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JP2005219843A - エスカレータのブレーキ装置 - Google Patents

エスカレータのブレーキ装置 Download PDF

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JP2005219843A
JP2005219843A JP2004027562A JP2004027562A JP2005219843A JP 2005219843 A JP2005219843 A JP 2005219843A JP 2004027562 A JP2004027562 A JP 2004027562A JP 2004027562 A JP2004027562 A JP 2004027562A JP 2005219843 A JP2005219843 A JP 2005219843A
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JP
Japan
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brake
escalator
brake drum
outer peripheral
pressing pin
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Application number
JP2004027562A
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English (en)
Inventor
Noboru Nishimoto
昇 西本
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

【課題】 制動力の低下によるエスカレータの勝手な動きを防止することのできるエスカレータのブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 モータ7の回転軸7aに連結されたブレーキドラム13と、一端部14aを回転中心としてブレーキドラム13の外周面に接離する方向に回転自在に設置されたブレーキアーム14を備えている。ブレーキアーム14は押圧ピ16およびトルクスプリング17によりブレーキシュ15を介してブレーキアーム19をブレーキドラム13の外周面に圧接される一方、電磁コイル22の押上げボルト21によりブレーキドラム13の外周面から離れる方向に移動させられる。押圧ピン16の上部には押圧ピン16の移動距離を検出するストロークセンサ24が設けられており、このストロークセンサ24の検出信号に基づいて制動力を検出し、その検出値が異常になったときに安全回路26にエスカレータの停止信号を出力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、踏段を駆動するモータの制動力の大きさを検出して異常が発生した際にエスカレータを停止することのできるエスカレータのブレーキ装置に関する。
エスカレータは、無端状に連結された多数の踏段が、上下の階床間に傾斜して設けられたガイドレールに案内されて循環走行するもので、利用客が踏段に乗って移動するようになっている。踏段を案内するガイドレールは、主枠に設けられており、この主枠には踏段の幅方向両側に一対の欄干が設置されている。この一対の欄干にはそれぞれ踏段と同一速度で同一方向に移動する手すりベルトが設けられており、この手すりベルトや上述の踏段は、主枠の上階機械室内に配置された駆動装置により駆動されようになっている。
駆動装置は、モータや減速機を備え、モータの動力を、駆動チェーンを介して駆動スプロケットに伝達し、駆動スプロケットに巻き掛けられた踏段チェーンを回転駆動させて踏段チェーンに連結された多数の踏段を循環走行させるようになっている。駆動装置は制御装置により駆動制御される。駆動装置のモータに設けられているブレーキ装置は、モータの回転軸と同軸にブレーキドラムが連結され、このブレーキドラムの外周面側に、内側にブレーキシュを取付けたブレーキアームが回動自在に設けられた構成になっている。ブレーキアームはトルクスプリングにより常時押圧されてブレーキシュがブレーキドラムの外周面に圧接して制動をかけている状態にあり、制御装置が駆動装置を駆動制御してブレーキアームをブレーキドラムから離すことによってモータが回転制御されるようになっている。
