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JP2005513807A - ナノ構造体のその場製造法、及びその場製造したナノ構造デバイス - Google Patents

ナノ構造体のその場製造法、及びその場製造したナノ構造デバイス Download PDF

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JP2005513807A JP2003556337A JP2003556337A JP2005513807A JP 2005513807 A JP2005513807 A JP 2005513807A JP 2003556337 A JP2003556337 A JP 2003556337A JP 2003556337 A JP2003556337 A JP 2003556337A JP 2005513807 A JP2005513807 A JP 2005513807A
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Abstract

この発明は、支持担体(110)上の少なくとも1つの所定の点(A、B)においてナノ構造体(150)をその場製造する方法であって、担体(150)内の基板に好適な材料を選択し、前記基板を作り、基板上にテンプレート(115)を調製することによってテンプレートが前記所定の点(A、B)を覆うことを含む方法に関する。テンプレートは、ナノ構造体の所望の最終形状に従った適当な形状を与えられ、所望の寸法を有するナノ材料のフィルム(140)がテンプレート(115)上に形成され、ナノ材料のフィルム(140)をテンプレートの一部から再構築させて、所望のナノ構造体(150)を形成する。好適には、テンプレート(115)が、ナノ材料に対して異なる特性を有する第1領域(120)及び第2領域(130)を含む。

Description

この発明は、支持担体の所定位置におけるナノ構造体をその場(in−situ)製造する法、及びかかるナノ構造デバイスに関する。さらに、この発明は、この発明の方法に従って作られたナノ構造体を含む電子デバイスに関する。
ナノ構造体、例えばチューブ状の、いわゆるナノチューブは、例えば電子工学の分野において、多数の新規かつ興味深い機能性を提供する構造である。しかし、今のところ、ナノ構造体の製造に関して問題がある。例えば、ナノチューブは、現在種々の手段を用いて製造されているが、これらの全ては、このようにして製造されたナノチューブが大量の後処理を必要とし、かつデバイスに組み込むためにさらなる操作をも必要とするという共通の欠点を有する。
したがって、この発明の目的は、ナノチューブに限らず、現在のナノ構造技術の、前記した欠点を解決することにある。
この目的は、支持担体上の少なくとも1つの所定の点においてナノ構造体をその場製造する方法のおいて、該方法が、担体に含まれるべき基板に好適な材料を選択するステップと、前記基板を作るステップとを含み、テンプレートが前記所定の点を覆うことによって達成される。テンプレートは、最終ナノ構造体の所望の形状に従った適正な形状を与えられ、所望の厚さ、幅及び長さを有するナノ材料のフィルムがテンプレート上に形成される。ナノ材料のフィルムの少なくとも一部がテンプレートの一部から再構築され、所定の位置に所望のナノ構造体を形成する。
前記の再構築は、原子スケールにおけるナノ材料の再集合の形態であり、この結果、再構築前のナノ材料の特性に対して質的に新規な特性が得られる。この新規な特性は、外部場又は外力に対して変化した所定の反応を示す。
ここで、「質的に新規な特性」との表現は、例えば、電子動力学が低位の次元に有効に制限されることによって、再構築前には透明であった材料が不透明に移行したり、磁性材料が非磁性になったり、材料の光学反応及び伝導反応が変化する等の物理的及び/又は化学的特性の基本的変化等を意味するものである。かかる移行の他の例は、物理学及び/又は化学の当業者にとって明白である。前記のテンプレートは、好ましくはナノ材料との相互作用に関して異なる特性を有する2つの領域を含む。この発明の一実施態様において、このことは、ナノ材料に対する結合特性が、一方の領域において他方の領域よりも強いということによって行われる。
したがって、この発明の方法を用い、テンプレートを所望のナノ構造体の形状に従った適当な形状とすることによって、ナノ構造体の所望の最終形状を得つつ、実質的に任意のナノ構造体を担体上にその場製造することができる。したがって、テンプレートは、ナノ構造体を整列させる構造と、担体にナノ構造体を取り付ける結合材料の双方の役割を果たすことができる。
