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JP2005320094A - 紙葉商品搬出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋体に収容した紙葉商品であっても、詰まり、重送や複数搬出を生ずることなく、一枚ずつ確実に搬出できる紙葉商品搬出装置を提供すること。
【解決手段】紙葉商品Sを積層した載置台18と協働して紙葉商品Sを繰り出す繰出ローラ35と、繰出ローラ35と連動して回転するフィードローラ37と、フィードローラ37と対向配置したゲートローラ54とを備え、フィードローラ37とゲートローラ54とが協働して紙葉商品Sの重送を防止する紙葉商品搬出装置1において、載置台18を所定の範囲で揺動可能とし、フィードローラ37とゲートローラ54との間に紙葉商品Sを所定の姿勢で繰り出すようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、封筒などの袋体に収容した葉書、切手、シール、プリペイドカードなどの紙葉商品を搬出する紙葉商品搬出装置に関するものである。
従来から、積層した紙葉商品を1枚ずつ繰り出して、外部に搬出する紙葉商品搬出装置が知られている。この紙葉商品搬出装置は、紙葉商品を積層した載置台と、載置台の上方に配設した繰出ローラとが協働して最上層の紙葉商品を繰り出す一方、繰出ローラの前方に配設したフィードローラと、フィードローラと対向配置したゲートローラとにより、複数枚の紙葉商品の搬出を防止して、一枚ずつ紙葉商品を搬出していた(たとえば、特許文献1参照)。
特開2002−183823号公報
ところで、封筒などの袋体に収容した切手、葉書、プリペイドカードなどの紙葉商品を積み重ねると、袋体内部における紙葉商品の片寄りや、袋体の重合部分(貼り合わせ部分)の厚みにより、部分的に厚くなったり、部分的に薄くなったりして、傾いた状態で積層される。
このように傾いた状態で積層された紙葉商品を上記紙葉商品搬出装置において、一枚ずつ搬出しようとしても、一定の進入角度でフィードローラとゲートローラとの間に繰り出すことができないために、紙葉商品の詰まりや、紙葉商品の重送、紙葉商品の複数搬出という事態が生じていた。
紙葉商品の詰まりは、ゲートローラに紙葉商品の先端が当接する一方、繰出ローラが紙葉商品に対して空回りすることに起因するものと考えられ、紙葉商品の重送、紙葉商品の複数搬出は、下層の紙葉商品が先にフィードローラに当接すること、フィードローラとゲートローラとが所定の間隔よりも拡がることに起因するものと考えられる。
本発明は、上記実情に鑑みて、袋体に収容した紙葉商品であっても、紙葉商品の詰まり、紙葉商品の重送や紙葉商品の複数搬出を生ずることなく、一枚ずつ確実に搬出できる紙葉商品搬出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る紙葉商品搬出装置は、紙葉商品を積層した載置台と協働して紙葉商品を繰り出す繰出ローラと、前記繰出ローラと連動して回転するフィードローラと、前記フィードローラと対向配置したゲートローラとを備え、前記フィードローラと前記ゲートローラとが協働して紙葉商品の重送を防止する紙葉商品搬出装置において、前記載置台を所定の範囲で揺動可能とし、前記フィードローラと前記ゲートローラとの間に紙葉商品を所定の姿勢で繰り出すことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る紙葉商品搬出装置は、上記請求項1において、前記繰出ローラと前記フィードローラとの間にガイドを取り付けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る紙葉商品搬出装置は、上記請求項1または2において、前記載置台に、載置台と載置台を支承するブラケットとの間に形成された間隙を隠蔽するカバー部を形成したことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る紙葉商品搬出装置は、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記載置台に積層した紙葉商品の残量が少なくなった場合に、ストッパが前記載置台の揺動範囲を規制することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る紙葉商品搬出装置は、上記請求項1〜4のいずれか一つにおいて、前記載置台に紙葉商品を積層する場合には、手前側が下がり、奥側が上がるように前記載置台が揺動することを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る紙葉商品搬出装置は、上記請求項4において、前記繰出ローラと前記ストッパとの間に位置する態様で、前記載置台の揺動中心を設けたことを特徴とする。
