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JP2005324450A - 画像形成装置および情報処理装置およびジョブ表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

画像形成装置および情報処理装置およびジョブ表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

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JP2005324450A JP2004145033A JP2004145033A JP2005324450A JP 2005324450 A JP2005324450 A JP 2005324450A JP 2004145033 A JP2004145033 A JP 2004145033A JP 2004145033 A JP2004145033 A JP 2004145033A JP 2005324450 A JP2005324450 A JP 2005324450A
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Abstract

【課題】 画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目はマスクして表示することである。
【解決手段】 各ジョブ処理要求者がパネル206から表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定すると、認証ソフトウエア215がジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者の認証後、装置制御ソフトウエア212が各ジョブ処理要求者の属性を判別し、該判別結果と設定される表示規則とに基づき、記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめてパネル206に表示する構成を特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段を備える画像形成装置および情報処理装置およびジョブ表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
従来、印刷装置と複数のコンピュータがLAN(Local Area Network)に接続され、互いに通信を行う環境下においては、印刷装置は複数のコンピュータから印刷ジョブを受信し、印刷を行うといったシステムが存在していた。この場合、複数の利用者がそれぞれのパーソナルコンピュータにプリンタドライバをインストールして、印刷ジョブを印刷装置に送信することにより、印刷装置はそれぞれ受信したジョブを処理して印刷を行う。
また、印刷装置には履歴の保持機能を持つ装置が少なくない。例えば印刷装置が受信した印刷ジョブは、印刷ジョブの処理日時、ジョブ名、印刷部数、といった情報が印刷装置の記憶装置内に保存されており、印刷装置の管理者や一般利用者が閲覧することが可能になっている。
これにより、自分が送信した印刷ジョブの出力確認や、管理者が印刷装置を管理することが可能になっている。さらに、履歴情報の中で特定の情報のみを表示するといった履歴の表示編集機能が備わった印刷装置も存在している。
例えば、下記特許文献1においては、画像形成システムにおけるサーバで管理されているジョブについて、ジョブの順序を並べ替えて表示したり、ある選択条件(キーワード)によって選択されたジョブだけを表示したりすること、或いはそれらを一斉に選択して同じ処理が施せることで、操作性に優れたシステムを提供可能とした画像形成システム、ジョブ表示制御方法、ジョブリリース制御方法、といった技術が存在した。
特開2002−7079号公報
しかしながら、従来の印刷装置は上記のように構成されているので、内容の設定は全利用者に対して有効であるため、他の利用者には見せたくない情報が表示されてしまったり、また自分が確認したい履歴情報の表示が行われないといった欠点が存在した。また表示を隠した履歴情報は管理者に対しても有効であるため、管理者が印刷装置の管理を行う上での弊害になっていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の第1の目的は、各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則が設定されると、ジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者の認証後、各ジョブ処理要求者の属性を判別し、該判別結果と設定される表示規則とに基づき、記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示することにより、画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目はマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる画像形成装置およびジョブ表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
本発明の第2の目的は、情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則が設定されると、ジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者の認証後、各ジョブ処理要求者の属性を判別し、該判別結果と設定される表示規則とに基づき、記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示することにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目はマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる画像形成装置およびジョブ表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
本発明の第3の目的は、情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則が設定されると、ジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者の認証後、各ジョブ処理要求者の属性を判別し、該判別結果と設定される表示規則とに基づき、記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて情報処理装置側のブラウザによる画面上で表示することにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる画像形成装置およびジョブ表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
本発明の第4の目的は、ジョブ処理要求時に前記所定の設定画面によりジョブ処理要求者を特定するための認証情報を入力し、該入力される認証情報に基づく認証後、所定の設定画面により各ジョブ処理要求者が前記画像形成装置の操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定すると、ブラウザは、前記設定される表示規則に従って前記画像形成装置で決定されているジョブ処理履歴情報を取得して各要求者のジョブ処理履歴を前記所定の設定画面上に異なる態様で表示することにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる情報処理装置およびジョブ表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、以下の特徴的構成を備える。
異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段を備える画像形成装置であって、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と、各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段と、前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証手段と、前記認証手段により要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果と前記設定手段により設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御手段とを有することを特徴とする。
また、異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバとを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置であって、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段と、前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証手段と、前記認証手段により要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果と前記設定手段により設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御手段とを有することを特徴とする。
さらに、異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバとを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置であって、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段と、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証手段と、前記認証手段により要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別手段とを備え、
前記ウエブサーバは、前記判別手段による判別結果と前記設定手段により設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面に表示可能とすることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置は、以下の特徴的構成を備える。
画像形成装置が備えるサーバ機能により取得される所定の設定画面情報を取得してブラウザを介して表示手段に表示可能な情報処理装置であって、ジョブ処理要求時に前記所定の設定画面によりジョブ処理要求者を特定するための認証情報を入力する入力手段と、前記入力される認証情報に基づく認証後、所定の設定画面により各ジョブ処理要求者が前記画像形成装置の操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段とを備え、前記ブラウザは、前記設定手段により設定される表示規則に従って前記画像形成装置で決定されているジョブ処理履歴情報を取得して各要求者のジョブ処理履歴を前記所定の設定画面上に異なる態様で表示することを特徴とする。
本発明に係るジョブ表示制御方法は、以下の特徴的構成を備える。
異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段とを備える画像形成装置におけるジョブ表示制御方法であって、各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップと、前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証ステップと、前記認証ステップにより要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別ステップと、前記判別ステップによる判別結果と前記設定ステップにより設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御ステップとを有することを特徴とする。
さらに、異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバとを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置におけるジョブ表示制御方法であって、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップと、前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証ステップと、前記認証ステップにより要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別ステップと、前記判別ステップによる判別結果と前記設定ステップにより設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御ステップとを有することを特徴とする。
