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JP2005173921A - 情報処理装置、印刷システム、及び情報処理方法、及び制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、印刷システム、及び情報処理方法、及び制御プログラム Download PDF

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JP2005173921A JP2003412212A JP2003412212A JP2005173921A JP 2005173921 A JP2005173921 A JP 2005173921A JP 2003412212 A JP2003412212 A JP 2003412212A JP 2003412212 A JP2003412212 A JP 2003412212A JP 2005173921 A JP2005173921 A JP 2005173921A
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博之 嘉山
Nakakatsu Kurotsu
中克 黒津
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正道 大島
Hidekazu Morooka
秀和 師岡
Takashi Yakida
隆 八木田
Koichiro Wanda
浩一郎 椀田
Koji Kikuchi
浩司 菊池
Kei Kitakata
圭 北形
Kenichi Shirai
健一 白井
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Abstract

【課題】 負荷分散印刷において自動代行処理が繰り返されても1つの印刷ジョブが他のジョブを挟んでしまうことを回避する負荷分散機能を持つ情報処理装置等を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数のプリンタのいずれかで印刷すべき印刷ジョブを生成する情報処理装置であって、印刷ジョブを送信後この印刷ジョブの印刷処理を実行する実行プリンタの状態を監視し、複数のプリンタのうち、印刷ジョブを送信したことのある送信済プリンタを管理する。そして、実行プリンタに所定のエラー発生が認識された場合に、送信済プリンタとして管理されているプリンタ以外のプリンタを代行可能プリンタとして選択する。この代行可能プリンタの中から代行プリンタを選択して、印刷ジョブを処理する。
【選択図】 図13

Description

本発明は、負荷分散印刷処理機能を有する情報処理装置等に関するものである。
複数のプリンタデバイスにおける負荷分散印刷処理では、複数のデバイスの中で一番早くスケジュールUPを受け付けたジョブをプリンタデバイスに転送し、プリンタデバイスにおいて「紙なし」や「ジャム」などのエラーにより印刷が失敗した場合、自動的に負荷分散を繰り返す自動代行処理を行うことで効率のよい並列処理を実現している。
このようなに、複数プリンタ間で代行印刷を行うように制御する印刷システムは、例えば、特開2001−56751号公報や特開2000−305736号公報に開示されている。
特開2001−56751号公報 特開2000−305736号公報
しかしながら、上記のプリントシステムでは、負荷分散において自動代行処理が繰り返されることにより、1つの印刷ジョブが同一(1つ)のプリンタデバイスへ複数回印刷され、他の印刷ジョブを挟んでしまうという課題がある。
本発明は上述のような課題に鑑み、負荷分散印刷において自動代行処理が繰り返されても1つの印刷ジョブが他のジョブを挟んでしまうことを回避する負荷分散機能を持つ情報処理装置等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による情報処理装置は、複数のプリンタのいずれかで印刷すべき印刷ジョブを生成する情報処理装置であって、前記印刷ジョブを送信後、該印刷ジョブの印刷処理を実行する実行プリンタの状態を監視する状態監視手段と、前記複数のプリンタのうち、前記印刷ジョブを送信したことのある送信済プリンタを管理する送信済プリンタ管理手段と、前記状態監視手段によって前記実行プリンタに所定のエラー発生が認識された場合に、前記送信済プリンタ管理手段によって管理されている前記送信済プリンタ以外のプリンタを代行可能プリンタとして選択する代行可能プリンタ選択手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による印刷システムは、複数のプリンタのいずれかで印刷すべき印刷ジョブを生成する情報処理装置を備える印刷システムであって、前記印刷ジョブを送信後、この印刷ジョブの印刷処理を実行する実行プリンタの状態を監視する状態監視手段と、前記複数のプリンタのうち、前記印刷ジョブを送信したことのある送信済プリンタを管理する送信済プリンタ管理手段と、前記状態監視手段によって前記実行プリンタに所定のエラー発生が認識された場合に、前記送信済プリンタ管理手段によって管理されている前記送信済プリンタ以外のプリンタを代行可能プリンタとして選択する代行可能プリンタ選択手段と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明による情報処理方法は、複数のプリンタのいずれかで印刷すべき印刷ジョブを生成する情報処理方法であって、前記印刷ジョブを送信後、この印刷ジョブの印刷処理を実行する実行プリンタの状態を監視する状態監視工程と、前記複数のプリンタのうち、前記印刷ジョブを送信したことのある送信済プリンタを管理する送信済プリンタ管理工程と、前記状態監視工程において前記実行プリンタに所定のエラー発生が認識された場合に、前記送信済プリンタ管理工程によって管理されている前記送信済プリンタ以外のプリンタを代行可能プリンタとして選択する代行可能プリンタ選択工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明による制御プログラムは、複数のプリンタのいずれかで印刷すべき印刷ジョブを生成する情報処理を制御する制御プログラムであって、前記印刷ジョブを送信後、この印刷ジョブの印刷処理を実行する実行プリンタの状態を監視する状態監視工程を実現するコードと、前記複数のプリンタのうち、前記印刷ジョブを送信したことのある送信済プリンタを管理する送信済プリンタ管理工程を実現するコードと、前記状態監視工程において前記実行プリンタに所定のエラー発生が認識された場合に、前記送信済プリンタ管理工程によって管理されている前記送信済プリンタ以外のプリンタを代行可能プリンタとして選択する代行可能プリンタ選択工程を実現するコードと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、負荷分散印刷において自動代行が発生した場合に、過去に印刷ジョブが送信されたプリンタデバイスへの印刷ジョブの送信を回避するようにしたので、1つのジョブが他のジョブを挟んでしまうという課題を解決することが可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<<第1の実施の形態>>
