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JP2006124322A - ヒアルロニダーゼ阻害剤、および該ヒアルロニダーゼ阻害剤を含有する皮膚外用組成物および口腔用組成物 - Google Patents

ヒアルロニダーゼ阻害剤、および該ヒアルロニダーゼ阻害剤を含有する皮膚外用組成物および口腔用組成物 Download PDF

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JP2006124322A
JP2006124322A JP2004314631A JP2004314631A JP2006124322A JP 2006124322 A JP2006124322 A JP 2006124322A JP 2004314631 A JP2004314631 A JP 2004314631A JP 2004314631 A JP2004314631 A JP 2004314631A JP 2006124322 A JP2006124322 A JP 2006124322A
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Japan
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acid
oil
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JP2004314631A
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English (en)
Inventor
Izumi Kawada
泉 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago International Corp
Original Assignee
Takasago International Corp
Takasago Perfumery Industry Co
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Abstract

【課題】優れたヒアルロニダーゼ活性阻害を有するヒアルロニダーゼ活性阻害剤を提供すること。また、上記ヒアルロニダーゼ活性阻害に優れるとともに香料とのマッチングがよく調合香料の一成分として使用可能なヒアルロニダーゼ活性阻害剤を提供すること。さらには、そのヒアルロニダーゼ活性阻害剤を含有する香気・香味組成物を提供すること。
【解決手段】ヒアルロニダーゼ活性阻害率が35%以上である精油またはウルソール酸およびオレアノール酸から選ばれた少なくとも1種の酸を有効成分として使用する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ヒアルロニダーゼ阻害剤、および該ヒアルロニダーゼ阻害剤を含有する香気・香味組成物に関する。また、該ヒアルロニダーゼ阻害剤を含有する皮膚外用組成物および口腔用組成物に関し、該香気・香味組成物を含有する皮膚外用組成物および口腔用組成物に関する。さらには、抗アレルギー作用あるいは抗しわ作用を有する皮膚外用組成物に関する。
ヒアルロニダーゼはヒアルロン酸やコンドロイチン等の内部にあるβ−N−アセチル−D−ヘキソサミニル(1→4)D−グルクロン酸結合の加水分解と相互転移を触媒する酵素である。また、ヒアルロニダーゼは実験的に急性浮腫を惹起させる起炎酵素であるとの報告もあり、注目を集めている。
ヒアルロン酸はN−アセチル−D−グルコサミンとD−グルクロン酸からなる酸性ムコ多糖類であり、動物の結合組織などに広く分布して、細胞の維持、保水、細胞間物質移動の制御機能を有する高分子化合物として知られており、そのうえ外部刺激や細菌感染を防止する機能も有する重要な高分子化合物であるとの指摘もあり、皮膚中の水分を大量に保持する機能を有する化合物であると共に生体内での炎症やアレルギーに関係がある重要な化合物であると位置づけることができる。
ヒアルロン酸は生理的老化により減少すると考えられ、皮膚 の水分含量や粘弾性を低下させ、肌荒れや、肌の張りがなくなることによるしわの形成や弛みのひとつの要因と考えられている。
また、近年の生活様式の多様化や様々な環境条件の変化による環境中に存在する化学物質の影響をはじめ、社会生活におけるストレスの増大などにより、じんま疹、アトピー性皮膚炎などのアレルギー反応の関与する皮膚のトラブルを抱える人は年々増え続けている。
これら皮膚のトラブルに対しても、ヒアルロン酸が重要な要因であると考えられている。すなわち、ヒアルロニダーゼが活性化されると、ヒアルロン酸の分解と、ヒアルロン酸などが存在する結合組織のマトリックスを破壊し、毛細血管等の透過性の変化に伴う炎症系の細胞の透過性の高まりによって急性浮腫が引き起こされると考えられているので、ヒアルロニダーゼの活性を阻害し、ヒアルロン酸の加水分解を防ぎ、結合組織のマトリックスを保持することが重要である。
このように、ヒアルロン酸が生体内において重要な機能を有すると考えられているので、そのヒアルロン酸を加水分解する酵素であるヒアルロニダーゼの活性を阻害することは、アレルギー反応の関与する皮膚のトラブルを防ぎ、しわや弛みの防止あるいは皮膚 の炎症防止など、何かと好都合であり、すでに数多くのヒアルロニダーゼ阻害剤が報告され、いろいろな方面で多用されている。
これらヒアルロニダーゼ阻害剤のヒトへの適用法の一つとして、ヒアルロニダーゼ阻害剤を皮膚外用剤中に添加・配合し、その外用剤を皮膚に適用する方法が挙げられる。また、ヒアルロニダーゼ阻害剤を口腔用組成物中に配合しヒトへ適用する方法も知られている。
それらの方法に使用され、今までに報告されているヒアルロニダーゼ阻害剤の多くは、植物から抽出されたヒアルロニダーゼ阻害物質を有効成分とするものであり(たとえば特許文献1を参照)、そのほか、たとえば多糖類(たとえば、特許文献2を参照)などが挙げられる。
しかしながら、それらヒアルロニダーゼ阻害剤のほとんどは、従来から知られているヒアルロニダーゼ阻害剤よりも優れた阻害機能や優れた皮膚改善効果をもたらすなどのヒアルロニダーゼ阻害剤の機能に注目するだけであり、ヒアルロニダーゼ阻害剤をヒトに適用したときの使用感などを良好にする考えはまったくなかった。
また、最近の嗜好性の多様化に対応して、各種皮膚外用剤や口腔用組成物にはその製品の特性・特徴に応じて香りのバランスが取れた調合香料が使用されている場合が多く、需要者に好ましい印象を与える製品を提供することができるのである。そして、調合香料を調製することは、単に香料を配合し、混合すればよいというような簡単なことではなく、好ましい印象を与えるような香りのバランスを取るよう工夫されているのである。したがって、製品中に調合香料の香りのバランスを乱すような物質が存在すると、需要者に好ましい印象を与えることができなくなるという不都合さが生じることとなる。
特開2003−300824号公報 特開2000−178196号公報
従って、本発明の課題は、抗炎症作用および抗アレルギー性に優れ、しかも抗しわ性に優れた、新規なヒアルロニダーゼ活性阻害を有するヒアルロニダーゼ活性阻害剤を提供することにあり、そのうえ、使用感などが良好なヒアルロニダーゼ活性阻害剤を提供することにある。また、上記ヒアルロニダーゼ活性阻害に優れるとともに香料とのマッチングがよいヒアルロニダーゼ活性阻害剤を提供することにある。さらには、そのヒアルロニダーゼ活性阻害剤を含有する香気・香味組成物を提供することにある。また、本発明はそれらヒアルロニダーゼ活性阻害剤あるいは香気・香味組成物を含有する皮膚外用組成物および口腔用組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意研究した結果、ヒトや環境に優しい物質である精油や植物由来の化合物に着目し、その精油の中から選ばれる特定の精油およびトリテルペノイド骨格を有する酸の中から選ばれる特定の酸に高いヒアルロニダーゼ活性阻害作用を有することを見出した。しかも、それらは香料との親和性もよいことに気づいた。それらの知見に基づき、さらに、いろいろと実験および工夫を重ね、ついに本発明に到達した。
