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JP2006124103A - 画像記録装置およびシート材搬送装置 - Google Patents

画像記録装置およびシート材搬送装置 Download PDF

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JP2006124103A JP2004315104A JP2004315104A JP2006124103A JP 2006124103 A JP2006124103 A JP 2006124103A JP 2004315104 A JP2004315104 A JP 2004315104A JP 2004315104 A JP2004315104 A JP 2004315104A JP 2006124103 A JP2006124103 A JP 2006124103A
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Hitoshi Nishitani
仁志 西谷
Hajime Kitamura
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Abstract

【課題】 所定の許容シート材厚さ、幅に対して、「最大曲率」を大きく設定して、装置を小型化し、また、所定の「最大曲率」に対して許容シート材厚さ、幅をより大きく設定する。
【解決手段】 U字状搬送路(100)には搬送ローラ(200)対、回転ローラ対(300a、3000b)が設けられ、U字状搬送路(110)には搬送ローラ(210)対、回転ローラ対(310a、310b)が設けられており、大きな最大曲率でシート材(S)をU字状搬送路(100、110)に沿って搬送し得る。これによって画像記録装置は小型化可能である。
【選択図】 図9

Description

本発明は、略長方形のシート状記録媒体に画像記録する画像記録装置、およびシート材搬送装置に関する。
図10は従来のシート材搬送装置を示す断面図である。
図10において、シート材搬送装置は、一対の搬送ローラ1102によって、A方向(図8左方向)にシート材Sを送って、湾曲部1101aを有するU字状搬送路1101に導入する。これによって、シート材Sは、U字状搬送路1101に沿って搬送ローラ1102対の上方に搬送される。
搬送ローラ1102は駆動手段(図示省略)によって回転駆動され、シート材Sの表面に摩擦力を作用させて、シート材SをA方向に前進させる。
図11は、図10のシート材搬送装置と同様の記録媒体搬送装置を用いた従来の画像記録装置を示す断面図である。
図11において、記録媒体搬送装置はシート材積載部1201に積載されたシート材Sを、給紙ローラ1206によって、U字状搬送路1202に送り込む。シート材Sは、U字状搬送路1202によってU字状に案内され、シート材積載部1201上方に配置されたプリント部1203に送給される。
プリント部1203には、シート材Sを保持し、かつ下流側に送る排出ローラ1207が設けられ、プリント部1203の下流側にはU字状搬送路1204が設けられている。
シート材Sは、画像記録された後に、排出ローラ1207によって湾曲搬送路1204に導入され、U字状搬送路1204によってU字状に案内されつつ、プリント部1203上方の排出トレイ1205に排出される。
このようにU字状搬送路はシート材搬送装置内でシート材Sを搬送して所要の処理を行う装置において、搬送方向を変えるときに一般的に用いられる。
なお本発明に関連した特許文献は例えば特許文献1、特許文献2である。
特開2002−234636号公報 特開平9−40230号公報
図12(a)、(b)、(c)に示すように、U字状記録媒体搬送路202、204は湾曲部の曲率を種々選択可能であり、(a)は曲率最大、(c)は曲率最小、(b)は(a)、(c)の中間の曲率に設定されている。
(c)のように曲率が小のとき、装置全体のサイズが大きくなり、(a)のように曲率が大きければ装置全体のサイズが小さくなる。
一方、(a)のように曲率大とすると、シート材SをU字状搬送路1202、1204に進入させたときに、シート材Sは強く屈曲され、座屈状態になって、搬送できない状態におちいることがある。
従って、U字状搬送路の曲率は、シート材Sの搬送、通過が可能な範囲で、極力大きくすることが好ましい。一般に、シート材SをU字状搬送路1202、1204内に送り込んだときに、シート材SがU字状搬送路1202、1204に沿って円滑に湾曲する最大の曲率を「最大曲率」と呼ぶ。
