JP2005225827A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自然な肌色に見せることができ、塗布感に優れている上に、かつ被覆力があるメークアップ化粧料を提供すること。
【解決手段】 本発明は、平均粒子径が0.5μm〜1.5μmの酸化チタンと化粧料に広く使われている被覆力の強い酸化チタンである平均粒子径が0.1μm〜0.5μmとを2:8〜8:2の比率で配合し、更に酸化チタン0.1〜60重量%の範囲で配合する事により自然な肌色に見せることができ、塗布感に優れている上に、かつ被覆力があるメークアップ化粧料を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明は、平均粒子径が0.5μm〜1.5μmの酸化チタンと化粧料に広く使われている被覆力の強い酸化チタンである平均粒子径が0.1μm〜0.5μmとを2:8〜8:2の比率で配合し、更に酸化チタン0.1〜60重量%の範囲で配合する事により自然な肌色に見せることができ、塗布感に優れている上に、かつ被覆力があるメークアップ化粧料を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は特定の粉体を用いる化粧料に関する。
従来、ファンデーション等の化粧料は、欠点と考える赤ら顔やくすみ等の肌の色調や、しみ・そばかす等の色むらをカバーするため、酸化チタン等の被覆力の高い顔料と、無機顔料や有機顔料等の着色剤を加えることにより、見かけの肌の色調を変化させることが行われている。
Bruehlman R.J., Thomas L.W., Gonick E., Effect of Particle Size and Pigment Volume Concentration on Hiding Powder of Titanium Dioxide, Official Digest, 33, 252(1961)
Bruehlman R.J., Thomas L.W., Gonick E., Effect of Particle Size and Pigment Volume Concentration on Hiding Powder of Titanium Dioxide, Official Digest, 33, 252(1961)
しかしながら、被覆特性を強くする為に被覆力の高い酸化チタンを多く配合した製品の場合には、太陽光の様に強い光の下では青味が出る一般的に白浮きと呼ばれる現象があり、色調での被覆はできるものの不自然なメークアップの仕上がりに見えるという問題があった。
その解決の為に球状・板状の酸化チタンの配合、あるいは被覆力の高い他の粉体を使用する事が検討されてきた。しかし従来の球状酸化チタンの場合は平均粒子径が大きいことにより延展性は良好であるが、付着性が悪く経時的にも皮膚から剥離して被覆力の減少に繋がり解決策とはならなかった。板状酸化チタンの場合は付着性では良好であるが、化粧品製造時の混合・粉砕時に板状を保つことが困難であり製品ばらつきの原因になることが問題であった。また、酸化チタン以外の白色粉体として酸化亜鉛、硫酸バリウム等が使用されてはいるが被覆力が不足して被覆力の強い製品を作ることは困難であった。
従来、これらの様に自然な肌色に見せることができ、塗布感に優れている上に、かつ被覆力がある化粧料を得ることは困難であった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、本発明の目的は、自然な肌色に見せることができ、塗布感に優れている上に、かつ被覆力がある化粧料を提供しようとするものである。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、平均粒子径の大きい酸化チタンを配合することにより、上記課題を解決しうることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、平均粒子径が0.5μm〜1.5μmの酸化チタンと化粧料に広く使われている被覆力の強い酸化チタンである平均粒子径が0.1μm〜0.5μmとを2:8〜8:2の比率で配合し、酸化チタンの配合量が0.1〜60重量%の範囲である、自然な肌色に見せることができ、塗布感に優れている上に、かつ被覆力がある化粧料にかかるものである。
上記手段によれば、以下のような化粧料が得られる。
本発明の請求項1〜4記載の化粧料によれば、自然な肌色に見せることができ、塗布感に優れている上に、かつ被覆力があるという優れた化粧料を得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1及び図2は酸化チタンの特徴の一例である。本発明で用いる酸化チタンは、平均粒子径が0.5μm〜1.5μmのものである。
化粧料に広く使われている酸化チタンは、平均粒子径が0.1μm〜0.5μmの酸化チタンであり、これは光を反射する光学特性において最適な粒子径であることによる。
しかしながら反射率を最大にするための平均粒子径であることにより図−1に示す様に色により反射率の差があるためと言われている。特に青味の色の反射率が高く太陽光の様な強い光があたると青味つまり一般的に言われる白浮きの化粧と見られる現象になる。
