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JP2006060173A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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JP2006060173A
JP2006060173A JP2004243372A JP2004243372A JP2006060173A JP 2006060173 A JP2006060173 A JP 2006060173A JP 2004243372 A JP2004243372 A JP 2004243372A JP 2004243372 A JP2004243372 A JP 2004243372A JP 2006060173 A JP2006060173 A JP 2006060173A
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Hiromasa Fujimoto
裕雅 藤本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】同一の半導体基板上に、2種類以上のゲート絶縁膜及びゲート電極を有するMIS型トランジスタを備えた半導体装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】半導体基板11の第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAには、ハフニウム酸化膜のような金属酸化膜からなるゲート絶縁膜21aとタングステン膜のような金属膜からなるゲート電極22aを有する第1のNMISトランジスタを形成する。また、半導体基板11の第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCには、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13とポリシリコン膜のような半導体材料からなるゲート電極14cを有する第2のNMISトランジスタを形成する。ゲート電極22aは、ゲート電極14cと同時に形成した第1のダミーゲート電極14aを除去して設けられたゲート電極形成用開口20a内に金属膜を埋め込んで形成されたダマシン構造を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に同一半導体基板上にゲート電極材料の異なる複数種類のMIS型トランジスタを有する半導体装置及びその製造方法に関するものである。
MIS型トランジスタにおいて、素子の高性能化を図るためにはゲート寸法の短縮が必須である。しかし、ゲート絶縁膜として現在用いられているシリコン酸化膜では、誘電率が低く限界に達している。また、ゲート電極として用いられているポリシリコンも抵抗率が高く、ゲート電極の低抵抗化を実現できないという問題がある。
そこで、近年、これらの問題点に対して、ゲート絶縁膜として高誘電体材料を使用し、ゲート電極として金属材料を用いることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来のダマシンゲート技術を用いた半導体装置の製造方法について図面を用いて説明する。
図5(a)〜図5(f)は、従来のダマシンゲート技術を用いた半導体装置の製造工程を示す断面図である。図中において、左側領域はNMISトランジスタ形成領域AreaAを示し、右側領域はPMISトランジスタ形成領域AreaBを示している。
まず、図5(a)に示す工程で、半導体基板101のNMISトランジスタ形成領域AreaAにPウェル領域101aを形成し、半導体基板101のPMISトランジスタ形成領域AreaBにNウェル領域101bを形成する。そして、半導体基板101に、各素子形成領域の活性領域を囲むトレンチ型の素子分離領域102を形成する。
次に、図5(b)に示す工程で、半導体基板101上に、シリコン酸化膜からなる絶縁膜103とポリシリコン膜を順次形成する。その後、ポリシリコン膜をパターニングして、NMISトランジスタ形成領域AreaAに第1のダミーゲート電極104aを形成し、PMISトランジスタ形成領域AreaBに第2のダミーゲート電極104bを形成する。その後、NMISトランジスタ形成領域AreaAに、第1のダミーゲート電極104a及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、n型LDD領域105aを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極104b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型LDD領域105bを形成する。
次に、図5(c)に示す工程で、基板上の全面に、シリコン酸化膜を形成した後、シリコン酸化膜をエッチバックすることにより、第1のダミーゲート電極104a及び第2のダミーゲート電極104bの側面上に、絶縁性のサイドウォール106a、106bを形成する。その後、NMISトランジスタ形成領域AreaAに、第1のダミーゲート電極104a、サイドウォール106a及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、n型ソース・ドレイン領域107aを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極104b、サイドウォール106b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型ソース・ドレイン領域107bを形成する。その後、基板に対して熱処理を行って、イオン注入された不純物を活性化する。
次に、図5(d)に示す工程で、半導体基板101上の全面にシリコン酸化膜を形成した後、CMP法によって、第1のダミーゲート電極104a及び第2のダミーゲート電極104bの上面が露出するまでシリコン酸化膜の平坦化を行って、NMISトランジスタ形成領域AreaA及びPMISトランジスタ形成領域AreaBに層間絶縁膜108を形成する。
次に、図5(e)に示す工程で、上面が露出している第1のダミーゲート電極104a及び第2のダミーゲート電極104bとその直下に形成してある絶縁膜103を選択的に除去して、ゲート電極形成用開口109a、109bを形成する。
次に、図5(f)に示す工程で、半導体基板101上の全面に、絶縁膜及び金属膜を順次形成する。その後、CMP法によって、層間絶縁膜108上の不要な金属膜及び絶縁膜を除去して、ゲート電極形成用開口109a内には絶縁膜からなるゲート絶縁膜110aと金属膜からなるゲート電極111aを形成し、ゲート電極形成用開口109b内には絶縁膜からなるゲート絶縁膜110bと金属膜からなるゲート電極111bを形成する。
この方法によれば、高温熱処理となるソース・ドレイン領域の活性化アニール工程後に、ゲート絶縁膜及びゲート電極を形成することができる。
特開2000−315789号公報
しかしながら、上記のような従来のダマシンゲート技術を用いた半導体装置の製造方法では、2種類以上の膜厚を有するゲート絶縁膜を同一基板上に形成する場合、ゲート電極形成用開口を形成した状態でフォトリソグラフィー工程を用いて形成するため、微小なゲート電極形成用開口内にレジスト残りが発生するという問題点がある。
また、従来の製造方法で、絶縁材料の異なる2種類のゲート絶縁膜を形成する場合、一方のゲート絶縁膜は単層膜で構成されるが、他方のゲート絶縁膜は積層膜で構成される。このため、積層膜からなるゲート絶縁膜の場合、単層膜からなるゲート絶縁膜に比べて信頼性が劣るという問題が生じる。
更に、従来の製造方法では、静電気放電(ESD)保護回路などで使用される高抵抗なゲート電極を持ったMISトランジスタを同一基板上に形成することが困難であるという課題がある。