本発明に係る紙葉商品搬出装置は、載置台を所定の範囲で揺動可能とし、フィードローラとゲートローラとの間に紙葉商品を所定の姿勢で繰り出すので、袋体に収容した紙葉商品であっても、紙葉商品の詰まり、紙葉商品重送や紙葉商品の複数枚搬出を生じることなく、紙葉商品を一枚ずつ確実に搬出できるという効果を奏する。
本発明に係る紙葉商品搬出装置は、繰出ローラとフィードローラとの間にガイドを取り付けたので、フィードローラとゲートローラとの間に紙葉商品を略水平に送出することができ、紙葉商品を一枚ずつ確実に搬出できるという効果を奏する。
本発明に係る紙葉商品搬出装置は、載置台に、載置台と載置台を支承するブラケットとの間に形成された間隙を隠蔽するカバー部を形成したので、載置台に紙葉商品を積層する際に、誤って載置台とブラケットとの間に形成された間隙に紙葉商品が入り込むことがないという効果を奏する。
本発明に係る紙葉商品搬出装置は、載置台に積層した紙葉商品の残量が少なくなった場合に、ストッパが載置台の揺動範囲を規制するので、紙葉商品の残量が少なくなった場合に載置台が必要以上に揺動することがなく、紙葉商品の詰まり、紙葉商品の重送や紙葉商品の複数枚搬出を生じることがなく、紙葉商品を一枚ずつ確実に搬出できるという効果を奏する。
本発明に係る紙葉商品搬出装置は、載置台に紙葉商品を積層する場合には、手前側が下がり、奥側が上がるように載置台が揺動するので、載置台に紙葉商品を容易に積層できるという効果を奏する。
本発明に係る紙葉商品搬出装置は、繰出ローラとストッパとの間に位置する態様で、載置台の揺動中心を設けたので、繰出ローラとストッパとにより載置台の揺動角度を規制して、紙葉商品の詰まり、紙葉商品の重送や紙葉商品の複数枚搬出を生じることなく、紙葉商品を一枚ずつ確実に搬出できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る紙葉商品搬出装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
本実施例に係る紙葉商品搬出装置は、紙葉商品を一枚ずつ装置の外部に搬出するものであって、特に、封筒などの袋体に収容した葉書、切手、プリペイドカードなどの紙葉商品の搬出に適した紙葉商品搬出装置である。
なお、図1は本発明の実施例に係る紙葉商品搬出装置の構成を説明する概略縦断側面図、図2は図1に示した載置台を説明する側面図、図3は図1に示した載置台を説明する正面図、図4は図1に示した繰出ローラ、フィードローラ、送出ローラを説明する側面図、図5は図1に示した繰出ローラ、フィードローラ、送出ローラを説明する平面図、図6は図1に示したゲートローラ、アイドルローラを説明する側面図、図7は図1に示したゲートローラ、アイドルローラを説明する平面図、図8は図1に示したゲートローラ、アイドルローラを説明する正面図である。
紙葉商品搬出装置1は、ボックス形状を有したフレーム2と、断面コの字形状を有した前扉3とを有している。前扉3はフレーム2の前方下方部に配設した軸4に支承され、手前側に開放可能である。フレーム2の両側面には、フレーム2から切り起こして形成したバネ取付部(図示せず)が設けてあり、前扉3の両側面にはバネ取付片5(図7参照)が取り付けてある。そして、フレーム2に設けたバネ取付部(図示せず)と、前扉3に取り付けたバネ取付片5との間には、引っ張りコイルバネ6が張架してあり、前扉3を閉塞方向に付勢している。
フレーム2の後方部には、ガイドシャフト10が取り付けてあり、このガイドシャフト10にはブラケット11が昇降可能に取り付けてある。より詳細には、ガイドシャフト10を挟むように配設した二つのガイドプーリ12,13がブラケット11に回転自在に取り付けてあり、ブラケット11が自重により略水平に支持されるようになっている。
