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JP2005148109A - 撮像装置及び該撮像装置を備えた携帯端末 - Google Patents

撮像装置及び該撮像装置を備えた携帯端末 Download PDF

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JP2005148109A JP2003380931A JP2003380931A JP2005148109A JP 2005148109 A JP2005148109 A JP 2005148109A JP 2003380931 A JP2003380931 A JP 2003380931A JP 2003380931 A JP2003380931 A JP 2003380931A JP 2005148109 A JP2005148109 A JP 2005148109A
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Mutsumi Sugiura
睦 杉浦
Sadahito Katagiri
禎人 片桐
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Konica Minolta Opto Inc
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Abstract

【課題】 小型化に好適で、簡単な構成及び簡単な駆動方法により低コストで、マクロ撮影のために撮像光学系を移動させても姿勢差のない正確な位置決めが可能な撮像装置を得ること。
【解決手段】 撮像素子と、撮像光学系と、撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるためのアクチュエータと、少なくとも撮像素子と撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、アクチュエータは、コイルと磁石で構成され、外枠部材の側周面もしくは撮像光学系の外周面に、アクチュエータの少なくとも一部を周回して配置した撮像装置とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に携帯端末等に内蔵される小型で薄型の撮像装置の焦点調節機構に関するものである。
従来より小型で薄型の撮像装置が、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の小型、薄型の電子機器に搭載されるようになり、これにより遠隔地へ音声情報だけでなく画像情報も相互に伝送することが可能となっている。
これらの撮像装置に使用される撮像素子としては、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子が使用されている。
近年、これらの撮像装置は、より機能の充実を目指し、撮像光学系を固定して深い被写界深度を利用したパンフォーカス撮影のみならず、撮像光学系を移動させマクロ撮影を可能としたものも市販されるようになってきた。
これら、マクロ撮影を可能とした撮像装置としては、撮影レンズと筒状のホルダーに、突起と傾斜溝を相互に形成し、撮影レンズを回動させることにより撮影レンズを光軸方向に移動させ、組み立て時のピント調整をおこない、さらにこの傾斜溝を利用して近接撮影を可能とするものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、静電アクチュエータを用いて、光軸方向に直進駆動される可動子内にレンズを配置し、焦点調節をおこなうものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−82271号公報 特開2003−92890号公報
上記のような、携帯端末に内蔵される撮像装置は、携帯端末に内蔵するため非常に小型に構成しなくてはならず、その占有体積にして1cm3以下のサイズに収める必要がある。
このような極めて小型の撮像装置においては、撮像光学系の焦点距離が非常に短いことと、Fno.が2〜4程度であるため、物体側の被写界深度は非常に深いが、像側の焦点深度は非常に浅くなり、撮像面に対する撮像光学系の光軸方向の位置決めには厳しい精度が要求されることになる。このことは、マクロ撮影のために撮像光学系を移動可能に構成した場合も同様である。
これに対し、上記の特許文献1に記載の撮像装置のように、突起と傾斜溝で相対的に移動可能に構成する場合、この突起の寸法形状に対し傾斜溝は必然的にクリアランスを持った形状とせざるを得ず、撮像装置が上向きの時は、突起は傾斜溝の下方に当接し、撮像装置が下向きの時は、突起は傾斜溝の上方に当接することになり、ピントはクリアランス分だけずれるという姿勢差の問題があり好ましくない。
また、特許文献2に記載の撮像装置は、駆動電極を細かく配置することにより非常に細かく移動させることが可能であるが、各電極への電圧印加方法と回路構成及びこれらを構成するアクチュエータの構造が複雑なため、高価とならざるを得ない。
本発明は上記問題に鑑み、小型化に好適で、簡単な構成及び簡単な駆動方法により低コストで、マクロ撮影のために撮像光学系を移動させても姿勢差のない正確な位置決めが可能な撮像装置を得ることを目的とするものである。
上記の課題は以下のようにすることで解決される。
