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JP2005297848A - 車両の給油口部構造 - Google Patents

車両の給油口部構造 Download PDF

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JP2005297848A
JP2005297848A JP2004119119A JP2004119119A JP2005297848A JP 2005297848 A JP2005297848 A JP 2005297848A JP 2004119119 A JP2004119119 A JP 2004119119A JP 2004119119 A JP2004119119 A JP 2004119119A JP 2005297848 A JP2005297848 A JP 2005297848A
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Japan
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fuel filler
vehicle
fuel
base
opening
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JP2004119119A
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English (en)
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Takayuki Yamauchi
孝幸 山内
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】 外観的に見栄えが良好で、コストが安価で、製造工程が簡略化された車両の給油口部構造を提供する。
【解決手段】 ボディサイドアウタパネル3の側方に給油口用の開口部5を設け、該開口部5にフューエルフィラーリッドアセンブリ13を設けた車両の給油口部構造であって、前記フューエルフィラーリッドアセンブリ13は、前記開口部5の周縁のフランジ7に取り付けられるフューエルフィラーベース9と、該フューエルフィラーベース9に開閉自在に支持されたフューエルフィラーリッド15と備え、これらのフューエルフィラーベース9及びフューエルフィラーリッド15を一体に組み付けたのちにボディサイドアウタパネル3に取り付けられることを特徴としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の給油口部構造に関し、更に詳しくは、モジュールによって一体化を図った給油口部の構造に関する。
従来の給油口は、例えば、車両後部に設けられている。具体的には、ボディサイドアウタのリヤフェンダ部及びホイールハウスアウタに開口部を形成し、このホイールハウスアウタの開口部にフューエルチューブを設けると共に、ボディサイドアウタの開口部の周縁には、フューエルフィラーベースを接合しており、このボディサイドアウタとフューエルフィラーベースとの合せ部には、水密用塗装シールが塗布されている。また、ホイールハウスアウタの開口部には、フューエルフィラーリッドが開閉自在に取り付けられている。
さらに、フューエルフィラーベースの側部には、水密性を確保するために、パッキンを介してフューエルフィラーロックが取り付けられている。
そして、給油口部の製造手順は、まず、車体工程にてフューエルフィラーベースをボディサイドアウタのリヤフェンダ部に接合したのち、組立工程にて、グロメット、フューエルフィラーロック及びフューエルフィラーリッド等を組み付けている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平9−109930号公報 特開2001−63388公報
しかしながら、前記従来例では、ボディサイドアウタとフューエルフィラーベースとの合せ部に、水密用塗装シールが塗布されているため、外観的に見栄えが良好でないという問題がある。
また、パッキンを介してフューエルフィラーロックが取り付けられているため、パッキンの部品コストが嵩み、シール性を充分に確保することが困難であるという問題がある。
さらに、給油口部の組付工程が、車体工程と組立工程とに分かれているため、作業が複雑になり、寸法精度の確保が困難になるという問題がある。
