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JP2006044471A - タイヤ状態監視装置における送信機ユニット - Google Patents

タイヤ状態監視装置における送信機ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】 リムホイールに対する送信機の取付構造が簡単であるとともに、その取付作業をリムホイールの性質変化を招くことなく容易に行うことができるタイヤ状態監視装置の送信機ユニットを提供する。
【解決手段】 一端に開口33を有するケース31をリムホイール17の外周面に、開口33がリムホイール17の外周面に対して接線方向を向くように貼着する。タイヤに関する情報を収集して無線送信するための送信機15を、開口33からケース31内に収容配置する。ケース31の内周面と送信機15の外周面との間には、開口33からの送信機15の抜け出しを阻止するための噛み合い構造36を設ける。
【選択図】 図4

Description

この発明は、タイヤのリムホイールに取り付けられて、タイヤ状態監視のためにタイヤの内部空気圧等のタイヤ情報を収集して送信するようにしたタイヤ状態監視装置における送信機ユニットに関するものである。
近年、車両に装着された複数のタイヤの状態を車室内で監視するために、無線方式のタイヤ状態監視装置が提案されている。そのタイヤ状態監視装置は、各タイヤの内部において、それらのタイヤのリムホイールに装着された複数の送信機と、車両の車体に設けられた受信機とを備えている。各送信機は、対応するタイヤについて内部空気圧や内部温度等のタイヤ状態を検出して、そのタイヤ状態の検出データを含む信号を、アンテナを介して無線送信する。受信機は、送信機から無線送信された信号をアンテナを介して受信して、タイヤ状態に関する情報を車室内に設けられた表示器に表示させる。これによって、運転者は自身の車両のタイヤの状態を常時監視できる。
また、前記送信機は、一般的に、電子回路を有する回路基板と、その回路基板を収容するハウジングとを備えている。電子回路は、回路基板上に実装された圧力センサや信号処理素子等の複数の電子部品を含んでいる。
そして、この種のタイヤ状態監視装置において、送信機をタイヤのリムホイールに取り付けるための取付構成としては、例えば特許文献1、特許文献2及び特許文献3に開示されるような構成が従来から提案されている。これらの従来構成においては、リムホイールの外周面に1本または2本のスタッドが溶接やカシメ等により立設固定されている。そして、このスタッドに送信機のハウジングの一部に形成した孔を嵌挿した状態で、スタッドにクランプ部材等を取り付けることにより、ハウジングがリムホイールの外周面に固定されるようになっている。
米国特許第6,549,125号明細書及び図面 米国特許第6,672,150号明細書及び図面 特開2003−312221号公報
ところが、前述した特許文献1〜特許文献3に記載のタイヤにおいては、リムホイールの外周面にスタッドを立設固定する必要があるため、リムに穿孔を施したり、スタッド等にねじ切りをしたり、あるいはスタッドとリムホイールとの間に溶接を施したりする必要があって、組み付け加工に手間がかかり、その送信機の取付作業が面倒であるという問題があった。また、スタッドの固定に溶接を用いた場合には、溶接熱により、リムホイールの溶接部位の強度低下等、性質が他の部位と異なってしまうという問題もあった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。この発明の目的は、リムホイールに対する送信機の取付を容易に行うことができるとともに、その取付作業をリムホイールの性質変化を招くことなく行うことができるタイヤを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、端部に開口を有するケースと、前記開口を介してケース内に収容され、タイヤ状態監視のためにタイヤに関する情報を収集して無線送信するための送信機と、前記ケースをリムホイールの外周面に貼着するための貼着手段と
を備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ケースの内周面と送信機の外周面との間に、送信機の前記開口からの抜け出しを阻止するための噛み合い手段を設け、その噛み合い手段は、タイヤ回転時の遠心力により噛み合いを強化するように作用することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記噛み合い手段に対して噛み合いを強化する方向へバネ力を付与するためのバネ手段を設けたことを特徴とするものである。
(作用)
請求項1に記載の発明においては、リムホイールの外周面にケースを貼着するとともに、そのケースの開口から内部に送信機を収容配置すればよい。このため、従来構成とは異なり、リムホイールの外周面にスタッドを立設固定する必要がなく、その取付作業を容易に行うことができる。また、この取付作業時には、リムホイールに対して溶接を行わないため、リムホイールの強度低下等の性質変化を招くおそれもない。