「最大曲率」を決定する要因としては、搬送速度や搬送路の材質(摩擦係数)、搬送ローラの駆動力や位置等が挙げられるが、シート状記録媒体Sの厚さと幅が、もっとも直接的に影響が大きい要因である。
すなわち、シート状記録媒体Sが厚く又は幅が広いと、こしが強くなり、湾曲しにくくなるので、最大曲率は小となる。その結果、画像記録装置全体のサイズは大きくなる。
このように、従来のシート材搬送装置は、許容するシート材の厚さ、幅によって「最大曲率」が規定され、装置の小型化に限界があった。一方、「最大曲率」が一定のとき、搬送可能なシートの厚さ、幅の上限が規定される。
本発明はこのような従来の問題点を解消すべく創案されたもので、所定の許容シート材厚さ、幅に対して、従来よりも「最大曲率」を大きく設定して、装置を小型化し、また、所定の「最大曲率」に対して許容シート材厚さ、幅を従来よりも大きく設定することを目的とする。
本発明に係るシート材搬送装置は、略長方形のシート状記録媒体に画像を記録する記録手段と、前記シート状記録媒体を前記記録手段に向かって搬送する搬送路であって、前記シート状記録媒体表面の法線方向に対して垂直な方向に搬送可能であり、かつ搬送されるシート状記録媒体表面の曲率が部分的に大きくなる湾曲部が形成された搬送路と、前記搬送路内にある前記シート状記録媒体を、前記シート状記録媒体表面の法線方向に沿った軸を中心にして回転し得る回転手段とを備え、前記回転手段は、前記搬送路内にある前記シート状記録媒体を回転させる動作を開始してから回転させる動作が終了するまでの過程で、前記シート状記録媒体の前記湾曲部に至っている領域を増加させるように構成されている。
これによって、所定の許容シート状記録媒体厚さ、幅に対して、従来よりも「最大曲率」を大きく設定して、画像記録装置を小型化でき、あるいは、所定の「最大曲率」に対して許容シート状記録媒体厚さ、幅を従来よりも大きく設定し得る。
本発明に係るシート材搬送装置において、前記回転手段は、前記シート状記録媒体を表裏から挟圧する挟圧手段と、前記圧接手段をシート状記録媒体表面の法線方向に沿った回転中心軸を中心に回転する回転駆動手段とを含み、あるいは、前記シート状記録媒体を、シート状記録媒体表面の法線方向に対して垂直な方向に進行させる搬送手段と、前記シート状記録媒体の進行を阻止する当接手段とを含み、あるいは、前記シート状記録媒体を、シート状記録媒体表面の法線方向に対して垂直な方向に進行させる第1搬送手段と、前記シート状記録媒体を、前記第1搬送手段による進行方向とは異なる、シート状記録媒体表面の法線方向に対して垂直な方向に進行させる第2搬送手段とを含む。
本発明に係る画像記録装置は、略長方形のシート材を、前記シート材表面の法線方向に対して垂直な方向に搬送可能であり、かつ搬送されるシート材表面の曲率が部分的に大きくなる湾曲部が形成された搬送路と、前記搬送路内にある前記シート材をシート材表面の法線方向に対して平行な軸を中心にして回転し得る回転手段とを備え、前記回転手段は、前記搬送路内にあるシート材を回転させる動作を開始してから回転させる動作が終了するまでの過程で、シート材の前記湾曲部に至っている領域を増加させるように構成されている。
これによって、所定の許容シート材厚さ、幅に対して、従来よりも「最大曲率」を大きく設定して、装置を小型化でき、あるいは、所定の「最大曲率」に対して許容シート材厚さ、幅を従来よりも大きく設定し得る。
本発明によれば、所定の許容シート状記録媒体厚さ、幅に対して、従来よりも「最大曲率」を大きく設定して、画像記録装置を小型化でき、あるいは、所定の「最大曲率」に対して許容シート状記録媒体厚さ、幅を従来よりも大きく設定し得る。
また、所定の許容シート材厚さ、幅に対して、従来よりも「最大曲率」を大きく設定して、装置を小型化でき、あるいは、所定の「最大曲率」に対して許容シート材厚さ、幅を従来よりも大きく設定し得る。
次に本発明に係るシート材搬送装置の実施例を図面に基いて説明する。
[シート材搬送装置]
図1は、本発明に係るのシート材搬送装置の実施例を示す斜視図、図2は、図1のシート材搬送装置をB矢視方向から見た側面図、図3は、図1のシート材搬送装置をA矢視方向から見た底面図である。
図1〜図3において、シート材搬送装置は、略平坦な平坦部とそれに続く湾曲部100aを含むシート材搬送路100と、シート材搬送路1にシート材Sを送り込む一対の搬送ローラ200とを備える。シート材搬送路100はシート材Sの表面法線方向に対して垂直な方向に、シート材Sを搬送し得る。
搬送ローラ200は駆動手段(図示省略)によって回転駆動され、シート材Sの表面に摩擦力を作用させてシート材Sを回転方向(図2のr1方向)に前進させる。
