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JP2006224411A - 交換部品および画像形成装置 - Google Patents

交換部品および画像形成装置 Download PDF

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JP2006224411A
JP2006224411A JP2005039828A JP2005039828A JP2006224411A JP 2006224411 A JP2006224411 A JP 2006224411A JP 2005039828 A JP2005039828 A JP 2005039828A JP 2005039828 A JP2005039828 A JP 2005039828A JP 2006224411 A JP2006224411 A JP 2006224411A
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JP2005039828A
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Yoshinori Otsuka
義則 大塚
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Sharp Corp
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Abstract

【課題】 通信手段を介して外部からデータを受信することなく、画像形成装置を動作させるためのソフトウェアであるファームウェアのバージョンアップを自動的に行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置100は、当該画像形成装置100に対して着脱可能な現像ユニット40と、ファームウェアを記憶している設定記憶部44とを備え、上記現像ユニット40は、画像形成装置100のファームウェアを更新するための更新プログラムを記憶したICタグ50を備えており、上記現像ユニット40が画像形成装置100に装着されたことを検出する検出部41と、上記ICタグ50から更新プログラムを取得するプログラム取得部42と、取得した更新プログラムを実行して、上記ファームウェアを更新する書き込み機能を実現する更新プログラム実行部43とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置本体から着脱自在なトナーカートリッジ、現像カートリッジ及びプロセスカートリッジなどの交換部品およびそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ等の画像形成装置は、一様に帯電させた像担持体である感光体ドラムに選択的な露光をして潜像を形成し、この潜像を現像剤であるトナーで顕像化すると共に、該トナー像を記録媒体に転写して画像記録を行う。
このような画像形成装置では、トナーがなくなる都度、トナーを補給しなければならず、このトナーの補給作業は、煩わしいばかりか、汚れを伴うこともある。また、各部材のメンテナンスは、専門のサービスマンでなければ行うことができず、ユーザには不便を伴うことが多かった。
そこで、現像装置等を一体にまとめたプロセスカートリッジを、装置本体に対して着脱自在とすることにより、トナーがなくなった場合や現像ローラ等の部品が寿命となった場合に、ユーザが該カートリッジを交換可能とし、メンテナンスを容易にしたものが実用化されている。
このようなカートリッジ方式の画像形成装置では、ユーザ自身がカートリッジを交換しなければならないため、トナーが消費された場合や現像ローラ等の部品が寿命となった場合にユーザに報知する手段が必要となる。
そこで、部品寿命やトナー消費量の検出手段として、EEPROM等の不揮発性の記憶手段を装置本体に設けて、カートリッジの使用量を積算して記憶させる方法が提案されている。例えば、感光体ドラムをレーザ光などによって露光させる場合、露光時間の情報、従ってトナー残量に対応する情報を加算記憶する手段を備えた画像形成装置が知られている。
また、新たにカートリッジが装置本体に装着されたとき、当該カートリッジに関する情報をユーザに報知するために、上記カートリッジに、当該カートリッジに関する情報を記憶したICチップを備えた構成が、例えば、特許文献1、2に開示されている。
上記特許文献1、2には、上記ICチップに、例えば、トナー種類や、トナー消費量、商品名、製造社名,販売者名などの商品情報が格納されている。
また、トナーカートリッジに用いられる現像ローラ、感光体クリーニングブレード等、構成部品のロット番号、リサイクル回数、累積印字枚数をICチップに記憶させ、トナーカートリッジのリサイクルを管理する構成が特許文献3に開示されている。
このような、トナーカートリッジでは、当該トナーカートリッジに、単なる情報を記憶したICチップを貼り付けている構成が従来では提案されている。
ところで、近年の画像形成装置では、例えば、プリンタに画像読取装置を搭載することで、複写機を実現したり、複写機に通信手段を付加することにより、FAX機能を実現したりする場合がある。より具体的には、近年では、単に、複写機能だけでなく、様々なユニットを搭載することにより、新たな機能を追加することができるデジタル複合機が普及している。
しかしながら、例えば、元の複写機に例えば新たな排紙装置を搭載した場合、この新たな排紙装置を搭載した複写機を正常に動作させるためには、当該複写機を動作させるソフトウェアであるファームウェアを更新する必要がある。そして、このファームウェアの更新を行うためには、上記複写機をメンテナンスするサービスマンが行う必要があった。
そこで、このように、サービスマンがファームウェアのバージョンアップを行う煩雑性を解決する方法として、例えば、特許文献4に開示の方法が提案されている。
具体的には、上記特許文献4に開示の方法では、FAX機能を利用して、外部から通信回線を介して送られてくるデータを受信して、プリンタのファームウェアのバージョンアップを行っている。
特開平10−198146公報(公開日;1998年7月31日) 特開2003−39783公報(公開日;2003年2月13日) 特開平11−126008号公報(公開日;1999年5月11日) 特開2000−316066公報(公開日;2000年、11月14日)
しかしながら、上記従来の構成では、ファームウェアのバージョンアップを行う際には、通信手段を介して、バージョンアップを行うためのデータを取得する必要がある。このため、通信手段を有していない、例えば、プリンタや複写機の場合、上記データを取得することはできず、自動的にファームウェアのバージョンアップを行えないという問題点がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信手段を介して外部からデータを受信することなく、画像形成装置を動作させるためのソフトウェアであるファームウェアのバージョンアップを行うことができる画像形成装置および当該画像形成装置に装着される画像形成用カートリッジを提供することにある。
本発明に係る交換部品は、上記の課題を解決するために、画像形成装置のファームウェアを更新するための更新プログラムを記憶した記憶装置を有するとともに、当該画像形成装置に対して着脱可能であることを特徴としている。
上記の構成において、交換部品は、その機能を発揮させる画像形成装置に装着して使用され、交換部品の筐体の劣化により、または、その内容物であり画像形成装置の稼働に伴って消費されることを前提としている消費物の消費ないし劣化等により、画像形成装置から取り外されて交換される部品を対象としている。
また、上記の構成において、ファームウェアは、画像形成装置を動作させるためのソフトウェアであり、当該ファームウェアとしては、具体的には、例えば、ハードウェアの基本的な制御を行うためのBIOSやOS、画像形成を行うためのアプリケーションソフト等のソフトウェアが挙げられる。また、「ファームウェアを更新する」とは、(1)ファームウェアの実行コードの変更(更新)、(2)ファームウェアのパラメータを示すデータの変更、および、(3)上記実行コードとパラメータを示すデータとの両方の変更、を示す。
上記の構成によれば、交換部品を画像形成装置に対して装着するだけで、ファームウェアを更新することができる。これにより、従来のように通信回線を介してデータを取得しファームウェアを更新する必要がない。また、交換部品を画像形成装置に対して装着するだけで、ファームウェアを更新できるので、例えば、サービスマンが不在の場合でも簡単にファームウェアの更新(バージョンアップ)を行うことができる。
本発明に係る交換部品は、上記の構成に加えて、上記更新プログラムが、画像形成装置によって読み出され、当該画像形成装置に上記ファームウェアを更新する更新機能を実現させるものである構成がより好ましい。
上記の構成とすることにより、画像形成装置は、記憶装置から更新プログラムを読み出して、ファームウェアを更新することができるので、交換部品を画像形成装置に装着しただけで、当該画像形成装置のファームウェアの更新を行うことができる。
