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JP2006002988A - 加熱調理器 - Google Patents

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JP2006002988A
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heating chamber
heating
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JP2004179084A
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Takanori Abe
貴紀 安部
Yukitoshi Sugaya
幸年 菅谷
Yuichi Hasegawa
雄一 長谷川
Mitsuru Honma
満 本間
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Hitachi Global Life Solutions Inc
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Hitachi Home and Life Solutions Inc
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Abstract

【課題】 使用頻度の低い付属品を減らして収納場所を取らず、様々な調理法で加熱調理できる加熱調理器を提供することにより、キッチンにおける付属品の収納スペースを少なくし、快適なキッチン環境を保つとともに、熱効率の良好なオーブン加熱によって省エネ性能の高い加熱調理を実現する。
【解決手段】 加熱室7と、加熱室7の底面下方に設けられた重量センサ6と、重量センサ6で保持され、食品を載置するテーブル70と、加熱室7に導波管50を介して連結されたマグネトロン20と、少なくとも加熱室7の上方に設けたグリルヒータ10と、加熱室7の側面に備えた保持棚74よりなる加熱調理器において、マグネトロン20で食品をマイクロ波加熱する際に重量センサ6で保持されるテーブル70が保持棚74に配置でき、グリルヒータ10で食品を輻射加熱する際にも兼用して使用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は加熱調理器に関し、特には加熱調理の際に食品を載置するテーブルに関するものである。
オーブンレンジでは、加熱室のテーブルに食品を載置して加熱調理が行われるが、該テーブルが円形状で回転するものと、底面に固定されたものがあり、使い勝手の面から後者のターンテーブルレス式が主流となっている。
この後者のターンテーブルレス式では、マイクロ波加熱量を自動調整するための食品情報を加熱室の上部壁面の外側に設けられた赤外線センサで行うもの(特許文献1)があり、また、前者のテーブルが円形状で回転するものでは、食品情報を重量センサと赤外線センサの両方で行うもの(特許文献2)がある。
また、オーブンレンジの調理法には、マイクロ波加熱以外に加熱室壁面に設けられたヒータで加熱するグリル加熱やオーブン加熱があり、ヒータ加熱用にホーローやセラミック等の耐熱性の高い調理皿が別途備えられており、調理方法に応じて使い分けられている。
特開2002−372244号公報
特開2002−81653号公報
従来の加熱調理器では、加熱室の底面がガラスやセラミック等の透磁性部材で構成されており、加熱室の下方に下ヒータを設けても熱が伝わり難い。このため、オーブン調理時における熱効率が良好でなく、省エネ性が悪い。
また、オーブン加熱用に別途ホーローやセラミックの角型調理皿を付属品として備えているため、この角型調理皿を調理に使用しない時に置き場所がなく、キッチンに収納スペースが必要となり、使い勝手が良好でない。
さらに、特許文献1に示されたターンテーブルレス式の加熱調理器では、加熱室底面のテーブルが着脱できないため、台所のシンクでの漬けおき洗い等ができず、汚れを取り除くことが難しく、清掃性が悪い。
また、テーブルを固着するためにテーブルの外周に充填されたゴムシールが高温環境や高湿環境下で経時変化が懸念される。
本願発明は、上記の課題のうち少なくとも1つを解決するために為されたものである。
