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JP2005270969A - ハニカムフィルタ及び排ガス処理装置 - Google Patents

ハニカムフィルタ及び排ガス処理装置 Download PDF

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JP2005270969A JP2005051096A JP2005051096A JP2005270969A JP 2005270969 A JP2005270969 A JP 2005270969A JP 2005051096 A JP2005051096 A JP 2005051096A JP 2005051096 A JP2005051096 A JP 2005051096A JP 2005270969 A JP2005270969 A JP 2005270969A
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Abstract

【課題】流体の流入側端面(流入側セルの開口部分)が微粒子等で閉塞されることを抑制し、かつ高強度を維持することが可能なハニカムフィルタを提供する。
【解決手段】多孔質の隔壁2によって複数のセル3が形成され、一方の端部が目封じされた所定のセル3aと、他方の端部が目封じされた残余のセル3bとが、両端部がそれぞれ市松模様を形成するように交互に配設されたハニカムフィルタ1であって、その断面において、所定のセル3aと残余のセル3bとの断面積が異なり、断面積の小さいセルに対する断面積の大きいセルの流路水力直径の比の値が1.2以上であり、少なくとも断面積の大きいセルの断面形状が、少なくとも一つの角部に相当する部分P1が円弧状の四角形であり、隔壁2の厚さに対する、隔壁が交差する部分(交点部)の最小厚さの比の値が、0.7以上1.3未満であるハニカムフィルタ1。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハニカムフィルタ及び排ガス処理装置に関し、さらに詳しくは、流体の流入側の端面が微粒子等で閉塞されることを抑制し、かつ、高強度を維持することが可能なハニカムフィルタ及びそのハニカムフィルタを有する排ガス処理装置に関する。
内燃機関、ボイラー等の排ガス中の微粒子や有害物質は、環境への影響を考慮して排ガス中から除去する必要性が高まっている。特にディーゼルエンジンから排出される微粒子(以下「PM」ということがある。)の除去に関する規制は世界的に強化される傾向にあり、PMを除去するための捕集フィルター(以下「DPF」ということがある。)としてハニカムフィルターの使用が注目され、種々のシステムが提案されている。上記DPFは、通常、多孔質の隔壁によって流体の流路となる複数の断面形状が四角形のセルが区画形成されたものであり、セルを交互に目封じすることで、セルを構成する多孔質の隔壁がフィルタの役目を果たす構造である。ここで、断面形状とは、セルをその長手方向に垂直な平面で切断したときの、その断面の形状をいう。
DPFは、一方の端部側から微粒子を含有する排ガス等を流入させ、隔壁で微粒子を濾過した後に、浄化されたガスを他方の端部側から排出するものであるが、排ガスの流入に伴い、排ガス中に含有される微粒子が上記一方の端部(排ガスが流入する側の端部)に堆積し、セルを閉塞させるという問題があった。これは、排ガス中に多量の微粒子が含有される場合や、寒冷地において発生し易い現象である。このようにセルが閉塞すると、DPFにおける圧力損失が急激に大きくなるという問題があった。このようなセルの閉塞を抑制するために、上記排ガスが流入する側の端部において開口しているセル(流入側セル)の断面積と、上記他方の端部(排ガスが流出する側の端部)において開口しているセル(流出側セル)の断面積とを異ならせるものが提案されている。ここで、断面積とは、セルをその長手方向に垂直な平面で切断したときの、その断面の面積をいう。