1) 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるためのアクチュエータと、少なくとも前記撮像素子と前記撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、前記アクチュエータは、コイルと磁石で構成され、前記外枠部材の側周面に、前記アクチュエータの少なくとも一部が周回して配置されていることを特徴とする撮像装置。
2) 前記コイルが前記外枠部材の内周面または外周面に配置され、前記磁石が撮像光学系に配置されている1)の撮像装置。
3) 前記磁石の近傍に金属部材を有し、前記コイルへの通電を断った後、前記磁石と前記金属部材との吸引力により前記撮像光学系を保持するよう構成した1)又は2)の撮像装置。
4) 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるためのアクチュエータと、前記アクチュエータと前記撮像素子と前記撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、前記アクチュエータはコイルと磁石で構成され、前記撮像光学系の外周面に前記アクチュエータの少なくとも一部が配置されていることを特徴とする撮像装置。
5) 前記コイルが前記撮像光学系の外周面に配置されている4)の撮像装置。
6) 前記磁石近傍に金属部材を有し、前記磁石と前記金属部材との吸引力により、前記撮像光学系を保持するよう構成した4)又は5)の撮像装置。
7) 前記撮像光学系を前記撮像素子方向へ付勢する弾性部材を有し、前記撮像光学系は前記弾性部材により付勢され停止する位置と、前記アクチュエータにより移動した位置と、の少なくとも2箇所の停止位置を有する1〜6)の撮像装置。
8) 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるためのアクチュエータと、少なくとも前記撮像素子と前記撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、アクチュエータは、コイルと磁石で構成されると共に、コイルと磁石の少なくともいずれか一方を複数設け、撮像光学系が、光軸方向に少なくとも3箇所で停止が可能となるように構成したことを特徴とする撮像装置。
9) 1)〜8)のいずれかの撮像装置を備えたことを特徴とする携帯端末。
本発明によれば、撮像素子と、撮像光学系と、撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるアクチュエータと、少なくとも撮像素子と撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、アクチュエータは、コイルと磁石で構成され、外枠部材の側周面に、アクチュエータの少なくとも一部を周回して配置した撮像装置、とすることにより、アクチュエータを体積効率よく周囲に配置でき、小型化できると共に、ユニット全体が異形化せず、携帯端末等の小型の電子機器への内蔵を容易とする外形に収めることができるようになる。更に、コイルへの通電により発生する磁界と磁石とによる吸着力又は斥力を利用することで、簡単な構成及び簡単な駆動方法により低コストで、マクロ撮影可能な撮像装置を得ることが可能となる。更に、撮像光学系の移動を手動で行うのと異なり、外部との機械的連動機構を要しないため、撮像装置内部を封止することも可能になり、外部からの塵の侵入を防止することができる。
また、この撮像装置は、コイルを外枠部材の内周面または外周面に配置し、磁石を撮像光学系に配置することが好ましく、このようにすることで電気的に接続を要するコイルを固定して使用でき、断線等の故障の発生を防止できるようになる。また、外周面に配置した場合には、基板へのリード線の接続が容易となる。
また、この撮像装置は、磁石の近傍に金属部材を配置し、コイルへの通電を断った後も、磁石と金属部材との吸引力により撮像光学系を保持するよう構成することが好ましく、このようにすることで、撮像光学系の移動時のみ通電し、保持のための電力消費を不要とでき、省電化が可能となる。
一方、撮像素子と、撮像光学系と、撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるためのアクチュエータと、アクチュエータと撮像素子と撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、アクチュエータはコイルと磁石で構成され、撮像光学系の外周面にアクチュエータの少なくとも一部を配置した撮像装置、とすることによっても、アクチュエータを体積効率よく周囲に配置でき、小型化できると共に、ユニット全体が異形化せず、携帯端末への内蔵を容易とする外形に収めることができるようになる。更に、コイルへの通電により発生する磁界と磁石とによる吸着力又は斥力を利用することで、簡単な構成及び簡単な駆動方法により低コストで、マクロ撮影可能な撮像装置を得ることが可能となる。更に、撮像光学系の移動を手動で行うのと異なり、外部との機械的連動機構を要しないため、撮像装置内部を密閉することも可能になり、外部からの塵の侵入を防止することができる。
また、この撮像装置はコイルを撮像光学系の外周面に配置することが好ましく、このようにすることで、円形であるレンズの外周にあわせることができ、体積効率を向上させることでより小型化できるようになる。
また、この撮像装置は、磁石の近傍に金属部材を配置し、コイルへの通電を断った後も、磁石と金属部材との吸引力により撮像光学系を保持するよう構成することが好ましく、このようにすることで、撮像光学系の移動時のみ通電し、保持のための電力消費を不要とでき、省電化が可能となる。
