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JP2005226257A - 通気構造 - Google Patents

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Hiroaki Yoshioka
宏哲 好岡
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Panasonic Homes Co Ltd
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Panahome Corp
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Abstract

【課題】
【解決手段】居室と廊下の間に設けられかつドアにより開閉されるドア開口部の周囲に配設されたドア枠に、居室側と廊下側とを連絡する通気部が設けられた通気構造であって、前記通気部は、ドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ居室側に設けられた第1の通気口と、ドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ廊下側に設けられた第2の通気口と、前記第1、第2の通気口を継ぎかつドア枠の内部に形成された通気路とを含み、前記ドア枠は、ドアを回動可能に蝶着する吊り元縦枠と、閉止位置のドアの回動端部に向合い戸当りを具える戸当り側縦枠とを含んで構成され、前記通気部は、戸当り側縦枠に形成されたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、居室と廊下の間に設けられかつドアにより開閉されるドア開口部の周囲に配設されたドア枠に、居室側と廊下側とを連絡する通気部が設けられた通気構造に関する。
家屋の高気密化に伴い、ホルムアルデヒド、VOC(揮発性有機化合物)などを原因とするシックハウス症候群を防止するためには、一定水準以上の換気量確保が必要であり、近年居室のある建物に対しては高い換気基準が要求され、住居環境の維持向上が図られている。またこれらの換気基準においては、住居全体が単一の空間としてとらえられている。例えば居室の空気を居室から廊下を経てトイレの機械換気装置からまとめて換気をおこなう場合、居室と廊下の間に設けられ、建具により開閉可能に構成された開口部において一定量以上の通気を確保することが必要である。
そして引き戸、折れ戸などその構造自体で比較的隙間の多い建具を用いた場合は、通気量が一定以上得られるため、そのままで換気経路として認められている。他方ドアを用いた場合は気密性に優れるため、ドア本体、或いはドア開口部周辺の間仕切壁に換気ガラリを設けたり、高さ1cm程度のアンダーカット形成することにより、必要な通気量を確保する必要がある。しかしながら、これら換気ガラリ、アンダーカットは、内装仕上げが重要視される居室の出入口における外観において、違和感を与えるため見栄えを損ねるという問題があった。
そこでこの種課題を解決するため、図6に示すように、ドアaを取り付けるドア開口部bの内側面に空気が流通しうる空気通路dを形成したドア枠cを取付け、かつ前記ドア枠cと壁eとの間に、該壁eの表面fから突出する略L字状の化粧縁gを設けることにより、双方の化粧縁g、gに設けられドア開口部bの外側に向って開いた双方の通気口h、hが前記ドア枠cの空気通路dを介して連絡された通気構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そして該通気構造においては、一方の化粧縁gの通気口hから流入した空気が、ドア枠cの空気通路dを介して他方の化粧縁gの開口hに空気が流れるため、ドアaを閉めた際にもドア開口部bの両側の空間の相互間で通気を確保することができる。
特許出願公表平4−501589号公報
しかしながら、前記従来の通気構造においては、通気口hを具えた化粧縁gが壁eの表面fから突出して取り付けられるため、内装仕上が重要視されるドアaを具え壁開口における外観に違和感を与え、美観を損なうものであった。さらには、前記空気通路dを通過して通気口hから流れ出る空気が壁eの表面fに沿って流動するため、該壁eの表面fに空気中の塵埃が付着して汚れが目立つという問題があり、特に白色、アイボリー色など淡色の壁表面材を用いて仕上られた壁eの表面fにおいては、比較的短期間で汚れが目立つようになり、著しく外観を損ねる恐れがあった。
