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JP2006121219A - 多共振平面アンテナ - Google Patents

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JP2006121219A JP2004304658A JP2004304658A JP2006121219A JP 2006121219 A JP2006121219 A JP 2006121219A JP 2004304658 A JP2004304658 A JP 2004304658A JP 2004304658 A JP2004304658 A JP 2004304658A JP 2006121219 A JP2006121219 A JP 2006121219A
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Akira Otake
朗 大竹
Yoshihiro Sato
佳弘 佐藤
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Harada Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】簡単な構造で複数の共振周波数を得ることが可能な多共振平面アンテナを実現する。
【解決手段】多共振平面アンテナは、誘電性アンテナ基板10と、誘電性アンテナ基板10の下面に配置されたグランド電極層16と、誘電性アンテナ基板10の上面に配置されたSDARS用の平面アンテナ放射素子11と、SDARS用の平面アンテナ放射素子11に設けられた給電点15と、誘電性アンテナ基板10の上面に配置され、SDARS用の平面アンテナ放射素子11に電磁結合される所定の隙間をおいてSDARS用の平面アンテナ放射素子11の周囲を取り囲む環状のGPS用の無給電平面アンテナ放射素子12とから構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は複数の共振周波数を有する多共振平面アンテナに関する。
一般に、GPS(Global Positioning System)、SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service)等のサービスを受けるために用いられる受信用アンテナには、小型化、薄型化が容易な平面アンテナ(パッチアンテナ)が用いられている。
GPSとSDARSの周波数帯域は互いに異なっている。このため、GPSおよびSDARSの両サービスを利用するためには、GPS用の受信アンテナとSDARS用の受信アンテナとを個別に用意することが必要となり、これによって部品点数の増加を招くことになる。
そこで、最近では、複数の周波数帯域をサポートする多共振アンテナが注目されている。
このような多共振アンテナとしては、複数のアンテナ素子を積層した積層型アンテナが知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、方形パッチアンテナとループアンテナとをアンテナ基板上に配置し、それら方形パッチアンテナおよびループアンテナに個別に給電する構造のものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−283240号公報 特開2003−152445号公報
しかし、特許文献1のような積層型アンテナはその構造が極めて複雑であるため、作業性が悪く、製造コストの増加を招くことになる。
また、特許文献2のアンテナは積層構造ではないものの、方形パッチアンテナ用の給電部とループアンテナ用の給電部とを個別に設ける構成であるため、給電部周辺の部品点数の増加を招くことになる。さらに、特許文献2のアンテナにおいては、方形パッチアンテナおよびループアンテナが互いに独立して動作することを前提としているので、方形パッチアンテナとループアンテナとの間の相互作用を避けるために、方形パッチアンテナから十分な距離を置いてループアンテナを形成することが必要となり、それによってアンテナ全体の面積の増加が引き起こされる。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構造で複数の共振周波数を得ることが可能な多共振平面アンテナを提供することにある。