更に上記の撮像装置は、撮像光学系を撮像素子方向へ付勢する弾性部材を有し、撮像光学系は弾性部材により付勢され停止する位置と、アクチュエータにより移動した位置との少なくとも2箇所の停止位置を有するよう構成してもよく、この場合には、弾性部材により付勢され停止する位置では、電力消費がなく省電化できる。
また、撮像素子と、撮像光学系と、撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるためのアクチュエータと、少なくとも撮像素子と撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、アクチュエータは、コイルと磁石で構成されると共に、コイルと磁石の少なくともいずれか一方を複数設け、撮像光学系が、光軸方向に少なくとも3箇所で停止が可能となるように構成したことを特徴とする撮像装置、とすることにより、撮像光学系の停止箇所を増加できるようになり、より細かい焦点合わせが可能となり、撮像画質をより向上させることが可能となる。
更に、携帯端末に上記のいずれかの撮像装置を備えることにより、上記の効果を有する撮像装置を備えた携帯端末を得ることが可能になる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の撮像装置を内蔵した携帯端末の一例である携帯電話機Tの外観図である。
同図に示す携帯電話機Tは、表示画面Dを備えたケースとしての上筐体71と、操作ボタンPを備えた下筐体72とがヒンジ73を介して連結されている。撮像装置100は、上筐体71内の表示画面Dの下方に内蔵されており、撮像装置Sが上筐体71の外表面側から被写体光を取り込めるよう配置されている。
なお、この撮像装置Sの位置は上筐体71内の表示画面Dの上方や側面に配置してもよい。また携帯電話機は折りたたみ式に限るものではないのは、勿論である。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置100の斜視図である。この撮像装置100が図1に示す撮像装置Sに相当する。
図2に示すように撮像装置100の外表面は、撮像素子の実装されたプリント基板11と、携帯端末の他の基板に接続のためのコネクト基板17、このプリント基板11とコネクト基板17を接続するフレキシブルプリント基板FPC、外枠部材12、この外枠部材12の上面に組み込まれ、被写体光が入射するための開口部7を有する蓋部材14で構成されている。
図3は、本発明の撮像装置100を図2に示すF−F線で切断した断面図である。同図は、撮像光学系の光軸Oを境に、右側は撮像光学系の焦点を過焦点距離に合わせた状態を示し、左側は撮像光学系の焦点を被写体側に所定量移動させ近距離に焦点を合わせた状態を示している。
同図において、外枠部材12の内部は、第1レンズ1、撮像光学系の開口F値を決める開口絞り4、第2レンズ2、不要光遮断のための固定絞り5、第3レンズ3、で構成された撮像光学系50と、赤外光を遮断するための赤外カットフィルタ7、プリント基板11上に実装された撮像素子8、弾性部材である圧縮コイルバネ9、蓋部材14で構成されている。また外部では、外枠部材12とプリント基板11、外枠部材12と蓋部材14は、例えば紫外線硬化型の接着剤Bによりその周囲が封止されている。
図示のように第1レンズ1、第2レンズ2は、光学有効面以外のフランジ部で相互に当接され、接着剤等で互いに固着することでユニット化されており、他の部材を介さず構成することで、相互のレンズ間隔を誤差無く組み立てることができるようになっている。
第3レンズ3には、撮像素子8に当接する当接部3dが形成されている。この当接部3dにより第3レンズ3は、撮像素子8との光軸方向の間隔を直接的に決めることができるようになっている。更に、撮像素子8側に赤外カットフィルタ7が接着剤Bにより接着固定されている。この第3レンズ3は、ボス3cが一体で形成されプリント基板11に形成された穴を貫通してプリント基板11と接着剤Bにより接着固定されている。これにより光軸と直交する方向の位置決めがなされる。
更に、第3レンズ3の被写体側にはリング状の凸部3tが形成されており、この凸部3tと嵌合するように第2レンズ2にリング状の溝部2mが形成されている。この嵌合部により、第3レンズ3に対して、一体化された第1レンズ1及び第2レンズ2は光軸方向への移動が可能となっている。なお、この嵌合部は少なくとも2箇所のボスとこれに嵌合する穴部で形成することでもよい。
第2レンズ2には弾性部材である圧縮コイルバネ9が掛けられ、第1レンズ1及び第2レンズ2を撮像素子8の方向に付勢している。更に、図示のように本発明に係るアクチュエータであるリング状の磁石21が接着固定されている。
また、外枠部材12の内周面には、本発明に係るアクチュエータである筒状に形成されたコイル22が周回して固定されており、コイル22は図示しないプリント基板11又はフレキシブルプリント基板FPCの接続端子と接続され電気的に断続できるようになっている。
以上のように構成された撮像装置100の動作について説明する。
図3に示す撮像装置100は、コイル22に通電しない時は、光軸Oの右側に示すように圧縮コイルバネ9の付勢力により第1レンズ1及び第2レンズ2は撮像素子8方向に付勢され、第2レンズ2と第3レンズ3は図中Aで示した面で当接する。
この時、撮像光学系50は、無限遠を被写界深度内に含む過焦点位置に焦点の合った状態となる。
一方、磁石21とコイル22の間で斥力が発生する方向、即ち反発する方向に磁界が発生するようにコイル22に通電すると、この斥力により磁石21と共に接着固定された第1レンズ1、第2レンズ2は、圧縮コイルバネ9の付勢力に抗して、第3レンズ3の凸部3tと第2レンズ2の溝部2mに沿って光軸方向の被写体側へ移動する。この時、図示光軸Oの左側に示すように、第1レンズ1のフランジ部と蓋部材14に形成された突起部14tが当接した位置まで移動する。この時、撮像光学系は近距離に焦点の合った状態となる。
