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JP2005329440A - ろう付け用複合材及びそれを用いたろう付け製品 - Google Patents

ろう付け用複合材及びそれを用いたろう付け製品 Download PDF

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JP2005329440A JP2004150585A JP2004150585A JP2005329440A JP 2005329440 A JP2005329440 A JP 2005329440A JP 2004150585 A JP2004150585 A JP 2004150585A JP 2004150585 A JP2004150585 A JP 2004150585A JP 2005329440 A JP2005329440 A JP 2005329440A
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一真 黒木
Hiromitsu Kuroda
洋光 黒田
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英之 佐川
Sukaku Shirai
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Abstract

【課題】 ろう付け前のろう層の組成を工夫することで、ろう付け後のろう凝固部の強度及び耐食性の向上を図ったろう付け用複合材及びそれを用いたろう付け製品を提供する。
【解決手段】 基材2の表面にろう層3を有するろう付け用複合材1であって、上記ろう層3に含まれるNi成分の重量をW1とし、上記ろう層3に含まれるNi成分とTi成分との重量の総和をW2としたとき、W1/W2が0.58〜0.68であるもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基材の表面にろう材を構成するろう層がクラッドされ自己ろう付け性を発揮するろう付け用複合材及びそれを用いたろう付け製品に係り、特に、接合強度及び耐食性の向上を図ったろう付け用複合材及びそれを用いたろう付け製品に関する。
ろう付け用複合材は、基材にろう層をクラッドしたものであり、ろう層に被ろう付け材を接触させた状態で熱処理を施すことで、別途ろう材を用いることなく被ろう付け材をろう付けするものである。
ろう付け用複合材として、基材の表面にクラッドされたろう層が、基材側から順に、Fe又はFe合金、Ti又はTi合金、Ni又はNi合金を積層して成るものが知られている(特許文献1)。
また、自動車用オイルクーラの製造に用いられるろう付け用複合材として、基材としてのステンレス板の片面又は両面に、ろう材としての銅がクラッドされたステンレス基クラッドろう材が知られている。
また、ステンレス基、ニッケル基又はコバルト基合金等の部品のろう付け材として、接合部の耐酸化性や耐食性に優れる各種ニッケルろうが、JIS規格により規定されている。
また、熱交換器接合用ニッケルろう材として、粉末状のニッケルろうに、Ni、Cr、Ni−Cr合金の中から選択された金属粉末を4mass%〜22mass%添加して構成されるニッケルろう材が提案されている(特許文献2)。
更に、自己ろう付け性複合材を製造する方法として、ステンレス又はニッケル系の材料からなる第1の基層(基材)に、ニッケル又はチタン系の材料からなる第2の層(ろう層)を積層するようにしたものが提案されている(特許文献3)。
特開2002−363707号公報 特開2000−107883号公報 特開平7−299592号公報
ところで、上記各ろう付け用複合材に被ろう付け材をろう付けすると、溶融した複合材のろう層に基材及び/又は被ろう付け材の成分が拡散浸入するため、ろう層の成分にこれら基材及び/又は被ろう付け材の成分が混合したものが凝固してろう凝固部を構成することになる。