そこで本発明者らは、酸化チタンにおいて、反射率つまり被覆力よりも色による反射率の変化に注目して粒子径を探索したところ0.5μm以上で色差による反射率の差が少なくなる領域を見出した。
この粒子径領域の酸化チタンを利用して化粧仕上がりで青味が強くない化粧料の開発を検討した。
しかし化粧品に広く使用されている酸化チタンの配合量そのままでの変更は青味が少ない自然な化粧仕上がりの製品が得られたが被覆力の減少を伴い、被覆力の強いファンデーション等の製品を開発するにはこの大きな平均粒子径を持つ酸化チタンを多量に配合する事になり、化粧時の使用性又感触に悪い影響のあることが判明した。そこで、平均粒子径0.5μm〜1.5μmの酸化チタン単独ではなく汎用されている平均粒子径0.1μm〜0.5μmの酸化チタンとの併用で青味現象が少なくかつ被覆力のある化粧料が開発出来た。
本発明で用いる酸化チタンは、平均平均粒子径が0.5μm〜1.5μm好ましくは0.5μm〜1.2μmの酸化チタンである。この平均粒子径より小さいと汎用されている酸化チタンと同じ状況になり青味現象が強くなる。またこの平均粒子径より大きいと被覆力が低くなり化粧料としての効果が薄れる事になる。
酸化チタンは、その表面を処理したものも使用でき、処理後の平均粒子径が請求項の範囲であれば、好適に使用できる。例えばシリコーン処理、アルキルフッ素処理による撥水処理、金属石けん処理等が挙げられる。酸化チタンの表面処理方法は通常行われている方法で行えばよい。
化粧料の全組成中に平均粒子径が0.5μm〜1.5μmの酸化チタンと平均粒子径が0.1μm〜0.5μmである酸化チタンとを2:8〜8:2の比率で併用するのが、自然な肌色に見せる効果が発揮されやすいので好ましい。
上記酸化チタンを配合する化粧料において、当該粉体と併用する粉体成分は、通常化粧料として用いられるものであれば特に限定されず、例えば、タルク、酸化亜鉛、白雲母、合成雲母、金雲母、黒雲母、セリサイト、カオリン、マイカ、板状アルミナ、板状硫酸バリウム等の体質顔料、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆タルク、オキシ塩化ビスマス、着色酸化チタン被覆雲母等のパール顔料、アルミニウムパウダー、酸化鉄(ベンガラ)、黄酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラック、マンゴバイオレット、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト、群青、紺青等の無機着色顔料、ベントナイト、金属石鹸、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素、ナイロンパウダー、ゼオライト、ポリエチレンパウダー、ポリスチレンパウダー、セルロースパウダー、シリコーン樹脂、ウレタンパウダー等の無機・有機顔料、及びそれぞれ粉体の表面処理粉体などである。
その他、化粧料において油性成分、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、消炎剤、ビタミン、ホルモンなどの薬剤、植物抽出液、香料、pH調整剤、金属封鎖剤、収斂剤等の通常化粧品に配合される他の成分を配合することは問題ない。
その他、化粧料において油性成分、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、消炎剤、ビタミン、ホルモンなどの薬剤、植物抽出液、香料、pH調整剤、金属封鎖剤、収斂剤等の通常化粧品に配合される他の成分を配合することは問題ない。
化粧料は、常法に従って製造することができ、その剤型は特に制限されず、例えば粉白粉、固形白粉、フェイスパウダー、パウダーファンデーション、油性ファンデーション、クリーム状ファンデーション、リキッドファンデーション、コンシーラー、口紅、リップクリーム、頬紅、アイシャドウ、アイブロウ等の化粧料などとすることができる。
ここで、化粧料中の本粉体(酸化チタン)の好ましい配合量は、粉白粉、固形白粉及びフェイスパウダーの場合は0.1〜20重量%、特に1〜10重量%であるのが好ましい。パウダーファンデーション及び油性ファンデーションの場合は1〜60重量%、特に5〜40重量%であるのが好ましい。クリーム状ファンデーション、リキッドファンデーション及びコンシーラーの場合は1〜20重量%、特に1〜10重量%であるのが好ましい。口紅及びリップクリームの場合は0.1〜10重量%、特に0.5〜7重量%であるのが好ましい。頬紅及びアイシャドウの場合は0.1〜40重量%、特に0.5〜30重量%であるのが好ましい。
以下、実施例及び比較例によって本発明を詳細に説明する。また、実施例及び比較例で作製した化粧料の各特性に対する評価方法を以下にしめす。尚、本発明の化粧料は、下記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
比較例は各品目処方の酸化チタン部分を平均粒子径0.1〜0.5μmの酸化チタンのみで同等の被覆力を持つ量に調整したサンプルを作製し比較例とした。
「有用性評価」
