JP2006153011A - フランシス型水車用のランナ - Google Patents
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Abstract
【課題】フランシス型水車用のランナを開示する。
【解決手段】本ランナ(10)では、各ランナブレード(13)は、偏向エッジ部分(110)を含む出口エッジ(16)を有する。偏向エッジ部分(110)は、ランナ(10)のバンド(11)に対する出口エッジ(16)の接合又は取付けポイント(B)に隣接して設置されて、該バンド(11)に隣接してブレード(13)の応力低減先端延長部分(130)を形成する。この先端延長部分(130)により、出口エッジ(16)がランナバンド(11)に接合する箇所に隣接した応力集中を低減する。
【選択図】 図2
【解決手段】本ランナ(10)では、各ランナブレード(13)は、偏向エッジ部分(110)を含む出口エッジ(16)を有する。偏向エッジ部分(110)は、ランナ(10)のバンド(11)に対する出口エッジ(16)の接合又は取付けポイント(B)に隣接して設置されて、該バンド(11)に隣接してブレード(13)の応力低減先端延長部分(130)を形成する。この先端延長部分(130)により、出口エッジ(16)がランナバンド(11)に接合する箇所に隣接した応力集中を低減する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、水圧機械に関し、具体的にはフランシス型機械用のランナの改良に関する。
従来のフランシス型ランナは、同心のバンド又はリングを備えたクラウンと、クラウン及びリング間で延びかつクラウンをリングと相互結合するブレードのアレイとで構成されている。ランナは、ブレードのアレイにおいて各対の隣接するブレード間に形成された複数の流路を通過する水の作用によってクラウンの軸線の周りで回転する。ブレードの各々は、回転方向に先行する負圧側面と回転方向に追従する背向正圧側面との間に境界線を形成する流れ分割エッジを有する。ブレードの入口におけるこのエッジは通常、ランナの回転方向にバンドからクラウンに向かって前方に延びる傾斜を形成するように配向される。
さらに最近では、1998年2月12日に公開されたBilldal他の国際特許第98/05863号には、各ブレードが入口エッジ及び出口エッジを有するようなフランシス型水車用のランナが開示されている。このブレードは、水車の回転方向において、バンドにおける各ブレード入口エッジの接合ポイントがクラウンにおける該ブレードの入口エッジ取付けポイントの前方に位置し、またクラウンにおける各ブレード出口エッジの接合ポイントがバンドにおける該ブレードの出口エッジ取付けポイントの前方に位置していることに特徴がある。ブレードの入口エッジ及び出口エッジ間の捻れた態様のために、このブレードは通常、「Xブレード」と呼ばれる。
前述のフランシス型ランナのブレードは、ランナバンドとブレード出口エッジとの接合部に収束点を有する静的及び動的応力集中を受ける。この現象により、バンドに隣接してブレード腐食及び割れが生じることになる。さらに、この現象は、「Xブレード」ランナにおいていっそう際だっている。これ迄は、ランナブレードにおける応力集中ポイントを減少させるためには、ブレードは、バンドとの接合部近傍を厚くするか又は該ブレードをバンドに接合するフィレットの寸法を増大させるかの何れかであった。しかしながら、バンドとの接合部近傍のブレードを厚くすることは、応力集中を緩和するために寸法を大きなものにしなければならず、このことは、より費用のかかる解決策となる。溶接フィレット寸法を増大させることも同様に、ランナの製造コストを増やし、被着させる溶接材料の増加によってランナの変形による問題を引き起こすおそれがある。これら両方の従来型の解決策は一般的に、ブレードに一様でない表面輪郭を付加し、この一様でない表面輪郭により、ランナの効率及びキャビテーション現象の両方における水理学的性能にマイナスの影響が生じることになる。
国際特許第98/05863号
本発明は、フランシス型水車用のランナに関し、本ランナでは、各ランナブレードは、偏向エッジ部分を含む出口エッジを有する。偏向エッジ部分は、ランナのバンドに対する出口エッジの接合又は取付けポイントに隣接して設置されて、該バンドに隣接してブレードの応力低減先端延長部分を形成する。
