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JP2005301539A - 顔認証による本人確認システム - Google Patents

顔認証による本人確認システム Download PDF

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JP2005301539A JP2004114909A JP2004114909A JP2005301539A JP 2005301539 A JP2005301539 A JP 2005301539A JP 2004114909 A JP2004114909 A JP 2004114909A JP 2004114909 A JP2004114909 A JP 2004114909A JP 2005301539 A JP2005301539 A JP 2005301539A
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茂樹 吉実
Shinichi Yamazaki
伸一 山崎
Shigenobu Tsuda
茂信 津田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】生物学的特徴である顔貌(ぼう)を利用した本人確認である顔認証を行うことによって、システム構成を簡素でコストが低く、認証の処理速度が高く、顧客の抵抗感が小さく、不正牽(けん)制効果が高く、不正行為に対する証拠価値が高く、認証用のデータを使用して人間による本人確認を行うことができるようにする。
【解決手段】金融機関の窓口に配設され、顧客の顔画像を取得するカメラ13を備える窓口端末と、該窓口端末に接続され、前記顧客の登録された顔データを格納する顔データベース21aを備える顔認証サーバ21とを有し、前記窓口端末は、前記カメラ13が取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証を行うとともに、前記顧客の登録された顔データを表示して目視確認を可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、顔認証による本人確認システムに関するものである。
従来、銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関において、顧客が通帳や証書を用いて預金の払い出しを行う場合、印鑑を押印した申し込み書を営業店の窓口に提出して払い出しを申し込むと、前記申込書に押印された印鑑の印影と口座を開設したときに登録された印鑑の印影とが照合され、二つの印影が合致すると預金が払い出されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−256347号公報
しかしながら、前記従来のシステムにおいては、盗難された通帳及び該通帳に押印された印影に基づいて偽造された印鑑が使用された場合には、預金の不正払い出しを適切に防止することができなかった。そのため、近年では通帳への押印を廃止して、印鑑照合のイメージ処理化が行われているが、通帳と印鑑とを同じ場所に保管する顧客も多く存在し、盗難された通帳及び印鑑を使用した預金の不正払い出しを防止することはできない。また、営業店の窓口において、暗証番号の入力を行う措置も行われているが、通帳及び印鑑とともにメモ等に記載された暗証番号も盗難された場合には、対応することができない。
もっとも、近年では、一般的に盗難、テロ等に対するセキュリティ意識が高まっており、指紋、アイリス等の生物学的特徴を利用した本人確認であるバイオメトリクス認証に対する抵抗感が薄れてきているので、営業店の窓口において、バイオメトリクス認証を行うことも提案されている。バイオメトリクス照合によって、顧客の本人確認を行うことにより、盗難された通帳、印鑑等を使用した預金の不正払い出しを防止することができる。しかし、いかなるバイオメトリクス認証も認証精度が100〔%〕ではなく、バイオメトリクス認証による本人確認の結果に疑問が生じた場合、最後には窓口の担当者等の人間による本人確認に委(ゆだ)ねられる。
本発明は、前記従来のシステムの問題点を解決して、生物学的特徴である顔貌(ぼう)を利用した本人確認である顔認証を行うことによって、システム構成を簡素でコストが低く、認証の処理速度が高く、顧客の抵抗感が小さく、不正牽(けん)制効果が高く、不正行為に対する証拠価値が高く、認証用のデータを使用して人間による本人確認を行うことができる顔認証による本人確認システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の顔認証による本人確認システムにおいては、金融機関の窓口に配設され、顧客の顔画像を取得するカメラを備える窓口端末と、該窓口端末に接続され、前記顧客の登録された顔データを格納する顔データベースを備える顔認証サーバとを有し、前記窓口端末は、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証を行うとともに、前記顧客の登録された顔データを表示して目視確認を可能とする。
本発明の他の顔認証による本人確認システムにおいては、金融機関の顧客の顔画像を取得するカメラを備える自動取引装置と、該自動取引装置に接続され、前記顧客の登録された顔データを格納する顔データベースを備える顔認証サーバと、前記自動取引装置及び顔認証サーバに接続された管理端末とを有し、前記自動取引装置は、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証を行い、本人確認ができない場合に、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとを前記管理端末に表示させて目視確認を可能とする。
本発明の更に他の顔認証による本人確認システムにおいては、さらに、前記顧客は、前記金融機関に開設された口座の名義人及び該名義人の登録された代理人である。
本発明の更に他の顔認証による本人確認システムにおいては、さらに、前記顧客の登録された顔データは、自動的に更新される。
本発明の更に他の顔認証による本人確認システムにおいては、さらに、前記金融機関の役席者が操作する役席端末を有し、本人確認ができない場合に、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データを前記役席端末に表示させて目視確認を可能とする。
本発明の更に他の顔認証による本人確認システムにおいては、さらに、前記顔データベースはセキュリティレベルを格納し、該セキュリティレベルに応じて顔認証を行う。
本発明の更に他の顔認証による本人確認システムにおいては、さらに、前記窓口端末は、勘定系のアプリケーションと連動して顔認証を行う。
本発明の更に他の顔認証による本人確認システムにおいては、さらに、前記窓口端末は、受付端末と連動して顔認証を行う。
本発明の更に他の顔認証による本人確認システムにおいては、さらに、前記顧客の登録された顔データは、前記顧客の保持するICカードに格納される。
本発明の自動取引装置においては、金融機関の顧客が操作する自動取引装置であって、前記顧客の顔画像を取得するカメラを備え、前記顧客の登録された顔データを格納する顔データベースを備える顔認証サーバ、及び、管理端末に接続され、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証による本人確認を行い、本人確認ができない場合に、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとを前記管理端末に表示させて目視確認を可能とする。
本発明の顔認証サーバにおいては、金融機関の顧客の登録された顔データを格納する顔データベースを有する顔認証サーバであって、前記顧客の顔画像を取得するカメラを備え、該カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証による本人確認を行う窓口端末、又は、前記顧客の顔画像を取得するカメラを備え、該カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証による本人確認を行う自動取引装置に接続され、前記窓口端末又は自動取引装置の本人確認に関するログデータを取得して前記顔データベースに格納して検索する。
本発明によれば、生物学的特徴である顔貌を利用した本人確認である顔認証を行うようになっている。そのため、システム構成を簡素でコストが低く、認証の処理速度が高く、顧客の抵抗感が小さく、不正牽制効果が高く、不正行為に対する証拠価値が高く、認証用のデータを使用して人間による本人確認を行うこともできる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す概念図、図2は本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムのソフトウェア構成を示す図である。
図1において、10は銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関の本店、支店等である営業店であり、窓口端末としての営業店端末11及びATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の自動取引装置12が配設されている。前記営業店端末11は、営業店10のハイカウンタ等の窓口に配設された一種のコンピュータであり、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置から成る入力部、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示装置から成る表示部、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、通信インターフェイス等を有する。また、後述される顧客31の顔画像を取得するためのカメラ13が接続されている。そして、前記営業店10におけるテラー(Teller)等の窓口の担当者は、前記営業店端末11を操作して、現金の預け入れ、引き落とし、振り替え等の金融処理、新規の口座開設、定期性預金の設定、通帳の発行、現金の払い出し等の各種業務を遂行する。なお、図1において、前記営業店端末11は、1つしか示されていないが、複数であってもよい。
本実施の形態において、前記窓口の担当者は、営業店端末11を操作して、顔認証による顧客31の本人確認を行うようになっている。そのために、前記営業店端末11は、図2に示されるように、勘定系アプリケーション、勘定系ミドルウェア等の勘定系業務を遂行するためのソフトウェアに加えて、顔登録エンジン、顔認証エンジン、顔登録アプリケーション、顔認証アプリケーション等の顧客の顔登録及び顔認証を行うためのソフトウェアを搭載する。なお、前記営業店端末11は、Windows(R)2000等のオペレーティングシステム、ネットワークに接続するためのネットワークドライバ、前記カメラ13を接続するためのUSB(Universal Serial Bus)接続ドライバ等のソフトウェアも搭載する。