<システム構成>
図1は、本発明の印刷システムの構成を示すブロック図である。なお、本システムにおけるネットワークプリンタは、複数台接続されていることを仮定している。
図1において、102、103、104、105は印刷制御装置であるネットワークプリンタであり、図示省略したネットワークインタフェースを介してネットワーク106と接続されており、101サーバコンピュータから送信される印字データを含む印刷ジョブを解析して1ページずつドットイメージに変換して1ページ毎に印刷する。プリンタ102、103、104、105としては、電子写真方式を採用したレーザービームプリンタやインクジェット方式を採用したインクジェットプリンタや熱転写方式を利用したプリンタ等、様々な方式のものに適応できることも無論想定される。
101は本実施形態のサーバ(以下、プリントサーバと呼ぶ)としての情報処理装置であり、ネットワークケーブルによって、ネットワーク106に接続され、ネットワークで使用されるファイルを蓄積したり、ネットワーク106の使用状態を監視したりする。
プリントサーバ101は、ネットワーク106に接続されている複数のプリンタを管理している。構成としては、プリントサーバ101は、一般的な情報処理装置であり、印刷制御プログラムが実行可能に格納されている。
106はネットワークであり、サーバ101、ネットワークプリンタ102、103、104、105等と接続している。
<情報処理装置の構成>
図2は、図1に示した情報処理装置の構成を説明するブロック図であり、情報処理装置で、サーバ101も同様あるいは同等のハードウエア構成とする。よって、サーバの構成を説明するブロック図として説明する。
同図において、200は情報処理装置の制御手段であるCPUであり、ハードディスク(HD)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや本発明のネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
201は記憶手段であるROMであり、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。202は一時記憶手段であるRAMであり、CPU200の主メモリやワークエリア等として機能する。
203は記憶媒体読み込み手段としてのフロッピー(登録商標)ディスク(FD)ドライブであり、後述する図5に示すようにFDドライブ203を通じて記憶媒体としてのFD204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。
なお、記憶媒体は、FDに限らず、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。
204は記憶媒体であるフロッピー(登録商標)ディスク(FD)であり、コンピュータが読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体である。
205は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能するハードディスク(HD)であり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム、及び関係プログラム等を格納している。さらに、スプール手段であるスプーラはここに確保される。
スプール手段は、プリントサーバ101ではサーバスプーラのことである。
206は指示入力手段であるキーボードであり、ユーザががプリントサーバ101に対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。
207は表示手段であるディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタ102〜105の状態等を表示したりするものである。208はシステムバスであり、プリントサーバ101であるコンピュータ内のデータの流れを司るものである。
209は入出力手段であるインタフェースであり、該インタフェース209を介して情報処理装置は外部装置とのデータのやり取りを行う。
<メモリマップ等の説明>
図3は、図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図であり、FD204からロードされる上記ネットワークプリンタ制御プログラムが、RAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップである。
本実施形態では、FD204からネットワークプリンタ制御プログラム及び関係データを直接RAM202にロードして実行させる例を示すが、これ以外にも、FD204からネットワークプリンタ制御プログラムを動作させる度に、既にネットワークプリンタ制御プログラムがインストールされているHD205からRAM202にロードするようにしてもよい。
また、本ネットワークプリンタ制御プログラムを記憶する媒体は、FD以外にCD−ROM、CD−R、PCカード、DVD、ICメモリカードであってもよい。さらに、本ネットワークプリンタ制御プログラムをROM201に記憶しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。また、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアをもって、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
また、本ネットワークプリンタ制御プログラムのことを、簡単に印刷制御プログラムと呼ぶこともある。印刷制御プログラムは、プリントサーバ101において、印刷ジョブの順序制御を行ったり、印刷ジョブの印刷終了や印刷先変更要求などを通知するためのプログラムを含んでいる。