また、異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバと、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段とを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置におけるジョブ表示制御方法であって、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップと、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証ステップと、前記認証ステップにより要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別ステップとを備え、前記ウエブサーバは、前記判別ステップによる判別結果と前記設定ステップにより設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面に表示可能とすることを特徴とする。
さらに、画像形成装置が備えるサーバ機能により取得される所定の設定画面情報を取得してブラウザを介して表示手段に表示可能な情報処理装置におけるジョブ表示制御方法であって、ジョブ処理要求時に前記所定の設定画面によりジョブ処理要求者を特定するための認証情報を入力する入力ステップと、前記入力される認証情報に基づく認証後、所定の設定画面により各ジョブ処理要求者が前記画像形成装置の操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップとを備え、前記ブラウザは、前記設定ステップにより設定される表示規則に従って前記画像形成装置で決定されているジョブ処理履歴情報を取得して各要求者のジョブ処理履歴を前記所定の設定画面上に異なる態様で表示することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目はマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
また、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目はマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
さらに、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
さらに、本発明に係る情報処理装置によれば、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す印刷装置、情報処理装置を適用可能な印刷システムの一例を示すブロック図である。
図1において、印刷装置101はネットワークインタフェースを備えたMFP(Multi Function Peripheral)であり、ネットワーク経由で印刷ジョブを受信したり、使用者が端末装置上で動作するアプリケーションソフトを使用することによって印刷装置101の情報の参照や設定が可能である。印刷装置101の詳細な構成に関しては、図2を用いて後述する。
LAN104は一般的にいわれるところのLAN(Local Area Network)であり、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))であるものとする。
パーソナルコンピュータ102、107は一般的なパーソナルコンピュータであるものとし、ユーザが事務処理や計算処理などオフィス業務を処理するために使用されているものであり、所定のOSの下で、インストールされているアプリケーションを実行することで、種々のデータ処理(文書処理、表計算処理、グラフィック処理等)を実行する。
パーソナルコンピュータ102には印刷装置101の制御プログラムであるところのプリンタドライバが記憶装置内にインストールされており、後述の履歴設定や操作者情報の入力を行うための各種のUI画面を表示させる制御も実行可能である。パーソナルコンピュータ102の詳細な構成に関しては、図3を用いて後述する。
また、印刷装置101、パーソナルコンピュータ102及び107や後述のファイアウォール106は全てネットワークインタフェースカード(NIC)によってLAN104に接続される。LAN104に接続される各端末や各印刷装置はイーサネット(登録商標)ケーブルやハブ(HUB)などを介して接続される。
なお、ここでのLAN104の種別はイーサネット(登録商標)であるが、これは限定されるものではなく、一般的にLANを形成するものであればよい。例えばトークンリング(TokenRing)などであってもよい。
インターネット105は一般的にいわれるところのインターネット(Internet)そのものであり、TCP/IP(Tranport Control Protocol/Internet Protocol)によるパケット通信をベースとするネットワークプロトコルによって、世界中のコンピュータを相互接続可能とするネットワーク通信網であり、以下、ネットワークの総称としてインターネットと呼ぶ。
なお、ローカルなLANを相互接続した形態をとっており、インターネット105に参加する世界のユーザ同士がコンピュータを介して相互に通信できるようにしているため、インターネット105はネットワークのネットワークと呼ばれ、そのセキュリティの必要性から特定のアクセスからの被害を防御するためにファイアウォール106が設けられる場合があり、ファイアウォール106は外部(インターネット105)からの不正なパケットをLAN104内に送るのを防ぐために所定のレベルで制限が設定可能に構成されている。
また、こここで、一般的なファイアウォールとは、組織内部のローカルなネットワークとその外部に広がるInternetとの間に、外部からの不正なアクセスを防ぐ目的で設置されるルータやホストコンピュータ、またはその機能的役割のことである。その名前の由来は火の手を防いで延焼を食い止める「防火壁(Firewall)」に因んでいる。
さらに、機能的には、組織内外からの通信要求をすべて捕捉し、恣意的に通過させたり禁止したりすることによって、必要なサービスだけをユーザに提供しつつ、セキュリティを確保する。
ただし、ファイアウォールの構築方法には特に決まった形式があるわけではなく、その組織のセキュリティに対するポリシー(方針)によって大きく異なる。一般的には、セキュリティを強化するとユーザに提供できるサービスが限定されたり制限を受けたりする。
逆に、インターネットのサービスを比較的自由に使えるようにすると、その分安全性は当然に低下する。必要なサービスだけを恣意的に通過させる方法として、アプリケーションゲートウェイ(Proxy)、サーキットレベルゲートウェイ、パケットフィルタの3種類があるが、実際のシステムではこれらを柔軟に組み合わせて安全性の高いファイアウォールシステムを構築している。
本実施形態でのファイアウォール106の役割は、どのような種類のIPパケットをLAN104への進入を禁止するかを規定するデータが書き込まれるファイル(フィルタ設定ファイル)を有しており、このフィルタ設定ファイルで、LAN104への進入が禁止された種類のIPパケットがインターネット105側から送信されてきたときに、そのIPパケットを廃棄して保護すべきLAN104への進入を阻止する。
そして、フィルタ設定ファイルで、LAN104への進入が禁止されていないIPパケットが送信されてきたときには、それをLAN104に転送する。ネットワーク管理デバイス103は、LAN104及びLAN104に接続される各種の装置を管理する管理者が使用するパーソナルコンピュータであり、ネットワーク管理デバイス103の操作者はネットワーク管理デバイス103を用いて印刷装置101の管理を行っている。パーソナルコンピュータの構成に関する詳細な説明は本実施形態では割愛するが、そのハードウェア及びソフトウエア構成は一般的に使用されているものであるものとし、例えば表計算ソフトウエアやワードプロセッサソフトウェアといったソフトウエア群がインストールされているものとする。
次に、印刷装置101の構成について、主にコントローラ部の詳細を説明する。
図2は、図1に示した印刷システムにおける印刷装置の制御構成を説明ブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
上述のような印刷装置101の主なる構成は、例えば図2に示すように、デバイス全体の動作制御を司るCPU201と、CPU201での動作制御のための各種プログラムやデータ等が格納されるROM202と、CPU201の主メモリや作業用エリア等を含むRAM203と、デバイス機能(プリンタ機能やコピー機能等)のエンジン204と、エンジン204の駆動を制御するエンジンコントローラ205と、ユーザから各種操作指示を受け付けたり種々の情報を表示するパネル206と、パネル206での入出力をコントロールしたりパネル206を管理するパネルコントローラ207と、各種プログラムやデータを記憶するためのハードディスクドライブ208とを備える。
なお、ハードディスクドライブ208に保持されるデータやプログラムに関しての詳細な説明は後述する。
また、印刷装置101は、ハードディスクドライブ208とのアクセスを制御するディスクコントローラ209と、不揮発性RAM210と、LAN104を介して他の端末や印刷装置と双方向にデータをやりとりするためのネットワークインタフェースカード211とを備えている。
前述のハードディスクドライブ208はCPU201によって実行されるプログラムや各プログラムによって使用されるデータが格納されている。本実施形態において、ハードディスクドライブ208に格納されている主なプログラムやデータには以下のものが挙げられる。
装置制御ソフトウエア212は、印刷装置101の複合機としての動作を実現するための制御を行うためのソフトウエア群である。
OS部213は、印刷装置101のオペレーティングシステムであり、装置制御ソフトウエア212や後述の認証ソフトウエア215やWebサーバソフトウェア216などといったソフトウエア群はOS部213上で動作して、装置制御ソフトウエア212によってコントロールされるものとする。
本実施形態で使用されるOS部213で使用されるオペレーティングシステムとは、一般的な複合機やコントローラが使用すると予想されるVxWorksやLinuxを想定している。
また、履歴テーブル214は、印刷装置101の操作履歴やジョブ履歴が記録されたデータであり、各利用者の履歴が更新可能に保存されている。なお、履歴テーブル214の詳細な構成に関しては後述する。
認証ソフトウエア215は、印刷装置101を使用する利用者の認証を所定の手順に従って行い、許可されていない利用者に印刷装置101の使用をさせないものとし、認証された利用者に関しても利用者によって印刷装置101の機能を制限するといった機能が備わっている。
また、認証ソフトウエア215によって認証済みとなった各利用者の履歴は履歴テーブル214にそれぞれ記録される。Webサーバソフトウェア216は、HTMLファイル(Hyper Text Markup Languageファイル)や画像などの情報を蓄積しておき、Webブラウザなどのクライアントソフトウェアの要求に応じて、インターネットなどのネットワークを通じて、これらの情報を送信する役割を果たす。
なお、本実施形態では、認証ソフトウエア215が入力されるパスワードとIDから利用者か否か、あるいは利用者が管理者か否かを判断する処理について説明するが、他の認証処理(例えば指紋認証、角膜認証、顔特徴認証等)による認証処理であっても本発明に適用可能である。
さらに、任意のネットワークノードからアクセスされた利用者に対して認証を行う機能が備わる。また、印刷装置101の履歴の表示が可能であるものとする。
スキャナ217は、印刷装置101のスキャナ部であり、紙文書をスキャンして電子データ化する機能処理(所定の電子文書形式(PDF形式))に変換される場合を含む)を行う。そして、電子データ化されたドキュメントはコピーされたり、各ネットワークプロトコルを用いてネットワーク上の装置やパーソナルコンピュータに送信される。
なお、本実施形態に於いてはその説明を省略するが、印刷装置101が動作するための他のソフトウエアについても、ハードディスクドライブ208に保持されているものとする。例えば、データ伸張処理を司るソフトウエアなどが存在するが、本実施形態ではそれらは装置制御ソフトウエア212に含まれるものとする。
次に、印刷ジョブの送信側となるパーソナルコンピュータ102の構成について説明する。
図3は、図1に示した印刷システムにおける印刷装置の制御構成を説明ブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。なお、上述のような図1に示したパーソナルコンピュータ102、107は、例えば図3に示すような構成により、電子メールを送信可能な構成になされている。