この場合、前記顔認証は、例えば、米国Ident社の顔認証アルゴリズムであり、Local Feature Analysisと呼ばれる認証技術である。この場合、カメラ13によって取得した顔画像を処理し、結節点と呼ばれる特徴点を複数個抽出する。なお、該特徴点には、例えば、目のような点が含まれる。そして、前記特徴点の相対的な位置関係、すなわち、空間ベクタを数値としコード化するようになっている。この場合、認証の結果は、本人適合率として算出される。
また、前記自動取引装置12は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備え、かつ、現金入出金機構、振り込み等の金融取引を行うための処理手段を備えた一種のコンピュータである。そして、前記自動取引装置12は、キーボード、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示装置、顧客31の音声を入力するためのマイクロフォン等の音声入力装置、音声案内のためのスピーカ等の音声出力装置等を備える顧客操作部を有する。また、顧客31の顔画像を取得するためのカメラ13が接続されている。なお、図1において、前記自動取引装置12は、1つしか示されていないが、複数であってもよい。また、前記自動取引装置12は、顔認証エンジン、顔認証アプリケーション等の顧客31の顔認証を行うためのソフトウェアを搭載する。
そして、14は営業店10内に構築されたイントラネット、LAN(Local Area Network)等の営業店内ネットワークであり、前記営業店端末11及び自動取引装置12が接続されている。さらに、前記営業店内ネットワーク14は、ルータ等を介して、ネットワーク25に接続されている。該ネットワーク25は、有線又は無線の公衆通信回線網、専用通信回線網、インターネット、イントラネット、LAN、WAN(Wide Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。
また、20は金融機関における本人確認の業務を遂行するセンタであり、顔認証サーバ21、管理端末22及びプリンタ23が配設されている。前記顔認証サーバ21は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備え、プログラムに従って動作を行い、顧客31の本人確認の業務を遂行するようになっている。なお、前記顔認証サーバ21は、大型の汎(はん)用コンピュータのような単独のコンピュータによって構成されるものであってもよいし、分散型サーバのように複数のコンピュータを有機的に結合したものであってもよいし、大型のコンピュータ内に構築される複数のシステムの中の1つであってもよい。また、前記顔認証サーバ21には、登録された顔データ等の顔認証に必要な各種データを格納する顔データベース21aが接続されている。該顔データベース21aは顔認証サーバ21に内蔵されていてもよい。なお、前記顔データには、顔画像と、特徴点等の顔認証用データとが含まれ、店番及び口座番号に対応付けて格納されている。また、前記顔認証サーバ21にはログデータも格納される。該ログデータには、取引時刻、店番、端末番号、取引内容、口座番号、認証結果、顔データ等が含まれる。
そして、前記顔認証サーバ21は、図2に示されるように、Oracle(R)等のリレーショナル・データベース、運用管理サーバソフト等のソフトウェアに加えて、顔登録アプリケーション、顔認証アプリケーション、管理系アプリケーション等の顧客31の顔登録及び顔認証を行うためのソフトウェアを搭載する。なお、前記顔認証サーバ21は、Windows(R)2000Server等のオペレーティングシステム、ネットワークに接続するためのネットワークドライバのソフトウェアも搭載する。
また、前記管理端末22は、センタ20の担当者が操作する一種のコンピュータであり、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置から成る入力部、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示装置から成る表示部、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、通信インターフェイス等を有する。そして、前記センタ20の担当者は、管理端末22を操作して、前記自動取引装置12を操作する顧客31の本人確認を行うようになっている。そのために、前記管理端末22は、図2に示されるように、顔登録アプリケーション、顔認証アプリケーション、管理系アプリケーション等の顧客31の顔登録及び顔認証を行うためのソフトウェアを搭載する。なお、前記管理端末22は、Windows(R)2000等のオペレーティングシステム、ネットワークに接続するためのネットワークドライバ等のソフトウェアも搭載する。
そして、前記プリンタ23は、印刷用紙等の媒体に印刷することができるものであれば、いかなる種類の印刷方式を採用するものであってもよく、例えば、インクジェット方式、電子写真方式、熱転写方式、ワイヤドット方式等であってもよい。前記プリンタ23は、顔データベース21aに格納されたログデータの出力等に使用される。
また、24はセンタ20内に構築されたイントラネット、LAN等のセンタ内ネットワークであり、前記顔認証サーバ21、管理端末22及びプリンタ23が接続されている。さらに、前記センタ内ネットワーク24は、ルータ等を介して、ネットワーク25に接続されている。これにより、前記顔認証サーバ21及び管理端末22は、営業店10に配設された営業店端末11及び自動取引装置12と通信を行うことができる。
本実施の形態においては、顧客31が金融機関に新規の口座を開設する場合、営業店端末11に接続されたカメラ13で前記顧客の顔を撮影して顔画像を取得し、顔データを登録して顔データベース21aに格納する。そして、営業店10に配設された図示されないカード発行機によって、登録された顔画像が印刷されたカードが発行され、前記顧客31に渡される。なお、人間の顔貌は徐々に変化するので、経年変化によって顔認証の本人適合率が低下することを防止するために、登録された顔データは、所定の更新期間毎に更新されることが望ましい。なお、該更新期間は、例えば、取引を行う毎であってもよいし、1年毎等であってもよいが、任意に設定することができる。また、登録された顔データが更新される毎に顔画像が印刷されたカードも再発行されることが望ましい。
そして、前記顧客31が営業店10の窓口において、現金の払い出し、口座の解約、住所変更等の届け出等の取引を行う場合、窓口の担当者が営業店端末11を操作して、口座番号等を入力すると、店番及び口座番号に基づいて顔データベース21aに格納された顔データの検索が行われ、検索された顔データが営業店端末11に送信される。これにより、該営業店端末11は、カメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データと前記検索された顔データとによって、顔認証を行う。そして、必要に応じて、前記検索された顔データに含まれる顔画像が営業店端末11の表示部に表示され、前記窓口の担当者が目視によって、前記顧客31の本人確認を行うことができるようになっている。
また、前記顧客31が自動取引装置12を操作して、現金の払い出し、振り込み等の取引を行う場合、カメラ13が取得した顧客の顔画像が店番及び口座番号とともに顔認証サーバ21に送信される。そして、店番及び口座番号に基づいて顔データベース21aに格納された顔データの検索が行われ、検索された顔データが自動取引装置12に送信される。これにより、該自動取引装置12は、カメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データと前記検索された顔データとによって、顔認証を行う。そして、必要に応じて、前記検索された顔データに含まれる顔画像が管理端末22の表示部に表示され、センタ20の担当者が目視によって、前記顧客31の本人確認を行うことができるようになっている。
次に、前記構成の顔認証による本人確認システムの動作について説明する。まず、顧客が金融機関に新規の口座を開設する場合、又は、顔データを更新する場合の動作について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第1の図である。
図3において、31は顧客であり、32は必要事項を記入して営業店10の窓口に提出する伝票である。まず、前記顧客31は、必要事項を記入した伝票32を窓口に提出して、口座の新規開設を申し込む。そして、前記窓口の担当者が営業店端末11を操作すると、顔登録アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、顔登録処理が実行される。
該顔登録処理においては、営業店端末11に接続されたカメラ13で前記顧客31の顔を撮影して顔画像を取得する。また、前記窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔登録・更新画面における店番及び口座番号の欄に、店番及び口座番号を入力する。なお、顧客番号を入力することもできる。すると、取得された顔画像に基づく顔データ、すなわち、顔取得データが店番及び口座番号又は顧客番号と対応付けされ、顔認証サーバ21によって登録され、顔データベース21aに格納される。また、ログデータも顔データベース21aに格納される。そして、前記顔認証サーバ21は、前記ログデータを検索する機能を有し、必要に応じて前記ログデータを検索するようになっている。なお、1つの口座に対して1人の顧客31が登録される。また、1人の顧客31の顔データには複数の顔画像が含まれる。
続いて、新規の口座開設であるか顔データの更新であるかが判断され、顔データの更新である場合には処理が終了される。また、新規の口座開設である場合には、勘定系アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、通常の勘定取引が行われた後、処理が終了される。
次に、図3に示されるステップについて説明する。
ステップS1 顔登録アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS2 顔登録処理が実行される。
ステップS3 新規の口座開設であるか顔データ更新かを判断する。新規の口座開設の場合はステップS4に進み、顔データ更新の場合は処理を終了する。
ステップS4 勘定系アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS5 通常の勘定取引が行われ、処理を終了する。