301は基本I/Oプログラムであり、本制御装置の電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローデイング)機能などを有しているプログラムが入っている領域である。
302はオペレーティングシステム(OS)であり、303はネットワークプリンタ制御プログラムで、RAM202上に確保される領域に記憶される。304は関連データで、RAM202上に確保される領域に記憶される。305はワークエリアで、CPU200が本プリンタ制御プログラムを実行する領域が確保されている。
図4は、図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。
同図において、400は前記FD204のデータ内容であり、401はデータの情報を示すボリューム情報であり、402はディレクトリ情報、403は本実施形態で説明する印刷制御プログラムであるネットワークプリンタ制御プログラム、404はその関係データである。403のネットワークプリンタ制御プログラムは、実施形態で説明するフローチャートに基づいてプログラム化したものであり、本実施形態では、サーバ101に同様の構成を採っている。
図5は、図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示す図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
同図において、FD204には、本実施形態で説明するネットワークプリンタ制御プログラム及び関係データを格納している。
<印刷ジョブ制御システム>
次に、本実施形態における、プリンタを複数台使用して、前述の負荷分散といった印刷処理を行う印刷ジョブ制御システムについて説明する。なお、この印刷ジョブ制御システムの印刷処理は、上述した印刷制御プログラムで実行される。
<印刷ジョブの処理>
図6は、アプリケーションから発行された印刷ジョブの処理を示す図であり、本システムのクライアントサーバモデルにおいてMicroSoftWord(登録商標)などの一般的なアプリケーションから発行された印刷ジョブが、印刷ジョブ制御システムにおいてどのように処理されるかを表している。
同図において、600はサーバで、印刷ジョブ制御システムのモジュールが動作するマシンを指す(サーバ101に相当)。
通常、印刷の指示がされるとアプリケーションプログラム601はOSのグラフィック機能を介して一連の描画命令を生成させ、プリンタドライバを経てWindows(登録商標)スプーラ604に渡される。Windows(登録商標)スプーラ604は、ユーザが選択したポートモニタにプリントジョブデータを渡してプリンタデバイスに送信させる手順を採る。
本実施形態では、ユーザは予め印刷ジョブ制御システム用のポートモニタ(以下、ジョブ制御ポートモニタと記す)621を指定して印刷を指示する。アプリケーションプログラム601は一連のOSを介して描画命令を生成する。
描画命令を受け取ったPDLプリンタドライバ602では、印刷データを生成し、プリンタデバイスへプリントジョブデータを送信するポートモニタではなく、ジョブ制御ポートモニタ621にプリントジョブデータとして送信する。ジョブ制御ポートモニタ621はプリントジョブデータをプリンタデバイス650に送信するのではなく、印刷ジョブ制御システム用のプリントサービス(以下、ジョブ制御プリントサービスと記す)622に送信する。ジョブ制御プリントサービス622はジョブ/デバイスの状態を管理する機能を備える。
さらに、デバイスとクライアントPCがピアツーピア接続環境で互いに動作するような場合には、ジョブ制御プリントサービス622はデバイスから通知されるデバイス状態やジョブの状態などの情報を管理したり、また、デバイスに対して所定の命令をする機能も備える。これは、複数のプリンタデバイス650のデバイス情報やジョブ情報を管理する機能に相当する。
印刷ジョブ制御システム用プリントマネージャ(以下、ジョブ制御プリントマネージャと記す)623は、ユーザがジョブ制御プリントサービス622内部でプリントジョブがどのような状態にあるかを調べたり、プリントジョブを操作したりするためのユーザインタフェース(UI)を提供するプログラムである。
ジョブ制御プリントマネージャ623はジョブ制御プリントサービス622のソフトウェアのインタフェース(API)を介して、ジョブ制御プリントサービス622と情報の送受信を実行し、主に、ジョブ制御プリントサービス622が管理する外部のプリンタデバイスの状態情報をイベントとして取得する機能を備える。イベントの通知の種別としては、トナー残量が少なくなった警告、クライアントとデバイスとの通信障害、メモリ不足、排紙トレイ満載などのエラー/警告情報の通知や、エラー状態から正常状態に復帰した正常情報の通知などが想定される。
ジョブ制御プリントサービス622はネットワークを介して通信可能な各デバイス(印刷装置)の印刷実行中、電力制御状態、障害情報(紙ジャム)等のステータスを監視する機能を備える。
印刷ジョブ制御システム用のマネージメントコンソール633(以降、ジョブ制御マネージメントコンソールと略記)は、ジョブ制御プリントサービス622が持つソフトウェアがアクセスするためのAPIを介してジョブ制御プリントサービス622と情報・指示をやり取りすることで、印刷ジョブ制御システム全体を監視することができる。
また、ジョブ制御プリントサービス622は、デバイス情報コントロールモジュール631を用いて各プリンタデバイス650と通信を行い、各プリンタ内の印刷ジョブや動作状態に関する情報を入手したり、操作を行ったりする。
<印刷アプリケーション601からの印刷>
次に、本実施形態に印刷アプリケーション601からの印刷について説明する。
PDLプリンタドライバ602はアプリケーションプログラム601が生成した一連の描画コマンドをプリンタデバイス650で解釈可能なPDLファイルにする。
このPDLファイルは前述したようにWindows(登録商標)スプーラ604からジョブ制御ポートモニタ622を経て(図6の(a))、ジョブ制御プリントサービス622に導かれる(図6の(b))。
ジョブ制御プリントサービス622はこのプリントジョブに対して行うジョブ制御の種類に応じて、プリントジョブの動作を制御する。