しかし、セルの断面形状が四角形のハニカムフィルタの、流入側セルの断面積と流出側セルの断面積とを互いに異ならせるようにすると、セルを形成する隔壁の厚さが、隔壁同士が交差する部分(以下、「交点部」ということがある。)の一部で薄くなることになり、強度的に弱くなるという問題があった。そのため、DPFにPMが堆積したときにポストインジェクションを実施し、PMを燃焼除去するが、この際に、薄くなった交点部の一部に応力が集中し、破壊し易くなるという問題があった。ここで、隔壁同士が交差する部分とは、ハニカムフィルタをその長手方向に垂直な平面で切断したときの断面において、交差する隔壁の双方に属する部分をいう。例えば、上記断面において、直線状に延びる同じ厚さの隔壁同士が交差する場合には、交差する部分の正方形の範囲をいう。
また、断面積の大きな流入側セルと断面積の小さな流出側セルとを有するハニカムフィルタであって、断面積の大きなセルの断面形状が、四角形の角部を直線的に切り落とした八角形であるハニカムフィルタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。八角形とすることにより、上記交点部の一部が薄くなる状態は若干解消されるが、強度的な弱さの問題は依然として残っている。
仏国特許出願公開第2789327号明細書
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、流体の流入側の端面(流入側セルの開口部分)が微粒子等で閉塞されることを抑制し、かつ、高強度を維持することが可能なハニカムフィルタを提供することを特徴とする。
本発明によって以下のハニカムフィルタが提供される。
[1]流体の流路となる複数のセルを区画形成する多孔質の隔壁を備え、一方の端部が開口され且つ他方の端部が目封じされた所定の前記セル(所定のセル)と、前記一方の端部が目封じされ且つ前記他方の端部が開口された残余の前記セル(残余のセル)とが交互に配設され、前記所定のセルが開口する前記一方の端部から流入した前記流体を、前記隔壁を透過させて前記残余のセル内に透過流体として流出させ、前記透過流体を前記残余のセルが開口する前記他方の端部から流出させることができるハニカムフィルタであって、前記セルの長手方向に垂直な平面で切断した断面において、前記所定のセルの断面積と前記残余のセルの断面積とが異なり、前記断面積の小さい前記セルの流路水力直径に対する前記断面積の大きい前記セルの流路水力直径の比の値が1.2以上であり、少なくとも前記断面積の大きいセルの断面形状が、少なくとも一つの角部に相当する部分が円弧状の四角形であり、前記隔壁の厚さに対する、前記隔壁が交差する部分(交点部)の最小厚さの比の値が、0.7以上1.3未満であるハニカムフィルタ。
[2]前記多孔質の隔壁が、コージェライト、炭化珪素、ムライト、LAS、アルミナを主成分とする多孔質材料から構成される[1]に記載のハニカムフィルタ。
[3]前記隔壁に触媒が担持されている[1]又は[2]に記載のハニカムフィルタ。
[4][1]〜[3]のいずれかに記載のハニカムフィルタと、前記ハニカムフィルタが、前記断面積の大きいセルが開口する側の端部から排ガスが流入するように配設される保持部とを有してなる排ガス処理装置。
本発明のハニカムフィルタによれば、所定のセルの断面積と残余のセルの断面積とを異ならせ(例えば、所定のセルが「断面積の大きいセル」の場合、残余のセルが「断面積の小さいセル」になる。)、所定のセル又は残余のセルのうち断面積の小さいセルの流路水力直径に対する断面積の大きいセルの流路水力直径の比の値を1.2以上としたため、所定のセル又は残余のセルのうち断面積が大きいセルが開口する側の端部から流体を流入させることにより、ハニカムフィルタに微粒子を含有する排ガスを流したときに、流入側の端部に開口するセルが閉塞されることを抑制することができる。また、所定のセル又は残余のセルのうち少なくとも断面積の大きい側のセルの断面形状を、少なくとも一つの角部に相当する部分が円弧状の四角形とし、隔壁の厚さに対する、隔壁が交差する部分(交点部)の最小厚さの比の値を0.7以上1.3未満とすることにより、所定のセルの断面積と残余のセルの断面積とを互いに異ならせても、セルを形成する隔壁の厚さが、隔壁同士が交差する部分(交点部)の一部で薄くなることを防止でき、高強度を維持することができる。