本発明の目的は、同一の半導体基板上に、2種類以上のゲート絶縁膜及びゲート電極を有するMIS型トランジスタを容易に形成することができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の半導体装置は、半導体基板上の第1のトランジスタ形成領域に形成された第1のMIS型トランジスタと、半導体基板上の第2のトランジスタ形成領域に形成された第2のMIS型トランジスタを備えた半導体装置において、第1のMIS型トランジスタは、半導体基板上に形成された第1の絶縁膜からなる第1のゲート絶縁膜と、第1のゲート絶縁膜上に形成された金属材料からなる第1のゲート電極とを備え、第2のMIS型トランジスタは、半導体基板上に形成された第2の絶縁膜からなる第2のゲート絶縁膜と、第2のゲート絶縁膜上に形成された半導体材料からなる第2のゲート電極とを備えている。
上記半導体装置において、第1のMIS型トランジスタは、第1のゲート電極の側面上に形成された第1のサイドウォールと、第1のトランジスタ形成領域の半導体基板上に、第1のゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成された第1の層間絶縁膜とをさらに備え、第2のMIS型トランジスタは、第2のゲート電極の側面上に形成された第2のサイドウォールと、第2のトランジスタ形成領域の半導体基板上に、第2のゲート電極及び第2のサイドウォールの上面を覆うように形成された第2の層間絶縁膜とをさらに備えている。
上記半導体装置において、第1のMIS型トランジスタは、第1のゲート電極の下部側面上に形成された第1のサイドウォールと、第1のトランジスタ形成領域の半導体基板上に、第1のゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成された層間絶縁膜とをさらに備え、第2のMIS型トランジスタは、第2のゲート電極の側面上に形成された第2のサイドウォールと、第2のトランジスタ形成領域の半導体基板上に、第2のゲート電極及び第2のサイドウォールの上面を覆うように形成された層間絶縁膜とをさらに備え、第1のゲート電極の上面は、第2のゲート電極の上面よりも高く形成されており、第1のサイドウォール及び第2のサイドウォールは、第2のゲート電極の上面と同等以下の高さで形成されている。
上記半導体装置において、第1のMIS型トランジスタは、第1のゲート電極の下部側面上に形成された第1のサイドウォールと、第1のトランジスタ形成領域の半導体基板上に、第1のゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成されている層間絶縁膜とをさらに備え、第2のMIS型トランジスタは、第2のゲート電極を浮遊ゲート電極とするフラッシュメモリトランジスタであり、浮遊ゲート電極の側面上に形成された第2のサイドウォールと、浮遊ゲート電極上に形成された第1の絶縁膜からなる容量絶縁膜と、容量絶縁膜上に形成された金属材料からなる制御ゲート電極と、第2のトランジスタ形成領域の半導体基板上に、制御ゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成されている層間絶縁膜とをさらに備え、第1のゲート電極の上面は、制御ゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成されており、第1のサイドウォール及び第2のサイドウォールは、浮遊ゲート電極の上面と同等以下の高さで形成されている。
上記半導体装置において、第1のゲート電極は、第1のサイドウォールに挟まれている下部領域に比べて、第1のサイドウォールの上方に位置する上部領域のパターン幅が広くなっている。
上記半導体装置において、第1のゲート電極と第1のサイドウォールとの間に、第1のゲート絶縁膜が形成されている。
上記半導体装置において、第1のゲート絶縁膜は、高誘電体膜である。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上の第1のトランジスタ形成領域に形成された第1のゲート電極を有する第1のMIS型トランジスタと、半導体基板上の第2のトランジスタ形成領域に形成された第2のゲート電極を有する第2のMIS型トランジスタを備えた半導体装置の製造方法において、半導体基板上に第2の絶縁膜を形成する工程(a)と、第1のトランジスタ形成領域の第2の絶縁膜上に半導体材料からなるダミーゲート電極を形成するとともに、第2のトランジスタ形成領域の第2の絶縁膜上に半導体材料からなる第2のゲート電極を形成する工程(b)と、工程(b)の後に、第1のトランジスタ形成領域のダミーゲート電極及びその下に位置する第2の絶縁膜を選択的に除去する工程(c)と、工程(c)の後に、第2の絶縁膜が除去された第1のトランジスタ形成領域の半導体基板上に、第1の絶縁膜からなる第1のゲート絶縁膜を形成する工程(d)と、第1のゲート絶縁膜上に金属材料からなる第1のゲート電極を形成する工程(e)とを備え、第2のゲート電極の下には、第2の絶縁膜からなる第2のゲート絶縁膜が形成されている。
上記半導体装置の製造方法において、工程(b)の後で工程(c)の前に、ダミーゲート電極の側面上に第1のサイドウォールを形成するとともに、第2のゲート電極の側面上に第2のサイドウォールを形成する第1の工程と、第1の工程の後に、第2のトランジスタ形成領域の半導体基板上に、第2のゲート電極及び第2のサイドウォールの上面を覆うように第2の層間絶縁膜を形成する第2の工程と、第2の工程の後に、第1のトランジスタ形成領域の半導体基板上に、第1のゲート電極の上面と実質的に同じ高さを有する第1の層間絶縁膜を形成する第3の工程とを備えている。
上記半導体装置の製造方法において、工程(b)の後で工程(c)の前に、ダミーゲート電極の側面上に第1のサイドウォールを形成するとともに、第2のゲート電極の側面上に第2のサイドウォールを形成する第1の工程と、第1の工程の後に、半導体基板上に、ダミーゲート電極及び第2のゲート電極の上面を覆うように層間絶縁膜を形成する第2の工程と、第2の工程の後に、ダミーゲート電極上の層間絶縁膜を除去して、ダミーゲート電極に到達する第1の開口を形成する第3の工程とを備えている。
上記半導体装置の製造方法において、第2のMIS型トランジスタは、第2のゲート電極を浮遊ゲート電極とするフラッシュメモリトランジスタであり、工程(b)の後で工程(c)の前に、ダミーゲート電極の側面上に第1のサイドウォールを形成するとともに、第2のゲート電極の側面上に第2のサイドウォールを形成する第1の工程と、第1の工程の後に、半導体基板上に、ダミーゲート電極及び第2のゲート電極の上面を覆うように層間絶縁膜を形成する第2の工程と、第2の工程の後に、ダミーゲート電極上の層間絶縁膜を除去して、ダミーゲート電極に到達する第1の開口を形成する第3の工程とを備え、工程(c)では、第1の開口内に露出するダミーゲート電極及びその下に位置する第2の絶縁膜を選択的に除去し、工程(c)の後で、工程(d)の前に、第2のゲート電極上の層間絶縁膜を除去して、第2のゲート電極に到達する第2の開口を形成する工程を有し、工程(d)では、第1の開口内に露出する半導体基板上に、第1の絶縁膜からなる第1のゲート絶縁膜を形成するとともに、第2の開口内に露出する第2のゲート電極上に第1の絶縁膜からなる容量絶縁膜を形成し、工程(e)では、第1のゲート絶縁膜上に金属材料からなる第1のゲート電極を形成するとともに、容量絶縁膜上に金属材料からなる制御ゲート電極を形成する。
本発明によれば、ダマシン構造の第1のゲート電極を形成するためのダミーゲート電極と同時に、第2のゲート電極を形成することによって、同一の半導体基板上に、2種類以上のゲート絶縁膜及びゲート電極を有するMIS型トランジスタを容易に形成することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。
図1(a)〜図1(f)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。図中において、左側領域は第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAを示し、中央領域はPMISトランジスタ形成領域AreaBを示し、右側領域は第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCを示している。