図6では、ジョブ制御プリントサービス622で負荷分散印刷制御が行われる場合において、プリントジョブはプリンタデバイス650が送信可能になると送信されるが、送信可能になるタイミングが早いほうに送信される。複数のプリントジョブが発生すると送信可能な複数のプリンタデバイスにプリントジョブが送信される例を二つの矢印(c)(d)で示している。
また、一般的なWindows(登録商標)プリントシステムにおいて、PDLプリンタドライバ602はアプリケーションプログラム601が生成した一連の描画コマンドをプリンタデバイス650で解釈可能なPDLファイルにする。このPDLファイルは前述したようにWindows(登録商標)スプーラ604からWindows(登録商標)ジョブ制御ポートモニタ660を経て(図6の(e))、プリンタデバイス650に送信(転送)される(図6のf))。
<Windows(登録商標)プリントシステムと印刷ジョブの関係>
次に、図7でWindows(登録商標)が提供するプリントシステムと印刷ジョブ制御システムにおける印刷ジョブの関係と処理概要をさらに詳しく述べる。
図7中で印刷ジョブ制御サービス622は、サーバ101の制御プログラムが動作する印刷ジョブ制御システムを示している。
本実施形態では、実際のプリントジョブデータはジョブ制御プリントサービス622に保持され、アプリケーションが選択したPDLドライバ602に対応したプリンタデバイス650に、ジョブ制御プリントサービス622はプリントジョブデータをデバイス650に送信する。
次に、印刷ジョブ制御サービス622が、負荷分散の付加価値的な印刷を行う場合の処理を説明する。
印刷ジョブ制御サービス622が、負荷分散印刷の付加価値的な印刷を行う場合には、前述のようにユーザまたはアプリケーション601は、負荷分散印刷の設定を持つプリンタに印刷ジョブを発行しなければならない。
アプリケーション601が印刷処理を開始すると、グループプリンタドライバ603は、ジョブ制御プリントサービス622のロジカルキュー情報(後述)を取得し、印刷プロパティで参照できる情報を、汎用印刷ファイルに設定する。
ジョブ制御プリントサービス622は、PDLドライバ602によって処理されたジョブデータをジョブ制御ポートモニタ604を介してPDLファイルとして受け取る。
ジョブ制御プリントサービス622はこのジョブを受け取り、ジョブデータは自身のプリンタキュー701で一時保持し、後述する方式により、プリンタキューに対応するプリントデバイスや、バックアッププリンタキュー701A,701Bにプリントジョブを振り分け、その後、プリントデバイス650に送信する。
<各種の情報と代行条件等の内容>
(プリンタキューの実ジョブキューと仮想ジョブキュー)
図8は、プリンタキュー701内の実ジョブキュー801と仮想ジョブキュー802を示す図である。実ジョブキュー801と仮想ジョブキュー802は、負荷分散印刷処理を行う場合に使用する、プリントジョブを管理するキューである。
実ジョブは印字データをもつ印刷ジョブで、実ジョブキューで管理される。また、仮想ジョブは実ジョブと関連のあるジョブで、ジョブ情報のみのジョブであり、仮想ジョブキューで管理される。
図9は、プリンタキュー701で受付た印刷ジョブの動作を決めるプリントキュー情報を示す図である。
ここで、プリントキュー情報の設定内容の、プリンタ名、プリンタドライバ名、プリントタイプ、及びバックアッププリンタ名について説明する。
プリンタ名は、Windows(登録商標)のプリンタオブジェクトの名前を示しており、プリンタオブジェクト毎に異なる名前であり、プリンタオブジェクトを識別することができる。
プリンタドライバ名は、プリンタオブジェクトに設定されているプリンタドライバの名前である。
プリントタイプは、プリンタキューで受け付けた印刷ジョブの動作を決定する設定である。
バックアッププリンタ名は、負荷分散印刷処理などの場合に使用される負荷分散印刷するためのプリンタの名前である。
プリントタイプに負荷分散印刷の設定がなされていて、プリンタキュー701で印刷ジョブを受け付けると、後述する方式によって受け付けたプリンタキュー(負荷分散プリンタキューとする)とプリンタキュー情報に設定されている複数のバックアッププリンタの中から、先に転送可能なプリンタに印刷ジョブを移動し、複数のプリンタの中で印刷の負荷を分散する処理を行う。
(実ジョブ情報)
図10は、プリンタキュー701の実ジョブキューに登録される印刷ジョブの情報を示す図である。
実ジョブは、印字データをもつ印刷ジョブであり、出力ポートに送られて実際に転送処理が行われプリンタで出力される印刷ジョブである。実ジョブ情報は、プリンタキュー701で受け付けられた印刷ジョブに設定されるもので、印刷ジョブを処理するための情報である。
以下、実ジョブ情報の設定内容のドキュメント名、ジョブID、プリントタイプ、実行タイプ、First Printer名、バックアッププリンタ名、仮想ジョブID、先頭ジョブマーク、送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)について説明する。
ドキュメント名はアプリケーション701が印刷するジョブの名前である。
ジョブIDは印刷ジョブに割り振られる任意のIDでジョブを識別するためのIDである。
プリンタキュー701が印刷ジョブを受け付けるとそのジョブにジョブIDを割り当てる。
プリントタイプは、印刷ジョブの動作を決定する情報で、負荷分散印刷などの情報が設定される。プリンタキュー701が印刷ジョブを受け付けると、プリントキュー情報のプリントタイプから情報を取得し実ジョブ情報のプリントタイプに設定する。
実行タイプは、印刷ジョブのタイプを表す情報で、プリンタデバイス650でパスワードを入力しなければ印刷できないパスワード入力ジョブ、暗号化されたセキュアジョブ、プリンタデバイス650で出力する直前にオフラインになるオフラインジョブ、プリンタデバイス650のHDに保存される保存ジョブなどのタイプが設定される。これは、プリンタドライバからジョブのタイプの通知を受け付けたり、アプリケーションからジョブのタイプの通知を受け付けたりした場合に設定する項目である。また、印刷データを解析してジョブのタイプを判別し設定する場合もある。
First Printer名は印刷アプリケーション601から印刷指示されたプリンタデバイス650に対するプリンタオブジェクトの名前を示しており、プリンタキュー701が印刷ジョブを受け付けると、プリントキュー情報のプリンタ名から情報を取得し実ジョブ情報のFirst Printer名に設定する。