本発明の排ガス処理装置によれば、上記本発明のハニカムフィルタの、断面積の大きいセルが開口する側の端部から排ガスを流入するようにしているため、ハニカムフィルタの流体の流入側の端部に開口するセルが微粒子等で閉塞されるのを抑制することができ、かつ、ハニカムフィルタの高強度を維持することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」ということがある)を具体的に説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、適宜設計の変更、改良等が加えられることが理解されるべきである。
図1は、本発明のハニカムフィルタの一の実施の形態を模式的に示す、中心軸を含む平面で切断した断面図である。図1に示すように、本実施の形態のハニカムフィルタ1は、流体の流路となる複数のセル3を区画形成する多孔質の隔壁2を備え、一方の端部Aが開口され且つ他方の端部Bが目封じ部4により目封じされた所定のセル(所定のセル)3aと、一方の端部Aが目封じ部5により目封じされ且つ他方の端部Bが開口された残余のセル(残余のセル)3bとが、一方の端部A側及び他方の端部B側のそれぞれの端面に市松模様(図2(a)、図2(b)参照)を形成するように交互に配設され、所定のセル3aが開口する一方の端部Aから流入した流体を、隔壁2を透過させて残余のセル3b内に透過流体として流出させ、透過流体を残余のセル3bが開口する他方の端部Bから流出させることができるウォールフロー型ハニカムフィルタである。図1において、矢印は流体が流れる状態を示す。
そして、本実施の形態のハニカムフィルタは、セル3の長手方向に垂直な平面で切断した断面において、所定のセル3aの断面積が残余のセル3bの断面積より大きく、断面積の小さい残余のセル3bの流路水力直径に対する断面積の大きい所定のセル3aの流路水力直径の比の値が1.2以上であり、断面積の大きい所定のセル3aの断面形状が、四つの角部に相当する部分が円弧状の四角形であり、前記隔壁の厚さと、前記隔壁が互いに交差する部分(交点部)の最小厚さとの比の値が、0.7以上1.3未満であるハニカムフィルタである。所定のセル3aの断面積と残余のセル3bの断面積とは、いずれの断面積が大きくてもよい。そして、少なくとも断面積の大きい側のセルの断面形状が、上記角部に相当する部分が円弧状の四角形である。また、本実施の形態においては断面積の大きい所定のセル3aの断面形状が、四つの角部に相当する部分が円弧状であるが、これは、少なくとも一つの角部に相当する部分が円弧状であればよい。また、角部とは、断面形状が、相当する多角形(直線部分を延長して形成される多角形)であるとした場合の頂点及びその周辺に相当する部分である。ここで、流路水力直径としては、セルの内接円の直径を用いている。
このように、本実施の形態のハニカムフィルタによれば、所定のセル3aの断面積と残余のセル3bの断面積とを異ならせ(所定のセル3aの断面積が残余のセル3bの断面積より大きい。)、断面積の小さい残余のセル3bの流路水力直径に対する断面積の大きい所定のセル3aの流路水力直径の比の値を1.2以上としたため、所定のセル3aが開口する側の端部(一方の端部)Aから流体を流入させることにより(断面積の大きい所定のセル3aが流入側セルとなる)、ハニカムフィルタ1に微粒子を含有する排ガスを流したときに、一方の端部(流入側の端部)Aに開口する所定のセル3aが閉塞されることを抑制することができる。また、断面積の大きい所定のセル3aの断面形状を、四つの角部に相当する部分が円弧状の四角形とし、隔壁2の厚さに対する、隔壁2が交差する部分(交点部)の最小厚さの比の値を0.7以上1.3未満とすることにより、所定のセル3aの断面積を大きくしても、セル3を形成する隔壁2の厚さが、隔壁同士が交差する部分(交点部)の一部で薄くなることを防止でき、高強度を維持することができる。
図2(a)は、本実施の形態のハニカムフィルタ1を一方の端部A側から見た一方の端面6を模式的に示した平面図であり、図2(b)は、他方の端部B側から見た他方の端面7を模式的に示した平面図である。
図2(a)、図2(b)に示すように、本実施の形態のハニカムフィルタ1は、端面6において所定のセル3aの開口部分である開口部9aと目封じ部5とが交互に配置され、端面7において残余のセルの開口部分である開口部9bと目封じ部4とが交互に配置され、それぞれの端面において市松模様を形成している。また、残余のセル3bの一方の端面6における面積より所定のセル3aの一方の端面6における面積が大きく、所定のセル3aの一方の端面6における形状が、四つの角部に相当する部分P1が円弧状の四角形となっている。