図3に示すパーソナルコンピュータ102は、パーソナルコンピュータ全体の動作制御を司るCPU301と、CPU301での動作制御のための各種プログラムやデータなどが格納されるROM302と、CPU301の主メモリや作業エリアなどを含むRAM303と、マウス306と、マウス306からの指示入力を制御するマウスコントローラ305と、キーボード308と、キーボード308やポインティングデバイス(図示せず)からの指示入力を制御するキーボードコントローラ307と、CRTディスプレイ310と、CRTディスプレイ310の表示を制御するCRTコントローラ309と、各種プログラムやデータ(ブートプログラム、種々のアプリケーション、プリンタドライバ、ポートモニタ、など)を記憶するためのハードディスクドライブ313及びフロッピー(登録商標)ディスクドライブ313と、ハードディスクドライブ313及びフロッピー(登録商標)ディスクドライブ313とのアクセスを制御するディスクコントローラ311と、LAN104を介して印刷装置101や他のパーソナルコンピュータ或いはネットワーク管理デバイス103(前記図1参照)と双方向にデータをやりとりするためのネットワークインタフェースカード314とを備えており、これらの各構成部は、システムバス304を介して互いに通信可能なように接続されている。
ハードディスクドライブ313には、Webブラウザ315A、電子メールソフトウエア315Bが格納されており、後述のオペレーティングシステム316にインストールされている形態である。このWebブラウザ315AはWebページを閲覧するためのアプリケーションソフトである。
例えば図1に示したインターネット105からHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどをダウンロードし、レイアウトを解析して表示・再生する。
また、フォームを使用してユーザがデータを所定のURLのWebサーバに送信したり、各種のコンピュータ言語によって記述されたアプリケーションソフトを動作させたりすることも可能である。
また、ハードディスクドライブ313には、オペレーティングシステム316がインストールされている。本実施形態で使用されるオペレーティングシステム316で使用されるオペレーティングシステムとは、一般的なパーソナルコンピュータやワークステーションが使用すると予想される、例えばMicroSoft(登録商標)社のWindows(登録商標)やLinuxを想定しているが、これに限定されるものではない。
プリンタドライバ317は印刷装置101に印刷ジョブを送信するためのプリンタドライバソフトウェアである。そして、プリンタドライバ317には、パーソナルコンピュータ102上で動作する様々なアプリケーションデータを印刷装置が解読可能なデータ形式(Page Description Language)に変換するというプリンタドライバ本来の機能のほかに、印刷装置101と双方向通信を行い、印刷装置101の各種の情報を取得して利用者に表示したり、また利用者が印刷装置101を使用するための認証情報の入力を行ったりといった機能を有している。
プリンタドライバ317の機能における特徴及びGUI(Graphical User Inerface)の例に関しては後述する。
図4は、本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したパーソナルコンピュータ102の利用者がアプリケーションで開いているデータをプリンタドライバ317経由で送信する際に、認証データの入力と、他の利用者への履歴の表示設定を行う際のデータ処理手順に対応する。なお、Step401〜Step404は各ステップを示す。
なお、本処理の前提条件として、パーソナルコンピュータ102の利用者は、図3に示したオペレーティングシステム316を操作して、任意のアプリケーションプログラムを起動し、所望のデータの編集を行っているものとする。その状態から、編集中のデータの印刷の実行を行うことを考える。
まず、Step401にて、利用者はアプリケーションプログラムを操作して、データの印刷処理の実行を支持する操作を行う。印刷実行の指示がなされると、オペレーティングシステム316は印刷装置101に関連付けられたプリンタドライバ317を起動する。
ユーザは、プリンタドライバ317が提供するGUIから、印刷装置101の利用者認証を行うための利用者認証設定画面(後述する図5参照)をCRT310上に開く。印刷装置101を使用する利用者は、まず利用者IDとパスワードをパネル206またはネットワーク経由により入力して認証されなければ印刷装置101を使用することはできない。
そのため、パーソナルコンピュータから印刷指示を行う際には、プリンタドライバ317上で利用者IDとパスワードの入力を行う必要がある。プリンタドライバ上で入力された利用者IDとパスワードは印刷装置101に送信され、印刷装置101内で認証が行われる。ここでは、利用者は利用者IDとパスワードとして以下の文字列を入力したものとする。例えば、IDは「XXXX」で、パスワードは「YYYY」であるものとする。
なお、印刷装置101のハードディスクドライブ208内の所定領域には予めパーソナルコンピュータ102の利用者及びネットワーク管理者及び其の他の利用者の利用者IDとパスワードが登録されているものとする。
図5は、図3に示したCRT310に表示される印刷設定画面の一例を示す図であり、図3に示したプリンタドライバ317が提供する利用者認証IDとパスワードの設定画面例である。
図5において、利用者は項目501に利用者IDを入力し、項目502にパスワードをキーボード308等を操作して入力する。ユーザが認証情報の入力を行ったら、次にStep402に進み、後述する図6に示す設定画面をCRT310上に表示した状態で、印刷に関する各履歴を他の利用者に表示するか否かをキーボード308等を操作して設定する。
図6は、図3に示したCRT310に表示される印刷設定画面の一例を示す図であり、図3に示したプリンタドライバ317が提供する履歴表示の設定画面例である。
図6において、各チェックボックスは、各履歴情報を他の利用者に表示するか否かの設定を行うためのもので、パーソナルコンピュータ102の利用者がこれらのチェックボックスにチェックを行った場合には、その項目は他の利用者が印刷装置の履歴を閲覧した場合に可視状態となる。
また、パーソナルコンピュータ102の利用者がこれらのチェックボックスにチェックを行わない場合には、その項目は他の利用者が印刷装置の履歴を閲覧した場合には不可視となる。
特に、チェックボックス601は、ドキュメント名の設定であり、履歴にドキュメント名を記載するか否かの設定を行うことが可能である。本実施形態においてはチェックは行わないものとする。
チェックボックス602は、ユーザ名の設定であり、履歴にユーザ名を記載するか否かの設定を行うことが可能である。本実施形態においてはチェックを行うものとする。チェックボックス603は、日時の設定であり、履歴に日時を記載するか否かの設定を行うことが可能である。本実施形態においてはチェックを行うものとする。
また、チェックボックス604は、部数の設定であり、履歴に印刷部数を記載するか否かの設定を行うことが可能である。本実施形態においてはチェックは行わないものとする。さらに、チェックボックス605は、出力色の表示設定であり、表示を行う場合にはカラー印刷または白黒印刷の情報が表示される。
また、チェックボックス606は、印刷結果の設定であり、履歴に印刷結果を記載するか否かの設定を行うことが可能である。本実施形態においてはチェックを行うものとする。
なお、Step401の認証情報の入力と、Step402の履歴表示設定の順序は逆になってもよいものとする。次に、Step403において、プリンタドライバ317はアプリケーションデータをPDLデータに変換する処理を行う。
ここで、PDLとは、ページプリンタにおいて、ページイメージを作成するためのプリンタ制御コード(言語)、単純な文字印字のほか、図形描画などの機能が拡張されている。代表的なページ記述言語としてはPostScript(登録商標)、LIPS(登録商標)などがある。
プリンタドライバ317は、アプリケーションデータ部をPDLデータに変換し、Step401でユーザが入力した認証情報と、Step402でユーザが入力した履歴表示情報とをカプセル化して、一つの印刷ジョブとして印刷装置101に送信する機能処理を担っている。
そして、Step404はパーソナルコンピュータ102が印刷装置101に印刷ジョブを送信して、処理を終了する。
なお、パーソナルコンピュータ102内のソフトウエアについて図7を参照して説明する。
図7は、図2に示したパーソナルコンピュータ102内のソフトウエアの階層構造を説明する図である。
図7において、アプリケーション701が持つデータは、ドライバ702に渡される。そして、ドライバ702によってPDL化されたデータはスプーラ703に格納される。ここで、スプーラとは、データを一時的に格納して、次の処理のために保持するためのメモリ領域である。
ポートモニタ704は、スプーラ703から渡されたPDLデータをポートを通じて印刷装置101に送信する部分である。ポートモニタ704はオペレーティングシステム316のインタフェースを使用して印刷プロトコルのポートを作成し、印刷装置101にカプセル化されたデータを送信する。705はオペレーティングシステムである。
なお、ここでの印刷プロトコルとは、LPD(Line Printer Daemon)やSMB(Server Message(登録商標) Block)などのことである。この処理により、パーソナルコンピュータ102上でアプリケーションを操作する利用者が印刷装置101に印刷指示を行う際の処理は終了となる。
図8は、本発明に係る印刷装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示した印刷装置101がパーソナルコンピュータ102から印刷ジョブを受信した際の、印刷ジョブの認証処理とその後の印刷処理手順に対応する。なお、Step801〜Step806は各ステップを示し、各Stepは、CPU201がROM202に記憶される制御プログラムを読み出して実行することにより実現される。
先ず、Step801では、印刷装置101がネットワーク経由で印刷ジョブをパーソナルコンピュータ102より受信する。具体的には、印刷装置101内の装置制御ソフトウエア212は各印刷サービスが動作しており、印刷クライアントと通信を行い印刷ジョブを受信することが可能である。
ここでは、印刷装置101はパーソナルコンピュータ102が図4に示したStep404において送信した印刷ジョブを受信したものとする。
次に、Step802で、印刷装置101の装置制御ソフトウエア212は、受信した印刷ジョブのデータを解析して、認証データ部分、履歴設定部分、PDL部分の抜き出し処理を行う。ここで、装置制御ソフトウエア212は履歴設定部分の抜き出しを行い、RAM303上に確保される記憶領域に一時保存する。
次に、Step803で、装置制御ソフトウエア212は印刷ジョブ中の認証データが記載されている部位の抜き出しを行い、印刷ジョブ中の利用者IDが、印刷装置101に登録済みで認証に成功したか否かの判断処理を行う。
ここで、印刷ジョブ中の利用者IDが印刷装置101に登録されていなかった場合には、認証失敗となり、利用者に印刷装置101を使用する許可がされない状態となる。そのため印刷ジョブの処理の続行も不可能となり、本処理は終了となる。
一方、Step803で、装置制御ソフトウエア212が印刷ジョブ中の利用者IDが印刷装置101に登録されていたと判断した場合には、続いて、パスワード認証を行う。装置制御ソフトウエア212は印刷ジョブ中のパスワードが記載されている部位の抜き出しを行い、印刷ジョブ中のパスワードが、印刷装置101に登録されているパスワードと同値であるかを確認する。ここで互いの値が異なっていた場合には、利用者に印刷装置101を使用する許可がされない状態となり、印刷ジョブの処理の続行も不可能となり、本処理は終了となる。ここでは、認証に成功したものとする。
このようにして印刷ジョブが印刷装置101内で認証に成功した場合には、Step804で、RIP処理を開始する。ここで、RIP(Raster Image Prosesing)とはPDL形式で保存されたデータをプリンタ出力するための処理のことで、数学的な数値情報をプリンタが理解(処理)できるピクセル単位の情報(ラスタデータ)に解析処理することがRIP処理である。これにより鮮明で美しい(ドット単位)品質の出力が可能となる。
そして、RIP処理が終了したら、Step805に進み、印刷処理を開始する。具体的には、ラスタデータ化された印刷ジョブがエンジンコントローラ205に送信され、エンジンコントローラ205はエンジン204を制御して印刷を行う。
そして、印刷が正常に終了した場合には、エンジンコントローラ205は装置制御ソフトウエア212に正常終了を示すコードを返す。ここで、印刷が異常終了だった場合には、それを示すコードを返す。
このようにして一連の処理が終了したら、Step806で、装置制御ソフトウエア212は本印刷ジョブを履歴として保存する処理を行う。
具体的には、Step806では、装置制御ソフトウエア212が図2に示したハードディスクドライブ208内に確保される履歴テーブル214に対して、本印刷ジョブの履歴を保存する。
本実施形態において、履歴テーブル214とは、印刷装置101の処理タスクを履歴化するために、各処理の状態を記録しておくための仮想領域であり、保存する情報は、A)利用者、B)処理タスク、C)ドキュメント名、D)ユーザ名、E)日時、F)部数、G)色処理、H)結果の計8項目である。
装置制御ソフトウエア212は履歴テーブル214に対して、上記8項目を記録する。その際、各項目を他の利用者に表示するか否かのフラグを付けて記録する。フラグは、表示する場合には「1」、表示しない場合には「0」であるものとする。