まず、図1(a)に示す工程で、半導体基板11の第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及び第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCにPウェル領域11aを形成し、半導体基板11のPMISトランジスタ形成領域AreaBにNウェル領域11bを形成する。そして、半導体基板11に、各素子形成領域の活性領域を囲むトレンチ型の素子分離領域12を形成する。
次に、図1(b)に示す工程で、半導体基板11上に、厚さ7nmのシリコン酸化膜からなる絶縁膜13と厚さ200nmのポリシリコン膜を順次形成する。その後、ポリシリコン膜をパターニングして、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAに第1のダミーゲート電極14aを形成し、PMISトランジスタ形成領域AreaBに第2のダミーゲート電極14bを形成し、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCにゲート電極14cを形成する。その後、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及び第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCに、第1のダミーゲート電極14a、ゲート電極14c及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、n型LDD領域又はn型エクステンション領域となる第1のn型拡散領域15a及び第2のn型拡散領域15cを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極14b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型LDD領域又はp型エクステンション領域となるp型拡散領域15bを形成する。
次に、図1(c)に示す工程で、基板上の全面に、厚さ15nmのシリコン酸化膜を形成した後、シリコン酸化膜をエッチバックすることにより、第1のダミーゲート電極14a、第2のダミーゲート電極14b及びゲート電極14cの側面上に、絶縁性のサイドウォール16a、16b、16cを形成する。その後、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及び第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCに、第1のダミーゲート電極14a、ゲート電極14c、サイドウォール16a、16c及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、第1のn型ソース・ドレイン領域17a及び第2のn型ソース・ドレイン領域17cを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極14b、サイドウォール16b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型ソース・ドレイン領域17bを形成する。その後、基板に対して1000℃の熱処理を行って、イオン注入された不純物を活性化する。
次に、図1(d)に示す工程で、半導体基板11上の全面に厚さ300nmのシリコン窒化膜を形成した後、CMP法などによってシリコン窒化膜表面の平坦化を行う。その後、シリコン窒化膜上に、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCを覆い、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及びPMISトランジスタ形成領域AreaBに開口を有するレジスト(図示せず)を形成する。その後、レジストをマスクにして、シリコン窒化膜を選択的にエッチングして、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCに第1の層間絶縁膜18を形成する。その後、半導体基板11上の全面に厚さ600nmのBPSG膜19Aを形成する。
次に、図1(e)に示す工程で、CMP法によって、第1の層間絶縁膜18上のBPSG膜19Aを除去するとともに、第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14bの上面が露出するまでBPSG膜19Aの平坦化を行って、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及びPMISトランジスタ形成領域AreaBに第2の層間絶縁膜19を形成する。このCMPでは、シリコン窒化膜に比べてBPSG膜の方が研磨レートの早い条件で行うことによって、第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14bの上面が露出しても、ゲート電極14c上には第1の層間絶縁膜18を残存させることができる。その後、上面が露出している第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14bとその直下に形成してある絶縁膜13を選択的に除去して、ゲート電極形成用開口20a、20bを形成する。
次に、図1(f)に示す工程で、半導体基板11上の全面に、厚さ5nmのハフニウム酸化膜を形成した後、ハフニウム酸化膜上に厚さ250nmのタングステン膜を形成する。その後、CMP法によって、第1の層間絶縁膜18及び第2の層間絶縁膜19上の不要なタングステン膜及びハフニウム酸化膜を除去して、ゲート電極形成用開口20a内にはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜21aとタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極22aを形成し、ゲート電極形成用開口20b内にはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜21bとタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極22bを形成する。なお、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCでは、残存している絶縁膜13のうちゲート電極14c下に位置する絶縁膜13がそのままゲート絶縁膜となる。
以上のような方法によって、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAにはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜21a上に形成されたタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極22aを有する第1のNMISトランジスタが形成され、PMISトランジスタ形成領域AreaBにはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜21b上に形成されたタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極22bを有するPMISトランジスタが形成され、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCにはシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13上に形成されたポリシリコン膜からなるゲート電極14cを有する第2のNMISトランジスタが形成される。