本実施の形態のハニカムフィルタ1の端面6において、隔壁2aと隔壁2bとが交差する部分(交点部)8の最小厚さとは、交点部8を挟んで対向する二つの所定のセル3a間の距離が最小となる部分の厚さになる。
図2(a)に示す、本実施の形態のハニカムフィルタ1において、隔壁2の厚さに対する、交点部8の最小厚さの比の値は、0.7以上1.3未満である。この最小厚さの比の値は、好ましくは、0.8以上1.2未満である。0.7より小さくすると、ハニカムフィルタ1の強度が弱くなり、1.3以上とするとハニカムフィルタ1に流体を流したときの圧力損失が大きくなる。
図2(a)に示す、本実施の形態のハニカムフィルタ1において、断面積の小さい残余のセル3bの流路水力直径に対する断面積の大きい所定のセル3aの流路水力直径の比の値は1.2以上であり、1.3以上2.0未満が好ましい。1.2より小さいと、PMによりハニカムフィルタ1が閉塞し易くなる。
図2(a)に示す、本実施の形態のハニカムフィルタ1において、断面積の大きい所定のセル3aの断面形状が、四つの角部に相当する部分P1が円弧状の四角形であるが、この円弧状は、真円の一部であることが好ましいが、楕円、長円、その他の曲線であってもよい。四角形の辺に相当する部分と滑らかに繋がっていることが好ましい。また、各角部に相当部分P1に形成される円弧の大きさは、全て同じであってもよいし、異なるものがあってもよく、ハニカムフィルタ全体の応力のかかり方等のバランスにより決定することができる。
本実施の形態のハニカムフィルタにおいて、多孔質の隔壁を構成する多孔質材料に特に制限はないが、強度、耐熱性、耐久性等の観点から、コージェライト、炭化珪素、ムライト、LAS(リチウムアルミニウムシリケート)、アルミナを主成分とする多孔質材料から構成されていることが好ましい。ここで、主成分とは、材料全体に対して50質量%以上含有されている成分をいうが、上記成分は、70質量%以上含有されていることが更に好ましく、80質量%以上含有されていることが特に好ましい。
本実施の形態のハニカムフィルタにおいて、隔壁に触媒が担持されていることが好ましい。そしてこの触媒は、PMを酸化処理する触媒であることが更に好ましい。触媒を担持することにより、隔壁に付着したPMの酸化除去を助長することが可能となる。PMを酸化処理する触媒としては、例えば、貴金属系のPt、Rh、Ce等が挙げられる。
本実施の形態のハニカムフィルタにおいて、図2(a)、図2(b)に示す目封じ部4,5を形成する目封じ部材の材料については特に制限はないが、上述のハニカムフィルタの隔壁を構成する多孔質材料として挙げたセラミックス中から選択された少なくとも一種を主成分とする材料であることが好ましい。
本実施の形態のハニカムフィルタにおいて、隔壁の厚さについては特に制限はないが、この隔壁の厚さが厚過ぎると、流体が透過する際の圧力損失が大きくなることがあり、薄過ぎると強度が不足することがある。隔壁の厚さは、100〜1000μmであることが好ましく、200〜800μmであることがさらに好ましい。また、本実施の形態のハニカムフィルタは、その最外周に位置する外周壁を有してもよい。なお、外周壁は成形時にハニカムフィルタと一体的に形成させる成形一体壁だけでなく、成形後に、ハニカムフィルタの外周を研削して所定形状とし、セメント等で外周壁を形成するセメントコート壁でもよい。
本実施の形態のハニカムフィルタを構成する多孔質の隔壁の気孔径については、特に制限はなく、当業者であれば用途に合わせて適宜選択することができる。一般に、気孔径は排気ガス等の処理すべき流体の粘度や分離すべき対象物によって選択することができ、例えば、ハニカムフィルタをDPFに用いる場合は、平均値で1〜100μm程度とすることが好ましい。
本実施の形態のハニカムフィルタを構成する多孔質の隔壁の気孔率に特に制限はないが、例えば、ハニカムフィルタをDPFに用いる場合の好ましい気孔率は20%以上、より好ましくは40%以上、さらに好ましくは60%以上である。なお、気孔率は体積%を意味し、水銀ポロシメーターにより測定した値である。