また、ブラケット11にはバネ係止片14が取り付けてあり、フレーム2の後方下端部にはバネ係止部2a(図1参照)が形成してある。また、フレーム2の後方上部にはターンプーリ15が回転自在に取り付けてある。そして、このターンプーリ15を経由して、バネ係止片14とバネ係止部2aとに引っ張りコイルバネ16が張架してある。したがって、ブラケット11は、上昇方向に付勢されている。
また、ブラケット11の前面には操作部11aが屈曲形成してある。この操作部11aを押圧すれば、引っ張りコイルバネ16の付勢力に抗して、ブラケット11が下降して後述する載置台18に紙葉商品Sの積層が可能になる。
また、ブラケット11には、連結ピン17によって、載置台18が所定の範囲で揺動可能に取り付けてある。この連結ピン17は、載置台18の揺動中心となり、後述する繰出ローラ35とストッパ19との間に位置するように設けてある。このため、載置台18と後述する繰出ローラ35とが協働して、後述するフィードローラ37とゲートローラ54との間に紙葉商品Sを所定の姿勢で繰り出すことが可能となる。
載置台18の前面にはカバー部18aが折り曲げて形成してある。カバー部18aは、ブラケット11と載置台18との間に形成された隙間を隠蔽するものであり、紙葉商品Sを載置台18に積層する場合に、誤ってブラケット11と載置台18との間に形成された隙間に紙葉商品Sが入り込まないようにしている。
また、載置台18の基部には、ストッパ19が取り付けてある。このストッパ19は、フレーム2に形成した長孔(図示せず)内を移動する。そして、長孔(図示せず)の上端部でストッパ19と当接し、載置台18の揺動が規制され、長孔(図示せず)の下端部でストッパ19と当接し、載置台18の揺動が規制される。すなわち、載置台18に積層した紙葉商品Sの残量が少なくなった場合には、引っ張りコイルバネ16の付勢力により載置台18はブラケット11とともに上昇するが、長孔(図示せず)の上端部とストッパ19とが当接するので、載置台18が必要以上に傾く(揺動する)ことがない。また、載置台18に紙葉商品Sを積層する場合に、ブラケット11の操作部11aを押圧すると長孔(図示せず)の下端部とストッパ19とが当接するので、載置台18の手前側が下がり、奥側が上がるように傾く(揺動する)。
フレーム2の内側面には、モータ30が取り付けてある。モータ30の駆動軸30aはフレーム2の外部に突出しており、この駆動軸30aにはモータギア31が取り付けてある。
また、フレーム2には、繰出ローラ軸32と、フィードローラ軸33と、送出ローラ軸34とが回転可能に取り付けてある。繰出ローラ軸32には、三つの繰出ローラ35が等間隔に取り付けてある。この繰出ローラ35の外周部分にはゴムが焼き付けてあり、繰出ローラ35の外周面には摩擦力を付与するためにギザ状の凹凸面が形成してある。
フレーム2から突出した繰出ローラ軸32の軸端部には、繰出ローラギア36が取り付けてある。この繰出ローラギア36はモータギア31と噛合しており、モータ30の動力を繰出ローラ35に伝達可能である。
フィードローラ軸33の略中央には、一つのフィードローラ37が取り付けてある。このフィードローラ37にもゴムが焼き付けてある。また、フレーム2から突出したフィードローラ軸33の軸端部にはフィードローラギア38が取り付けてある。
送出ローラ軸34には、二つの送出ローラ39が取り付けてある。この送出ローラ39は、フィードローラ37を挟んで対称となるように配設してある。この送出ローラ39にもゴムが焼き付けてある。また、フレーム2から突出した送出ローラ軸34の軸端部には送出ローラギア40が取り付けてある。
また、フレーム2には、第1アイドルギア軸41と、第2アイドルギア軸42が回転可能にとりつけてある。第1アイドルギア軸41には、繰出ローラギア36とフィードローラギア38とに噛合する第1アイドルギア43が取り付けてあり、第2アイドルギア軸42には、フィードローラギア38と送出ローラギア40とに噛合する第2アイドルギア44が取り付けてある。このため、モータ30の動力は、繰出ローラギア36、第1アイドルギア43、フィードローラギア38、第2アイドルギア44、送出ローラギア40の順に伝達可能であり、繰出ローラ35、フィードローラ37、送出ローラ39は全て同一方向に回転することになる。
また、フレーム2には、ガイド45が取り付けてある。このガイド45は、紙葉商品Sの先端が上に向くのを防止して、フィードローラ37とゲートローラ54との間に略水平に紙葉商品Sを送出するためのものであり、繰出ローラ35とフィードローラ37との間に配設してある。このように、ガイド45を配設すると、下層の紙葉商品Sが上層の紙葉商品Sを巻き込むことに起因する重送を防止できる。