ところが、ブレーキシュの摩耗などによりブレーキアームの回転移動距離が大きくなると、ブレーキアームに対して制動力を生じさせているトルクスプリングの伸びが大きくなって所望の制動力が得られなくなり、その結果、モータに対してブレーキが利かなくなり、エスカレータの踏段が、自身の荷重によって勝手に下方向に動き出してしまう現象が生じるおそれがある。
そこで本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、制動力の低下によるエスカレータの勝手な動きを防止することのできるエスカレータのブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明によるエスカレータのブレーキ装置は、モータの回転軸に連結されたブレーキドラムと、一端部を回転中心としてブレーキドラムの外周面に接離する方向に回転自在に設置されたブレーキアームと、このブレーキアームの内側に設けられ、ブレーキドラムの外周面に接離するブレーキシュと、ブレーキアームを、ブレーキシュを介してブレーキドラムの外周面に接触させる方向に押圧する押圧ピンと、この押圧ピンに常時押圧力を加えてブレーキドラムに対してブレーキシュによる制動力を与えるトルクスプリングと、制御装置からの信号に基づきブレーキアームをブレーキドラムから離れる方向に移動させる押上げボルトを駆動する電磁コイルと、押圧ピンまたはトルクスプリングの移動距離を検出するストロークセンサと、このストロークセンサからの信号に基づいて制動力の大きさを検出する検出回路と、この検出回路からの信号に基づきエスカレータを停止させる安全回路とを備えてなることを特徴とする。
この場合、検出回路に制動力の大きさを表示する表示手段を設けることができる。
本発明によれば、ブレーキシュの摩耗などによりブレーキアームの回転移動距離が長くなり、トルクスプリングによる制動力の低下が生じてもストロークセンサにより異常を検出してエスカレータを停止させ、エスカレータの勝手な動きを防止することができる。
図1は本発明の一実施の形態を示すエスカレータの全体構成図、図2は図1に示す駆動装置の拡大平面図、図3は図2に示すブレーキ装置の拡大正面図、図4はストロークセンサの概略構成図である。
図1において、エスカレータは、無端状に連結された多数の踏段1が、上下の階床2,3間に傾斜して設けられたガイドレール(図示せず)に案内されて循環走行し、利用客は踏段1に乗って移動するようになっている。踏段1を案内するガイドレールは、主枠4に設けられており、この主枠4には踏段1の幅方向両側に一対の欄干5が設置されている。この一対の欄干5にはそれぞれ踏段1と同一速度で同一方向に移動する手すりベルト(図示せず)が設けられており、この手すりベルトや上述の踏段1は、主枠4の上階機械室4a内に配置された駆動装置6により駆動されるようになっている。駆動装置6は、図2に示すようにモータ7、伝達継手8、減速機9を備え、モータ7の動力を、駆動チェーン10を介して駆動スプロケット(図示せず)に伝達し、駆動スプロケットに巻き掛けられた踏段チェーンを回転駆動させて踏段チェーンに連結された多数の踏段を循環走行させるようになっている。
駆動装置6は制御装置11により駆動制御され、モータ7に設けられたブレーキ装置12の制動を解除して始動される。ブレーキ装置12は、図3に示すように、モータ7の回転軸7aに連結されたブレーキドラム13を備えている。またブレーキドラム13の外周面に接離する方向に回転自在に設置されたブレーキアーム14を備えている。このブレーキアーム14は、一端部14aがモータ7の外周部に回転自在に支持されており、この一端部14aを回転中心として、ブレーキドラム13の外周面に接離する方向に回転できるようになっている。このブレーキアーム14の内側には、ブレーキドラム13の外周面に接離するブレーキシュ15が設けられている。
ブレーキアーム14の他端部側には、ブレーキシュ15を介してブレーキアーム14をブレーキドラム13の外周面に接触させる方向に押圧する押圧ピン16およびトルクスプリング17が設けられている。この押圧ピン16およびトルクスプリング17は、シリンダ18内に収納され、トルクスプリング17がシリンダ18内の上部に設けられたストッパ18aにより上方への移動が制限されている状態で、また押圧ピン16が上下動自在でかつトルクスプリング17の反発力により下方に押圧される状態で、それぞれ配設されている。
したがって押圧ピン16はブレーキアーム14に対して常時押圧力を加えてブレーキシュ15を介して制動力を与えている状態に保持される。シリンダ18は、モータ7に固定された支持フレーム19を螺合貫通してトルク調整ナット20により固定される構造になっており、トルク調整のために取付け位置が調整できるようになっている。