先端延長部分は、バンドに隣接する出口エッジに該先端延長部分としてのブレードの形状を有することによって、静的及び動的応力集中の両方を低減する。ブレードのこの先端延長部分は、この先端延長部分が最少のブレードボリュームを付加しかつ著しい応力低減をもたらすので、コーナ部に材料を肉盛りしようとするか又は溶接フィレットを厚くしようとするよりも製造コストが安くつく。先端延長部分は、水理学的設計段階でブレード内に組み込まれるので、溶接フィレット寸法は小さい状態のままであり、水理学的性能又はキャビテーション現象へのマイナスの影響は全くない。さらに、既存のランナブレードでは、ブレード出口エッジ部分とバンドとの間の接合部分においてその形状を変えて、出口エッジがクラウンとバンドとの間で連続的になるように先端延長部分を形成することができると考えられる。
実施形態によると、フランシス型水車用のランナを提供し、本ランナは、バンドと、クラウンと、湾曲した形状を有しかつバンド及びクラウンに取付けられた複数のブレードとを含む。各ブレードは、水車内で上流に面するようになった流れ分割入口エッジと、水車から吸出管に向かって下流に面するようになった出口エッジとを含む。出口エッジは、クラウン及びバンド間で延びる連続形エッジと、バンドに隣接して設置されかつ第1の接合ポイントにおいて該バンドと交わる偏向エッジ部分とを含む。偏向エッジ部分は、バンドに隣接してブレードの応力低減先端延長部分を形成する。第1の接合ポイントは、ランナの回転方向において、偏向エッジ部分を備えていない状態でのバンドと出口エッジとの予測接合ポイントから下流側に位置している。
1つの実施形態では、偏向エッジ部分は、ランナ内をその出口開口から注視した場合に鋭角でバンドと交わる。
1つの実施形態では、偏向エッジ部分は、バンドの出口直径の少なくとも3%である該バンドからの半径方向変位量を有する。
本発明の本質をさらによく理解するために、実施例として添付した概略図面を参照することができる。
本発明は、水圧機械に関し、具体的にはフランシス型機械用のランナの改良に関する。
図1は、公知の先行技術のランナ10を概略的に示し、先行技術のランナ10は、バンド又はリング11とハブ又はクラウン12とを有し、これらに対してブレード13が通常の方法で取付けられる。ランナ10は、矢印Rの方向に回転して、各ブレード13が回転方向に先行する負圧側面40と回転方向に追従する正圧側面50とを形成するようになる。図1のブレード構成において、ブレード13の各々は、ブレード13の出口エッジ16がバンド11に取付け又は接合された箇所に隣接してコーナ部60を有することに注目されたい。ブレード13が上述の静的及び動的応力集中を受けるのは、図1における約90度のこのコーナ部60である。
図2〜図4を参照すると、本発明によるランナ10をさらに、クラウン12を備えた状態で示す。明確にするために、実際の周囲リング又はバンドは、図2では省略している。ここでは、図2の図示した回転方向Rを考慮したとき、ブレード13の流れ分割入口エッジ15は、図1の設計と比較して逆の傾きを有している。図2に示すブレード13は、「Xブレード」構成のものである。このような構成では、ブレード出口エッジ16は、クラウン12からバンド11に向かって見たとき、前方に傾斜した状態で延びる。これまでの詳細な説明は、「Xブレード」構成を有するブレード13に関するものであったが、本発明はまた、例えば図1に示すランナような他の構成のブレードにおいても有効であることを理解されたい。
図3に、また図4には部分的に、実施可能な方法として本明細書で説明する特定のブレード形状を特徴付けると考えることができるポイント又は位置を示すための矢印をこのランナ構成内に挿入している。それらのポイントには下記のものがある。
A:バンド11における流れ分割ブレード入口エッジ15の接合又は取付けポイント、
B:バンド11におけるブレード出口エッジ16の取付けポイント、
C:クラウン12における入口エッジ15の取付けポイント、及び
D:クラウン12における出口エッジ16の取付けポイント(ポイントDは図3には図示せず)
図5の概略軸方向断面図は、上述のポイントA、B、C及びDがどのようにしてバンド11、クラウン12及びブレード13の構成において定められるかのより完全かつ明確な実例を示す。図5(また、図6)における4つのポイントの各々は、小円を用いて示している。図5はまた、ランナの回転軸線Axを示し、この図においてさらに、2つの寸法、すなわちポイントDに対する直径DdとポイントBに対する直径Dbとを示している。図示した実施形態では、軸線Axは垂直方向に延びる。図5において、ランナ10内におけるブレード13の配向は、水車の上流部分21とランナ10の下流側に設置された吸出管とに対して示している。ここでは、流れ分割入口エッジ15は水車の上流21に面し、また出口エッジ16は吸出管19に向かって水車の下流に面している。