また、この発明は、ナノ構造デバイスにおいて、担体と該担体上に位置するナノ構造体を含み、前記ナノ構造体が担体上の所定の経路に沿って延在し、かつ前記デバイスがさらに、担体上の前記所定の経路に沿ってナノ構造体を整列させる整列構造体を含み、前記デバイスが担体上に配置された材料の層も含み、前記材料がナノ構造体を担体に取り付ける結合材料であり、かつナノ構造体の整列構造体としての役割も果たすデバイスを提供する。
さらに、この発明は、カーボンナノチューブを含む、例えば半導体デバイスである電子デバイスの製造を可能にする。
以下、添付の図面を用いて、この発明をより詳細に説明する。
図1に、この発明に従う方法の主たるステップを示す。発明の理解を容易にするため、特定のナノ構造、ナノチューブが形成された発明の実施態様を説明する。しかし、この発明を用いて、多数の異なるナノ構造体を形成できるということに留意すべきであり、このことは当業者には明白であろう。
まず、図示の方法の主たるステップを簡単に説明し、その後、幾つかのステップのより詳細な説明を行う。
主たるステップは次のとおりである。
基板110の材料を選択する。これは担体として作用する。基板110上にはA及びBの2つの点があり、この2つの点の間を、所定の経路、この例では最短距離、即ち直線状に延在するナノ構造体、この例ではナノチューブを介してつなぐことが望ましい。しかし、この発明は、基板すなわち担体上の任意の所定の経路に略従うナノ構造体を作ることが可能であることは、当業者には明白である。
基板110上に、テンプレート115を形成し、テンプレートが2点A及びBをつなぐ、すわなちテンプレート又は少なくともその縁が所定の経路と一致する。実施態様のこの例で形成することが望ましいナノ構造体はナノチューブであるので、以下で明らかとなる理由により、テンプレートを実質的に長方形とする。しかし、ナノ構造体を他の形状とすることが望ましい場合には、この発明を用いて、所望のナノ構造体の形状に従ってテンプレートを形成することにより、これを容易に達成することができる。
テンプレート115は、第1領域120及び第2領域130を具えることが好ましい。この2つの領域は、それらの材料が以下に説明するような異なる特性を示す点において、互いに区別される。
テンプレート上に、ナノ原料のフィルム140を形成する。2つのテンプレート領域120、130の材料は、ナノ材料とのそれらの相互作用において、ナノ材料に対して異なる特性を示す。
この実施態様において、ナノ材料との異なる相互作用は、2つのテンプレート領域の材料がナノ材料に対して異なる結合特性を有し、一方の領域の材料が他方よりも強い結合特性を有するという点にある。異なる結合特性の意義は、この例ではいわゆるフィルムの剥離である、次のステップで明確になる。
フィルム140の少なくとも一部を、テンプレート領域115から剥離、換言すれば部分的に「持ち上げ」る。異なるテンプレート領域120、130の異なる結合特性によって、この発明に従う制御された方法で剥離を行った場合、フィルムに対する結合特性の弱いテンプレート領域130上に形成されたフィルム140の部分のみが剥離され、一方、結合特性の強い領域120上に形成されたフィルムの部分は剥離されない。むしろ、フィルムのこの部分は、剥離するフィルムの部分に対する「錨」、すなわち、図1eに示すように、後のナノ構造体、この例ではナノチューブ150に対する固定点として作用する。
フィルムの剥離は、この発明のより一般的な側面の特別な例であり、フィルムの一部をテンプレートから持ち上げ、新しい構造体に形成することに留意すべきである。テンプレートがフィルムをナノチューブにするよう形成される際のフィルムによる作用は剥離である。しかし、発明のこのステップに対するより一般的な表現は、フィルムがテンプレートから「再構築」され、次いでナノ構造体の所望の最終形状に形成されるというものである。
この発明の重要な特徴をここに指摘し、強調することができる。すなわち、前記の再構築は、原子スケールにおけるナノ材料の再集合の形態であり、この結果、再構築前のナノ材料の特性に対して質的に新規な特性が得られる。これらの新規な特性は、外部場又は外力に対して変化した所定の反応を示す。
ここで、「質的に新規な特性」との表現は、例えば、再構築前には透明であった材料が不透明に移行したり、磁性材料が非磁性になったり、材料の光学反応及び伝導反応が変化する等の物理的及び/又は化学的特性の基本的変化等を意味するものである。かかる移行の他の例は、物理学及び/又は化学の当業者にとって明確である。材料の新規な特性は、発明を利用する人に予め分かっているので、「移行後」の材料は1つ以上の所望の物理的又は化学的特性を示す。