バックアッププリンタ名は、負荷分散印刷処理などの場合に使用される負荷分散印刷するためのプリンタの名前であり、プリンタキュー701が印刷ジョブを受け付けると、プリントキュー情報のバックアッププリンタ名から情報を取得し実ジョブ情報のバックアッププリンタ名に設定する。複数のバックアッププリンタが存在する場合には、バックアッププリンタ名は複数設定される。
仮想ジョブIDは、負荷分散印刷処理を行う場合に作成される仮想ジョブのIDを設定する。複数の仮想ジョブが発生する場合には、仮想ジョブIDは複数設定される。
先頭ジョブマークは、プリンタデバイス650で管理されている印刷ジョブの先頭を現すマークである。
送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)は、実ジョブを送信したプリンタの名前を設定する。また、複数の送信済みプリンタが存在する場合には、送信済みプリンタは複数設定される。
図11は、プリンタキュー701の仮想ジョブキューに登録される印刷ジョブの情報を示す図である。
仮想ジョブ情報は印字データを持たない仮想ジョブの情報であり、負荷分散の実ジョブと関連する仮想ジョブの情報で、負荷分散印刷処理でスケジュール管理するために必要な情報である。
以下、仮想ジョブ情報の設定内容のドキュメント名、ジョブID、プリントタイプ、実ジョブIDについて説明する。
ドキュメント名は、仮想ジョブに対応する実ジョブのドキュメント名であり、仮想ジョブが作られるときに、実ジョブ情報からコピーされる情報である。
ジョブIDは仮想ジョブを識別するためのIDで、仮想ジョブが作成されるときに設定される情報である。
プリントタイプは、仮想ジョブに対応する実ジョブのプリントタイプであり、仮想ジョブが作成されるときに、実ジョブ情報のプリントタイプからコピーされる情報である。
実ジョブIDは、仮想ジョブと関連する実ジョブのIDであり、仮想ジョブが作成されるときに設定される情報である。
<本実施形態の負荷分散処理>
本実施形態では、ある印刷ジョブについての印刷処理で、プリンタデバイス650Aでエラーが発生した場合、この印刷ジョブについて過去に印刷を行ったプリンタデバイスでの自動代行印刷を回避することにより、1つの印刷ジョブが1つのプリンタデバイスへ繰り返し送信されることを回避する負荷分散印刷を実現する。
図12は、負荷分散印刷処理における、自動代行発生から仮想ジョブ作成までの処理を示すフローチャートである。
図13は、図12のフローチャートの処理を説明した図である。図13では、プリンタキュー701の実ジョブキュー801にジョブIDが1の実ジョブ、バックアッププリンタ701Aの実ジョブキュー801AにジョブIDが7の実ジョブがあり、プリンタデバイス650Aへ印刷データを転送後、プリンタデバイス650Aにおいてエラーが発生したという前提で説明している。
ステップS1201では、プリンタデバイス650Aにおいて「紙なし」や「ジャム」などのエラーにより、自動代行が発生する。
ステップS1202では、実ジョブ情報のFirst Printer名を取得し、ステップS1203では実ジョブ情報の送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)が取得される。
ステップS1204では、送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)の中にFirst Printer名が含まれているかが判断される。First Printer名が含まれていればステップS1209に移行し、含まれていなければステップS1205へ移行する。
ステップS1205では、First Printerのステータスが取得され、First Printerで印刷可能か否かが判断される。印刷可能の場合には、処理はステップS1206に進み、印刷不可能の場合には処理はステップS1209に進む。
ステップS1206では、First Printerの仮想ジョブ情報が作成され、各情報が設定される。
ドキュメント名については、実ジョブ情報のドキュメント名から情報が取得され、設定される。ジョブID は仮想ジョブ情報を作成するときに生成し設定される。プリントタイプは、実ジョブ情報のプリントタイプの情報から取得され設定される。実ジョブID は実ジョブ情報のジョブIDから取得し設定される。
ステップS1207では、実ジョブ情報の仮想ジョブIDに仮想ジョブ情報のジョブIDが設定される。
ステップS1208では、仮想ジョブ情報が仮想ジョブキュー802に登録される(図13のジョブID8のジョブ)。ステップS1208の処理が終了すると、処理はステップS1217に移行する。
一方、ステップS1204でYesの場合、及びステップS1205で不可能であると判断された場合には、処理はステップS1209に移行するが、ステップS1209では、実ジョブ情報のバックアッププリンタ名が取得され、取得後ステップS1210へ処理が進む。
ステップS1210では実ジョブ情報の送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)が取得され、取得後処理はステップS1211に進む。
ステップS1211では、送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)の中にバックアッププリンタ名が含まれているかが判断される。バックアッププリンタ名が含まれていればステップS1216に移行し、含まれていなければステップS1212へ移行する。
ステップS1212では、バックアッププリンタのステータスが取得され、そのバックアッププリンタで印刷可能かが判断される。印刷可能な場合、処理はステップS1213へ移行し、印刷不可能である場合には処理はステップS1216へ移行する。
ステップS1211では、バックアッププリンタの仮想ジョブ情報が作成され、各情報が設定される。ドキュメント名については、実ジョブ情報のドキュメント名から情報が取得され設定される。ジョブID は仮想ジョブ情報を作成するときに生成され設定される。プリントタイプは、実ジョブ情報のプリントタイプの情報から取得され設定される。実ジョブID は実ジョブ情報のジョブIDから取得され設定される。
ステップS1214では、実ジョブ情報の仮想ジョブIDに仮想ジョブ情報のジョブIDが設定される。
ステップS1215では、仮想ジョブ情報が仮想ジョブキュー802Bに登録される(図13のジョブID9のジョブ)。ステップS1205の処理後は、処理はステップS1217へ移行する。
ステップS1216にはステップS1211から処理が移行してくるが、ここでは、ステップS1209で取得したバックアッププリンタが残っているか判断され、残っていれば、処理はステップS1210に戻る。残っていなければ、処理はステップS1217に移行する。