本実施の形態のハニカムフィルタにおいて、そのセル密度は、6〜93セル/cm2が好ましく、10〜78セル/cm2が更に好ましく、15〜62セル/cm2がさらに好ましい。
次に本発明のハニカムフィルタの他の実施の形態について説明する。図3(a)は、本実施の形態のハニカムフィルタ10を一方の端部側から見た一方の端面16を模式的に示した平面図であり、図3(b)は、他方の端部側から見た他方の端面17を模式的に示した平面図である。
本実施の形態のハニカムフィルタにおいては、図3(a)、図3(b)に示すように、断面積の大きい側のセルである所定のセル13aの断面形状が、四つの角部に相当する部分が円弧状の四角形であるとともに、断面積の小さい側のセルである残余のセル13bの断面形状も、四つの角部に相当する部分P2が円弧状の四角形である。このように、全てのセルについて、その断面形状を、四つの角部に相当する部分が円弧状の四角形としたため、応力集中する部位を更に減らすことができ、より高強度のハニカムフィルタを得ることができる。
本実施の形態のハニカムフィルタ10の他の構成要件、条件は上述した図2(a)、図2(b)に示す本発明のハニカムフィルタの一の実施の形態と同様である。
また、図4(a)、図4(b)は、本発明のハニカムフィルタの更に他の実施の形態を模式的に示したものである。図4(a)は、本実施の形態のハニカムフィルタ20を一方の端部側から見た一方の端面26を模式的に示した平面図であり、図4(b)は、他方の端部側から見た他方の端面27を模式的に示した平面図である。
本実施の形態のハニカムフィルタ20においては、図4(a)、図4(b)に示すように、断面積の大きい側のセルである所定のセル23aの断面形状が、四つの角部に相当する部分P3が円弧状の四角形であり、断面積の小さい側のセルである残余のセル23bの断面形状は、四角形の四つの角部に相当する部分が直線状に切断された八角形である。このように、断面積の小さい側のセルである残余のセル23bの断面形状を八角形としたため、上述した図2(a)、図2(b)に示す本発明の一の実施の形態のハニカムフィルタよりも、応力集中の程度を減らすことができ、より高強度のハニカムフィルタ20を得ることができる。
本実施の形態のハニカムフィルタ20の他の構成要件、条件は上述した図2(a)、図2(b)に示す本発明のハニカムフィルタの一の実施の形態と同様である。
次に、本発明のハニカムフィルタの一の実施の形態の製造方法について説明する。本実施の形態のハニカムフィルタは、例えば、以下のような方法により製造することができるが、本実施の形態のハニカムフィルタを製造する方法は、以下の方法に限定されることはない。
まず、ハニカムフィルタの原料となる坏土を形成する。これは、上述したハニカムフィルタの隔壁の原料として好適例として挙げたものを用い、原料を混練して坏土を形成する。例えば、コージェライト原料としてのシリカ、カオリン、タルク、及びアルミナに、造孔材を加えて、さらに、バインダー、分散剤、及び水を加えて混練し粘土状の坏土を形成する。造孔材としては、焼成工程により飛散消失する性質のものであればよく、カーボン質等の無機物質やプラスチック材料等の高分子化合物、澱粉等の有機物質等を単独で用いるか組み合わせて用いることができる。このようにして得られた坏土を、所定形状のスリットを備えたハニカム構造体押出し成形用口金を用いて押出し成形しハニカム成形体を形成する。このとき、押出し成形用口金の構造として、図2(a)に示す、断面積の大きい所定のセル3aに相当する部分を、四つの角部に相当する部分が円弧状の四角形状とし、断面積の小さい残余のセル3bに相当する部分を通常の四角形状とする。
次に、得られたハニカム成形体を乾燥する。乾燥手段としては、各種方法で行うことが可能である。
次に、乾燥したハニカム成形体の両端面を、所定の長さに切断加工する。
次に、乾燥したハニカム成形体の端面の所定のセルを目封止し、図3(a)、図3(b)に示すように、それぞれの端面において、目封じ部と開口部とが交互に配置され市松模様を形成するようにする。
この後に焼成することでコージェライト質のハニカムフィルタを形成することができる。