すなわち、本発明により、ヒアルロニダーゼ活性阻害率が35%以上である精油またはウルソール酸およびオレアノール酸から選ばれた少なくとも1種の酸を有効成分とするヒアルロニダーゼ活性阻害剤、上記ヒアルロニダーゼ活性阻害剤を含有することを特徴とする皮膚外用組成物および口腔用組成物、さらには、上記ヒアルロニダーゼ活性阻害剤を含有することを特徴とする香気・香味組成物、その香気・香味組成物を含有することを特徴とする皮膚外用組成物および口腔用組成物が提供された。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明ではヒアルロニダーゼ活性阻害率が後述する活性阻害検定法で最終濃度100ppmで35%以上である精油であれば何ら制限されないのであり、特に該活性阻害検定法でアブソリュート、レジノイドやコンクリートの最終濃度100ppmにおけるヒアルロニダーゼ活性阻害率が35%以上を示す精油であることが好ましく、さらにはアブソリュートの該活性阻害検定法での最終濃度が100ppmでの活性阻害率が35%以上を示す精油が好ましい。
ここで、精油とはすでに公知のものであり、植物の葉、枝、茎、根、果実、花、つぼみ、樹脂などの植物性材料から得られる植物精油を意味する。この精油は一般に水よりも比重が低く、テルペン化合物を主体とする揮発性の油であり、いわゆる油脂類とは、その性状が全く異なる。その精油の調製法もすでに知られている。代表的な調整法としては、現在広く採用されている水蒸気蒸留法、機械的な方法を用いる圧搾法、成分の変質を防ぐことができる油脂などのよる抽出法などが挙げられる。上記精油には、オレオレジン、バルサム、ガム、樹脂、アブソリュート、レジノイド、コンクリートなどが含まれ、それらはすでに公知のものであり、それらの調製法もすでに知られている。
上記ヒアルロニダーゼ活性阻害率が、その活性阻害検定法で最終濃度100ppmで35%以上ということは、すでに知られているヒアルロニダーゼ活性阻害率の測定法から任意の一つの測定法を用いてヒアルロニダーゼ活性阻害率を測定した場合に、その活性阻害率が35%以上であることを意味する。なお、本発明ではその活性阻害率の測定法として、Morgan−Elson変法を採用した。
本発明では上記ヒアルロニダーゼ活性阻害率が最終濃度100ppmで35%以上を示す精油の中でも、とくにユキノシタ科(Saxifragaceae)、マツ科(Pinaceae)、キク科(Compositae)などに属する植物からの精油が、そのヒアルロニダーゼ活性などの点から好ましい。それら植物として、ユキノシタ科(Saxifragaceae)スグリ属(Ribes)、マツ科(Pinaceae)モミ属(Abies)、トウヒ(Picea)属、キク科(Compositae)ヘリクリサム属(Helichrysum)などに属する植物を例示することができる。さらには、上記それぞれの属の植物として下記のような植物を例示できる。
スグリ属;クロスグリ(Ribes nigrum)など、
モミ属(Abies);アルバ(A.alba)、ドグラシー(A.douglasii)、バルサム(A.balsam)、シブリカ(A.sibrica)、サカリネシス(A.sachalinesis)、フィルマ(A.firma)、マリエシー(A.mariesii)、セファロニア(A.cephalonia)、フラセリ(A.fraseri)、コンカラ(A.concolor)など、
トウヒ(Picea)属;、カナデンシス(P.canadensis)、マリアナ(P.mariana)、ルベンス(P.rubens)、エクセルサ(P.excelsa)、ジェゾエンシス(P.jezoensis)、ビカラ(P.bicolor)、グレニ(P.glehnii)など、
ヘリクリサム属(Helichrysum);アングスチフォリウム(H.angustifolium)、オリエンターレ(H.orientale)、ストルカス(H.stolchas)、キリマンジャルム(H.kilimandjarum)、アレナリウム(H.arenarium)、ベンタミ(H.benthami)など、
などを例示することができる。
なお、上記植物からの精油がヒアルロニダーゼ活性阻害作用、抗アレルギー・抗炎症効果を有する点については、これまで文献には全く記載されていない。
本発明ではウルソール酸およびオレアノール酸から選ばれた少なくとも1種の酸をヒアルロニダーゼ活性阻害の有効成分とする。上記二つの酸はすでに公知のものであり、その化学構造式は下記のようである。
上記酸は、植物体から常法により抽出し、精製処理することにより調製することができるが、その方法以外に化学合成により上記酸を製造することもできる。また、市販品を購入することもできる。さらに、ウルソール酸およびオレアノール酸から選ばれた少なくとも1種の酸を主として含む植物精油を使用してもよい。
Figure 2006124322
Figure 2006124322
上記、ヒアルロニダーゼ活性阻害剤はヒアルロニダーゼの活性を阻害し、生体内で重要な機能を持つヒアルロン酸の加水分解を防ぐことができる。したがって、皮膚の水分含量や粘弾性の低下を防ぎ、しわの形成を防止することができる。さらにヒトの結合組織のマトリックスを保持することができる。
上記、ヒアルロニダーゼ活性阻害剤をフレグランスあるいはフレーバーに添加・配合し、香気組成物あるいは香味組成物(以下、香気・香味組成物ということがある)とすることも本発明の範囲内である。
本発明のヒアルロニダーゼ活性阻害剤は多くのフレグランスあるいはフレーバーとなじみやすく、しかもヒアルロニダーゼ活性阻害剤を調合香料に配合しても、その調合香料全体の香りのバランスを崩すことが無いという特徴を有する。
本発明のヒアルロニダーゼ活性阻害剤と共存できる香料の具体例を以下に示す。
フレーバーとしては、エステル類、アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、アセタール類、フェノール類、エーテル類、ラクトン類、フラン類、炭化水素類、含窒素化合物類、含硫化合物類、酸類などの合成香料などが挙げられる。なお、必要に応じ天然香料を使用してもよい。
上記エステル類としては、例えば、アセト酢酸エステル(メチル、エチル、等)、アニス酸エステル(メチル、エチル、等)、安息香酸エステル(アリル、イソアミル、エチル、ゲラニル、リナリル、フェニルエチル、ヘキシル、シス−3−ヘキセイニル、ベンジル、メチル、等)、アントラニル酸エステル(シンナミル、シス−3−ヘキセニル、メチル、エチル、リナリル、イソブチル、等)、オクタン酸エステル(アリル、イソアミル、エチル、オクチル、ヘキシル、ブチル、メチル、リナリル、等)、オクテン酸エステル(メチル、エチル、等)、オクチンカルボン酸エステル(メチル、エチル、等)、カプロン酸エステル(アリル、アミル、イソアミル、メチル、エチル、イソブチル、プロピル、ヘキシル、シス−3−ヘキセニル、トランス−2−ヘキセニル、リナリル、ゲラニル、シクロヘキシル、等)、ヘキセン酸エステル(メチル、エチル、等)、吉草酸エステル(アミル、イソプロピル、イソブチル、エチル、シス−3−ヘキセニル、トランス−2−ヘキセニル、シンナミル、フェニルエチル、メチル、等)、ケイ皮酸エステル(アリル、エチル、メチル、イソプロピル、プロピル、3−フェニルプロピル、ベンジル、シクロヘキシル、メチル、等)、酢酸エステル(アニシル、アミル、α−アミルシンナミル、イソアミル、イソブチル、イソプロピル、イソプレギル、イソボルニル、イソオイゲニル、オイゲニル、2−エチルブチル、エチル、3−オクチル、カルビル、ジヒドロカルビル、p−クレジル、o−クレジル、ゲラニル、α−又はβ−サンタリル、シクロヘキシル、シクロネリル、ジヒドロクミニル、ジメチルベンジルカルビニル、シンナミル、スチラリル、デシル、ドデシル、テルピニル、グアイニル、ネリル、ノニル、フェニルエチル、フェニルプロピル、ブチル、フルフリル、プロピル、ヘキシル、シス−3−ヘキセニル、トランス−2−ヘキセニル、シス−3−ノネニル、シス−6−ノネニル、シス−3,シス−6−ノナジエニル、3−メチル−2−ブテニル、メンチル、ヘプチル、ベンジル、ボルニル、ミルセニル、ジヒドロミルセニル、ミルテニル、メチル、2−メチルブチル、メンチル、リナリル、ロジニル、等)、ステアリン酸エステル(エチル、プロピル、ブチル、等)、乳酸エステル(イソアミル、エチル、ブチル、等)、ノナン酸エステル(エチル、フェニルエチル、メチル、等)、ヒドロキシヘキサン酸エステル(エチル、メチル、等)、フェニル酢酸エステル(イソアミル、イソブチル、エチル、ゲラニル、シトロネリル、シス−3−ヘキセニル、メチル、等)等が挙げられる。
上記アルコール類としては、例えば、脂肪族アルコール(イソアミルアルコール、イソプレゴール、2−エチルヘキサノール、1−オクタノール、3−オクタノール、1−デカノール、1−ドデカノール等)、テルペンアルコール、芳香族アルコールなどを好ましく例示することができる。
上記アルデヒド類としては、例えば、脂肪族アルデヒド、芳香族アルデヒド、テルペンアルデヒドなどを挙げることができる.