よって、このろう凝固部の組成が強度及び耐食性が向上する組成となることが好ましいのであるが、従来の各ろう付け用複合材においては、ろう付け前のろう層の組成に関し、ろう付け後のろう凝固部の組成が基材及び/又は被ろう付け材の成分の拡散浸入を考慮して強度及び耐食性が向上する組成となるような工夫がなされているとはいえない。このため、従来のろう付け用複合材は、ろう付け後のろう凝固部の接合強度及び耐食性が十分高いとはいえず、凝固部の接合強度及び耐食性が要求される熱交換器(例えば排気ガス再循環装置用クーラ、燃料電池改質器用クーラ)や燃料電池用各部材等を製造するために用いるものとして相応しいとはいえない。
例えば、上述の自己ろう付け性複合材を製造する方法において、第1の基層(基材)をステンレス鋼とし、第2の層(ろう層)をチタン70mass%、ニッケル30mass%としてろう付け用複合材を製造し、この複合材のろう層に被ろう付け材としてステンレス鋼等の鉄合金を接触させて熱処理を行ってろう付けした場合、ろう付け後に凝固したろう凝固部には、ろう層のNi及びTiの他、基材及び被ろう付け材のステンレス鋼からFe及びCr成分が拡散浸入するが、それらFe、Crの成分のろう凝固部中の比率はいずれも15mass%以下となることが分かった。
かかる組成からなるろう凝固部は、主にNi−Ti合金であり、非常に硬く脆いため、小さな外力が加わるだけでクラックが入りやすい。また、ろう凝固部とステンレス鋼との界面にも硬く脆い金属間化合物が形成されるため、接合部の強度は極めて弱い。そのため、ろう凝固部(ろう付け部)において強度的な信頼性が著しく劣るということが分かった。
そこで、本発明の目的は、ろう付け前のろう層の組成を工夫することで、ろう付け後のろう凝固部の強度及び耐食性の向上を図ったろう付け用複合材及びそれを用いたろう付け製品を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、基材の表面にろう層を有するろう付け用複合材であって、上記ろう層に含まれるNi成分の重量をW1とし、上記ろう層に含まれるNi成分とTi成分との重量の総和をW2としたとき、W1/W2が0.58〜0.68であるものである。
上記ろう層は、上記基材側から順にNi又はNi合金、Ti又はTi合金、Fe又はFe合金を積層してなってもよい。
上記ろう層は、Feが10〜40mass%含有されたものであってもよい。
上記基材は、ステンレス鋼であってもよい。
また、本発明に係るろう付け製品は、上記ろう付け用複合材同士、あるいは上記ろう付け用複合材と他の鋼材とをろう層にてろう付けしてなる製品であって、ろう付け後に凝固したろう凝固部は、Fe:20〜50mass%、Ti:15〜25mass%、Ni:25〜45mass%、Cr:1〜15mass%であるものである。
上記鋼材は、耐食性鋼材であってもよい。
上記ろう付けを、真空中で行って成ってもよい。
本発明によれば、ろう付け前のろう層中のNi成分、Ti成分の重量比を工夫したので、ろう付け後のろう凝固部の強度及び耐食性が向上する。特に、ろう凝固部の組成を請求項6の組成とすることで、ろう凝固部にクラックが入りにくく高い接合強度を発揮できると共に、高い耐食性を発揮できる。よって、強度及び耐食性が要求される熱交換器や燃料電池用各部材等を製造するために用いるものとして好適なものとなる。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本実施形態に係るろう付け用複合材1の横断面を模式的に表した説明図である。このろう付け用複合材1は、ステンレス鋼からなる基材2の表面に、ろう材を構成するろう層3をクラッド(積層)して構成される。ろう層3は、基材2側から順に、Ni又はNi合金からなるNi層3a、Ti又はTi合金からなるTi層3b、Fe又はFe合金からなるFe層3cを、積層して構成されている。
本実施形態の特徴とするところは、上記ろう層3に含まれるNi成分、Ti成分の重量比を次のように工夫した点にある。すなわち、上記ろう層3中のNi成分の重量をW1とし、上記ろう層3中のNi成分の重量とTi成分の重量との総和をW2としたとき、W1/W2が0.58〜0.68となるように調整してろう層3を構成している。また、上記ろう層3中におけるFeの比率を、10〜40mass%に調整している。