そして、装置制御ソフトウエア212は、Step802の解析処理において抜き出した各項目の履歴設定情報を参照して履歴テーブル214に記録を行う。本実施形態に於いては、各項目の記録内容は以下のようになる。括弧内はフラグを指す。なお、A)利用者とB)処理タスクとは履歴記載されないためフラグも記載されない。
〔具体例〕
A)利用者:XXXX
B)処理タスク:印刷ジョブ
C)ドキュメント名:Test.txt(0)
D)ユーザ名:XXXX(1)
E)日時:2003/11/28/22:00(1)
F)部数:4(0)
G)色処理:カラー:(1)
H)結果:1(1)
そして、装置制御ソフトウエア212はこれらの情報を履歴テーブル214に書き込む。これにより、印刷装置101が印刷ジョブを受信し、履歴記録を行う処理は終了となる。
図9は、本発明に係る印刷装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示した印刷装置101の利用者が印刷装置のパネル206を使用して履歴を閲覧した際の履歴情報表示処理手順に対応する。なお、Step901〜Step906は各ステップを示し、各ステップは、装置制御ソフトウエア212が実行することで実現される。
まず、Step901において、パーソナルコンピュータ102の操作者“XXXX”(以降、利用者XXXXと記載する)は、印刷装置101のパネル206に表示されているGUIを操作して、利用者認証を行う。
図10は、図2に示したパネル206に表示されるユーザ認証画面の一例を示す図である。なお、印刷装置101はどの利用者からも使用されていない間は常に図10に示す画面を最初に表示しており、利用者が使用する場合には認証を行う必要がある。
図10において、入力項目1001は利用者IDの入力欄である。入力項目1002はパスワード入力欄である。GUI1003はソフトウェアキーボードであり、IDとパスワードの入力に使用されるものである。利用者は、この画面からIDとパスワードを入力する。
次に、Step902で、Step901で入力されたIDとパスワードが正しい値であるか、すなわち認証が成功したかどうかを判断して、認証が成功しなかったと判断した場合には、認証失敗となり、利用者は印刷装置101の機能を使用することはできない。一連の処理はここで終了となる。
一方、Step902で利用者が入力したIDとパスワードが正しい値であった場合、すなわち認証に成功したと判断した場合は、利用者は認証済み利用者となり、次のステップに進む。
本実施形態においては、IDは以下の値であるものとし、認証には成功したものとする。例えば利用者ID:XXXX、パスワード:XXXXとする。
そして、Step902にて認証に成功すると、Step903にて利用者XXXXは、パネル206上で印刷装置101の機能一覧から履歴の表示を選択する操作を行って、RIP処理を行う。
本実施形態では、印刷装置101は複合機であるため、コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ機能といった一連の機能を備えており、それらはパネル206のGUI上で操作することが可能である。
次に、利用者XXXXは、パネル206にメニュー表示されている中から印刷ジョブ履歴の表示メニューを選択する操作を行う。そして、履歴表示が選択されたら、次に装置制御ソフトウエア212は、Step904で、現在ログインしている利用者が、管理者であるか否かの確認を行う。ここでは、利用者XXXXは印刷装置101の管理者ではないため、Step905で一般者モードの履歴表示(他の利用者情報をマスクした履歴表示)を行い、処理を終了する。
一方、Step904で、現在ログインしている利用者が、管理者であると判断した場合は、Step906へ進み、装置制御ソフトウエア212がユーザの設定の如何に関わらず、印刷ジョブの履歴情報を全て表示する処理(詳細は後述する)を実行して、処理を終了する。
本実施形態において、一般者モードの履歴表示とは、ジョブの処理実行者が現在ログインしている利用者であるジョブに対しては、情報を制限することなく表示し、他の利用者が処理したジョブに対しては、利用者が設定した履歴表示設定に従って表示を行う。
図11は、図2に示したパネル206に表示される第1の履歴情報表示画面の一例を示す図であり、装置制御ソフトウエア212の制御によりパネル206上にリスト表示した例(利用者XXXXが印刷ジョブ履歴を参照した際に表示される履歴を例示したもの)である。
図11において、ジョブ履歴1101は文書名が「Data.txt」であり、ユーザ名がTest(以降、利用者Testとする)である。日時、部数、カラー欄が「****(マスク記号として使用されるが、他の記号等でもよい)」と表示されているのは、利用者Testが、印刷ジョブ「Data.txt」の送信時の履歴表示設定にて、例えば図6に示した設定画面で他人に開示するか否かの設定の際、他の利用者に表示しないことを選択したからである。
ジョブ履歴1102は文書名が「Test.txt」であり、ユーザ名がXXXXである。これは、図4で示したフローの中で、利用者XXXXが送信した印刷ジョブである。本印刷ジョブはジョブのユーザ名がXXXXであり、現在ログインしている利用者と同一であるため、履歴情報はマスクすることなく、すべての情報が表示される。
一方、ジョブ履歴1103は文書名が「****」で表示される例である。つまり、マスクされている。ユーザ名はYamada(以降、利用者Tamadaとする)である。文書名、日時が「****」と表示されているのは、利用者Yamadaが本印刷ジョブの送信時の履歴表示設定にて、すなわち、例えば図6に示した設定画面で他人に開示するか否かの設定の際、他の利用者に表示しないことを選択したからである。
このように、現在印刷装置101にログインしている利用者の履歴は全てが表示され、その他の利用者のログはそれぞれの利用者が設定した履歴表示規則に従って表示される。
次に、Step904において、ログインしている利用者が管理者であった場合の処理について説明する。
本実施形態においては、ログインしている利用者はXXXXであり、XXXXは管理者ではないが、仮に管理者が同様の履歴を参照した場合の履歴表示について、図12を用いて説明する。
図12は、図2に示したパネル206に表示される第2の履歴情報表示画面の一例を示す図であり、装置制御ソフトウエア212の制御によりパネル206上にリスト表示した例である。なお、図11と同一のものには同一の符号を付してある。
図12において、履歴1201は、図11に示した履歴1101と同様の印刷ジョブである。図11に示した履歴1101と異なるところは全ての項目がマスクされることなく表示されている点である。
図11において、履歴1101では、日時情報、部数情報、カラー情報に関してマスクがされていたが、図12に示すように、管理者閲覧モードでの履歴表示に於いては、全てマスクされずに表示されている。
同様に、履歴1202及び1203に関しても同様にマスクはされず、全ての情報が表示されている。これによって、管理者が管理する上で妨げとなる可能性がある履歴のマスクはされずに、一般利用者の場合のみ不必要な情報が表示されない。
また、履歴1201、1202、及び1203において各項目の表示情報に対して下線が表示されている項目がある。
これらは、履歴1201、1202、及び1203の印刷ジョブの送信者、即ち利用者Test、利用者XXXX、及び利用者Yamadaが、印刷ジョブ送信時にドライバ上で履歴を表示しないよう設定を行った項目である。
これによって、管理者は各利用者が設定した表示項目を認識することが可能になる。
次に、印刷装置にログインして、履歴の参照を行っているのが利用者Yamadaであった場合の履歴表示内容について、図13を用いて説明する。
図13は、図2に示したパネル206に表示される第3の履歴情報表示画面の一例を示す図であり、装置制御ソフトウエア212の制御によりパネル206上にリスト表示した例である。なお、図11と同一のものには同一の符号を付してある。また、図13に示す例では、ジョブ履歴として、結果がOK/NGを同一リスト上に表示する場合を示すが、履歴情報の表示の際に、OKリストとNGリストとを別の履歴として管理して、表示できるように構成してもよい。
利用者Yamadaがログインしている場合の印刷ジョブ履歴表示は利用者Yamadaの履歴のみマスクされることなく表示され、その他の利用者による印刷ジョブ履歴はマスクされる。
図13において、履歴1301は、利用者Testによる印刷ジョブ履歴であるため、利用者Testが設定した履歴表示規則に従って表示される。ここでは、利用者Yamadaに対して表示される履歴は利用者XXXXに対して表示されるものと同じである。
すなわち、履歴1301は、図11に示した履歴1101と同内容ということになる。次に、履歴1302の表示であるが、履歴1301の印刷ジョブ送信者は利用者XXXXであるため、利用者XXXXが、図4に示したStep402で設定した履歴表示規則によって表示がなされる。つまり、文書名、部数に関してはマスク(「****」での表示)がされ、ユーザ名、日時、カラー、結果に関しては表示される。
履歴1303は利用者Yamadaが送信した印刷ジョブの履歴であるため、全ての情報がマスクされることなく表示される。利用者がパネル206を用いて履歴の閲覧を行う際のフローは以上である。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、図3に示した、パーソナルコンピュータ102上で図6に示した設定画面でプリントジョブに対する履歴設定がなされた場合に履歴情報を印刷装置101上のパネル206からの操作指示で操作履歴をユーザ設定別、あるいは、権限を持つ管理者とでその履歴表示態様を変更制御する場合について説明したが、履歴処理は、プリントジョブに限定されるものではなく、例えばMFPが備える全機能にわたり表示可能なものであり、以下、印刷装置101上のスキャナ217に原稿をセットして、データ送信(ファクシミリによる場合と、メール送信による場合を含む)を行った後、パーソナルコンピュータ102からスキャン送信履歴を閲覧する例について説明する。
具体的には、図2に示したパネル206で認証許可された利用者が印刷装置のスキャン機能を使用し、その後、パーソナルコンピュータ102からスキャン送信履歴を閲覧する例とする。
まず、印刷装置及び利用者の環境は図1に示されるものである。また、印刷装置101及びパーソナルコンピュータ102の詳細な構成も、それぞれ図2及び図3で示されるものとする。
図14は、本発明に係る印刷装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、利用者XXXXが印刷装置に利用者XXXXのスキャン送信履歴の表示設定を行う処理手順に対応する。なお、Step1401〜Step1405は各ステップを示し、本処理は、装置制御ソフトウエア212の制御により実行される。
まず、Step1401において、図10に示したユーザ認証画面をパネル206に表示して、利用者はIDとパスワードを入力する。そして、Step1402において、入力されたIDとパスワードが正しい値であるかどうか、すなわち認証成功と判断できたか否かを判断して、入力されたIDとパスワードが正しい値でないと判断した場合は、認証失敗となり、利用者は印刷装置101の機能を使用することはできなくなり、ここで、一連の処理は終了となる。
一方、Step1402で、利用者が入力したIDとパスワードが正しい値であった場合には、利用者は認証済み利用者となり、次のステップに進む。本実施形態においては、IDは以下の値であるものとし、認証には成功したものとする。利用者ID:XXXX、パスワード:XXXXとする。
上記Step1402にて認証に成功すると、Step1403にて利用者XXXXは印刷装置101の機能一覧から履歴の表示を選択する。
なお、印刷装置101は複合機であるため、コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ機能といった一連の機能を備えており、それらは図2に示したパネル206のGUI上で操作することが可能である。
そして、利用者XXXXはパネル206のGUI上でメニュー表示されている中からスキャン履歴の表示設定画面を選択する操作を行う。
次に、Step1404において、スキャン履歴の表示設定を行う。
図15は、図2に示したパネル206上に表示されるスキャン履歴の表示設定画面の一例を示す図であり、例えば装置制御ソフトウエア212の制御により表示される。
図15において、項目1601は送信プロトコルの種別の履歴表示設定であり、履歴に送信プロトコルを記載するか否かの設定を行うことが可能である。
項目1602は画像形式の設定であり、履歴に画像形式を記載するか否かの設定を行うことが可能である。項目1603はデータサイズの設定であり、履歴にデータサイズを記載するか否かの設定を行うことが可能である。項目1604はドキュメント名の設定であり、履歴にドキュメント名を記載するか否かの設定を行うことが可能である。項目1605は結果の設定であり、履歴に結果を記載するか否かの設定を行うことが可能である。なお、印刷装置のスキャン機能に関しては後述する。そして、Step1405で、利用者XXXXは一度ログアウト処理を行い、本処理を終了する。
図16は、本発明に係る印刷装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、利用者XXXXが印刷装置101のスキャン画像送信機能を使用する手順に対応する。なお、Step1501〜1505は各ステップを示し、本処理は、装置制御ソフトウエア212の制御により実行される。