本実施形態によれば、同一の半導体基板11上に、ハフニウム酸化膜のような金属酸化膜からなるゲート絶縁膜21aとタングステン膜のような金属膜からなるゲート電極22aを有する第1のNMISトランジスタと、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13とポリシリコン膜のような半導体膜からなるゲート電極14cを有する第2のNMISトランジスタとを備えた半導体装置を形成することができる。しかも、ゲート絶縁膜21a、21bとなるハフニウム酸化膜のような金属酸化膜は、高温熱処理となるソース・ドレイン領域17a、17b、17cの注入不純物を活性化させるための活性化アニール後に形成するため、高温熱処理による金属酸化膜の劣化を回避することができる。また、金属膜からなるゲート電極22a、22bを形成するためのダミーゲート電極14a、14bと同時に、半導体膜からなるゲート電極14cを形成するため、製造工程の増加を抑制することができる。さらに、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13を形成する工程とは別に、金属酸化膜からなるゲート絶縁膜21a、21bを形成するため、ゲート絶縁膜の信頼性向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。
図2(a)〜図2(f)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。図中において、左側領域は第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAを示し、中央領域はPMISトランジスタ形成領域AreaBを示し、右側領域は第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCを示している。なお、第1の実施形態と同じ構成要素には、同じ符号を付している。
まず、図2(a)に示す工程で、半導体基板11の第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及び第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCにPウェル領域11aを形成し、半導体基板11のPMISトランジスタ形成領域AreaBにNウェル領域11bを形成する。そして、半導体基板11に、各素子形成領域の活性領域を囲むトレンチ型の素子分離領域12を形成する。
次に、図2(b)に示す工程で、半導体基板11上に、厚さ7nmのシリコン酸化膜からなる絶縁膜13と厚さ200nmのポリシリコン膜を順次形成する。その後、ポリシリコン膜をパターニングして、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAに第1のダミーゲート電極14aを形成し、PMISトランジスタ形成領域AreaBに第2のダミーゲート電極14bを形成し、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCにゲート電極14cを形成する。その後、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及び第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCに、第1のダミーゲート電極14a、ゲート電極14c及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、n型LDD領域又はn型エクステンション領域となる第1のn型拡散領域15a及び第2のn型拡散領域15cを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極14b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型LDD領域又はp型エクステンション領域となるp型拡散領域15bを形成する。
次に、図2(c)に示す工程で、基板上の全面に、厚さ15nmのシリコン酸化膜を形成した後、シリコン酸化膜をエッチバックすることにより、第1のダミーゲート電極14a、第2のダミーゲート電極14b及びゲート電極14cの側面上に、絶縁性のサイドウォール16a、16b、16cを形成する。その後、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及び第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCに、第1のダミーゲート電極14a、ゲート電極14c、サイドウォール16a、16c及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、第1のn型ソース・ドレイン領域17a及び第2のn型ソース・ドレイン領域17cを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極14b、サイドウォール16b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型ソース・ドレイン領域17bを形成する。その後、基板に対して1000℃の熱処理を行って、イオン注入された不純物を活性化する。
次に、図2(d)に示す工程で、半導体基板11上の全面に厚さ500nmのBPSG膜を形成した後、CMP法などによってBPSG膜表面の平坦化を行って層間絶縁膜23を形成する。その後、層間絶縁膜23上に、第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14b上に開口を有するレジスト(図示せず)を形成する。その後、レジストをマスクにして、層間絶縁膜23を選択的にエッチングして、第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14bに到達する開口部24A、24Bを形成する。このとき、開口部24A、24Bは、第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14bとほぼ同一のパターン幅で形成する。
次に、図2(e)に示す工程で、開口部24A、24B内に露出している第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14bとその直下に形成してある絶縁膜13を選択的に除去して、ゲート電極形成用開口24a、24bを形成する。
次に、図2(f)に示す工程で、半導体基板11上の全面に、厚さ5nmのハフニウム酸化膜を形成した後、ハフニウム酸化膜上に厚さ250nmのタングステン膜を形成する。その後、CMP法によって、層間絶縁膜23上の不要なタングステン膜及びハフニウム酸化膜を除去して、ゲート電極形成用開口24a内にはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜25aとタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極26aを形成し、ゲート電極形成用開口24b内にはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜25bとタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極26bを形成する。なお、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCでは、残存している絶縁膜13のうちゲート電極14c下に位置する絶縁膜13がそのままゲート絶縁膜となる。