次に、顧客31が営業店10の窓口において、現金の払い出し、口座の解約、住所変更等の届け出等の取引を行う場合の動作について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第2の図、図5は本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第3の図である。
図4において、33は顧客31のカードであり、34は顧客31の通帳である。まず、前記顧客31は、必要事項を記入した伝票32、カード33及び通帳34を窓口に提出して、取引を依頼する。そして、前記窓口の担当者が営業店端末11を操作すると、顔認証アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、本人確認が行われる。
該本人確認においては、前記窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔検索認証画面における店番及び口座番号の欄に、店番及び口座番号を入力する。なお、顧客番号を入力することもできる。すると、顔認証サーバ21によって、前記店番及び口座番号又は顧客番号に基づいて、顔データベース21aに格納された顔データの検索が行われ、検索された顔データが営業店端末11に送信される。そして、該営業店端末11は、カメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データ、すなわち、顔取得データと、前記検索された顔データ、すなわち、顔登録データとによって、(1)顔認証を行う。この場合、約10〔秒〕間連続認識を行い、認識率の向上を図るようになっている。そして、本人適合率が閾(しきい)値を超えた時点で認識OKとする。また、前記顔登録データに含まれる1つの顔画像が営業店端末11の表示部に表示される顔検索認証画面に表示され、前記窓口の担当者が目視によって、前記顧客31の本人確認を行う。すなわち、(2)テラーによる目視確認が行われる。本実施の形態においては、(1)顔認証と(2)テラーによる目視確認とを併せて本人確認とする。また、ログデータが顔データベース21aに格納される。前記ログデータには、認識OK又は認識NGが含まれ、認識NGの場合には、更に顔データが含まれる。
続いて、顔認証及び目視確認によって本人であることが確認されたか否か、すなわち、認証/目視OKであるか否かが判断される。そして、OKでない場合、前記窓口の担当者が顧客31への質問によって、代理人確認等を行う。そして、確認がOKであるか否かが判断され、OKでない場合には取引が中断される。一方、確認がOKである場合、及び、認証/目視OKである場合には、勘定系アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、通常の勘定取引が行われる。該勘定取引においては、今までと同様に、印鑑照合、暗証番号等の暗証を照合する暗証照合等の照合確認が行われた後に取引が行われる。
続いて、口座の解約であるか否かが判断され、解約でない場合には取引が終了される。また、解約である場合には、顔データ削除が行われる。該顔データ削除においては、前記窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔削除画面における店番及び口座番号の欄に、店番及び口座番号を入力する。すると、顔認証サーバ21によって、前記店番及び口座番号に基づいて、顔データベース21aに格納された顔データの削除が行われる。また、ログデータが顔データベース21aに格納される。前記ログデータには、削除口座のデータが含まれ、必要に応じ、顔認証サーバ21によって検索される。そして、前記顔データ削除が行われた後、取引が終了される。
次に、図4及び5に示されるステップについて説明する。
ステップS11 顔認証アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS12 本人確認が行われる。
ステップS13 認証/目視OKであるか否かを判断する。認証/目視OKである場合はステップS14に進み、認証/目視OKでない場合はステップS15に進む。
ステップS14 勘定系アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS15 顧客31への質問によって、代理人確認等を行う。
ステップS16 確認がOKであるか否かを判断する。確認がOKである場合はステップS14に戻り、確認がOKでない場合は取引が中断される。
ステップS17 通常の勘定取引が行われる。
ステップS18 口座の解約であるか否かを判断する。口座の解約である場合はステップS19に進み、口座の解約でない場合は取引を終了する。
ステップS19 顔データ削除が行われ、処理を終了する。
次に、顧客31が自動取引装置12を操作して、現金の払い出し、振り込み等の取引を行う場合の動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の顧客操作部に表示される画面を示す図、図7は本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第4の図、図8は本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第5の図である。
まず、顧客31は、カード33及び通帳34を使用し、自動取引装置12を操作して、現金の払い出し、振り込み等の取引を選択する。すると、選択された取引が顔認証を必要とする取引であるか否か、すなわち、顔認証要取引であるか否かが判断される。そして、顔認証要取引でない、すなわち、顔認証を必要としない取引である場合には通常の勘定取引が行われる。ここで、顔認証を必要としない取引とは、入金等の取引であり、本人確認を行う必要がないと考えられる取引である。また、選択された取引が顔認証要取引である場合、顔認証アプリケーションが起動し、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われ、顔認証が行われる。この場合、前記自動取引装置12の顧客操作部には、図6に示されるように、「お客様のお顔を撮影させていただきます」とのメッセージが表示された後、カメラ13が顧客31の顔画像を取得する。
前記顔認証においては、前記カード33及び通帳34の磁気ストライプ等から読み取られた店番及び口座番号が顔認証サーバ21に送信される。すると、該顔認証サーバ21によって、前記店番及び口座番号又は顧客番号に基づいて、顔データベース21aに格納された顔データの検索が行われ、検索された顔データが自動取引装置12に送信される。そして、該自動取引装置12は、カメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データ、すなわち、顔取得データと、前記検索された顔データ、すなわち、顔登録データとによって、(1)顔認証を行う。この場合、約10〔秒〕間連続認識を行い、認識率の向上を図るようになっている。また、ログデータが顔データベース21aに格納される。前記ログデータには、認識OK又は認識NGが含まれ、認識NGの場合には、更に顔データが含まれ、必要に応じ、顔認証サーバ21によって検索される。
続いて、顔認証によって本人であることが確認されたか否か、すなわち、認証OKであるか否かが判断される。そして、OKでない場合、センタ20において顔の目視確認が行われる。この場合、前記顔登録データに含まれる顔画像及び顔取得データに含まれる顔画像が管理端末22に送信され、該管理端末22の表示部の顔認証画面に表示される。前記センタ20の担当者が目視によって、前記顧客31の本人確認を行う。すなわち、(2)目視確認が行われる。
続いて、目視確認によって本人であることが確認されたか否か、すなわち、確認OKであるか否かが判断される。そして、OKでない場合、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面に「お取り扱いできません。窓口へお越しください。」とのメッセージが表示され、取引が終了される。一方、確認がOKである場合、及び、認証がOKである場合には、勘定系アプリケーションが起動し、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われ、通常の勘定取引が行われる。該勘定取引においては、今までと同様に、暗証照合等の照合確認が行われた後に取引が行われる。
続いて、口座の解約であるか否かが判断され、解約でない場合には取引が終了される。また、解約である場合には、顔データ削除が行われる。該顔データ削除においては、前記カード33及び通帳34の磁気テープ等から読み取られた店番及び口座番号が顔認証サーバ21に送信される。すると、該顔認証サーバ21によって、前記店番及び口座番号に基づいて、顔データベース21aに格納された顔データの削除が行われる。また、ログデータが顔データベース21aに格納される。前記ログデータには、削除口座のデータが含まれる。そして、前記顔データ削除が行われた後、取引が終了される。
次に、図7及び8に示されるステップについて説明する。
ステップS21 取引を選択する。
ステップS22 顔認証要取引であるか否かを判断する。顔認証要取引である場合はステップS23に進み、顔認証要取引でない場合はステップS30に進む。
ステップS23 顔認証アプリケーションが起動し、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS24 顔認証が行われる。
ステップS25 認証OKであるか否かを判断する。認証OKである場合はステップS29に進み、認証OKでない場合はステップS26に進む。
ステップS26 センタ20において顔の目視確認が行われる。
ステップS27 確認がOKであるか否かを判断する。確認がOKである場合はステップS29に進み、確認がOKでない場合はステップS28に進む。
ステップS28 自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面に「お取り扱いできません。窓口へお越しください。」とのメッセージが表示され、取引を終了する。
ステップS29 勘定系アプリケーションが起動し、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS30 通常の勘定取引が行われる。
ステップS31 口座の解約であるか否かを判断する。口座の解約である場合はステップS32に進み、口座の解約でない場合は取引を終了する。