本発明の請求項1では、加熱室と、該加熱室の底面下方に設けられた重量センサと、該重量センサで保持され、食品を載置するテーブルと、加熱室に導波管を介して連結されたマグネトロンと、少なくとも加熱室の上方に設けられたグリルヒータと、加熱室の側面に配置される保持棚を備え、前記マグネトロンで食品をマイクロ波加熱する際に重量センサで保持されるテーブルが保持棚に配置でき、グリルヒータで食品を輻射加熱する際にも兼用できるようにしたものである。
また、請求項2では、テーブルが耐熱性に優れ、かつ、高周波を透過するムライトコージライト系のセラミックで構成されているものである。
また、請求項3では、加熱室の下方に下ヒータを設け、高温に保持された加熱室でテーブルに載置された食品をオーブン調理できるようにしたものである。
さらに、請求項4では、加熱室の壁面に熱風ヒータとファンから構成される熱風ユニットを設け、テーブルと他の角型調理皿を上下段の保持棚に配置して熱風調理できるようにしたものである。
また、請求項5では、テーブルの外周に縁を設け、該縁の底面が前記加熱室の食品投入口の底面と略一致させたものである。
さらに、請求項6では、重量センサがテーブルの3ヶ所を保持するものである。
本発明の請求項1によれば、マイクロ波加熱とヒータ加熱でテーブルの配置高さを調整し、調理方法によらず同じテーブルで加熱調理を行うことができるため、加熱調理器の付属品を少なくしてキッチンにおける付属品の収納スペースを省くことができるとともに、加熱方法に応じて加熱効率を高める加熱室の状態を構成して省エネ性の高い加熱調理を提供することができる。
また、請求項2によれば、テーブルが耐熱性に優れ、かつ、高周波を透過するため、マイクロ波加熱とヒータ加熱をより快適に行うことができ、使い勝手が向上する。
また、請求項3によれば、下ヒータから加熱室に熱が伝わり易くなり、加熱室の温度を早く高温にして熱効率の高いオーブン加熱ができる。
さらに、請求項4によれば、マイクロ波加熱時に対してオーブン加熱時に加熱室を高くして大きな容積で高温空気を保持させることができ、焼きムラの少ないオーブン加熱ができる。
また、請求項5によれば、加熱室の保持棚に設置し易くなるとともに、加熱室の底面に配置されたテーブルの着脱も容易で使い易くなる。
さらに、請求項6によれば、加熱室の底面に配置したテーブルを重量センサが安定して保持し、食品の重量を正確検出して安定したマイクロ波加熱を行うことができる。
図1及び図2は本発明の加熱調理器の一実施例を示し、加熱室でマイクロ波加熱により食品調理を行う構成の側面断面図及び正面断面図である。
本実施例では、加熱調理器の例として加熱室の底面に近い大きさで、且つ、略同形状のテーブルが配置されたターンテーブルレスオーブンレンジについて説明する。
図において、キャビネット51の内側には、断熱材54を介して食品を収納し、加熱調理を行う加熱室7が設けられ、加熱室7の前面には食品を出し入れできる開閉式のドア部52が回動可能に設けられている。
また、加熱室7の底面下方で、かつ、テーブル70の略中心の下方位置にはアンテナ57と該アンテナ57を回転させるアンテナモータ22が設けられ、テーブル70の外周側下方には重量センサ6が複数配置されている。
テーブル70は、耐熱性に優れ、かつ、高周波を透過するムライトコージライト系のセラミックで構成されており、加熱室7の底面と略一致するように略四角形となっている。
また、アンテナ57は、加熱室7の底面近傍に設けられた凹部と該凹部を塞ぐように設けられた保護板78に収納されており、テーブル70が底面に配置されてない状態でアンテナ57は目視できない構成となっている。
ここで、保護板78は、マイカ板のようにマイクロ波に対して高い透磁性を有する材料であれば、アンテナ57の形状や回転速度によって変化する電磁波分布を微小な減衰で加熱室7に伝えることができる。
重量センサ6は、テーブル70と該テーブル70上に載置される食品の重さをテーブル70への載置位置によらず正確に検知させるため、テーブル70の外周側に設けられている。
この重量センサ6は、金属バネの変形に伴って変化させる静電容量を検出するものでもよく、また、歪量を検出するものでもよい。
また、重量センサ6の数量は、略四角形のテーブル70を安定して保持するために3つであればよく、この3つの重量センサ6全てが常にテーブル70と接触してテーブル70上に載置される食品の重さを正確に検知する。
また、ドア部52の側面には、加熱調理を設定する操作パネル(図示せず)が設けられ、この操作パネルの後方となる加熱室7の右側に配置された機械室2に被加熱物をマイクロ波加熱するために必要な部品、例えば、マグネトロン20や電源コイル21、制御基板27、冷却ファン24等が設けられている。