ステップS1217では、ステップS1206またはステップS1213において仮想ジョブが作成されたかが判断される。仮想ジョブが作成されていればステップS1219へ移行し、作成されていなければステップS1218移行する。ステップS1218では、手動代行処理が行われる。
ステップS1219では、実ジョブと作成した仮想ジョブのスケジュール要求が発行される。
図13では、ステップS1209で取得されたバックアッププリンタが1つであり、First Printer名、バックアッププリンタ名がともに送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)に設定されていない場合を想定して説明しているため、仮想ジョブ情報は、2つ作成され、夫々、仮想ジョブキュー802、802BにジョブIDが8と9の仮想ジョブが作成され、実ジョブ(ジョブID が7)の実ジョブ情報の仮想ジョブには、8と9のジョブIDが設定される。また、ジョブIDが8と9の仮想ジョブ情報の実ジョブIDには、7が設定される。
図14は、各プリンタキュー701に対するスケジュール処理を示す図である。
ステップS1401では、各プリンタキューのスケジュールの管理を行っており、スケジュール要求、印刷ジョブの送信完了、印刷ジョブの削除、印刷ジョブの完了などのアクションが監視されている。各プリンタキューに対する、上記アクションが発生すると、ステップS1402に処理が移行し、アクションが発生しない場合は、ステップS1401で待機処理を行う。
ステップS1402において、上記アクションが発生したプリンタキュー801が確認され、実ジョブキュー801、仮想ジョブキュー802の順に検索し、ジョブ情報が存在していればステップS1403に処理が移行され、ジョブ情報が無ければステップS1401に移行される。
ステップS1403において、プリンタキュー701に対応するプリンタデバイス650の動作ステータスが取得され、ステップS1404においてプリンタデバイス650に印刷データを転送可能かどうかが判断される。
ステップS1404において、プリンタデバイスに印刷データを転送可能であると判断されれば、ステップS1405に処理が移行し、転送不可能であれば、処理はステップS1201(図12)に移行する。
ステップS1405において、ステップS1402で見つけたジョブに対して、スケジュールUP要求が発行され、処理がステップS1401に移行する。
図15は、負荷分散印刷処理のプリントキュー701の処理における、スケジュールUP要求を受け付けてから、プリンタデバイス650に印刷データを送信する処理について示すフローチャートである。
負荷分散印刷では、実ジョブと、バックアッププリンタの仮想ジョブキューに登録された仮想ジョブが作成され、これらのジョブの中で早くスケジュールUP要求を受け付けた印刷ジョブがプリンタデバイス650に転送される。図15では、この動作についての処理の流れについて説明する。
また、図16、図17は、図15のフローチャートに関連した処理を表した図である。 まず、ステップS1501では、スケジュール要求(スケジュールUP)を受け付けるか判断する。スケジュールUPを受け付けると処理をS1502に移行し、スケジュールアップが来なければステップS1501で待機する。
ステップS1502では、スケジュールアップを受け付けた印刷ジョブが負荷分散ジョブかどうかが判断される。ジョブ情報のプリントタイプの情報が取得され、プリントタイプが負荷分散印刷であれば、ステップS1503に処理が移行する。負荷分散印刷でなければ、ステップS1511に処理が移行する。
ステップS1503では、スケジュールアップのジョブが仮想ジョブであるか、実ジョブであるかが判断される。仮想ジョブであれば、ステップ1504に処理が移行し、実ジョブであればステップS1514に処理が移行する。
ステップS1504において、実ジョブ情報を参照するために仮想ジョブ情報の実ジョブIDが取得される。
ステップS1505では、スケジュールUP要求が発生した仮想ジョブに関連した、他の仮想ジョブを認識するために実ジョブ情報から仮想ジョブIDが取得される。
ステップS1506では、ステップS1505で取得した仮想ジョブIDから、スケジュールUP要求を受けていない他の仮想ジョブが順に削除する(図16のg)。
ステップS1507において、ステップS1505で取得した仮想ジョブで、ステップS1506で削除していない仮想ジョブが残っていればステップS1506に処理が移行し、仮想ジョブが残っていなければ、ステップS1508に処理が移行する。
ステップS1508では、仮想ジョブが実ジョブとなりプリンタデバイスに送信するために仮想ジョブから実ジョブに切り替える処理が実行される。仮想ジョブ情報から実ジョブ情報に切り替えし、実ジョブキュー801Bに実ジョブが登録される(図16のh)。
さらに、ステップS1509において、仮想ジョブ情報に設定されていた実ジョブのジョブIDに対応するジョブ情報が取得され、仮想ジョブから実ジョブに切り替えたジョブ情報に情報がコピーされる。
更にステップS1510において仮想ジョブ情報の実ジョブIDに登録されている実ジョブが削除される(図16のi)。これらの処理の結果、図17のような状況となり仮想ジョブが実ジョブとしてプリンタデバイスに転送される。
また、ステップS1511において、プリントキュー701Bのプリントキュー情報のプリンタ名から情報が取得され、実ジョブ情報の送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)に設定される。このように、一度でも送信された場合には、送信済みプリンタとして登録される。逆に言えば、送信されない限り送信済みプリンタとして登録されない。つまり、例えば図14のスケジューリング中に出力先に指定されているプリンタが印刷不可能である場合には、自動代行処理が発生することになるが、その場合、再度出力先に指定されているプリンタ(現在印刷不可能でも)も自動代行先として選択候補になるのである。なぜなら、自動代行中にこのプリンタのエラーが修復され、印刷可能となる場合があるからである。