さらには、ドアaの開閉動作に伴い、特に戸当りにドアaが当る時に生じる衝撃に基づき、前記化粧縁gの固定が外れやすく、しかもドア枠c、壁eの表面fに対する取り付け状態が不安定になると、ドアaの開閉時に化粧縁gがガタツキ音を発し易いという問題もあった。
本発明は、前記した通気構造が有する問題点を解消し、通気部はドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ居室側に設けられた第1の通気口と、ドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ廊下側に設けられた第2の通気口と、前記第1、第2の通気口を継ぎかつドア枠の内部に形成された通気路とを含むことを基本とし、見栄えに優れるとともに周囲の壁面を汚すことのない通気構造の提供を課題としている。
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、居室と廊下の間に設けられかつドアにより開閉されるドア開口部の周囲に配設されたドア枠に、居室側と廊下側とを連絡する通気部が設けられた通気構造であって、前記通気部は、ドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ居室側に設けられた第1の通気口と、ドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ廊下側に設けられた第2の通気口と、前記第1、第2の通気口を継ぎかつドア枠の内部に形成された通気路とを含むことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記ドア枠は、ドアを回動可能に蝶着する吊り元縦枠と、閉止位置におけるドアの回動側の側端部に向合い戸当りを具える戸当り側縦枠とを含んで構成され、前記通気部は、戸当り側縦枠に形成されたことを特徴とする請求項1記載の通気構造である。
また請求項3記載の発明は、前記ドア枠は、ドアを回動可能に蝶着する吊り元縦枠と、閉止位置におけるドアの回動側の側端部に向合い戸当りを具える戸当り側縦枠と、前記双方の縦枠の上端部間に設けられた上枠とを含んで構成され、前記通気部は、上枠に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の通気構造である。
また請求項4記載の発明は、前記通気部は、フィルター又は防音材を具えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通気構造である。
本発明は叙上の如く、ドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ居室側に設けられた第1の通気口と、ドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ廊下側に設けられた第2の通気口と、前記第1、第2の通気口を継ぎかつドア枠の内部に形成された通気路とを含んで通気部を構成するため、ドア枠は壁の厚さ方向に対する寸法が大きく形成されることがなく、全体的に均衡のとれた意匠を構成しうるため、外観が重要視される居室の出入口での意匠性に優れ、見栄えを高めることができる。しかも第1、第2の通気口は、ドア枠のドア正面視において死角となる内周面に形成されるため、通気口が目立つことがなく外観を損なうことがない。
さらに、前記第1、第2の通気口は、ドア枠の内周面に形成されるため、該通気口から出入する空気の塵埃が周囲の壁面に付着して該壁面を汚すことがなく、居室の出入口周囲の外観を長期間維持することができる。また、化粧縁を含まないため、ドアの開閉で化粧縁が外れたり、ガタツキ音を出すなどのトラブルを生じることもない。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本形態の通気構造1の正面図、図2はそのA−A断面図、図3はその要部拡大断面斜視図である。本形態の通気構造1は、ドア開口部5の周囲に設けられたドア枠6に居室2側と廊下3側とを連絡する通気部7が設けられた通気構造であって、通気部7は、第1の通気口8と、第2の通気口9と、通気路10とを含み構成されている。