ステップS32 顔データ削除が行われ、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、口座を開設する際に取得した顧客31の顔画像に基づく顔データを登録して顔データベース21aに格納する。そして、前記顧客31が営業店10の窓口で取引を行う場合には、該取引の際にカメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データと登録された顔データとによって顔認証を行うとともに、窓口の担当者が登録された顔データに含まれる顔画像と顧客31とを見比べる目視確認を行うことによって、顧客31の本人確認を行うようになっている。また、該顧客31が自動取引装置12を操作して取引を行う場合には、該取引の際にカメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データと登録された顔データとによって顔認証を行い、本人であることが確認されない場合には、センタ20の担当者が、取引の際にカメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データと登録された顔データとを見比べる目視確認を行うことによって、顧客31の本人確認を行うようになっている。
そのため、顔認証の認証精度が低くても、目視確認によって確実に本人確認を行うことができるので、システム構成を簡素化することができ、コストを低減することができる。また、認証の処理速度が高いので、顧客31を長時間待たせることがなく、顧客サービスが低下することがない。さらに、指紋の採取等のように顧客31が抵抗を感じることがない。さらに、不正を行う者は、顔を撮影されることに抵抗を感じるので、不正牽制効果が高い。さらに、不正を行った者の顔画像がログデータとして格納されるので、不正行為に対する証拠価値が高い。さらに、認証用のデータである顔データを使用して目視による本人確認を行うことができるので、データ量を低減することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図9は本発明の第2の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第1の図、図10は本発明の第2の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第2の図である。
本実施の形態においては、顧客31の顔データだけでなく、前記顧客31の代理人の顔データも登録することができるようになっている。これにより、前記顧客31の配偶者、家族等が前記顧客31の代理人として、前記顧客31の口座を使用して取引を行うことができる。
図9において、31aは顧客31の第1の代理人であり、31bは顧客31の第2の代理人である。なお、1人の顧客31について登録可能な代理人の人数は、適宜設定することができる。ここで、前記顧客31は、金融機関に新規の口座を開設する場合、又は、顔データを更新する場合に第1の代理人31a及び第2の代理人31bを登録することができる。この場合、顔登録処理において、営業店端末11に接続されたカメラ13で前記顧客31、第1の代理人31a及び第2の代理人31bの顔を撮影して顔画像を取得する。そして、窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔登録・更新画面における店番、口座番号及び代理人番号の欄に、店番、口座番号及び代理人番号を入力する。この場合、顧客31、第1の代理人31a及び第2の代理人31bのそれぞれに対して、顔画像を含む顔登録・更新画面が表示されるようになっている。なお、顧客番号を入力することもできる。
すると、取得された顔画像に基づく顔データ、すなわち、顔取得データが店番及び口座番号又は顧客番号並びに代理人番号と対応付けされ、顔認証サーバ21によって登録され、顔データベース21aに格納される。また、ログデータも顔データベース21aに格納される。これにより、1つの口座に対して名義人としての顧客31、並びに、代理人1としての第1の代理人31a及び代理人2としての第2の代理人31bが登録される。すなわち、1つの口座に対して複数人が登録される。
また、口座を解約する場合、又は、代理人を解消する場合には、図10に示されるように、窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔削除画面における店番、口座番号及び代理人番号の欄に、店番、口座番号及び代理人番号を入力する。すると、顔認証サーバ21によって、前記店番、口座番号及び代理人番号に基づいて、顔データベース21aに格納された顔データの削除が行われる。ここで、代理人番号が入力されていない場合、すなわち、代理人の区分がない場合には、口座に対応するすべての顔データが削除される。また、代理人番号が入力されている場合、すなわち、代理人の区分がある場合には、該当する代理人の顔データのみが削除される。また、ログデータが顔データベース21aに格納される。前記ログデータには、削除口座のデータが含まれる。
なお、営業店10の窓口において、現金の払い出し、口座の解約、住所変更等の届け出等の取引を行う場合の動作、及び、自動取引装置12を操作して、現金の払い出し、振り込み等の取引を行う場合の動作については、取引の際に代理人番号を入力する以外は、前記第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、顧客31の顔データだけでなく、前記顧客31の第1の代理人31a及び第2の代理人31bの顔データも登録することができる。そのため、前記顧客31の配偶者、家族等が前記第1の代理人31a及び第2の代理人31bとして、顔認証によって本人確認を行って、前記顧客31の口座を使用して取引を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図11は本発明の第3の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す図である。
本実施の形態においては、顧客31が営業店10の窓口において、現金の払い出し、口座の解約、住所変更等の届け出等の取引を行う際に、前記顧客31の顔データを自動的に更新するようになっている。この場合、図11に示されるように、本人確認において、窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔検索認証画面における店番及び口座番号の欄に、店番及び口座番号を手入力する。なお、顧客番号を入力することもできる。すると、顔認証サーバ21によって、前記店番及び口座番号又は顧客番号に基づいて、顔データベース21aに格納された顔データの検索が行われ、検索された顔データが営業店端末11に送信される。そして、該営業店端末11は、カメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データ、すなわち、顔取得データと、前記検索された顔データ、すなわち、顔登録データとによって、(1)顔認証を行う。この場合、約10〔秒〕間連続認識を行い、認識率の向上を図るようになっている。そして、本人適合率が閾値を超えた時点で認識OKとする。
また、前記顔登録データに含まれる1つの顔画像が営業店端末11の表示部に表示される顔検索認証画面に表示され、前記窓口の担当者が目視によって、前記顧客31の本人確認を行う。すなわち、(2)テラーによる目視確認が行われる。本実施の形態においては、(1)顔認証と(2)テラーによる目視確認とを併せて本人確認とする。また、ログデータが顔データベース21aに格納される。前記ログデータには、認識OK又は認識NGが含まれ、認識NGの場合には、更に顔データが含まれる。
さらに、前記顔取得データによって、顔登録データの更新、すなわち、顔更新が行われる。これにより、顔データベース21aに格納されている登録された顔データが更新される。なお、該顔データを更新するタイミングにはいくつかのパターンが考えられる。例えば、(1)顔認証の結果が認識OKのときには常に更新するようにしてもよいし、(1)顔認証の結果が認識OKであって、かつ、(2)テラーによる目視確認がOKのときに更新するようにしてもよいし、(1)顔認証の結果が認識NGであって、かつ、(2)テラーによる目視確認がOKのときに更新するようにしてもよい。
このように、本実施の形態においては、顧客31が営業店10の窓口において、現金の払い出し、口座の解約、住所変更等の届け出等の取引を行う際に、顧客31の顔データを自動的に更新するようになっている。そのため、経年変化によって顔認証の本人適合率が低下することを防止することができる。なお、顧客31が自動取引装置12を操作して、現金の払い出し、振り込み等の取引を行う際に、前記顧客31の顔データを自動的に更新するようにしてもよい。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図12は本発明の第4の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す概念図である。
本実施の形態においては、窓口の担当者が目視によって顧客31の本人確認を行っても本人であることを確認できない場合、前記担当者より大きな権限を有する者、前記担当者の業務を管理する管理者等のような役席者が目視によって前記顧客31の本人確認を行うようになっている。
この場合、図12に示されるように、営業店10には、営業店内ネットワーク14に接続された役席端末15が配設される。該役席端末15は、役席者の机等に配設された一種のコンピュータであり、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置から成る入力部、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示装置から成る表示部、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、通信インターフェイス等を有する。なお、顧客31の顔画像を取得するためのカメラ13は接続されていない。そして、前記営業店10における役席者は、顧客31の本人確認を行う場合、前記役席端末15を操作して、登録されている顔画像を表示部に表示させ、目視による本人確認を行った後に、窓口の担当者に対する指示を入力する。
なお、図12に示される例においては、顔データベース21aが接続された顔認証サーバ21が営業店10に配設され、営業店内ネットワーク14に接続されているが、前記第1〜第3の実施の形態と同様に、センタ20に配設されていてもよい。また、図12において、16は営業店10のローカウンタ、相談窓口等の窓口に配設され、営業店内ネットワーク14に接続された窓口端末としてのローカウンタ端末である。該ローカウンタ端末16は、一種のコンピュータであり、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置から成る入力部、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示装置から成る表示部、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、通信インターフェイス等を有するが、勘定系の業務を遂行するための機能を備えていない。また、顧客31の顔画像を取得するためのカメラ13が接続されている。なお、前記ローカウンタ端末16は省略することもできる。また、前記第1〜第3の実施の形態においては、必要に応じて、前記ローカウンタ端末16を営業店10に配設することができる。