本発明に係る交換部品は、上記の構成に加えて、上記更新プログラムが、画像形成装置に、上記ファームウェアのバージョン情報を取得する取得機能と、当該更新プログラムのバージョン情報と、装着される画像形成装置に記憶されたファームウェアのバージョン情報とを比較する比較機能と、上記更新プログラムのプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しいと判断した場合に、上記ファームウェアの更新を行う更新機能と、を実現させるものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、画像形成装置のファームウェアを更新する前に、現在のファームウェアのバージョン情報と更新プログラムのバージョン情報との比較を行い、更新プログラムのプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しい場合のみ、更新を行うようになっている。これにより、ファームウェアのバージョンが既に最新の場合であって更新プログラムのバージョンのほうが古い場合に、当該ファームウェアが更新されるという事態を防止することができる。
本発明に係る交換部品は、上記の構成に加えて、上記更新プログラムが、さらに、画像形成装置が備える表示手段に当該更新プログラムを特定する特定情報を表示させる、表示機能を実現させる構成であることがより好ましい。
上記の構成とすることにより、画像形成装置のファームウェアを更新する更新プログラムを識別する識別情報を表示することができるので、どのような更新プログラムであるのかを理解することができる。また、画像形成装置のユーザは、上記識別情報を確認することで、上記更新プログラムが正常なものであるか否かを判断することができる。
本発明に係る交換部品は、上記の構成に加えて、上記記憶装置が、装着される画像形成装置が有する、当該画像形成装置に対してユニークに付与された装置固有情報を格納する格納領域を備えている構成であることがより好ましい。
上記の構成によれば、上記交換部品の記憶装置には、上記交換部品が装着された画像形成装置の装置固有情報を格納する格納領域が備えられている。これにより、上記交換部品の記憶装置に記憶されている更新プログラムを用いてファームウェアの更新を行った画像形成装置の装置固有情報を記憶することができる。従って、例えば、上記交換部品の供給元が、当該交換部品を回収して、上記装置固有情報を読み出すことで、ファームウェアの更新を行った画像形成装置を特定することができる。
本発明に係る画像形成装置は、上記の課題を解決するために、自装置に対して着脱可能な交換部品と、ファームウェアを記憶している記憶部とを備え、画像形成動作を行う画像形成装置であって、上記交換部品は、自装置のファームウェアを更新するための更新プログラムを記憶した記憶装置を備えており、上記記憶装置から更新プログラムを取得する取得手段と、取得した更新プログラムを実行して、上記ファームウェアを更新する書き込み機能を実現する更新プログラム実行手段とを有することを特徴としている。
上記の構成によれば、交換部品が備える記憶装置に記憶されている更新プログラムを取得して、当該更新プログラムを実行することにより、自装置である画像形成装置のファームウェアの更新(バージョンアップ)を行うことができる。これにより、従来である通信手段を介して外部からデータを取得しファームウェアを更新する構成に比べて、通信手段を備えている必要はなく、より簡単にファームウェアの更新を行うことができる。つまり、上記の構成とすることにより、上記交換部品を装着するだけで、画像形成装置のファームウェアの更新を行うことができる。
本発明に係る画像形成装置は、上記の構成に加えて、上記取得した更新プログラムを特定する特定情報を表示する表示手段を備える構成がより好ましい。
上記の構成とすることにより、画像形成装置のファームウェアを更新する更新プログラムを特定する特定情報を表示することができるので、どのような更新プログラムであるのかを理解することができる。また、画像形成装置のユーザは、上記特定情報を確認することで、上記更新プログラムが正常なものであるか否かを判断することができる。
なお、特定情報の表示方法としては、例えば、交換部品に上記表示手段に表示すべき上記特定情報が記憶されている場合には、画像形成装置は、交換部品から読み出した上記特定情報を表示してもよく、また、例えば、実際に表示手段に表示する特定情報が予め画像形成装置に記憶されており、上記交換部品には、表示すべき特定情報を指定するための指定命令が記憶されている場合には、上記画像形成装置は、上記交換部品から読み出した指令命令に基づいて、当該画像形成装置に記憶されている特定情報を表示してもよい。
本発明に係る画像形成装置は、上記の構成に加えて、上記記憶部には、上記ファームウェアの更新を許可している更新プログラムを特定するための許可情報が記憶されており、更新プログラム実行手段は、上記交換部品の記憶装置から取得した更新プログラムを特定する特定情報が、上記許可情報に含まれているか否かを判断するとともに、含まれていないと判断すると、その旨を報知するものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、予め登録されている許可情報と取得した更新プログラムの特定情報とがマッチしていない場合は、マッチしていない旨を報知するので、ユーザは、ファームウェアの更新を中止することができる。
本発明に係る画像形成装置は、上記の構成に加えて、上記特定情報が上記許可情報に含まれているか否かの判断に応じて、画像形成動作を制御する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、上記特定情報が上記許可情報に含まれているか否かの判断に応じて、画像形成動作を制御している。
具体的には、例えば、上記特定情報が上記許可情報に含まれていないと判断した場合であっても、画像形成動作を行うようにしてもよい。これにより、例えば、特定情報が上記許可情報に含まれていないと更新プログラム実行手段が判断した場合に、画像形成動作を行うように制御することで、例えば、純正品でないセカンドソースの交換部品を使用した場合でも問題なく画像形成動作を行うことができる。
また、例えば、上記特定情報が上記許可情報に含まれていないと判断した場合に、操作者が画像形成動作を指示した場合には、警告を出しながら画像形成動作を行うようにしてもよい。これにより、操作者は、画像形成装置に装着している交換部品が純正品でないことを把握することができる。
本発明に係る画像形成装置は、上記の構成に加えて、上記記憶装置には、上記交換部品に対してユニークに付された交換部品特定情報が記憶されており、上記更新プログラム実行手段は、上記ファームウェアの更新が行われたことを検出すると、上記交換部品特定情報を上記記憶部に記憶させるものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、ファームウェアの更新が行われた後、上記交換部品特定情報を記憶部に記憶させるので、上記交換部品を取り外しても、画像形成装置に装着された交換部品の履歴を残すことができる。これにより、例えば、ファームウェアの更新を行った結果、画像形成装置が正常に動作しなくなった場合に、どの交換部品が記憶している更新プログラムによって画像形成装置が正常に動作しなくなったかを追跡することができる。
本発明に係る画像形成装置は、上記の構成に加えて、上記更新プログラム実行手段が、上記記憶装置から更新プログラムのプログラムバージョン情報を取得し、上記プログラムバージョン情報と、上記ファームウェアのバージョン情報とを比較する比較し、上記のプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しいと判断した場合に、上記ファームウェアの更新を行うものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、画像形成装置のファームウェアを更新する前に、当該ファームウェアと更新プログラムとのバージョン情報との比較を行い、更新プログラムのプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しい場合のみ、更新を行うようになっている。これにより、ファームウェアのバージョンが既に最新の場合であって更新プログラムのバージョンのほうが古い場合に、当該ファームウェアが更新されるという事態を防止することができる。
本発明に係る画像形成装置は、上記の構成に加えて、上記記憶部には、自装置に対してユニークに付された装置固有情報が記憶されており、上記ファームウェアの更新が行われたことを検出すると、上記装置固有情報を交換部品の記憶装置に書き込む記録手段を備える構成がより好ましい。
上記の構成によれば、上記ファームウェアの更新が行われると、当該ファームウェアの更新が行われた画像形成装置の装置固有情報を、交換部品の記憶装置に記憶している。これにより、上記交換部品の記憶装置に記憶されている更新プログラムを実行して、ファームウェアの更新を行った画像形成装置の装置固有情報を記憶することができる。従って、例えば、上記交換部品の供給元が、当該交換部品を回収して、上記装置固有情報を読み出すことで、ファームウェアの更新を行った画像形成装置を特定することができる。
また、上記記録手段は、上記装置固有情報に加えて、さらに画像形成装置のファームウェアの現在のバージョン情報を記録するようにしてもよい。これにより、例えば、上記交換部品の記憶装置に記憶されている更新プログラムを実行しないで、ファームウェアの更新を行った場合でも、上記記憶装置に、当該交換部品を装着した画像形成装置の装置固有情報を書き込むので、上記交換部品を回収することで、当該交換部品を装着している画像形成装置のファームウェアのバージョン情報を知ることができる。
本発明に係る交換部品は、画像形成装置のファームウェアを更新するための更新プログラムを記憶した記憶装置を有するとともに、当該画像形成装置に対して着脱可能である構成である。
これにより、交換部品を画像形成装置に対して装着するだけで、ファームウェアを更新することができる。それゆえ、従来のように通信回線を介してデータを取得しファームウェアを更新する必要がない。