上記ケトン類としては、例えば、メントン、プレゴン、ピペリトン、α−,β−,γ−又はδ−ダマスコン、α−,β−又はγ−ダマセノン、ヌートカトン、2−sec−プチルシクロヘキサノン、マルトール、α−,β−又はγ−ヨノン、α−,β−又はγ−メチルヨノン、α−,β−又はγ−イソメチルヨノンなどの環式ケトン、アセトフェノン、アニシリデンアセトン、ラズベリーケトンなどの芳香族ケトン、ジアセチル、2−ヘブタノンなどの鎖式ケトンなどを例示することができる.
上記アセタール類としては、例えば、アセトアルデヒドジエチルアセタール、アセトアルデヒドジアミルアセタール、2−フェニルプロパナールジメチルアセタールなどを挙げることができる.
上記フェノール類としては、例えば、オイゲノール、イソオイゲノール、2−メトキシ−4−ビニルフェノール、チモール、グアヤコールなどを挙げられる.
エーテル類としては、例えば、アネトール、1,4−シネオール、1,8−シネオール、ジベンジルエーテル、リナロールオキシド、リモネンオキシド、ネロールオキシド、ローズオキシド、バニリルプチルエーテルなどを挙げられる。
上記ラクトン類としては、例えば、γ−又はδ−デカラクトン、γ−ヘプタラクトン、γ−ノナラクトンなどを挙げられる。
上記フラン類としては、例えば、フラン、2−メチルフラン、3−メチルフラン、2−エチルフラン、2,5−ジエチルテトラヒドロフラン、3−ヒドロキシ−2−メチルテトラヒドロフラン、酢酸フリフリルなどを挙げられる.
炭化水素類としては、例えば、テルピネン、テルピノーレン、ファルネセン、リモネン、オシメン、ミルセン、α−又はβ−ピネンなどを挙げられる.
上記酸類としては、例えば、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、2−デセン酸、ゲラン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、乳酸、フェニル酢酸、ピルビン酸、クロヘキサンカルポン酸などを例示することができる。
上記フレグランスとしては、炭化水素類、アルコール類、フェノール類、アルデヒド類および/またはアセタール類、ケトン類および/またはケタール類、エーテル類、合成ムスク類、酸類、ラクトン類、エステル類、含ハロゲン化合物などが挙げられる。なお、必要に応じ天然香料を使用してもよい。
上記炭化水素類は、炭素と水素で構成された揮発性有機化合物であれば特に限定されることはなく、脂肪族炭化水素類、脂環式炭化水素類、テルペン系炭化水素類、芳香族炭化水素類などが例示される。好ましくは1,3,5−ウンデカトリエン、p−サイメン、α−ピネン、α−フェランドレン、β−カリオフィレン、β−ピネン、Δ−カレン、アロオシメン、オシメン、ジヒドロミルセン、ジペンテン、スクラレン、セドレン、テルピネン、テルピノーレン、バレンセン、ビサボーレン、ミルセン、リモネン、アダマンタン、カンフェンなどが例示される。
上記アルコール類は、水酸基を持つ揮発性有機化合物であれば特に限定されることはなく、脂肪族アルコール類、脂環式アルコール類、テルペン系アルコール類、芳香族アルコール類などが例示され、好ましくは10−ウンデセノール、1−オクテン−3−オール、2,6−ノナジエノール、2−tert−ブチルシクロヘキサノール、2−エチルヘキサノール、2−ヘプタノール、3,5,5−トリメチルヘキサノール、3−オクタノール、3−フェニルプロピルアルコール、L−メントール、n−デシルアルコール、p,α−ジメチルベンジルアルコール、p−tert−ブチルシクロヘキサノール、p−メチルジメチルベンジルカルビノール、α,3,3−トリメチル−2−ノルボルナンメタノール、α−n−アミルシンナミックアルコール、α−フェンキルアルコール、β−フェニルエチルアルコール、アニスアルコール、アンバーコア、アンブリノール、イソノニルアルコール、イソフィトール、イソプレゴール、イソボルネオール、エチルリナロール、オクタノール、カルベオール、ゲラニオール、サンタロール、シス−3−ヘキセン−1−オール、シス−6−ノネノール、シトロネロール、ジヒドロ−α−フターピネオール、ジヒドロシトロネロール、ジヒドロミルセノール、ジヒドロリナロール、ジメチルフェニルエチルカルビノール、ジメチルベンジルカルビノール、シンナミックアルコール、スチラリルアルコール、セドロール、ターピネオール、ターピネン−4−オール、チンベロール、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロミルセノール、テトラヒドロムゴール、テトラヒドロリナロール、ネロール、ネロリドール、ノナノール、ノニルアルコール、ノポール、ハイドロトロピルアルコール、バクダノール、パチュリアルコール、ファルネソール、フィトール、フェニルエチルメチルエチルカルビノール、フェノキシエチルアルコール、フルフリルアルコール、ベチベロール、ペリラアルコール、ベンジルアルコール、マイヨール、ミルセノール、ミルテノール、ラバンジュロール、リナロールなどが例示される。
上記フェノール類は、フェノール性の化合物及びその誘導体であって香りを有する有機化合物であれば特に限定されることはなく、例えば1価、2価、3価のフェノール性化合物、ポリフェノール類、又はこれらの化合物のエーテル誘導体などが例示され、好ましくはp−クレゾール、エストラゴール、オイゲノール、ヒノキチオール、2,6−ジメトキシフェノール、4−エチルグアヤコール、4−メチルグアヤコール、β−ナフトールイソブチルエーテル、イソサフロール、グアヤコール、サフロール、ジヒドロオイゲノール、チモール、ショウガオールなどが例示される。
上記アルデヒド類又はアセタール類は、アルデヒド基又はアセタール基を分子内にもつ揮発性有機化合物であれば特に限定されることはなく、脂肪族アルデヒドやアセタール、テルペン系アルデヒドやアセタール、芳香族アルデヒドやアセタールなどが例示され、好ましくは10−ウンデセナール、2,4−ジメチル−4,4a,5,9b−テトラヒドロインデノ[1,2d]−1,3−ジオキシン、2,4−デカジエナール、2,6−ノナジエナール、2−ブチル−4,4,6−トリメチル−1,3−ジオキサン、2−ヘキシル−5−メチル−1,3−ジオキソラン、2−メチルウンデカナール、2−メチルウンデカナールジメチルアセタール、3−エチル−2,4−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカ−8−エン、3−エチル−8(9),11−ジメチル−2,4−ジオキサスピロ[5.5]ウンデカ−8−エン、3−プロピルビシクロ[2.2.1]−ヘプタ−5−エン−2−カルボキシアルデヒド、4−イソプロピル−5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン、4−ヘプテナール、5−メチル−5−プロピル−2−(1−メチルブチル)−1,3−ジオキサン、o−メトキシシンナミックアルデヒド、o−メトキシベンズアルデヒド、p−トリルアルデヒド、α−n−ヘキシルシンナミックアルデヒド、α−アミルシンナミックアルデヒド、アセトアルデヒド、アセトアルデヒドエチルリナリルアセタール、アセトアルデヒドジエチルアセタール、アニスアルデヒド、アルデヒド C−10、アルデヒド C−11、アルデヒド C−12、アルデヒド C−6、アルデヒド C−6 DEA、アルデヒド C−6 DMA、アルデヒド C−6 PGアセタール、アルデヒド C−8、アルデヒド C−8DEA、アルデヒド C−8 DMA、アルデヒド C−9、アルデヒド C−9 DEA、アルデヒド C−9 DMA、イソシクロシトラール、エチルバニリン、カントキサール、キューカンバーアルデヒド、クミンアルデヒド、ゲラニアール、サイクラメンアルデヒド、シス−6−ノネナール、シトラール、シトロネラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シネンサール、デュピカール、トランス−2−ヘキセナール、トランス−2−ヘキセナールジエチルアセタール、トリプラール、ネラール、ハイドロトロパアルデヒド、バニリン、ヒドロキシシトロネラール、フェニルアセトアルデヒド、フェニルアセトアルデヒドP.G.アセタール、フェニルアセトアルデヒドジメチルアセタール、フルフラール、フロラロゾン、ヘリオトロピン、ヘリオナール、ペリラアルデヒド、ベルガマール、ベルトアセタール、ベルンアルデヒド、ベンズアルデヒド、ホモマイラックアルデヒド、マイラックアルデヒド、メロナール、リラール、リリアールなどが例示される。