図1を再度参照して、フィルム140の一部が剥離によってテンプレートから再構築され、ここで材料140の層が、所定の経路に沿って延在する、すなわち2点A及びBをつなぐ所望のナノチューブ150を形成する。ナノチューブ150は、より強力な結合テンプレート領域120によって、基板又は担体に結合される。したがって、テンプレートは、ナノチューブに対する整列構造体と、それに対する結合構造体の双方の役割を果たす。
当然、図1を参照して上述した方法を最適な状態で動作させるためには、多数の条件を満たさなければならないが、かかる条件は表面科学の当業者には明白である。例えば、全ての工程を制御環境内で行う必要があるので、関与する材料は工程中で汚染されない。
さらに、材料は次の必要条件を満たすべきである。
−基板材料:基板に選択する材料は、所望の機械的強度を示すべきであり、さらに、好適な一実施態様においては、ナノ材料が成長/堆積することのできない材料とするべきである。言及することのできる電子部品に好適な基板材料の一例は珪素である。
−テンプレート材料:前記のとおり、ナノ材料に対して異なる結合特性を有する2つの異なるテンプレート材料を用いる。可能性のひとつには、双方の領域に同一の基本材料を用い、異なる結合特性を作るために一方の領域に欠陥を導入することがある。かかる欠陥の例は、粒界、ステップエッジ、転位、不純物又はラインエッジである。テンプレート用材料の可能性のひとつには、例えば炭化珪素、SiC、又は酸化アルミニウムがある。好適なテンプレート材料の他の例は、ニッケル及び/又はコバルトである。
他の明確な可能性としては、基板をテンプレート領域としても用い、テンプレート特性、すなわちより強い又はより弱い結合特性を有するよう意図する領域に欠陥を導入することがある。結合特性の強度は、不純物として導入した材料及びその材料の量によって決まる。したがって、基板のある領域はより強力な結合材料「錨」として作用し、基板の他の領域は、その領域をより弱い結合特性を有するものとするか、その逆とする欠陥で誘発される。
−ナノ材料:好適なナノ材料の例は、二硼化マグネシウム、黒鉛、窒化珪素、又は窒化硼素である。
図2は、特に図1のII−II線に沿ったナノチューブ150の側面図を示す。したがって、図2は、担体100及び担体上に配置された円環形状のナノ構造体150を含み、ナノチューブ150が担体上の2点A及びBをつなぐナノ構造デバイス200を示す。デバイス200は整列構造体120を付加的に含む。ここでは整列構造体はテンプレート材料120の形態であるが、ナノチューブを担体に結合する他の方法をこの発明の範囲内で想定することができることに留意すべきである。
しかし、図2に示すデバイスは、ナノチューブ150と担体110の配置された材料の層120を含み、材料120はナノチューブを担体に取り付ける結合材料である。前記のとおり、材料120は、担体上の所望の点A及びBの間にナノチューブ150を整列させる役割を果たすので、チューブの長手延在方向が担体上の2点間の整列構造体の延在方向と一致する。
図3a及び3bは、それぞれ図1及び2の他の図である。図3aにおいて、基板110及びテンプレート115を、テンプレートの異なる領域120、130とともに示す。テンプレート領域の頂部に、ナノ原料のフィルム140を堆積させる。図3aから、テンプレートの方向及び位置が後のナノチューブの対応するパラメータを決定するので、後のナノチューブの位置、方向及び変形(再構築、この例では剥離によって)を、この発明を用いて完全に制御することができることが明らかとなる。ナノ構造体の形態をテンプレートの形状を制御することによって制御することができることにも留意すべきである。このことは、この説明においては長方形テンプレートのみを示しているが、適正に対応するテンプレートを作ることによって、ナノ構造体を略全ての所望の構造体に形成することは、完全にこの発明の範囲に入るということを意味する。
図3bは、ナノ材料のフィルムを剥離した後の図3aのデバイスを示す。したがって、図3bにおいて、基板上の所望の2点をつなぐナノチューブがある。このナノチューブは、この例では、ナノチューブの延在方向及び位置を決めるための案内構造体としても用いられる結合材料によって基板に結合されている。ナノチューブの材料は、この説明で後ほど明確となる理由により、ハニカム模様として示されている。
ナノチューブによりつながれる点は、ナノチューブを電子デバイス中に含めるべきである場合には、例えば電気接点である。
ナノ材料のフィルムの剥離、すなわち図3a及び3bの間のステップは、ナノ材料のフィルムに更なるエネルギーを与えることによって行うことが好ましい。これは、当業者に明白であるべき非常に多数の方法で行うことができるが、こうした方法の説明することのできる例は、例えばナノ材料のフィルムの少なくとも一部を照射するレーザービーム、イオンビーム又は電子ビームを用いることである。
