が高い。一方、iトナーを用いて形成された不可視画像は、可視光領域では分光反射率が高く赤外光領域では分光反射率が低い。従って、赤外光吸収特性を有する不可視画像は、赤外光を照射したときに目視で視認可能となる。
このような不可視画像は、文字、数字、記号、模様、絵、写真等の画像からなるのは勿論、公知のバーコードのような2次元パターンであってもよい。このような不可視画像に、画像出力媒体に画像を形成した画像形成装置を特定するためのシリアル番号や、画像出力媒体表面に前記不可視画像と共に形成される可視画像の著作権認証番号等を含ませることもできる。また、不可視画像と共に形成される可視画像が機密文書・有価証券・免許・個人IDカード等の形態をとる場合においては、不可視画像をこれら偽造物の識別を検出することにも効果的に用いることができる。
このような不可視画像を画像出力媒体表面に形成することにより、容量の大きい情報、例えば、音楽情報、文章アプリケーションソフトの電子ファイル等を目視では理解できない形式で画像に埋め込むことが可能となり、より高度な機密文書あるいはデジタル/アナログ情報共有文書等を作成することができる。
図5(A)は、i画像形成ユニット2iにより形成される2次元パターンからなる不可視画像に赤外光を照射したときに認識される画像の拡大図、図5(B)は、該拡大図を機械読み取りによりデジタル情報に復号変換したときのビット情報イメージの一例を示す模式図である。
図5(A)に示された画像には、相互に異なる傾きを有する2種類の微小ラインが配列されている。一方の傾きが「0」のビット情報を示し、他方が「1」のビット情報を示している。図5(B)は、このビット情報をイメージとして捉えたものであり、これにより、エンコード時の記録フォーマットに対応した方式で音声情報、文章、画像ファイル、アプリケーションソフトの電子ファイル等の情報にデコードすることができる。
不可視画像は、上記iトナーを用いて、従来、可視で認識可能な画像を記録するための方式として用いられてきた公知の記録方式で形成することができる。従って、i画像形成ユニット2iは、他の画像形成ユニットと同様の構成をとることができる。
図1に示すように、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2C、K画像形成ユニット2K、およびi画像形成ユニット2iは、それぞれ、感光体ドラム22Y、22M、22C、22K、および22iと、感光体ドラム22Y、22M、22C、22K、および22iの表面をそれぞれ帯電させる接触式の帯電器24Y、24M、24C、24Kおよび24iと、帯電した感光体ドラム22Y、22M、22C、22K、および22iをそれぞれ露光して静電潜像を形成する露光装置26Y、26M、26C、26K、および26iと、静電潜像が形成された感光体ドラム22Y、22M、22C、および22Kの表面に、それぞれ黄色トナー、マゼンタ色トナー、シアン色トナー、黒色トナー、およびiトナーを付着させてY色画像、M色画像、C色画像、K色画像、不可視画像を形成する現像装置28Y、28M、28C、28K、28iと、1次転写の後に感光体ドラム22Y、22M、22C、22K、および22iの表面を清掃して転写残留の廃トナー等を除去するクリーナ50Y、50M、50C、50K、および50iとを備えている。
1次転写ユニット4は、中間転写ベルト42の内周面に当接しつつ回転することにより、中間転写ベルト42を矢印aの方向に走行させる搬送ローラ44と、搬送ローラ44と協働して中間転写ベルト42を緊張状態に保持すると同時に、2次転写ユニット6の一部を構成するバックアップローラ46と、中間転写ベルト42の内周面に当接しつつ、前記搬送ローラ44の回転に従動して回転する補助ローラ52、54と、Y画像形成ユニット2Yにより形成されたY画像を中間転写ベルト42の外周面に転写する転写ローラ48Yと、M画像形成ユニット2Mにより形成されたM画像を中間転写ベルト42の外周面上に転写する転写ローラ48Mと、C画像形成ユニット2Cにより形成されたC画像を中間転写ベルト42の外周面に転写する転写ローラ48Cと、i画像形成ユニット2iにより形成された不可視画像を中間転写ベルト42の外周面に転写する転写ローラ48iと、K画像形成ユニット2Kにより形成されたK画像を中間転写ベルト42の外周面に転写する転写ローラ48Kとを備える。
転写ローラ48Y、48M、48C、48i、および48Kは、何れも中間転写ベルト42の内周面に当接しながら回転しつつ中間転写ベルト42を帯電させ、前記Y色画像、M色画像、C色画像、不可視画像、およびK色画像を中間転写ベルト42上に転写する転写ローラであり、転写ローラ48Y、48M、48C、48i、および48Kの順に、中間転写ベルト42の回転方向aに沿って配設されている。転写ローラ48Y、48M、48C、48i、および48Kは、それぞれ1次転写バイアス電源(後述)に接続されており、各々所定の電圧が印加される。
1次転写ユニット4において、転送ローラ48i、48K、バックアップローラ46、補助ローラ52、54は、固定的に配置されている。また、搬送ローラ44、転写ローラ48Y、48M、48Cは、上下方向に移動可能に配置されている。