上述の課題を解決するため、請求項1に係る本発明の多共振平面アンテナは、誘電性アンテナ基板と、前記誘電性アンテナ基板の下面に配置されたグランド電極層と、前記誘電性アンテナ基板の上面に配置された平面アンテナ放射素子と、前記平面アンテナ放射素子に設けられた給電点と、前記誘電性アンテナ基板の上面に配置され、前記平面アンテナ放射素子に電磁結合される所定の隙間をおいて前記平面アンテナ放射素子の周囲を取り囲む環状の無給電平面アンテナ放射素子とを具備することを特徴とする。
この多共振平面アンテナにおいては、環状の無給電平面アンテナ放射素子が平面アンテナ放射素子に電磁結合される所定の隙間をおいて当該平面アンテナ放射素子の周囲を取り囲むように配置されており、且つ給電点は平面アンテナ放射素子にのみ設けられている。無給電平面アンテナ放射素子は、平面アンテナ放射素子との電磁結合によって、無給電方式で動作する。このような1点給電方式で、平面アンテナ放射素子に対応する共振周波数と、環状の無給電平面アンテナ放射素子に対応する共振周波数との2つの共振周波数を得ることができるので、積層型アンテナに比べ構造を簡単化することができ、さらに給電部周りの部品点数を低減することができる。
また、請求項2に係る本発明は、請求項1の構成において、前記隙間の幅wは、前記無給電平面アンテナ放射素子の共振時の自由空間波長をλとすると、0<w≦0.002λであることを特徴とする。
このように極狭い隙間を置いて平面アンテナ放射素子の周囲に環状の無給電平面アンテナ放射素子を配置することで、平面アンテナ放射素子と無給電平面アンテナ放射素子との間の相互結合を有効利用することができ、特に無給電平面アンテナ放射素子側の利得の向上を図ることが可能となる。
また、請求項3に係る本発明は、前記平面アンテナ放射素子は矩形形状を有すると共に、前記平面アンテナ放射素子の対角方向にそれぞれ対向した2組の角部の内の一方の組の角部には縮退分離用の第1の切り欠き部が形成されており、前記無給電平面アンテナ放射素子は矩形形状を有すると共に、前記平面アンテナ放射素子の他の組の角部に対応した一組の角部には縮退分離用の第2の切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
この構成により、平面アンテナ放射素子および無給電平面アンテナ放射素子の一方に右旋円偏波特性を持たせ、他方に左旋円偏波特性を持たせることができる。
また、請求項4に係る本発明は、請求項1の構成において、前記無給電平面アンテナ放射素子の内周縁に形成され、前記平面アンテナ放射素子を挟んで対向した一対の切り欠き部をさらに具備することを特徴とする。
このように無給電平面アンテナ放射素子の内周縁に一対の切り欠き部を設けることにより、無給電平面アンテナ放射素子のインピーダンスを調整することができるので、無給電平面アンテナ放射素子の軸比最良点での利得を向上することができる。
本発明によれば、簡単な構造で複数の共振周波数を得ることが可能な多共振平面アンテナを実現することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る多共振平面アンテナの構造について説明する。図1(A)は本実施形態の多共振平面アンテナをその上面から見た平面図、図1(B)はこの多共振平面アンテナの側面図である。また、図2は、図1のI−I線に沿った断面図である。
この多共振平面アンテナは、例えばGPS帯域(1.5GHz)とSDARS帯域(日本国内では2.6GHz、米国では2.3GHz)との2つの共振周波数を有するマイクロストリップアンテナとして実現されている。この多共振平面アンテナにおいては、誘電性アンテナ基板として機能する誘電体10の下面にグランド電極層16が形成されており、また誘電体10の上面には、グランド電極層16に対向するように第1のアンテナ放射素子11と第2のアンテナ放射素子12とが配置されている。誘電体10としては、例えば樹脂性基板の他、空気層基板等を用いることもできる。