そこで、本発明は、外観的に見栄えが良好で、コストが安価で、製造工程が簡略化された車両の給油口部構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明に係る車両の給油口部構造は、車体に開口部を設け、該開口部にフューエルフィラーリッドアセンブリを設けた車両の給油口部構造であって、前記フューエルフィラーリッドアセンブリは、前記開口部の周縁に取り付けられるフューエルフィラーベースと、該フューエルフィラーベースに開閉自在に支持されたフューエルフィラーリッドと備え、これらのフューエルフィラーベース及びフューエルフィラーリッドを一体に組み付けたのちに車体に取り付けることを特徴としている。
本発明に係る車両の給油口部構造によれば、フューエルフィラーベース及びフューエルフィラーリッドを一体に組み付けたのちに車体に取り付けるため、作業工数及び作業工程を削減することができる。即ち、従来は、車体工程においてフューエルフィラーベースを車体に取り付けたのち、組立工程においてフューエルフィラーリッドを組み付けるという別々の工程で取付作業を行っていたが、本発明によれば、例えば、組立工程において一時に組み付けることができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1は本発明に係る給油口部構造を採用した車両の側面図である。
車両1の側部にはボディサイドアウタパネル(車体)3が設けられ、該ボディサイドアウタパネル3の後部のリヤフェンダ部分には、給油口部4が設けられている。
図2は図1のA−A線による拡大断面図、図3は本発明に係る給油口部の分解斜視図である。
図2,3に示すように、ボディサイドアウタパネル3には、側面視略矩形状に形成された給油口用の開口部5が設けられ、該開口部5の周縁は、車両内側方向に向けて段差状に落ち込んだフランジ7に形成されている。このフランジ7には、上下にそれぞれ2つずつの取付孔11が穿設されており、後述するように、該取付孔11にリベットを介してフューエルフィラーリッドアセンブリ13が取り付けられる。
また、フューエルフィラーリッドアセンブリ13は、ボディサイドアウタパネル3の開口部周縁のフランジ7にリベット(図示せず)を介して取り付けられるフューエルフィラーベース9と、該フューエルフィラーベース9に回動自在に支持されたフューエルフィラーリッド15とが一体に組み付けられてモジュール化されている。これらのフューエルフィラーベース9及びフューエルフィラーリッド15は、共に、合成樹脂によって成形されている。
フューエルフィラーベース9の外形は、ボディサイドアウタパネル3の開口部周縁の形状に対応した矩形状に形成されており、上下に2つずつの取付孔11,11が穿設されている。また、フューエルフィラーベース9の中央部には、フューエルチューブ17が挿通するフューエルチューブ用フランジ19が略円錐台状に形成されている。このフューエルチューブ用フランジ19は、平面状のベース本体21から、径が徐々に狭まるように車両内側方向に延びる傾斜部23と、該傾斜部23の車両内側の端部から屈曲してベース本体21とほぼ平行に延びる屈曲部25とから構成されている。図2に示すように、フューエルフィラーベース9の外周縁の裏面側には、水密性を有するシール材であるスポンジ27が設けられ、フューエルフィラーベース9の外周縁は、ボディサイドアウタパネル3のフランジ7にスポンジ27を介して密着して取り付けられている。
この傾斜部23の外周には、リング状のグロメット29が固着されている。該グロメット29は、内周側が平坦で、外周側に溝29aが形成されており、この溝29aに、ホイールハウスアウタ31の開口周縁が嵌合されている。
また、フューエルフィラーベース9の屈曲部25に形成したフューエルチューブ用孔33の内周縁には、別のグロメット37が嵌合されている。フューエルチューブ17の先端の外周には、筒状のチューブ用パネル39が取り付けられおり、該チューブ用パネル39の車両外側の端部にグロメット37が当接している。
そして、フューエルフィラーベース9の前端部には、車両外側に向けて上下一対の舌片41,41が突設されており、これらの舌片41,41に対応して、フューエルフィラーリッド15の前端部にも一対の舌片43,43が設けられている。これらの舌片同士41,43は、ピン45を介して回動自在に結合され、また、このピン45には、フューエルフィラーリッド15が車両外側に開くようにスプリング47が付勢された状態で設けられている。
さらに、図3,4に示すように、フューエルチューブ用フランジ19の後部には、フューエルフィラーロック49が配置されている。このフューエルフィラーロック49は、例えば、射出成形などの工法によってフューエルフィラーベース9に一体成形されている。なお、フューエルフィラーロック49の後面には、フューエルフィラーロック用ケーブル51が接続されている。
前記構成を有するフューエルフィラーリッドアセンブリ13を車体に組み付ける手順を簡単に説明する。