以上のような方法によって、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAにはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜25a上に形成されたタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極26aを有する第1のNMISトランジスタが形成され、PMISトランジスタ形成領域AreaBにはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜25b上に形成されたタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極26bを有するPMISトランジスタが形成され、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCにはシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13上に形成されたポリシリコン膜からなるゲート電極14cを有する第2のNMISトランジスタが形成される。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、同一の半導体基板11上に、ハフニウム酸化膜のような金属酸化膜からなるゲート絶縁膜25aとタングステン膜のような金属膜からなるダマシン構造のゲート電極26aを有する第1のNMISトランジスタと、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13とポリシリコン膜のような半導体膜からなるゲート電極14cを有する第2のNMISトランジスタとを備えた半導体装置を形成することができる。しかも、ゲート絶縁膜25a、25bとなるハフニウム酸化膜のような金属酸化膜は、高温熱処理となるソース・ドレイン領域17a、17b、17cの注入不純物を活性化させるための活性化アニール後に形成するため、高温熱処理による金属酸化膜の劣化を回避することができる。また、金属膜からなるゲート電極26a、26bを形成するためのダミーゲート電極14a、14bと同時に、半導体膜からなるゲート電極14cを形成するため、製造工程の増加を抑制することができる。さらに、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13を形成する工程とは別に、金属酸化膜からなるゲート絶縁膜25a、25bを形成するため、ゲート絶縁膜の信頼性向上を図ることができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。
図3(a)〜図3(f)は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。図中において、左側領域は第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAを示し、中央領域はPMISトランジスタ形成領域AreaBを示し、右側領域は第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCを示している。なお、第1の実施形態と同じ構成要素には、同じ符号を付している。
まず、図3(a)に示す工程で、半導体基板11の第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及び第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCにPウェル領域11aを形成し、半導体基板11のPMISトランジスタ形成領域AreaBにNウェル領域11bを形成する。そして、半導体基板11に、各素子形成領域の活性領域を囲むトレンチ型の素子分離領域12を形成する。
次に、図3(b)に示す工程で、半導体基板11上に、厚さ7nmのシリコン酸化膜からなる絶縁膜13と厚さ200nmのポリシリコン膜を順次形成する。その後、ポリシリコン膜をパターニングして、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAに第1のダミーゲート電極14aを形成し、PMISトランジスタ形成領域AreaBに第2のダミーゲート電極14bを形成し、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCにゲート電極14cを形成する。その後、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及び第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCに、第1のダミーゲート電極14a、ゲート電極14c及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、n型LDD領域又はn型エクステンション領域となる第1のn型拡散領域15a及び第2のn型拡散領域15cを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極14b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型LDD領域又はp型エクステンション領域となるp型拡散領域15bを形成する。
次に、図3(c)に示す工程で、基板上の全面に、厚さ15nmのシリコン酸化膜を形成した後、シリコン酸化膜をエッチバックすることにより、第1のダミーゲート電極14a、第2のダミーゲート電極14b及びゲート電極14cの側面上に、絶縁性のサイドウォール16a、16b、16cを形成する。その後、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及び第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCに、第1のダミーゲート電極14a、ゲート電極14c、サイドウォール16a、16c及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、第1のn型ソース・ドレイン領域17a及び第2のn型ソース・ドレイン領域17cを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極14b、サイドウォール16b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型ソース・ドレイン領域17bを形成する。その後、基板に対して1000℃の熱処理を行って、イオン注入された不純物を活性化する。
次に、図3(d)に示す工程で、半導体基板11上の全面に厚さ500nmのBPSG膜を形成した後、CMP法などによってBPSG膜表面の平坦化を行って層間絶縁膜27を形成する。その後、層間絶縁膜27上に、第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14b上に開口を有するレジスト(図示せず)を形成する。その後、レジストをマスクにして、層間絶縁膜27を選択的にエッチングして、第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14bに到達する開口部28A、28Bを形成する。このとき、開口部28A、28Bは、第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14bよりもパターン幅を広く形成する。
次に、図3(e)に示す工程で、開口部28A、28B内に露出している第1のダミーゲート電極14a及び第2のダミーゲート電極14bとその直下に形成してある絶縁膜13を選択的に除去して、ゲート電極形成用開口28a、28bを形成する。
次に、図3(f)に示す工程で、半導体基板11上の全面に、厚さ5nmのハフニウム酸化膜を形成した後、ハフニウム酸化膜上に厚さ250nmのタングステン膜を形成する。その後、CMP法によって、層間絶縁膜27上の不要なタングステン膜及びハフニウム酸化膜を除去して、ゲート電極形成用開口28a内にはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜29aとタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極30aを形成し、ゲート電極形成用開口28b内にはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜29bとタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極30bを形成する。なお、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCでは、残存している絶縁膜13のうちゲート電極14c下に位置する絶縁膜13がそのままゲート絶縁膜となる。