制御基板27にはマグネトロン20などを制御するマイコン28が搭載されている。
マグネトロン20は、加熱室7の底面中央に位置する保護板78と導波管50を介して連結されており、マグネトロン20より放射されるマイクロ波エネルギーが保護板78から加熱室7内部に放射される。
加熱室7の内壁の左右には、底面と概略並行に内側に突出した保持棚74が上下二段74a、74bに設けられており、加熱室7の略幅サイズの調理皿であれば調理方法に応じて配置可能な構成となっている。
ここで、保持棚74を加熱室7の側面に三段以上配置し、調理メニューに応じて使用する保持棚74を調整する構成でもよい。
本実施例では、加熱室7の上側の略全面に平面状のグリルヒータ10が設けられ、加熱室7の下側に下ヒータ11が設けられ、マイクロ波加熱による調理とともにヒータ加熱によるグリル調理やオーブン調理を行うことができる。
図3にヒータ加熱による調理構成例の側面断面図を示す。
図3では図1におけるマイクロ波加熱時に加熱室7の底面に配置したテーブル70が保持棚74bに配置されており、グリルヒータ10と下ヒータ11による輻射熱でテーブル70の上下両面からオーブン加熱することができる。
このように、調理方法によらずテーブル70を兼用させて使用することにより、調理毎に異なる調理皿を用意する必要がなくなり、使い勝手が良好になる。
また、加熱調理器における付属品を減らすことにより、キッチンに付属品の収納スペースを用意しなくてもよくなり、キッチン環境を広く快適に利用できる。
なお、テーブル70は、保持棚74に容易に配置して脱落しないように外周に縁70aを設けた構成となっている。
また、図1におけるテーブル70の着脱も縁70aが指にかかり易くなっており、食品投入口の下辺77をテーブル70の縁70aの底面と略同高さで構成させることで、外観上凹凸の小さいフラットな庫内となる。
また、オーブン加熱では、加熱室7の底面に設置された下ヒータ11からの熱が直接加熱室7に伝わるため、加熱室7の温度上昇スピードを早めるとともに、外部への熱漏洩の小さい省エネ性の高い加熱調理を行うことができる。
さらに、グリル加熱時でもマイコン28の指示でグリルヒータ10をON/OFF及び電力制御することにより、よりテーブル70がグリルヒータ10に近づくように保持棚74aに配置させて、テーブル70上の食品をグリル加熱できる。
ここで、グリルヒータ10や下ヒータ11は、例えば平面状のマイカヒータでも良いし、石英管ヒータやシーズヒータを用いた構成でも良い。
本発明の加熱調理時の動作について、マイクロ波加熱については図1及び図2に沿って説明し、また、オーブン加熱については図3に沿って加熱室7の食品を調理する場合を例に説明する。
例えば、食品をマイクロ波によって加熱調理する場合、ドア部52から加熱室7の底面に配置したテーブル70上に食品を載置し、ドア部52を閉め、図1及び図2の状態でマイクロ波加熱調理が開始される。
調理の開始は、機械室2の前方に設けられた操作パネル(図示せず)により、加熱時間と加熱パワーなどを設定した後、開始ボタン(図示せず)を押すことで行われる。
ここで、食品の加熱は食品をテーブル70に載置して操作パネルの設定無しに開始して、重量センサ6で検知した食品の重さから加熱時間と加熱パワーを自動設定し、調理する場合もある。
加熱が開始されると、マグネトロン20からマイクロ波エネルギーが放射され、導波管50を介して加熱室7にマイクロ波エネルギーが供給される。
マグネトロン20の発振とともに、アンテナモータ22が回転をはじめ、保護板78下方のアンテナ57が回転する。
アンテナ57の回転によって、加熱室7のマイクロ波が拡散され、食品を均一に加熱させる。
ここで、アンテナ57の回転は、テーブル70上の食品の位置に応じて間欠回転又は速度制御などを行ってもよい。
また、発振中のマグネトロン20の発熱による自身の温度上昇を抑制するため、機械室2の冷却ファン24が駆動する。
一方、オーブン調理の場合には、例えば、パン等の食品60が載せられたテーブル70は、前方のドア部52より、加熱室7の左右に配置された保持棚74をスライドさせながら加熱室7の内部に押し込まれ後、ドア部52を閉め、図3の状態でオーブン調理が開始される。
オーブン調理の開始は、食品60の加熱時間や加熱温度などの設定が終了した後、機械室2の前方の操作パネル上のボタンで行われる。