本発明に係る画像形成装置は、自装置に対して着脱可能な交換部品と、ファームウェアを記憶している記憶部とを備え、画像形成動作を行う画像形成装置であって、上記交換部品は、自装置のファームウェアを更新するための更新プログラムを記憶した記憶装置を備えており、上記交換部品が当該自装置に装着されたことを検出する検出手段と、上記記憶装置から更新プログラムを取得する取得手段と、取得した更新プログラムを実行して、上記ファームウェアを更新する書き込み機能を実現する更新プログラム実行手段とを有する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、交換部品が備える記憶装置に記憶されている更新プログラムを取得して、当該更新プログラムを実行することにより、自装置である画像形成装置のファームウェアの更新(バージョンアップ)を行うことができる。これにより、従来である通信手段を介して外部からデータを取得しファームウェアを更新する構成に比べて、通信手段を備えている必要はなく、より簡単にファームウェアの更新を行うことができる。つまり、上記の構成とすることにより、上記交換部品を装着するだけで、画像形成装置のファームウェアの更新を行うことができる。
本発明の実施の一形態について説明すれば、以下の通りである。本実施の形態にかかる画像形成装置は、現像ユニット等の交換部品が備える記憶装置から、当該画像形成装置動作させるためのソフトウェア(ファームウェア)を更新する更新プログラム、を読み出し、この更新プログラムを実行することにより、上記ファームウェアを更新する構成である。また、本実施の形態にかかる交換部品は、上記更新プログラムを記憶した記憶装置を備えるものである。
なお、以下の説明では、交換部品としてトナーを収容するトナーボトル(トナーカートリッジ)を有し、トナーを供給する現像ユニット(現像カートリッジと称する場合もある)を例に説明するが、交換部品は、これに限定されるものではない。上記交換部品とは、機能から見れば装置の一部を構成し、交換により性能が回復・保持できるものを指す。例えば、画像形成装置の場合には、トナーカートリッジあるいは現像カートリッジ、感光体カートリッジ、現像部材と感光体とが一体的に形成されたカートリッジ、インクカートリッジ、インクタンクと印字ヘッドとが一体的に形成されたカートリッジ、熱転写方式用のインクシートカートリッジ等が上記交換部品に相当する。当業界では、これらの商品をサプライ品と呼ぶ場合がある。
また、以下の説明では、ファームウェアは、画像形成装置を動作させるためのソフトウェアであり、当該ファームウェアとしては、具体的には、例えば、ハードウェアの基本的な制御を行うためのBIOSやOS等のソフトウェアが挙げられる。また、「ファームウェアを更新する」とは、(1)ファームウェアの実行コードの変更(更新)、(2)ファームウェアのパラメータを示すデータの変更、および、(3)上記実行コードとパラメータを示すデータとの両方の変更を示す。
まず、画像形成装置100の概略の構成について説明する。ここで、本発明の実施の一形態について、図2に基づいて説明する。
図2は、本実施の形態に係る画像形成装置100の概略の構成を示す側面透視図である。
上記画像形成装置100は、外部から受信した画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色および単色の画像を形成するものである。そして、上記画像形成装置100は、図2に示すように、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4、中間転写ベルトユニット8、定着部12と、用紙搬送路S、給紙部10および排紙部15等より構成されている。
なお、本画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2(2a、2b、2c、2d)、感光体ドラム3(3a、3b、3c、3d)、帯電器5(5a、5b、5c、5d)、クリーナユニット4(4a、4b、4c、3d)は各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれaがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、dがイエローに設定され4つの画像ステーションが構成されている。
上記感光体ドラム3は、本画像形成装置100の上部に配置(装着)されており、感光体ドラム3は、所定方向に回転している。帯電器5は、上記感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図2に示すように接触型のローラ型やブラシ型の帯電器のほかに、例えば、チャージャー型の帯電器を用いてもよい。露光ユニット1は、図2に示すようにレーザ照射部および反射ミラーを備えた、レーザスキャニングユニット(LSU)を用いる手法のほかに、発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いる手法もある。そして、上記露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有するものである。上記現像器2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))のトナーにより顕像化するものである。クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収するものである。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット8は、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルトテンション機構73、中間転写ベルト従動ローラ72、中間転写ローラ6(6a、6b、6c、6d)、および中間転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルトテンション機構73、中間転写ローラ6、中間転写ベルト従動ローラ72等は、中間転写ベルト7を張架し、図中の矢印B方向に回転駆動させるものである。
中間転写ローラ6は、中間転写ベルトユニット8の中間転写ベルトテンション機構73の中間転写ローラ取付部に回転可能に支持されており、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト7上に転写するための転写バイアスを与えるものである。
中間転写ベルト7は、それぞれの感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト7に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト7上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。この中間転写ベルト7は、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト7へのトナー像の転写は、中間転写ベルト7の裏側に接触している中間転写ローラ6によって行われる。中間転写ローラ6には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。中間転写ローラ6は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面は、導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。中間転写ローラ6は、この導電性の弾性材により、中間転写ベルト7に対して均一に高電圧を印加することができる。なお、本実施の形態では、中間転写ローラ6は、ローラ形状転写電極を使用しているが、それ以外にブラシなども用いてもよい。
上記のように各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化された静電像は、中間転写ベルト7で積層されることにより、装置に入力された画像情報となる。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト7の回転によって、後述のシート(記録用紙)と中間転写ベルト7の接触位置に配置される転写ローラ11によって当該シート上に転写される。
このとき、中間転写ベルト7と転写ローラ11とは、所定のニップとなるように圧接されると共に、転写ローラ11にはトナーを記録用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、転写ローラ11と中間転写ベルト駆動ローラ71とは、上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ11および中間転写ベルト駆動ローラ71の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
また、上記のように、感光体ドラム3との接触により中間転写ベルト7に付着したトナー、または、転写ローラ11によってシート上に転写が行われず中間転写ベルト7上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収されるように設定されている。中間転写ベルトクリーニングユニット9には、中間転写ベルト7に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト7は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ72で支持されている。