前記ドア開口部5は、居室2と廊下3の間に形成された間仕切壁21に設けられ、ドア4により開閉される。該間仕切壁21は、図示されない梁と土台とに上下端部を固定されて隔設された間柱21aの両側に壁下地板21bが添設されることにより形成され、中空構造に構成される。なお前記壁下地板21bは、石膏ボード、合板、ケイ酸カルシウム板などが用いられる。
前記壁下地板21bは、その表面に、化粧紙を合板に接着しかつ不飽和ポリエステル樹脂を塗布したポリエステル化粧合板などの化粧合板、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢ビ樹脂(EVA)などのオレフィン系樹脂化粧シート、布クロスなどを添着して仕上られる。このほか糊や顔料などを混合した土、漆喰、プラスター、珪藻土などの左官壁材料を塗り重ねて仕上層を形成することもできる。
また前記間仕切壁21は、木材、軽量鉄骨材を用いた縦、横の枠材を矩形状に枠組みして形成された外周枠の内側に補強桟を架け渡して壁パネル枠体を形成し、この壁パネル枠体の両側に、前記と同様の壁下地板21bを添着したフラッシュ構造の間仕切壁パネルを予め工場生産し、該パネルを建築構造の梁と土台間に固定して構成することもできる。
前記ドア開口部5は、居室2と廊下3の間を出入可能とするため、前記間仕切壁21の一部を切欠して構成され、幅が約90〜150cm程度、高さが約180〜270cm程度に形成され、その上端は天井高さと同高さに形成されることもある。
前記ドア4は、本形態では、縦フレーム材、横フレーム材を矩形状に枠組みした外周枠の内側に補強桟を架け渡し形成された木製のドアフレームの両側に、化粧板を添着したフラッシュパネルで形成することができる。そしてこの化粧板としては合板など基板上に、ナラ、サクラ、チーク、ケヤキなどを0.2〜0.6mm程度にスライスした突き板、又はポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢ビ樹脂(EVA)などオレフィン系樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂などを用いた化粧シートを添着したものが用いられる。また前記フラッシュパネルのほか無垢木材、修正木材を枠状に加工し組立てた框組みの構造とすることもよい。更には、鋼板を折り曲げて形成し、又はプラスチック、アルミニウムの押出し成形材を組立てて形成することもできる。
また本形態のドア4は、図1、2に示すように、その中央に上端から下端にわたり、例えば3〜7cm程度の均一な幅の化粧溝部22が形成される。そしてその化粧溝部22の中間部には、ガラス、半透明プラスチック等の透光板23が嵌め込まれ、反対側の光が透過することができるため、装飾性が高まるとともに、反対側の人影を察知できる点で好ましい。
前記ドア4の一側部には、居室側のレバーハンドル24aと廊下側のレバーハンドル24bを有するシリンダケ−スロック錠24が内蔵されている。
前記ドア枠6は、前記ドア開口部5の周囲に配設され、本形態では、一対の縦枠11、12と該縦枠11、12の上端部間に設けられた上枠13とを含み構成されたものを例示している。そして前記一対の縦枠11、12は、前記ドア4を取付ける吊り元縦枠11と、戸当り16を具える戸当り側縦枠12とからなる。
前記吊り元縦枠11は、図2に示すように、横断面矩形の棒状に形成され、ドア開口部5に臨む前記間仕切壁21の縁部に配置され、該間仕切壁21の間柱21aに接着、釘、ビスなどで固着される。該吊り元縦枠11は、その上下2箇所で蝶番金具25により前記ドア4を回動可能に蝶着している。そして本形態のドア4は、蝶番金具25を中心として廊下3側に向けて回動でき、所謂外開き状態で支持される。
前記戸当り側縦枠12は、本形態では図2、3に示すように、居室2側と廊下3側に配された一対の側片部26、26と該側片部26、26を継ぐ基片部29とを含む横断面コ字状の外枠12Aと、横断面略矩形の内枠12Bとを含み構成されたものを例示している。前記外枠12Aは、ドア開口部5に臨む前記間仕切壁21の縁部に配置され、該間仕切壁21の間柱21aに接着、釘、ビスなどで固着されている。そして、前記外枠12Aは、その側片部26、26の向き合う内面に、その先端部から奥に向う溝状の凹部27が上下に亘り、例えば20〜50cm程度の一定間隔で隔設されている。
