JP2006172877A - 端子金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 振動環境下でも端子金具の接続信頼性を確保する。
【解決手段】 雄タブ31を備えた雄端子金具30と、受け部16との間に雄タブ31を挿入して弾性的に挟持する接触片17を備えた雌端子金具10とからなる。雄タブ31と受け部16の両表面に形成されたメッキ層51が互いに当接し合うことで双方の接続がとられる。受け部16の表面には、雄タブ31側に向けて突出する段差部52が形成され、受け部16のメッキ層51は、ほぼ一定層厚で被着されるとともに段差部52と対応する段差部分を雄タブ31側のメッキ層51に当接可能な接続部53となし、かつ、このメッキ層51の層厚が、段差部52の突出寸法よりも大きく設定されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、端子金具に関するものである。
一般的に、雄端子金具は、その先端部に雄タブを突出させた構造とされ、雌端子金具は、先端部に箱部を備えてこの箱部内に後方へ折り返した弾性接触片を設けた構造とされる(例えば、以下の特許文献1を参照)。雌端子金具の箱部内には雄端子金具の雄タブが差し込まれ、差し込まれた雄タブは、弾性接触片とこれに対向する天井壁との間に弾性的に挟持された状態で双方と電気的に接続する。ここで、端子金具の接触信頼性を高めるため、黄銅系材料や銅合金系材料からなる端子母材の表面には錫等によるメッキ層が形成されており、このメッキ層を介して雌雄の両端子金具の接続がとられるようになっている。
特開平4−115475号公報
ところで、自動車のエンジンルームのように振動を受ける環境下で使用されるコネクタでは、雌雄の両端子金具間が摺動磨耗してメッキが剥がれ落ちる問題があった。すなわち、両端子金具が接続状態にあるときに、コネクタが振動環境下に晒されると、雄タブと天井壁との間は、両者が雄タブの挿入方向に沿った長い範囲で接触しているため、振動によって両者が擦れ合うことにより、接触面全体のメッキが削り取られる事態が起こり得た。そうすると、メッキ層下の端子母材が露出して端子母材間で当接し合うこととなり、接続信頼性が損なわれる懸念があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、振動環境下での端子金具の接続信頼性を確保することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、雄タブを備えた雄端子金具と、前記雄タブの挿入方向に沿って形成された受け部とこの受け部との間に前記雄タブを挿入して弾性的に挟持する接触片とを備えた雌端子金具とからなり、前記雄タブと前記受け部の両表面に形成されたメッキ層が互いに当接し合うことで双方の接続がとられる端子金具であって、前記雄タブと前記受け部の両表面のうちの少なくともいずれか一方には、他方に向けて突出する段差部が形成され、前記一方のメッキ層は、ほぼ一定層厚で被着されるとともに前記段差部と対応する部分を前記他方のメッキ層に対する接続部となし、かつ、このメッキ層の層厚が、前記段差部の突出寸法よりも大きく設定されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、雄タブを備えた雄端子金具と、前記雄タブの挿入方向に沿って形成された受け部とこの受け部との間に前記雄タブを挿入して弾性的に挟持する接触片とを備えた雌端子金具とからなり、前記雄タブと前記接触片の両表面に形成されたメッキ層が互いに当接し合うことで双方の接続がとられる端子金具であって、前記雄タブと前記接触片の両表面のうちの少なくともいずれか一方には、他方に向けて突出する段差部が形成され、前記一方のメッキ層は、ほぼ一定層厚で被着されるとともに前記段差部と対応する部分を前記他方のメッキ層に当接可能な接続部となし、かつ、このメッキ層の層厚が、前記段差部の突出寸法よりも大きく設定されている構成としたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記接続部は、前記雄タブの挿入方向の前後位置に間隔をあけて複数配置されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