かかるろう付け用複合材1のろう層3の最外層であるFe層3cに、ステンレス鋼材等の耐食性鋼材からなる被ろう付け材4(図2参照)が接触され、その状態でろう付けのための熱処理が施される。これにより、ろう層3が溶融し、基材2にろう凝固部5を介して被ろう付け材4がろう付けされる。ろう付け熱処理条件は、例えば、ろう付け温度が1150℃、ろう付け時間が15min であり、真空中(真空度1.0×10-3Pa)で処理する。
図2は、上記ろう付け熱処理を施した後の(ろう付け後の)ろう付け部分の様子を示す図である。図示するように、ろう付け用複合材1の基材2(ステンレス鋼)と被ろう付け材4(ステンレス鋼)との間に、ろう凝固部5が形成されている。
ろう凝固部5は、上記熱処理によって溶融したろう層3のNi、Ti及びFeに、基材2(ステンレス鋼)からFe及びCr成分が拡散浸入することで、Fe:20〜50mass%、Ti:15〜25mass%、Ni:25〜45mass%、Cr:1〜15mass%の組成となる。この組成は、ろう付け前のろう層3中のNi成分、Ti成分及びFe成分の比率等を前述のように工夫したことで得られるものである。
これにより、ろう凝固部5にクラックが入りにくく高い接合強度を発揮できると共に、高い耐食性を発揮できる。よって、図1に示すろう付け用複合材1は、強度及び耐食性が要求される熱交換器(例えば排気ガス再循環装置用クーラ、燃料電池改質器用クーラ)や燃料電池用各部材等を製造するために用いるものとして好適となる。
なお、ろう層3の最外層を成すFe層3cは、ろう付け時に、被ろう付け材4であるステンレス鋼からろう凝固部5へのFe成分の供給を低減させ、ステンレス鋼の反応侵食による被ろう付け材4の板厚減少を抑制する機能を果たす。
ろう凝固部5中のFe成分が20mass%未満であると、ろうの融点が上昇し、ろうの湯流れが阻害される。また、ろう凝固部5中のFe成分が50mass%を超えると、十分な耐食性が得られなくなる。このため、ろう凝固部5中のFe成分は、20〜50mass%、望ましくは25〜50mass%、より望ましくは25〜45mass%がよい。
ろう凝固部5中のTi成分が15mass%未満であると、十分な耐食性を維持できず、25mass%を超えると、ろう全体の融点が上昇し、ろうの湯流れが阻害される。このため、ろう凝固部5中のTi成分は、15〜25mass%、望ましくは15〜23mass%、より望ましくは18〜23mass%がよい。
ろう凝固部5中のNi成分が25mass%未満又は45mass%を超えると、ろう全体の融点が上昇し、ろうの湯流れが阻害される。このため、ろう凝固部5中のNi成分は、25〜45mass%、望ましくは27〜45mass%、より望ましくは27〜42mass%がよい。
ろう凝固部5中のCr成分が1mass%未満であると、十分な耐食性を維持できず、15mass%を超えると、均一に拡散せず、耐食性にばらつきが生じる。このため、ろう凝固部5中のCr成分は、1〜15mass%、望ましくは5〜12mass%、より望ましくは7〜12mass%がよい。
また、ろう付け熱処理時の真空度は、1.0×10-2Pa以下(本実施形態では1.0×10-3Pa)が望ましい。1.0×10-2Paを超えると、高温時にろう表面に拡散分布するTiが雰囲気の微量な酸素、窒素及び炭素と反応し、ろう表面に反応物が形成されるため、ろうの溶融が妨げられるからである。
上記ろう付け用複合材1の実施例、比較例及び従来例を説明する。
(実施例1)
実施例1に係るろう付け用複合材(以下複合材)は次のように作製される。先ず板厚0.34mmのコイル状鉄板、板厚2.0mmのコイル状純チタン板、板厚1.67mmのコイル状ニッケル板を重ね合わせ、合計三層の構造とし、熱間圧延を行い板厚0.3mmのクラッド板を得る。引き続きこのクラッド板を冷間圧延し、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げる。