第1のアンテナ放射素子11はSDARS用の平面アンテナ放射素子である。この第1のアンテナ放射素子11は、誘電体10の上面に形成された、例えば銅箔などの導電材料(パッチ)から構成されている。第1のアンテナ放射素子11は矩形形状を有しており、その対角方向にそれぞれ対向した2組の角部の内の一方の組の角部(図示、左上および右下の一対の角部)には、45度にカットされた縮退分離用の切り欠き部11a,11bがそれぞれ形成されている。この縮退分離用の切り欠き部11a,11bにより、第1のアンテナ放射素子11に左旋円偏波特性を持たせることができる。
また、第1のアンテナ放射素子11には、その中心からオフセットされた位置に給電点15が設けられている。この給電点15は、誘電体10を貫通する給電線路15aを介して、グランド電極層16の直下に配置されたローノイズアンプ(LNA)17に接続されている。
第2のアンテナ放射素子12はGPS用の平面アンテナ放射素子であり、給電点を持たない環状の無給電平面アンテナ放射素子として実現されている。この第2のアンテナ放射素子12は、誘電体10の上面に形成された例えば銅箔などの環状の導電材料から構成されている。第2のアンテナ放射素子12は、第1のアンテナ放射素子11に電磁結合されるように所定の隙間からなるギャップ13を介して第1のアンテナ放射素子11の周囲に配置されている。
すなわち、第2のアンテナ放射素子12は第1のアンテナ放射素子11を取り囲むように誘電体10の上面に形成されており、第2のアンテナ放射素子12の矩形状の内周縁と第1のアンテナ放射素子11の矩形状の外周縁との間はギャップ13によって隔てられている。第2のアンテナ放射素子12は、第1のアンテナ放射素子11との電磁結合によって、無給電方式で動作する。
本実施形態においては、第2のアンテナ放射素子12と第1のアンテナ放射素子11との間の相互作用を利用してGPS帯の電波を効率よく受信できるようにするために、ギャップ13の幅は極狭く設定されている。本願発明者らの実験によれば、ギャップ13の幅wは、
0<w≦0.002λ
であることが好ましい。
ここで、λは第2のアンテナ放射素子12の共振時の自由空間波長である。第2のアンテナ放射素子12の共振周波数はGPSの中心周波数1.575GHzとなるように設計されており、本実施形態では、ギャップ13の幅wを0.3mmに設定している。
この構造により、第2のアンテナ放射素子12と第1のアンテナ放射素子11との相互作用を利用してGPS帯の電波を受信することが可能となり、GPS帯の電波に対する利得を高めることが可能となる。また、この構造により、第2のアンテナ放射素子12の外形寸法については、同一条件下で同一性能のGPS用単体アンテナを構成する場合よりも小さくすることができる。
第2のアンテナ放射素子12の対角方向にそれぞれ対向した2組の角部の内、切り欠き部11a、11bが形成されていない側の第1のアンテナ放射素子11の角部に対応した一組の角部(図示、右上および左下の一対の角部)には、縮退分離用の切り欠き部12a,12bがそれぞれ形成されている。この縮退分離用の切り欠き部12a,12bにより、第2のアンテナ放射素子12に右旋円偏波特性を持たせることができる。
第2のアンテナ放射素子12の円偏波特性に影響を与えるのはその第2のアンテナ放射素子12の外形形状である。このため、第2のアンテナ放射素子12の内周側に位置する、第1のアンテナ放射素子11の切り欠き部11a,11bについては、第2のアンテナ放射素子12の円偏波特性には影響を与えない。
また、第2のアンテナ放射素子12の内周縁には、第1の平面アンテナ放射素子11を挟んで対向した位置に、第2のアンテナ放射素子12のインピーダンス調整用の一対の切り欠き部14a,14bが形成されている。本実施形態においては、切り欠き部14a,14bは、第2のアンテナ放射素子12の電気長が長い方の対角線(左上と右下を結ぶ線)に対して右周りに45度回転させた位置、つまり第2のアンテナ放射素子12の内周縁の上辺中央部および下辺中央部に、それぞれ形成されている。
切り欠き部14a,14bの各々は例えば矩形形状を有しており、その横幅および奥行きのサイズは、ギャップ13の幅wと同じ程度、この例では0.3mm程度に設定されている。
なお、切り欠き部14a,14bの位置およびサイズはネットワークアナライザなどの測定器を用いて第2のアンテナ放射素子12の入力インピーダンスを観察しながら調整される。この切り欠き部14a,14bにより、第2のアンテナ放射素子12の軸比最良点がインピーダンス整合点となるように第2のアンテナ放射素子12のインピーダンスを最適調整することが可能となる。また、切り欠き部14a,14bの各々の形状は矩形に限られるものではない。