即ち、図3に示す撮像装置は、外枠部材12の内周面に周回して配置されているコイル22に通電を行わない時は、圧縮コイルバネ9の付勢力で第1レンズ及び第2レンズ2を第3レンズ3に当接させることにより撮像素子8側に位置させて過焦点距離に焦点の合った状態とし、磁石21とコイル22の間で斥力の生じる方向に磁界が発生するようコイル22に通電することで付勢力に抗して第1レンズ及び第2レンズ2を蓋部材14に当接するまで移動させ近距離側に焦点の合った状態とするものである。
このように、外枠部材の内周面に、アクチュエータの一部であるコイルを周回して配置することにより、撮像光学系の周囲に体積効率よく配置でき、撮像装置を小型に保ったまま、簡単な構成及び簡単な駆動方法により低コストで姿勢差のない正確な位置決めのできる近接撮影可能な撮像装置を得ることが可能となる。
また、弾性部材により付勢され停止する位置と、アクチュエータにより移動した位置との停止位置とすることにより、弾性部材により付勢され停止する位置では、通電が不要であり省電化できる。
なお、蓋部材14の開口部に防塵プレートを配置し、撮像装置100の内部に塵が侵入しないよう構成することも可能となる。これは、本発明の撮像装置は、撮像光学系の移動を手動で行うのと異なり、外部との機械的連動機構を要しないため容易に内部を外界から隔離することができる。
また、この防塵プレートを赤外カットフィルタで形成し、第3レンズ3の撮像素子8側に配置した赤外カットフィルタ7の代わりとしてもよい。
なお、コイルを外枠部材12の内周面に周回したもので説明したが、コイルを外枠部材12の外周面に周回して配置したものでもよいのは勿論である。
図4は、図3に示した撮像装置100の、動作概略のフローチャートの一例である。同図は、撮像装置100が図1に示す携帯端末に内蔵され、カメラモードに設定された場合のフローの一例を示している。携帯端末には、全体の動作を制御するCPUがあり、このCPUからの命令がコネクト基板17(図2参照)を経由して伝達されることにより撮像装置100は動作するようになっている。また撮像装置100により、得られた記録画像はこのコネクト基板を経由して携帯端末内のメモリに格納されるようになっている。
同フローチャートにおいて、まずカメラモードにセットされたかどうか判断(S101)し、カメラモードにセットされたと判断した場合には、撮像素子を動作させ表示画面D(図1参照)にスルー画像表示を行いつつ撮影時の露光条件を決定する(S102)。
この後、レリーズ機能を付与された釦(例えば、図1に示す操作ボタンPのいずれかでよい)がONされるのを待機する(S103)。レリーズ機能を付与された釦がONされるまでの待機中はS101とS103でループを形成し、S102を通過するのが2回目以降は、スルー画像表示と露光条件の更新を繰り返すことになる。これは、使用者がフレーミングのために携帯端末を移動させ被写体条件が変化するのに対応するためである。
レリーズ機能を付与された釦がONされると、撮像素子内の電荷をクリアした後、撮像光学系を弾性部材9で付勢されて停止している過焦点位置と、コイル22に通電し撮像光学系50(図3参照)を移動させた近接撮影の位置で、それぞれ撮影し双方の撮像信号が取り込まれる(S104)。この時の露光条件は、S102で最後に決められた露光条件が用いられる。
この後、この撮像信号をA/D変換し(S105)、得られた2つの撮像信号を評価しピントの良好な方を残し、ピントの悪い方を消去する(S106)。この後、残されたピントの良好な方を画像処理及び圧縮処理をおこなう(S107)。次いで、記録用メモリに圧縮された画像データを格納する(S108)。以上で1枚の撮影が終了する。
この後、S101へ戻り、再度カメラモードか確認し、カメラモードであればS102へ移行し、カメラモードが解除された場合には、S121へ移行し、カメラモード終了動作をおこない、他の所定のモードへ戻る(S122)ことになる。
このように、本発明の撮像装置100においては、撮影時のみ撮像光学系を移動させ双方の画像を得、この後一方を消去することで、撮像光学系を近接位置に長時間保持する必要が無くなり、消費電力を抑制することも可能である。
以上が、図3に示す撮像装置100を備えた携帯端末が、カメラモードに設定されたときの動作概略フローの一例である。
なお、動作フローについては、これに限るものでなく、図1に示す携帯電話機Tの操作ボタンPのいずれかを近接撮影のマニュアル設定釦と兼用させ、この釦で近接撮影を指示されたときのみ、撮像光学系を近接撮影位置に移動させ撮影するように構成してもよいのは勿論である。このようにすると、撮影は1回のみでよい。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置150の断面図である。この撮像装置150の斜視図は図2と同様である。この撮像装置150が図1に示す撮像装置Sに相当する。同図及び以降の図は、図3に示した撮像装置100と大部分が同じため、同機能部材には同符号を付与し、異なる部分についてのみ説明する。
図5に示す撮像装置150は、図3に示す撮像装置100の蓋部材14の内側に、磁石に吸着される金属部材24を付加したものである。前述と同様に、磁石21とコイル22の間で斥力が発生する方向、即ち反発する方向に磁界が発生するようにコイル22に通電すると、この斥力により磁石21と共に接着固定された第1レンズ1、第2レンズ2は、圧縮コイルバネ9の付勢力に抗して、光軸方向の被写体側へ移動する。