次に、本発明の排ガス処理装置の一の実施の形態について説明する。本実施の形態の排ガス処理装置は、上述した本発明のハニカムフィルタと、本発明のハニカムフィルタが、断面積の大きいセルが開口する側の端部から排ガスが流入するように配設される保持部とを有してなるものである。
例えば、上述の、図2(a)、図2(b)に示すハニカムフィルタを使用する場合には、断面積の大きいセルである所定のセル3aの開口部9aから排ガスが流入し、ハニカムフィルタの隔壁2aで排ガスを濾過し透過流体として断面積の小さいセルである残余のセル3bの開口部9bから排出するように、ハニカムフィルタが保持部に保持されている。
このように、断面積の大きいセルが開口する側の端部から排ガスが流入するようにしたため、排ガスが流入する側の開口部にPMが堆積して開口部が閉塞することを抑制することができる。
本実施の形態の排ガス処理装置は、排ガスの排出系の流路に設置されるものである。そして、本実施の形態の排ガス処理装置の保持部の形状としては特に限定されず、円筒状、断面が多角形の筒状等のいずれでもよい。保持部の材質としては、強度、耐久性、耐食性等の観点よりステンレススチール等が好ましい。また、保持部材の内部には、ハニカムフィルタを破損させずに保持できるように、耐熱性のクッション材等を配設することが好ましい。
このように、本実施の形態の排ガス処理装置によれば、上述した本発明のハニカムフィルタの、断面積の大きいセルが開口する側の端部から排ガスを流入するようにしているため、ハニカムフィルタの流体の流入側の端部に開口するセルが微粒子等で閉塞されるのを抑制することができ、かつ、ハニカムフィルタの高強度を維持することが可能となる。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜6、比較例1〜10)
先ず、サンプルとして焼成後にコージェライトとなるように調整されたタルク、カオリン、アルミナ、シリカを調合し、これに造孔材、バインダー、界面活性剤、混合水を添加し、混合、混練を実施する。これを押出成形を実施することでハニカム成形体を得る。押出成形時には、乾燥、焼成による収縮等を予め見込み製作された口金を各試験水準で準備を行い使用した。ハニカム構造体は乾燥した後、同一材料を使用し、市松模様状の目封じを両端面に実施した。これを焼成し、各試験水準のハニカムフィルタのサンプルを得た。
ハニカムフィルタのセル構造としては、隔壁の厚さ(リブ厚)12mil(0.3mm)、セル密度(セル数)300cpsi(46.5セル/cm2)のセル構造と、隔壁の厚さ(リブ厚)17mil(0.43mm)、セル密度(セル数)100cpsi(15.5セル/cm2)のセル構造の2種類とした(表1参照)。そして、表1に、各実施例及び比較例のハニカムフィルタについて、断面積の大きいセルの流路水力直径(大径直径)と断面積の小さいセルの流路水力直径(小径直径)の値と、小径直径に対する大径直径の比の値(大径/小径比)を示す。断面積の大きいセルの角部は全て円弧状(R形状)で、断面積の小さいセルの角部は全て直角としている。さらに、表1に、各実施例及び比較例の隔壁の交点部の最小厚さ(最小厚さ)、隔壁の厚さ及び隔壁の厚さに対する交点部の最小厚さの比の値(交点部厚さ比)を示す。
得られたハニカムフィルタのサンプルはディーゼルエンジンに取り付けを行い、PM堆積時の圧損測定を実施した。また、サンプルに所定量の触媒をコートし、一定量のPM堆積をした後、ポストインジェクションによるPM再生を実施した。PM堆積、再生のサイクルを規定サイクル(試験サイクル)実施し(表1参照)、端面の閉塞状態(目詰まり)を確認した。セル開口部が完全に閉塞しているセルの比率が、排ガスの流入側に開口しているセル全体に対して30%以上のものを「NG」、その程度に至らなかったものを「OK」とした。ハニカムフィルタの強度の測定として、アイソスタティック強度測定を実施した。結果を表1に示す。
各ハニカムフィルタのアイソスタティック強度は、次のように測定した。
まず、ハニカムフィルタと同径の金属製の板で、ハニカムフィルタの両端部を覆い、更に、ハニカムフィルタと同径のゴムチューブで、金属製の板を固定した後、当該ゴムチューブとその周辺にゴムテープを貼り付け、水が入らないように密閉した。
次に、この状態で、ハニカムフィルタを水中に沈め、ハニカムフィルタが破損するまで、水圧を上げ、破損した水圧により、アイソスタティック強度(MPa)を評価した。結果を表1に示す。