次に、本実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作について説明する。
図13は本発明の第4の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す図である。
まず、顧客31は、必要事項を記入した伝票32、カード33及び通帳34を窓口に提出して、取引を依頼する。そして、前記窓口の担当者が営業店端末11を操作すると、顔認証アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、本人確認が行われる。
該本人確認においては、前記窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔検索認証画面における店番及び口座番号の欄に、店番及び口座番号を入力する。なお、顧客番号を入力することもできる。すると、顔認証サーバ21によって、前記店番及び口座番号又は顧客番号に基づいて、顔データベース21aに格納された顔データの検索が行われ、検索された顔データが営業店端末11に送信される。そして、該営業店端末11は、カメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データ、すなわち、顔取得データと、前記検索された顔データ、すなわち、顔登録データとによって、(1)顔認証を行う。この場合、約10〔秒〕間連続認識を行い、認識率の向上を図るようになっている。そして、本人適合率が閾値を超えた時点で認識OKとする。また、前記顔登録データに含まれる一つの顔画像が営業店端末11の表示部に表示される顔検索認証画面に表示され、前記窓口の担当者が目視によって、前記顧客31の本人確認を行う。すなわち、(2)テラーによる目視確認が行われる。そして、(1)顔認証と(2)テラーによる目視確認とを併せて本人確認とする。また、ログデータが顔データベース21aに格納される。前記ログデータには、認識OK又は認識NGが含まれ、認識NGの場合には、更に顔データが含まれる。
続いて、顔認証及び目視確認によって本人であることが確認されたか否か、すなわち、認証/目視OKであるか否かが判断される。そして、OKでない場合、役席連動によって、(3)役席による目視確認が行われる。この場合、前記顔登録データに含まれる顔画像が連動して役席端末15に送信され、該役席端末15の表示部の顔認証画面に表示される。そして、役席者が目視によって、前記顧客31の本人確認を行う。
続いて、役席者は、役席端末15の表示部の顔認証画面における指示欄に指示を入力する。該指示は、取引の承認か又は取引中断のいずれかである。すると、営業店端末11の表示部に表示された役席回答画面に指示が表示される。そして、役席者の指示が取引中断である場合には、取引が中断される。また、役席者の指示が承認である場合には、取引が行われる。なお、認証/目視OKであるか否かが判断されてOKである場合には、勘定系アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、通常の勘定取引が行われる。
なお、その他の動作については、前記第1〜第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、図13に示されるステップについて説明する。
ステップS41 顔認証アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS42 本人確認が行われる。
ステップS43 認証/目視OKであるか否かを判断する。認証/目視OKである場合はステップS44に進み、認証/目視OKでない場合はステップS45に進む。
ステップS44 勘定系アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS45 顔画像が役席端末15の表示部の顔認証画面に表示される。
ステップS46 役席端末15の表示部の顔認証画面における指示欄に指示を入力する。
ステップS47 指示が取引の承認であるか又は取引中断であるかを判断する。取引の承認である場合はステップS48に進み、取引中断である場合は、取引が中断される。
ステップS48 通常の勘定取引が行われる。
このように、本実施の形態においては、窓口の担当者が目視によって顧客31の本人確認を行っても本人であることを確認できない場合、役席者が目視によって前記顧客31の本人確認を行うようになっている。そのため、本人確認の認証精度をより高くすることができる。また、窓口の担当者の業務負担を軽減することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1〜第4の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第4の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図14は本発明の第5の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す概念図である。
本実施の形態においては、口座毎にセキュリティレベルを設定し、該セキュリティレベルに応じ、かつ、口座の種類、払い出し金額、口座残高、1日の取引回数等の要素を考慮して、本人確認のためのフローを変更することによって、セキュリティを保持しつつ、金融機関の事務処理を効率化するようになっている。
この場合、図14に示されるように、顔データベース21aに格納されたデータには、口座毎にセキュリティレベルが数値によって設定されている。また、各セキュリティレベルと、払い出し金額、顔認証の要不要、暗証認証の要不要、印鑑照合の要不要等の事項との対応を示すテーブルが前記顔データベース21aに格納されている。
次に、本実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作について説明する。まず、顧客31が営業店10の窓口において、現金の払い出し、口座の解約、住所変更等の届け出等の取引を行う場合の動作について説明する。
図15は本発明の第5の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第1の図である。
まず、前記顧客31は、必要事項を記入した伝票32、カード33及び通帳34を窓口に提出して、取引を依頼する。そして、前記窓口の担当者が営業店端末11を操作すると、該営業店端末11の表示部にセキュリティ確認画面が表示され、セキュリティレベル確認が行われる。
該セキュリティレベル確認においては、前記窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示されたセキュリティ確認画面における店番、口座番号及び払い出し金額の欄に、店番、口座番号及び払い出し金額を入力する。すると、顔認証サーバ21によって、前記店番、口座番号及び払い出し金額に基づいて、顔データベース21aに格納されたデータの検索が行われ、検索結果が営業店端末11に送信されるとともに、該営業店端末11等の記憶手段に設定された結果退避の記憶領域に格納される。なお、前記セキュリティ確認画面には、検索結果として、顔認証の要不要、暗証入力の要不要及び印鑑照合の要不要が表示される。
続いて、前記検索結果に基づいて顔認証の要不要が判断され、顔認証要である場合、顔認証アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、本人確認が行われる。そして、前記第1の実施の形態において説明したように、(1)顔認証と(2)テラーによる目視確認とを併せた本人確認が行われる。
続いて、顔認証及び目視確認によって本人であることが確認されたか否か、すなわち、認証/目視OKであるか否かが判断される。そして、OKでない場合、前記窓口の担当者が顧客31への質問によって、代理人確認等を行う。そして、確認がOKであるか否かが判断され、OKでない場合には取引が中断される。一方、確認がOKである場合、認証/目視OKである場合、及び、顔認証不要である場合には、前記検索結果に基づいて印鑑照合の要不要が判断される。そして、印鑑照合要である場合、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、印鑑照合が行われる。
続いて、印鑑照合OKであるか否かが判断される。そして、OKでない場合には取引が中断され、OKである場合には前記検索結果に基づいて暗証入力の要不要が判断される。そして、暗証入力要である場合、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、暗証入力が行われる。なお、暗証番号等の暗証入力は、前記顧客31によって行われる。そして、暗証入力が行われると取引が実施される。なお、暗証入力不要である場合には、暗証入力が行われることなく取引が実施される。
続いて、入力された暗証がエラーであるか否かが判断され、エラーでない場合には、取引が行われた後に処理が終了される。また、エラーである場合には、エラーの回数が所定回数となったか否か、すなわち、暗証N回エラーであるか否かが判断され、暗証N回エラーである場合には、取引が中断される。また、暗証N回エラーでない場合には修正が行われた後に、再び取引が実施される。
次に、図15に示されるステップについて説明する。
ステップS51 セキュリティレベル確認が行われる。
ステップS52 顔認証の要不要を判断する。顔認証要である場合はステップS53に進み、顔認証不要である場合はステップS57に進む。
ステップS53 顔認証とテラーによる目視確認とを併せた本人確認が行われる。
ステップS54 認証/目視OKであるか否かを判断する。認証/目視OKである場合はステップS57に進み、認証/目視OKでない場合はステップS55に進む。
ステップS55 顧客31への質問によって、代理人確認等を行う。
ステップS56 確認がOKであるか否かを判断する。確認がOKである場合はステップS57に進み、確認がOKでない場合は取引が中断される。
ステップS57 印鑑照合の要不要を判断する。印鑑照合要である場合はステップS58に進む。
ステップS58 印鑑照合が行われる。
ステップS59 印鑑照合OKであるか否かを判断する。印鑑照合OKである場合はステップS60に進み、印鑑照合OKでない場合は取引が中断される。
ステップS60 暗証入力の要不要を判断する。暗証入力要である場合はステップS61に進み、暗証入力不要である場合はステップS62に進む。
ステップS61 顧客31によって暗証入力が行われる。
ステップS62 取引が実施される。