請求項2に記載の発明においては、送信機をケース内に収容配置した状態で、タイヤの回転に伴って送信機に遠心力が作用しても、その遠心力を利用して、送信機の組み付け状態を堅固することができ、送信機が開口から抜け出すおそれを確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明においては、送信機をケース内に対してさらに堅固に収容固定することができて、送信機が開口から抜け出すおそれを一層確実に防止することができる。
以上のように、この発明によれば、リムホイールに対する送信機の取付作業をリムホイールの性質変化を招くことなく容易に行うことができる。
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態のタイヤ状態監視装置11は、車両12の車体13に装着された4つのタイヤ14内にそれぞれ設けられている4つの送信機15と、車両12の車体13に設けられている1つの受信機16とを備えている。図1及び図3に示すように、各送信機15は、それぞれ各タイヤ14の内部において、それらのタイヤ14が装着されたリムホイール17の外周面に固定されている。各送信機15は、それぞれ各タイヤ14について、例えば内部空気圧等のタイヤ状態を計測収集して、その計測によって得られたデータを含む情報の信号を無線送信する。
図1に示すように、前記受信機16は、車体13の適当箇所に設置され、例えば車両12に装備された図示しないバッテリからの電力供給によって動作する。受信機16には、少なくとも1つの受信アンテナ18がケーブル19を介して接続されている。受信機16は、各送信機15から無線送信された信号を、受信アンテナ18を介して受信する。表示器20は、車両12の車室内等において運転者の視認範囲に配置されている。この表示器20は、ケーブル21を介して受信機16に接続されている。そして、受信機16により受信されたタイヤ14に関する情報が表示器20に表示され、運転者が各タイヤ14の状態を常時監視することができる。
図2に示すように、各送信機15は、マイクロコンピュータ等よりなるコントローラ22を備えている。コントローラ22は、中央処理装置(CPU)、リードオンリメモリ(ROM)及びランダムアクセスメモリ(RAM)等の各種の電子部品を備えている。コントローラ22の内部メモリ、例えばROMには、予め固有のIDコードが登録されている。このIDコードは、前記受信機16等が車両12に設けられた4つの送信機15を識別するために利用される。
タイヤ状態センサとしての圧力センサ23は、タイヤ14の内部空気圧を検出し、その検出によって得られた空気圧データをコントローラ22に出力する。コントローラ22は、入力された空気圧データと内部メモリに登録されているIDコードとを含むデータを、送信回路24に対して出力する。送信回路24は、コントローラ22から受け取ったデータを符号化及び変調して送信信号を生成し、その送信信号を送信アンテナ25を介して無線送信する。送信機15は電池26を備え、この電池26からの電力供給によって動作する。
次に、前記送信機15を含む送信機ユニットの構成について詳細に説明する。図3〜図6に示すように、合成樹脂よりなるケース31は、底壁31a,両側壁31b,天井壁31c,端壁31dにより箱状をなし、底壁31aの底面がリムホイール17の外周面とほぼ同一の曲率を有している。そして、このケース31が底面において両面粘着テープよりなる貼着手段としての貼着部材32を介してリムホイール17の外周面に貼着固定されている。前記端壁31dの反対側において、ケース31の一端には、開口33が形成されている。そして、この開口33がリムホイール17の外周面に対して接線方向で、タイヤ14の回転方向D1の前方を向くように、ケース31がリムホイール17上に固定配置されている。
前記送信機15は、合成樹脂よりなるハウジング34と、そのハウジング34内に収容された回路基板35とを備えている。回路基板35上には、前記コントローラ22、圧力センサ23及び送信回路24等を含む複数の電子部品が実装されている。そして、送信機15のハウジング34がケース31の開口33から内部に挿入収容されることによって、送信機15全体がリムホイール17の外周面に取り付けられている。
前記ケース31の内周面と送信機15のハウジング34の外周面との間には、開口33からの送信機15の抜け出しを阻止するための噛み合い手段としての噛み合い構造36が設けられている。すなわち、ケース31の天井壁31cには透孔37が形成され、その透孔37内にはレバー38が支持バー39を介して弾性変形可能に配置されている。ケース31,レバー38及び支持バー39は一体に形成されている。レバー38の内面には、複数の第1爪40が送信機15の挿入方向に沿って所定ピッチで形成されている。