搬送ローラ44のローラ軸を支持する不図示の支持部材は、不図示のモータにより上下する。該支持部材が上下することにより、搬送ローラ44が上下方向に移動する。また、固定的に配置された補助ローラ52よりプロセス方向上流側の転写ローラ48Y、48M、48Cのローラ軸を支持する支持部材も不図示のモータにより上下する。該支持部材が上下することにより、転写ローラ48Y、48M、48Cは上下方向に移動する。
図1に示されるように、初期状態及びカラー画像を形成する場合には、搬送ローラ44及び転写ローラ48Y、48M、48Cが下位位置に配置される。これにより、中間転写ベルト42の外周面が全ての画像形成ユニットの感光体ドラム22Y、22M、22C、22i、22Kに当接される。
また、図2に示されるように、白黒画像を形成する場合には、搬送ローラ44及び転写ローラ48Y、48M、48Cが上位位置に配置される。これにより、中間転写ベルト42の外周面が感光体ドラム22Y、22M、22Cから離間し、感光体ドラム22i、22Kにのみ当接される。
画像形成ユニット2の下方には、中間転写ベルト42に転写されたトナー画像が転写される記録用紙を収容する用紙トレイ14が配設されている。Pで示される矢印は、記録用紙の搬送経路を示している。
2次転写ユニット6は、中間転写ベルト42を挟んでバックアップローラ46の反対側に配設されてなり、中間転写ベルト42の外周面に記録用紙を押圧しつつ回転し、中間転写ベルト42の外周面に転写されたY画像、M画像、C画像、K画像、および不可視画像を記録用紙に転写する2次転写ローラ62と、バックアップローラ46の上方に配設されてなり、2次転写ローラ62において記録用紙に転写されたトナー画像を定着させる定着装置64とを備えている。
図3は、画像形成装置100の電気系の構成を示すブロック図である。以下、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2C、K画像形成ユニット2K、およびi画像形成ユニット2iを特に区別して説明しない場合には、各画像形成ユニットを単に画像形成ユニット2と呼称する。また、各画像形成ユニット2を構成する各構成要素あるいは画像形成装置100内の画像形成ユニット2毎に対応して設けられた各構成要素についても、末尾の符号(Y、M、C、K、i)を省略して説明する。
図3に示すように、画像形成装置100は、操作部12、自動用紙送り装置16、画像読取部18、画像データ蓄積メモリ32、及び通信ユニット34が、制御装置10とそれぞれ接続されている。
制御装置10は、操作部12から入力された印刷指示(コピー指示)に従って画像読取部18に原稿を読み取らせる。このとき、自動用紙送り装置16において原稿がセットされていることを検知した場合には、制御装置10は自動用紙送り装置16を動作させて、セットされた原稿を1枚ずつプラテンガラス上に案内して、該原稿を画像読取部18に読み取らせる。
制御装置10には、画像読取部18による読取結果として、原稿に記録されている画像を表す画像データが入力される。なお、制御装置10には、PCなどの外部装置から送信されてきた画像データ及び該画像データの印刷指示も通信ユニット34により受信されて入力される。
印刷指示の入力項目は、例えば、原稿サイズ、原稿サイズ自動判別、印刷の色(カラー/白黒)、不可視画像の印刷有無、面つけ指定、拡縮設定、印刷用用紙サイズ、及び印刷部数等である。
また、画像読取部18及び通信ユニット34は、画像データ蓄積メモリ32とも接続されており、制御装置10は、操作部12又は通信ユニット34を介して入力された指示に応じて、画像読取部18で取得した画像データや通信ユニット34で受信したデータを画像データ蓄積メモリ32に格納させることもできる。画像データ蓄積メモリ32に格納された画像データは、所定の印刷タイミング(予め設定された時間、ユーザにより印刷が指示された時など)になったときに、制御装置10により読み出される。
制御装置10は、このようにして入力された(或いは読み出した)画像データに基づく画像が印刷指示に従って印刷されて出力されるようにIOTの動作を制御する。
更に、画像形成装置100は、搬送モータ80、露光装置26のLD26Aを点灯駆動させるためのLDドライバ82、現像装置28を駆動させるためのモータ(以下、「現像装置モータ」と称す)84、転写ローラ48を移動させるためのモータ(以下、「転写モータ」と称す)86、感光体ドラム22を回転させるためのモータ(以下「感光体モータ」と称す)88とを備えている。これら搬送モータ80、LDドライバ82、現像装置モータ84、転写モータ86、感光体モータ88は、制御装置10にそれぞれ接続されている。
搬送モータ80は、搬送ローラ44を含め中間転写ベルト42を移動させるための中間転写体搬送系90、記録用紙を搬送するための用紙搬送系92に接続されている。搬送モータ80が駆動されると、その回転力が中間転写体搬送系90、用紙搬送系92に伝達されて、中間転写ベルト42の図1で示した矢印a方向への移動、用紙トレイ14から2次転写ユニット6を介して排出トレイへ排出するまでの搬送経路Pに沿った記録用紙の一連の搬送が行われる。