即ち、図示光軸Oの左側に示すように、第1レンズ1のフランジ部と蓋部材14に形成された突起部14tが当接した位置まで移動する。この時、金属部材24と磁石21の間には、空隙を有するように設定されている。これにより磁石の割れを防止している。
この状態の時の金属部材24と磁石21の吸着力は、圧縮コイルバネ9の付勢力と第1レンズ1、第2レンズ2、開口絞り4の自重の総和よりも大きくなるように設定されている。このためコイル22への通電を遮断しても、この状態を保持することが可能であり、移動時のみ通電することで光学系位置の切り替えができ、保持のための電力消費を無くすことができ省電化も可能である。。
また、図示光軸Oの左側に示した近接撮影位置から、光軸Oの右側に示す過焦点距離撮影位置への移動は、磁石21とコイル22の間で吸着力が発生する方向に磁界が発生するようにコイル22に通電することでなされる。なお、圧縮コイルバネ9の付勢力は、離間した金属部材24と磁石21の吸着力と、第1レンズ1、第2レンズ2、開口絞り4の自重の総和よりも大きくなるように設定されている。
このようにしても上述と同様に、外枠部材の内周面に、アクチュエータの一部であるコイルを周回して配置することにより、撮像光学系の周囲に体積効率よく配置でき、撮像装置を小型に保ったまま、簡単な構成及び簡単な駆動方法により低コストで姿勢差のない正確な位置決めのできる近接撮影可能な撮像装置を得ることが可能となることに加え、撮像光学系を移動させる時のみコイルに通電し、移動後は通電を断ってもその状態を保持することができるようになり、長時間にわたって撮像光学系を近接撮影位置に置いても、保持電力を必要とせず、省電化することが可能になる。
図6は、図5に示した撮像装置150の、動作概略のフローチャートの一例である。同図は、撮像装置150が図1に示す携帯端末に内蔵され、カメラモードに設定された場合のフローの一例を示している。
同フローチャートにおいて、まずカメラモードにセットされたかどうか判断(S201)し、カメラモードにセットされたと判断した場合には、撮像素子を動作させ表示画面D(図1参照)にスルー画像表示をおこなう(S202)。次に、撮影時の露光条件を決定する(S203)。更に、撮像光学系を図5で説明した方法で移動させ、各々の位置での画像を評価し、ピントのよい方の位置を選択し、この位置に光学系をセットする(S204)。
この後、タイマーをリセットし(S204)、タイマーカウントをスタートさせる(2205)。この後、レリーズ機能を付与された釦(例えば、図1に示す操作ボタンPのいずれかでよい)がONされるのを待機する(S206)。次に、カメラモードが解除されていないことを確認し(S207)、タイマーの計時が所定時間内の場合(S208)はS206とS208でループを形成し、レリーズ機能を付与された釦がONされないで、カメラモードのままタイマーの計時が所定時間を越えた場合はS203に戻り、再度S203からS208までの動作を繰り返し、露光条件の更新と光学系のセット位置の更新を繰り返すことになる。これは、使用者がフレーミングのために携帯端末を移動させ被写体条件が変化するのに対応するためである。
S206で、レリーズ機能を付与された釦がONされると、撮像素子内の電荷をクリアした後、撮影がおこなわれ撮像信号が取り込まれる(S209)。この時の露光条件は、S204で最後に決められた露光条件及び光学系セット位置が用いられる。
この後、この撮像信号をA/D変換し(S210)、画像処理及び圧縮処理をおこなう(S211)。次いで、記録用メモリに圧縮された画像データを格納する(S212)。以上で1枚の撮影が終了する。
この後、S201へ戻り、再度カメラモードか確認し、カメラモードであればS202へ移行し、カメラモードが解除された場合には、S221へ移行し、カメラモード終了動作をおこない、他の所定のモードへ戻る(S222)ことになる。
このように、撮像装置150は、保持電力を必要とせずに、被写体距離に応じてレンズ位置をセットできるため、スルー画像で長時間撮影待機しても消費電力を抑制することができる。
以上が、図5に示す撮像装置150を備えた携帯端末が、カメラモードに設定されたときの動作概略フローの一例である。
図7は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置170の断面図である。この撮像装置170の斜視図は図2と同様である。この撮像装置170が図1に示す撮像装置Sに相当する。同図も、図3と異なる部分についてのみ説明する。
図7に示す撮像装置170は、撮像光学系の位置を多数箇所に停止できるように構成したものである。同図に示す光軸Oを境にして、右側に過焦点位置の時、左側に光学系が移動した状態を示している。
同図に示す撮像装置170は、外枠部材12の内周面に2つのコイル22a、22bがそれぞれ独立に通電可能に配置されている。また、このコイルに対向して円筒状の磁石21が、第2レンズ2と一体に形成された外周部2gの外周面に固着されている。
この2つのコイル22a、22bへの通電方向とその組み合わせにより、磁石21を移動及び停止させ、磁石が固着された光学系を多数箇所に停止させるようにしたものである。
図8は、図7に示すコイル22a、22bに付与する磁界により、磁石21即ち光学系が移動する順序を模式的に示したものである。同図は、コイル22a、22b、磁石21の断面を示している。以下、同図を用いて、通電方向とその組み合わせによる、磁石21の移動シーケンスを説明する。なお磁石21は、N極を被写体側、S極を像面側とした場合を例にとり、コイル22a、22b、及びそのコイルの間隔と、磁石21の長さは、それぞれ2:2:1:3の比率の場合で説明する。