前記第1爪40と噛み合い可能に対応するように、送信機15のハウジング34の上面には複数の第2爪41が第1爪40と同一ピッチで形成されている。そして、送信機15がケース31内に挿入収容されたとき、第1爪40と第2爪41との噛み合いにより、送信機15が収容状態に係止保持される。この場合、送信機15をケース31内へ挿入するのみで、第1爪40が第2爪41に噛み合うように、それらの爪40,41の図4の左右両側面等の形状が設定されている。さらに、第1爪40と第2爪41との噛み合いは、送信機15の挿入方向への移動は許容するが、送信機15の開口33からの抜け出しを阻止する形状に設定されている。また、タイヤ14のD1方向への回転に伴って送信機15に遠心力が作用した際に、その遠心力により第1爪40と第2爪41との噛み合いが強化されるように、それらの爪40,41の形状及び噛み合い位置等が設定されている。なお、送信機15の左右(図5の上下方向)寸法は、ケース31の内側の左右寸法よりもわずかに大きくなっていて、送信機15は、左右方向において、ケース31に対して無理嵌め状態で収容される。
前記送信機15のハウジング34の両側には、一対の凹所42が形成されている。各凹所42の底壁部42aには、バネ手段としての一対の第1バネ43が下方へ向かって突出形成されている。第1バネ43は、底壁部42aの一部を切り起こして形成したものである。そして、送信機15がケース31内に挿入収容された状態で、これらの第1バネ43のバネ力により、送信機15のハウジング34が図4の上方に付勢されて、第1爪40と第2爪41との噛み合いが強化されるようになっている。
前記送信機15の挿入方向の先端側において、ハウジング34の端面には一対のストッパ44が一体に突出形成されている。そして、送信機15がケース31内に挿入収容されたとき、ストッパ44がケース31の端壁31dの内側面に当接することにより、送信機15が所定の収容位置に位置規制されるようになっている。
前記両ストッパ44間において、ハウジング34の端面にはバネ手段としての一対の第2バネ45が一体に突出形成されている。そして、送信機15がケース31内に挿入収容された状態で、これらの第2バネ45のバネ力により、送信機15のハウジング34が反挿入方向に付勢されて、第1爪40と第2爪41との噛み合いが強化されるようになっている。ケース31の開口33の近傍において、ケース31の天井壁31c内面には粗面状の接触面46が形成されている。そして、ケース31内への送信機15の収容状態において、この接触面46が送信機15のハウジング34の上面に摩擦接触することにより、送信機15が収容位置に保持されるように、送信機15の移動に対して抵抗が付与されるようになっている。
前記ケース31の開口33と反対側の端部における端壁31dには、開放溝47が形成されている。そして、送信機15をケース31内の収容状態から取り出す場合には、レバー38を下方に押すことで、両爪40,41の噛み合いを解除した後、この開放溝47からケース31内に工具等を挿入して、送信機15をケース31内から開口33側に押し出すこともできるようになっている。
図4及び図5に示すように、送信機15のハウジング34の上面には、ケース31に対する送信機15の装着方向を示すインジケータ48と、装着完了位置を示すインジケータ49とが付されている。インジケータ49は、送信機15の装着完了状態において、ケース31の透孔37から覗き見ることができ、これによって装着完了を知ることができる。送信機15の後端両側には、送信機15の組み付け等に際して送信機15をつまむための滑り止め50が形成されている。
次に、前記のように構成された送信機ユニットについて、その組み付け方法を説明する。
さて、この組み付けに際しては、図6及び図7に示すように、まず両面粘着テープよりなる貼着部材32により、リムホイール17の外周面にケース31を貼着固定する。この場合、図4に示すように、ケース31の開口33をリムホイール17の外周面に対して接線方向で、タイヤ14の回転方向D1の前方を向くように配置する。続いて、インジケータ48に従ってケース31の開口33から内部に送信機15を挿入収容すると、ストッパ44がケース31の端壁31dの内側面に当接して、送信機15がケース31内の所定収容位置に規制される。この状態は、インジケータ49によって目視確認できるとともに、第1,第2爪40,41間のクリック感によっても確認できる。
そして、この収容位置において、主として支持バー39のトーションバー様の弾性力により、ハウジング34上の第2爪41がケース31側の第1爪40に噛み合って、送信機15が収容位置に係止保持される。この場合、第1バネ43及び第2バネ45がケース31の内周面との接触により弾性変形され、それらのバネ力により、送信機15が図4の上方及び反挿入方向に付勢される。これにより、第1爪40と第2爪41との噛み合いが強化され、ケース31からの送信機15の離脱が阻止される。また、この状態で、ケース31の上部内面の粗面状をなす接触面46がハウジング34の天井壁31c内面に摩擦接触して、送信機15に対して移動抵抗が付与される。