Figure 2005270969
大径/小径比が1.2より小さい構造については、端面にPM閉塞が発生する。一方、比率が1.2以上のものについてはPMの閉塞が無く良好である。リブ厚に対する交点部最小リブ厚の比の値(交点部厚さ比)が0.7より小さいものは、四角セル形状のアイソスタティック強度よりも低く、好ましくない。0.7以上のものは四角セルよりもアイソスタティック強度が高くなり好ましい。これは角部をR形状とすることで、応力の集中が無くなり、分散されることで、良い結果が得られていると考えられる。1.3以上となると、PM堆積圧損が高くなる。これは、セルの開口率を低下させるためであり、圧損が上昇するものと考えられる。
上記のように断面積の小さなセルの流路水力直径に対する、断面積の大きなセルの流路水力直径の比の値が1.2以上で、少なくとも大きなセルの角部がR形状であり、リブ厚に対する交点部の最小リブ厚の比の値が0.7以上1.3未満のフィルタは、圧損、端面のPM閉塞、強度的に優れたフィルタとなり、有効である。
本発明のハニカムフィルタ及び排ガス処理装置は、内燃機関、ボイラー等の排ガス中の微粒子や有害物質を排ガス中から除去するために利用することができる。特にディーゼルエンジンから排出される微粒子の除去に優れた効果を発揮する。
本発明のハニカムフィルタの一の実施の形態を模式的に示す、中心軸を含む平面で切断した断面図である。 図2(a)は、本発明のハニカムフィルタの一の実施の形態を一方の端部側から見た一方の端面を模式的に示した平面図であり、図2(b)は、他方の端部側から見た他方の端面を模式的に示した平面図である。 図3(a)は、本発明のハニカムフィルタの他の実施の形態を一方の端部側から見た一方の端面を模式的に示した平面図であり、図3(b)は、他方の端部側から見た他方の端面を模式的に示した平面図である。 図4(a)は、本発明のハニカムフィルタの更に他の実施の形態を一方の端部側から見た一方の端面を模式的に示した平面図であり、図4(b)は、他方の端部側から見た他方の端面を模式的に示した平面図である。
符号の説明
1,10,20…ハニカムフィルタ、2,2a,2b…隔壁、3…セル、3a,13a,23a…所定のセル、3b,13b,23b…残余のセル、4,5…目封じ部、6,16,26…一方の端面、7,17,27…他方の端面、8…交点部、9a,9b…開口部、A…一方の端部、B…他方の端部、P1,P2,P3…角部に相当する部分。

Claims (4)

  1. 流体の流路となる複数のセルを区画形成する多孔質の隔壁を備え、一方の端部が開口され且つ他方の端部が目封じされた所定の前記セル(所定のセル)と、前記一方の端部が目封じされ且つ前記他方の端部が開口された残余の前記セル(残余のセル)とが交互に配設され、前記所定のセルが開口する前記一方の端部から流入した前記流体を、前記隔壁を透過させて前記残余のセル内に透過流体として流出させ、前記透過流体を前記残余のセルが開口する前記他方の端部から流出させることができるハニカムフィルタであって、
    前記セルの長手方向に垂直な平面で切断した断面において、前記所定のセルの断面積と前記残余のセルの断面積とが異なり、断面積の小さい前記セルの流路水力直径に対する断面積の大きい前記セルの流路水力直径の比の値が1.2以上であり、少なくとも前記断面積の大きいセルの断面形状が、少なくとも一つの角部に相当する部分が円弧状の四角形であり、前記隔壁の厚さに対する、前記隔壁が交差する部分(交点部)の最小厚さの比の値が、0.7以上1.3未満であるハニカムフィルタ。
  2. 前記多孔質の隔壁が、コージェライト、炭化珪素、ムライト、LAS、アルミナを主成分とする多孔質材料から構成される請求項1に記載のハニカムフィルタ。
  3. 前記隔壁に触媒が担持されている請求項1又は2に記載のハニカムフィルタ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のハニカムフィルタと、前記ハニカムフィルタが、前記断面積の大きいセルが開口する側の端部から排ガスが流入するように配設される保持部とを有してなる排ガス処理装置。
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