前扉3には、ブラケット50が取り付けてあり、ブラケット50には、ゲートローラ軸51が取り付けてある。ゲートローラ軸51は、ブラケット50に形成したU字形状の溝に嵌合することにより、前後方向の移動が規制され、ゲートローラ軸51を貫通するスプリングピン52をブラケット50に形成した孔に挿入することにより、回転が阻止されている。また、スプリングピン52の周りには、圧縮コイルバネ53が巻回してあり、ゲートローラ軸51を上方に付勢している。
また、ゲートローラ軸51には、フィードローラ37と対向するように二つのゲートローラ54が取り付けてある。各ゲートローラ54には図において時計回りにのみ回転を許容するワンウェイクラッチ(図示せず)が内蔵してある。このため、最上層の紙葉商品Sはフィードローラ37によって送出され、下層の紙葉商品はゲートローラ54によって規制されるので、一枚の紙葉商品Sのみが搬出可能である。
また、ブラケット50にはアイドルローラ軸55が取り付けてある。アイドルローラ軸55は、ブラケット50に形成した長孔(図示せず)に嵌合することにより、前後方向の移動が規制されている。また、アイドルローラ軸55は圧縮コイルバネ56により上方に付勢されている。
アイドルローラ軸55には、送出ローラ39と対向するように二つのアイドルローラ57が回転可能に取り付けてあり、フィードローラ37とゲートローラ54との間を通過した紙葉商品Sは、送出ローラ39とアイドルローラ57とに挟持され、外部に搬出される。
また、フレーム2の後方部には、商品切れスイッチ60が配設してある。この商品切れスイッチ60は載置台18に積層した紙葉商品Sの残量がないことを検出するものであり、捻りコイルバネ(図示せず)によって、レバー61が図1中時計方向に回動するように付勢してある。このため、レバー61は、積層した紙葉商品Sの後端部を押圧するとともに、載置台18に積層した紙葉商品Sを全て搬出すると、レバー61は図1において二点鎖線で示すように回動し、載置台18に没入する。
上述した紙葉商品搬出装置1に紙葉商品Sを収納する場合には、まず、引っ張りコイルバネ6の付勢力に抗して前扉3を開放する。このとき、ゲートローラ54は時計回りに僅かに回転する。つぎに、ブラケット11の操作部11aを押圧し、引っ張りコイルバネ16の付勢力に抗して載置台18を押し下げる。このとき、ストッパ19が長孔(図示せず)の下端部に当接して、載置台18は手前側が下方に、奥側が上方になるように傾く。したがって、載置台18に紙葉商品Sを容易に積層することができる。
載置台18に紙葉商品Sを積層した後に、ブラケット11の操作部11aから手を放すと、引っ張りコイルバネ16の付勢力により載置台18は上昇し、積層した紙葉商品Sと繰出ローラ35とが当接するとともに、載置台18が傾いて、フィードローラ37とゲートローラ54との間に紙葉商品Sを所定の姿勢(進入角度)で繰り出し可能となる。その後、前扉3を閉塞して、紙葉商品Sの収納を完了する。
このように紙葉商品Sを収納した紙葉商品搬出装置1において、モータ30を駆動させると、繰出ローラ35、フィードローラ37、送出ローラ39の全てが図1中時計回りに回転する。そして、繰出ローラ35は載置台18と協働して、紙葉商品Sをフィードローラ37とゲートローラ54との間に繰り出すことになる。フィードローラ37とゲートローラ54は紙葉商品Sの重送、紙葉商品Sの複数搬出を防止して、送出ローラ39とアイドルローラ57とが一枚ずつ紙葉商品Sを搬出する。
そして、載置台18に積層した紙葉商品Sの残量が少なくなると、ストッパ19と長孔(図示せず)の上端部とが当接して、載置台18の揺動を規制して、載置台18が必要以上に傾くのを防止する。
このようにして、載置台18に積層した全ての紙葉商品Sが搬出されると、商品切れスイッチ60のレバー61が載置台に没入して、載置台18に積層した紙葉商品Sの残量がないことを検出する。
以上説明したように、本実施例に係る紙葉商品搬出装置1は、載置台18を所定の範囲で揺動可能とし、フィードローラ37とゲートローラ54との間に紙葉商品Sを所定の姿勢で繰り出すので、封筒などの袋体に収容した切手、葉書、プリペイドカードなどの紙葉商品Sであっても、紙葉商品Sの詰まり、紙葉商品Sの重送や紙葉商品Sの複数枚搬出を生じることなく、一枚ずつ確実に搬出できる。