上記ケトン類又はケタール類は、ケトン基又はケタール基を分子内にもつ揮発性有機化合物であれば特に限定されることはなく、脂肪族ケトンやケタール、テルペン系ケトンやケタール、芳香族ケトンやケタールなどが例示され、好ましくは2−sec−ブチルシクロヘキサノン、2−アセチル−3,3−ジメチルノルボルナン、2−アセチル−5−メチルフラン、2−アセチルフラン、2−ブチル−1,4−ジオキサスピロ[4,4]ノナン、2−ヘキシルシクロペンタノン、3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2−(5H)−フラノン、5−エチル−3−ハイドロキシ−4−メチル−2[5H]−フラノン、6−メチル−3,5−ヘプタジエン−2−オン、d−プレゴン、L−カルボン、o−tert−ブチルシクロヘキサノン、p−tert−ブチルシクロヘキサノン、p−メチルアセトフェノン、p−メトキシアセトフェノン、α−ダイナスコン、α−フェンコン、β−メチルナフチルケトン、アセチルセドレン、アセトフェノン、アニシルアセトン、アリルα−イオノン、イオノン、イソ E スーパー、イソジャスモン、イソダマスコン、イソロンギホラノン、イロン、エチルイソアミルケトン、エチルマルトール、カシュメラン、カローン、カンファー、コアボン、シクロテン、シス−ジャスモン、ジヒドロカルボン、ジヒドロジャスモン、ジベンジルケトン、セドレノン、ソトロン、ダマスコン、ダマセノン、トリモフィックス O、ヌートカトン、フラネオール、プリカトン、フロレックス、ベルトフィックス、ベルベノン、ベンゾフェノン、マルトール、メチルイオノン、メチルシクロペンテノロン、メチルヘプテノン、メントン、ラズベリーケトンなどが例示される。
上記エーテル類は、分子内にエーテル基を有する揮発性有機化合物であれば特に限定されることはなく、脂肪族エーテル、テルペン系エーテル芳香族エーテルなどが例示され、好ましくは1,4−シネオール、1,8−シネオール、p−クレジルメチルエーテル、β−カリオフィレンオキサイド、β−ナフチルイソブチルエーテル、β−ナフチルエチルエーテル、β−ナフチルメチルエーテル、アネトール、アンブロキサン、イソアミルフェニルエチルエーテル、イソボルニルメチルエーテル、グリサルバ、サイクランバー、ジフェニルオキサイド、セドランバー、セドリルメチルエーテル、テアスピラン、ネロールオキサイド、フェニルエチルメチルエーテル、マドロックス、リナロールオキサイド、リメトール、ルーボフィックス、ルーボフロール、ローズオキサイド、ローズフランなどが例示される。
上記合成ムスク類は、ムスク香或いはムスク類似香を有する有機化合物であれば特に限定されることはなく10−オキサヘキサデカノリド、11−オキサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデカノリド、アンブレットリド、アンブレトン、エギザルトリド、エギザルトン、ガラクソリド、シクロヘキサデカノリド、シクロペンタデカノリド、シクロペンタデカノン、シベトン、セルボリド、セレストリド、トナリド、ファントリド、ペンタリド、ホルミルエチルテトラメチルテトラリン、ムスコン、ベルサリドなどが例示される。
上記酸類は、分子内にカルボキシル基を有する有機化合物であれば特に限定されることはなくフェニルアセチックアシッド、2−エチルブチリックアシッド、2−エチルヘキサノイックアシッド、2−デセノイックアシッド、2−メチルブチリックアシッド、2−メチルヘプタノイックアシッド、ウンデカノイックアシッド、ウンデシレニックアシッド、ミリスチックアシッド、ラクチックアシッド、リノリックアシッド、リノレニックアシッドマレイックアシッド、マロニックアシッドなどが例示される。
上記ラクトン類は、分子内にラクトン基を有する揮発性有機化合物であれば特に限定されることはなく、脂肪族ラクトン、テルペン系ラクトン、芳香族ラクトンなどが例示され、好ましくは6−メチルクマリン、γ−n−ブチロラクトン、γ−ウンデカラクトン、γ−ヘキサラクトン、γ−ヘプタラクトン、δ−2−デセノラクトン、クマリン、ジヒドロジャスモンラクトン、ジャスミンラクトン、ジャスモラクトン、オクタハイドロクマリン、ジヒドロクマリン、3−プロピルフタリドなどが例示される。
上記エステル類は、分子内にエステル基を有する揮発性有機化合物であれば特に限定されることはなく、脂肪族エステル、テルペン系エステル、芳香族エステルなどが例示され、好ましくは1−エチニルシクロヘキシルアセテート、1−オクテン−3−イルアセテート、2−エチルヘキシルアセテート、2−フェノキシエチルイソブチレート、L−メンチルアセテート、L−メンチルプロピオネート、o−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート、p−tert−ブチルシクロヘキシルアセテート、アセチルイソオイゲノール、アセチルオイゲノール、アニシルアセテート、アミルサリシレート、アミルバレレート、アリルシクロヘキシルオキシアセテート、アリルシンナメート、アリルフェノキシアセテート、アリルブチレート、イソアミルアンゲレート、イソアミルイソバレレート、イソアミルイソブチレート、イソアミルウンデシレネート、イソアミルオクタノエート、イソアミルサリシレート、イソアミルシンナメート、イソアミルデカノエート、イソアミルドデカノエート、イソアミルブチレート、イソアミルプロピオネート、イソアミルヘキサノエート、イソアミルヘプチンカーボネート、イソブチルシンナメート、イソブチルバレレート、イソブチルフェニルアセテート、イソブチルブチレート、イソブチルプロピオネート、イソブチルヘキサノエート、イソブチルベンゾエート、イソプレギルアセテート、イソプロピルアセテート、イソボルニルプロピオネート、エチル2−tert−ブチルシクロヘキシルカーボネート、エチルo−メトキシベンゾエート、エチルp−アニセート、エチルアセテート、エチルアセトアセテート、エチルイソバレレート、エチルイソブチレート、エチルオクチンカーボネート、エチルシンナメート、エチルバレレート、エチルフェニルアセテート、エチルブチレート、エチルプロピオネート、エチルヘプタノエート、エチルヘプチンカーボネート、エチルペラルゴネート、エチルベンゾエート、エチレンドデカンジオエート、エチレンブラッシレート、オイゲニルフェニルアセテート、オクチルアセテート、オクチルイソバレレート、オクチルイソブチレート、オクチルオクタノエート、オクチルブチレート、オクチルヘプタノエート、オクチルホーメート、オシメニルアセテート、カリオフィレンアセテート、カリオフィレンホーメート、カルビルアセテート、グアィアックアセテート、クミニルアセテート、ゲラニルアセテート、ゲラニルイソバレレート、ゲラニルイソブチレート、ゲラニルチグレート、ゲラニルフェニルアセテート、ゲラニルブチレート、サンタリルアセテート、ジエチルアジペート、ジエチルスクシネート、ジエチルセバケート、ジエチルタータレート、ジエチルフタレート、シクロヘキシルアセテート、シクロヘキシルイソバレレート、シクロヘキシルエチルアセテート、シクロヘキシルクロトネート、シス−3−ヘキセニルプロピオネート、シス−3−ヘキセニルベンゾエート、シス−3−ヘキセニルホーメート、シス−3−ヘキセニルラクテート、シトリルアセテート、シトロネリルアセテート、シトロネリルフェニルアセテート、シトロネリルブチレート、ジヒドロカルビルアセテート、ジヒドロクミニルアセテート、ジヒドロターピニルアセテート、ジヒドロミルセニルアセテート、ジメチルスクシネート、ジメチルフェニルエチルカルビニルアセテート、ターピニルホーメート、デカハイドロ−β−ナフチルホーメート、デシルアセテート、テトラハイドロフルフリルブチレート、テトラヒドロゲラニルアセテート、トリアセチン、トリエチルシトレート、トリシクロデシルアセテート、ネリルアセテート、ネリルイソブチレート、ネリルブチレート、ネリルプロピオネート、ブチルアセテート、ブチルヘキサノエート、ブチルレブリネート、フルフリルアセテート、ヘリオトロピルアセテート、ベンジル2−メチルブチレート、ベンジルアセテート、ベンジルイソバレレート、ベンジルイソブチレート、ベンジルカプリレート、ベンジルサリシレート、ベンジルシンナメート、ベンジルチグレート、ベンジルドデカノエート、ベンジルバレレート、ベンジルフェニルアセテート、ベンジルブチレート、ベンジルプロピオネート、ベンジルヘキサノエート、ベンジルベンゾエート、ベンジルホーメート、ペンチルサリシレート、メチルサリシレート、メチルシクロオクチルカーボネート、メチルシクロゲラネート、メチルシクロペンチリデンアセテート、メチルジヒドロジャスモネート、メチルジャスモネート、メチルシンナメート、メチルデカノエート、メチルデシンカーボネート、リナリルシンナメート、リナリルブチレート、リナリルプロピオネート、リナリルヘキサノエート、リナリルベンゾエート、リナリルホーメート、ロジニルフェニルアセテート、ロジニルブチレート、ロジニルプロピオネート、ロジニルホーメートなどが例示される。
上記含ハロゲン化合物は、ハロゲンを分子中に含有する有機化合物であればとくに限定されることはなく、パラジクロルベンゼン、ブロモスチロ−ルなどが例示される。
これら、フレーバーおよびフレグランスは、1種および2種以上を混合して使用しても良い。
本発明でいう香気・香味組成物に添加・配合するヒアルロニダーゼ活性阻害剤の量は、共存する香料あるいは香気・香味組成物の使用目的などにより大幅に変動するので、一概に規定することができないのであるが、通常、香気・香味組成物を基準として0.01〜5.0重量%程度とすることが好ましい。