このクラッド板をステンレス条(SUS304、板厚1.5mm)に圧延法によりクラッドし、冷間圧延を行い、厚さ0.5mmの複合材を作製する。この複合材は、上記ステンレス条の部分が基材2となり、上記三層のクラッド板の部分がろう層3となる(以下同じ)。
(実施例2)
先ず板厚0.76mmのコイル状鉄板、板厚2.0mmのコイル状純チタン板、板厚1.67mmのコイル状ニッケル板を重ね合わせ、合計三層の構造とし、熱間圧延を行い板厚0.3mmのクラッド板を得る。引き続きこのクラッド板を冷間圧延し、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げる。
このクラッド板をステンレス条(SUS304、板厚1.5mm)に圧延法によりクラッドし、冷間圧延を行い、厚さ0.5mmの複合材を作製する。
(比較例1)
先ず板厚0.12mmのコイル状鉄板、板厚2.0mmのコイル状純チタン板、板厚1.02mmのコイル状ニッケル板を重ね合わせ、合計三層の構造とし、熱間圧延を行い板厚0.3mmのクラッド板を得る。引き続きこのクラッド板を冷間圧延し、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げる。
このクラッド板をステンレス条(SUS304、板厚1.5mm)に圧延法によりクラッドし、冷間圧延を行い、厚さ0.5mmの複合材を作製する。
(比較例2)
先ず板厚0.26mmのコイル状鉄板、板厚2.0mmのコイル状純チタン板、板厚1.02mmのコイル状ニッケル板を重ね合わせ、合計三層の構造とし、熱間圧延を行い板厚0.3mmのクラッド板を得る。引き続きこのクラッド板を冷間圧延し、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げる。
このクラッド板をステンレス条(SUS304、板厚1.5mm)に圧延法によりクラッドし、冷間圧延を行い、厚さ0.5mmの複合材を作製する。
(従来例1)
先ず板厚0.51mmのコイル状ニッケル板、板厚2.0mmのコイル状純チタン板、板厚0.51mmのコイル状ニッケル板を重ね合わせ、合計三層の構造とし、熱間圧延を行い板厚0.3mmのクラッド板を得る。引き続きこのクラッド板を冷間圧延し、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げる。
このクラッド板をステンレス条(SUS304、板厚1.5mm)に圧延法によりクラッドし、冷間圧延を行い、厚さ0.5mmの複合材を作製する。
(従来例2)
先ず板厚0.45mmのコイル状ニッケル板、板厚2.0mmのコイル状純チタン板、板厚0.45mmのコイル状ニッケル板を重ね合わせ、合計三層の構造とし、熱間圧延を行い板厚0.3mmのクラッド板を得る。引き続きこのクラッド板を冷間圧延し、板厚0.15mmのクラッド板に仕上げる。
このクラッド板をステンレス条(SUS304、板厚1.5mm)に圧延法によりクラッドし、冷間圧延を行い、厚さ0.5mmの複合材を作製する。
以上の実施例、比較例及び従来例の条件にて得られたろう付け用複合材1を10mm×15mmの板片として切り出し、図3に示すように、その板片(複合材1)の両端のろう層3に被ろう付け材4として二枚のステンレス鋼板(SUS304、それぞれ15mm×50mm×3mm)を架橋するように配置し、ろう付け熱処理を行った。
このとき、複合材1と二枚の被ろう付け材4(ステンレス鋼板)との接触部分は、それぞれ15mm×3mmとした。また、ろう付け熱処理は、雰囲気として真空(2.0×10-3Pa)、ろう付け温度1150℃、ろう付け時間15min として行った。
こうしてろう付けされたものを供試材として、引張試験を行った結果、供試材は全てろう材の部分(ろう凝固部5)で破断した。
表1に、実施例、比較例及び従来例の複合材のろう付け前のろう層3の構成、ろう付け後のろう凝固部5の組成、上記供試体を用いた引張試験で得られた引張強度を示す。
Figure 2005329440