感光体モータ88は、画像形成ユニット2毎に設けられており、それぞれ対応する各画像形成ユニット2内の感光体ドラム22に接続されている。感光体モータ88が駆動されると、その回転力が感光体ドラム22に伝達されて、感光体ドラム22の図1で示した矢印方向への回転が行われる。
LDドライバ82は、画像形成ユニット2毎に設けられており、それぞれ対応する画像形成ユニット2内の露光装置26の光源であるLD26Aと接続されている。LDドライバ82には、制御装置10から点灯信号が入力され、LDドライバ82は入力された点灯信号に基づいてLD26Aの点灯をON/OFFする。
現像装置モータ84は、画像形成ユニット2毎に設けられている。画像形成装置100では、この現像装置モータ84が回転されると、その回転力がそれぞれ対応する画像形成ユニット2内の現像装置28に伝達され、現像装置28が駆動する。
転写モータ86は、画像形成ユニット2毎に設けられており、印刷中はこの転写モータ86の回転によって、それぞれ対応する画像形成ユニット2内の転写ローラ48が感光体ドラム22の周面に押圧・接触される。
また、制御装置10には、支持部材モータ70が接続されている。支持部材モータ70は、搬送ローラ44及び転写ローラ48Y、48M、48Cの各ローラ軸を支持する支持部材72を上下させる。
なお、帯電器24、転写ローラ48、現像装置28、2次転写ローラ62は、高圧電源を必要とする。画像形成装置100は、これらに高圧電源を供給するために、帯電器用のバイアス電源ユニット(以下、チャージバイアス電源)94、現像器用のバイアス電源ユニット(以下、現像バイアス電源)96、転写ローラ48用のバイアス電源ユニット(以下、1次転写バイアス電源)98、2次転写ローラ62用のバイアス電源ユニット(以下、2次転写バイアス電源)74、1次転写バイアス電源98、2次転写バイアス電源74は、制御装置10にそれぞれ接続されている。
チャージバイアス電源94は、画像形成ユニット2毎に設けられ、各々対応する画像形成ユニット2内の帯電器24へ高電圧を印加可能に接続されている。画像形成装置100では、このチャージバイアス電源94から帯電器24へ高電圧が印加されると、帯電器24である帯電ローラが帯電されて、この帯電ローラにより感光体ドラム22を帯電させることが可能となる。
現像バイアス電源96は、画像形成ユニット2毎に設けられ、各々対応する画像形成ユニット2内の現像装置28へ高電圧を印加可能に接続されている。画像形成装置100では、この現像バイアス電源96から現像装置28へ高電圧が印加されると、現像装置28内のトナーが帯電されて、静電的に感光体ドラム22の潜像部分にトナーを付着させて現像することが可能となる。
1次転写バイアス電源98は、画像形成ユニット2毎に設けられ、各々対応する画像形成ユニット2内の転写ローラ48へ高電圧を印加可能に接続されている。画像形成装置100では、この1次転写バイアス電源98から転写ローラ48へ高電圧が印加されると、転写ローラ48が帯電されて、静電的に感光体ドラム22上のトナー像を中間転写ベルト42へ転写させることが可能となる。
2次転写バイアス電源74は、2次転写ローラ62へ高電圧を印加可能に接続されている。画像形成装置100では、この2次転写バイアス電源74から2次転写ローラ62へ高電圧が印加されると、2次転写ローラ62が帯電されて、静電的に中間転写ベルト42上のトナー像を記録用紙へ転写させることが可能となる。
また、制御装置10は、IOTの動作を制御するために、イメージ生成部10Aと、画像形成動作を制御する画像形成制御部10Bの機能を備えている。
イメージ生成部10Aは、印刷指示に従って、画像データに基づく画像を物理的なページである記録用紙1ページ上に配置した1ページ分のイメージを示すイメージデータ(ラスターデータ)を生成する。
画像形成制御部10Bは、上記の搬送モータ80、LDドライバ82、現像装置モータ84、転写モータ86、及び感光体モータ88の駆動や、チャージバイアス電源94、現像バイアス電源96、1次転写バイアス電源98、2次転写バイアス電源74のON/OFFあるいは印加電圧のレベルを制御することにより、IOTの画像形成動作を制御するものである。
また、画像形成制御部10Bは、印刷する画像データに応じて画像形成ユニット2の画像形成動作を制御するプログラムや各種データを記憶した不揮発性のメモリ36を備えている。
次に、画像形成装置100の画像形成動作制御について図6のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ200では、操作部12から入力された印刷指示(コピー指示)、あるいはPCなどの外部装置から通信ユニット34を介して入力された画像データ及び該画像データの印刷指示が入力されたか否かを判断する。ここで印刷指示が入力されたと判断した場合には、ステップ202で、印刷指示された画像データ(あるいは原稿)が白黒かカラーかを判断する。なお、印刷指示がコピー指示の場合には、画像読取部18で原稿を読み取って得られた画像データから判断する。