A:バンド11における流れ分割ブレード入口エッジ15の接合又は取付けポイント、
B:バンド11におけるブレード出口エッジ16の取付けポイント、
C:クラウン12における入口エッジ15の取付けポイント、及び
D:クラウン12における出口エッジ16の取付けポイント(ポイントDは図3には図示せず)
図5の概略軸方向断面図は、上述のポイントA、B、C及びDがどのようにしてバンド11、クラウン12及びブレード13の構成において定められるかのより完全かつ明確な実例を示す。図5(また、図6)における4つのポイントの各々は、小円を用いて示している。図5はまた、ランナの回転軸線Axを示し、この図においてさらに、2つの寸法、すなわちポイントDに対する直径DdとポイントBに対する直径Dbとを示している。図示した実施形態では、軸線Axは垂直方向に延びる。図5において、ランナ10内におけるブレード13の配向は、水車の上流部分21とランナ10の下流側に設置された吸出管とに対して示している。ここでは、流れ分割入口エッジ15は水車の上流21に面し、また出口エッジ16は吸出管19に向かって水車の下流に面している。
図3、図4及び図5は、上述の4つのポイントA、B、C及びDが回転軸線に関して角度的にどのように位置しているかを示す。この軸線は、図6の概略図では原点によって表されている。従って、図6は、図5を軸方向に見たときのブレード3を示す。回転方向は再度、矢印Rを用いて図6に示す。
ポイントAは、回転方向Rに見たときに、ポイントCの前方に位置し、またポイントBは、回転方向Rに見たときに、ポイントDを先行している。これは、ブレード13の「Xブレード」構成の特定のかつ調整したねじれ形状に影響を与える構成となる。バンド11における流れ分割ブレード入口エッジ15の接合又は取付けポイントAは、クラウン12における入口エッジ接合又は取付けポイントCの前方に位置する。同様に、バンド11におけるブレード出口エッジ16の取付けポイントBは、ランナの回転方向Rに見たときに、クラウン12における出口エッジ取付けポイントDの前方に位置する。
図2、図4、図6及び図7で分かるように、本発明は、静的及び動的応力集中の両方を低減するための、ランナ出口においてバンド11に隣接したブレード13の出口エッジ16の形状に関する。ブレード13は、バンド11に隣接して尖った形状のポインテッド先端延長部分130を含む。図示した実施形態では、先端延長部分130は、凸形偏向エッジ部分110内に延びる緩やかに湾曲した凹形輪郭を有する非偏向エッジ部分100を含む出口エッジ16によって得られる。凸形偏向エッジ部分110は、バンド11に対する出口エッジ16の接合又は取付けポイントBに隣接して設置され、先端延長部分130を形成する。図5において、先端延長部分130は、ランナ10内をその出口開口115から注視した場合に、偏向エッジ部分110がバンド11と交わる鋭角αを形成する。凸形偏向エッジ部分110は、バンド11の出口直径DE(図3)の少なくとも3%である該バンド11からの半径方向変位量dR(図7)を有する。非偏向エッジ部分100及び凸形偏向エッジ部分110は、偏向ポイント120で交わる。偏向ポイント120は、半径方向変位量dRだけバンド11から位置ずれしている。ランナ出口開口内を注視した場合に、凸形偏向エッジ部分110により、ブレード13の出口エッジ16とバンド11との間に形成される角度の減少がもたらされ、この角度は、そうでなければ、「Xブレード」設計では鈍角になることになる。
図8a〜図8cを参照すると、偏向ブレード部分110の様々な長さ形状を示している。図8aは、バンド11に隣接した偏向ポイント120を有する出口エッジ16を示し、ここでは偏向エッジ部分110は上述のように凸形長さを有する。図8bにおいては、偏向エッジ部分110の別の実施形態を示し、ここでは偏向部分110は直線長さである。図8cは、さらに別の実施形態を示し、ここでは偏向エッジ部分110は凹形/凸形すなわち蛇行形長さを有する。図8a〜図8cの実施形態の各々において、出口ブレード16の非偏向エッジ部分100は、鋭角コーナ部又はエッジがない状態で、偏向ポイント120において連続形偏向エッジ部分110に緩やかに曲がり込んだ滑らかなすなわち漸進的な輪郭を有する。従って、出口エッジ16は、クラウン12とバンド11との間に連続したエッジを有する。