以上のような方法によって、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAにはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜29a上に形成されたタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極30aを有する第1のNMISトランジスタが形成され、PMISトランジスタ形成領域AreaBにはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜29b上に形成されたタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極30bを有するPMISトランジスタが形成され、第2のNMISトランジスタ形成領域AreaCにはシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13上に形成されたポリシリコン膜からなるゲート電極14cを有する第2のNMISトランジスタが形成される。
本実施形態によれば、第1及び第2の実施形態と同様に、同一の半導体基板11上に、ハフニウム酸化膜のような金属酸化膜からなるゲート絶縁膜29aとタングステン膜のような金属膜からなるダマシン構造のゲート電極30aを有する第1のNMISトランジスタと、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13とポリシリコン膜のような半導体膜からなるゲート電極14cを有する第2のNMISトランジスタとを備えた半導体装置を形成することができる。しかも、ゲート絶縁膜29a、29bとなるハフニウム酸化膜のような金属酸化膜は、高温熱処理となるソース・ドレイン領域17a、17b、17cの注入不純物を活性化させるための活性化アニール後に形成するため、高温熱処理による金属酸化膜の劣化を回避することができる。また、金属膜からなるゲート電極30a、30bを形成するためのダミーゲート電極14a、14bと同時に、半導体膜からなるゲート電極14cを形成するため、製造工程の増加を抑制することができる。さらに、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜13を形成する工程とは別に、金属酸化膜からなるゲート絶縁膜29a、29bを形成するため、ゲート絶縁膜の信頼性向上を図ることができる。
さらに、本実施形態のゲート電極30a、30bは、サイドウォール16a、16bに挟まれている下部領域に比べて、サイドウォール16a、16bの上方に位置する上部領域のパターン幅が広くなっているため、第2の実施形態に比べてゲート電極の低抵抗化を図ることができる。
また、本実施形態と第2の実施形態を組み合わせることによって、同一の半導体基板上に、同一の製造工程でゲート電極の断面構造が異なる2種類のMISトランジスタを形成することができる。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図面を参照しながら説明する。
図4(a)〜図4(f)は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。図中において、左側領域は第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAを示し、中央領域はPMISトランジスタ形成領域AreaBを示し、右側領域はフラッシュメモリセル形成領域AreaDを示している。なお、第2の実施形態と同じ構成要素には、同じ符号を付している。
まず、図4(a)に示す工程で、半導体基板11の第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及びフラッシュメモリセル形成領域AreaDにPウェル領域11aを形成し、半導体基板11のPMISトランジスタ形成領域AreaBにNウェル領域11bを形成する。そして、半導体基板11に、各素子形成領域の活性領域を囲むトレンチ型の素子分離領域12を形成する。
次に、図4(b)に示す工程で、半導体基板11上に、厚さ9nmのシリコン酸化膜からなる絶縁膜31と厚さ200nmのn型ドープポリシリコン膜を順次形成する。その後、n型ドープポリシリコン膜をパターニングして、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAに第1のダミーゲート電極32aを形成し、PMISトランジスタ形成領域AreaBに第2のダミーゲート電極32bを形成し、フラッシュメモリセル形成領域AreaDに浮遊ゲート電極32cを形成する。その後、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及びフラッシュメモリセル形成領域AreaDに、第1のダミーゲート電極32a、浮遊ゲート電極32c及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、n型LDD領域又はn型エクステンション領域となる第1のn型拡散領域15a及び第2のn型拡散領域15cを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極32b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型LDD領域又はp型エクステンション領域となるp型拡散領域15bを形成する。
次に、図4(c)に示す工程で、基板上の全面に、厚さ15nmのシリコン酸化膜を形成した後、シリコン酸化膜をエッチバックすることにより、第1のダミーゲート電極32a、第2のダミーゲート電極32b及び浮遊ゲート電極32cの側面上に、絶縁性のサイドウォール16a、16b、16cを形成する。その後、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaA及びフラッシュメモリセル形成領域AreaDに、第1のダミーゲート電極32a、浮遊ゲート電極32c、サイドウォール16a、16c及びレジスト(図示せず)をマスクにして、n型不純物のイオン注入を行って、第1のn型ソース・ドレイン領域17a及び第2のn型ソース・ドレイン領域17cを形成する。また、PMISトランジスタ形成領域AreaBには、第2のダミーゲート電極32b、サイドウォール16b及びレジスト(図示せず)をマスクにして、p型不純物のイオン注入を行って、p型ソース・ドレイン領域17bを形成する。その後、基板に対して1000℃の熱処理を行って、イオン注入された不純物を活性化する。
次に、図4(d)に示す工程で、半導体基板11上の全面に厚さ400nmのBPSG膜を形成した後、CMP法などによってBPSG膜表面の平坦化を行って層間絶縁膜23を形成する。その後、層間絶縁膜23上に、第1のダミーゲート電極32a及び第2のダミーゲート電極32b上に開口を有するレジスト(図示せず)を形成する。その後、レジストをマスクにして、層間絶縁膜23を選択的にエッチングして、第1のダミーゲート電極32a及び第2のダミーゲート電極32bに到達する開口部24A、24Bを形成する。このとき、開口部24A、24Bは、第1のダミーゲート電極32a及び第2のダミーゲート電極32bとほぼ同一のパターン幅で形成する。
次に、図4(e)に示す工程で、開口部24A、24B内に露出している第1のダミーゲート電極32a及び第2のダミーゲート電極32bを選択的に除去して、ゲート電極形成用開口24a、24bを形成する。このとき、第1のダミーゲート電極32a及び第2のダミーゲート電極32bの下に形成されている絶縁膜31はエッチングせずに、そのまま残存させる。その後、層間絶縁膜23上に、浮遊ゲート電極32c上に開口を有するレジスト(図示せず)を形成する。その後、レジストをマスクにして、層間絶縁膜23を選択的にエッチングして、浮遊ゲート電極32cに到達するゲート電極形成用開口24cを形成する。