さらに、テンプレート領域に堆積した後、ナノ材料のフィルムの材料の少なくとも一部のドーピングを用いることにより剥離を行うことができる。
さらにまた、ナノ材料の領域にわたって付加的エネルギーを等量で供給する必要はなく、付加的エネルギーを、例えば結合特性の弱いテンプレートの領域に堆積したナノ材料の部分の一部に与えることができる。
ナノ材料を、公知の非常に多数の異なる方法でテンプレート領域上に堆積することができる。例として説明することのできる、かかる方法のいくつかは、材料のスパッタリング又は蒸発である。
ナノ材料として用いる多くの興味深い材料のひとつは、特にナノ構造体、この例ではチューブが電流を伝導するのに用いられる場合には、すなわち、ナノチューブが電子部品又は電子デバイス内に含まれるべきである場合には、元素状炭素である。かかる用途においては、炭素がグラフェンシートの形態でテンプレートに堆積する場合に、特に有利である。グラフェンは、単一原子層グラファイトと定義することができる。当然、1枚のグラフェンシートからなるフィルムを用いてこの発明を説明するが、2枚以上のグラフェンシートをこの発明のフィルムに用いることができる。
図4a及び4bは、グラフェンシートをナノ材料として用い、本発明に従って作られたナノチューブを、どのようにして電子部品又は電子デバイスに統合することができるかを示す。ナノチューブは、2点間の所定の経路に沿って電流を伝導するのに用いられるべきものであるので、外部デバイス用接点をナノチューブデバイス内に組み込むべきものである。これについて図4a及び4bを参照して説明する。
図4aにおいて、図1〜3の基板110とともに、異なるテンプレート領域130(弱い結合)及び120(強い結合)が示されている。しかし、前記の構造体と比較した相違点は、図から明らかなように、ナノ材料に一層強力に結合しているテンプレート領域120が、領域120の一部、例えば、図4aに示すように、端部領域を覆う又は構成することのできる2つの接点領域120’を含むことにある。また、前記の2つの接点領域120’を適当に配置して、後のナノチューブから少なくとも僅かに突出させる、すなわち、この例では、テンプレートの残部の端の外部に突出させる。
図4bに最終結果を示す。グラフェンフィルムのシートをテンプレートに堆積させ、それから剥離させて、上述した方法でチューブを形成する。結果は基板110上の2つの部分をつなぐナノチューブ150であり、前記2つの部分は、この場合には、外部デバイスのための接点である。図4bに示す得られたデバイス400は、電流を接続することを意図するものであるので、接点領域の材料は、前記した(より強い)結合特性に加えて、導電性とすべきである。接点領域120’を、テンプレート材料120からなる予め形成したフィルムの上に形成することもでき、基板上に直接形成し、接点であると同時に、ナノチューブの結合及び整列構造体として直接作用する。
図5は基本的に図4と同じであるが、図5に示す実施例においては、ナノ材料がドープされている、すなわち、不純物がグラフェンシートに導入されており、したがって得られるナノチューブに、純粋なグラフェンから形成したナノチューブと比較して、異なる導電特性を与える。
次に、ナノ材料としてのグラフェンに着目する。この材料は、それを電子用途に非常に興味深いものにする少なくとも1つの特別な特性を有する。すなわち、フィルムを剥離する方向に依存して、グラフェンチューブは異なる導電特性を示す。図6に示すように、グラフェンシートを剥離することのできる、矢印11及び12で示した2つの主たる方向があり、したがって得られる名のチューブに異った、いわゆるキラリティーを与える。当然、フィルムは、適当なテンプレート形状を用いて、ほとんど全ての方向に剥離することができ、したがって、略全ての選択したキラリティーを有するナノチューブを作ることを可能にする。
図6において矢印Iで示される剥離方向は、ナノチューブに「ジグザグ」として知られるキラリティーを与え、図6において矢印Iで示される剥離方向は、ナノチューブに99アームチェア」として知られるキラリティーを与える。より正確で科学的な用語では、「ジグザグ」キラリティーは、この分野の当業者に知られた用語では、(N,0)と呼ばれ、式中Nは任意の整数であり、「アームチェア」キラリティーは(N,N)と呼ばれ、式中Nは任意の整数である。
「アームチェア」キラリティーを有するナノチューブは、金属材料と同様の導電特性を示す、すなわちナノチューブは非常に導電性であり、一方、「ジグザグ」キラリティーを有するナノチューブは、半導体材料と同様の導電性を示す。