シート材搬送装置は、搬送ローラ200の下流側に回転ローラ300aの対および回転ローラ300bの対が設けられ、各回転ローラ対300a、300bは、シート材Sを表裏から挟みつつ回転する。
回転ローラ300aの対と、回転ローラ300bの対は略同軸であり、シート材S幅方向に直列配置されている。
回転ローラ300a、300bは駆動手段(図示省略)によって回転駆動され、その回転方向は自由に設定し得る。
図3に示すように、回転ローラ対300a、300bを相互に反対方向に回転駆動(例えば、回転ローラ対300aをC1方向、回転ローラ対300bをC2方向に回転。)すると、シート材Sに、例えばCM方向(シート材S進行方向に対して右回り)の偶力を発生することができる。すなわち、回転ローラ対300a、300bはシート材Sに対する回転手段として機能する。すなわち、回転ローラ対300a、300bは、シート材Sに対して反対方向の搬送力を与えることによって偶力を発生している。
なお、偶力発生の条件としては、回転ローラ対300a(第1搬送手段という。)による進行方向と、回転ローラ対300b(第2搬送手段という。)による進行方向が、シート材S表面の法線方向に対して垂直な方向であり、かつ相互に異なる方向であればよい。
なお、回転手段は図1〜3の構成に限定されるものではなく、特許文献1、特許文献2等の種々の構成を採用し得る。特許文献1では、用紙Sを挟持手段26によって表裏から挟持し、挟持手段26を90度回転することによって、用紙Sを方向変換する。特許文献2では、画像形成紙Pの幅方向一端寄りに配置されたストッパ2(当接手段)に、画像形成紙Pの前縁を当接し、ストッパ2から画像形成紙Pの幅方向他端寄りに配置された搬送手段であるガイドローラによって画像形成紙Pを送ることにより、画像形成紙Pをストッパ2を中心に回転し、その後斜めローラによって画像形成紙Pをさらに回転する。
さらに、搬送ローラ対200に替えて、回転ローラ対300a、300bによってシート材Sを搬送することとし、搬送ローラ対200を省略することも可能である。
図4は、図1のシート材搬送装置におけるシート材Sの動きを順次示す斜視図である。図中、理解を容易にするため、搬送ローラ200対、回転ローラ対300a、300bの一方ローラ200、300a、300bのみを表示する。
図4(a)の状態では、ローラ200、300a、300bはいずれもシート材Sをシート材搬送路100に向かって前進させる方向に回転駆動され、シート材Sは、その先端SFが300a、300bを越えて所定距離進む状態まで搬送される。この状態ではシート材Sは湾曲部100aに到達していない。
次に、図4(b)に示すように、ローラ300bを図4(a)と同様に前進方向に回転させ、ローラ300aを後進方向に逆転させる。これによって、図3で説明したようにシート材Sには進行方向に対して右回り(CM方向)の偶力が作用する。シート材Sは、ローラ300a、300bによって、CM方向に90度回転され、図4(a)の状態における先端SFの左端SFLが前方に移動し、シート材Sの一部が湾曲部100a内に導入されるように、シート材搬送路100の寸法、ローラ200、300a、300bの位置が設定されている。
次に、図4(c)に示すように、再びローラ200、300a、300bを前進方向に回転駆動する。これによって、シート材Sは、湾曲部100aを通過しつつ、シート材搬送路100に沿って前進する。
これによって、シート材搬送路100、特に湾曲部100aにおける搬送負荷を軽減でき、シート材Sの厚さ、幅に比較して、湾曲部100aの最大曲率を従来よりも大きく設定し得る。
実施例の効果を説明するためにまず従来のシート材搬送装置の搬送負荷を見る。図5は、従来のシート材搬送装置のシートの湾曲の様子を示す図、図6は、従来のシート材搬送装置の搬送負荷を示すグラフである。
図5において、(a−1)、(a−2)はシート材Sの湾曲部1101aへの導入初期状態の平面図、側面図、(b−1)、(b−2)はシート材Sがさらに湾曲部1101aに進入した状態の平面図、側面図、(c−1)、(c−2)はシート材Sが湾曲部1101aの終端に到達した状態の平面図、側面図である。図中、平面図の斜線部は湾曲部1101aに進入している範囲を示している。
従来のシート材搬送装置では、シート材Sが平面状態から湾曲状態へ変化する(a−1)、(a−2)から(b−1)、(b−2)の状態において搬送負荷が大きく、シートが完全に湾曲部に沿った後(c−1)、(c−2)には搬送負荷が低下することが知られている。
図6において、シート材Sの湾曲部1101aへの進入量を横軸、搬送負荷を縦軸としたグラフにおいて、搬送負荷は、(a−1)、(a−2)の状態から、(b−1)、(b−2)の状態に遷移する過程において最大(最大搬送負荷という。)となり、(b−1)、(b−2)の状態を経た後には搬送負荷は徐々に減少する。図6において最大搬送負荷が生じる進入量をMLとする。