ブレーキアーム14を挟んで押圧ピン16と対向する位置には、押上げボルト21が設けられている。この押上げボルト21は、制御装置からの信号に基づいて制御される電磁コイル22により上方向に駆動され、ブレーキアーム14をブレーキドラム13の外周面から離れる方向に押上げて移動させるようになっている。ブレーキアーム14はシリンダ17の下端に当接するまで押上げられる。
この押上げボルト21を駆動する電磁コイル22も支持フレーム19に固定支持されている。また押上げボルト21の先端部には、押上げボルト21の長さを調整できるナット23が螺合されている。
一方、シリンダ18の上部には、押圧ピン16の上下移動の距離を検出するための可変抵抗型のストロークセンサ24が設けられている。このストロークセンサ24は、図4に示すように、抵抗体24aを備えており、その両端にバッテリー24bから一定の電圧が印加されている。抵抗体24a上を摺動する可動電極24cは、押圧ピン16に連結されており、押圧ピン16に応動して移動することができるようになっている。これにより可動電極21cとシリンダ18の間には、押圧ピン16の移動距離に対応した大きさの電圧が出力され、この出力電圧は、制動力の大きさを示すものとして、端子a,bを介して図3に示す検出回路25へ入力される。検出回路25には、検出回路25からの信号に基づきエスカレータを停止させる安全回路26が接続されている。
したがってブレーキシュ15の摩耗などによりブレーキアーム14の回転移動距離(反時計方向への回転)が大きくなり、それに伴い押圧ピン16の移動距離(下方向への移動)が大きくなると、押圧ピン16に押圧力を与えているトルクスプリング17が設定以上に伸びて押圧力の低下を招くことになるが、検出回路25はその検出値(制動力の大きさ)が予め設定された限界値を超えて制動力が低下していると判断した場合には、安全回路26へ停止信号を出力してエスカレータを停止させることになる。これにより制動力の低下によってエスカレータが勝手に動き出すことを防止することができる。
この場合、ストロークセンサ24の可動電極24cは、ロッドなどの連結手段を介してトルクスプリング17の下端部に連結し、トルクスプリング17の伸び(移動距離)を直接検出するようにしても良い。
また検出回路25にリアルタイムに制動力の大きさを表示する表示手段を設けて監視室で監視できるようにすることもできる。
なお、上記実施の形態では、ブレーキドラムの片側にブレーキアームを設けた場合について説明したが、ブレーキドラムの両側にブレーキアームを設ける場合についても同様に実施することができる。
本発明の一実施の形態を示すエスカレータの全体構成図である。 図1に示す駆動装置の拡大平面図である。 図2に示すブレーキ装置の拡大正面図である。 ストロークセンサの概略構成図である。
符号の説明
1…踏段
2,3…上下の階床
4…主枠
4a…上階機械室
5…欄干
6…駆動装置
7…モータ
7a…回転軸
8…伝達継手
9…減速機
10…駆動チェーン
11…制御装置
12…ブレーキ装置
13…ブレーキドラム
14…ブレーキアーム
14a…一端部
15…ブレーキシュ
16…押圧ピン
17…トルクスプリング
18…シリンダ
18a…ストッパ
19…支持フレーム
21…押上げボルト
22…電磁コイル
23…ナット
24…ストロークセンサ
24a…抵抗体
24b…バッテリー
24c…可動電極
25…検出回路
26…安全回路

Claims (2)

  1. モータの回転軸に連結されたブレーキドラムと、一端部を回転中心として前記ブレーキドラムの外周面に接離する方向に回転自在に設置されたブレーキアームと、このブレーキアームの内側に設けられ、前記ブレーキドラムの外周面に接離するブレーキシュと、前記ブレーキアームを前記ブレーキシュを介して前記ブレーキドラムの外周面に接触させる方向に押圧する押圧ピンと、この押圧ピンに常時押圧力を加えて前記ブレーキドラムに対して前記ブレーキシュを介して制動力を与えるトルクスプリングと、制御装置からの信号に基づき前記ブレーキアームを前記ブレーキドラムから離れる方向に移動させる押上げボルトを駆動する電磁コイルと、前記押圧ピンまたはトルクスプリングの移動距離を検出するストロークセンサと、このストロークセンサからの信号に基づいて前記制動力の大きさを検出する検出回路と、この検出回路からの信号に基づきエスカレータを停止させる安全回路と、を備えてなるエスカレータのブレーキ装置。
  2. 前記検出回路に制動力の大きさを表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のエスカレータのブレーキ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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