ステップ202で、印刷指示された画像データあるいは原稿が白黒であると判断した場合には、ステップ204に移行し、支持部材モータ70を駆動して、搬送ローラ44及び転写ローラ48Y、48M、48Cの各ローラ軸を支持する支持部材72を上下させることにより、搬送ローラ44及び転写ローラ48Y、48M、48Cを上位位置に移動して、中間転写ベルト42から感光体ドラム22Y、22M、22Cから離間させる。
ステップ206では、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの画像形成動作を停止するように設定する。具体的には、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、及びC画像形成ユニット2Cの各々の感光体ドラム22Y、22M、22Cの回転、帯電器24Y、24M、24Cの帯電出力、露光装置26Y、26M、26Cの露光動作、及び現像装置28Y、28M、28Cの現像動作を停止するように設定する。より具体的には、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、及びC画像形成ユニット2Cのチャージバイアス電源94、LDドライバ82、現像装置モータ84、現像バイアス電源96、転写モータ86、1次転写バイアス電源98、感光体モータ88の駆動を停止する。
ステップ206の後、あるいはステップ202で画像データ(あるいは原稿)がカラーであると判断した場合には、ステップ208に移行し、不可視画像を印刷するか否かを判断する。具体的には、上記印刷指示がコピー指示であった場合、及びPC等から印刷指示された画像データに不可視画像の画像データが含まれていないと判断した場合には、不可視画像を印刷しないと判断する。また、PC等から印刷指示された画像データに不可視画像の画像データが含まれていると判断した場合には、不可視画像を印刷すると判断する。
ステップ208で、不可視画像を印刷しないと判断した場合には、ステップ210で、i画像形成ユニット2iの帯電器24iの出力が所定レベルまで低下するように設定すると共に、露光装置26iの露光動作及び現像装置28iの現像動作を停止するように設定する。また、i画像形成ユニット2iの転写ローラ48iに対する転写バイアスの印加も停止するように設定する。
ここで、帯電器24iの出力制御について、詳細に説明する。制御装置10は、例えば、通常動作では、チャージバイアス電源94iにより帯電器24iに所定のチャージバイアスが印加されるようにチャージバイアス電源94iを制御する。帯電器24iの出力を低下させる場合には、上記所定のチャージバイアスより低いレベルのチャージバイアスが印加されるようにチャージバイアス電源94iを制御する。例えば、通常動作では、1.6kvの交流電圧(ピーク電圧)Vppに−700vの直流電圧を重畳して印加し、低出力動作時には、交流電圧を0vにして直流電圧を−400vまで低下させて印加する。
図7は、帯電器24を通常動作及び低出力動作させて所定時間感光体ドラム22を帯電させたときの感光体ドラム22の摩耗量を示した図である。同図に示すように、帯電器24を低出力動作させたときの方が放電ストレス等による感光体ドラム22の摩耗量が少ない。
ステップ210の処理後、ステップ208で、不可視画像を印刷すると判断した場合には、ステップ212に移行し、上記設定に従い印刷動作を実行する。印刷動作は、ステップ214で印刷が終了したと判断されるまで継続される。
ここで、画像の形成動作について簡単に説明する。画像形成動作が停止するように設定された画像形成ユニットを除いた画像形成ユニットにより、以下のように画像が形成される。
感光体ドラム22は、帯電器24によって表面が帯電される。帯電器24によって表面が帯電した感光体ドラム22は、露光装置26によって露光され、それぞれ表面に静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された感光体ドラム22に、現像装置28により、各画像形成ユニット2に対応したトナーを付着させ、それぞれの画像形成ユニット2に対応した画像が形成される。
ここで、前述のように、感光体ドラム22は、中間転写ベルト42の走行方向aに沿って上流側から下流側に向かって配設されているため、各画像形成ユニット2により感光体ドラム22上に形成された各トナー画像は、転写ローラ48により中間転写ベルト42上に順次転写(1次転写)され重畳される。なお、転写ローラ48による転写後、感光体ドラム22に残留したトナーはクリーナ50により掻き取られ、清掃される。
一方、記録用紙は、用紙トレイ14から用紙搬送経路Pに沿って、中間転写ベルト42と2次転写ローラ62との間に向かって搬送され、挟入される。記録用紙が中間転写ベルト42と2次転写ローラ62との間に挟入されたときに、2次転写ローラに転写バイアス電圧が印加され、中間転写ベルト42に転写されたトナー画像が静電的に記録用紙の表面に2次転写される。トナー画像が転写された記録用紙は、用紙搬送経路Pに沿って更に下流の定着装置64に運ばれ、記録用紙上のトナー画像が定着されて排出される。
ステップ214で、印刷動作が終了したと判断した場合には、ステップ216に移行し、上記設定をリセットしてステップ200に戻る。
上記フローチャートの制御を要約すると、本実施の形態における画像形成装置100では、形成する画像に応じて以下のように制御される。