湾曲部1101aの曲率が大きくなると、この最大搬送負荷は大きくなり、この最大搬送負荷が搬送ローラ1102の搬送力を上回る状態や、最大搬送負荷によってシート材Sが座屈する状態になると、シート材Sは搬送不能となる。そのときの曲率が搬送可能限界の「最大曲率」となる。
また、この搬送負荷はシート材Sを湾曲させるのに必要な応力に比例しており、シート材Sの幅が広いときには(図6の曲線6−1)、幅が狭いとき(図6の曲線6−2)よりも搬送負荷が大きくなる。
次に、本実施例の搬送負荷を説明する。
図7は、図1のシート材搬送装置におけるシート材の湾曲の様子を示す図、図8は、図1のシート材搬送装置の搬送負荷を示すグラフである。
図7において、(a−1)、(a−2)はシート材Sの湾曲部101aへの導入初期状態の平面図、側面図、(b−1)、(b−2)はシート材Sがさらに湾曲部101aに進入した状態の平面図、側面図、(c−1)、(c−2)はシート材Sが湾曲部101aの終端に到達した状態の平面図、側面図である。図中、平面図の斜線部は湾曲部1000aに進入している範囲を示している。
図7の各状態において、シート材Sは徐々に回転しつつ湾曲部1000aに進入していくため、斜線部の最大幅は、(a−1)の幅A、(b−1)の幅B、(c−1)の幅Cと徐々に増加していく。すなわち、(a−1),(a−2)ではシート材Sの角部SCのみが湾曲部1000aに進入し、(b−1)、(b−2)ではシート材S全幅は斜めに湾曲部1000aに進入し、(c−1)、(c−2)ではシート材Sが真直ぐに湾曲部1000aに進入している。
幅A、B、CはA<B、A<Cであり、BはCと略等しい。従って湾曲されている幅A、B、Cは徐々に増えているといえる。従って、従来最大搬送負荷が生じていたMLの位置では搬送負荷は小さい。これによって、従来例より最大搬送負荷が軽減される。
従来のシート材搬送装置の場合、シート材S搬送方向に対して先端SFを垂直にして湾曲部101aへ進入させるため、シート材Sの全幅を同時に湾曲しなければならないのに対して、本実施例では、湾曲させる幅を徐々に増加させながら湾曲部へ進入させるため、幅の狭いシートを湾曲部へ進入させるのと同様に、抵抗が軽減される。
図8において、本実施例の最大搬送負荷は従来例に比べて小さい。
又、本発明のシート材搬送装置の場合、徐々に湾曲する幅が増えるので、従来例のように後半で搬送負荷が低下する傾向はほとんどない。しかし、全体として最大負荷を低下させることが可能であるため、最大曲率をより大きく設定し得る。
以上説明した通り本実施例のシート材搬送装置は、シート材を回転させながらシート材搬送路の湾曲部へ進入させることによって、湾曲させる幅を徐々に増加させながらシート材を湾曲部へ進入させている。このため、シート材の最大搬送抵抗を低下させることができ、その分だけ、許容するシート材の厚さを一定とすると従来の最大曲率より更に大きな曲率でもシート材を搬送可能にして装置の小型化を図ることができ、最大曲率を一定とすると搬送可能なシート材の厚さの上限を更に大きくすることができるシート材搬送装置を提供することが可能となる。この結果、更に小型で処理可能なシート材の許容範囲が広いシート材搬送装置が実現できる。
なお、シート材Sを厚さh、幅b、縦弾性係数Eとし、湾曲部の曲率ρ、搬送負荷Fとするとき、搬送負荷Fは、E、b、hに略比例し、ρに略反比例する。式(1)からも、幅bが徐々に増加するように湾曲部101aに挿入していくことによって、搬送負荷の上昇を抑制し得ることが分かる。
Figure 2006124103
[画像記録装置]
次に、本発明に係るシート材搬送装置を適用した画像記録装置の実施例を図面に基いて説明する。
図9は本発明に係るシート材搬送装置を適用した画像記録装置の実施例を示す断面図である。
図9において、シート材搬送装置はシート材積載部400に積載されたシート材Sを、給紙ローラ700によって、湾曲部100aを含むU字状搬送路100に送り込む。シート材Sは、U字状搬送路100によってU字状に案内され、シート材積載部400上方の記録手段であるプリント部600に送給される。
プリント部600には、シート材Sを保持し、かつ下流側に送る排出ローラ500が設けられ、プリント部600の下流側にはU字状搬送路110が設けられている。
シート材Sは、画像記録された後に、排出ローラ500によって湾曲搬送路110aniに導入され、U字状搬送路110によってU字状に案内されつつ、プリント部600上方の排出トレイ800に排出される。