給紙部10は、画像形成に使用するシートを蓄積しておくためのトレイであり、画像形成装置100の画像形成部および露光ユニット1の下側に設けられている。また、画像形成装置100の上部に設けられている排紙部15は、印刷済みのシートをフェイスダウンで載置するためのトレイである。
また、上記画像形成装置100には、給紙部10から供給されるシートを転写ローラ11や定着部12を経由させて排紙部15に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。さらに、給紙部10から排紙部15までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ16、レジストローラ14、転写ローラ11、定着部12、シートを搬送する搬送ローラ25等が配されている。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・補助するための、小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ16は、給紙部10の端部に備えられ、給紙部10から、シートを1枚毎に用紙搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
また、レジストローラ14は、用紙搬送路Sを搬送されているシートをいったん保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像の先端とシートの先端を合わせるタイミングでシートを転写部に搬送する機能を有している。
定着部12は、ヒートローラ31、加圧ローラ32等を備えており、ヒートローラ31および加圧ローラ32は、両者の間にシートを挟んで回転するようになっている。
また、ヒートローラ31は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部によって所定の定着温度となるように設定されている。そして、ヒートローラ31は、加圧ローラ33とともにシートを熱圧着することにより、シートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。
なお、多色トナー像が定着された後のシートは、搬送ローラ25…によって用紙搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態で(多色トナー像を下側に向けて)、排紙部15上に排出されるようになっている。
次に、シート搬送経路を詳細に説明する。画像形成装置100には予めシートを収納する給紙部10が配置されると共に、ユーザが少数枚の印字を行うための手差しトレイ20が配置されている。
上記給紙部10および手差しトレイ20のシート搬送方向側には、各々ピックアップローラ16が配置され、上記シートを1枚ずつ用紙搬送路Sに導くようになっている。
給紙部10から搬送されるシートは、用紙搬送路S中の搬送ローラ25−1によってレジストローラ14まで搬送され、シートの先端と中間転写ベルト7上の画像情報の先端を整合するタイミングで転写ローラ11に搬送され、シート上に画像情報が書き込まれる。その後、シートは定着部12を通過する事によってシート上の未定着トナーが熱で溶融・固着され搬送ローラ25−2を経て排紙ローラ25−3から排紙部15上に排出される(片面印字の場合)。
他方、手差しトレイ20に積載されるシートはピックアップローラ16−2によって給紙され、複数の搬送ローラ(25−6、25−5、25−4)を経てレジストローラ14に到達し、それ以降は給紙部10から給紙されるシートと同様の経過を経て排紙部15に排出される(片面印字の場合)。
このとき、印字要求内容が両面印字要求の場合は、上記のように片面印字が終了し、定着部12を通過したシートの後端が前記排紙ローラ25−3でチャックされ、排紙ローラが逆回転する事によって搬送ローラ(25−7、25−8)に導かれた後、レジストローラ14を経て裏面印字が行われた後に排紙部15に排出される。
そして、本実施の形態では、画像形成装置100にトナーを供給する現像器2およびトナーを収容するトナーカートリッジ60を含む現像ユニット40(交換部品)が、当該画像形成装置100に対して着脱可能に取り付けられる。
なお、上記現像ユニット40のトナーカートリッジ60は、現像器2に対しても着脱可能に取り付けられている。つまり、トナーカートリッジ60も、画像形成装置100に対して着脱可能に取り付けられている。そして、トナーカートリッジ60は、図3に示すように、現像器2に取り付けられる。なお、上記図3は、トナーカートリッジ60を装着した場合の画像形成装置100の側面透視図である。このトナーカートリッジ60および現像器2を含む現像ユニット40については後述する。
図1は、画像形成装置100の概略の構成を示すブロック図である。以下に、交換部品であるトナーボトルに備えられた記憶装置(ICタグ50)から更新プログラムを取得して実行する構成について説明する。
画像形成装置100は、図1に示すように、検出部41、プログラム取得部42、更新プログラム実行部43、設定記憶部44、動作制御部45、動作部46、固有情報記録部48、および、現像ユニット40を備えている。
現像ユニット40は、画像形成装置100本体の画像形成部にトナーを供給して、感光体ドラム3上に形成された静電潜像をトナーにより顕像化するものである。そして、上記現像ユニット40は、上記現像器2とトナーを格納しているトナーカートリッジ60とが一体化されている。なお、上記現像ユニット40については後述する。
上記検出部41は、交換部品である現像ユニット40が、画像形成装置100に装着されたか否かを検出するものである。具体的には、検出部41としては、機械的なスイッチや、赤外線センサ等が挙げられる。
上記プログラム取得部42は、上記現像ユニット40が備えるICタグ50(記憶装置)から、上記画像形成装置100のファームウェアを更新するための更新プログラムを取得するものである。そして、本実施の形態では、上記プログラム取得部42は、上記ICタグ50から、上記更新プログラムに加えて、当該更新プログラムのバージョン情報および当該更新プログラムを特定する特定情報を取得している。
更新プログラム実行部43は、上記プログラム取得部42によって取得された更新プログラムを実行するものである。より詳細には、上記更新プログラム実行部43は、上記更新プログラムを実行して、設定記憶部44に記憶されているファームウェアを書き換える(更新)するものである。上記更新プログラムとしては、例えば、CPU等の演算処理装置等が挙げられる。なお、更新プログラム実行部43の詳細な構成については後述する。
上記表示部47は、上記更新プログラムを特定する特定情報を表示するものである。なお、上記表示部47は、上記特定情報に限らず、種々の情報を表示するものである、そして、この表示部47には、図示しない表示パネル(例えば、液晶パネルや有機ELパネル)とその駆動回路とが含まれている。
上記設定記憶部44は、上記ファームウェアを少なくとも記憶しているものである。本実施の形態では、上記設定記憶部44は、ファームウェア記憶部56および固有情報格納部57を備えている。上記ファームウェア記憶部56は、ファームウェアを記憶している。また、上記ファームウェア記憶部56は、上記ファームウェアのバージョン情報(B)を記憶している。また、上記固有情報格納部57は、画像形成装置100を特定する装置固有情報を格納している。より具体的には、固有情報格納部57は、画像形成装置100に対してユニークに付与されたシリアル番号等の装置固有情報を格納している。また、上記固有情報格納部57には、上記装置固有情報の他に、画像形成装置100の型番、装着されているユニットの詳細な情報等の種々の情報が格納されていてもよい。
上記動作制御部45は、後述する動作部46の動作の制御を行うものである。より具体的には上記動作制御部45は、ファームウェア記憶部56に記憶されているファームウェアに基づいて、動作部46の動作を制御している。
上記動作部46は、画像形成動作を行う際に実際に動作するものである。具体的には、上記動作部46は、画像読取部24、感光体ドラム3、給紙部10、定着部12、排紙部15を備えており、これらの各部材は、動作制御部45によってそれぞれの動作が制御されている。上記画像読取部24は、原稿画像を光学的に読取るものである。上記感光体ドラム3は、上記画像読取部24によって読取られた画像情報に基づいて感光体ドラム3上に静電潜像を形成するものである。上記給紙部10は、画像形成を行うシートを感光体ドラム3に供給するものである。定着部12は、上記現像ユニット40によってシート上に形成されたトナー像を定着するものである。排紙部15は、画像が形成されたシートを排出するものである。なお、上記動作部46は、上記に限定されるものではなく、動作制御部45によって動作の制御が行われるもの全てが含まれる。
上記固有情報記録部48は、上記設定記憶部44の固有情報格納部57に格納されている装置固有情報を、現像ユニット40のICタグ50の固有情報格納領域52に記録するものである。より具体的には、本実施の形態では、上記固有情報記録部48は、上記更新プログラム実行部43から、ファームウェアの更新が完了した完了報告を受信した場合に、上記固有情報格納領域52に、装置固有情報を記憶している。
ここで、更新プログラム実行部43の詳細な構成について説明する。上記更新プログラム実行部43は、抽出部54、比較部53および更新部55を備えている。