専用パネラーを各評価品目ごとに10名で評価した。(但し、品目によりパネラーが重複する場合もある)化粧時及び4時間後で評価した。
「被覆力」→ 被覆力変化(むら、化粧崩れ等)
「発色性」→ 色の出方、色変化
「自然感」→ 自然な仕上がり、自然な感じ(色変化等)
「使用感」→ 塗布のし易さ等
について「良い」から「悪い」を5から1の5段階に従って評価を行い、全パネラーの平均点数を以って評価結果とした。従って、点数が高いほど評価項目に対する有用性が高いことを示す。
「被覆力」→ 被覆力変化(むら、化粧崩れ等)
「発色性」→ 色の出方、色変化
「自然感」→ 自然な仕上がり、自然な感じ(色変化等)
「使用感」→ 塗布のし易さ等
について「良い」から「悪い」を5から1の5段階に従って評価を行い、全パネラーの平均点数を以って評価結果とした。従って、点数が高いほど評価項目に対する有用性が高いことを示す。
実施例1(パウダーファンデーション)
下記の組成でパウダーファンデーションを、下記に示す製法によって比較例と共に、それぞれ作製し、結果を表−1に示す。
下記組成の固形パウダーファンデーションを試作した。
(組成) (重量%)
(1)セリサイト にて100.0とする。
(2)マイカ 10.0
(3)タルク 20.0
(4)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 3.0
(5)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 10.0
(6)板状硫酸バリウム 10.0
(7)ステアリン酸マグネシウム 2.0
(8)ナイロンパウダー 10.0
(9)べんがら 0.5
(10)黄酸化鉄 1.0
(11)黒酸化鉄 0.02
(12)ジメチルポリシロキサン 8.0
(13)イソノナン酸イソノニル 2.0
(14)防腐剤 適量
(15)香料 微量
(組成) (重量%)
(1)セリサイト にて100.0とする。
(2)マイカ 10.0
(3)タルク 20.0
(4)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 3.0
(5)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 10.0
(6)板状硫酸バリウム 10.0
(7)ステアリン酸マグネシウム 2.0
(8)ナイロンパウダー 10.0
(9)べんがら 0.5
(10)黄酸化鉄 1.0
(11)黒酸化鉄 0.02
(12)ジメチルポリシロキサン 8.0
(13)イソノナン酸イソノニル 2.0
(14)防腐剤 適量
(15)香料 微量
(試作方法)成分(1)〜(11)を高速混合機にて混合する、更に成分(12)〜(14)を40 ℃で混合溶解したものを加えて更に均一に混合する。この混合物に成分(15)を加えて混合した後、粉砕機にて粉砕した物をふるいに通す。これを金皿に圧縮成型して、固形パウダーファンデーションを得た。
実施例2(クリーム状ファンデーション)
下記組成の乳化型ファンデーションを作製し、下記に示す製法によって比較例と共に、それぞれ作製し、結果を表−2に示す。
(組成) (重量%)
(1)ステアリン酸 4.5
(2)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.5
(3)セタノール 1.5
(4)スクワラン 7.0
(5)流動パラフィン 8.0
(6)大豆りん脂質 0.2
(7)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 2.0
(8)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 8.0
(9)タルク 3.0
(10)べんがら 2.0
(11)黄酸化鉄 4.5
(12)黒酸化鉄 0.1
(13)トリエタノールアミン 2.2
(14)プロピレングリコール 5.0
(15)ソルビット 2.0
(16)精製水 にて100.0とする。
(17)防腐剤 適量
(18)香料 微量
(組成) (重量%)
(1)ステアリン酸 4.5
(2)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.5
(3)セタノール 1.5
(4)スクワラン 7.0
(5)流動パラフィン 8.0
(6)大豆りん脂質 0.2
(7)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 2.0
(8)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 8.0
(9)タルク 3.0
(10)べんがら 2.0
(11)黄酸化鉄 4.5
(12)黒酸化鉄 0.1
(13)トリエタノールアミン 2.2
(14)プロピレングリコール 5.0
(15)ソルビット 2.0
(16)精製水 にて100.0とする。
(17)防腐剤 適量
(18)香料 微量
(試作方法)成分(7)〜(12)を高速混合機にて混合し、粉砕機にて粉砕する。別に油相成分(1)〜(6)を混合し加熱溶解する、混合・粉砕した顔料を加えて分散した後、75 ℃に加熱する。水相成分(13)〜(17)を80 ℃に混合溶解したものを、先に調製した油相に攪拌しながら加え、乳化する。これを攪拌しながら冷却し、40 ℃で成分(18)を加え、攪拌しながら冷却して、クリーム状ファンデーションを得た。