ステップS1512では、送信先(転送先)のプリンタにプリンタ内の印刷ジョブの削除機能があるかが判断される。削除機能が無い場合には処理はステップS1515に移行し、削除機能がある場合には、処理はステップS1513に移行する。なお、送信先(転送先)プリンタ内に削除機能があるか否かは、ジョブ制御プリンタサービス622がPDLプリンタドライバ602に問い合わせることによって認識される。すなわち、送信先(代行先)のプリンタの能力によって送信済みのプリンタとして登録されるタイミングが異なることになる。印刷ジョブの削除機能があるプリンタについては、印刷ジョブが送信されても印刷ジョブの印刷処理が開始までは、この送信先(代行先)のプリンタは送信済みのプリンタとして登録されない。印刷ジョブ削除機能があるプリンタの場合、印刷ジョブが送信された後でも、印刷処理が開始する前にプリンタエラーで印刷不能が認識された場合には、児童代行処理が発生し、再度このプリンタが代行先の候補となるかが判断される。削除機能が無いプリンタの場合には、送信されると直ぐに送信済みプリンタとして登録されることになる(S1511→S1512→S1515)。
ステップS1513では、印刷ジョブのステータスが監視される。
そして、ステップS1514において、印刷が開始されるまで待機される。印刷が開始すると、処理はステップS1515に移行する。
ステップS1515では、実ジョブに変更されたジョブがプリンタデバイスに転送され、送信が終了したらステップS1513で送信終了の通知が行われる。
次にスケジュールアップを受けたジョブが負荷分散印刷のジョブでなく、通常の印刷ジョブである場合についての処理が以下の処理となる。
ステップS1502においてスケジュールアップを受けたジョブのプリントタイプが負荷分散印刷でなければ、ステップS1511に処理を移行し、実ジョブ情報がプリンタデバイスに転送される。
負荷分散処理により発生した実ジョブと複数の仮想ジョブの内、スケジュールアップを受けたジョブが実ジョブの場合については、以下の処理となる。
ステップS1503において、スケジュールUPされたジョブが仮想ジョブでなく実ジョブであればステップS1517に処理が移行する。ステップ1517では、実ジョブ情報から全ての仮想ジョブ情報が取得され、続いてステップS1518において全ての仮想ジョブが削除され、処理がステップS1511に移行する。ステップS1511においては実ジョブ情報の送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)が設定され、スケジュールUPを受け付けた実ジョブがプリンタデバイス650に転送される。
このように本実施形態では、送信済みのプリンタ名を実ジョブ情報に設定し、自動代行発生時に送信済みのプリンタデバイスの仮想ジョブキューへ仮想ジョブを作成しないことにより、一度送信されたプリンタデバイスへの印刷ジョブの再送を回避する。
<<他の実施の形態>>
前述の実施形態では、実ジョブ情報のFirst Printer名、バックアッププリンタ名、送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)としてプリントキュー情報のプリンタ名、バックアッププリンタ名を設定する実施形態を開示した。
しかし、実ジョブ情報のFirst Printer名、バックアッププリンタ名、送信済みプリンタ名(自動代行非候補プリンタ名)として、プリンタデバイスのIPアドレスまたはホスト名を設定する場合にも本発明は応用が可能である。
<<その他>>
本発明による各実施形態の処理は、各機能具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含む。
本発明の印刷システムの構成を示すブロック図である。 図1に示した情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図である。 図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。 図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示す図である。 アプリケーションから発行された印刷ジョブの処理を示す図である。 Windows(登録商標)が提供するプリントスプーラと印刷ジョブ制御サービスにおける印刷ジョブの関係を示す図である。 プリンタキュー701と実ジョブキュー801、仮想ジョブキュー802との関連を表す図である。 ロジカルキュー(論理プリンタ管理)705プリンタキュー情報を示す図である。 実ジョブ情報を示す図である。 仮想ジョブ情報を示す図である。 自動代行発生から仮想ジョブ作成までの処理を示すフローチャートである。 実ジョブ、仮想ジョブと実ジョブキュー、仮想ジョブキュー、プリンタキュー、バックアッププリンタキューの関連を示す図である。 スケジュールUPの処理を示す図である。 スケジュールUPから印刷するまでの処理を示す図である。 実ジョブ、仮想ジョブと実ジョブキュー、仮想ジョブキュー、プリンタキュー、バックアッププリンタキューの関連を示す図である。 実ジョブ、実ジョブキュー、仮想ジョブキュー、プリンタキュー、バックアッププリンタキューの関連を示す図である。

Claims (20)

  1. 複数のプリンタのいずれかで印刷すべき印刷ジョブを生成する情報処理装置であって、
    前記印刷ジョブを送信後、この印刷ジョブの印刷処理を実行する実行プリンタの状態を監視する状態監視手段と、
    前記複数のプリンタのうち、前記印刷ジョブを送信したことのある送信済プリンタを管理する送信済プリンタ管理手段と、
    前記状態監視手段によって前記実行プリンタに所定のエラー発生が認識された場合に、前記送信済プリンタ管理手段によって管理されている前記送信済プリンタ以外のプリンタを代行可能プリンタとして選択する代行可能プリンタ選択手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記送信済プリンタ管理手段は、プリンタの能力に従って、前記送信済プリンタとして登録するタイミングを異ならしめることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記送信済プリンタ管理手段は、前記印刷ジョブの送信先のプリンタがジョブ削除機能を有するときには、このプリンタで印刷処理が開始されることを条件として、このプリンタを前記送信済みプリンタとして登録することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記送信済みプリンタ管理手段は、1つの印刷ジョブ毎に送信済みプリンタを管理するものであり、