図8(a)は初期状態を示しており、この状態ではコイルへの通電の必要はない。即ち、圧縮コイルバネ9の付勢力により、第3レンズ3と第2レンズ2は図示A部で当接して停止している(図7参照)。また図示のように磁石21の像面側の端部は、コイル22aの像面側の端部より被写体側に位置するように設定されている。この時、撮像光学系の位置は過焦点位置に設定されている。なお、図7に示す圧縮コイルバネ9の付勢力は、第1レンズ1、第2レンズ2及び開口絞り4が姿勢を変えた時に自重により移動しない程度のものである。
次に、図8(b)に示すように、上記の位置関係で、コイル22aに被写体側をN極、像面側をS極となる磁界を発生させるように通電すると共に、コイル22bには被写体側をS極、像面側をN極となる磁界を発生させるように通電する。これにより、磁石21のS極はコイル22aのS極側と斥力を生じ、N極とは引き合い、磁石21のN極はコイル22bのN極側と斥力を生じ、結果的に被写体側へ移動しようとする力が発生する。
この被写体側へ移動しようとする力により、図8(c)に示すように、磁石21は被写体側へ移動し、磁界と平衡を保った位置で停止する。この時、撮像光学系は中距離に焦点の合った位置に設定される。
更に、図8(d)に示すように、コイル22bへの通電はそのままに、コイル22aの通電を逆にして像面側をN極、被写体側をS極となる磁界を発生させるようにする。これにより、磁石21のS極はコイル22aのS極側と斥力を生じ、磁石21のN極はコイル22bのN極側と斥力を生じると共にS極側と引き合い、結果的に、更に被写体側へ移動しようとする力が発生する。
この、更に被写体側へ移動しようとする力により、図8(e)に示すように、磁石21は更に被写体側へ移動し、コイル22bのN極と磁石21のS極の引き合う力と、コイル22bのS極と磁石21のN極の引き合う力とが平衡を保った位置で停止する。この時、撮像光学系は近距離に焦点の合った位置に設定される。
即ち、この2つのコイル22a、22bへの通電方向とその組み合わせを順次切り替えることにより、磁石21を移動させた後、停止させ、この磁石が固着された光学系を(a)、(c)、(e)に示す3箇所に停止させるようにしたものである。なお、この方法はコイルの個数を増加させることで、停止位置を更に増加させることが可能である。
(第2の実施の形態)
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置200の断面図である。この撮像装置200の斜視図は図2と同様である。この撮像装置200が図1に示す撮像装置Sに相当する。同図は、撮像光学系の光軸Oを境に、右側は撮像光学系の焦点を無限遠または過焦点距離に合わせた状態を示し、左側は撮像光学系の焦点を被写体側に所定量移動させ近距離に焦点を合わせた状態を示している。同図は、図3に示す撮像装置の磁石とコイルの配置を異ならせたものである。
同図に示すように、撮像装置200は、外枠部材12の内周面に円筒状の磁石21を配置し、この磁石21に対向して円筒状のコイル22を、第2レンズ2と一体に形成された外周部2gの外周面に固着したものである。コイル22は図示しないリードにより基板11又はフレキシブルプリント基板FPCと接続され通電が可能となっている。
同図において、撮像装置200は、コイル22に通電しない時は、光軸Oの右側に示すように圧縮コイルバネ9の付勢力により第1レンズ1及び第2レンズ2は撮像素子8方向に付勢され、第2レンズ2と第3レンズ3は図中Aで示した面で当接している。この時、無限遠または無限遠を被写界深度内に含む過焦点位置に焦点の合った状態となる。以下の説明では、過焦点位置に位置させた場合で説明する。
一方、磁石21とコイル22の間で斥力が発生する方向、即ち反発する方向に磁界が発生するようにコイル22に通電すると、この斥力によりコイル22と共に接着固定された第1レンズ1、第2レンズ2は、圧縮コイルバネ9の付勢力に抗して、第3レンズ3の凸部3tと第2レンズ2の溝部2mに沿って光軸方向の被写体側へ移動する。この時、図示光軸Oの左側に示すように、第1レンズ1のフランジ部と蓋部材14に形成された突起部14tが当接した位置まで移動する。この時、撮像光学系は近距離に焦点の合った状態となる。
即ち、図9に示す撮像装置は、撮像光学系の外周面に周回して配置されているコイル22に通電を行わない時は、圧縮コイルバネ9の付勢力で第1レンズ及び第2レンズ2を第3レンズ3に当接させることにより撮像素子8側に位置させて過焦点距離に焦点の合った状態とし、磁石21とコイル22の間で斥力の生じる方向に磁界が発生するようコイル22に通電することで付勢力に抗して第1レンズ及び第2レンズ2を蓋部材14に当接するまで移動させ近距離側に焦点の合った状態とするものである。
このように、撮像光学系の外周面に、アクチュエータの一部であるコイルを周回して配置することにより、組み立ても容易に、撮像光学系の周囲に効率よくアクチュエータを配置でき、撮像装置を小型に保ったまま、簡単な構成及び簡単な駆動方法により低コストで姿勢差のない正確な位置決めのできる近接撮影可能な撮像装置を得ることが可能となる。
なお、磁石を外枠部材の内周面に配置したもので説明したが、外枠部材の外面に配置してもよいのは勿論である。
(第3の実施の形態)
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置300の断面図である。この撮像装置300の斜視図は図2とほぼ同様であるので省略する。この撮像装置300が図1に示す撮像装置Sに相当する。同図は、撮像光学系の光軸Oを境に、右側は撮像光学系の焦点を無限遠または過焦点距離に合わせた状態を示し、左側は撮像光学系の焦点を被写体側に所定量移動させ近距離に焦点を合わせた状態を示している。