記接続部は、前記雄タブの挿入方向に沿って複数並んで延出するとともに、このうちの少なくとも2つが、互いの突出寸法を異にして構成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記接続部は、階段状に突出する凸部として構成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記他方のメッキ層には、雌雄の両端子金具が接続状態にあるときに、前記接続部を嵌め入れる凹部が形成され、この凹部の底面に前記接続部が当接可能とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
雌雄の両端子金具が接続状態にあるときに、雄タブと受け部とは、接続部を介して互いに当接し合う。その後、振動環境下で摺動が生じると、接続部が磨耗によって削り取られる事態が起こり得るが、本発明の場合には、メッキ層の層厚が段差部の突出寸法よりも大きく設定されているから、仮に接続部が削り取られたとしても、段差部を露出させることなく、削り取られたあとに残るメッキ層を新たな接続部として機能させることができる。つまり、磨耗によって当初の接続部が消失しても、この接続部に代わって、新たな接続部があらわれるような構成となっているから、振動環境下にあってもメッキ層による信頼性の高い接続状況を実現できる。
雌雄の両端子金具が接続状態にあるときに、雄タブと受け部とは、接続部を介して互いに当接し合う。その後、振動環境下で摺動が生じると、接続部が磨耗によって削り取られる事態が起こり得るが、本発明の場合には、メッキ層の層厚が段差部の突出寸法よりも大きく設定されているから、仮に接続部が削り取られたとしても、段差部を露出させることなく、削り取られたあとに残るメッキ層を新たな接続部として機能させることができる。つまり、磨耗によって当初の接続部が消失しても、この接続部に代わって、新たな接続部があらわれるような構成となっているから、振動環境下にあってもメッキ層による信頼性の高い接続状況を実現できる。
<請求項2の発明>
雌雄の両端子金具が接続状態にあるときに、雄タブと接触片とは、接続部を介して互いに当接し合う。その後、振動環境下で摺動が生じると、接続部が磨耗によって削り取られる事態が起こり得るが、本発明の場合には、メッキ層の層厚が段差部の突出寸法よりも大きく設定されているから、仮に接続部が削り取られたとしても、段差部を露出させることなく、削り取られたあとに残るメッキ層を新たな接続部として機能させることができる。つまり、磨耗によって当初の接続部が消失しても、この接続部に代わって、新たな接続部があらわれるような構成となっているから、振動環境下にあってもメッキ層による信頼性の高い接続状況を実現できる。
雌雄の両端子金具が接続状態にあるときに、雄タブと接触片とは、接続部を介して互いに当接し合う。その後、振動環境下で摺動が生じると、接続部が磨耗によって削り取られる事態が起こり得るが、本発明の場合には、メッキ層の層厚が段差部の突出寸法よりも大きく設定されているから、仮に接続部が削り取られたとしても、段差部を露出させることなく、削り取られたあとに残るメッキ層を新たな接続部として機能させることができる。つまり、磨耗によって当初の接続部が消失しても、この接続部に代わって、新たな接続部があらわれるような構成となっているから、振動環境下にあってもメッキ層による信頼性の高い接続状況を実現できる。
<請求項3の発明>
接続部が雄タブの挿入方向の前後位置に間隔をあけて複数配置されているから、雄タブが接触片と受け部との間にバランスよく挟持される。
接続部が雄タブの挿入方向の前後位置に間隔をあけて複数配置されているから、雄タブが接触片と受け部との間にバランスよく挟持される。
<請求項4の発明>
接続部が雄タブの挿入方向に沿って複数並んで配置されているから、雄タブの挿入フィーリングが良好となる。また、複数の接続部のうちの少なくとも2つが互いの突出寸法を異にして構成されているから、メッキ層の磨耗の進行に従って、他方のメッキ層に対する接点数を増大させることができる。
接続部が雄タブの挿入方向に沿って複数並んで配置されているから、雄タブの挿入フィーリングが良好となる。また、複数の接続部のうちの少なくとも2つが互いの突出寸法を異にして構成されているから、メッキ層の磨耗の進行に従って、他方のメッキ層に対する接点数を増大させることができる。