ステップS63 入力された暗証がエラーであるか否かを判断する。入力された暗証がエラーである場合はステップS64に進み、入力された暗証がエラーでない場合は取引が行われた後に処理を終了する。
ステップS64 暗証N回エラーであるか否かを判断する。暗証N回エラーでない場合はステップS65に進み、暗証N回エラーである場合は取引が中断される。
ステップS65 修正が行われる。
次に、顧客31が自動取引装置12を操作して、現金の払い出し、振り込み等の取引を行う場合の動作について説明する。
図16は本発明の第5の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第2の図である。
まず、顧客31は、自動取引装置12を操作して、現金の払い出し、振り込み等の取引を選択する。すると、選択された取引が払い出し取引であるか否かが判断される。そして、払い出し取引でない場合には通常の取引が行われ、処理が終了される。また、選択された取引が払い出し取引である場合、前記顧客31は、カード33又は通帳34を自動取引装置12の図示されないカードスロット又は通帳スロットに挿入し、続いて、顧客操作部を操作して払い出し金額を入力する。すると、セキュリティレベル確認が行われる。
該セキュリティレベル確認においては、前記カード33又は通帳34の磁気テープ等から読み取られた店番、口座番号及び払い出し金額が顔認証サーバ21に送信される。すると、該顔認証サーバ21によって、前記店番、口座番号及び払い出し金額に基づいて、顔データベース21aに格納されたデータの検索が行われ、検索結果が自動取引装置12に送信されるとともに、自動取引装置12等の記憶手段に設定された結果退避の記憶領域に格納される。
続いて、前記検索結果に基づいて顔認証を必要とする取引であるか否か、すなわち、顔認証要取引であるか否かが判断され、顔認証要取引である場合、顔認証アプリケーションが起動し、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われ、顔認証が行われる。そして、前記第1の実施の形態において説明したように、(1)顔認証が行われる。
続いて、顔認証によって本人であることが確認されたか否か、すなわち、認証OKであるか否かが判断される。そして、OKでない場合、センタ20において顔の目視確認が行われる。この場合、前記第1の実施の形態において説明したように、(2)目視確認が行われる。
続いて、目視確認によって本人であることが確認されたか否か、すなわち、確認OKであるか否かが判断される。そして、OKでない場合、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面に「お取り扱いできません。窓口へお越しください。」とのメッセージが表示され、処理が終了される。一方、確認がOKである場合、及び、認証がOKである場合には、勘定系アプリケーションが起動し、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われ、暗証入力が行われる。なお、顔認証要取引であるか否かが判断され、顔認証要取引でない場合には、そのまま暗証入力が行われる。続いて、通常の取引が行われ、該取引が行われた後に処理が終了される。
次に、図16に示されるステップについて説明する。
ステップS71 取引を選択する。
ステップS72 払い出し取引であるか否かを判断する。払い出し取引である場合はステップS74に進み、払い出し取引でない場合はステップS73に進む。
ステップS73 通常の取引が行われ、処理を終了する。
ステップS74 カード33又は通帳34を挿入する。
ステップS75 払い出し金額を入力する。
ステップS76 セキュリティレベル確認が行われる。
ステップS77 顔認証要取引であるか否かを判断する。顔認証要取引である場合はステップS78に進み、顔認証要取引でない場合はステップS85に進む。
ステップS78 顔認証アプリケーションが起動し、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS79 顔認証が行われる。
ステップS80 認証OKであるか否かを判断する。認証OKである場合はステップS84に進み、認証OKでない場合はステップS81に進む。
ステップS81 センタ20において顔の目視確認が行われる。
ステップS82 確認OKであるか否かを判断する。確認OKである場合はステップS84に進み、確認OKでない場合はステップS83に進む。
ステップS83 自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面に「お取り扱いできません。窓口へお越しください。」とのメッセージが表示され、処理を終了する。
ステップS84 勘定系アプリケーションが起動し、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS85 暗証入力が行われる。
ステップS86 通常の取引が行われ、該取引が行われた後に処理が終了される。
このように、本実施の形態においては、口座毎にセキュリティレベルを設定し、該セキュリティレベルに応じ、かつ、口座の種類、払い出し金額、口座残高、1日の取引回数等の要素を考慮して、本人確認のためのフローを変更するようになっている。そのため、セキュリティを保持しつつ、金融機関の事務処理を効率化することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。なお、第1〜第5の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第5の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図17は本発明の第6の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第1の図である。
本実施の形態においては、営業店端末11が搭載する顔登録アプリケーション、顔認証アプリケーション等が勘定系アプリケーションと連動するようになっているので、データの引き継ぎが可能であり、データ入力の手間を省くことができる。まず、顧客が金融機関に新規の口座を開設する場合、又は、顔データを更新する場合の動作について説明する。
この場合、顧客31が窓口に赴くと、新規の口座開設であるか否かが判断される。そして、新規の口座開設である場合、前記顧客31が提出した伝票32に記入された内容に基づいて、通常の勘定取引のために、CIF(Customer Information File)登録が行われ、口座の開設が行われる。これにより、前記顧客31は口座番号を取得する。そして、前記窓口の担当者が営業店端末11を操作すると、顔登録アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、顔登録処理が実行される。この場合、店番、口座番号等のデータ等は、勘定系アプリケーションから顔登録アプリケーションに引き継がれる。また、新規の口座開設でない場合には、顔データ更新のために顔登録処理が実行される。この場合には、カード33及び通帳34の磁気ストライプ等から読み取られた店番、口座番号等のデータ等が引き継がれる。
前記顔登録処理においては、営業店端末11に接続されたカメラ13で前記顧客31の顔を撮影して顔画像を取得する。また、前記窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔登録・更新画面における店番及び口座番号の欄には、引き継がれたデータが自動的に入力される。なお、顧客番号が入力されてもよい。そして、取得された顔画像に基づく顔データ、すなわち、顔取得データが店番及び口座番号又は顧客番号と対応付けされ、顔認証サーバ21によって登録され、顔データベース21aに格納される。また、ログデータも顔データベース21aに格納される。なお、1つの口座に対して1人の顧客31が登録される。また、1人の顧客31の顔データには複数の顔画像が含まれる。
続いて、勘定系アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われる。この場合、前記顔登録処理の結果が自動的に引き継がれる。そして、通常の勘定取引が行われた後、処理が終了される。
次に、図17に示されるステップについて説明する。
ステップS91 新規の口座開設であるか否かを判断する。新規の口座開設である場合はステップS92に進み、新規の口座開設でない場合はステップS93に進む。
ステップS92 通常の勘定取引のために、CIF登録が行われ、口座の開設が行われる。これにより、顧客31は口座番号を取得する。
ステップS93 顔登録処理が実行される。
ステップS94 勘定系アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、通常の勘定取引が行われた後、処理を終了する。
次に、顧客31が営業店10の窓口において、現金の払い出し、口座の解約、住所変更等の届け出等の取引を行う場合の動作について説明する。
図18は本発明の第6の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第2の図、図19は本発明の第6の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第3の図である。
まず、前記顧客31は、必要事項を記入した伝票32、カード33及び通帳34を窓口に提出して、取引を依頼する。この場合、営業店端末11の表示部には勘定系の画面が表示され、前記窓口の担当者は、前記勘定系の画面において、取引の決定、カード33及び通帳34の磁気ストライプ等のデータ、イメージデータのリード、すなわち、読み取りを行う。続いて、図示されない取引データベースを参照して、取引が顔認証を必要とする取引であるか否か、すなわち、顔認証要取引であるか否かが判断される。そして、顔認証要取引である場合、顔認証アプリケーションが起動し、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われ、本人確認が行われる。この場合、店番、口座番号等のデータ等は、勘定系アプリケーションから顔認証アプリケーションに引き継がれる。
前記本人確認においては、前記窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔検索認証画面における店番及び口座番号の欄に、引き継がれたデータが自動的に入力される。なお、顧客番号が入力されてもよい。すると、顔認証サーバ21によって、前記店番及び口座番号又は顧客番号に基づいて、顔データベース21aに格納された顔データの検索が行われ、検索された顔データが営業店端末11に送信される。そして、該営業店端末11は、カメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データ、すなわち、顔取得データと、前記検索された顔データ、すなわち、顔登録データとによって、(1)顔認証を行う。この場合、約10〔秒〕間連続認識を行い、認識率の向上を図るようになっている。そして、本人適合率が閾値を超えた時点で認識OKとする。また、前記顔登録データに含まれる1つの顔画像が営業店端末11の表示部に表示される顔検索認証画面に表示され、前記窓口の担当者が目視によって、前記顧客31の本人確認を行う。すなわち、(2)テラーによる目視確認が行われる。本実施の形態においては、(1)顔認証と(2)テラーによる目視確認とを併せて本人確認とする。また、ログデータが顔データベース21aに格納される。前記ログデータには、認識OK又は認識NGが含まれ、認識NGの場合には、更に顔データが含まれる。