白黒画像と共に不可視画像を形成する場合には、中間転写ベルト42をY画像形成ユニット2Yの感光体ドラム22Y、M画像形成ユニット2Mの感光体ドラム22M、C画像形成ユニット2Cの感光体ドラム22Cから離間させる(図2参照)。この状態で、i画像形成ユニット2i及びK画像形成ユニット2Kのみで画像形成動作を行い、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの画像形成動作は停止する。
不可視画像無しで白黒画像を形成する場合には、中間転写ベルト42をY画像形成ユニット2Yの感光体ドラム22Y、M画像形成ユニット2Mの感光体ドラム22M、C画像形成ユニット2Cの感光体ドラム22Cから離間させる(図2参照)。また、画像形成ユニット2iの帯電器24iを低出力動作させると共に露光装置26iの露光動作、現像装置28iの現像動作、転写ローラ48iの転写動作を停止する。ただし、i画像形成ユニット2iの感光体ドラム22iの回転と転写ローラ48iの回転は行われる。すなわち、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2C、i画像形成ユニット2iの画像形成動作を停止し、K画像形成ユニット2Kのみで画像形成動作を行う。
カラー画像と共に不可視画像を形成する場合には、中間転写ベルト42を全ての画像形成ユニット2の感光体ドラム22に当接させた状態(図1参照)で各画像形成ユニットを通常通りに駆動して印刷する。
不可視画像無しでカラー画像を形成する場合には、中間転写ベルト42を全ての画像形成ユニット2の感光体ドラム22に当接させた状態(図1参照)にして、i画像形成ユニット2i内の帯電器24iを低出力動作させると共に露光装置26iの露光動作、現像装置28iの現像動作、転写ローラ48iの転写動作を停止する。ただし、i画像形成ユニット2iの感光体ドラム22iの回転及び転写ローラ48iの回転は行われる。これにより、中間転写ベルト42のプロセス方向への搬送が円滑に行われ、感光体ドラム22iの摩擦帯電も防止できる。このようにして、5つの画像形成ユニットのうちi画像形成ユニット2iのみ画像形成動作が停止され、不可視画像無しのカラー画像が印刷される。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置100は、K色トナーとiトナーとを用いて画像を形成する場合に、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、及びC画像形成ユニット2Cの各々の画像形成動作を停止するようにしたため、不可視画像の欠落なく印刷できると共に感光体ドラム22の劣化や現像剤の劣化を防止できる。
より詳述すると、前述したように不可視画像はセキュリティ機能の強化といった側面も大きく、白黒画像形成時であっても、それをおろそかにすることはできない。従って、このように、i画像形成ユニット2iをK画像形成ユニット2Kとともに駆動させることにより、記録用紙にKトナーからなる可視画像とともにセキュリティ情報等を有する不可視画像を形成することができ、見た目は通常の白黒印刷でありながら、情報の漏洩やその抑止に大きな効果を奏する印刷物が得られる。
そして、白黒画像印刷中は、図2に示すように、中間転写ベルト42をY画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの感光体ドラム22Y、22M、22Cから離間し、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの画像形成動作を行わず静止状態にしたため、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの感光体ドラム22Y、22M、22C、及び該感光体ドラム22Y、22M、22Cの周囲の帯電器24Y、24M、24C、露光装置26Y、26M、26C、現像装置28Y、28M、28C、クリーナ50Y、50M、50Cは使用されないため、感光体ドラム22Y、22M、22Cの傷、磨耗、劣化といった問題もなくなる。また現像剤などの劣化も防止できる。
また、本実施の形態では、不可視画像を含みフルカラーで画像を形成する場合には、図1に示すように、中間転写ベルト42を全ての画像形成ユニット2の感光体ドラム22に当接させ、全ての画像形成ユニット2に通常の画像形成動作を実行させるようにしたため、全ての画像形成ユニット2の感光体ドラム22に形成されたトナー画像を中間転写ベルト42に1次転写して、一括して記録用紙に2次転写し、定着させることができる。これにより、記録用紙にYMCKトナーからなるフルカラー可視画像とともにセキュリティ情報等を有する不可視画像を形成することができ、見た目は通常のフルカラー印刷でありながら、情報の漏洩やその抑止に大きな効果を奏する印刷物が得られる。
また、図1に示すように、i画像形成ユニット2iを、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、及びC画像形成ユニット2Cよりプロセス方向下流側に設けたため、iトナーの情報欠落が最小に抑えられる、という効果もある。以下、この効果について詳述する。