本実施形態において、スキャン画像送信機能とは、スキャナ217でスキャンした画像データをネットワーク経由で他のデバイスに送信する機能である。ネットワーク通信で使用されるプロトコルは、利用者がFTP(File Transfer Protocol)や電子メール、SMB(Server Message(登録商標) Block)を選択的に決定可能であるものとする。
まず、Step1501において、利用者XXXXは印刷装置101のパネル206に表示されているGUI(上述した図10に示す画面参照)を操作して、利用者認証を行う。
具体的には、図10に示すソフトウェアキーボードを操作してIDとパスワードを入力する。そして、Step1502で、入力されたIDとパスワードが正しい値で認証に成功したか否かを判断して、入力されたIDとパスワードが正しい値で認証に成功しなかったと判断した場合は、認証失敗となり、利用者は印刷装置101の機能を使用することはできないため、一連の処理はここで終了となる。
一方、Step1502で、利用者が入力したIDとパスワードが正しい値で認証に成功したと判断した場合は、利用者は認証済み利用者となり、次のステップに進む。本実施形態においては、IDは以下の値であるものとし、認証には成功したものとする。利用者ID:XXXX、パスワード:XXXXである。
そして、Step1503で、利用者XXXXは印刷装置101の機能一覧から履歴の表示を選択する。印刷装置101は複合機であるため、コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ機能といった一連の機能を備えており、それらはパネル206のGUI上で操作することが可能である。
利用者XXXXは、パネル206上にメニュー表示されている中からスキャン画像送信機能を選択する操作を行う。次に、Step1504において、ドキュメントのスキャン送信を行う。利用者XXXXは、スキャナ217にドキュメントをセットして、パネル206のGUIに送信先デバイスのアドレスと使用プロトコルを指定する。
ここでは、パーソナルコンピュータ102に対してSMBプロトコルを用いて送信するものとする。そして、スキャンが実行されると、画像データは予め指定された印刷フォーマットに変換され、SMBプロトコルによってパーソナルコンピュータ102に送信される。この時点で、装置制御ソフトウエア212は送信プロトコル、画像形式、データサイズ、ドキュメント名、送信結果をメモリ内に書き込む。次に、Step1505において、装置制御ソフトウエア212が履歴テーブル214に対して、本印刷ジョブの履歴を保存して、本処理を終了する。
ここで、履歴テーブル214とは、印刷装置101の処理タスクを履歴化するために、各処理の状態を記録しておくための仮想領域である。保存する情報は、
A)利用者、B)処理タスク、C)プロトコル、D)画像形式、E)データサイズ、F)ドキュメント名、G)結果の7項目である。
装置制御ソフトウエア212は履歴テーブル214に対して、上記7項目を記録する。その際、各項目を他の利用者に表示するか否かのフラグを付けて記録する。本実施形態ではフラグは、表示する場合には「1」、表示しない場合には「0」であるものとする。
そして、装置制御ソフトウエア212は、図14に示したStep1404にて設定された各項目の履歴設定情報を参照して履歴テーブル214に記録を行う。本実施形態に於いては、各項目の記録内容は以下のようになる。括弧内はフラグを指す。なお、A)利用者とB)処理タスクは履歴記載されないためフラグも記載されない。
〔具体例〕
A)利用者:XXXX
B)処理タスク:スキャン画像送信
C)プロトコル:FTP(1)
D)画像形式:JPEG(0)
E)データサイズ:58000(0)
F)ドキュメント名:Scan.JPEG(1)
G)結果:1(OK)(1)
装置制御ソフトウエア212は、これらの情報を履歴テーブル214に書き込む。これにより、印刷装置101のスキャン画像送信処理は終了となる。
図17は、本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図3に示したWebブラウザによる履歴表示処理手順(利用者XXXX及び管理者がWebブラウザを用いて印刷装置にアクセスし、スキャン画像送信履歴を閲覧した際の表示処理)に対応する。なお、Step1701〜Step1707は各ステップを示す。
まず、Step1701において、利用者XXXXはパーソナルコンピュータ102のオペレーティングシステム316を操作して、Webブラウザ315を起動する。
ここで、印刷装置101にはWebサーバソフトウェア216が実装されており、印刷装置101の設定をWeb上から行うことができたり、各履歴を公開するといった機能を備えている。
パーソナルコンピュータ102において、利用者XXXXは、Webブラウザ315のURL(Uniform Resource Locator)入力欄(図示しない)に、印刷装置101のWebサーバソフトウェア216にアクセスするためのURLを入力し、アクセスを行う。
そして、Step1702で、正常にアクセスが行われた場合には、Webサーバ216は認証を要求する。
ここでの認証は、印刷装置101のパネル206を使用して認証を行うことと同様に、自己のIDとパスワードをキーボード308等を操作することで入力して、印刷装置101の機能を使用する権利を得るためのものである。
この際、Webブラウザ315はGUIとしてIDとパスワードの入力を促すページをCRT310上に表示し、利用者XXXXは自身のIDである「XXXX」と、パスワードである「XXXX」をキーボード308を操作して入力する。入力された情報は、Webブラウザ315からHTTP(Hyper Text Transfer Protocl)によって印刷装置101へと転送され、転送されたデータは認証ソフトウエア215によって所定のデータ比較により認証が行われる。
そして、認証の結果は印刷装置101からパーソナルコンピュータ102に対してHTTPプロトコルによって応答が返される。
そして、Step1703で、Webブラウザ315は、認証に成功したかどうかを判断して、失敗した場合には、認証に失敗したことを示すメッセージがWebブラウザ315上に表示され、先へは進めなくなり、本処理を終了する。
一方、Step1703で、認証に成功したと判断した場合には、Webサーバソフトウェア216は、印刷装置101のメニュー表示を行うファイルをパーソナルコンピュータ102に送信する。
なお、ここでは、利用者XXXXが送信した認証情報は正しいため、認証には成功したものとする。
そして、認証に成功した場合には、Step1704で、印刷装置101からメニュー表示を行うファイルが送信され、これをRIP処理することで、Webブラウザ315には印刷装置101のメニュー選択を行うGUIが表示される。
ここで、利用者XXXXは、Webブラウザ315に表示される印刷装置101の機能一覧から履歴の表示を選択する。
なお、印刷装置101は複合機であるため、コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ機能といった一連の機能を備えており、それらはWebブラウザ315のGUI上で操作することが可能である。
次に、Step1705で、利用者XXXXはメニュー表示されている中からスキャン送信履歴の表示メニューを選択する操作を行うと、次に装置制御ソフトウエア212は、現在ログインしている利用者が、管理者であるか否かの確認を行い、利用者が管理者でないと判断された場合、例えば利用者XXXXは印刷装置101の管理者ではないため、Step1706で一般者モードの履歴表示を行って、本処理を終了する。
一般者モードの履歴表示とは、ジョブの処理実行者が現在ログインしている利用者であるジョブに対しては、情報を制限することなく表示し、他の利用者が処理したジョブに対しては、利用者が設定した履歴表示設定に従って表示を行う。
図18は、図3に示したCRT310上に表示されるスキャン送信履歴画面の一例を示す図であり、利用者XXXXがスキャン送信履歴を参照した際に図3に示したWebブラウザ315によりCRT310に表示される履歴を例示したものである。
図18において、ジョブ履歴1801は、利用者がXXXXである。これは、図16で示したフローの中で、利用者XXXXが送信した印刷ジョブである。本スキャンジョブは実行者がXXXXであり、現在ログインしている利用者と同一であるため、履歴情報はマスクすることなく、すべての情報が表示される。
すなわち、履歴に表示されている項目である利用者、プロトコル、画像形式、サイズ、ドキュメント名、結果、これらの情報は全て公開されている。
ジョブ履歴1802は、利用者がYamadaである。これは現在印刷装置101にログインしている利用者XXXXと異なる利用者であることから、利用者Yamadaが設定した履歴表示設定に従って表示される。
ここでは、サイズとドキュメント名が「****」となりマスクされた形となる。つまり、利用者Yamadaは履歴表示設定時にサイズとドキュメント名を表示しないよう設定したことになる。
一方、Step1705で、利用者が管理者であると判断された場合、Step1707で取得するファイルをRIP処理して、図19に示す送信履歴画面を表示して、処理を終了する。以上が利用者XXXX及び管理者がWebブラウザ315を用いて履歴の閲覧を行う処理である。
以下、上記Step1707において、ログインしている利用者が管理者であった場合の処理について説明する。本実施形態においては、ログインしている利用者はXXXXであり、XXXXは管理者ではないが、仮に管理者が同様の履歴を参照した場合の履歴表示について、図19を用いて説明する。
図19は、図3に示したCRT310上に表示されるスキャン送信履歴画面の一例を示す図であり、管理者がスキャン送信履歴を参照した際に図3に示したWebブラウザ315によりCRT310に表示される履歴を例示したものである。なお、図18と同一のものには同一の符号を付してある。
また、図18に示す履歴1801と図19に示す履歴1901、及び図18に示す履歴1802と図19に示す履歴1902はそれぞれ同一のスキャン画像送信ジョブを表している。
図19に示す表示例では、図18に示したように利用者XXXXが履歴を閲覧した場合と異なり、管理者からの履歴閲覧要求に対しては、履歴データ中の全ての項目がマスクされることなく表示されている点である。
例えば履歴1802では、サイズ、ドキュメント名に関してマスクがされていた。しかしながら、管理者閲覧モードでの履歴表示に於いては、全てマスクされずに表示されている。
これによって、管理者が管理する上で妨げとなる可能性がある履歴のマスクはされずに、一般利用者の場合のみ不必要な情報が表示されない。
また、履歴1901及び履歴1902において各項目の表示情報に対して下線が表示されている項目がある。
これらは、履歴1901及び履歴1902のスキャン画像送信ジョブの送信者、即ち利用者XXXX及び利用者Yamadaが、スキャン画像ジョブ送信時にドライバ上で履歴を表示しないよう設定(履歴表示を制限する設定)を行った項目であることを視覚的に判別可能に表示した例である。
これによって、管理者は各利用者が設定した表示項目を認識することが可能になる。
以下、図20に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置、印刷装置を含む印刷システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図20は、本発明に係る情報処理装置、印刷装置を含む印刷システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図4,図8、図9、図14、図15、図17に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。以下、その実施態様1〜29について説明する。
〔実施態様1〕
異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段(図2に示すエンジン204によるプリント処理機能と、スキャナ217とエンジン204によるコピー処理機能と、スキャナ217によるスキャナ処理機能と、ネットワークI/Fカード211によるデータ送受信機能処理等を実行可能であって、パネル206による機能選択により、いずれかの機能処理を実行する)を備える画像形成装置であって、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段(図2に示す履歴テーブル214に相当)と、各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段(図2に示すパネル206の表示部であって、例えば図16に示す設定画面であって、図4に示すStep402)と、前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証手段(図2に示すパネル206の表示部であって、例えば図10に示す設定画面による操作指示を、認証ソフトウエア215が認証する処理であって、図9に示すStep902)と、前記認証手段により要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別手段(例えば図2に示す装置制御ソフトウエア212が実行する図9に示すStep904)と、前記判別手段による判別結果と前記設定手段により設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御手段(例えば図2に示す装置制御ソフトウエア212が実行する図9に示すStep904〜Step905)とを有することを特徴とする画像形成装置。