続いて、顔認証及び目視確認によって本人であることが確認されたか否か、すなわち、認証/目視OKであるか否かが判断される。そして、OKでない場合、前記窓口の担当者が顧客31への質問によって、代理人確認等を行う。そして、確認がOKであるか否かが判断され、OKでない場合には取引が中断される。一方、確認がOKである場合、及び、認証/目視OKである場合には、勘定系アプリケーションが起動し、営業店端末11の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、通常の勘定取引が行われる。なお、顔認証要取引であるか否かが判断され、顔認証要取引でない場合には、そのまま通常の勘定取引が行われる。該勘定取引においては、今までと同様に、印鑑照合、暗証番号等の暗証を照合する暗証照合等の照合確認が行われた後に取引が行われる。
続いて、口座の解約であるか否かが判断され、解約でない場合には取引が終了される。また、解約である場合には、自動取引装置12の顧客操作部に表示される画面の切り替えが行われ、顔データ削除が行われる。この場合、店番、口座番号等のデータ等は、勘定系アプリケーションから顔登録アプリケーションに引き継がれる。該顔データ削除においては、前記窓口の担当者が営業店端末11の表示部に表示された顔削除画面における店番及び口座番号の欄に、引き継がれたデータが自動的に入力される。そして、顔認証サーバ21によって、前記店番及び口座番号に基づいて、顔データベース21aに格納された顔データの削除が行われる。また、ログデータが顔データベース21aに格納される。前記ログデータには、削除口座のデータが含まれる。そして、前記顔データ削除が行われた後、取引が終了される。
次に、図18及び19に示されるステップについて説明する。
ステップS101 勘定系の画面において、取引の決定、カード33及び通帳34の磁気ストライプ等のデータ、イメージデータのリードを行う。
ステップS102 顔認証要取引であるか否かを判断する。顔認証要取引である場合はステップS103に進み、顔認証要取引でない場合はステップS107に進む。
ステップS103 本人確認を行う。
ステップS104 認証/目視OKであるか否かを判断する。認証/目視OKである場合はステップS107に進み、認証/目視OKでない場合はステップS105に進む。
ステップS105 顧客31への質問によって、代理人確認等を行う。
ステップS106 確認がOKであるか否かを判断する。確認がOKである場合はステップS107に進み、確認がOKでない場合は取引が中断される。
ステップS107 通常の勘定取引が行われる。
ステップS108 口座の解約であるか否かを判断する。口座の解約である場合はステップS109に進み、口座の解約でない場合は取引を終了する。
ステップS109 顔データ削除が行われ、取引を終了する。
このように、本実施の形態においては、営業店端末11が搭載する顔登録アプリケーション、顔認証アプリケーション等の顧客の顔登録及び顔認証を行うためのソフトウェアが、勘定系アプリケーションと連動するようになっている。そのため、アプリケーション間でのデータの引き継ぎが可能であり、データ入力の手間を省くことができる。
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。なお、第1〜第6の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第6の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図20は本発明の第7の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す第1の概念図、図21は本発明の第7の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す第2の概念図である。
本実施の形態においては、受付端末と連動するようになっているので、顧客31に対するサービスを向上することができるとともに、セキュリティを向上することができる。
この場合、図20に示すような受付端末17が営業店10に配設されている。そして、前記受付端末17は、営業店10の入口近くに配設された一種のコンピュータであり、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、キーボード、タッチパネル等の入力装置、CRT、液晶ディスプレイ等の表示装置、スピーカ等の音声出力装置、通信インターフェイス、番号札を発券する発券機等を備える。そして、営業店10の窓口を訪れる顧客31が、自ら受付端末17を操作して、自己の用件、住所、氏名等を入力すると、該当する窓口番号、前記顧客31の受付番号、予想される待ち時間等の情報が表示装置、音声出力装置、発券機等から出力されるようになっている。なお、本実施の形態において、前記受付端末17は、カメラ13を備え、顔認証サーバ21に接続されている。なお、前記カメラ13は受付端末17に内蔵されていることが望ましい。
また、図20において、26は予約受付サーバであり、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備え、プログラムに従って動作を行い、顧客31の予約を受け付けて登録する業務を遂行するようになっている。また、前記予約受付サーバ26には、登録された予約に関する各種データを格納する予約データベース26aが接続されている。さらに、前記予約受付サーバ26は顔認証サーバ21に接続されている。
まず、顧客31は、自宅PCや携帯端末からのWebアクセス等によって、営業店10の窓口における取引の予約を行う。すると、前記顧客31の予約は、予約受付サーバ26によって受け付けられて登録され、予約に関するデータが予約データベース26aに格納される。なお、前記予約受付サーバ26は、予約を受け付けた顧客31のデータを前記顔認証サーバ21に事前に配信する。
そして、予約した日時に、前記顧客31が営業店10に出向いて受付端末17に接近すると、該受付端末17のカメラ13が前記顧客31を撮影し(図20(1))、該顧客31の顔データを前記顔認証サーバ21に送信する(図20(2))。すると、該顔認証サーバ21は、受付端末17から受信した顔データを予約を受け付けた顧客31の顔データと照合し(図20(3))、予約を受け付けた前記顧客31を特定する(図20(4))。そして、特定した前記顧客31の情報が受付端末17に送信される(図20(5))。すると、該受付端末17は、「○○○○様、本日はご来店ありがとうございました。○番窓口へお越し下さい。」というようなメッセージを音声出力して、前記顧客31を所定の窓口に誘導する(図20(6))。
このように、あらかじめ営業店10の窓口における取引の予約を行った顧客31は、何ら操作を行うことなく窓口に誘導されるので、顧客31に対するサービスを向上することができる。
なお、営業店10の窓口における取引の予約を行わなかった顧客31に対しては、前記受付端末17で顔認証を行うことによって、セキュリティを向上することができる。この場合、図21に示されるように、受付端末17は営業店端末11に接続されている。ここで、前記顧客31はカードとしてのICカード33aを保持しているものとする。該ICカード33aは、顔写真が表面に印刷され、記憶手段に顔データが格納されているものである。そして、前記顧客31が受付端末17を操作して受付を行うと、該受付端末17のカメラ13が前記顧客31を撮影する。また、前記顧客31が図示されないカードスロットにICカード33aを挿入すると(図21(1))、該ICカード33aの記憶手段に格納されている顔データが取得される。そして、前記受付端末17は、カメラ13が取得した顧客31の顔画像に基づく顔データと、ICカード33aの記憶手段に格納された顔データとを照合し、顔認証を行う。また、ICカード33aの表面に印刷された顔写真のイメージ読み込みも行われる(図21(2))。そして、認証結果及び顔写真の画像データは、前記受付端末17から営業店端末11に送信される(図21(3))。
これにより、窓口の担当者は、認証結果を事前に確認して前記顧客31に対応することができるので、より適切に対応することができる(図21(4))。なお、認証結果が認証NGである場合には、前記窓口の担当者が目視確認を行う。
このように、本実施の形態においては、受付端末17と連動して顔認証を行うようになっているので、顧客31に対するサービスを向上することができるとともに、セキュリティを向上することができる。
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。なお、第1〜第7の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第7の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図22は本発明の第8の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す概念図である。
本実施の形態においては、キャッシュカードとして、記憶手段に顧客31の顔データを格納するICカード33aを発行することによって、顔データベース21aが接続された顔認証サーバ21を省略することができるようになっている。
この場合、図22に示されるように、営業店10には、営業店内ネットワーク14に接続された窓口端末としての口座開設端末18が配設される。該口座開設端末18は、一種のコンピュータであり、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置から成る入力部、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示装置から成る表示部、CPU、MPU等の演算装置、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置、通信インターフェイス等を有する。なお、顧客31の顔画像を取得するためのカメラ13も接続されている。さらに、前記口座開設端末18には、ICカード33aを発行するためのICカード発行機19が接続されている。該ICカード発行機19は、ICカードリーダライタ19a、写真印刷可能なICカード用プリンタ19b、ICカード用エンボッサ19c及びICカード用磁気ストライプリーダライタ19dを備える。なお、営業店端末11及び自動取引装置12は、前記ICカード33aを取り扱うことができるものとする。