<請求項5の発明>
接続部が階段状に突出する凸部として構成されているから、メッキ層の磨耗の進行に従って、突出寸法の大きな端面から順に、他方のメッキ層に対する接続部を構成することができる。
接続部が階段状に突出する凸部として構成されているから、メッキ層の磨耗の進行に従って、突出寸法の大きな端面から順に、他方のメッキ層に対する接続部を構成することができる。
<請求項6の発明>
他方のメッキ層には接続部を嵌め入れる凹部が形成され、凹部の底面に接続部を当接可能としているから、両端子金具が接続状態にあるときに、凹部と接続部とが凹凸状に噛み合うことで、雄タブの遊動を規制することができる。
他方のメッキ層には接続部を嵌め入れる凹部が形成され、凹部の底面に接続部を当接可能としているから、両端子金具が接続状態にあるときに、凹部と接続部とが凹凸状に噛み合うことで、雄タブの遊動を規制することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。本実施形態は、雌端子金具10と雄端子金具30とによって構成されている。雌雄の両端子金具10,30は、それぞれ、雌雄の両コネクタハウジング(図示せず)内に収容されており、両コネクタハウジングの嵌合操作に伴って互いに接続されるようになっている。
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。本実施形態は、雌端子金具10と雄端子金具30とによって構成されている。雌雄の両端子金具10,30は、それぞれ、雌雄の両コネクタハウジング(図示せず)内に収容されており、両コネクタハウジングの嵌合操作に伴って互いに接続されるようになっている。
雄端子金具30は、導電性板材を折り曲げて形成されており、その前端部に前方へ突出する雄タブ31を備えて構成されている。雄タブ31は、やや幅広でかつ扁平状に形成されており、その先端周りには雌端子金具10への挿入動作を案内するテーパ面31Aが切り欠きやプレス加工により形成されている。
雌端子金具10は、同じく導電性板材を折り曲げて形成されており、図1及び図2に示すように、その前端部に雄タブ31を挿入可能な箱部11を備え、かつ、その後端部に電線Wを固定可能な電線接続部12を備えている。電線接続部12は、前方に位置して電線Wの芯線部分をかしめ付けるワイヤバレル12Aと、後方に位置して電線Wの被覆部分をかしめ付けるインシュレーションバレル12Bとからなる。
雌端子金具10は、同じく導電性板材を折り曲げて形成されており、図1及び図2に示すように、その前端部に雄タブ31を挿入可能な箱部11を備え、かつ、その後端部に電線Wを固定可能な電線接続部12を備えている。電線接続部12は、前方に位置して電線Wの芯線部分をかしめ付けるワイヤバレル12Aと、後方に位置して電線Wの被覆部分をかしめ付けるインシュレーションバレル12Bとからなる。
箱部11は、前後方向に細長い略角筒状に形成され、底板13と、底板13の両端から立ち上げられた左右一対の側板14と、両側板14の上端から内向きに折り曲げられて上下に重ねられた一対の天井板15とから構成されている。両天井板15のうち下側に配置された天井板15には、雄タブ31との対応する部分に、受け部16が叩き出しにより形成されている。この受け部16は、図4に示すように、前後方向に沿って延出する平坦面を備えた台形状に形成されている。もっとも、受け部16は、図5に示すように、前後方向に並んで延出する複数条(図示する場合は2条)のビード16Aによって構成されていても構わない。
箱部11内には、図1及び図2に示すように、底板13の前端から後方へ山形状に折り返された接触片17が配置されている。接触片17は、上下方向に弾性撓みし得るように形成され、山の頂上に設けられた接点部18と受け部16との間で雄タブ31を挟持した状態で同雄タブ31と電気的に接続可能とされている。接触片17のうち接点部18よりも後方領域は補助バネ部19とされ、補助バネ部19は、雄タブ31の挿入時に、底板13の上面と当接して雄タブ31に対する接触荷重を加勢するようになっている。底板13の前後方向略中央には、接点部18に向けて切り起こされたストッパー20が形成されている。ストッパー20は、接触片17の過度撓みを防止するためのものである。