次に、図4(f)に示す工程で、ゲート電極形成用開口24a、24b内に露出している絶縁膜31を除去した後、半導体基板11上の全面に、厚さ5nmのハフニウム酸化膜を形成した後、ハフニウム酸化膜上に厚さ250nmのタングステン膜を形成する。その後、CMP法によって、層間絶縁膜23上の不要なタングステン膜及びハフニウム酸化膜を除去して、ゲート電極形成用開口24a内にはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜25aとタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極26aを形成し、ゲート電極形成用開口24b内にはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜25bとタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極26bを形成し、ゲート電極形成用開口24c内にはハフニウム酸化膜からなる容量絶縁膜25cとタングステン膜からなるダマシン構造の制御ゲート電極26cを形成する。なお、フラッシュメモリセル形成領域AreaDでは、残存している絶縁膜31のうち浮遊ゲート電極32c下に位置する絶縁膜31がそのままトンネル絶縁膜となる。
以上のような方法によって、第1のNMISトランジスタ形成領域AreaAにはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜25a上に形成されたタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極26aを有する第1のNMISトランジスタが形成され、PMISトランジスタ形成領域AreaBにはハフニウム酸化膜からなるゲート絶縁膜25b上に形成されたタングステン膜からなるダマシン構造のゲート電極26bを有するPMISトランジスタが形成され、フラッシュメモリセル形成領域AreaDにはシリコン酸化膜からなるトンネル絶縁膜31上に形成されたポリシリコン膜からなる浮遊ゲート電極32cとハフニウム酸化膜からなる容量絶縁膜25cとタングステン膜からなるダマシン構造の制御ゲート電極26cを有するフラッシュメモリセルが形成される。
本実施形態によれば、同一の半導体基板11上に、ハフニウム酸化膜のような金属酸化膜からなるゲート絶縁膜25aとタングステン膜のような金属膜からなるダマシン構造のゲート電極26aを有する第1のNMISトランジスタと、シリコン酸化膜からなるトンネル絶縁膜31とポリシリコン膜のような半導体膜からなる浮遊ゲート電極32cとハフニウム酸化膜のような金属酸化膜からなる容量絶縁膜25cとタングステン膜のような金属膜からなるダマシン構造の制御ゲート電極26cを有するフラッシュメモリセルとを備えた半導体装置を形成することができる。しかも、ゲート絶縁膜25a、25bあるいは容量絶縁膜25cとなるハフニウム酸化膜のような金属酸化膜は、高温熱処理となるソース・ドレイン領域17a、17b、17cの注入不純物を活性化させるための活性化アニール後に形成するため、高温熱処理による金属酸化膜の劣化を回避することができる。また、金属膜からなるゲート電極26a、26bを形成するためのダミーゲート電極32a、32bと同時に、半導体膜からなる浮遊ゲート電極32cを形成するため、製造工程の増加を抑制することができる。さらに、シリコン酸化膜からなるトンネル絶縁膜31を形成する工程とは別に、金属酸化膜からなるゲート絶縁膜25a、25bを形成するため、ゲート絶縁膜の信頼性向上を図ることができる。
また、本実施形態では、ゲート電極26a、26bのパターン幅は、上部領域と下部領域が同一になるように形成したが、第3の実施形態のように、下部領域に比べて上部領域のパターン幅を広く形成してもよい。さらに、第3の実施形態と組み合わせることによって、同一の半導体基板上に、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜とポリシリコン膜のような半導体膜からなるゲート電極を有するMISトランジスタを形成してもよい。
第1〜第3の実施形態では、ダミーゲート電極と同時に形成したポリシリコン膜からなるゲート電極を有するn型MISトランジスタを用いて説明したが、同様な方法によって、ダミーゲート電極と同時に形成したポリシリコン膜からなるゲート電極を有するp型MISトランジスタを形成してもよい。
以上説明したように、本発明は同一半導体基板上にゲート電極材料の異なる2種類以上のMIS型トランジスタの形成等に有用である。
(a)〜(f)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図 (a)〜(f)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図 (a)〜(f)は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図 (a)〜(f)は、本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図 (a)〜(f)は、従来の半導体装置の製造工程を示す断面図
符号の説明
11 半導体基板
11a Pウェル領域
11b Nウェル領域
12 素子分離領域
13 絶縁膜
14a 第1のダミーゲート電極
14b 第2のダミーゲート電極
14c ゲート電極
15a 第1のn型拡散領域
15b p型拡散領域
15c 第2のn型拡散領域
16a、16b、16c サイドウォール
17a 第1のn型ソース・ドレイン領域
17b p型ソース・ドレイン領域
17c 第2のn型ソース・ドレイン領域
18 第1の層間絶縁膜
19 第2の層間絶縁膜
19A BPSG膜
20a、20b ゲート電極形成用開口
21a、21b ゲート絶縁膜
22a、22b ゲート電極
23 層間絶縁膜
24A、24B 開口部
24a、24b、24c ゲート電極形成用開口
25a、25b ゲート絶縁膜
25c 容量絶縁膜
26a、26b ゲート電極
26c 制御ゲート電極
27 層間絶縁膜
28A、28B 開口部
28a、28b ゲート電極形成用開口
29a、29b ゲート絶縁膜
30a、30b ゲート電極
31 絶縁膜
32a 第1のダミーゲート電極
32b 第2のダミーゲート電極
32c 浮遊ゲート電極

Claims (11)

  1. 半導体基板上の第1のトランジスタ形成領域に形成された第1のMIS型トランジスタと、前記半導体基板上の第2のトランジスタ形成領域に形成された第2のMIS型トランジスタを備えた半導体装置において、
    前記第1のMIS型トランジスタは、
    前記半導体基板上に形成された第1の絶縁膜からなる第1のゲート絶縁膜と、
    前記第1のゲート絶縁膜上に形成された金属材料からなる第1のゲート電極とを備え、
    前記第2のMIS型トランジスタは、
    前記半導体基板上に形成された第2の絶縁膜からなる第2のゲート絶縁膜と、
    前記第2のゲート絶縁膜上に形成された半導体材料からなる第2のゲート電極とを備えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1のMIS型トランジスタは、
    前記第1のゲート電極の側面上に形成された第1のサイドウォールと、
    前記第1のトランジスタ形成領域の前記半導体基板上に、前記第1のゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成された第1の層間絶縁膜とをさらに備え、
    前記第2のMIS型トランジスタは、
    前記第2のゲート電極の側面上に形成された第2のサイドウォールと、