前記内枠12Bは、その居室2側及び廊下3側に立方体状の凸部28が、前記外枠12Aの凹部27と同じ間隔で設けられている。そして図4に示すように、内枠12Bの居室2側及び廊下3側の双方の凸部28、28が外枠12Aの凹部27、27に嵌合することにより内枠12Bと外枠12Aとが固着され、これにより戸当り側縦枠12が構成される。内枠12Bの凸部28と外枠12Aの凹部27とは、前記嵌合部を接着剤を用いて一体化することもでき、またビス、螺子などの固着を用いて双方を着脱可能に固着するとメンテナンス作業を容易とする点で好ましい。
また内枠12Bの居室2側及び廊下3側には、前記立方体状の凸部28を介して外枠12Aの側片部26との間に幅W1の間隙が形成され、この間隙により閉止状態のドア4の表面方向と平行な方向に空気が流通しうる出入通気路10A、10Aが形成される。そして、外枠12Aの基片部29と内枠12Bとの間に前記間仕切壁21の厚さ方向に向けて空気が流通しうる連絡通気路10Bが形成される。本形態では、内枠12Bの凸部28の外枠12Aの基片部29に向合う端面28aが外枠12Aの凹部27の基片部29側の端面に当接するため、内枠12Bのそれ以上の移動が阻止され、所定寸法の幅W2の連絡通気路10Bが構成される。
出入通気路10A、10Aは、各々その奥で前記連絡通気路10Bに連続し、双方の出入通気路10A、10Aと連絡通気路10Bとで通気路10を構成している。そして、通気路10の居室2側の出入通気路10Aの居室2に向って開いた開口端部により第1の通気口8が形成され、他方廊下3側の出入通気路10Aの廊下3に向って開いた開口端部により第2の通気口9が形成されている。
このように、本形態の通気構造1は、第1の通気口8と、第2の通気口9とこの第1、第2の通気口を継ぐ通気路10とにより通気部7が構成されている。そして該通気部7を介してドア開口部5の両側の居室2側と廊下3側とが連絡され、基準をクリアする通気量が確保されている。
また前記第1の通気口8は、閉止状態のドア4を正面から眺めるとき、ドア枠6の内周面の居室2側に形成されるため、第1の通気口8は死角となって目視されない。その結果、外観が重要視される居室2のドア開口部5において、美観が維持できて見栄えが良い。また第2の通気口9も同様に、ドア4の正面視において死角となって目視されないため廊下3側においても、優れた意匠性を維持できる。
しかも、第1の通気口8、第2の通気口9は共にドア枠6の内周面に形成されるとともに通気路10を含めた通気部7は全てドア枠6の内部に形成されるため、ドア枠6に前記従来例のように化粧縁gを取付ることがなく、間仕切壁21から大きく突出することなく構成される。その結果、外観意匠が重要なドア開口部5において美観を何ら損なうことなく、高い装飾性を得ることができる。
従来例のような化粧縁gを取付けることがないため、ドア4の開閉による衝撃力によって、化粧枠gの固着が外れ、或いは化粧枠gの取付が緩んで、ドア4の開閉、廊下3での歩行などに基因して振動音を発するトラブルを招くこともない。
また、第1の通気口8、第2の通気口9は共にドア枠6の内周面に形成されるため、居室2と廊下3との間を流れる空気中に浮遊する塵埃がドア開口部5周囲の間仕切壁21の表面に付着する恐れがない。従って間仕切壁21が例えホワイト、アイボリなどの淡色に仕上げられていても、前記従来のように、その仕上面を汚すことがない。その結果、居室内で暖房、調理などにより汚染された空気が前記通気部7を流通しても、間仕切壁21の仕上状態は良好なままを維持でき、外観意匠性に優れるとともに、壁面仕上のメンテナンスが容易となる。
前記出入通気路10Aの幅W1と連絡通気路10Bの幅W2とは、同じ寸法(例えば1〜3cm程度)に形成されると、通気路10全体の空気通気抵抗が均等化するため、安定した通気量が確保しうる点で好ましい。
なお、前記上枠13から床面にまでのびる戸当り側縦枠12の中で、前記ドア4に内蔵されたシリンダケ−スロック錠24に向合う高さ位置に、施錠を行うため該シリンダケ−スロック錠24のラッチボルト、デッドボルトが挿入される図示されないストライクが埋設される。そして戸当り側縦枠12は、前記ストライクを設ける箇所には、前記通気部7を形成しない構造とすることが施錠操作の信頼性を維持する点で好ましい。
前記内枠12Bの内側面の居室2縁部に段部16Aが設けられ、該段部16Aが戸当り16を構成している。該戸当り16が閉止位置におけるドア4の端部に当接し、ドア4の位置決めを行うとともに、ドア4とドア開口部5との間の隙間を遮断し、隙間風、明かりの洩れを防止している。