上記抽出部54は、更新プログラムのバージョン情報(A)および現在のファームウェアのバージョン情報(B)を取得するものである。より具体的には、上記抽出部54は、設定記憶部44のファームウェア記憶部56からバージョン情報(B)を抽出(取得)するとともに、プログラム取得部42によって取得された更新プログラムのバージョン情報(A)を取得する。なお、上記更新プログラムと上記バージョン情報(A)とが一体化されている場合には、上記抽出部54は、その更新プログラムからバージョン情報(A)を抽出する。
上記比較部53は、抽出部54によって抽出されたバージョン情報(A)とバージョン情報(B)とを比較して、どちらのバージョン情報が新しいか否かを判断する。より具体的には、上記比較部53は、バージョン情報(A)とバージョン情報(B)とにそれぞれ付加されているバージョン番号同士を比較して、どちらのバージョン情報が新しいか否かを判断する。
上記更新部55は、比較部53の比較結果、更新プログラムのバージョン情報(A)のほうがファームウェアのバージョン情報(B)よりも新しい場合に、上記ファームウェアを書き換えるものである。
このように、上記更新プログラム実行部43は、更新プログラムを実行して、ファームウェアを更新する書き込み機能を実現している。
次に、現像ユニット40について説明する。
図4、5は、現像ユニット40の概略の構成を示す斜視図である。上記現像ユニット40は、図4に示すように、現像槽61およびトナーカートリッジ60を備えている。そして、上記現像ユニット40は、画像形成装置100に着脱可能となっている。
上記現像槽61は、トナーカートリッジ60から供給されたトナーを用いて静電潜像からトナー像を形成するものである。
上記トナーカートリッジ60は、現像剤であるトナーを収容するものである。上記トナーカートリッジ60は、図5に示すように、攪拌部材62およびICタグ50、透明窓63を備えている。上記攪拌部材62は、トナーカートリッジ60に収容されたトナーを攪拌するものであり、現像ユニット40が画像形成装置100に装着されると、上記攪拌部材62の回転軸に取り付けられているドッグクラッチ65と、画像形成装置100に設けられているドッグクラッチ65とが嵌合する。そして、画像形成装置100に設けられたドッグクラッチ65と接続された図示しない駆動源によって、上記攪拌部材62は回転することになる。上記透明窓63は、画像形成装置100に設けられた検出部41である本体設置センサ66が、当該現像ユニット40が装着されたか否かを検出するために設けられている。より具体的には、本体設置センサ66と透明窓63とは、嵌合するようになっている。
上記ICタグ50は、上記ファームウェアを格納するものである。より具体的には、上記ICタグ50は、プログラム格納領域51および固有情報格納領域52を備えており、上記プログラム格納領域にはファームウェアを更新する更新プログラムが格納されている。そして、上記ICタグ50に記憶された情報(ファームウェア)は、画像形成装置100が備えるプログラム取得部42である本体設置通信アンテナ部材66によって、読取られる。つまり、本実施の形態では、現像ユニット40に設けられたICタグ50に記憶されている情報は、非接触の状態で画像形成装置100に読取られる。以下に、ファームウェアを含む、上記ICタグ50に記憶された情報について説明する。
図6は、ICタグ50に記憶された情報を説明するデータテーブルである。なお、図6(a)は、上記ICタグ50に記憶された情報の内容を示しており、図6(b)は、当該情報の具体例を示している。
図6に示すように、上記ICタグ50には、ファームウェアを更新する更新プログラムが記憶されている。本実施の形態では、上記ICタグ50には、上記更新プログラムの他に、更新プログラムのバージョン情報および更新プログラムを特定する特定情報が記憶されている。
より具体的には、図6(a)に示すように、上記ICタグ50には、交換部品の製品名、交換部品の製造番号、交換部品の製造者名、更新プログラムの商標、収納物の製品名、収納物の製造者名、収納物の原材料名、収納物の内容量、収納物の使用期限、交換部品の累積印刷枚数、交換部品のリサイクル数、現収納物の累積印刷枚数、現収納物の残量、リサイクル履歴情報、交換部品の製造者連絡先、収納物の製造者連絡先、メンテナンスの依頼を行う連絡先、および、更新プログラムが記録されている。
なお、交換部品が現像ユニット40である場合には、図6(b)に示すように、ICタグ50には、例えば、「交換部品の製品名」として「トナーカートリッジAR−ST17−B」が、「交換部品の製造番号」として「0000123456」が、「交換部品の製造者名」として「シャープ株式会社」が、「更新プログラムの商標」として「リブル:LIBRE」が、「収納物の製品名」として「トナー(黒)」が、「収納物の製造者名」として「シャープ株式会社」が、「収納物の原材料名」として「ポリエチレン、カーボンブラック、ワックス、シリカ」が、「収納物の内容量」として「240g」が、「収納物の使用期限」として「2006/12/31」、「交換部品の累積印刷枚数」として「5500」が、「交換部品のリサイクル数」として「2」が、「現収納物の累積印刷枚数」として「1500」が、「現収納物の残量」として「60」が、「リサイクル履歴情報」として「シール1」、「交換部品の製造者連絡先」として「TEL0742-53-5521」が、「収納物の製造者連絡先」として「TEL0742-53-5521」が、「メンテナンスの依頼を行う連絡先」として「TEL06-6621-1221」が、そして、「更新プログラム」として「バージョンアップデータ、実行プログラム、比較プログラム、バージョン情報取得プログラム」がそれぞれ記憶されている。
このうち、「更新プログラムの商標」が上記更新プログラムを特定する特定情報に相当する。従って、本実施の形態では、上記現像ユニット40を画像形成装置100に装着して、更新プログラムを実行する際には、上記ICタグ50に記憶されている「更新プログラムの商標」である「リブル:LIBRE」が表示部47に表示されることになる。
また、上記ICタグ50には、図6に示すように、固有情報格納領域52を有している。この固有情報格納領域52は、画像形成装置100の固有情報記録部48が、当該画像形成装置100固有の情報を書き込む領域である。
図7は、ファームウェアを更新する更新処理を説明するフローチャートである。ここで、現像ユニット40が画像形成装置100に装着された際に、当該画像形成装置100が、当該現像ユニット40のICタグ50に記憶されている更新プログラムを読み出して、上記ファームウェアを更新する更新処理について図7を参照して説明する。
まず、画像形成装置100の検出部41は、当該画像形成装置100に上記現像ユニット40が装着されたか否かを検出する(S10)。上記ステップS10にて、上記現像ユニット40が装着されたことを検出する(S10にてYES)と、上記検出部41は、プログラム取得部42に、現像ユニット40に備えられたICタグ50に記憶されているデータを読み出すよう指示するデータ取得命令を出す。
上記データ取得命令を受信したプログラム取得部42は、現像ユニット40に備えられたICタグ50に記憶されている更新プログラムを含むデータを取得する(S11)。本実施の形態では、上記プログラム取得部42は、更新プログラム、更新プログラムのバージョン情報(A)および更新プログラムを特定する特定情報(ここでは、更新プログラムの商標)を取得している。
次に、上記プログラム取得部42は、ICタグ50から取得したデータを更新プログラム実行部43に送信する。そして、上記更新プログラムを含むデータを取得した更新プログラム実行部43は、取得した更新プログラムを実行する。つまり、上記更新プログラム実行部43は、更新プログラムを実行することにより、抽出部54、比較部53および更新部55の機能を実現し、ファームウェアの更新を行う。
具体的には、まず、上記更新プログラム実行部43は、上記プログラム取得部42から取得したデータのうち、更新プログラムを特定する特定情報である更新プログラムの商標および更新プログラムに関する情報を表示部47に送信する。そして表示部47では、上記受信した更新プログラムの商標および更新プログラムに関する情報を表示パネルに表示する(S13)。
次に、上記更新プログラム実行部43の抽出部54は、設定記憶部44に記憶されている現在のファームウェアのバージョン情報(B)を抽出(S14)する。そして、上記抽出部54は、上記バージョン情報(B)とプログラム取得部42から取得した上記バージョン情報(A)とを比較部53に送信する。
そして、比較部53では、上記バージョン情報(A)とバージョン情報(B)とを比較して、更新プログラムのプログラムバージョン情報(A)が上記ファームウェアのバージョン情報(B)よりも新しいか否かを判断する(S15)。
そして、上記ステップS15において、バージョン情報(A)がバージョン情報(B)よりも新しいと判断(S15にてYES)した場合、比較部53に、上記バージョン情報(A)がバージョン情報(B)よりも新しい旨を通知する。
上記バージョン情報(A)がバージョン情報(B)よりも新しい旨を受信した更新部55は、表示部47を動作させて、ファームウェアの更新を行うか否かの問い合わせを行う(S16)。
そして、画像形成装置100の操作者は、上記ステップS13で表示部47に表示されている情報に基づいて、ファームウェアの更新を行うか否かを決定する。そして、操作者は、画像形成部の図示しない操作部を用いてファームウェアの更新の可否を指示する。
そして、上記更新部55は、操作者からファームウェアの更新命令を受信すると、設定記憶部44に記憶されているファームウェアを更新する(S17)。具体的には、上記更新部55は、設定記憶部44に記憶されている動作部46を動作させるために必要な実行コードおよび/またはパラメータを示すバージョンアップデータを、更新プログラムに含まれる実行コードおよびバージョンアップデータに基づいて書き換える。