本発明のヒアルロニダーゼ活性阻害剤において、その酵素活性阻害効果に加え、忌避効果、誘引効果、抗菌効果、鎮静・覚醒効果などのアロマテラピー効果などの機能を発揮させることを目的として使用する場合、香料成分及び香料関連成分として以下のものを用いることができる。
すなわち、昆虫、ダニ類の忌避剤としては、例えば、メルカプタン類、ヒノキチオール、ヒノキオイル、ヒバオイル、シトロネラオイル、ペパーミントオイル、パインオイル、ユーカリオイル、ローズオイル、リナロール、シトラール、メチルアントラニレート、シンナミルアセテート、ジメチルフタレート、ゲラニオール、アネトール、n−オクチルアルデヒド、シネオール、α−ピネン、β−ピネン、リーフアルコール、ヘキサノール、トランス−2−オクテノール、トランス−2−デセナール、メントール、メチルオイゲノール、ミントオイル、シナモン、テルペニルアセテート、カンフェンなどを挙げることができる。[周知・慣用技術集(香料)第1部 香料一般 2・6・4 誘引剤・忌避剤・フェロモン平成11年1月29日発行]。
昆虫、ダニ類の誘引剤としては、例えば、アネトール、アニスアルデヒド、アニスアルコール、ヨノン類、リナロール、ネラール、ゲラニオール、オイゲノール、イソオイゲノール、ファルネソール、シベット、バターフレーバー、醤油フレーバー、ラクトン類、マルトール、バニリン、ヘキセノール、サンタロール、ボルニルアセテート、ジオクチルフタレート、ピペロナール、メチルオイゲノール、メチルイソオイゲノール、シトロネロール、シンナミックアルコール、イソサフロール、マルトール類、ボルニルアセテート、ゲラニルホルメート、サフロール、ベルガモット、p−メトキシアセトフェノン、カルボン、カンファ、ジメチルフタレート、ナフタレン、ターペンチンオイル、リモネン、カンフェン、ピネン類、シンナミックアルデヒド、安息香酸などを挙げることができる[周知・慣用技術集(香料)第1部 香料一般 2・6・4 誘引剤・忌避剤・フェロモン、2・6・5 殺虫剤 平成11年1月29日発行]。
抗菌剤としては、例えば、フェノール、チモール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニオール、シトロネロール、リナロール、テルピネオール、メントール、シトラール、シトロネラール、シンナミックアルデヒド、カルボン、1,8−シネオール、アネトール、サフロール、ローズオイル、ジャスミンオイル、パチョリオイル、セダーウッドオイルなどを挙げることができる[周知・慣用技術集(香料)第1部 香料一般 2・6・1 殺菌剤・抗菌剤・防腐剤・防カビ剤、2・6・5 殺虫剤 平成11年1月29日発行]。
医薬用、アロマテラピー用、アロマコロジー用あるいは鎮静・覚醒効果などをもたらすものとしては、例えば、ハッカ、ユーカリ、レモン、ベルベナ、シトロネラ、カヤプテ、サルビア、タイム、クローブ、ローズマリー、ヒソップ、バジル、ジャスミン、カモミル、ネロリ、ペリラ、マジョラム、ローレル、ジュニパーベリー、ナッツメグ、ジンジャー、ベルガモット、オレンジ、ラズベリー、ラベンダー、ペパーミント、スペアミント、バニラ、イランイラン、樟脳、シナモン、メース、西洋ニンジンボク、アルテミシア、カンファー、クラリーセージ、ローズ、プチグレン等の精油;オニオン、ガーリック等のエキス;ギ酸、酢酸およびこれらのエステル類(メチル、エチル、プロピルブチル、ヘプチル、ノニル、メンチル、イソメンチル等);トリメチルシクロヘキサノール、アリルサルファイド、ノニルアルコール、デシルアルコール、フェニルエチルアルコール、炭酸メチル、炭酸エチル、よもぎ油、ローズマリー油、ユーカリ油、ミル油、フェニル酢酸エステル、グアヤコール、インドール、クレゾール、チオフェノール、p−ジクロロベンジル、p−メチルキノリン、イソキノリン、ピリジン、有機アミン類、メルカプタン類、カルボン、エストラゴール、エレモール、メントール、シネオール、オイゲノール、シトラール、ヒドロキシシトロネラール、ペパーミント油、アプシンス油、サンダルウッド油、コスタス油、ラブダナム油、アンバー、ムスク、シトロネラール、ボルネオール、リナロール、ゲラニオール、ネロール、α−サンタロール、β−サンタロール、セドロール、ロジノールなどを挙げることができる[周知・慣用技術集(香料)第1部 香料一般 2・6・14 アロマテラピー・アロマコロジー、2・6・15 薬理・心理・生理効果、平成11年1月29日発行]。
上記、ヒアルロニダーゼ活性阻害剤あるいは香気・香味組成物を皮膚外用剤に添加・配合することができる。また、上記、ヒアルロニダーゼ活性阻害剤あるいは香気・香味組成物を口腔用組成物に添加・配合すると好ましい結果をもたらすことができる。
上記皮膚外用剤や口腔用組成物はすでに広く知られている。なお、本発明では、皮膚外用組成物は皮膚外用剤組成物とほぼ同義である。
本発明の皮膚外用剤には、慣用されている他の成分を添加・配合することができる。それら成分としては、油脂類、高級アルコール類、界面活性剤、シリコーンに代表される珪素原子含有化合物、保湿剤、紫外線吸収剤、水溶性高分子類、ビタミン類、色剤、防腐剤、酸化防止剤、各種粉末成分、キレート剤等が挙げられる。
その場合のヒアルロニダーゼ活性阻害剤の配合量は、皮膚外用剤に共存する成分などにより変動するので一概に規定することができないが、たとえば皮膚外用剤を基準にして0.0001〜10.0重量%、好ましくは、0.01〜5.0重量%がよい。
油脂類としては、アマニ油、ナタネ油、ヒマシ油、サフラワー油、オリーブ油、ゴマ油、ツバキ油、トウモロコシ油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、コメヌカ油、キリ油、ホホバ油、カカオ脂、パーム油、牛脂、豚脂、ラノリン、鯨ロウ、ミツロウ、カルナウバロウ等の動植物油及びその硬化油、流動パラフィン、ワセリン等の鉱物油、トリパルミチン酸グリセリン等の合成トリグリセリンがある。
高級アルコール類としては、例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール、ホホバアルコール、ラノリンアルコール、バチルアルコール、2−デシルテトラテセシノール、コレステロール、フィトステロール、イソステアリルアルコール等がある。
界面活性剤としては、高級アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、N−アシルグルタミン酸塩、N−アシルサルコシン酸塩、高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、高級脂肪酸エステル硫酸塩、POEアルキルエーテルカルボン酸塩(ここで、POEとは、ポリオキシエチレンを示す。以下同じ)、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、POEアルキルエーテルリン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸塩、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリウム、金属石けん、石けん用素地等のアニオン界面活性剤、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルピリジウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノニウム塩、ジアルキルモルホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン塩、塩化ベンザルコニウム等のカチオン界面活性剤、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、POEソルビタン脂肪酸エステル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE脂肪酸エステル、POEアルキルエーテル、POEアルキルフェニルエーテル、POE・POPアルキルエーテル、テトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮合物、POE硬化ヒマシ油誘導体、POEミツロウ・ラノリン誘導体、アルカノールアミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、イミダゾリン系界面活性剤、ベタイン系界面活性剤等の両性界面活性剤が挙げられる。
珪素原子含有化合物としては、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、デカメチルシクロポリシロキサン等の環状ポリシロキサン、シリコーン樹脂等の三次元網目構造のもの等がある。
保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ヘキシレングリコール等がある。