中間体転写方式を用いた画像形成装置では、中間転写体(本実施の形態では中間転写ベルト42)上に順次トナーを重ね(1次転写)、その後一括して記録用紙に転写(2次転写)する。この2次転写時に、中間転写体上で最下層となったトナーの一部が転写されずに中間転写体上に残ってしまうことがある。2次転写では低濃度のハイライト部からトナーが多重積層された高濃度部まで同一転写条件で転写しなければならないため、カラー画像における高濃度部では特に転写残量が多くなってしまう。
図8(A)は、i画像形成ユニット2iを、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、及びC画像形成ユニット2Cよりプロセス方向下流側設けた画像形成装置において不可視画像と共にカラー画像を形成する場合の、1次転写状態及び2次転写状態を示した図であり、図8(B)は、i画像形成ユニット2iを、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、及びC画像形成ユニット2Cよりプロセス方向上流側設けた画像形成装置において不可視画像と共にカラー画像を形成する場合の、1次転写状態及び2次転写状態を示した図である。
図8(B)に示すように、i画像形成ユニット2iを、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、及びC画像形成ユニット2Cよりプロセス方向上流側設けると、1次転写では、iトナー層、Y色トナー層、M色トナー層、C色トナーの順に転写されるため、中間転写ベルト42上の最下層にiトナーの層が形成されることになる。この状態で2次転写すると、Y色トナー層、M色トナー層、C色トナー層は正常に転写されるが、中間転写ベルト42に直接接触していた最下層のiトナー層の一部が中間転写ベルト42上に残留してしまう。従って、iトナーが欠落し、不可視画像に含まれるセキュリティ情報等の付加的な情報を確実に転写することができなくなる、という問題がある。この問題に対して、トナー量を多くすることにより対応することも考えられるが、不可視画像に含まれる情報の精度の面を考慮した場合にはこの対応は十分ではなく、トナー量の制御も困難性を伴う。
一方、図8(A)に示すように、i画像形成ユニット2iを、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、及びC画像形成ユニット2Cよりプロセス方向下流側設けると、1次転写では、Y色トナー層、M色トナー層、C色トナー層が順次転写された後、iトナーが最後に転写されるため、中間転写ベルト42に対して最上層にiトナーの層が形成される。この状態で2次転写すると、中間転写ベルト42に直接接触していた最下層のY色トナー層の一部が中間転写ベルト42上に残留してしまうが、iトナー層は正常に転写される。従って、iトナーの欠落を最小限に抑えることができ、不可視画像に含まれるセキュリティ情報等を確実に転写でき高品質な印刷物を提供することができる。これにより、付加情報を埋め込んだ文書として利用できなくなるような事態を回避できる。
また、K画像形成ユニット2Kとi画像形成ユニット2iとを隣接して設けると共に、i画像形成ユニット2iをY、M、C画像形成ユニット2Y、2M、2Cよりプロセス方向下流側に設けたため、K画像形成ユニット2Kとi画像形成ユニット2iを他の画像形成ユニット2の間に設ける場合に比べて、また、K画像形成ユニット2Kとi画像形成ユニット2iを離間させて設ける場合に比べて、白黒画像形成時において、簡単な構成で印刷に使用されない他色の画像形成ユニットの感光体ドラム22から中間転写ベルト42を離間することができる。
また、上記実施の形態では、感光体モータを各画像形成ユニット毎に設けたが、これに限定されず、例えば、上記構成によりカラー画像形成時に同時に駆動するY、M、C画像形成ユニット2Y、2M、2Cの感光体ドラム22等を同一の駆動源で駆動することができるため、より簡単な構成で低コストな装置を実現できる。
さらにまた、上記画像形成装置100では、K画像形成ユニット2Kをプロセス方向の最も下流側に設けたため、ユーザがプリント命令をしてから画像が出力されるまでの時間であるFCOT(first copy output time)を短縮することができる。
例えば、白黒画像を形成する場合には、K色トナーのみ用いて画像を形成するため、他の画像形成ユニットで画像形成動作を行う必要が無い。従って、K画像形成ユニット2Kをプロセス方向の最も下流側に配置することで、画像形成ユニットで画像が形成されてから記録用紙に転写されるまでの時間を短縮することができるため、FCOTを小さく抑えられる。カラー画像を印刷できる画像形成装置であっても、白黒印刷は頻繁に行われる。従って、白黒画像印刷においてFCOTを小さく抑えることによって、ユーザの使い勝手が向上する。