このようにU字状搬送路はシート材搬送装置内でシート材Sを搬送して所要の処理を行う装置において、搬送方向を変えるときに一般的に用いられる。
U字状搬送路100には搬送ローラ200対、回転ローラ対300a、3000bが設けられ、U字状搬送路110には搬送ローラ210対、回転ローラ対310a、310bが設けられており、大きな最大曲率でシート材SをU字状搬送路100、110に沿って搬送し得る。
これによって画像記録装置は小型化可能である。
本発明に係るのシート材搬送装置の実施例を示す斜視図である。 図1のシート材搬送装置をB矢視方向から見た側面図である。 図1のシート材搬送装置をA矢視方向から見た底面図である。 図1のシート材搬送装置におけるシート材の動きを示す斜視図である。 従来のシート材搬送装置のシートの湾曲の様子を示す図である。 従来のシート材搬送装置の搬送負荷を示すグラフである。 図1のシート材搬送装置におけるシート材の湾曲の様子を示す図である。 図1のシート材搬送装置の搬送負荷を示すグラフである。 本発明に係るシート材搬送装置を適用した画像記録装置の実施例を示す断面図である。 従来例のシート搬送装置の説明図 従来の画像記録装置の説明図 従来の画像記録装置の最大曲率を説明する図である。
符号の説明
100、110 シート材搬送路
100a、110a 湾曲部
200、210 搬送ローラ
300、310 回転ローラ

Claims (6)

  1. 略長方形のシート状記録媒体に画像を記録する記録手段と、
    前記シート状記録媒体を前記記録手段に向かって搬送する搬送路であって、前記シート状記録媒体表面の法線方向に対して垂直な方向に搬送可能であり、かつ搬送されるシート状記録媒体表面の曲率が部分的に大きくなる湾曲部が形成された搬送路と、
    前記搬送路内にある前記シート状記録媒体を、前記シート状記録媒体表面の法線方向に沿った軸を中心にして回転し得る回転手段と、
    を備え、
    前記回転手段は、前記搬送路内にある前記シート状記録媒体を回転させる動作を開始してから回転させる動作が終了するまでの過程で、前記シート状記録媒体の前記湾曲部に至っている領域を増加させるように構成されている、
    ことを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 前記回転手段は、
    前記シート状記録媒体を表裏から挟持する挟持手段と、
    前記挟持手段をシート状記録媒体表面の法線方向に沿った回転中心軸を中心に回転する回転駆動手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置。
  3. 前記回転手段は、
    前記シート状記録媒体を、シート状記録媒体表面の法線方向に対して垂直な方向に進行させる搬送手段と、
    前記シート状記録媒体の進行を阻止する当接手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置。
  4. 前記回転手段は、
    前記シート状記録媒体を、シート状記録媒体表面の法線方向に対して垂直な方向に進行させる第1搬送手段と、
    前記シート状記録媒体を、前記第1搬送手段による進行方向とは異なる、シート状記録媒体表面の法線方向に対して垂直な方向に進行させる第2搬送手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のシート材搬送装置。
  5. 略長方形のシート材を、前記シート材表面の法線方向に対して垂直な方向に搬送可能であり、かつ搬送されるシート材表面の曲率が部分的に大きくなる湾曲部が形成された搬送路と、
    前記搬送路内にある前記シート材をシート材表面の法線方向に対して平行な軸を中心にして回転し得る回転手段と、
    を備え、
    前記回転手段は、前記搬送路内にあるシート材を回転させる動作を開始してから回転させる動作が終了するまでの過程で、シート材の前記湾曲部に至っている領域を増加させるように構成されている、
    ことを特徴とする画像記録装置。
  6. シート材を案内し、略平坦な平坦部と該片端部に続く湾曲した湾曲部を有する搬送路と、
    前記搬送路内にあるシート材をシート材表面の法線方向に対して平行な軸を中心にして回転し得る回転手段と、
    を備え、
    前記回転手段は、前記搬送路内にある前記シート材を回転させる動作を開始してから回転させる動作が終了するまでの過程で、前記シート材の前記湾曲部に至っている領域を増加させるように構成されていることを特徴とするシート材搬送装置。
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