図6及び図8a〜図8cを参照すると、先端延長部分130により、第1の接合ポイントBは、ランナ10の回転方向Rにおいて、非偏向エッジ部分100の輪郭が点線で示すように連続しているとした場合或いはそれに代えて出口エッジ16が偏向エッジ部分110を持たなかった場合におけるバンド11と出口エッジ16との予測接合ポイントB’から下流側に位置することになることが分かる。
本発明を様々な特定の実施形態に関して説明してきたが、本発明が特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の改良で実施することができることは当業者には明らかであろう。
10 ランナ
11 バンド
12 クラウン
13 ブレード
15 流れ分割入口エッジ
16 ブレード出口エッジ
100 非偏向エッジ部分
110 偏向エッジ部分
115 ランナ出口開口
120 偏向ポイント
130 先端延長部分
11 バンド
12 クラウン
13 ブレード
15 流れ分割入口エッジ
16 ブレード出口エッジ
100 非偏向エッジ部分
110 偏向エッジ部分
115 ランナ出口開口
120 偏向ポイント
130 先端延長部分
Claims (8)
- フランシス型水車用のランナであって、
バンド(11)と、クラウン(12)と、湾曲した形状を有しかつ前記バンド(11)及びクラウン(12)に取付けられた複数のブレード(13)とを含み、
各ブレード(13)が、水車内で上流に面するようになった流れ分割入口エッジ(15)と、水車から吸出管(19)に向かって下流に面するようになった出口エッジ(16)とを含み、
前記出口エッジ(16)が、前記クラウン(12)及びバンド(11)間で延びる連続形エッジと、前記バンド(11)に隣接して設置されかつ第1の接合ポイント(B)において該バンド(11)と交わる偏向エッジ部分(110)とを含み、
前記偏向エッジ部分(110)が、前記バンド(11)に隣接して前記ブレード(13)の応力低減先端延長部分(130)を形成し、
前記第1の接合ポイント(B)が、該ランナ(10)の回転方向(R)において、前記偏向エッジ部分(110)を備えていない状態での前記バンド(11)と出口エッジ(16)との予測接合ポイント(B’)から下流側に位置していることを特徴とするランナ。 - 該ランナの回転方向(R)に見たときに、前記バンド(11)における前記ブレード入口エッジ(15)の第2の接合ポイント(A)が、前記クラウンにおける入口エッジ接合ポイント(C)の前方に位置し、また前記バンド(11)における前記ブレード出口エッジ(16)の第1の接合ポイント(B)が、前記クラウン(12)における出口エッジ取付けポイント(D)の前方に位置していることを特徴とする請求項1記載のランナ。
- 前記ブレード(13)の先端延長部分(130)が、該ブレードと一体形に形成されていることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか1項記載のランナ。
- 前記偏向エッジ部分(110)が、直線形、凸形及び蛇行形の群から選択された長さ形状を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載のランナ。
- 該ランナ内をその出口開口(115)から注視した場合に、前記先端延長部分(130)が、前記偏向エッジ部分(110)が前記バンド(11)と交わる鋭角(α)を形成していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項記載のランナ。
- 前記偏向エッジ部分(110)が、前記バンド(11)の出口直径(DE)の少なくとも3%である該バンド(11)からの半径方向変位量(dR)を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項記載のランナ。
- 前記ブレードの出口エッジが、湾曲した非偏向エッジ部分(100)を含み、前記偏向エッジ部分(110)が、偏向ポイント(120)において前記湾曲した非偏向エッジ部分(100)から連続していることを特徴とする請求項6記載のランナ。
- 前記偏向ポイント(120)が、前記半径方向変位量(dR)だけ前記バンド(11)から位置ずれしていることを特徴とする請求項7記載のランナ。
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