よって、この実施形態の取付構成によれば、従来構成とは異なり、リムホイール17の外周面にスタッドを立設固定するという面倒な作業を行う必要がなく、送信機15を簡単な組み付け作業にてリムホイール17の外周面に装着することができる。また、この組み付け作業時には、リムホイール17に対して溶接加工を行わないため、リムホイール17の性質等が変化するおそれもない。
さらに、この送信機15の組み付け状態では、第1爪40と第2爪41との噛み合い、バネ43,45のバネ力及びケース31の接触面46とハウジング34との摩擦接触により、送信機15がケース31内への収納状態に強固に保持される。しかも、支持バー39を介して噛み合い構造36側の第1爪40の部分の質量をP,レバー38の操作部側の質量をQとすると、P<Qの関係が成立している。従って、タイヤ回転にともなう遠心力により、支持バー39を中心として第1爪40と第2爪41との噛み合いが強化される力が作用する。このため、車両12のタイヤ14がD1方向に高速回転されたり、その回転状態から急速停止されたりして、送信機15に対して、タイヤ外径方法やD1方向または反D1方向への移動力が作用した場合でも、送信機15がケース31内から開口33を介して抜け出したり、送信機15の収容状態にガタ付きが生じたりするおそれはない。また、ケース31は、底壁31a、両側壁31b,天井壁31c,端壁31dにより箱形に形成されているため、それ自身丈夫で、かつ、送信機15を確実に収容保持できる。
なお、送信機15を交換する場合には、ケース31のレバー38を支持バー39を中心に同支持バー39の弾性力に抗して回動させて、第1爪40と第2爪41との噛み合いを解除すれば、送信機15をケース31から抜き出すことができる。そして、新たな送信機15をケース31内に収容すればよい。
以上に述べた実施形態の作用に基づく効果を以下に列挙する。
・ 両面粘着テープよりなる貼着部材32により、リムホイール17の外周面にケース31を貼着固定するのみで、送信機ユニットをリムホイール17に固定でき、その作業がきわめて容易である。
・ 送信機15の装着方向をインジケータ48で確認でき、装着完了を窓である透孔37からインジケータ49を目視確認できるとともに、凹凸の係合関係である第1,第2爪40,41のクリックで確認できるため、作業がより容易になる。
・ ケース31の固定に際して溶接を行わないため、リムホイール17が強度低下等の変質を生じない。
・ ケース31の開口33から内部に送信機15を挿入収容すると、ストッパ44がケース31の端壁31dの内側面に当接し、所定の収容位置に規制され、支持バー39のトーションバー様の弾性力により、ハウジング34上の第2爪41と、ケース31側の第1爪40との噛み合いにより、係止保持される。このように、送信機15をケース31内に挿入するのみで、送信機15をケース31に装着できる。
・ 第1バネ43及び第2バネ45により第1爪40と第2爪41との噛み合いが強化され、リムホイール17が高速回転したとしても、ケース31に対して送信機15を有効に固定できる。
・ ケース31の天井壁31c内面の粗面状をなす接触面46がハウジング34の上面に摩擦接触して、送信機15に対して移動抵抗が付与されるため、前記と同様にケース31に対して送信機15を有効に固定できる。
・ タイヤ回転にともなう遠心力により第1爪40と第2爪41との噛み合いが強化される。また、天井壁31c内面の接触面46とハウジング34の上面との摩擦接触も強化される。このため、タイヤ回転時におけるケース31と送信機15とをいっそう有効に固定できる。
・ 第1,第2爪40,41よりなる噛み合い構造36、及び、ケース31の天井壁31c内面の粗面状をなす接触面46とハウジング34の上面との間の摩擦接触部がリムホイール17の外周側に、バネ43がリムホイール17の回転中心側に位置する。このため、リムホイール17の回転による遠心力が噛み合い構造36の噛み合いをさらに強化するとともに、前記摩擦接触部の接触圧力をさらに強化するように有効に作用し、ケース31と送信機15との固定をいっそう強固になし得る。
・ リムホイール17の回転及び回転停止にともなう慣性荷重は、ストッパ44と端壁31dとの係合及び第1,第2爪40,41の形状によって受け止められるため、車両の急発進及び急停止がなされたとしても、送信機15のケース31内の固定状態を維持できる。
・ ケース31は、箱形に形成されているため、丈夫で、かつ、送信機15を確実に収容保持できる。また、送信機15に対して、一端部及び中央部の2カ所でバネ45,43によりバネ力を付与し、第1,第2爪40,41及び接触面46の部分の2カ所で送信機15を保持しているため、送信機15のがたつきを確実に防止できる。