換言すると、その長手方向において複数の部分からなり、異なる部分がグラフェンシートを異なる方向に剥離することによって形成されているので、異なる部分に異なるキラリティーが与えられたナノチューブを用いると、半導体デバイス、例えばトランジスタ又はダイオード用部品を得ることができる。
かかる半導体デバイスの製造ステップを図7aに示す。この例では3つの異なる領域720、730、740からなるテンプレート領域710を適当な基板750上に配置する。上述したように、各テンプレート領域720、730、740は2つの異なる「副領域」720’、720’ ’、730’、730’ ’、740’、740’ ’を含み、単一のアポストロフィ「’」で示される「副領域」は、2つのアポストロフィ「’ ’」で示される「副領域」よりも、ナノ材料、この場合にはグラフェンに関して、弱い結合特性を有する領域である。
図7bに示すように、ナノ材料のフィルム、この場合にはグラフェンを、テンプレート領域上に堆積する。図7bに示す例において、チューブの長手方向に3つの異なるぶぶんを有するナノチューブを含む半導体デバイスを形成することを目的とし、2つの、外側の部分は、金属の導電特性、すなわち高い導電性を有し、中央の部分は半導体特性を有する。
したがって、「副領域」720及び740は、剥離に際して、「アームチェア」キラリティーを有するグラフェンナノチューブを形成し、「副領域」730は、剥離に際して、「ジグザグ」キラリティーを有するグラフェンナノチューブを形成すべきである。図7bに、この発明に従うナノチューブ部分を形成する非常に効率的であり、部分が異なるキラリティーを有することとなる方法を示す。この発明の発明者によって、テンプレートの「結合領域」の主延在方向に対して実質的に垂直な方向に剥離が起きることが見出された。したがって、グラフェンフィルムを、異なる結合テンプレートを形成した基板上に略均一に堆積することができ、各テンプレート領域の結合領域が互いに異なる角度を示すことによって、剥離したナノチューブ部が依然として所望の異なるキラリティーを得ることができる。したがって、この方法は、異なる方向性を持つグラフェンシートを異なるテンプレート領域に堆積する必要を排除し、依然として同一の最終結果を達成する。
グラフェンフィルムをテンプレート領域に形成した場合、その後に剥離を上述したようにして行う。異なる部分が、結合領域の角度が互いに異なる場合には「屈曲(bends)」を持って、1つの連続したチューブとして互いに結合することを示すことができる。
ナノチューブの種々の部分に対して、異なるテンプレート領域720、730、740を後のナノチューブの同一側か、図7に示すように後のナノチューブの交互(左−右)側か、又は他のパターンで基板上に形成することができる。さらに、より強い結合特性を有する「副領域」720’ ’、730’ ’、740’ ’を基板上に直線状か、図7a及び7bに示すようにそれらの間の角度を180°よりも大きいか小さくして形成することができる。
ナノチューブの異なる部分の導電特性は、異なる部分に異なるキラリティーを与えることのみに影響されるわけではない。他の方法としては、ナノチューブの異なる部分が異なる半径を有するようにして、断面積を異ならせるようにテンプレート領域を形成することで、それぞれの部分の導電特性に影響を与える。
図8は、図7に示して上記した方法を用いた、同一基板上への2つの分離した半導体デバイスの製造を示し、図9は、図7の方法を用いた、図7のものよりも複雑な半導体デバイスの製造を示す。
この発明は上記した実施態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲において自由に変更することができる。
a〜eは、この発明に従う製造方法の主たるステップを概略的に示す。 図1のII−II線に沿って見た、この発明に従って製造されたナノチューブを示す。 a及びbは、それぞれ図1及び2の他の図である。 a〜bは、この発明に従うナノチューブを電子デバイスに組み込んだ図である。 a〜bは、この発明に従うナノチューブを電子デバイスに組み込んだ図である。 ナノ原料の具体例を示す。 a〜bは、この発明を用いて製造することのできるナノチューブ半導体デバイスを示す。 この発明を用いて製造することのできるナノチューブ半導体デバイスを示す。 この発明を用いて製造することのできるナノチューブ半導体デバイスを示す。

Claims (35)

  1. 支持担体(110)上の少なくとも1つの所定の点(A、B)においてナノ構造体(150)をその場製造する方法において、該方法が、
    担体(150)に含まれるべき基板に好適な材料を選択し、前記基板を作るステップと、