図1、5に示すように、ドア枠6は、前記吊り元縦枠11と、戸当り側縦枠12と、双方の縦枠11、12の上端部間に設けられた上枠13とで構成し、該上枠13に通気路10と、第1の通気口8と、第2の通気口9とを含み構成される通気部7を形成することもできる。そして通気路10の居室2に向って開いた開口端部により形成される第1の通気口8、および廊下3側に向って開いた開口端部により形成される第2の通気口9は、ともにドア4の正面視において死角となるドア枠6の内周面に形成されるため、外観を損なうことなく、見栄えに優れる。
本形態の通気構造1は、図5に示すように、戸当り側縦枠12及び上枠13の双方に連続して通気部7を形成しているが、基準通気量が得られる場合戸当り側縦枠12、上枠13の何れか一方にのみ通気部7を設けることでもよい。
前記吊り元縦枠11、戸当り側縦枠12および上枠13はラワン、チーク、杉、松、栂などの無垢木材、これらの集成材、繊維方向を揃えて積層一体化したLVL(構造用単板積層材)を用いて形成される。また、おが屑、廃材などの廃棄木材を原料とした木粉とポリエチレン樹脂などポリオレフィン系樹脂とを混合して押し出し成形した人工木材で形成することもでき、MDF(中密度繊維板)、パーティクルボードなどのエンジニアリングウッドを棒状の切断して用いることもできる。さらには、薄鋼板のロール成形品、アルミニウムの押出成形品を用いることもよい。
本形態の通気構造1は、図3、4に示すように、通気路10の中間部にフィルター14を設けている。本形態のフィルター14は、板状に成形されたガラス繊維エアフィルターを用い、中枠12Bの外枠12A側に添着することにより通気路10中に配設している。フィルター14は、このほかポリオレフィンエアフィルター、活性炭フィルター、アルミエアフィルター、マイクログラスエアフィルターなどを用いることもできる。
図5に示すように、通気路10の中間部に防音材15を設けると、居室2の音の廊下3側への漏洩防止しうる点で好ましい。そして本形態の防音材15は、アルミニウム不織布を用いている。図5に示すように、通気路10に防音材15とフィルター14の双方を設けることもよい。
本発明の一実施の形態を例示する正面図である。 そのA−A断面図である。 その要部拡大断面斜視図である。 その一部分解斜視図である。 その異なる部分の要部拡大断面斜視図である。 従来例の要部拡大断面図である。
符号の説明
1 通気構造
2 居室
3 廊下
4 ドア
5 ドア開口部
6 ドア枠
7 通気部
8 第1の通気口
9 第2の通気口
10 通気路
11 吊り元縦枠
12 戸当り側縦枠
13 上枠
14 フィルター
15 防音材
16 戸当り

Claims (4)

  1. 居室と廊下の間に設けられかつドアにより開閉されるドア開口部の周囲に配設されたドア枠に、居室側と廊下側とを連絡する通気部が設けられた通気構造であって、
    前記通気部は、ドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ居室側に設けられた第1の通気口と、
    ドア枠のドア正面視において死角となる内周面かつ廊下側に設けられた第2の通気口と、
    前記第1、第2の通気口を継ぎかつドア枠の内部に形成された通気路とを含むことを特徴とする通気構造。
  2. 前記ドア枠は、ドアを回動可能に蝶着する吊り元縦枠と、閉止位置におけるドアの回動側の側端部に向合い戸当りを具える戸当り側縦枠とを含んで構成され、 前記通気部は、戸当り側縦枠に形成されたことを特徴とする請求項1記載の通気構造。
  3. 前記ドア枠は、ドアを回動可能に蝶着する吊り元縦枠と、閉止位置におけるドアの回動側の側端部に向合い戸当りを具える戸当り側縦枠と、前記双方の縦枠の上端部間に設けられた上枠とを含んで構成され、
    前記通気部は、上枠に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の通気構造。
  4. 前記通気部は、フィルター又は防音材を具えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通気構造。
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