そして、ファームウェアの更新が完了すると、更新プログラム実行部43は、固有情報記録部48に、更新が終了した旨の更新終了通知を行う。
上記更新終了通知を受信した固有情報記録部48は、設定記憶部44の固有情報格納部57に格納されている装置固有情報を取得する(S18)。そして、上記固有情報記録部48は、当該装置固有情報をICタグ50の固有情報格納領域52に、上記装置固有情報を記録する(S19)。
なお、上記ステップS15にて、比較部53がバージョン情報(A)がバージョン情報(B)よりも新しくないと判断した場合、または、上記ステップS16にて、更新部55がファームウェアの更新を行わない旨の通知を受信した場合には、ファームウェアの更新は行われない。
このようにして、画像形成装置100は、交換部品である現像ユニット40に備えられている記憶装置(ICタグ50)から、ファームウェアを更新する更新プログラムを取得して、当該画像形成装置100のファームウェアを更新する。
ここで、上記更新プログラムの一例について説明する。
上記更新プログラムの内容が、例えば、現像バイアスおよびトナーの撹拌時間の数値データを変更する場合には、ファームウェアに記録されている現像バイアスおよびトナーの撹拌時間の数値データを、バージョンアップデータを用いて、上書き保存で修正する。
また、例えば、湿度が40%以上で1枚あたりの印字率15%を越える印刷が10分連続して行われるごとに現像剤のトナー濃度基準値にヘビーデューティー補正値として0.25%(上限1.25%)として加算し、上記条件から外れるときは10分ごとにヘビーデューティー補正値から0.25%を減算(下限0%)するように、ヘビーデューティー補正機能を追加する場合には、更新部55は、トナー濃度制御プログラムエリアに追加する余地がないので、ROMの空きエリアに修正プログラムを一旦書き込み、トナー濃度制御プログラムエリアから修正プログラムへジャンプ命令書き込み対応することでファームウェアを更新する。
また、例えば、現像ユニット40のICタグ50に記憶されている種々のデータを予め暗号化しておき、上記ICタグ50に記憶されている種々のデータを読み出す際に復号化させて読み出しても良い。これについて以下に説明する。
上記ICタグ50には、ファームウェアを更新するための更新プログラムが記憶されている。上記ファームウェアは、画像形成装置100の動作を制御するためのソフトウェアであり、これが誤って書き換えられた場合には、正常に動作しない場合がある。つまり、例えば、第3者によって、上記更新プログラムが書き換えられ、その書き換えられた更新プログラムを実行して、ファームウェアを更新した場合、画像形成装置100は正常に動作しないこととなる。
この事態を防止するために、ICタグ50に記憶させておく更新プログラムを予め秘密鍵で暗号化しておき、画像形成装置100のプログラム取得部42が、上記更新プログラムを読み出す際に上記秘密鍵に対応した公開鍵を用いて暗号化された更新プログラムを復号化してもよい。このように、ICタグ50に記憶されている更新プログラムを予め暗号化させておくことにより、現像ユニット40の流通過程で、上記更新プログラムが改竄される恐れを防止することができる。
なお、上記暗号化された更新プログラムを復号化するための公開鍵(復号化鍵)は、例えば、工場出荷時に画像形成装置100の本体メモリ(例えば、設定記憶部44に記憶させてもよく、また、後からサービスマンなどが画像形成装置100に記憶させてもよい。
また、例えば、設定記憶部44に、上記画像形成装置100のファームウェアを更新する更新プログラムを特定する特定情報を記憶させておき、更新プログラム実行部は、ファームウェアの更新を行う際に、プログラム取得部42を介してICタグ50から取得した更新プログラムの特定情報と、上記設定記憶部44に記憶されている特定情報とを比較して、両者が異なっている場合には表示部に警告を表示するようにしてもよい。より具体的には、当該画像形成装置100のファームウェアを更新することが許可する更新プログラムの商標を予め設定記憶部44に記憶させておき、更新プログラム実行部43は、上記ICチップから読み出した更新プログラムの商標が、上記設定記憶部44に記憶されている商標と同じものであるか否かを判断し、異なるものであると判断すると、表示部に警告を表示してもよい。これにより、設定記憶部44に登録されている商標を有さない場合には、積極的に警告を発することでユーザに注意を喚起してトラブルを避けることができる。
なお、上記表示部47に警告が表示されている場合であっても、ユーザが画像形成動作を許可した場合には、動作制御部45は、動作部46を動作させて画像形成動作を行うようにしてもよい。
また、更新プログラム実行部43は、ファームウェアの更新を行った後、現像ユニット40のICタグ50に記憶されている当該現像ユニット40を特定するための特定情報を設定記憶部44に記憶させるようにしてもよい。上記ICタグ50に現像ユニット40に対してユニークに付与されたシリアル番号等の特定情報を記憶させておき、上記IC50に記憶されている更新プログラムによってファームウェアの更新を行った場合に、当該特定情報を画像形成装置100の設定記憶部44に記憶させておくことにより、画像形成装置100に装着された現像ユニット40の履歴を作成することができる。これにより、例えば、純正品以外の粗悪な現像ユニットを用いてファームウェアを更新させた場合に、画像形成装置100が正常に動作しなくなった場合でもその履歴を追跡することにより、原因を特定することができる。
以上のように、本発明に係る現像ユニット40は、画像形成装置100のファームウェアを更新するための更新プログラムを記憶したICタグ50を有するとともに、当該画像形成装置100に対して着脱可能である構成である。
上記の構成において、現像ユニット40は、その機能を発揮させる画像形成装置100に装着して使用され、収容体の劣化により、または、その内容物であり画像形成装置100の稼働に伴って消費されることを前提としている消費物の消費ないし劣化等により、画像形成装置100から取り外されて交換される部品を対象としている。
また、上記の構成において、ファームウェアは、画像形成装置100を動作させるためのソフトウェアであり、当該ファームウェアとしては、具体的には、例えば、ハードウェアの基本的な制御を行うためのBIOSやOS、画像形成を行うためアプリケーションソフト等のソフトウェアが挙げられる。また、「ファームウェアを更新する」とは、(1)ファームウェアの実行コードの変更(更新)、(2)ファームウェアのパラメータを示すデータの変更、および、(3)上記実行コードとパラメータを示すデータとの両方の変更、を示す。
上記の構成によれば、現像ユニット40を画像形成装置100に対して装着するだけで、ファームウェアを更新することができる。これにより、従来のように通信回線を介してデータを取得しファームウェアを更新する必要がない。また、現像ユニット40を画像形成装置100に対して装着するだけで、ファームウェアを更新できるので、例えば、サービスマンが不在の場合でも簡単にファームウェアの更新(バージョンアップ)を行うことができる。
本発明に係る現像ユニット40は、上記の構成に加えて、上記更新プログラムが、画像形成装置100によって読み出され、当該画像形成装置100に上記ファームウェアを更新する更新機能を実現させるものである構成がより好ましい。
上記の構成とすることにより、画像形成装置100は、ICタグ50から更新プログラムを読み出して、ファームウェアを更新することができるので、現像ユニット40を画像形成装置100に装着しただけで、当該画像形成装置100のファームウェアの更新を行うことができる。
本発明に係る現像ユニット40は、上記の構成に加えて、上記更新プログラムが、画像形成装置100に、上記ファームウェアのバージョン情報を取得する取得機能と、当該更新プログラムのバージョン情報と、装着される画像形成装置100に記憶されたファームウェアのバージョン情報とを比較する比較機能と、上記更新プログラムのプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しいと判断した場合に、上記ファームウェアの更新を行う更新機能と、を実現させるものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、画像形成装置100のファームウェアを更新する前に、現在のファームウェアのバージョン情報と更新プログラムのバージョン情報との比較を行い、更新プログラムのプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しい場合のみ、更新を行うようになっている。これにより、ファームウェアのバージョンが既に最新の場合であって更新プログラムのバージョンのほうが古い場合に、当該ファームウェアが更新されるという事態を防止することができる。
本発明に係る現像ユニット40は、上記の構成に加えて、上記更新プログラムが、さらに、画像形成装置100が備える表示部47に当該更新プログラムを特定する特定情報を表示させる、表示機能を実現させる構成であることがより好ましい。
上記の構成とすることにより、画像形成装置100のファームウェアを更新する更新プログラムを識別する識別情報を表示することができるので、どのような更新プログラムであるのかを理解することができる。また、画像形成装置100のユーザは、上記識別情報を確認することで、上記更新プログラムが正常なものであるか否かを判断することができる。