同図は、撮像光学系の全群を移動させるようにしたものであり、圧縮コイルバネを廃止し、磁石と磁石に吸着される金属部材で撮像光学系をそれぞれの位置で保持するよう構成したものである。
同図において、第1レンズ1、第2レンズ2、第3レンズ3は、光学有効面以外のフランジ部で相互に当接され、接着剤等で互いに固着することで、開口絞り4、固定絞り5と共に撮像光学系50としてユニット化されており、他の部材を介さず構成することで、相互のレンズ間隔を誤差を最少に組み立てることができるようになっている。
第3レンズ3の撮像素子8側には台座15が配置され、この台座15には撮像素子8に当接する当接部15dが形成されている。この当接部15dにより上記の撮像光学系50は、撮像素子8との光軸方向の間隔を間接的に決めることができるようになっている。更に、撮像素子8側に赤外カットフィルタ7が接着剤Bにより接着固定されている。また台座15は、ボス15cが一体で形成されプリント基板11に形成された穴を貫通してプリント基板11と接着剤Bにより接着固定されている。これにより光軸と直交する方向の位置決めがなされる。
更に、台座15の被写体側にはリング状の凸部15tが形成されており、この凸部15tと嵌合するように第3レンズ3にリング状の溝部3mが形成されている。この嵌合部により、台座15に対して、一体化された撮像光学系50は一体で光軸方向への移動が可能となっている。なお、この嵌合部は少なくとも2箇所のボスとこれに嵌合する穴部で形成することでもよい。
また、第3レンズ3の外周面3gには、筒状に形成されたコイル22が周回して固定されており、コイル22は図示しないプリント基板11又はフレキシブルプリント基板FPCの接続端子と接続され電気的に断続できるようになっている。
また、蓋部材14には磁石26が、台座15には磁石27が図示のような極性で固着されている。更に磁石26に対向して磁石に吸着される金属部材28、磁石27に対向して磁石に吸着される金属部材29がそれぞれ撮像光学系50に固着されている。
以上のように構成された撮像装置300の焦点合わせ動作概略を説明する。
図10において、光軸Oの右側に示す撮像光学系50が過焦点距離に焦点を合わせた状態である。この状態では、金属部材29が磁石27と接近することにより、金属部材28と磁石26の引き合う力よりも大きな力で引き合うことになり、撮像光学系50は撮像素子8に接近した、過焦点距離に焦点を合わせた状態で停止している。
この後、コイル22の被写体側にN極、像面側にS極となる磁界を発生させるようコイル22に通電する。これによりコイル22は磁石27とは斥力、磁石26とは引き合い、この合力により、同図光軸Oの左側に示すように、撮像光学系50は被写体側へ移動させられ、第1レンズ1のフランジ部と蓋部材14に形成された突起部14tが当接した位置で停止する。この時、金属部材28と磁石26の間には、空隙を有するように設定されている。これにより磁石の割れを防止している。この移動により、金属部材28と磁石26は接近し引き合っているため、コイル22への通電を断っても、この状態を保持することができ、近距離側に焦点の合った状態となる。
一方、この近距離側に焦点の合った状態で、コイル22の被写体側にS極、像面側にN極となる磁界を発生させるようコイル22に通電する。これによりコイル22は磁石26とは斥力、磁石27とは引き合い、この合力により、同図光軸Oの右側に示すように、撮像光学系50は像面側へ移動させられ、第3レンズ3と台座15が図示A部で当接し停止する。この時、金属部材29と磁石27の間には、空隙を有するように設定されている。これにより磁石の割れを防止している。この移動により、金属部材29と磁石27は接近し引き合っているため、コイル22への通電を断っても、この状態を保持することができ、過焦点距離に焦点の合った状態となる。
なおそれぞれの場合において、磁石と金属部材の引き合う力は、撮像光学系及びそれに付随するコイルの重量に勝り、どのような姿勢においても、保持が可能に設定されているのは勿論である。
このように、撮像光学系の外周にコイルを周回して配置し、磁石と磁石に吸着される金属部材で撮像光学系をそれぞれの位置で保持するよう構成することにより、移動時のみコイルに通電することで焦点位置を変化させることのできる、低コストで姿勢差のない近接撮影可能な、省電化した撮像装置を得ることができる。
(第4の実施の形態)
図11は、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置400の斜視図である。この撮像装置400が図1に示す撮像装置Sに相当する。
図11に示すように撮像装置400の外表面は、撮像素子の実装されたプリント基板11と、携帯端末の他の基板に接続のためのコネクト基板17、このプリント基板11とコネクト基板17を接続するフレキシブルプリント基板FPC、外枠部材12、外枠部材12の外周面にコイル41が周回するように配置され、また外枠部材12の上面には被写体光が入射するための開口部7を有する蓋部材14で構成されている。
図12は、本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置400を図11に示すG−G線で切断した断面図である。同図に示す撮像装置400は、図5に示す撮像装置150と類似しているが、コイル41が外枠部材12の外周面に配置され、磁石が撮像光学系に配置されているものである。
同図において、コイル41は図示しないプリント基板11又はフレキシブルプリント基板FPCの接続端子と接続され電気的に断続できるようになっている。この撮像装置400は、図5で説明したのと同様に動作させることができる。
