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JP2005239220A - 蓋付きカップ状容器 - Google Patents

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JP2005239220A
JP2005239220A JP2004051992A JP2004051992A JP2005239220A JP 2005239220 A JP2005239220 A JP 2005239220A JP 2004051992 A JP2004051992 A JP 2004051992A JP 2004051992 A JP2004051992 A JP 2004051992A JP 2005239220 A JP2005239220 A JP 2005239220A
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JP
Japan
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lid
cup
upper lid
sachet
shaped container
Prior art date
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Pending
Application number
JP2004051992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Hashimoto
和紀 橋本
Takao Kishi
岸  隆生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2004051992A priority Critical patent/JP2005239220A/ja
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Abstract

【課題】 上蓋の不正開放による小袋への不正な操作を効果的に防止する方法の創出を課題とし、もって安心して使用できるカップ状容器を提供することを目的とする。
【解決手段】 内容物を収納したカップ状の容器本体の上端開口部をシール蓋材で密封した状態で、容器本体の上端部を上蓋で覆って、さらに前記内容物に加えて使用する食材を封入した小袋をシール蓋材と上蓋の間に収納して使用する容器において、小袋のシール端部の一部を上蓋の頂壁下面に、指先で摘んで引き剥がし可能に接着して使用する。
【選択図】図4