本発明に係る現像ユニット40は、上記の構成に加えて、上記ICタグ50が、装着される画像形成装置100が有する、当該画像形成装置100に対してユニークに付与された装置固有情報を格納する固有情報格納領域52を備えている構成であることがより好ましい。
上記の構成によれば、上記現像ユニット40のICタグ50には、上記現像ユニット40が装着された画像形成装置100の装置固有情報を格納する固有情報格納領域52が備えられている。これにより、上記現像ユニット40のICタグ50に記憶されている更新プログラムを用いてファームウェアの更新を行った画像形成装置100の装置固有情報を記憶することができる。従って、例えば、上記現像ユニット40の供給元が、当該現像ユニット40を回収して、上記装置固有情報を読み出すことで、ファームウェアの更新を行った画像形成装置100を特定することができる。
本発明に係る画像形成装置100は、自装置に対して着脱可能な現像ユニット40と、ファームウェアを記憶している設定記憶部44とを備え、画像形成動作を行う画像形成装置100であって、上記現像ユニット40は、自装置のファームウェアを更新するための更新プログラムを記憶したICタグ50を備えており、上記ICタグ50から更新プログラムを取得するプログラム取得部42と、取得した更新プログラムを実行して、上記ファームウェアを更新する書き込み機能を実現する更新プログラム実行部43とを有する構成である。
上記の構成によれば、現像ユニット40が備えるICタグ50に記憶されている更新プログラムを取得して、当該更新プログラムを実行することにより、自装置である画像形成装置100のファームウェアの更新(バージョンアップ)を行うことができる。これにより、従来である通信手段を介して外部からデータを取得しファームウェアを更新する構成に比べて、通信手段を備えている必要はなく、より簡単にファームウェアの更新を行うことができる。つまり、上記の構成とすることにより、上記現像ユニット40を装着するだけで、画像形成装置100のファームウェアの更新を行うことができる。
本発明に係る画像形成装置100は、上記の構成に加えて、上記取得した更新プログラムを特定する特定情報を表示する表示部47を備える構成がより好ましい。
上記の構成とすることにより、画像形成装置100のファームウェアを更新する更新プログラムを特定する特定情報を表示することができるので、どのような更新プログラムであるのかを理解することができる。また、画像形成装置100のユーザは、上記特定情報を確認することで、上記更新プログラムが正常なものであるか否かを判断することができる。
なお、特定情報の表示方法としては、例えば、現像ユニット40に上記表示部47に表示すべき上記特定情報が記憶されている場合には、画像形成装置100は、現像ユニット40から読み出した上記特定情報を表示してもよく、また、例えば、実際に表示部47に表示する特定情報が予め画像形成装置100に記憶されており、上記現像ユニット40には、表示すべき特定情報を指定するための指定命令が記憶されている場合には、上記画像形成装置100は、上記現像ユニット40から読み出した指令命令に基づいて、当該画像形成装置100に記憶されている特定情報を表示してもよい。
本発明に係る画像形成装置100は、上記の構成に加えて、上記設定記憶部44には、上記ファームウェアの更新を許可している更新プログラムを特定するための許可情報が記憶されており、更新プログラム実行部43は、上記ICタグ50から取得した更新プログラムを特定する特定情報が、上記許可情報に含まれているか否かを判断するとともに、含まれていないと判断すると、その旨を報知するものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、予め登録記憶されている許可情報と取得した更新プログラムの特定情報とがマッチしていない場合は、マッチしていない旨を報知するので、ユーザは、ファームウェアの更新を中止することができる。
本発明に係る画像形成装置100は、上記の構成に加えて、更新プログラム実行部43が、上記特定情報が上記許可情報に含まれていないと更新プログラム実行部43が判断した場合であっても、画像形成動作を許可する構成がより好ましい。
上記の構成によれば、上記特定情報が上記許可情報に含まれていないと更新プログラム実行部43が判断した場合であっても、ファームウェアの更新を行うことができるので、例えば、純正品でないセカンドソースの現像ユニット40を使用した場合でも、画像形成動作を行うことができるので、ユーザに不便を与えることがない。
本発明に係る画像形成装置100は、上記の構成に加えて、上記ICタグ50には、上記現像ユニット40に対してユニークに付された現像ユニット40特定情報が記憶されており、上記更新プログラム実行部43は、上記ファームウェアの更新が行われたことを検出すると、上記現像ユニット40特定情報を上記設定記憶部44に記憶させるものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、ファームウェアの更新が行われた後、上記現像ユニット40特定情報を設定記憶部44に記憶させるので、上記現像ユニット40を取り外しても、画像形成装置100に装着された現像ユニット40の履歴を残すことができる。これにより、例えば、ファームウェアの更新を行った結果、画像形成装置100が正常に動作しなくなった場合に、どの現像ユニット40が記憶している更新プログラムによって画像形成装置100が正常に動作しなくなったかを追跡することができる。
本発明に係る画像形成装置100は、上記の構成に加えて、上記更新プログラム実行部43が、上記ICタグ50から更新プログラムのプログラムバージョン情報を取得し、上記プログラムバージョン情報と、上記ファームウェアのバージョン情報とを比較する比較し、上記のプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しいと判断した場合に、上記ファームウェアの更新を行うものである構成がより好ましい。
上記の構成によれば、画像形成装置100のファームウェアを更新する前に、当該ファームウェアと更新プログラムとのバージョン情報との比較を行い、更新プログラムのプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しい場合のみ、更新を行うようになっている。これにより、ファームウェアのバージョンが既に最新の場合であって更新プログラムのバージョンのほうが古い場合に、当該ファームウェアが更新されるという事態を防止することができる。
本発明に係る画像形成装置100は、上記の構成に加えて、上記設定記憶部44には、自装置に対してユニークに付された装置固有情報が記憶されており、上記ファームウェアの更新が行われたことを検出すると、上記装置固有情報を現像ユニット40のICタグ50に書き込む固有情報記録部48を備える構成がより好ましい。
上記の構成によれば、上記ファームウェアの更新が行われると、当該ファームウェアの更新が行われた画像形成装置100の装置固有情報を、現像ユニット40のICタグ50に記憶している。これにより、上記現像ユニット40のICタグ50に記憶されている更新プログラムを実行することで、ファームウェアの更新を行った画像形成装置100の装置固有情報を記憶することができる。従って、例えば、上記現像ユニット40の供給元が、当該現像ユニット40を回収して、上記装置固有情報を読み出すことで、ファームウェアの更新を行った画像形成装置100を特定することができる。
また、上記固有情報記録部48は、上記装置固有情報に加えて、さらに画像形成装置100のファームウェアの現在のバージョン情報を記録するようにしてもよい。これにより、例えば、上記現像ユニット40のICタグ50に記憶されている更新プログラムを実行しないで、ファームウェアの更新を行った場合でも、上記ICタグ50に、当該現像ユニット40を装着した画像形成装置100の装置固有情報を書き込むので、上記現像ユニット40を回収することで、当該現像ユニット40を装着している画像形成装置100のファームウェアのバージョン情報を知ることができる。
なお、上記の説明では、更新プログラムを実行する際に「更新プログラムの商標」である「リブル:LIBRE」が表示部47に表示される例について説明しているが、上記表示部47に表示する情報としては、上記に限定されるものではなく、上記ICタグ50に記憶されている種々の情報を表示するようにしてもよい。
また、上記の説明では、更新プログラムに、バージョンアップデータ、実行プログラム、比較プログラム、バージョン情報取得プログラムが含まれている例について示したが、これに限定されるものではなく、例えば、バージョンアップデータおよび実行プログラムであってもよい。
また、上記の説明では、上記固有情報記録部48は、上記更新プログラム実行部43からファームウェアの更新が完了した完了報告を受信した場合に、上記固有情報格納領域52に、装置固有情報を記憶しているが、上記固有情報記録部48は、完了報告を受信しなくても固有情報格納領域52に装置固有情報を記憶してもよい。つまり、固有情報記録部48は、ファームウェアの更新が行われたか否かにかかわらず、上記現像ユニット40が装着された画像形成装置100を特定するために装置固有情報を記憶させてもよい。これにより、上記現像ユニット40を回収した人は、当該現像ユニット40が装着された画像形成装置100を知ることができる。
また、上記固有情報記録部48は、上記装置固有情報だけでなく、例えば、画像形成装置100の型番や、当該画像形成装置100が備えているユニットに関する情報も併せてICタグ50の固有情報格納領域52に記憶してもよい。
また、上記の構成では、ファームウェア記憶部56には、ファームウェアのバージョン情報(B)が格納されている場合について説明したが、上記ファームウェアとバージョン情報とは、一体になっていてもよく、それぞれ別体になっていてもよい。