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸誘導体等の安息香酸系紫外線吸収剤、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、アミルサシリレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤、オクチルシンナメート等の桂皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール等がある。
水溶性高分子類としては、例えば、アラビアガム、トラガントガム、グアガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、キサンタンガム、デンプン、デキストラン、アルブミン、ゼラチン、ニトロセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリエチレングリコール2000等のポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等の共重合高分子系、ポリアクリルアミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー等がある。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩等のビタミンB6類、ビタミンC類、パントテン酸カルシウム等のパントテン酸類、エルゴカルシフェノール等のビタミンD類、ニコチン酸アミド等のニコチン酸類、酢酸トコフェノール等のビタミンE類、ビタミンP、ビオチン等がある。
各種粉末成分としては、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、雲母、タルク、カオリン、セリサイト、シリカ、ケイ酸塩、焼セッコウ、セラミックパウダー等の無機粉末、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末などがある。
色剤としては、二酸化チタン、酸化鉄、カーボンブラック、コバルトバイオレツト等の無機顔料、赤色201号、赤色3号、黄色205号、黄色4号等の有機顔料、クロロフィル、リボフラビン、ベーター−カロチン等の天然色素、ベニバナ、ウコン等の植物抽出物色素等がある。
防腐剤としては、安息香酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香酸エステル、塩化ベンザルコニウム、ヒノキチオール等がある。
酸化防止剤としては、トコフェノール、アスコルビン酸、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン等がある。
キレート剤としては、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、クエン酸等がある。
本発明では、さらに、抗菌剤、抗酸化剤、美白剤、細胞賦活剤、pH調整剤、消炎剤、収斂剤、活性酸素抑制、抗アレルギー等の生理活性作用を有する植物抽出物及びこれらの抽出分画、精製物を併用することもできる。
本発明のヒアルロニダーゼ活性阻害剤あるいは香気・香味組成物を配合した皮膚外用組成物は、皮膚化粧料に応用できるが、さらに、医薬部外品等にも適用できる。具体的には、香水、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンなどのフレグランス製品;洗顔クリーム、バニシングクリーム、クレンジングクリーム、コールドクリーム、マッサージクリーム、乳液、化粧水、美容液、パック、メイク落としなどの基礎化粧品;ファンデーション、粉おしろい、固形おしろい、タルカムパウダー、口紅、リップクリーム、頬紅、アイライナー、マスカラ、アイシャドウ、眉墨、アイパック、ネイルエナメル、エナメルリムバーなどの仕上げ化粧品;ポマード、ブリランチン、セットローション、ヘアーステック、ヘアーソリッド、ヘアーオイル、ヘアートリートメント、ヘアークリーム、ヘアートニック、ヘアーリキッド、ヘアースプレー、バンドリン、養毛剤、染毛剤などの頭髪化粧品;サンタン製品、サンスクリーン製品などの日焼け化粧品;制汗剤、アフターシェービングローション及びジェル、パーマメントウェーブ剤、薬用石鹸、薬用シャンプー、薬用皮膚化粧料などの薬用化粧品;シャンプー、リンス、リンスインシャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアパックなどのヘアケア製品;化粧石鹸、浴用石鹸、香水石鹸、透明石鹸、合成石鹸などの石鹸;ボディソープ、ボディシャンプー、ハンドソープなどの身体洗浄剤;入浴剤(バスソルト、バスタブレット、バスリキッド等)、フォームバス(バブルバス等)、バスオイル(バスパフューム、バスカプセル等)、ミルクバス、バスジェリー、バスキューブなどの浴用剤等に応用することができる。
本発明のヒアルロニダーゼ活性阻害剤あるいは香気・香味組成物を口腔用組成物に配合することも有効である。
この口腔用組成物はすでに広く知られており、マウスウオッシュ(洗口液)、トローチ、キャンディ、チューインガム、歯磨きなどに応用できる。
その場合のヒアルロニダーゼ活性阻害剤の配合量は、口腔用組成物に共存する成分などにより変動するので一概に規定することができないが、たとえば口腔用組成物を基準にして0.0001〜5.0重量%、好ましくは、0.01〜3.0重量%がよい。
本発明の口腔用組成物には、慣用の成分を配合することができる。具体的には、賦形剤、粘結剤、粘稠剤・増粘剤、甘味剤、防腐剤、着色剤、発泡剤、洗浄剤としての界面活性剤、湿潤剤、酵素類、pH調節剤、香味剤、甘味剤、上記必須成分以外の薬用成分などを配合し得る。
賦形剤としては、ゼラチン、デキストリン、アラビアガム、キサンタンガム、ペクチン、澱粉、セルロースが挙げられる。
粘結剤としては、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、プルラン、ゼラチン、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、アラビアガム、グアーガム、ローカストビーンガム、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、モンモリロナイト、カオリン、水和シリカ、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、ヘクトライト等がある。
粘稠剤・増粘剤としては、プロピレングリコール、ソルビット、グリセリン、ポリエチレングリコール、アルギン酸ナトリウム、褐藻エキス、キサンタンガム、トラガカントガム、アラビアガム、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム等がある。
防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、安息香酸ナトリウム等がある。
発泡剤、洗浄剤としての界面活性剤として、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤などが挙げられ、前記アニオン性界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシン酸ナトリウム、N−ミリストイルザルコシン酸ナトリウムなどのN−アシルザルコシン酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナトリウムなどのN−アシルグルタミン酸塩などが挙げられる。
また、非イオン性界面活性剤としては、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステルなどの糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、脂肪酸アルカノールアミド類、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などのポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライドなどが挙げられる。
両性界面活性剤としては、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジエチルグリシンなどのN−アルキルジアミノエチルグリシン、N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリンベタインナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどが挙げられる。
湿潤剤としては、ソルビット、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、キシリット、マルチット、ラクチットなどを挙げられる。