まず、図3に示すように、予め、フューエルフィラーリッドアセンブリ13自体を組み付けておく。例えば、フューエルフィラーベース9の舌片41,41にフューエルフィラーリッド15の舌片43,43を嵌め込み、スプリング47を取り付けたピン45によって、前記舌片同士41,43を結合する。
そして、車両1の組立工程(トリムライン)において、フューエルフィラーリッドアセンブリ13を車両1の外側方向から、ボディサイドアウタパネル3のフランジ7にリベット等によって取り付ける。
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
前記フューエルフィラーリッドアセンブリ13は、フューエルフィラーベース9に一体成形されたフューエルフィラーロック49を更に備えているため、従来からフューエルフィラーロック49に取り付けていた水密性のパッキンが不要になり、部品点数の削減と共に、コスト低減を図ることができる。
前記フューエルフィラーリッドアセンブリ13を車両1の外側方向からボディサイドアウタパネル3に取り付けるように構成すると共に、このフューエルフィラーリッドアセンブリ13の取付けを車両1の組立工程においてのみ行うようにしたため、従来のように、給油口部の組付工程が複数に分かれることがなくなり、作業工程の簡素化を図ることができ、生産性が向上する。
そして、ボディサイドアウタパネル3の開口部周縁のフランジ7にスポンジ27を設け、このスポンジ27を介して、フューエルフィラーリッドアセンブリ13のフューエルフィラーベース9を取り付けたため、従来のように、ボディサイドアウタとフューエルフィラーベース9との合せ部に塗布されていた水密用塗装シールが不要になるため、外観的に見栄えが良好となる。
前記フューエルフィラーベース9にフューエルチューブ用孔33を設け、該フューエルチューブ用孔33から車両外側に向けてフューエルチューブ17の先端を臨ませると共に、前記フューエルフィラーリッド15とフューエルフィラーベース9を合成樹脂によって成形しているため、車両1が衝突を起こしたときに、フューエルフィラーリッド15とフューエルフィラーベース9を変形させて衝撃エネルギーを効率的に吸収させ、フューエルチューブ17への入力荷重を極力抑制することができる。
本発明に係る給油口部構造を採用した車両の側面図である。 図1のA−A線による拡大断面図である。 本発明に係る給油口部の分解斜視図である。 フューエルフィラーベースの裏面側を示す斜視図である。
符号の説明
3…ボディサイドアウタパネル(車体)
4…給油口部
5…開口部
9…フューエルフィラーベース
13…フューエルフィラーリッドアセンブリ
15…フューエルフィラーリッド
17…フューエルチューブ
27…スポンジ(シール材)
33…フューエルチューブ用孔
49…フューエルフィラーロック

Claims (5)

  1. 車体に開口部を設け、該開口部にフューエルフィラーリッドアセンブリを設けた車両の給油口部構造であって、
    前記フューエルフィラーリッドアセンブリは、前記開口部の周縁に取り付けられるフューエルフィラーベースと、該フューエルフィラーベースに開閉自在に支持されたフューエルフィラーリッドと備え、これらのフューエルフィラーベース及びフューエルフィラーリッドを一体に組み付けたのちに車体に取り付けることを特徴とする車両の給油口部構造。
  2. 前記フューエルフィラーリッドアセンブリは、フューエルフィラーベースに一体成形されたフューエルフィラーロックを更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両の給油口部構造。
  3. 前記フューエルフィラーリッドアセンブリを車両外側方向から車体に取り付けるように構成すると共に、このフューエルフィラーリッドアセンブリの取付けを車両の組立工程においてのみ行うようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の給油口部構造。
  4. 前記車体の開口部周縁と、フューエルフィラーリッドアセンブリのフューエルフィラーベースとの間にシール材を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の給油口部構造。
  5. 前記フューエルフィラーベースにフューエルチューブ用孔を設け、該フューエルチューブ用孔から車両外側方向にフューエルチューブの先端を臨ませると共に、前記フューエルフィラーリッドとフューエルフィラーベースを合成樹脂によって成形したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の給油口部構造。
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