    前記第2のトランジスタ形成領域の前記半導体基板上に、前記第2のゲート電極及び前記第2のサイドウォールの上面を覆うように形成された第2の層間絶縁膜とをさらに備えていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1のMIS型トランジスタは、
    前記第1のゲート電極の下部側面上に形成された第1のサイドウォールと、
    前記第1のトランジスタ形成領域の前記半導体基板上に、前記第1のゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成された層間絶縁膜とをさらに備え、
    前記第2のMIS型トランジスタは、
    前記第2のゲート電極の側面上に形成された第2のサイドウォールと、
    前記第2のトランジスタ形成領域の前記半導体基板上に、前記第2のゲート電極及び前記第2のサイドウォールの上面を覆うように形成された前記層間絶縁膜とをさらに備え、
    前記第1のゲート電極の上面は、前記第2のゲート電極の上面よりも高く形成されており、
    前記第1のサイドウォール及び前記第2のサイドウォールは、前記第2のゲート電極の上面と同等以下の高さで形成されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1のMIS型トランジスタは、
    前記第1のゲート電極の下部側面上に形成された第1のサイドウォールと、
    前記第1のトランジスタ形成領域の前記半導体基板上に、前記第1のゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成されている層間絶縁膜とをさらに備え、
    前記第2のMIS型トランジスタは、
    前記第2のゲート電極を浮遊ゲート電極とするフラッシュメモリトランジスタであり、
    前記浮遊ゲート電極の側面上に形成された第2のサイドウォールと、
    前記浮遊ゲート電極上に形成された前記第1の絶縁膜からなる容量絶縁膜と、
    前記容量絶縁膜上に形成された前記金属材料からなる制御ゲート電極と、
    前記第2のトランジスタ形成領域の前記半導体基板上に、前記制御ゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成されている前記層間絶縁膜とをさらに備え、
    前記第1のゲート電極の上面は、前記制御ゲート電極の上面と実質的に同じ高さで形成されており、
    前記第1のサイドウォール及び前記第2のサイドウォールは、前記浮遊ゲート電極の上面と同等以下の高さで形成されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項3又は4記載の半導体装置において、
    前記第1のゲート電極は、前記第1のサイドウォールに挟まれている下部領域に比べて、前記第1のサイドウォールの上方に位置する上部領域のパターン幅が広くなっていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項2〜5のうちのいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記第1のゲート電極と前記第1のサイドウォールとの間に、前記第1のゲート絶縁膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記第1のゲート絶縁膜は、高誘電体膜であることを特徴とする半導体装置。
  8. 半導体基板上の第1のトランジスタ形成領域に形成された第1のゲート電極を有する第1のMIS型トランジスタと、前記半導体基板上の第2のトランジスタ形成領域に形成された第2のゲート電極を有する第2のMIS型トランジスタを備えた半導体装置の製造方法において、
    前記半導体基板上に第2の絶縁膜を形成する工程(a)と、
    前記第1のトランジスタ形成領域の前記第2の絶縁膜上に半導体材料からなるダミーゲート電極を形成するとともに、前記第2のトランジスタ形成領域の前記第2の絶縁膜上に前記半導体材料からなる前記第2のゲート電極を形成する工程(b)と、
    前記工程(b)の後に、前記第1のトランジスタ形成領域の前記ダミーゲート電極及びその下に位置する前記第2の絶縁膜を選択的に除去する工程(c)と、
    前記工程(c)の後に、前記第2の絶縁膜が除去された前記第1のトランジスタ形成領域の前記半導体基板上に、第1の絶縁膜からなる第1のゲート絶縁膜を形成する工程(d)と、
    前記第1のゲート絶縁膜上に金属材料からなる前記第1のゲート電極を形成する工程(e)とを備え、
    前記第2のゲート電極の下には、前記第2の絶縁膜からなる第2のゲート絶縁膜が形成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程(b)の後で前記工程(c)の前に、
    前記ダミーゲート電極の側面上に第1のサイドウォールを形成するとともに、前記第2のゲート電極の側面上に第2のサイドウォールを形成する第1の工程と、
    前記第1の工程の後に、前記第2のトランジスタ形成領域の前記半導体基板上に、前記第2のゲート電極及び前記第2のサイドウォールの上面を覆うように第2の層間絶縁膜を形成する第2の工程と、
    前記第2の工程の後に、前記第1のトランジスタ形成領域の前記半導体基板上に、前記第1のゲート電極の上面と実質的に同じ高さを有する第1の層間絶縁膜を形成する第3の工程と
    を備えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、
    前記工程(b)の後で前記工程(c)の前に、
    前記ダミーゲート電極の側面上に第1のサイドウォールを形成するとともに、前記第2のゲート電極の側面上に第2のサイドウォールを形成する第1の工程と、
    前記第1の工程の後に、前記半導体基板上に、前記ダミーゲート電極及び前記第2のゲート電極の上面を覆うように層間絶縁膜を形成する第2の工程と、
    前記第2の工程の後に、前記ダミーゲート電極上の前記層間絶縁膜を除去して、前記ダミーゲート電極に到達する第1の開口を形成する第3の工程と
    を備えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 請求項8記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第2のMIS型トランジスタは、前記第2のゲート電極を浮遊ゲート電極とするフラッシュメモリトランジスタであり、
    前記工程(b)の後で前記工程(c)の前に、
    前記ダミーゲート電極の側面上に第1のサイドウォールを形成するとともに、前記第2のゲート電極の側面上に第2のサイドウォールを形成する第1の工程と、
    前記第1の工程の後に、前記半導体基板上に、前記ダミーゲート電極及び前記第2のゲート電極の上面を覆うように層間絶縁膜を形成する第2の工程と、
    前記第2の工程の後に、前記ダミーゲート電極上の前記層間絶縁膜を除去して、前記ダミーゲート電極に到達する第1の開口を形成する第3の工程とを備え、
    前記工程(c)では、前記第1の開口内に露出する前記ダミーゲート電極及びその下に位置する前記第2の絶縁膜を選択的に除去し、
    前記工程(c)の後で、前記工程(d)の前に、前記第2のゲート電極上の前記層間絶縁膜を除去して、前記第2のゲート電極に到達する第2の開口を形成する工程を有し、
    前記工程(d)では、第1の開口内に露出する前記半導体基板上に、前記第1の絶縁膜からなる前記第1のゲート絶縁膜を形成するとともに、前記第2の開口内に露出する前記第2のゲート電極上に前記第1の絶縁膜からなる容量絶縁膜を形成し、
    前記工程(e)では、前記第1のゲート絶縁膜上に前記金属材料からなる前記第1のゲート電極を形成するとともに、前記容量絶縁膜上に前記金属材料からなる制御ゲート電極を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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