また、繰出ローラ35とフィードローラ37との間にガイドを取り付けたので、紙葉商品Sの先端が上に向くのを防止して、フィードローラ37とゲートローラ54との間に略水平に紙葉商品Sを送出することができ、下層の紙葉商品Sが上層の紙葉商品Sを巻き込むことに起因する重送を防止し、紙葉商品Sを一枚ずつ確実に搬出できる。
また、載置台18に、載置台18と載置台18を支承するブラケット11との間に形成された間隙を隠蔽するカバー部18aを形成したので、載置台18に紙葉商品Sを積層する際に、誤って載置台18とブラケット11との間に形成された間隙に紙葉商品Sが入り込むことがない。
また、載置台18に積層した紙葉商品Sの残量が少なくなった場合に、ストッパ19が載置台18の揺動範囲を規制するので、紙葉商品Sの残量が少なくなった場合に載置台18が必要以上に揺動することがなく、紙葉商品Sの詰まり、紙葉商品Sの重送や紙葉商品Sの複数枚搬出を生じることなく、一枚ずつ確実に搬出できる。
また、載置台18に紙葉商品Sを積層する場合には、手前側が下がり、奥側が上がるように載置台18が傾く(揺動する)ので、載置台18に紙葉商品Sを容易に積層できる。
また、繰出ローラ35とストッパ19との間に位置する態様で、載置台18の揺動中心(連結ピン17)を設けたので、繰出ローラ35とストッパ19とにより載置台18の揺動角度を規制して、紙葉商品Sの詰まり、紙葉商品Sの重送や紙葉商品Sの複数枚搬出を生じることなく、紙葉商品Sを一枚ずつ確実に搬出できる。
以上のように、本発明に係る紙葉商品搬出装置は、封筒などの袋体に収容した紙葉商品の搬出に有用であり、特に、封筒などの袋体に収容した葉書、切手、プリペイドカードなどの紙葉商品を販売する自動販売機の紙葉商品搬出装置に適している。
本発明の実施例に係る紙葉商品搬出装置の構成を説明する概略縦断側面図である。 図1に示した載置台を説明する側面図である。 図1に示した載置台を説明する正面図である。 図1に示した繰出ローラ、フィードローラ、送出ローラを説明する側面図である。 図1に示した繰出ローラ、フィードローラ、送出ローラを説明する平面図である。 図1に示したゲートローラ、アイドルローラを説明する側面図である。 図1に示したゲートローラ、アイドルローラを説明する平面図である。 図1に示したゲートローラ、アイドルローラを説明する正面図である。
符号の説明
1 紙葉商品搬出装置
2 フレーム
3 前扉
11 ブラケット
11a 操作部
17 連結ピン
18 載置台
18a カバー部
19 ストッパ
35 繰出ローラ
37 フィードローラ
39 送出ローラ
45 ガイド
54 ゲートローラ
57 アイドルローラ
S 紙葉商品

Claims (6)

  1. 紙葉商品を積層した載置台と協働して紙葉商品を繰り出す繰出ローラと、
    前記繰出ローラと連動して回転するフィードローラと、
    前記フィードローラと対向配置したゲートローラと
    を備え、
    前記フィードローラと前記ゲートローラとが協働して紙葉商品の重送を防止する紙葉商品搬出装置において、
    前記載置台を所定の範囲で揺動可能とし、前記フィードローラと前記ゲートローラとの間に紙葉商品を所定の姿勢で繰り出すことを特徴とする紙葉商品搬出装置。
  2. 前記繰出ローラと前記フィードローラとの間にガイドを取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の紙葉商品搬出装置。
  3. 前記載置台に、載置台と載置台を支承するブラケットとの間に形成された間隙を隠蔽するカバー部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の紙葉商品搬出装置。
  4. 前記載置台に積層した紙葉商品の残量が少なくなった場合に、ストッパが前記載置台の揺動範囲を規制することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の紙葉商品搬出装置。
  5. 前記載置台に紙葉商品を積層する場合には、手前側が下がり、奥側が上がるように前記載置台が揺動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の紙葉商品搬出装置。
  6. 前記繰出ローラと前記ストッパとの間に位置する態様で、前記載置台の揺動中心を設けたことを特徴とする請求項4に記載の紙葉商品搬出装置。
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