さて、雌雄の両端子金具10,30は、図3の(A)及び(B)に示すように、黄銅性の端子母材50の表面全体に亘って錫によるメッキ層51を形成して構成されている。端子母材50のうち受け部16と対応する部分には、周囲の面よりも一段突出する段差部52が形成されている。段差部52は、側面視すると前後方向に沿って平坦な略台形状に形成され、受け部16側にあっては前後二位置に間隔をあけて二つ配置されるとともに、雄タブ31側にあっては一つ配置されている。メッキ層51は、段差部52からその周囲の面にかけてほぼ一定層厚L1で被着されている。段差部52に被着されたメッキ層51は、段差部52にならって同段差部52と相似の略台形状に形成され、対面する相手側に対して面当り状態で当接可能な接続部53として構成されている。
雄タブ31側の接続部53は、雄タブ31が箱部11内に正規深さで挿入されたときに、受け部16側の二つの接続部53間に嵌まり込む態様で形成されている。また、接触片17の接点部18は、受け部16側の二つの接続部53の中間位置に対して、雄タブ31の挿入空間を挟んだ対称位置に配置されている。したがって、雄タブ31は、受け部16と接触片17との間にバランスよく挟持されることとなる。なお、図面上の接続部53は、作図の便宜上、実際のサイズよりも誇張して描かれている。
メッキ層51の層厚L1は、約1〜2μmであって、端子母材50の段差部52の突出寸法L2よりも大きく設定してある(つまり、L1>L2の関係が成立する)。したがって、接続部53の周囲面53Rが段差部52の突出端面52Aより高位面となるため、仮に接続部53が削り取られても、端子母材50が露出することはなく、削り取られたあとに残るメッキ層51が新たな接続部として機能するようになっている。
なお、本実施形態の段差部52はプレス加工によって端子母材50の厚み方向へ底上げした状態で突出して形成されているが、その突出寸法が小さいことを考慮すると、段差部52は、プレス加工に代わって、端子母材50の表面に鋼球を吹き付けるブラスト加工によって形成されても構わない。ブラスト加工の場合には、段差部52が端子母材50の表面に多数形成されることとなる。また、メッキ層51は、段差部52の形成後、両端子金具10,30の全体をメッキ用の電解質溶液中に浸漬させてメッキ処理を行うことによって形成されるので、全体に亘ってほぼ一定層厚L1を有することとなる。
ここで、図2に示すように、雄タブ31が箱部11内に正規深さで挿入されると、雄タブ31と受け部16とは、両接続部53の表面を互いに当接し合うことで緊密に接続される。この状態から、コネクタが振動環境下におかれると、両接続部53は、接続状態を保持しつつも、振動に伴って互いに擦り合い、磨耗によってその突出量を経時的に減退させてゆく。その後、両接続部53が完全に削り取られた状態では、図3の(B)に示すように、端子母材50の段差部52を被覆しつつ同一高さ位置に連続する平坦なメッキ面55が削成され、今度はこのメッキ面55を介して、雄タブ31と受け部16とが互いに当接し合うこととなる。
このように本実施形態では、振動によって雄タブ31と受け部16の両接続部53が削り取られたとしても、端子母材50の段差部52を露出させることなく、削り取られたあとに残るメッキ層51を新たな接続部として機能させることができる。したがって、振動環境下にあっても、メッキ層51による接続状況を担保することができ、接続信頼性を高めることができる。なお、雄タブ31と受け部16との間は、振動に伴って弾性撓みし得る接触片17と違って、振動を吸収し難い接続構造となっている。したがって、振動に起因する磨耗によりメッキ層51が削り取られて端子母財50が露出する事態を招き易いので、かかる接続部53を設けることでメッキ層51による接続状況を確保できる意義は大きいといえる。