Description

本発明は本発明は、蓋付きのカップ状容器に関する。
たとえば特許文献1にはシール蓋付きのカップ状容器に関する発明が記載されている。これらの容器は従来からたとえばヨーグルト、ジャム、インスタントラーメン等の幅広い用途に使用されている。容器本体はプラスチック製、紙積層材料製、アルミ等の金属製のものがあり、その形状は上端開口部が円形状や楕円形状や角を丸めた矩形状である。そしてこれらカップ状容器は内容物を収納後、容器本体の上部開口部の周縁に周設したフランジに、下面側に適度の剥離性を有する熱融着層を積層した、積層樹脂フィルム製、アルミラミネート製等のシール蓋材を熱融着して密封状にして使用される。
また、さらには外観的に商品性を向上させる目的と共に、販売等の際にシール蓋材が不正に開かれたりしないようにシール蓋材を覆うようにして容器本体の上端部に上蓋を被せて使用されることもあり、そしてこのシール蓋材と上蓋の間に内容物に加えて使用する食材を封入した小袋を入れて使用することもある。たとえば内容物がヨーグルトでは顆粒状の砂糖を小袋に封入して使用するし、インスタントラーメンの場合には具材、スープの素等を小袋に封入して使用する。
特開平8−258859号公報
しかしながら上蓋自体は使用時に簡単に取り外すことができるように容器本体の上端開口部のフランジの周縁に軽くアンダーカット状に組付き固定されているだけなので、店頭で不正に上蓋が外されて、小袋が紛失したりする等の問題があり、また上蓋はまた元に戻すことができるので、購入者が使用する際に始めて小袋がないことに気付くこともあり、安全上そして安心感の点で問題があった。
本発明は上記したような問題を解消するために創案されたものであり、上蓋の不正開放による小袋への不正な操作を効果的に防止する方法の創出を課題とし、もって安心して使用できる蓋付きカップ状容器を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決する手段のうち、請求項1記載の発明の手段は、
内容物を収納したカップ状の容器本体の上端開口部をシール蓋材で密封した状態で、容器本体の上端部を上蓋で覆って、さらに前記内容物に加えて使用する食材を封入した小袋をシール蓋材と上蓋の間に収納して使用する容器において、
小袋のシール端部の一部を上蓋の頂壁下面に、指先で摘んで引き剥がし可能に接着して使用すること、にある。
請求項1記載の上記構成により、シール端部の一部を上蓋の頂壁下面に接着した状態で小袋をシール蓋材と上蓋の間に収納することにより、不正に上蓋を外して、この接着部分を引き剥がして小袋を取り出したとしても、引き剥がした状態を元の状態に戻すことはできないので、不正に開放された場合にはそのことを確実に認識することができるので、安心して使用することができる。
小袋はプラスチックフィルム、積層プラスチックフィルム製、アルミラミネートフィルム、等を2枚重ねて周縁を熱シールしたり、チューブ状フィルムの場合には両開放端部を熱シールしたりして形成される。
そして、使用時にはシール端部の非接着部分を指先で摘んで接着部分を引き剥がすようにして、容易に小袋を上蓋内から取り出すことができる。なおここで、シール端部の幅を広めにしておけば、指先での引き剥がしがより容易になると共に、小袋内の収納物に熱溶着の際の熱の影響が及ばないようにできる等、頂壁下面への接着工程を容易にすることができる。
なお、接着箇所、接着領域、接着箇所の個数等はなんら制限のあるものではなく、接着強度、引き剥がし易さ、接着加工のし易さ、あるいは上蓋内部での小袋の収納安定性等を考慮して適宜選択するこことができる。たとえば小袋がチューブ状フィルムの両開放端部を熱シールしたものでは、両シール端部の中央部で上蓋の頂壁下面に接着したりすることができる。
請求項2記載の発明の手段は、請求項1記載の発明において、小袋のシール端部をホットメルトタイプの接着剤で上蓋の頂壁下面に接着すること、にある。
請求項2記載の上記構成により、ホットメルトタイプの接着剤を使用するので上蓋および小袋の形成材料に関係なく接着することが可能であると共に、比較的低温で接着できるので小袋内に収納される収納物への熱的な影響を少なくすることができる。
請求項3記載の発明の手段は、請求項1記載の発明において、上蓋と小袋を同系統の合成樹脂で成形し、小袋のシール端部を上蓋の頂壁下面に熱溶着すること、にある。
請求項3記載の上記構成により、接着剤を使用することもないのでコストの面で有利である。
本発明は上記した構成であり、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、不正に上蓋を外して、この接着部分を引き剥がして小袋を取り出したとしても、引き剥がした状態を元の状態に戻すことはできないので、不正に開放された場合にはそのことを確実に認識することができるので、安心して使用することができる。
請求項2記載の発明にあっては、ホットメルトタイプの接着剤を使用するので上蓋および小袋の形成材料にあまり関係なく接着することが可能であると共に、比較的低温で接着できるので小袋内に収納される収納物への熱的な影響を少なくすることができる。
請求項3記載の発明にあっては、接着剤を使用することもないのでコストの面で有利である。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の蓋付きカップ状容器の一実施例を示すもので、ヨーグルト用の容器である。容器本体1はポリエチレン樹脂(以下PEと記す。)製の熱成形したカップ状のものであり、その胴部の平断面形状は角取した矩形状であり、上端開口部の周囲にはフランジ2が周設されている。