・ ケース31のレバー38を回動させれば、送信機15をケース31を交換でき、その交換が容易である。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態において、ケース31の開口33がリムホイール17の外周面に対して、タイヤ回転方向後方、またはタイヤ幅方向へ向くように、ケース31をリムホイール17上に貼着手段を用いて貼着固定すること。ケース31の開口33がタイヤ幅方向へ向くように、リムホイール17上に貼着固定する場合には、ケース31の底面に、その幅方向においてリムホイール17の外周面に沿った曲率を付与する必要がある。
・ 前記実施形態において、貼着手段として両面粘着テープの代わりに接着剤を使用して、ケース31をリムホイール17上に貼着固定すること。
・ 前記実施形態において、第1バネ43と第2バネ45とのいずれか一方または双方を、ケース31の内周面側に設けること。
・ 前記実施形態において、ストッパ44をケース31の内周面側に設けること。
・ 前記実施形態において、粗面状の接触面46を、ケース31の内周面から送信機15のハウジング34の上面に代えて、或いは、ケース31の内周面とハウジング34の上面との双方に設けること。
・ 前記実施形態において、タイヤ状態センサとして、圧力センサ23に加えて或いは代えて、タイヤ14の内部温度を検出するための温度センサを設けること。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握される請求項に記載の技術的思想以外の技術的思想を以下に述べる。
(1) ケース31は、底壁31a,両側壁31b,天井壁31c及び端壁31dを有する箱状である請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項に記載のタイヤ状態監視装置における送信機ユニット。
(2) ケース31は、開口33と反対側に別の開放溝47等の開口を有する請求項1〜請求項3,前記(1)項のうちのいずれか一項に記載のタイヤ状態監視装置における送信機ユニット。
このように構成すれば、ケース31からの送信機15の抜き出しに際して、開放溝47等の開口を介して送信機15を押し出すことができる。
(3) 噛み合い手段としての噛み合い構造36は、ケース31からの送信機15の抜け出しを阻止する形状に設定されている請求項3、請求項4、前記(1),(2)項のうちのいずれか一項に記載のタイヤ状態監視装置における送信機ユニット。
このようにすれば、タイヤ回転にともなう遠心力による送信機15の抜け出しを防止できる。
(4) 前記噛み合い構造36の噛み合いを解除するための操作部(レバー38)を有する前記(3)項に記載のタイヤ状態監視装置における送信機ユニット。
(5) バネ手段を構成するバネ43,45のうちの少なくとも一方をケース31または送信機15に対して一体形成した請求項3、前記(1)〜(4)項のうちのいずれか一項に記載のタイヤ状態監視装置における送信機ユニット。
このように構成すれば、部品点数を減らすことができる。
(6) 請求項1〜請求項3、前記(1)項〜(5)項のうちのいずれか一項に記載の送信機ユニットと、
車体に設けられ、前記送信機ユニットから無線受信したタイヤ情報を監視のために処理する受信機ユニットとからなるタイヤ状態監視装置。
一実施形態のタイヤを備えたタイヤ状態監視装置を示す概略図。 図1のタイヤ状態監視装置における送信機を示すブロック図。 タイヤに対する送信機の取付構成を示す要部断面図。 図3の4−4線における部分拡大断面図。 図4の送信機の取付構成の平面図。 同じく送信機の取付構成の分解斜視図。 同じく送信機の取付構成の分解断面図。
符号の説明
11…タイヤ状態監視装置、12…車両、14…タイヤ、15…送信機、16…受信機、17…リムホイール、31…ケース、32…貼着部材、33…開口、34…ハウジング、36…噛み合い手段としての噛み合い構造、38…レバー、40…第1爪、41…第2爪、43…バネ手段としての第1バネ、45…バネ手段としての第2バネ。

Claims (3)

  1. 端部に開口を有するケースと、
    前記開口を介してケース内に収容され、タイヤ状態監視のためにタイヤに関する情報を収集して無線送信するための送信機と、
    前記ケースをリムホイールの外周面に貼着するための貼着手段と
    を備えたことを特徴とするタイヤ状態監視装置における送信機ユニット。
  2. 前記ケースの内周面と送信機の外周面との間に、送信機の前記開口からの抜け出しを阻止するための噛み合い手段を設け、その噛み合い手段は、タイヤ回転時の遠心力により噛み合いを強化するように作用することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ状態監視装置における送信機ユニット。
  3. 前記噛み合い手段に対して噛み合いを強化する方向へバネ力を付与するためのバネ手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載のタイヤ状態監視装置における送信機ユニット。
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