また、接続部53が雄タブ31の挿入方向の前後位置に間隔をあけて二つ配置されているから、雄タブ31が箱部11内にて上下方向に傾くことなくバランスよく保持される。さらに、接続部53が削り取られる前の状態では、受け部16と雄タブ31の両接続部53が凹凸状に噛み合うような構成となっているから、雄タブ31の前後方向の遊動を規制することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6によって説明する。実施形態2では、接続部53が多段に構成されるとともに接続部53と係合する接続相手が凹部56として構成されている点で実施形態1とは異なっているが、その他は、実施形態1と同様であるので、構造上の同一部位には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
次に、本発明の実施形態2を図6によって説明する。実施形態2では、接続部53が多段に構成されるとともに接続部53と係合する接続相手が凹部56として構成されている点で実施形態1とは異なっているが、その他は、実施形態1と同様であるので、構造上の同一部位には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
実施形態2の受け部16に形成された接続部53は、突出端側に配置された第1接続部53Aと、第1接続部53Aよりも一回り大きく形成されて基端側に配置された第2接続部53Bとからなり、段違いとなった2つの端面53E,53Fを備えて階段状に突出する凸部として構成されている。第1接続部53Aと第2接続部53Bは、いずれも雄タブ31の挿入方向に沿って平坦な台形状に形成されている。また、この接続部53は、雄タブ31の挿入方向の前後二位置に間隔をあけて配置されている。
接続部53の内側には、これと相似の多段に構成された段差部(図示せず)が埋設されている。この多段に構成された段差部は、その突出寸法がメッキ層51の層厚よりも小さく設定されており、仮に第1接続部53Aと第2接続部53Bの双方が磨耗によって削り取られたとしても、表面に露出しないようになっている。
接続部53の内側には、これと相似の多段に構成された段差部(図示せず)が埋設されている。この多段に構成された段差部は、その突出寸法がメッキ層51の層厚よりも小さく設定されており、仮に第1接続部53Aと第2接続部53Bの双方が磨耗によって削り取られたとしても、表面に露出しないようになっている。
雄タブ31には、かかる接続部53と対応する凹部56が形成されている。凹部56は、磨耗する前の状態で、雄タブ31の厚み方向途中に段付面56Aを備えるとともに、段付面56Aとそれに対向する第2接続部53の端面53Eとの間に隙間L3を有し、かつ、その底面に第1接続部53の端面53Fを当接させている。この隙間L3は、凹部56の周囲面56Bとそれに対向する受け部16の表面16Eとの間の隙間L4よりも小さく設定されている(つまり、L4>L3の関係が成立する)。
実施形態2によれば、振動に起因する磨耗によって第1接続部53Aが削り取られた場合に、第2接続部53Bの端面53Eが凹部56の段付面56Aと当接するようになっている。この第2接続部53Bの端面53Eが凹部56の段付面56Aと当接した状態では受け部16の表面16Eと凹部56の周囲面56Bとは非接触とされるが、磨耗の進行によってさらに第2接続部53Bが削り取られた場合には、受け部16の端面16Eが凹部56の周囲面56Bと当接するようになっている。したがって、メッキ層51の磨耗の進行に従って、接続部53がその突出端側から順次削り取られても、新たなメッキ面があらわれるようになっているから、メッキ層51による接続状況を常に形成することができる。また、接続部53が削り取られる前には、接続部53と凹部56とが凹凸状に噛み合うことにより、雄タブ31の前後方向の遊動を規制することができる。
<実施形態3>
図7は、本発明の実施形態3を示す。実施形態3では、雄タブ31に前後方向に沿って延出する接続部53が形成されている点で、上記実施形態1及び実施形態2とは異なっている。
図7は、本発明の実施形態3を示す。実施形態3では、雄タブ31に前後方向に沿って延出する接続部53が形成されている点で、上記実施形態1及び実施形態2とは異なっている。