実施例3(粉白粉)
下記組成の粉白粉を作製し、下記に示す製法によって比較例と共に、それぞれ作製し、結果を表−3に示す。
(組成) (重量%)
(1)タルク にて100.0とする。
(2)マイカ 10.0
(3)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 0.5
(4)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 2.0
(5)べんがら 0.1
(6)黄酸化鉄 0.2
(7)黒酸化鉄 0.01
(8)ステアリン酸マグネシウム 3.0
(9)防腐剤 適量
(10)香料 微量
(11)炭酸カルシウム 1.0
(組成) (重量%)
(1)タルク にて100.0とする。
(2)マイカ 10.0
(3)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 0.5
(4)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 2.0
(5)べんがら 0.1
(6)黄酸化鉄 0.2
(7)黒酸化鉄 0.01
(8)ステアリン酸マグネシウム 3.0
(9)防腐剤 適量
(10)香料 微量
(11)炭酸カルシウム 1.0
実施例4(固形白粉)
下記組成の固形白粉を作製し、下記に示す製法によって比較例と共に、それぞれ作製し、結果を表−4に示す。
(組成) (重量%)
(1)タルク にて100.0とする。
(2)セリサイト 10.0
(3)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 0.8
(4)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 2.5
(5)ステアリン酸マグネシウム 1.5
(6)ポリメタアクリル酸メチル 5.0
(7)べんがら 0.2
(8)黄酸化鉄 0.4
(9)黒酸化鉄 0.01
(10)流動パラフィン 4.0
(11)ミリスチン酸イソプロピル 1.5
(12)防腐剤 適量
(13)香料 微量
(組成) (重量%)
(1)タルク にて100.0とする。
(2)セリサイト 10.0
(3)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 0.8
(4)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 2.5
(5)ステアリン酸マグネシウム 1.5
(6)ポリメタアクリル酸メチル 5.0
(7)べんがら 0.2
(8)黄酸化鉄 0.4
(9)黒酸化鉄 0.01
(10)流動パラフィン 4.0
(11)ミリスチン酸イソプロピル 1.5
(12)防腐剤 適量
(13)香料 微量
(試作方法)成分(1)〜(9)を高速混合機にて混合する、更に成分(10)〜(12)を40 ℃で混合溶解したものを加えて更に均一に混合する。この混合物に成分(13)を加えて混合した後、粉砕機にて粉砕した物をふるいに通す。これを金皿に圧縮成型して、固形白粉を得た。
実施例5(頬紅)
下記組成の頬紅を作製し、下記に示す製法によって比較例と共に、それぞれ作製し、結果を表−5に示す。
(組成) (重量%)
(1)タルク にて100.0
(2)マイカ 30.0
(3)パール剤 5.0
(4)赤色226号 1.5
(5)赤色202号 0.8
(6)べんがら 0.5
(7)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 0.5
(8)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 2.0
(9)ステアリン酸マグネシウム 2.0
(10)炭酸カルシウム 3.0
(11)流動パラフィン 3.0
(12)カプリル・カプリン酸グリセリン 3.0
(13)フェニルポリシロキサン 2.5
(14)防腐剤 適量
(15)香料 微量
(組成) (重量%)
(1)タルク にて100.0
(2)マイカ 30.0
(3)パール剤 5.0
(4)赤色226号 1.5
(5)赤色202号 0.8
(6)べんがら 0.5
(7)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 0.5
(8)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 2.0
(9)ステアリン酸マグネシウム 2.0
(10)炭酸カルシウム 3.0
(11)流動パラフィン 3.0
(12)カプリル・カプリン酸グリセリン 3.0
(13)フェニルポリシロキサン 2.5
(14)防腐剤 適量
(15)香料 微量
実施例6(アイシャドウ)
下記組成のアイシャドウを作製し、下記に示す製法によって比較例と共に、それぞれ作製し、結果を表−6に示す。
(組成) (重量%)
(1)タルク にて100.0とする。
(2)マイカ 10.0