比較例、従来例では、引張試験時にろう凝固部5に容易にクラックが入るため引張強度が低いが、実施例では比較例及び従来例の約3〜6倍の強度を発揮している。
複合材1のろう層3は、ろう層3中のNiの重量をW1とし、ろう層3中のNi成分の重量とTi成分の重量との総和をW2とすると、実施例1がW1/W2=0.62、実施例2がW1/W2=0.63となっており、請求項1のW1/W2=0.58〜0.68を満たしている。
また、ろう層3中のFe重量比率は、実施例1が10mass%、実施例2が20mass%であり、請求項4の10〜40mass%を満たしている。また、ろう凝固部5の組成は、実施例1、2とも、請求項6の条件を満たしている。また、実施例1、2は、その他の請求項2、3、5、7及び8の条件を満たすことは明らかである。
次に、同様に作製した供試材を用いて、ろう凝固部5の模擬凝縮水浸漬試験を行った。試験に使用した溶液の成分は、自動車規格JASO M611−92「自動車用マフラー内部腐食試験方法」のA法の試験液に準じた。溶液温度は80℃、浸漬時間は1000hとした。表2に試験液の各成分濃度を示す。
Figure 2005329440
試験の結果、実施例、比較例及び従来例すべてのろう凝固部5は、純銅と比較して耐食性が良好であった。
上述のように、実施例1、2によれば、基材2の表面に三種類かつ三層の金属層で構成されたろう層3を設けたろう付け加工用複合材1において、高い接合強度及び耐食性を有する複合材1(ろう付け加工用熱処理材)を提供できる。よって、実施例1、2は、強度及び耐食性が要求される熱交換器(例えば排気ガス再循環装置用クーラ、燃料電池改質器用クーラ)や燃料電池用各部材等を製造するために用いるものとして好適なものとなる。
なお、本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えばろう層を基材の片面ではなく両面に設け、これをろう付け用複合材としてもよい。また、基材を構成するステンレス鋼としては、オーステナイト系、フェライト系、又はマルテンサイト系のいずれであってもよい。さらに、ろう付け用複合材1同士を互いのろう層3にてろう付けし、これをろう付け製品としてもよい。
本発明の好適実施形態に係るろう付け用複合材の横断面図である。 上記複合材と他の鋼材とをろう付けした後の横断面図である。 上記複合材を用いた引張試験用の供試体の説明図である。
符号の説明
1 ろう付け用複合材
2 基材(ステンレス鋼)
3 ろう層
3a Ni又はNi合金からなるNi層
3b Ti又はTi合金からなるTi層
3c Fe又はFe合金からなるFe層
4 被ろう付け材としてのステンレス鋼
5 ろう凝固部

Claims (7)

  1. 基材の表面にろう層を有するろう付け用複合材であって、上記ろう層に含まれるNi成分の重量をW1とし、上記ろう層に含まれるNi成分とTi成分との重量の総和をW2としたとき、W1/W2が0.58〜0.68であることを特徴とするろう付け用複合材。
  2. 上記ろう層は、上記基材側から順にNi又はNi合金、Ti又はTi合金、Fe又はFe合金を積層してなる請求項1記載のろう付け用複合材。
  3. 上記ろう層は、Feが10〜40mass%含有されたものである請求項1又は2記載のろう付け用複合材。
  4. 上記基材は、ステンレス鋼である請求項1から3いずれかに記載のろう付け用複合材。
  5. 請求項1から4いずれかに記載のろう付け用複合材同士、あるいは上記ろう付け用複合材と他の鋼材とをろう層にてろう付けしてなる製品であって、ろう付け後に凝固したろう凝固部は、Fe:20〜50mass%、Ti:15〜25mass%、Ni:25〜45mass%、Cr:1〜15mass%であることを特徴とするろう付け製品。
  6. 上記鋼材は、耐食性鋼材である請求項5記載のろう付け製品。
  7. 上記ろう付けを、真空中で行って成る請求項5又は6記載のろう付け製品。
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