酵素類としてはデキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、リゾチーム、ムタナーゼ等が挙げられる。
pH調節剤としては、例えば、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、ピロリン酸、乳酸、酒石酸、グリセロリン酸、酢酸、硝酸、ケイ酸、またはこれらの化学的に可能な塩や水酸化ナトリウムなどが挙げられる。
さらに、香味剤として、タイム油、ナツメグ油、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、珪皮油、シソ油、冬緑油、丁子油、ユーカリ油、ピメント油などを配合することができる。
また、甘味剤として、サッカリンナトリウム、アセスルファームカリウム、ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリラルチン、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニルメチルエステル、パラ−メトキシシンナミックアルデヒド、キシリトール、ソルビトール、マンニトール、エリスリトールなどを配合することができる。
また、他の薬用成分として、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化スズ等のフッ化物、クロルヘキシジン、トリクロサン、塩化セチルピリジニウム等の殺菌/抗菌剤、トラネキサム酸、グリチルリチン2カリウム塩等の抗炎症剤、デキストラナーゼ、ムタナーゼ等の酵素剤、塩化ナトリウム、乳酸アルミニウム等の収斂剤、硝酸カリウムなどを、薬剤学的に許容できる範囲で、目的に応じて1種あるいは2種以上を適宜選択して使用することができる。なお、任意成分の添加量は本発明の効果を妨げない範囲で通常の使用量とすることができる。
本発明により、ヒアルロニダーゼ活性阻害に優れた精油およびウルソール酸やオレアノール酸が提供され、それら精油あるいは酸を含む香気・香味組成物が提供された。上記精油あるいは酸はヒアルロニダーゼ活性阻害に優れ、また、抗炎症作用および抗アレルギー性に優れ、しかも抗しわ性に優れており、さらに簡単な方法で調製可能である。そのうえ、上記精油あるいは酸を含む香気・香味組成物は調合香料の香り全体のバランスが保つことができる効果もあるので、製品への好ましい印象を損ないやすいという従来からの欠点も解消されるので、本発明は極めて実用的な発明である。
上記精油あるいは酸、およびそれらを含む香気・香味組成物は、皮膚外用剤組成物あるいは口腔用組成物に添加・配合することができ、ヒアルロニダーゼ活性阻害に優れ、また、抗炎症作用および抗アレルギー性に優れ、しかも抗しわ性に優れた皮膚外用剤組成物および口腔用組成物をもたらすことを可能とした。それら皮膚外用剤組成物および口腔用組成物は好ましい香りを保持することができる。
次に実施例をあげて説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
各試料を1000ppm含むジメチルスルフォキシド(DMSO)溶液を調製した。
その溶液を下記試験方法(この方法は、ヒアルロン酸から生成するN−アセチル−D−グルコサミンの相対量を比色法により求めヒアルロニダーゼ活性阻害率を検定する方法である)にてヒアルロニダーゼ活性阻害率を測定した。
その測定結果を表1に記載した。
なお、酵素溶液としては、ヒアルロニダーゼはウシ睾丸由来のもの(ナカライデスク社製、608U/solid(以下BTHという)を用い、lmg solid/mlとなるように0.lM酢酸緩衝液(pH3.8)で溶解した。
酵素活性化剤溶液としては、酵素活性化剤としてのCompound48/80、(N−メチル−p−メトキシフェネチルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物:ナカライテスク社製)を用い、0.1mg/mlとなる様に上記0.lM酢酸緩衝液(pH3.8)に溶解した。
基質溶液としては、ヒアルロン酸カリウム(鶏冠由来、和光純薬工業社製)を用い、上記0.lM酢酸緩衝液(pH3.8)に0.4mg/mlとなるように溶解した。
反応停止剤としては0.4NのNaOH水溶液、クロモーゲン生成のためにはホウ
酸溶液を用いた。該ホウ酸溶液の調整法は次のとおりである。ホウ酸4.95gに水50mlを加え、1NのNaOH水溶液にてpH9.lに調整後、水を加えてl00mlとした。
発色試薬としてはp−ジメチルアミノベンズアルデヒド(和光純薬社製、生化学用)10gを酢酸87.5mlと濃塩酸12.5mlとの混液に溶解したものを使用し、使用直前に酢酸にて10倍希釈して用いた(以下DMAB試薬という)。
下記の操作手順における反応停止液添加前の試料の最終濃度は100ppmである。
(阻害検定操作手順)
(1)0.lM酢酸緩衝液(pH3.8)0.1mlに上記試料溶液0.lmlを加えた後、上記酵素溶液0.1m1を添加して、37℃下20分間インキュべートした。
(2)次いで、上記(1)に上記酵素活性化剤溶液0.2mlを加え、37℃下20分間インキユべートした。
(3)次に上記(2)に上記基質溶液0.5m1を加え、37℃下40分間インキユべー卜した。
(4)次に上記(3)を氷冷水にて冷やした後、上記(3)に反応停止剤を0.2ml加え反応を停止した。
(5)引き続き、上記ホウ酸溶液0.2mlを加え、沸騰水中に3分間放置後、氷冷水中で冷却した。
(6)上記DMAB試薬を6ml上記(5)に加え、37℃下に20分間放置した後、585nmにおける吸光度(A585値)を測定する。
阻害率は次式に従つて計算した。
阻害率(%)=[1−(A−B)/(C−D)]x100
A:基質溶液+検体溶液+酵素液の場合のA585
B:基質溶液+検体溶液+緩衝液の場合のA585
C:基質溶液+緩衝液+酵素液の場合のA585
D:基質溶液+緩衝液+緩衝液の場合のA585
(表1)

Figure 2006124322
実施例2〜3
表1記載の精油(市販品)を、実施例1と同様な操作を行い、各精油のヒアルロニダーゼ活性阻害率を測定した。
その測定結果を表1に記載した。
実施例4〜5
表1記載の酸1000ppmを含むDMSO溶液を調製し、実施例1と同様な操作を行い、それぞれの酸のヒアルロニダーゼ活性阻害率を測定した。
その測定結果を表1に記載した。
実施例6〜8
表1記載の精油500ppmと酸500ppmとを含むDMSO溶液を調製し、等量混合液を試料液として、実施例1と同様な操作を行い、各精油と酸の混合物のヒアルロニダーゼ活性阻害率を測定した。
その測定結果を表1に記載した。
比較例1
表1記載の精油を購入し、実施例1と同様な操作を行い、その精油のヒアルロニダーゼ活性阻害率を測定した。
その測定結果を表1に記載した。
以下、本発明のヒアルロニダーゼ活性阻害剤を含む応用処方例を示す。
(実施例9)パック剤
A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A相にB相を加えて可溶化し、次いでC相を加えて均一に溶解し、パック剤を製造した。
(成分) (質量%)
(A相)ジプロピレングリコール 5.0%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 5.0%
(B相)オリーブ油 5.0%
酢酸トコフェノール 0.2%
パラオキシ安息香酸エステル 0.2%
(C相)ポリビニルアルコール 13.0%
ヒアルロニダーゼ阻害剤*1 3.0%
エタノール 7.0%
フローラル香料 0.05%
精製水 残部 %
計 100.0%
*1ヒアルロニダーゼ阻害剤はブルカン・ド・キャッシ・アブソリュート(市販品)(以下、キャッシという)を用いた。
(実施例10)固形ファンデーション
下記成分(1)〜(7)をブレンダーで均一に混合し、これに(8)〜(13)を加え、よく混練して固形ファンデーション製造した。
(成分) (質量%)
(1)タルク 41.6%
(2)カオリン 15.7%
(3)セリサイト 10.3%
(4)亜鉛華 7.0%
(5)二酸化チタン 3.8%
(6)黄色酸化鉄 2.8%
(7)黒色酸化鉄 0.3%
(7)黒色酸化鉄 0.3%
(8)スクワラン 8.0%
(9)イソステアリン酸 4.0%
(10)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 3.1%
(11)オクタン酸イソセチル 2.0%
(12)フローラル香料 0.1%
(13)ヒアルロニダーゼ阻害剤 *2 1.0%
計 100.0%
*2ヒアルロニダーゼ阻害剤はフィア・バルサム・アブソリュート(市販品)(以下、フィアという)を用いた。
(実施例11)石けん
下記成分を用い、常法により石けんを製造した。
(成分) (質量%)
(1)石けん素地 53.2%
(2)スクロール 19.4%
(3)フローラルグリーン香料 0.25%
(4)ヒアルロニダーゼ阻害剤*3 5.0%