つまり、実施形態3の接続部53は、やや幅広で扁平な雄タブ31の上面(受け部16と対向する面)に、前後方向つまり雄タブ31の長さ方向に沿って複数条(図示する場合は6条)が並んで延出して形成されている。そして、この複数の接続部53は、互いの突出寸法を異にしており、雄タブ31の幅方向両端から中心に向かって少しずつ高さ寸法を低くして構成されている。各接続部53は、断面方形状でかつコーナー部分が少し丸みを帯びて形成されている。各接続部53の内側には、各接続部53と対応する形態の段差部(図示せず)が埋設されている。段差部52は、その突出寸法がメッキ層51の層厚よりも小さく設定されており、仮に各接続部53が磨耗によって全て削り取られたとしても、表面に露出しないようになっている。なお、接続部53と対向する受け部(図示せず)側の接続面は、同一高さ位置に連続する平坦面とされている。
実施形態3によれば、接続部53が雄タブ31の挿入方向に沿って複数並列して配置されているから、雄タブ31の挿入フィーリングが良好となる。また、この複数の接続部53が互いの突出寸法を異にして構成されているから、メッキ層51の磨耗の進行に従って、受け部に対する接点数を増大させることができる。
<実施形態4>
図8は、本発明の実施形態4を示す。実施形態4では、接続部53が接触片17側に設けられている点で、上記実施形態1乃至実施形態3とは異なっている。
すなわち、実施形態4の接続部53は、上記実施形態1における接触片17の接点部18に相当する部分にこの接点部18に代わって配置されている。接続部53は、前後方向に平坦な台形状をなし、雄タブ31の下面に向けて突出して形成されている。また、接続部53の内側にはこの接続部53と相似の段差部(図示せず)が埋設されている。段差部の突出寸法は、メッキ層51の層厚よりも小さく設定されており、この点で上記接点部18とは構造を異にしている。
図8は、本発明の実施形態4を示す。実施形態4では、接続部53が接触片17側に設けられている点で、上記実施形態1乃至実施形態3とは異なっている。
すなわち、実施形態4の接続部53は、上記実施形態1における接触片17の接点部18に相当する部分にこの接点部18に代わって配置されている。接続部53は、前後方向に平坦な台形状をなし、雄タブ31の下面に向けて突出して形成されている。また、接続部53の内側にはこの接続部53と相似の段差部(図示せず)が埋設されている。段差部の突出寸法は、メッキ層51の層厚よりも小さく設定されており、この点で上記接点部18とは構造を異にしている。
実施形態4によれば、振動によって接触片17の接続部53が削り取られたとしても、端子母材50の段差部を露出させることなく、削り取られたあとに残るメッキ層51を新たな接続部として機能させることができる。したがって、振動環境下にあっても、メッキ層51による接続状況を担保することができ、接続信頼性を高めることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、雌端子金具が前端側に箱部を有する形態で構成されていたが、本発明において、雌端子金具は、平板状の受け部の前後方向に沿った両側縁から一対の接触片を内向きにハート型をなすよう回曲して形成したファストン端子として構成されてもよい。
(2)上記実施形態では、錫によってメッキ層を形成していたが、本発明によれば、錫以外の材料、例えば金によってメッキ層を形成しても構わない。
(3)上記実施形態1では、接続部は受け部と雄タブの両方に設けられていたが、本発明においては、接続部は受け部と雄タブのいずれか一方に設けられているだけでも構わない。また、上記実施形態2では、接続部は受け部に設けられていたが、本発明においては、接続部は雄タブに設けられても構わない。さらに、実施形態3では、接続部は雄タブに設けられていたが、本発明においては、接続部は受け部に設けられても構わない。
(4)実施形態2では、接続部と凹部とが多段に構成されていたが、本発明にうおいては、接続部と凹部とが多段に構成されていなくてもよい。
(5)実施形態3では、複数の接続部の突出寸法をそれぞれに異ならせていたが、本発明においては、このうちの少なくとも2つの突出寸法を異ならせて構成されていればよい。
(6)実施形態4では、接続部は接触片のみに設けられていたが、本発明においては、接続部は接触片に加えて受け部と雄タブとにも設けられるとよく、その場合には、上記実施形態1乃至実施形態3を適用することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、雌端子金具が前端側に箱部を有する形態で構成されていたが、本発明において、雌端子金具は、平板状の受け部の前後方向に沿った両側縁から一対の接触片を内向きにハート型をなすよう回曲して形成したファストン端子として構成されてもよい。