なお、上記実施の形態では、印刷指示された画像データから判断して、各画像形成ユニット2の画像形成動作を制御する例について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、予め、操作部12等を介して、ユーザにより印刷モードを指定させ、指定された印刷モードに応じて各画像形成ユニット2の画像形成動作を制御するようにしてもよい。例えば、白黒画像と共に不可視画像を印刷する印刷モード、カラー画像と共に不可視画像を印刷する印刷モード、不可視画像無しの白黒印刷モード、不可視画像無しのカラー印刷モード等の印刷モードを予め定めておき、これら印刷モードのいずれかをユーザが指定できるように構成することができる。このような構成によっても、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態では、白黒印刷する場合には、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの感光体ドラム22Y、22M、22Cから中間転写ベルト42を離間させる画像形成装置を例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば、中間転写ベルト42を感光体ドラム22から離間させる代わりに、転写ローラ48を中間転写ベルト42から退避させる画像形成装置であってもよい。この場合には、白黒印刷する際に、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの転写ローラ48Y、48M、48Cを移動させて中間転写ベルト42から退避させる。このような画像形成装置では、感光体ドラム22Y、22M、22Cが中間転写ベルト42に接触した状態が維持されるため、摩擦による摩耗が発生する。この摩擦を抑えるように、白黒印刷中も感光体ドラム22Y、22M、22Cの回転が維持されることが好ましい。
なお、このとき、感光体ドラム22Y、22M、22Cと中間転写ベルト42との接触により感光体ドラム22Y、22M、22Cの表面が微小に摩擦帯電することがあるため、図7に示したように摩擦帯電を抑える程度に帯電器24Y、24M、24Cを低出力で動作させることが好ましい。
また、上記実施の形態では、不可視画像を形成するために用いられる不可視トナーとして、赤外光吸収特性を有し、赤外光を照射することにより可視化するトナーを例に挙げて説明したが、通常の環境下で目視で認識しにくい、認識不能な画像(すなわち不可視画像)を形成できるトナーであれば特に限定されず、例えば、紫外光吸収特性を有し、紫外光を照射することにより可視化するトナーであってもよい。
また、上記実施の形態では、中間体転写方式の画像形成装置を例に挙げて説明したが、これに限定されず、例えば、用紙搬送ベルトにより搬送された記録媒体に各画像形成ユニットで形成された画像を直接転写する画像形成装置であってもよい。このような画像形成装置で、白黒画像と共に不可視画像を形成する場合には、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの駆動を停止すると共に、用紙搬送ベルトをY画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの感光体ドラム22Y、22M、22Cから離間させる。これによっても、上記と同様の効果が得られる。
上記実施の形態では、白黒画像を形成する場合には、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cの駆動を停止させ、且つ中間転写ベルト42の外周面を感光体ドラム22Y、22M、22Cから離間させる例について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、中間転写ベルト42の外周面を感光体ドラム22Y、22M、22Cから離間させるだけでもよい。すなわち、Y画像形成ユニット2Y、M画像形成ユニット2M、C画像形成ユニット2Cでトナー像が形成されても、中間転写ベルト42の外周面を感光体ドラム22Y、22M、22Cから離間させれば、i画像形成ユニット2i及びK画像形成ユニット2Kで形成されたトナー像のみが転写されるため、高品質な白黒画像を形成することができる。
2Y Y画像形成ユニット
2M M画像形成ユニット
2C C画像形成ユニット
2i i画像形成ユニット
2K K画像形成ユニット
10 制御装置
22Y、22M、22C、22K、22i 感光体ドラム
24Y、24M、24C、24K、24i 帯電器
26Y、26M、26C、26K、26i 露光装置
28Y、28M、28C、28K、28i 現像装置
42 中間転写ベルト
44 搬送ローラ
48Y、48M、48C、48K、48i 転写ローラ
50Y、50M、50C、50K、50i クリーナ
52 補助ローラ
62 2次転写ローラ
70 支持部材モータ
72 支持部材
80 搬送モータ
82Y、82M、82C、82K、82i LDドライバ
84Y、84M、84C、84K、84i 現像装置モータ
86Y、86M、86C、86K、86i 転写モータ
88Y、88M、88C、88K、88i 感光体モータ
94Y、94M、94C、94K、94i チャージバイアス電源
96Y、96M、96C、96K、96i 現像バイアス電源
98Y、98M、98C、98K、98i 1次転写バイアス電源