調理が開始されると、加熱室7上方のグリルヒータ10と加熱室7下方の下ヒータ11に通電され、加熱室7の上下壁面から熱が与えられる。
また、オーブン調理では加熱室7壁面が高温となるので、熱漏洩による機械室2の温度上昇を抑制するために冷却ファン24が駆動する。
冷却ファン24の駆動は、調理時間とともに常時又は間欠的に行ってもよく、例えば制御基板27の温度を検知して行ってもよい。
加熱室7の内部温度は、例えば、加熱室7側面に設けた熱電対やサーミスタ等の温度センサ(図示せず)で感知し、加熱室7の温度が設定値よりも高い場合、グリルヒータ10や下ヒータ11への電力供給を止めるか、又は電力を低下させ、設定温度近傍の温度を保持させる。
つまり、加熱室の温度は、グリルヒータ10と下ヒータ11のON/OFFおよび電力で制御される。
ここで、温度センサ(図示せず)は、非接触式である赤外線温度センサであれば、加熱室任意の壁面温度や被加熱物温度を直に計測することも可能である。
また、図3の構成では下ヒータ11の設置される加熱室7の底面にテーブル70が配置された図1とは異なり、下ヒータ11の熱が直接加熱室7の内部まで伝わり易い構成となっているため、庫内の温度上昇スピードが早く、省エネ性の高い加熱調理ができる。
また、図1の構成に比べて、テーブル70の厚さ分だけ、加熱室7の高さ(容量)が大きくなり、加熱室7の温度を均一に安定化させ、焼きムラの少ないオーブン調理を行うことができる。
一方、テーブル70を保持棚74aに配置してグリルヒータ10のみでグリル加熱する場合もオーブンと同様のヒータ制御により、食品を加熱調理できることは言うまでもない。
このように、本発明の加熱調理器では、テーブル70を加熱室7の底面に配置してマイクロ波加熱する構成であっても、テーブル70を保持棚74bに配置したオーブン加熱であっても、また、テーブル70を保持棚74aに配置したグリル加熱であっても、テーブル70の配置高さを変えることで一つのテーブルで各調理法を行うことができる。
よって、本実施例のテーブル70を利用した調理では、テーブル70を兼用して使用することで、使用頻度の少ない付属品を加熱調理器とともに梱包する必要がなく、キッチンの収納スペースを損なわず、快適に使用できる加熱調理器を提供することができる。
次に、図4は本発明の加熱調理器の他の実施例における側面断面図で、加熱室7の背面後方に加熱室7に熱風を循環させる熱風ユニットを配置させた構成である。
本実施例においては、加熱室7の内部におけるテーブル70の構成及び使用方法は図1から図3と同様であり、説明を省略する。
ここで、本実施例ではマグネトロン20等の部品が搭載される機械室2が加熱室7の下方に配置した構成であるが、図1から図3のように加熱室7の側面に配置した構成でもよいし、図1から図3において本実施例のように機械室2を加熱室7の底面に配置した構成としても差し支えない。
本実施例では、熱風ユニット9を搭載させたことにより、加熱室7にテーブル70と角型の調理皿71を上下二段に配置させた場合のオーブン調理を行うことができる。
ここで、テーブル70と調理皿71の上下の位置関係は問わない。
また、グリルヒータ10でグリル加熱をする場合、調理皿71を用いれば、テーブル70を外さなくてもグリル調理は従来の加熱調理器と同様な使い方ができることは言うまでもない。
よって、加熱室7にテーブル70と調理皿71が上下二段に配置された場合、加熱室7は加熱室天井面と調理皿71(最上段調理皿)の間の空間7aと、調理皿71とテーブル70の間の空間7bと、テーブル70と加熱室7の底面間の空間7cの3つの空間に分割される。
ドア部52と向かい合う加熱室7の背面壁には多数のパンチング孔で形成された通風口72が設けられており、熱風ユニット9に空気を吸い込む通風口72bと、熱風ヒータ12により加熱された空気を吹き出す通風口72a、72cで構成されている。
ここで、本構造では熱風が加熱室7の空間7aと空間7cからのみ熱風が吹き出る構成であるが、空間7bに熱風が吹き出る通風口を設けてもよい。
これらの通風口72の後方には、ラジアルファン30と、該ファン30に連結されたファンモータ32と、モータ32の外周に配置された熱風ヒータ12から構成される熱風ユニット9が配置され、通風口72を介して加熱室7と熱風ユニット9の間で熱風が循環する構造となっている。
ここで熱風ヒータ12は、例えば、棒状の石英管およびシーズヒータ等で構成され、その表面に多数の放熱フィン(図示せず)を設けたものであっても良い。
また、熱風ヒータ12は、熱風ユニット9の内部に配置可能であれば、例えばU字状であっても面状であっても良く、その本数も1本ないし2本、さらには複数本配置した構成にしてもよい。