(2)上記実施形態では、錫によってメッキ層を形成していたが、本発明によれば、錫以外の材料、例えば金によってメッキ層を形成しても構わない。
(3)上記実施形態1では、接続部は受け部と雄タブの両方に設けられていたが、本発明においては、接続部は受け部と雄タブのいずれか一方に設けられているだけでも構わない。また、上記実施形態2では、接続部は受け部に設けられていたが、本発明においては、接続部は雄タブに設けられても構わない。さらに、実施形態3では、接続部は雄タブに設けられていたが、本発明においては、接続部は受け部に設けられても構わない。
(4)実施形態2では、接続部と凹部とが多段に構成されていたが、本発明にうおいては、接続部と凹部とが多段に構成されていなくてもよい。
(5)実施形態3では、複数の接続部の突出寸法をそれぞれに異ならせていたが、本発明においては、このうちの少なくとも2つの突出寸法を異ならせて構成されていればよい。
(6)実施形態4では、接続部は接触片のみに設けられていたが、本発明においては、接続部は接触片に加えて受け部と雄タブとにも設けられるとよく、その場合には、上記実施形態1乃至実施形態3を適用することができる。
W…電線
10…雌端子金具
13…底板
14…側板
15…天井板
16…受け部
17…接触片
31…雄タブ
53…接続部
10…雌端子金具
13…底板
14…側板
15…天井板
16…受け部
17…接触片
31…雄タブ
53…接続部
Claims (6)
- 雄タブを備えた雄端子金具と、
前記雄タブの挿入方向に沿って形成された受け部とこの受け部との間に前記雄タブを挿入して弾性的に挟持する接触片とを備えた雌端子金具とからなり、
前記雄タブと前記受け部の両表面に形成されたメッキ層が互いに当接し合うことで双方の接続がとられる端子金具であって、
前記雄タブと前記受け部の両表面のうちの少なくともいずれか一方には、他方に向けて突出する段差部が形成され、
前記一方のメッキ層は、ほぼ一定層厚で被着されるとともに前記段差部と対応する部分を前記他方のメッキ層に当接可能な接続部となし、かつ、このメッキ層の層厚が、前記段差部の突出寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする端子金具。 - 雄タブを備えた雄端子金具と、
前記雄タブの挿入方向に沿って形成された受け部とこの受け部との間に前記雄タブを挿入して弾性的に挟持する接触片とを備えた雌端子金具とからなり、
前記雄タブと前記接触片の両表面に形成されたメッキ層が互いに当接し合うことで双方の接続がとられる端子金具であって、
前記雄タブと前記接触片の両表面のうちの少なくともいずれか一方には、他方に向けて突出する段差部が形成され、
前記一方のメッキ層は、ほぼ一定層厚で被着されるとともに前記段差部と対応する部分を前記他方のメッキ層に当接可能な接続部となし、かつ、このメッキ層の層厚が、前記段差部の突出寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする端子金具。 - 前記接続部は、前記雄タブの挿入方向の前後位置に間隔をあけて複数配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子金具。
- 前記接続部は、前記雄タブの挿入方向に沿って複数並んで延出するとともに、このうちの少なくとも2つが、互いの突出寸法を異にして構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子金具。
- 前記接続部は、階段状に突出した凸部として構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子金具。
- 前記他方のメッキ層には、雌雄の両端子金具が接続状態にあるときに、前記接続部を嵌め入れる凹部が形成され、この凹部の底面に前記接続部が当接可能とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の端子金具。
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