また容器本体1は、内容物L(本実施例ではヨーグルト)を収納した状態で、その上端開口部をシール蓋材3で密封して保管、販売される。シール蓋材3は適度の剥離性を有して容器本体1のフランジ2に接着されており、このシール蓋材3には基材となる合成樹脂製フィルム、アルミラミネートフィルム等の下面に、例えばエチレン-酢酸ビニール共重合体等のホットメルトタイプの熱融着層を積層したものを使用することができる。
図3(b)は、上蓋4を裏返した状態で示したものであり、容器本体1同様にPEを熱成形したもので、裏返した状態でトレー状であり、頂壁の下面には周縁部7の部分を残し、頂壁の大部分を凹ますようにして凹部6が形成されている。またこの凹部6はその大部分が平坦域5となっているが、この平坦域5の周縁には一部を除いて、上蓋4全体の剛性の確保のために凹部6をさらに凹ませるようにして(頂壁上面では突出した状態。)補強リブ9が形成されている。またこの上蓋4の周縁には係止片8を複数設け、蓋をした時に容器本体1のフランジ2の縁部に取り外しが容易にできる状態で、軽く係止するようにしている。
図3(a)はPE製のフィルムをチューブ状に成形し、両開放端部を熱溶着状にシールして形成される小袋Sであり、本実施例ではヨーグルトに添加するための顆粒状の砂糖が封入されている。またシール端部S1は、その幅Wが十分幅広に形成されている。
図4(a)は上蓋4を裏返して、頂壁の平坦域5に載せるようにして小袋Sを収納し、両シール端部S1の略中央部に位置する接着部分Aでホットメルトタイプの接着剤を用いて頂壁下面に接着した状態を示す。(図2の接着部A近傍を拡大して示す縦断面図も参照。)なお、本実施例では上蓋4と小袋Sを共にPE製としているので、ホットメルトタイプの接着剤を使用しないでシール端部を熱溶着状に直接頂壁下面に接着することもできる。
そして使用時には図4(b)の2点鎖線、および白抜き矢印の方向で示すように、小袋Sのシール端部S1の非接着部分を指先で摘んで引き上げるようにして、接着部分Aを引き剥がして小袋Sを取り出す。シール端部S1の幅Wを十分に幅広としているので指先で摘んで容易に引き上げることができる。
一方、店頭で上蓋4を取り外しても小袋Sは直ぐには取り出せないので、たとえば悪戯で小袋Sを取ってしまうような行為を効果的に防止することができるし、また、引き剥がして小袋Sを取ったとしても元の状態には戻すことはできないので、このような不正開放を確実に認識することができる。
なお、上記実施例では容器本体および上蓋としてPEを使用した例を示したが、本発明の作用効果は本実施例に限定されるものではない。たとえば容器本体には、各種のプラスチック製、紙積層材料製あるいは金属製などのカップ状容器を使用することできる。すなわちポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニールなどのプラスチック製の、またこれらと他の合成樹脂やアルミニウム箔などとの積層プラスチック製の、さらにこれらと紙材料やアルミニウム箔などとの紙積層材料製の、またアルミニウムなどの金属製の、適宜にカップ状やトレー状などに成形した、上部開口が円形状や楕円形状や角を丸めた長方形状の、上部開口周辺にフランジを設けたカップ状容器を、特に制約なく用いることができる。
また、実施例ではヨーグルト用の容器を例にして説明したが、本発明の作用効果はこの例に限定されるものでなく様々な用途に特に制約なく用いることができる。たとえばインスタントラーメン用の容器においても同様に具材、粉末スープ等を封入した小袋をシール蓋材と上蓋の間に収納して販売することが多く、このようなケースでも本発明の作用効果が十分発揮される。
以上説明したように本発明の蓋付きカップ状容器は、より安心して使用できるものであり、さらに幅広い使用が期待される。
本発明の容器の一実施例を示す半縦断正面図である。 図1中の接着部近傍を拡大して示す縦断面図。 図1中の(a)小袋、および(b)上蓋を示す斜視図である。 図3中の上蓋に小袋を収納した状態を斜視図で示す説明図である。
符号の説明
1 ;容器本体
2 ;フランジ
3 ;シール蓋材
4 ;上蓋
5 ;平坦域
6 ;凹部
7 ;周縁部
8 ;係止片
9 ;補強リブ
S ;小袋
S1;シール端部
W ;幅
A ;接着部分
L ;内容液

Claims (3)

  1. 内容物(L)を収納したカップ状の容器本体(1)の上端開口部をシール蓋材(3)で密封した状態で、前記容器本体(1)の上端部を上蓋(4)で覆って、さらに前記内容物(L)に加えて使用する食材を封入した小袋(S)を前記シール蓋材(3)と上蓋(4)の間に収納して使用する容器において、前記小袋(S)のシール端部(S1)の一部を前記上蓋(4)の頂壁下面に、指先で摘んで引き剥がし可能に接着して使用することを特徴とする蓋付きカップ状容器。
  2. 小袋(S)のシール端部(S1)をホットメルトタイプの接着剤で上蓋(4)の頂壁下面に接着した請求項1記載の蓋付きカップ状容器。
  3. 上蓋(4)と小袋(S)を同系統の合成樹脂で成形し、前記小袋(S)のシール端部(S1)を上蓋(4)の頂壁下面に熱溶着した請求項1記載の蓋付きカップ状容器。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075256U (ja) * 1983-10-24 1985-05-27 大日本印刷株式会社 花の種つき複合カツプ容器
JPH10211953A (ja) * 1997-01-24 1998-08-11 Koikeya:Kk 食品包装容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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