(5)還元ハチミツ液 0.25%
(6)濃グリセリン 6.5%
(7)ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.15%
(8)精製水 残部
計 100.0%
*3ヒアルロニダーゼ阻害剤はイモテル・アブソリュート(市販品)(以下、イモテルという)を用いた。
(実施例12)シャンプー
下記成分を加温し、均一に混合し、シャンプーを製造した。
(成分) (質量%)
(1)N−ヤシ油脂肪酸グルタミン酸トリエタノールアミン 25.0%
(2)ラウリン酸ジエタノールアミド 5.0%
(3)ミリスチン酸カリウム 5.0%
(4)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0%
(5)ポリエチレングリコール400 15.0%
(6)グリセリン 1.0%
(7)ヒアルロニダーゼ阻害剤(フィア) 1.0%
(8)ヒアルロニダーゼ阻害剤*4 1.0%
(9)クロルキシレノール 0.1%
(10)ビタミンE 0.1%
(11)パラオキシ安息香酸エステル 0.2%
(12)フロ−ラル香料 0.3%
(13)精製水 残部
計 100・0%
*4ヒアルロニダーゼ阻害剤はウルソール酸(市販品)(以下、ウルソールという)を用いた。
(実施例13)クレンジングジェル
下記成分(1)〜(3)、別に(4)〜(7)及び(9)それぞれを70℃に加熱溶解させてそれぞれA液及びB液とし、A液にB液を加えて均一になるまで攪拌する。攪拌しながら50℃まで冷却し、成分(8)を加えてクレンジングジェルを製造した。
(成分) (質量%)
(1)モノミリスチン酸ヘキサグリセリル 20.0%
(2)流動パラフィン 59.7%
(3)パラオキシ安息香酸エステル 0.3%
(4)ヒアルロニダーゼ阻害剤(キャッシ) 0.075%
(5)ヒアルロニダーゼ阻害剤(ウルソール) 0.075%
(6)濃グリセリン 5.9%
(7)ソルビトール 5.0%
(8)香料 0.1%
(9)精製水 残部
計 100.0%
(実施例14)化粧水
下記成分(5)〜(8)を混合溶解させA液とし、これとは別に下記成分(1)〜(4)及び(9)を混合溶解させてB液とし、A液とB液を均等に混合し、化粧水を調製した。
(成分) (質量%)
(1)クインスシードエキス 8.0%
(2)グリセリン 3.0%
(3)1,3−ブチレングリコール 5.0%
(4)ヒアルロニダーゼ阻害剤*5 2.0%
(5)ポリオキシエチレンソルビタンラウリン酸エステル 1.2%
(6)エチルアルコール 5.0%
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.2%
(8)シトラス香料 0.1%
(9)精製水 残部
計 100.0%
*5ヒアルロニダーゼ阻害剤はオレアノール酸(市販品)(以下、オレアノールという)を用いた。
(実施例15)クリーム
下記成分(1)〜(10)、別に下記成分(11)〜(15)それぞれを75℃に加温溶解し、それぞれA液及びB液を得る。A液にB液を加えて乳化し、攪拌しながら50℃まで冷却し、成分(16)を加え、クリームを調製した。
(成分) (質量%)
(1)ヒマシ油 3.0%
(2)スクワラン 2.0%
(3)メチルポリシロキサン 0.5%
(4)ステアリルアルコール 0.5%
(5)セチルアルコール 0.5%
(6)トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル 12.5%
(7)モノステアリン酸グリセリル 5.0%
(8)モノステアリン酸ジグリセリル 1.5%
(9)モノステアリン酸デカグリセリル 3.0%
(10)パラオキシ安息香酸プロピル 0.1%
(11)キサンタンガム 0.1%
(12)ヒアルロニダーゼ阻害剤(イモテル) 0.05%
(13)1,3−ブチレングリコール 5.0%
(14)パラオキシ安息香酸メチル 0.2%
(16)フローラル香料 0.05%
(15)精製水 残部
計 100.0%
(実施例16)乳液
下記成分(1)〜(10)、別に下記成分(11)〜(14)及び(16)それぞれを75℃で加温溶解し、それぞれA液及びB液を得る。A液にB液を加えて乳化し、攪拌しながら50℃まで冷却し、成分(15)を加え、乳液を調製した。
(成分) (質量%)
(1)ヒマシ油 1.0%
(2)スクワラン 2.0%
(3)ベヘニルアルコール 1.0%
(4)トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル 2.0%
(5)テトラグリセリン縮合シリノレイン酸 0.1%
(6)モノオレイン酸プロピレングリコール 0.5%
(7)モノステアリン酸グリセリン 1.0%
(8)モノミレスチン酸ヘキサグリセリル 1.0%
(9)モノミリスチン酸デカグリセリル 0.5%
(10)パラオキシ安息香酸プロピル 0.1%
(11)クインスシードエキス 5.0%
(12)ヒアルロニダーゼ阻害剤(イモテル) 0.03%
(13)1,3−ブチレングリコール 3.0%
(14)パラオキシ安息香酸メチル 0.1%
(15)ローズ香料 0.1%
(16)精製水 残部
計 100.0%
(実施例17)浴用剤
下記成分を用い、常法により浴用剤を製造した。
(成分) (質量%)
(1)乾燥硫酸ナトリウム 40.0%
(2)炭酸水素ナトリウム 57.5%
(3)オリーブ油 0.2%
(4)ヒアルロニダーゼ阻害剤(ウルソール) 0.1%
(5)軽質無水ケイ酸 0.3%
(6)フローラル香料 1.7%
(7)黄色202号の(1) 0.2%
計 100.0%
(実施例18)チューインガム
下記処方の成分を常法によりニーダーで練り、チューインガムを製造した。
(成分) (質量%)
(1)炭酸カルシウム 5.0%
(2)ヒアルロニダーゼ阻害剤(キャッシ) 0.2%
(3)ガムベース 31.8%
(4)エリスリトール 10.0%
(5)キシリトール 40.0%
(6)マルチトール 12.5%
(7)フルーツ香料 0.5%
計 100.0%
(実施例19)キャンディ
下記処方の成分を常法により混錬し、常法によりキャンディを製造した。
(成分) (質量%)
(1)ヒアルロニダーゼ阻害剤(キャッシ) 0.2%
(2)キシリトール 8.0%
(3)マルチトール 10.0%
(4)アスパルテーム 0.1%
(5)シトラス香料 0.2%
(6)パラチニット 残部
計 100.0%
(実施例20)練歯磨き
下記処方の成分を常法により混合し、常法により練歯磨きを製造した。
(成分) (質量%)
(1)第2リン酸カルシウム 30.0%
(2)グリセリン 10.0%
(3)ソルビトール 20.0%
(4)カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0%
(5)ラウリル硫酸ナトリウム 1.5%
(6)カラギーナン 0.5%
(7)サッカリンナトリウム 0.1%
(8)シトラスミント香料 1.0%
(9)安息香酸ナトリウム 0.3%
(10)ヒアルロニダーゼ阻害剤(キャッシ) 0.2%
(11)精製水 残部
計 100.0%
(実施例21)洗口液
下記処方の成分を常法により混合し、洗口液を製造した。
(成分) (質量%)
(1)ラウリル硫酸ナトリウム 0.80%
(2)ラウリル酸ジエタノールアミド 0.80%
(3)グリセリン 12.0%
(4)サッカリンナトリウム 0.2%
(5)ミント香料 0.80%
(6)アルギニン 0.10%
(7)リン酸水素二ナトリウム 0.50%
(8)リン酸水素二カリウム 0.08%
(9)ヒアルロニダーゼ阻害剤(キャッシ) 0.2%
(10)精製水 残部
計 100.0%
前記実施例の製品は、ヒアルロニダーゼ活性阻害に優れていることが分かった。また、抗炎症作用や抗アレルギー性に優れ、しかも抗しわ性に優れている。そのうえ、ヒアルロニダーゼ活性阻害剤と調合香料が共存するときには、製品全体の匂いを不快とすることがないこと、さらには別な不快臭を生じさせることがないこと、製品内の調合香料の香りのバランスを損なわないこと、香気的にも使用感が優れていることも確認された。

Claims (6)

  1. ヒアルロニダーゼ活性阻害率が35%以上である精油、ウルソール酸、およびオレアノール酸から選ばれた少なくとも1種の精油または酸を有効成分とするヒアルロニダーゼ活性阻害剤。
  2. 請求項1記載のヒアルロニダーゼ活性阻害剤を含有することを特徴とする香気・香味組成物。
  3. 請求項1記載のヒアルロニダーゼ活性阻害剤を含有することを特徴とする皮膚外用組成物。
  4. 請求項2記載の香気・香味組成物を含有することを特徴とする皮膚外用組成物。
  5. 請求項1記載のヒアルロニダーゼ活性阻害剤を含有することを特徴とする口腔用組成物。
  6. 請求項2記載の香気・香味組成物を含有することを特徴とする口腔用組成物。
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