次に、図3を参照して、ローノイズアンプ(LNA)17の構成例を説明する。
ローノイズアンプ(LNA)17は、1つのダイプレクサ(Diplexer)21と、2つのアンプ(AMP)22,23とから構成されている。ダイプレクサ(Diplexer)21はGPS帯の周波数帯域に対応する高周波信号およびSDARS帯の周波数帯域に対応する高周波信号を通過するように構成されている。
多共振平面アンテナによって受信されたGPS帯の高周波信号はダイプレクサ(Diplexer)21を介してアンプ(AMP)22に送られ、そのアンプ(AMP)22によって増幅された後に例えば同軸ケーブル等を介して外部に出力される。また、多共振平面アンテナによって受信されたSDARS帯の高周波信号はダイプレクサ(Diplexer)21を介してアンプ(AMP)23に送られ、そのアンプ(AMP)23によって増幅された後に例えば同軸ケーブル等を介して外部に出力される。
このローノイズアンプ(LNA)17により、GPS帯およびSDARS帯の双方の信号を同時に受信する環境下においても、GPS帯およびSDARS帯それぞれに対応する信号を取り出すことができる。なお、多共振平面アンテナによって受信された信号をローノイズアンプ(LNA)17によって増幅した後に1本の同軸ケーブル等を介して外部に導出し、受信機側に設けられたダイプレクサによってGPS帯およびSDARS帯それぞれに対応する信号を取り出すようにしてもよい。
図4は、本実施形態の多共振平面アンテナのVSWR特性を示している。図4のグラフの横軸は周波数、縦軸はVSWRを示している。図4のグラフから分かるように、本実施形態の多共振平面アンテナは、GPSに対応する1.575GHzとSDARSに対応する2.642GHzとの2つの共振周波数を持つ。
図5(A)は本実施形態の多共振平面アンテナのGPS帯における放射パターンを示しており、また図5(B)は図5(A)の放射パターンの内で仰角−90度から+90度の範囲内における利得特性を拡大して示したものである。ギャップ13の幅wは、0.3mmに設定されている。図5(A),(B)から分かるように、本実施形態の多共振平面アンテナは、GPS帯に対しては右旋円偏波のアンテナとして良好に動作する。
図6(A)は本実施形態の多共振平面アンテナのSDARS帯における放射パターンを示しており、また図6(B)は図6(A)の放射パターンの内で仰角−90度から+90度の範囲内における利得特性を拡大して示したものである。ギャップ13の幅wは、0.3mmに設定されている。図6(A),(B)から分かるように、本実施形態の多共振平面アンテナは、SDARS帯に対しては左旋円偏波のアンテナとして良好に動作する。
図7および図8は、ギャップ13の幅wを0.5mmに設定した場合におけるGPS帯およびSDARS帯それぞれに対応する放射パターンを示している。
図5と図7、図6と図8とをそれぞれ比較すると分かるように、ギャップ13の幅wが0.5mmである場合に比し、ギャップ13の幅wが0.3mmである場合の方が高い利得を得ることができる。また、ギャップ13の幅wが0.4mm(λ=0.002)以下でれば、実用上十分な利得を得ることができることが実験により確認されている。
このように、ギャップ13の幅wを0.4mm(λ=0.002)以下、本例では0.3mmに設定することにより、GPS帯およびSDARS帯それぞれに対する利得を向上させることができる。特にGPS帯については、ギャップ13の幅wを0.4mm(λ=0.002)以下、本例では0.3mmに設定することにより、第2のアンテナ放射素子12と第1のアンテナ放射素子11との相互作用を有効に活用することが可能となり、大幅に利得を向上させることができる。
次に、図9を参照して、第2のアンテナ放射素子12の内周縁に形成される切り欠き部14a,14bによるインピーダンス調整について説明する。