また、上記更新プログラムのバージョン情報(A)についても上記と同様であり、更新プログラムと当該更新プログラムのバージョン情報(A)とは、一体になっていてもよく、それぞれ別体になっていてもよい。
また、本実施の形態では、更新プログラム実行部43は、抽出部54、比較部53及び更新部55を備えている。そして、上記更新プログラム実行部43は、現在の画像形成装置100のファームウェアのバージョン情報と取得した更新プログラムのバージョン情報とをそれぞれ比較して、更新の必要があると判断した場合に、当該ファームウェアの更新を行っている。しかしながら、この方法に限定されるものではなく、更新プログラム実行部43は、両者のバージョン情報を比較することなしに、自動的に更新を行うようにしてもよい。
なお、特定情報の表示方法としては、例えば、現像ユニット40のICタグ50に上記表示部47に表示すべき上記特定情報が記憶されている場合には、更新プログラム実行部43は、現像ユニット40から読み出した上記特定情報を表示してもよく、また、例えば、実際に表示部47に表示する特定情報が予め画像形成装置100の設定記憶部44に記憶されており、上記現像ユニット40には、表示すべき特定情報を指定するための指定命令が記憶されている場合には、上記更新プログラム実行部43は、上記現像ユニット40から読み出した指令命令に基づいて、当該設定記憶部44に記憶されている特定情報を表示してもよい。
本実施の形態にかかる現像ユニット40(交換部品)は、画像形成装置100本体のバージョンアップのためのソフトウェアとソフトウェアの商標を記憶しているICタグ50を有するとともに、画像形成装置100本体に対して着脱交換可能になっている構成であってもよい。これにより、サービスマン・電話回線を経由した保守を必要とせず、本体のバージョンアップが可能となり、かつ、商標をデータとして有するので、ユーザは正規なデータと確認することができ、現像ユニット40を経由したイタズラなどの被害を回避することができる。
また、本実施の形態にかかる画像形成装置100は、上記現像ユニット40が交換されたことを検出すると、現像ユニット40のICタグ50から読み出したバージョンアップソフトの商標を表示し、ユーザからのバージョンアップの許可を確認した後、バージョンアップを行う構成であってもよい。これにより、類似品の現像ユニットなどが装着され、不適切なバージョンアップを行ってしまうトラブルを回避できる。
また、本実施の形態にかかる画像形成装置100は、読み出された商標が画像形成装置100本体に登録されたもの以外の場合には警告を発生する構成であってもよい。これにより、登録品以外はより積極的に警告を発し、ユーザに注意を喚起してトラブルを避けることができる。なお、上記警告を発する方法としては、例えば、表示部47に上記警告を表示してもよく、また、例えば、音声等によって警告を行ってもよい。
また、本実施の形態にかかる画像形成装置100は、読み出されたソフトウェアの商標データが画像形成装置100本体に登録されたもの以外である場合、または、現像ユニット40に、上記ソフトウェアの商標データが記憶されていない場合であっても、ユーザの許可により、通常の印刷動作が可能な構成であってもよい。これにより、セカンドソースの現像ユニットを使用するユーザに不便を与えることを防止できる。
また、本実施の形態にかかる画像形成装置100は、交換装着された現像ユニット40の履歴を画像形成装置100が記憶保存する構成であってもよい。これにより、純正品以外の粗悪な現像ユニットの装着による、故障の発生、部品寿命の短命化などが発生した際に保守作業において、履歴が追跡でき、履歴を収集分析することにより、故障したユーザのみならず広くのユーザに注意情報を提供することができる。
本発明は、特に通信回線を有していない画像形成装置に好適に適用できる。
画像形成装置の概略の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の概略の構成を示す側面透視図である。 トナーカートリッジを装着した場合の画像形成装置の側面透視図である。 現像ユニットの概略の構成を示す斜視図である。 現像ユニットの概略の構成を示す斜視図である。 ICタグに記憶された情報を説明するデータテーブルである。 ファームウェアを更新する更新処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
3 感光体ドラム
10 給紙部
12 定着部
15 排紙部
24 画像読取部
40 現像ユニット(交換部品)
41 検出部(検出手段)
42 プログラム取得部(取得手段)
43 更新プログラム実行部(更新プログラム実行手段)
44 設定記憶部(記憶部)
45 動作制御部
46 動作部
47 表示部(表示手段)
48 固有情報記録部(記録手段)
50 ICタグ(記憶装置)
51 プログラム格納領域
52 固有情報格納領域(格納領域)
53 比較部(比較機能)
54 抽出部(取得機能)
55 更新部(更新機能)
56 ファームウェア記憶部
57 固有情報格納部
60 トナーカートリッジ
61 現像槽
62 攪拌部材
63 透明窓
65 ドッグクラッチ
66 体設置センサ
66 体設置通信アンテナ部材
100 画像形成装置

Claims (12)

  1. 画像形成装置のファームウェアを更新するための更新プログラムを記憶した記憶装置を有するとともに、当該画像形成装置に対して着脱可能であることを特徴とする交換部品。
  2. 上記更新プログラムは、画像形成装置によって読み出され、当該画像形成装置に上記ファームウェアを更新する更新機能を実現させるものであることを特徴とする請求項1記載の交換部品。
  3. 上記更新プログラムは、画像形成装置に、
    上記ファームウェアのバージョン情報を取得する取得機能と、
    当該更新プログラムのバージョン情報と、装着される画像形成装置に記憶されたファームウェアのバージョン情報とを比較する比較機能と、
    上記更新プログラムのプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しいと判断した場合に、上記ファームウェアの更新を行う更新機能と、を実現させるものであることを特徴とする請求項1記載の交換部品。
  4. 上記更新プログラムは、さらに、画像形成装置が備える表示手段に当該更新プログラムを特定する特定情報を表示させる、表示機能を実現させるものであることを特徴とする請求項1記載の交換部品。
  5. 上記記憶装置は、装着される画像形成装置が有する、当該画像形成装置に対してユニークに付与された装置固有情報を格納する格納領域を備えていることを特徴とする請求項1記載の交換部品。
  6. 自装置に対して着脱可能な交換部品と、ファームウェアを記憶している記憶部とを備え、画像形成動作を行う画像形成装置であって、
    上記交換部品は、自装置のファームウェアを更新するための更新プログラムを記憶した記憶装置を備えており、
    上記記憶装置から更新プログラムを取得する取得手段と、
    取得した更新プログラムを実行して、上記ファームウェアを更新する書き込み機能を実現する更新プログラム実行手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 上記取得した更新プログラムを特定する特定情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 上記記憶部には、上記ファームウェアの更新を許可している更新プログラムを特定するための許可情報が記憶されており、
    更新プログラム実行手段は、上記交換部品の記憶装置から取得した更新プログラムを特定する特定情報が、上記許可情報に含まれているか否かを判断するとともに、含まれていないと判断すると、その旨を報知するものであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 上記更新プログラム実行手段は、上記特定情報が上記許可情報に含まれているか否かの判断に応じて、画像形成動作を制御するものであることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 上記記憶装置には、上記交換部品に対してユニークに付された交換部品特定情報が記憶されており、
    上記更新プログラム実行手段は、上記ファームウェアの更新が行われたことを検出すると、上記交換部品特定情報を上記記憶部に記憶させるものであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  11. 上記更新プログラム実行手段は、
    上記記憶装置から更新プログラムのプログラムバージョン情報を取得し、
    上記プログラムバージョン情報と、上記ファームウェアのバージョン情報とを比較し、
    上記のプログラムバージョン情報が上記ファームウェアのバージョン情報よりも新しいと判断した場合に、上記ファームウェアの更新を行うものであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  12. 上記記憶部には、自装置に対してユニークに付された装置固有情報が記憶されており、
    上記ファームウェアの更新が行われたことを検出すると、上記装置固有情報を交換部品の記憶装置に書き込む記録手段を備えることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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