    基板上にテンプレート(115)を調製するステップであって、テンプレートが前記所定の点(A、B)を覆い、ナノ構造体の所望の最終形状に従って前記テンプレートに適当な形状を与えるステップと、
    所望の厚さ、幅及び長さを有するナノ材料のフィルム(140)をテンプレート(115)上に形成させるステップと、
    ナノ材料のフィルム(140)の少なくとも一部をテンプレートの一部から再構築させて、所定の点(150)に所望のナノ構造体(150)を形成させるステップとを含み、
    前記再構築が、原子スケールにおけるナノ材料の再集合の形態であり、この結果、再構築前のナノ材料の特性に対して質的に新規な特性が得られ、前記新規な特性が、外部場又は外力に対して変化した所定の反応を示すことを特徴とする方法。
  2. テンプレート(115)が第1領域(120)及び第2領域(130)を含み、これらがナノ材料との相互反応に関して異なる特性を有する、請求項1に記載の方法。
  3. ナノ材料との相互反応に関する2つの領域の異なる特性は、一方の領域(120)が他方(130)よりも強い結合特性を有することである、請求項2に記載の方法。
  4. ナノ材料に関して強い結合特性を有するテンプレートの領域(120)が基板(110)上の少なくとも1つの所定の点(A、B)を覆い、この点においてナノ構造体を担体に結合する、請求項3に記載の方法。
  5. 付加的なエネルギーをナノ材料のフィルム(140)に与えることによって再構築を行う、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. ナノ材料のフィルムの少なくとも一部を照射するレーザービーム、イオンビーム又は電子ビームを用いて付加的エネルギーを与える、請求項5に記載の方法。
  7. ナノ材料のフィルムの材料の少なくとも一部にドーピングすることによって再構築を行う、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  8. 付加的エネルギー又はドーピングを、材料の結合特性がより弱いテンプレートの領域(130)に堆積したナノ材料の一部に与える、請求項5、6又は7に記載の方法。
  9. ナノ材料の再構築が剥離の形態である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 形成されたナノ構造体が、担体(110)上の2つの所定の点(A、B)をつなぐナノチューブ(150)である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. テンプレート(115)の2つの領域(120、130)のうちの少なくとも一方が長方形である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. テンプレート上に堆積された名の原料材料のフィルム(140)がグラフェンのフィルムである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 少なくとも担体(110)と、担体上に配置され、担体上の2つの所定の点(A、B)の間に電流を伝導するための少なくとも1つの部品(150)を含む電子デバイス(400)を製造する方法であり、担体に含むべき基板に好適な材料を選択し、前記基板を作るステップを含む方法において、
    基板上に少なくとも1つのテンプレート領域(115)を配置し、担体上の2つの所定の点(A、B)をテンプレート領域と接続するステップと、
    外部デバイス用接点(120’)を2つの所定の点のうち少なくとも一方に配置するステップと、
    所望の厚さ、幅及び長さを有するナノ材料のフィルムを少なくとも1つのテンプレート領域上に堆積させるステップと、
    少なくとも1つの前記ナノ材料のフィルムを、テンプレートから少なくとも部分的に剥離させ、かつ担体上の2つの所定の点をつなぐナノチューブ(150)を形成させるステップとを含み、
    電流を伝導する前記部品を前記ナノチューブ(150)によって形成することを特徴とする方法。
  14. 少なくとも1つの接点(120’)が前記2つの所定の点(A、B)と一致する、請求項13に記載の方法。
  15. ナノ材料をテンプレートから剥離させる前に、接点(120’)を調製する、請求項13又は14に記載の方法。
  16. ナノ材料をテンプレートから剥離させる後に、接点(120’)を調製する、請求項13又は14に記載の方法。