次に、本実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作について説明する。ここでは、顧客31が金融機関に新規の口座を開設する場合、又は、顔データを更新する場合の動作について説明する。
図23は本発明の第8の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す図である。
まず、顧客31は、必要事項を記入した伝票32を窓口に提出して、口座の新規開設を申し込む。そして、前記窓口の担当者が口座開設端末18を操作すると、顔登録アプリケーションが起動し、口座開設端末18の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、ICカード発行更新処理が実行される。
該ICカード発行更新処理においては、口座開設端末18に接続されたカメラ13で前記顧客31の顔を撮影して顔画像を取得する。また、前記窓口の担当者が口座開設端末18の表示部に表示されたキャッシュカード/顔登録画面における店番及び口座番号の欄に、店番及び口座番号を入力する。すると、取得された顔画像に基づく顔データ、すなわち、顔取得データ、及び、店番及び口座番号を含むキャッシュカードデータが登録される。この場合、前記顔取得データ及びキャッシュカードデータは、ICカードリーダライタ19aによって、ICカード33aの記憶手段であるICに格納される。該ICには、キャッシュカード機能、顔認証データ及び顔写真データが格納される。また、前記顔取得データは、JPEG(Joint Photographic Expert Group)フォーマットに変換され、ICカード用プリンタ19bによって、ICカード33aの表面に印刷される。なお、ICカードへの顔写真の印刷には、電子インクを用いるようにすれば、顔写真の更新を行う場合に新たなカードを発行する必要がなく、顔写真のみを再印刷してカードを再利用できるので効率がよい。
続いて、新規の口座開設であるか顔データの更新であるかが判断され、顔データの更新である場合には処理が終了される。また、新規の口座開設である場合には、勘定系アプリケーションが起動し、口座開設端末18の表示部に表示される画面の切り替えが行われ、通常の勘定取引が行われた後、処理が終了される。
次に、図23に示されるステップについて説明する。
ステップS111 顔登録アプリケーションが起動し、口座開設端末18の表示部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS112 ICカード発行更新処理が実行される。
ステップS113 新規の口座開設であるか顔データの更新であるかを判断する。新規の口座開設である場合はステップS114に進み、顔データの更新である場合は処理を終了する。
ステップS114 勘定系アプリケーションが起動し、口座開設端末18の表示部に表示される画面の切り替えが行われる。
ステップS115 通常の勘定取引が行われた後、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、キャッシュカードとして、記憶手段に顧客31の顔データを格納するICカード33aを発行するようになっている。そのため、顔データベース21aが接続された顔認証サーバ21を省略することができ、システム構成を簡素化することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムのソフトウェア構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第2の図である。 本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第3の図である。 本発明の第1の実施の形態における自動取引装置の顧客操作部に表示される画面を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第4の図である。 本発明の第1の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第5の図である。 本発明の第2の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第1の図である。 本発明の第2の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第2の図である。 本発明の第3の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す概念図である。 本発明の第4の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す図である。 本発明の第5の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す概念図である。 本発明の第5の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第1の図である。 本発明の第5の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第2の図である。 本発明の第6の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第1の図である。 本発明の第6の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第2の図である。 本発明の第6の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す第3の図である。 本発明の第7の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す第1の概念図である。 本発明の第7の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す第2の概念図である。 本発明の第8の実施の形態における顔認証による本人確認システムの構成を示す概念図である。 本発明の第8の実施の形態における顔認証による本人確認システムの動作を示す図である。
符号の説明
10 営業店
11 営業店端末
12 自動取引装置
13 カメラ
15 役席端末
16 ローカウンタ端末
17 受付端末
18 口座開設端末
21 顔認証サーバ
21a 顔データベース
22 管理端末
31 顧客
31a 第1の代理人
31b 第2の代理人
33a ICカード

Claims (11)

  1. (a)金融機関の窓口に配設され、顧客の顔画像を取得するカメラを備える窓口端末と、
    (b)該窓口端末に接続され、前記顧客の登録された顔データを格納する顔データベースを備える顔認証サーバとを有し、
    (c)前記窓口端末は、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証を行うとともに、前記顧客の登録された顔データを表示して目視確認を可能とすることを特徴とする顔認証による本人確認システム。
  2. (a)金融機関の顧客の顔画像を取得するカメラを備える自動取引装置と、
    (b)該自動取引装置に接続され、前記顧客の登録された顔データを格納する顔データベースを備える顔認証サーバと、
    (c)前記自動取引装置及び顔認証サーバに接続された管理端末とを有し、
    (d)前記自動取引装置は、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証を行い、本人確認ができない場合に、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとを前記管理端末に表示させて目視確認を可能とすることを特徴とする顔認証による本人確認システム。
  3. 前記顧客は、前記金融機関に開設された口座の名義人及び該名義人の登録された代理人である請求項1又は2に記載の顔認証による本人確認システム。
  4. 前記顧客の登録された顔データは、自動的に更新される請求項1〜3のいずれか1項に記載の顔認証による本人確認システム。
  5. 前記金融機関の役席者が操作する役席端末を有し、本人確認ができない場合に、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データを前記役席端末に表示させて目視確認を可能とする請求項1に記載の顔認証による本人確認システム。
  6. 前記顔データベースはセキュリティレベルを格納し、該セキュリティレベルに応じて顔認証を行う請求項1〜5のいずれか1項に記載の顔認証による本人確認システム。
  7. 前記窓口端末は、勘定系のアプリケーションと連動して顔認証を行う請求項1に記載の顔認証による本人確認システム。
  8. 前記窓口端末は、受付端末と連動して顔認証を行う請求項1に記載の顔認証による本人確認システム。
  9. 前記顧客の登録された顔データは、前記顧客の保持するICカードに格納される請求項1〜8のいずれか1項に記載の顔認証による本人確認システム。
  10. (a)金融機関の顧客が操作する自動取引装置であって、
    (b)前記顧客の顔画像を取得するカメラを備え、
    (c)前記顧客の登録された顔データを格納する顔データベースを備える顔認証サーバ、及び、管理端末に接続され、
    (d)前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証による本人確認を行い、本人確認ができない場合に、前記カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとを前記管理端末に表示させて目視確認を可能とすることを特徴とする自動取引装置。
  11. (a)金融機関の顧客の登録された顔データを格納する顔データベースを有する顔認証サーバであって、
    (b)前記顧客の顔画像を取得するカメラを備え、該カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証による本人確認を行う窓口端末、又は、
    (c)前記顧客の顔画像を取得するカメラを備え、該カメラが取得した顧客の顔画像に基づく顔データと前記顧客の登録された顔データとによって顔認証による本人確認を行う自動取引装置に接続され、
    (d)前記窓口端末又は自動取引装置の本人確認に関するログデータを取得して前記顔データベースに格納して検索することを特徴とする顔認証サーバ。
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