(3)パール剤 20.0
(4)板状硫酸バリウム 5.0
(5)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 1.0
(6)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 1.0
(7)ステアリンマグネシウム 2.5
(8)ステアリン酸亜鉛 0.5
(9)群青 5.0
(10)黒酸化鉄 1.0
(11)黄酸化鉄 0.5
(12)流動パラフィン 8.0
(13)カプリル・カプリン酸グリセリン 3.0
(14)防腐剤 適量
(15)香料 微量
(組成) (重量%)
(1)タルク にて100.0とする。
(2)マイカ 10.0
(3)パール剤 20.0
(4)板状硫酸バリウム 5.0
(5)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 1.0
(6)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 1.0
(7)ステアリンマグネシウム 2.5
(8)ステアリン酸亜鉛 0.5
(9)群青 5.0
(10)黒酸化鉄 1.0
(11)黄酸化鉄 0.5
(12)流動パラフィン 8.0
(13)カプリル・カプリン酸グリセリン 3.0
(14)防腐剤 適量
(15)香料 微量
実施例7(口紅)
下記組成の口紅を作製し、下記に示す製法によって比較例と共に、それぞれ作製し、結果を表−7に示す。
(組成) (重量%)
(1)ヒマシ油 にて100.0とする。
(2)リンゴ酸ジイソステアリル 15.0
(3)オクチルドデカノール 10.0
(4)イソノナン酸イソノニル 10.0
(5)スクワラン 5.0
(6)液状ラノリン 5.0
(7)キャンデリラロウ 7.0
(8)セレシン 6.0
(9)ポリエチレン 2.0
(10)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 0.8
(11)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 2.2
(12)赤色202号 0.5
(13)赤色201号 0.1
(14)黄色4号Al 1.0
(15)黄酸化鉄 1.3
(16)黒酸化鉄 0.2
(17)パール剤 4.0
(18)酸化防止剤 適量
(19)防腐剤 適量
(20)香料 適量
(組成) (重量%)
(1)ヒマシ油 にて100.0とする。
(2)リンゴ酸ジイソステアリル 15.0
(3)オクチルドデカノール 10.0
(4)イソノナン酸イソノニル 10.0
(5)スクワラン 5.0
(6)液状ラノリン 5.0
(7)キャンデリラロウ 7.0
(8)セレシン 6.0
(9)ポリエチレン 2.0
(10)酸化チタン(平均粒子径0.1〜0.5μm) 0.8
(11)酸化チタン(平均粒子径0.5〜1.5μm) 2.2
(12)赤色202号 0.5
(13)赤色201号 0.1
(14)黄色4号Al 1.0
(15)黄酸化鉄 1.3
(16)黒酸化鉄 0.2
(17)パール剤 4.0
(18)酸化防止剤 適量
(19)防腐剤 適量
(20)香料 適量
(試作方法)成分(1)〜(9)を加熱融解して均一に混合する。これに成分(10)〜(16)を加え、ロールミルで練り均一に分散させた後、再度融解して成分(17)〜(20)を加え、脱泡して型に流し込み、冷却固化する。成型したものを取り出し、容器に装填する。成型品の外観を炎の中を通しフレーミングし、表面を均一にし、口紅を得た。
表−1から表−7の結果から、本発明の化粧料を塗布した場合にはどれも、自然な仕上がり状態で、色の変化がなく、被覆力も良好であった。
本発明の化粧料は、白浮きが無く、自然な仕上がりで、濁りの少ない発色になった、また使用後皮膚上で経時での色の変化がなく、かつ被覆性がある化粧効果に優れたものであった。
特に太陽光の様な強い光があたると青味つまり一般的に言われる白浮きの現象がない化粧料が得られた。
Claims (4)
- 平均粒子径が0.5μm〜1.5μmの酸化チタンを配合することを特徴とする化粧料。
- 更に平均粒子径が0.1μm〜0.5μmである酸化チタンを配合することを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。
- 平均粒子径が0.5μm〜1.5μmの酸化チタンと平均粒子径が0.1μm〜0.5μmの酸化チタンを2:8〜8:2の比率で配合することを特徴とする、請求項2に記載の化粧料。
- 酸化チタンの配合量が0.1〜60重量%の範囲であることを特徴とする、請求項1〜3に記載の化粧料。
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Cited By (6)
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- 2004-02-16 JP JP2004037587A patent/JP2005225827A/ja active Pending
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