また、ファンモータ32は、ラジアルファン30の後方に設けられるが、該ファンモータ32の温度が高い場合、ファンモータ32の回転軸に小型プロペラファン(図示せず)を設置すればファンの空気流により温度上昇が抑えられる。
熱風ユニット9ではラジアルファン30を介して吹き出された空気を該ファン30の下流に配置された熱風ヒータ12で加熱し、加熱室7の上面と調理皿71の間の空間7a及びテーブル70と加熱室7底面の間の空間7cに配置された通風口72a、72cから加熱室7に熱風43a、43cとして吹き出される。
空間7aの通風口72aから吹き出た熱風43aは、調理皿71の食品61表面を加熱しながらドア部52に向かって流れ、ドア部52と調理皿71の間を通り、空間7bに向かう流れとなる。
ここで、食品61は熱風で加熱が不充分であっても、グリルヒータ10を用いて加熱できるため、熱風43aの熱量が小さくても、焼きムラなくオーブン加熱することができる。
また、空間7cの通風口72cから吹き出た熱風43cは、テーブル70の裏面と加熱室7の底面を加熱しながらドア部52に向かって流れ、ドア部52とテーブル70の間隙を上方向に流れ、空間7bに向かう流れとなる。
ここで、食品60の加熱が熱風のみで不充分であれば、下ヒータ11を利用して焼きムラの少ない加熱調理ができる。
空間7aと空間7cから空間7bに入った熱風は、食品60を加熱しながらドア部52から熱風ユニット9に向かって流れ、通風口72bからラジアルファン30に入る循環流れを繰り返す。
加熱室7の内部温度は、例えば、加熱室7の側面に設けた熱電対やサーミスタ等の温度センサ(図示せず)で感知し、加熱室7の温度が設定値よりも高い場合には、グリルヒータ10や熱風ヒータ12への電力供給を止めるか、又は電力を低下させ、ファン30のみを回転駆動させる。
つまり、加熱室7の温度は、グリルヒータ10と下ヒータ11と熱風ヒータ12のON/OFFおよび電力で制御される。
ここで、これら制御は三つのヒータ10、11、12のうち、いずれかを組み合わせて制御してもよいし、必要なヒータをメニューに応じて選択させてもよい。
このように、本発明の加熱調理器では、加熱室7に上下二段に食品60、61を配置した構成においても、上下いずれかの食品60、61がテーブル70に載置されるので、使用頻度の低い調理皿71を一枚だけ加熱調理器に梱包させることで、より快適なキッチン環境の加熱調理器を提供することができる。
本発明の加熱調理器の一実施例のマイクロ波加熱時における側面断面図である。 同一実施例のマイクロ波加熱時における正面断面図である。 同一実施例のオーブン加熱時における側面断面図である。 本発明の加熱調理器の他の実施例のオーブン加熱時における側面断面図である。
符号の説明
2 機械室
7 加熱室
9 熱風ユニット
10 グリルヒータ
11 下ヒータ
20 マグネトロン
70 テーブル
71 調理皿

Claims (6)

  1. 加熱室と、該加熱室の底面下方に設けられた重量センサと、該重量センサで保持され、食品を載置するテーブルと、加熱室に導波管を介して連結されたマグネトロンと、少なくとも加熱室の上方に設けられたグリルヒータと、加熱室の側面に配置される保持棚を備え、前記マグネトロンで食品をマイクロ波加熱する際に重量センサで保持されるテーブルが保持棚にも配置でき、グリルヒータで食品を輻射加熱する際に兼用できることを特徴とする加熱調理器。
  2. テーブルが耐熱性に優れ、かつ、高周波を透過するムライトコージライト系のセラミックで構成されていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 加熱室の下方に下ヒータを設け、高温に保持された加熱室でテーブルに載置された食品をオーブン調理できることを特徴とする請求項1から2記載の加熱調理器。
  4. 加熱室の壁面に熱風ヒータとファンから構成される熱風ユニットを設け、テーブルと他の角型調理皿を上下段の保持棚に配置して熱風調理できることを特徴とする請求項1から3記載の加熱調理器。
  5. テーブルの外周に縁を設け、該縁の底面が前記加熱室の食品投入口の底面と略一致させたことを特徴とする請求項1から4記載の加熱調理器。
  6. 重量センサがテーブルの3ヶ所を保持することを特徴とする請求項1から5記載の加熱調理器。
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