これにより、画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目はマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
〔実施態様2〕
異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段(図2に示すエンジン204によるプリント処理機能と、スキャナ217とエンジン204によるコピー処理機能と、スキャナ217によるスキャナ処理機能と、ネットワークI/Fカード211によるデータ送受信機能処理等を実行可能であって、パネル206による機能選択により、いずれかの機能処理を実行する)と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバ(図2に示すウエブサーバソフトウエア216に相当)とを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置であって、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段(図2に示す履歴テーブル214に相当)と、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段(例えば図6に示す設定画面、図4に示すStep402)と、前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証手段(例えば図6に示す設定画面による操作指示を、認証ソフトウエア215が認証する処理であって、図8に示すStep803)と、前記認証手段により要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別手段(例えば図2に示す装置制御ソフトウエア212が実行する図9に示すStep904)と、前記判別手段による判別結果と前記設定手段により設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御手段(例えば図2に示す装置制御ソフトウエア212が実行する図9に示すStep904〜905)とを有することを特徴とする画像形成装置。
これにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目はマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
〔実施態様3〕
異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段(図2に示すエンジン204によるプリント処理機能と、スキャナ217とエンジン204によるコピー処理機能と、スキャナ217によるスキャナ処理機能と、ネットワークI/Fカード211によるデータ送受信機能処理等を実行可能であって、パネル206による機能選択により、いずれかの機能処理を実行する)と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバとを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置であって、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段(図2に示す履歴テーブル214に相当)と、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段(例えば図6に示す設定画面、図4に示すStep402)と、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証手段(例えば図6に示す設定画面による操作指示を、認証ソフトウエア215が認証する処理であって、図8に示すStep803)と、前記認証手段により要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別手段(例えば図2に示す装置制御ソフトウエア212が実行する図9に示すStep904)とを備え、前記ウエブサーバは、前記判別手段による判別結果と前記設定手段により設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面に表示可能とする(図18,図19に示すウエブブラウザ315による情報処理装置側での表示例に対応)ことを特徴とする画像形成装置。
これにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
〔実施態様4〕
前記判別手段により認証可能な属性は、各ジョブ処理要求者の権限(本実施形態では、一般ユーザに設定されるユーザ権限と、一般ユーザの権限を越える管理者権限)であることを特徴とする実施態様1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
これにより、画像形成装置を利用してジョブ処理を要求するものが、一般ユーザであるのか、それとも管理者であるのかを確実に識別して、ジョブ履歴表示の態様を切り替えることができる。
〔実施態様5〕
前記制御手段は、前記判別手段が各ジョブ処理要求者の属性が排他的(一般ユーザに与えられる権限を越えて、一般ユーザが設定した内容を変更できる管理者権限に相当し、管理者以外は、ユーザ設定を変更できない排他性を備える)であると判別した場合、各ジョブ処理要求者により設定された表示規則を無効化して、全てのジョブ処理履歴表示項目を前記操作表示部に表示させることを特徴とする実施態様1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
これにより、画像形成装置を利用してジョブ処理を要求するものが、一般ユーザであるのか、それとも管理者であるのかを確実に識別して、ジョブ履歴表示の態様を強制的に変更し、ユーザが非表示項目としている履歴項目であっても、強制表示させることができる。
〔実施態様6〕
前記制御手段は、前記判別手段が各ジョブ処理要求者の属性が非排他的であると判別した場合、各ジョブ処理要求者により設定された表示規則を反映して全ジョブ処理履歴表示項目中のいずれかのジョブ処理履歴表示項目を前記操作表示部(図2に示すパネル206による図13の表示画面に相当)にマスク表示(図12中では、「****」で表示)させることを特徴とする実施態様1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
これにより、画像形成装置を利用してジョブ処理を要求するものが、一般ユーザである場合に、自分とそれ以外のユーザとで、ジョブ履歴表示の態様を強制的に変更(自分は全て表示し、他のユーザは、非表示項目以外を表示する等の履歴表示を自在にカスタマイズして変更表示可能とする)し、ユーザが非表示項目としている履歴項目であっても、強制表示させることができる。
〔実施態様7〕
前記ジョブ処理実行手段は、異なる所定のジョブ処理として、プリント機能処理、スキャナ機能処理、コピー機能処理、データ送受信機能処理(図2に示すエンジン204によるプリント処理機能と、スキャナ217とエンジン204によるコピー処理機能と、スキャナ217によるスキャナ処理機能と、ネットワークI/Fカード211によるデータ送受信機能処理等を実行可能であって、パネル206による機能選択により、いずれかの機能処理を実行する)のいずれかを実行可能とする実施態様1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
これにより、図2に示すエンジン204によるプリント処理機能と、スキャナ217とエンジン204によるコピー処理機能と、スキャナ217によるスキャナ処理機能と、ネットワークI/Fカード211によるデータ送受信機能処理等において、各機能の履歴情報中の項目中で、ユーザが非表示項目とした項目は、パネル206でマスク表示され、他のユーザがその内容を特定できないように制限できる。
〔実施態様8〕
画像形成装置が備えるサーバ機能により取得される所定の設定画面情報を取得してブラウザ(図3に示すウエブブラウザ315であって、ネットワークを介して画像形成装置101のウエブサーバソフトウエア216と所定のプロトコルで通信可能に構成されている)を介して表示手段に表示可能な情報処理装置であって、ジョブ処理要求時に前記所定の設定画面(例えば図5に示す画面)によりジョブ処理要求者を特定するための認証情報を入力する入力手段(図3に示すキーボード308等)と、前記入力される認証情報に基づく認証後、所定の設定画面により各ジョブ処理要求者が前記画像形成装置の操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段(例えば図6に示すドライバ317による設定画面による設定)とを備え、前記ブラウザは、前記設定手段により設定される表示規則に従って前記画像形成装置で決定されているジョブ処理履歴情報を取得して各要求者のジョブ処理履歴を前記所定の設定画面上に異なる態様で表示することを特徴とする情報処理装置。
これにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
〔実施態様9〕
異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段(図2に示すエンジン204によるプリント処理機能と、スキャナ217とエンジン204によるコピー処理機能と、スキャナ217によるスキャナ処理機能と、ネットワークI/Fカード211によるデータ送受信機能処理等を実行可能であって、パネル206による機能選択により、いずれかの機能処理を実行する)と、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段とを備える画像形成装置におけるジョブ表示制御方法であって、各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップ(例えば図4に示すステップStep401)と、前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証ステップ(例えば図8に示すステップStep803)と、前記認証ステップにより要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別ステップ(例えば図9に示すステップStep904)と、前記判別ステップによる判別結果と前記設定ステップにより設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御ステップ(例えば図9に示すステップStep904〜906)とを有することを特徴とするジョブ表示制御方法。
これにより、画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目はマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
〔第実施態様10〕
異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段(図2に示すエンジン204によるプリント処理機能と、スキャナ217とエンジン204によるコピー処理機能と、スキャナ217によるスキャナ処理機能と、ネットワークI/Fカード211によるデータ送受信機能処理等を実行可能であって、パネル206による機能選択により、いずれかの機能処理を実行する)と、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバとを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置におけるジョブ表示制御方法であって、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップ(例えば図4に示すStep402)と、前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証ステップ(例えば図8に示すStep803)と、前記認証ステップにより要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別ステップ(例えば図9に示すStep904)と、前記判別ステップによる判別結果と前記設定ステップにより設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御ステップ(例えば図9に示すStep904〜906)とを有することを特徴とするジョブ表示制御方法。
これにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目はマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
〔実施態様11〕