図9(A)はインピーダンス調整前におけるGPS帯に対するVSWR特性を示している。第2のアンテナ放射素子12の軸比最良点の位置は主に縮退分離用の切り欠き部12a,12bによって決定される。このため、図9(A)に示されているように、第2のアンテナ放射素子12のインピーダンス最良点がその軸比最良点からずれる場合がある。第2のアンテナ放射素子12の内周縁に切り欠き部14a,14bを形成することにより、第2のアンテナ放射素子12のインピーダンスを調整することができるので、図9(B)に示されているように、インピーダンス最良点を軸比最良点の近傍に合わせることができる。なお、図9(B)ではインピーダンス最良点と軸比最良点とがほとんど重なっているため一点で示している。これにより、軸比最良点における利得を向上させることが可能となる。
以上のように、本実施形態の多共振平面アンテナにおいては、第1のアンテナ放射素子11にのみ給電点15を設けると共に、第1のアンテナ放射素子11の周囲に極狭いギャップ13を置いて第2のアンテナ放射素子12を配置するという1点給電式の構造を採用したことにより、積層アンテナに比べ構造を簡単化することができる。また、第1のアンテナ放射素子11と第2のアンテナ放射素子12との相互作用によって第2のアンテナ放射素子12に対応する低周波側のアンテナ特性を向上することができるので、第2のアンテナ放射素子12の面積を大きくせずとも、低周波側に対する所望のアンテナ特性を得ることができる。
なお、本実施形態では、第1のアンテナ放射素子11および第2のアンテナ放射素子12をそれぞれ矩形形状とした場合を説明したが、第1のアンテナ放射素子11および第2のアンテナ放射素子12をそれぞれ円形形状に形成してもよい。
また、本実施形態では、SDARSおよびGPSを例示して説明したが、他の周波数帯域に対しても同様に適用することができる。
さらに、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形することが可能である。
本発明の一実施形態に係る多共振平面アンテナの構造を示す図。 同実施形態の多共振平面アンテナの構造を示す断面図。 同実施形態の多共振平面アンテナに設けられるローノイズアンプの構成例を示すブロック図。 同実施形態の多共振平面アンテナのVSWR特性を示す図。 同実施形態の多共振平面アンテナのGPS帯域における放射パターン特性を示す第1の図。 同実施形態の多共振平面アンテナのSDARS帯域における放射パターン特性を示す第1の図。 同実施形態の多共振平面アンテナのGPS帯域における放射パターン特性を示す第2の図。 同実施形態の多共振平面アンテナのSDARS帯域における放射パターン特性を示す第2の図。 同実施形態の多共振平面アンテナのインピーダンス調整を説明するための図。
符号の説明
10…誘電体、11…第1のアンテナ放射素子、12…第2のアンテナ放射素子、13…ギャップ、14a,14b…インピーダンス調整用切り欠き部、15…給電点、16…グランド電極層、17…ローノイズアンプ。

Claims (4)

  1. 誘電性アンテナ基板と、
    前記誘電性アンテナ基板の下面に配置されたグランド電極層と、
    前記誘電性アンテナ基板の上面に配置された平面アンテナ放射素子と、
    前記平面アンテナ放射素子に設けられた給電点と、
    前記誘電性アンテナ基板の上面に配置され、前記平面アンテナ放射素子に電磁結合される所定の隙間をおいて前記平面アンテナ放射素子の周囲を取り囲む環状の無給電平面アンテナ放射素子とを具備することを特徴とする多共振平面アンテナ。
  2. 前記隙間の幅wは、前記無給電平面アンテナ放射素子の共振時の自由空間波長をλとすると、
    0<w≦0.002λ
    であることを特徴とする請求項1記載の多共振平面アンテナ。
  3. 前記平面アンテナ放射素子は矩形形状を有すると共に、前記平面アンテナ放射素子の対角方向にそれぞれ対向した2組の角部の内の一方の組の角部には縮退分離用の第1の切り欠き部が形成されており、
    前記無給電平面アンテナ放射素子は矩形形状を有すると共に、前記平面アンテナ放射素子の他の組の角部に対応した一組の角部には縮退分離用の第2の切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の多共振平面アンテナ。
  4. 前記無給電平面アンテナ放射素子の内周縁に形成され、前記平面アンテナ放射素子を挟んで対向した一対の切り欠き部をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の多共振平面アンテナ。
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