    1つの印刷ジョブについて代行印刷が行われる毎に送信済みプリンタを追加することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数のプリンタの全てが、前記転送済プリンタ管理手段によって転送済プリンタとして管理されている場合には、前記制御手段は、手動代行印刷処理を実行するようにすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. さらに、前記複数のプリンタのそれぞれに対応したプリンタキュー手段を有し、
    このプリンタキュー手段は、印刷データを有する前記印刷ジョブである実ジョブを管理する実ジョブキューと、前記実ジョブと関連付けられ、ジョブ情報を含む仮想ジョブを管理する仮想キューを備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処置装置。
  7. 前記制御手段は、前記代行プリンタにおける前記仮想キューに前記仮想ジョブを発生させることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記代行プリンタが印刷可能であると判断された場合に、前記仮想キューに存在する前記仮想ジョブを前記実ジョブキューの実ジョブに切り替え、
    前記転送済プリンタ管理手段は、前記仮想ジョブから前記実ジョブへの切り替えが発生したときに、対応する前記代行プリンタを前記転送済プリンタとして管理することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御手段は、前記仮想ジョブから前記実ジョブへの切り替えが発生した場合、他の代行プリンタで生成された仮想ジョブを削除することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 複数のプリンタのいずれかで印刷すべき印刷ジョブを生成する情報処理装置を備える印刷システムであって、
    前記印刷ジョブを送信後、この印刷ジョブの印刷処理を実行する実行プリンタの状態を監視する状態監視手段と、
    前記複数のプリンタのうち、前記印刷ジョブを送信したことのある送信済プリンタを管理する送信済プリンタ管理手段と、
    前記状態監視手段によって前記実行プリンタに所定のエラー発生が認識された場合に、前記送信済プリンタ管理手段によって管理されている前記送信済プリンタ以外のプリンタを代行可能プリンタとして選択する代行可能プリンタ選択手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
  11. 複数のプリンタのいずれかで印刷すべき印刷ジョブを生成する情報処理方法であって、
    前記印刷ジョブを送信後、この印刷ジョブの印刷処理を実行する実行プリンタの状態を監視する状態監視工程と、
    前記複数のプリンタのうち、前記印刷ジョブを送信したことのある送信済プリンタを管理する送信済プリンタ管理工程と、
    前記状態監視工程において前記実行プリンタに所定のエラー発生が認識された場合に、前記送信済プリンタ管理工程によって管理されている前記送信済プリンタ以外のプリンタを代行可能プリンタとして選択する代行可能プリンタ選択工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  12. 複数のプリンタのいずれかで印刷すべき印刷ジョブを生成する情報処理を制御する制御プログラムであって、
    前記印刷ジョブを送信後、この印刷ジョブの印刷処理を実行する実行プリンタの状態を監視する状態監視工程を実現するコードと、
    前記複数のプリンタのうち、前記印刷ジョブを送信したことのある送信済プリンタを管理する送信済プリンタ管理工程を実現するコードと、
    前記状態監視工程において前記実行プリンタに所定のエラー発生が認識された場合に、前記送信済プリンタ管理工程によって管理されている前記送信済プリンタ以外のプリンタを代行可能プリンタとして選択する代行可能プリンタ選択工程を実現するコードと、
    を備えることを特徴とする制御プログラム。
  13. 前記送信済プリンタ管理工程では、プリンタの能力に従って、前記送信済プリンタとして登録するタイミングが異なるようになされることを特徴とする請求項12記載の制御プログラム。
  14. 前記送信済プリンタ管理工程では、前記印刷ジョブの送信先のプリンタがジョブ削除機能を有するときには、このプリンタで印刷処理が開始されることを条件として、このプリンタが前記送信済みプリンタとして登録されることを特徴とする請求項13に記載の制御プログラム。
  15. 前記送信済みプリンタ管理工程では、1つの印刷ジョブ毎に送信済みプリンタが管理され、1つの印刷ジョブについて代行印刷が行われる毎に送信済みプリンタが追加されることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の制御プログラム。
  16. 前記複数のプリンタの全てが、前記転送済プリンタ管理工程において転送済プリンタとして管理されている場合には、前記制御工程では、手動代行印刷処理が実行されるようになされることを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載の制御プログラム。
  17. さらに、前記複数のプリンタは、対応したプリンタキューを有し、
    このプリンタキューは、印刷データを有する前記印刷ジョブである実ジョブを管理する実ジョブキューと、前記実ジョブと関連付けられ、ジョブ情報を含む仮想ジョブを管理する仮想キューを備えていることを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の制御プログラム。
  18. 前記制御工程では、前記代行プリンタにおける前記仮想キューに前記仮想ジョブが発生するようになされることを特徴とする請求項17に記載の制御プログラム。
  19. 前記制御工程では、前記代行プリンタが印刷可能であると判断された場合に、前記仮想キューに存在する前記仮想ジョブが前記実ジョブキューの実ジョブに切り替わり、
    前記転送済プリンタ管理工程では、前記仮想ジョブから前記実ジョブへの切り替えが発生したときに、対応する前記代行プリンタが前記転送済プリンタとして管理されることを特徴とする請求項18に記載の制御プログラム。
  20. 前記制御工程では、前記仮想ジョブから前記実ジョブへの切り替えが発生した場合、他の代行プリンタで生成された仮想ジョブが削除されることを特徴とする請求項19に記載の制御プログラム。
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