  17. テンプレートの少なくとも1つが、ナノ材料との相互反応に関して異なる特性を有する2つの領域(120、130)を含む、請求項13〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. ナノ材料との相互作用に関する領域の異なる特性が、ナノ材料に対する結合特性を、一方の領域(120、120’)で他方(130)よりも強くすることによってもたらされる、請求項17に記載の方法。
  19. 基板上に複数のテンプレート領域を調製し、前記テンプレート領域を、これらテンプレートの1つに形成され、その後実質的に剥離されるナノチューブ構造体材料のフィルムにより形成されるナノチューブが、同様の方法で隣接するテンプレートから剥離される他のナノチューブに相互接続されて、単一の連続ナノチューブを形成するように配置される、請求項13〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. ナノ材料(140)に対してより強い結合特性を有するテンプレート領域(120、120’)が基板上の2つの所定の点(A、B)をつなぐ、請求項13〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 付加的なエネルギーをナノ材料のフィルムに与えることにより剥離を行う、請求項13〜20のいずれか一項に記載の方法。
  22. ナノ材料のフィルムの少なくとも一部を照射するレーザービーム、イオンビーム又は電子ビームを用いて付加的エネルギーを与える、請求項21に記載の方法。
  23. ナノ材料のフィルムの材料の少なくとも一部にドーピングすることによって剥離を行う、請求項13〜20のいずれか一項に記載の方法。
  24. 付加的エネルギー又はドーピングを、結合特性が弱いテンプレートの領域に堆積したナノ材料の一部に与える、請求項21、22又は23に記載の方法。
  25. テンプレートの少なくとも1つに堆積したナノチューブ原料材料のフィルムが、他のテンプレートの少なくとも1つに堆積したフィルムにより形成されるナノチューブの電気特性と比較して、異なる電気特性を有するナノチューブを構成するフィルムであり、従って得られる全ナノチューブデバイスに半導体特性を与える、請求項13〜24のいずれか一項に記載の方法。
  26. テンプレートに堆積されるナノ材料のフィルムがグラフェンのフィルムである、請求項13〜25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 異なるキラリティーを有するチューブを用いて、チューブに異なる電気特性を与える、請求項26に記載の方法。
  28. テンプレートの2つの領域の少なくとも一方が長方形である、請求項13〜27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 担体(110)と、担体上に配置され、担体上の所定の経路(A、B)に沿って延在するナノ構造体(150)を含むナノ構造体デバイス(200)において、
    前記デバイスが、担体(110)上の前記所定の経路に沿ってナノ構造体を整列する整列構造体をさらに含み、該デバイス(200)が、担体上に配置された材料の層(120)をさらに含み、前記材料がナノ構造体を担体に取り付ける結合材料であり、結合材料の構造体がナノ構造体の整列構造体としての役割も果たすことを特徴とするナノ構造体デバイス。
  30. ナノ構造体がナノチューブである、請求項29に記載のデバイス。
  31. ナノ構造体の原料材料がグラフェンである、請求項29〜30のいずれか一項に記載のデバイス。
  32. 少なくとも担体(110)と、担体上に配置され、担体上の2つの所定の点(A、B)の間に電流を伝導するための少なくとも1つの部品(150)を含む電子デバイス(400)において、
    該デバイスが、2つの所定の点の間に電流を伝導するための少なくとも1つの部品としてナノチューブ(150)を含み、該ナノチューブがナノチューブの長手延在方向に関して少なくとも2つの異なる部分からなり、前記2つの部分が電流の伝導に対して異なる特性を有しており、前記装置が担体(110)上の前記2つの点(A、B)の間にナノチューブ前記2つの部分を整列させるための整列構造体をさらに含むことを特徴とするデバイス。
  33. 担体上に配置された材料の層(120)をさらに含み、前記材料が担体にナノチューブを取り付ける結合材料である、請求項32に記載のデバイス(400)。
  34. 結合材料がナノチューブの整列構造体としての役割も果たす、請求項33に記載のデバイス。
  35. ナノチューブの材料がグラフェンである、請求項32〜34のいずれか一項に記載のデバイス。
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