異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段(図2に示すエンジン204によるプリント処理機能と、スキャナ217とエンジン204によるコピー処理機能と、スキャナ217によるスキャナ処理機能と、ネットワークI/Fカード211によるデータ送受信機能処理等を実行可能であって、パネル206による機能選択により、いずれかの機能処理を実行する)と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバと、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段とを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置におけるジョブ表示制御方法であって、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップ(例えば図4に示すStep402)と、前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証ステップ(例えば図14に示すStep1402)と、前記認証ステップにより要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別ステップ(図17に示すステップStep1705)とを備え、前記ウエブサーバは、前記判別ステップによる判別結果と前記設定ステップにより設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面に表示可能(図17に示すステップStep1705〜1708)とすることを特徴とするジョブ表示制御方法。
これにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
〔実施態様12〕
前記判別ステップにより認証可能な属性は、各ジョブ処理要求者の権限であることを特徴とする実施態様9〜11のいずれかに記載のジョブ表示制御方法。
これにより、画像形成装置を利用してジョブ処理を要求するものが、一般ユーザであるのか、それとも管理者であるのかを確実に識別して、ジョブ履歴表示の態様を切り替えることができる。
〔実施態様13〕
前記制御ステップは、前記判別ステップが各ジョブ処理要求者の属性が排他的であると判別した場合、各ジョブ処理要求者により設定された表示規則を無効化して、全てのジョブ処理履歴表示項目を前記操作表示部に表示させることを特徴とする実施態様9〜11のいずれかに記載のジョブ表示制御方法。
これにより、画像形成装置を利用してジョブ処理を要求するものが、一般ユーザであるのか、それとも管理者であるのかを確実に識別して、ジョブ履歴表示の態様を強制的に変更し、ユーザが非表示項目としている履歴項目であっても、強制表示させることができる。
〔実施態様14〕
前記制御ステップは、前記判別ステップが各ジョブ処理要求者の属性が非排他的であると判別した場合、各ジョブ処理要求者により設定された表示規則を反映して全ジョブ処理履歴表示項目中のいずれかのジョブ処理履歴表示項目を前記操作表示部にマスク表示させることを特徴とする実施態様9〜11のいずれかに記載のジョブ表示制御方法。
これにより、画像形成装置を利用してジョブ処理を要求するものが、一般ユーザである場合に、自分とそれ以外のユーザとで、ジョブ履歴表示の態様を強制的に変更(自分は全て表示し、他のユーザは、非表示項目以外を表示する等の履歴表示を自在にカスタマイズして変更表示可能とする)し、ユーザが非表示項目としている履歴項目であっても、強制表示させることができる。
〔実施態様15〕
画像形成装置が備えるサーバ機能により取得される所定の設定画面情報を取得してブラウザを介して表示手段に表示可能な情報処理装置におけるジョブ表示制御方法であって、ジョブ処理要求時に前記所定の設定画面によりジョブ処理要求者を特定するための認証情報を入力する入力ステップ(例えば図14に示すステップStep1401)と、前記入力される認証情報に基づく認証後、所定の設定画面により各ジョブ処理要求者が前記画像形成装置の操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップ(例えば図14に示すステップStep1404)とを備え、前記ブラウザは、前記設定手ステップにより設定される表示規則に従って前記画像形成装置で決定されているジョブ処理履歴情報を取得して各要求者のジョブ処理履歴を前記所定の設定画面上に異なる態様で表示することを特徴とするジョブ表示制御方法。
これにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
〔実施態様16〕
実施態様9〜15のいずれかに記載のジョブ表示制御方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
これにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
〔実施態様17〕
実施態様9〜15のいずれかに記載のジョブ表示制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
これにより、ホストコンピュータ等の情報処理装置側からネットワークを介して画像形成装置を利用する認証されたユーザは、それぞれユーザ単位で、表示可能な全てのジョブ履歴情報中でユーザが表示させたくない(他のユーザには開示を欲しない)項目は情報処理装置側のブラウザによる画面上でマスクして表示されるため、ユーザ自身が表示する履歴情報項目を自在にカスタマイズすることができる。
以下、画像形成装置がプリンタ機能である場合の実施態様について説明する。
〔実施態様18〕
履歴表示機能を備える印刷装置において、印刷装置の操作者の認証を行う認証手段(図4に示すステップStep401)と、印刷装置の操作者の履歴を記憶する履歴記憶手段(図2に示す履歴テーブル214)と、前記認証手段によって認証された認証済み操作者が他の操作者に対して自身の各種履歴情報を表示するか否かを設定する履歴表示設定手段(例えば図4に示すStep402)と、
認証済み操作者の履歴情報は全て表示し、他の操作者の履歴情報は各操作者が前記履歴表示設定手段によって設定した履歴表示規則に従って表示可能な情報のみ表示する履歴表示手段(図9に示すStep904〜906)とを備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様19〕
実施態様18記載の印刷装置において、印刷装置はネットワークインタフェースを備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様20〕
実施態様18記載の印刷装置において、印刷装置は操作者の認証行為を可能にするための操作パネル(図2に示すパネル206)を備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様21〕
実施態様18記載の印刷装置において、印刷装置は操作者がネットワーク経由での遠隔からの認証行為を可能にするためのネットワーク認証手段(図14に示すStep1402)を備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様22〕
実施態様21記載の印刷装置において、前記ネットワーク認証手段は、前記印刷装置上で動作するWebサーバを含むことを特徴とする印刷装置。
〔実施態様23〕
実施態様21記載の印刷装置において、前記ネットワーク認証手段は、印刷クライアント上のプリンタドライバから送信された印刷ジョブ内に含まれる操作者情報の認証を行うことを特徴とする印刷装置。
〔実施態様24〕
実施態様21記載の印刷装置において、印刷装置は履歴情報の表示を可能にするための操作パネルを備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様25〕
実施態様18記載の印刷装置において、印刷装置はネットワーク経由での遠隔の認証済み操作者に履歴情報の表示を可能にするための遠隔履歴表示手段を備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様26〕
実施態様25記載の印刷装置において、前記遠隔履歴表示手段は、前記印刷装置上で動作するWebサーバを含むことを特徴とする印刷装置。
〔実施態様27〕
実施態様18記載の印刷装置において、前記履歴表示設定手段は、印刷装置の操作パネルで動作することを特徴とする印刷装置。
〔実施態様28〕
実施態様18記載の印刷装置において、前記履歴表示設定手段は、ネットワーク経由での遠隔の操作者が設定することが可能であることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様29〕
実施態様18記載の印刷装置において、前記履歴表示設定手段は、前記印刷装置上で動作するWebサーバであることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様30〕
実施態様18記載の印刷装置において、前記履歴表示設定手段は、印刷クライアント上のプリンタドライバから送信された印刷ジョブ内に含まれる履歴表示設定情報の設定を行うことを特徴とする印刷装置。
〔実施態様31〕
履歴表示機能を備える印刷装置において、前記印刷装置の管理者を設定する管理者設定手段(例えば図10に示す画面形式であって、図示しない管理者登録用の画面を介して設定する)と、前記印刷装置の操作者の認証を行う認証手段(例えば図4に示すStep402)と、前記印刷装置の操作者の履歴を記憶する履歴記憶手段(図2に示す履歴テーブル214)と、前記認証手段によって認証された認証済み操作者が印刷装置の管理者である場合には全ての操作者の履歴を制限することなく表示する履歴表示手段(例えば図9に示すStep904〜906)とを備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様32〕
実施態様31記載の印刷装置において、印刷装置はネットワークインタフェースを備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様33〕
実施態様31記載の印刷装置において、印刷装置は操作者の認証行為を可能にするための操作パネルを備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様34〕
実施態様31記載の印刷装置において、印刷装置は操作者がネットワーク経由での遠隔からの認証行為を可能にするためのネットワーク認証手段を備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様35〕
実施態様34記載の印刷装置において、前記ネットワーク認証手段は、前記印刷装置上で動作するWebサーバを含むことを特徴とする印刷装置。
〔実施態様36〕
実施態様34記載の印刷装置において、前記ネットワーク認証手段は印刷クライアント上のプリンタドライバ(例えば図3に示すプリンタ317に相当)から送信された印刷ジョブ内に含まれる操作者情報の認証を行うことを特徴とする印刷装置。
〔実施態様37〕
実施態様31記載の印刷装置において、印刷装置は履歴情報の表示を可能にするための操作パネルを備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様38〕
実施態様31記載の印刷装置において、印刷装置はネットワーク経由での遠隔の認証済み操作者に履歴情報の表示を可能にするための遠隔履歴表示手段を備えることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様39〕
実施態様31記載の印刷装置において、前記遠隔履歴表示手段は、前記印刷装置上で動作するWebサーバを含むことを特徴とする印刷装置。
〔実施態様40〕
実施態様31記載の印刷装置において、前記履歴表示設定手段は、印刷装置の操作パネルで動作することを特徴とする印刷装置。
〔実施態様41〕
実施態様31記載の印刷装置において、前記履歴表示設定手段は、ネットワーク経由での遠隔の操作者が設定することが可能であることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様42〕
実施態様31記載の印刷装置において、前記履歴表示設定手段は、前記印刷装置上で動作するWebサーバであることを特徴とする印刷装置。
〔実施態様43〕
実施態様31記載の印刷装置において、前記履歴表示設定手段は、印刷クライアント上のプリンタドライバから送信された印刷ジョブ内に含まれる履歴表示設定情報の設定を行うことを特徴とする印刷装置。
〔実施態様44〕
実施態様31記載の印刷装置において、前記履歴表示手段は、各利用者が履歴の各項目を公開するか否かを設定した設定情報を含むことを特徴とする印刷装置。
〔実施態様45〕
履歴表示機能を備える情報処理装置において、前記印刷装置に印刷ジョブを送信するプリンタドライバ(図3に示すプリンタドライバ317)と、前記プリンタドライバは前記印刷装置に前記印刷装置の認証情報を送信する認証情報送信手段(図3に示すウエブブラウザ315)と、前記プリンタドライバ上で前記プリンタドライバが送信する各種情報を他の操作者に表示するか否かを設定する履歴表示設定手段(図3に示すウエブブラウザ315)とを備えることを特徴とする情報処理装置。
なお、上記実施態様18〜実施態様45のカテゴリを方法とするものも、本実施態様に含めることが可能であり、実施態様1〜17における効果に対応した単独あるいは組み合わせた効果が期待できる。