100 画像形成装置
2M M画像形成ユニット
2C C画像形成ユニット
2i i画像形成ユニット
2K K画像形成ユニット
10 制御装置
22Y、22M、22C、22K、22i 感光体ドラム
24Y、24M、24C、24K、24i 帯電器
26Y、26M、26C、26K、26i 露光装置
28Y、28M、28C、28K、28i 現像装置
42 中間転写ベルト
44 搬送ローラ
48Y、48M、48C、48K、48i 転写ローラ
50Y、50M、50C、50K、50i クリーナ
52 補助ローラ
62 2次転写ローラ
70 支持部材モータ
72 支持部材
80 搬送モータ
82Y、82M、82C、82K、82i LDドライバ
84Y、84M、84C、84K、84i 現像装置モータ
86Y、86M、86C、86K、86i 転写モータ
88Y、88M、88C、88K、88i 感光体モータ
94Y、94M、94C、94K、94i チャージバイアス電源
96Y、96M、96C、96K、96i 現像バイアス電源
98Y、98M、98C、98K、98i 1次転写バイアス電源
100 画像形成装置
Claims (7)
- シアン色トナーを用いてシアン色画像を形成するシアン色画像形成ユニットと、
マゼンタ色トナーを用いてマゼンタ色画像を形成するマゼンタ色画像形成ユニットと、
イエロー色トナーを用いてイエロー色画像を形成するイエロー色画像形成ユニットと、
ブラック色トナーを用いてブラック色画像を形成するブラック色画像形成ユニットと、
不可視トナーを用いて不可視画像を形成する不可視画像形成ユニットと、
前記ブラック色トナー及び前記不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の画像形成動作を停止するように制御する制御手段と、
を含む画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の像担持体の回転、帯電手段の帯電出力、露光手段の露光動作、及び現像手段の現像動作の少なくとも1つを停止させることにより、または、帯電手段の帯電出力を所定レベルまで低下させることにより、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の画像形成動作を停止する請求項1記載の画像形成装置。
- 前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、前記イエロー色画像形成ユニット、前記ブラック色画像形成ユニット、及び前記不可視画像形成ユニットの各々の像担持体上に形成された各画像を転写ベルトまたは用紙搬送ベルト上の記録媒体に転写する転写手段を更に備え、
前記制御手段は、前記ブラック色トナー及び前記不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、更に、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の像担持体と前記転写ベルトまたは前記用紙搬送ベルトとを離間するように制御する請求項1または請求項2記載の画像形成装置。 - シアン色トナーを用いてシアン色画像を形成するシアン色画像形成ユニットと、
マゼンタ色トナーを用いてマゼンタ色画像を形成するマゼンタ色画像形成ユニットと、
イエロー色トナーを用いてイエロー色画像を形成するイエロー色画像形成ユニットと、
ブラック色トナーを用いてブラック色画像を形成するブラック色画像形成ユニットと、
不可視トナーを用いて不可視画像を形成する不可視画像形成ユニットと、
前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、前記イエロー色画像形成ユニット、前記ブラック色画像形成ユニット、及び前記不可視画像形成ユニットの各々の像担持体上に形成された各画像を転写ベルトまたは用紙搬送ベルト上の記録媒体に転写する転写手段と、
前記ブラック色トナー及び前記不可視トナーのみを用いて画像を形成する場合に、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットの各々の像担持体と前記転写ベルトまたは前記用紙搬送ベルトとを離間するように制御する制御手段と、
を含む画像形成装置。 - 前記ブラック色画像形成ユニットと前記不可視画像形成ユニットとを隣接して設けた請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記不可視画像形成ユニットを、前記シアン色画像形成ユニット、前記マゼンタ色画像形成ユニット、及び前記イエロー色画像形成ユニットよりプロセス方向下流側に設けた請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記ブラック色画像形成ユニットを、プロセス方向に対して最も下流側に設けた請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の画像形成装置。
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