上記実施形態および実施態様によれば、画像形成装置を利用する利用者単位で履歴の各項目の表示するあるいは、非表示(表示せずにマスク表示する)が切り替え制御可能になるため、履歴情報中に含まれる機密データのセキュリティを確保することができ、且つ本人に必要な情報が表示されないといった不具合を解決することができる。
また、印刷装置または画像形成装置の管理者は全ての情報を閲覧でき、且つそれぞれのジョブに表示制限があるか否かを確認することができるようなログ表示であるため、管理者のジョブ管理作業の向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態を示す印刷装置、情報処理装置を適用可能な印刷システムの一例を示すブロック図である。 図1に示した印刷システムにおける印刷装置の制御構成を説明ブロック図である。 図1に示した印刷システムにおける印刷装置の制御構成を説明ブロック図である。 本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3に示したCRTに表示される印刷設定画面の一例を示す図である。 図3に示したCRTに表示される印刷設定画面の一例を示す図である。 図2に示したパーソナルコンピュータ内のソフトウエアの階層構造を説明する図である。 本発明に係る印刷装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る印刷装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したパネルに表示されるユーザ認証画面の一例を示す図である。 図2に示したパネルに表示される第1の履歴情報表示画面の一例を示す図である。 図2に示したパネルに表示される第2の履歴情報表示画面の一例を示す図である。 図2に示したパネルに表示される第3の履歴情報表示画面の一例を示す図である。 本発明に係る印刷装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したパネル上に表示されるスキャン履歴の表示設定画面の一例を示す図である。 本発明に係る印刷装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3に示したCRT上に表示されるスキャン送信履歴画面の一例を示す図である。 図3に示したCRT上に表示されるスキャン送信履歴画面の一例を示す図である。 本発明に係る情報処理装置、印刷装置を含む印刷システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
201 CPU
202 ROM
203 RAM
206 パネル
212 装置制御ソフトウエア
213 OS部
214 履歴テーブル
215 認証ソフトウエア
216 Webサーバソフトウェア
301 CPU
302 ROM
303 RAM
310 CRT
315 Webブラウザ
316 オペレーティングシステム
317 プリンタドライバ

Claims (17)

  1. 異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段を備える画像形成装置であって、
    前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と、
    各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段と、
    前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証手段と、
    前記認証手段により要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果と前記設定手段により設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバとを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置であって、
    前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と、
    前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段と、
    前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証手段と、
    前記認証手段により要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果と前記設定手段により設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバとを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置であって、
    前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と、
    前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段と、
    前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証手段と、
    前記認証手段により要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別手段とを備え、
    前記ウエブサーバは、前記判別手段による判別結果と前記設定手段により設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面に表示可能とすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記判別手段により認証可能な属性は、各ジョブ処理要求者の権限であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記判別手段が各ジョブ処理要求者の属性が排他的であると判別した場合、各ジョブ処理要求者により設定された表示規則を無効化して、全てのジョブ処理履歴表示項目を前記操作表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記判別手段が各ジョブ処理要求者の属性が非排他的であると判別した場合、各ジョブ処理要求者により設定された表示規則を反映して全ジョブ処理履歴表示項目中のいずれかのジョブ処理履歴表示項目を前記操作表示部にマスク表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記ジョブ処理実行手段は、異なる所定のジョブ処理として、プリント機能処理、スキャナ機能処理、コピー機能処理、データ送受信機能処理のいずれかを実行可能とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置が備えるサーバ機能により取得される所定の設定画面情報を取得してブラウザを介して表示手段に表示可能な情報処理装置であって、
    ジョブ処理要求時に前記所定の設定画面によりジョブ処理要求者を特定するための認証情報を入力する入力手段と、
    前記入力される認証情報に基づく認証後、所定の設定画面により各ジョブ処理要求者が前記画像形成装置の操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定手段とを備え、
    前記ブラウザは、前記設定手段により設定される表示規則に従って前記画像形成装置で決定されているジョブ処理履歴情報を取得して各要求者のジョブ処理履歴を前記所定の設定画面上に異なる態様で表示することを特徴とする情報処理装置。
  9. 異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段とを備える画像形成装置におけるジョブ表示制御方法であって、
    各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップと、
    前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにより要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別ステップと、
    前記判別ステップによる判別結果と前記設定ステップにより設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御ステップと、
    を有することを特徴とするジョブ表示制御方法。
  10. 異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバとを備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置におけるジョブ表示制御方法であって、
    前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップと、
    前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにより要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別ステップと、
    前記判別ステップによる判別結果と前記設定ステップにより設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて操作表示部に表示する制御ステップと、
    を有することを特徴とするジョブ表示制御方法。
  11. 異なる所定のジョブ処理を実行するジョブ処理実行手段と、ウエブサーバ機能処理を実行するウエブサーバと、前記ジョブ処理実行手段により実行されるジョブ処理履歴をジョブ処理要求者毎に記憶する履歴記憶手段と8を備え、前記ウエブサーバがネットワーク上で通信可能な情報処理装置のブラウザを介して所定の設定画面を表示可能な画像形成装置におけるジョブ表示制御方法であって、
    前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により設定される各ジョブ処理要求者が操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップと、
    前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面により前記ジョブ処理実行手段に対するジョブ処理要求時に各ジョブ処理要求者を認証する認証ステップと、
    前記認証ステップにより要求可能なジョブ処理要求者であると認識された各ジョブ処理要求者の属性を判別する判別ステップとを備え、
    前記ウエブサーバは、前記判別ステップによる判別結果と前記設定ステップにより設定される表示規則とに基づき、前記履歴記憶手段に記憶されている各要求者のジョブ処理表示態様を異ならしめて前記情報処理装置上のブラウザを介して表示される前記所定の設定画面に表示可能とすることを特徴とするジョブ表示制御方法。
  12. 前記判別ステップにより認証可能な属性は、各ジョブ処理要求者の権限であることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載のジョブ表示制御方法。
  13. 前記制御ステップは、前記判別ステップが各ジョブ処理要求者の属性が排他的であると判別した場合、各ジョブ処理要求者により設定された表示規則を無効化して、全てのジョブ処理履歴表示項目を前記操作表示部に表示させることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載のジョブ表示制御方法。
  14. 前記制御ステップは、前記判別ステップが各ジョブ処理要求者の属性が非排他的であると判別した場合、各ジョブ処理要求者により設定された表示規則を反映して全ジョブ処理履歴表示項目中のいずれかのジョブ処理履歴表示項目を前記操作表示部にマスク表示させることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載のジョブ表示制御方法。
  15. 画像形成装置が備えるサーバ機能により取得される所定の設定画面情報を取得してブラウザを介して表示手段に表示可能な情報処理装置におけるジョブ表示制御方法であって、
    ジョブ処理要求時に前記所定の設定画面によりジョブ処理要求者を特定するための認証情報を入力する入力ステップと、
    前記入力される認証情報に基づく認証後、所定の設定画面により各ジョブ処理要求者が前記画像形成装置の操作表示部に表示すべきジョブ処理履歴表示項目の表示規則を設定する設定ステップとを備え、
    前記ブラウザは、前記設定ステップにより設定される表示規則に従って前記画像形成装置で決定されているジョブ処理履歴情報を取得して各要求者のジョブ処理履歴を前記所定の設定画面上に異なる態様で表示することを特徴とするジョブ表示制御方法。
  16. 請求項9〜15のいずれかに記載のジョブ表示制御方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  17. 請求項9〜15のいずれかに記載のジョブ表示制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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