磁石21とコイル41の間で斥力が発生する方向、即ち反発する方向に磁界が発生するようにコイル41に通電し、この斥力により磁石21と共に接着固定された第1レンズ1、第2レンズ2は、圧縮コイルバネ9の付勢力に抗して、光軸方向の被写体側へ移動する。これにより、図示光軸Oの左側に示すように、第1レンズ1のフランジ部と蓋部材14に形成された突起部14tが当接した位置まで移動する。
更に、この状態でコイル41への通電を遮断しても、この状態を保持することが可能である。即ち、この状態の時の金属部材24と磁石21の吸着力は、圧縮コイルバネ9の付勢力と第1レンズ1、第2レンズ2、開口絞り4の自重の総和よりも大きくなるように設定されている。
また、図示光軸Oの左側に示した近接撮影位置から、光軸Oの右側に示す過焦点距離撮影位置への移動は、磁石21とコイル41の間で吸着力が発生する方向に磁界が発生するようにコイル41に通電することでなされる。
このように、外枠部材の外周面にアクチュエータの一部であるコイルを配置することでも、小型に保ったまま、簡単な構成及び簡単な駆動方法により低コストで姿勢差のない正確な位置決めのできる近接撮影可能な撮像装置を得ることが可能となることに加え、撮像光学系を移動させる時のみコイルに通電し、移動後は通電を断ってもその状態を保持することができるようになり、長時間にわたって撮像光学系を近接撮影位置に置いても、保持電力を必要とせず、省電化した撮像装置を得ることが可能になる。またコイルが外部に露出しているため、組み立て性が向上するという利点も発生する。
更に、第1〜第4の実施の形態で説明した撮像装置は、非使用時には過焦点位置に停止させるようにすることで、撮像光学系50を外枠部材12及び蓋部材14と離間させることができ、外枠部材12もしくは蓋部材14が衝撃等の外力を受けた場合にも、撮像光学系50に直接的に外力が掛かることを防止でき、衝撃に対する信頼性に富み、その精度を長年にわたり保証することができる。
また、第1〜第4の実施の形態で説明した撮像装置は、蓋部材14の開口部に透明部材等を用い、撮像装置内部を外気から隔離することにより、塵等が内部に侵入することを防止した撮像装置とすることも可能である。
本発明の撮像装置を内蔵した携帯端末の一例である携帯電話機Tの外観図である。 本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置100の斜視図である。 本発明の撮像装置100を図2に示すF−F線で切断した断面図である。 図3に示した撮像装置100の、動作概略のフローチャートの一例である。 本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置150の断面図である。 図5に示した撮像装置150の、動作概略のフローチャートの一例である。 本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置170の断面図である。 図7に示すコイルに付与する磁界により、磁石即ち光学系が移動する順序を模式的に示したものである。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置200の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置300の断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置400の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置400を図11に示すG−G線で切断した断面図である。
符号の説明
1 第1レンズ
2 第2レンズ
3 第3レンズ
4 開口絞り
7 赤外カットフィルタ
8 撮像素子
9 圧縮コイルバネ
11 プリント基板
12 外枠部材
14 蓋部材
21 磁石
22 コイル
24 金属部材
FPC フレキシブルプリント基板

Claims (9)

  1. 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるためのアクチュエータと、少なくとも前記撮像素子と前記撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、
    前記アクチュエータは、コイルと磁石で構成され、
    前記外枠部材の側周面に、前記アクチュエータの少なくとも一部が周回して配置されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記コイルが前記外枠部材の内周面または外周面に配置され、前記磁石が撮像光学系に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記磁石の近傍に金属部材を有し、前記コイルへの通電を断った後、前記磁石と前記金属部材との吸引力により前記撮像光学系を保持するよう構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるためのアクチュエータと、前記アクチュエータと前記撮像素子と前記撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、
    前記アクチュエータはコイルと磁石で構成され、
    前記撮像光学系の外周面に前記アクチュエータの少なくとも一部が配置されていることを特徴とする撮像装置。
  5. 前記コイルが前記撮像光学系の外周面に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記磁石近傍に金属部材を有し、前記磁石と前記金属部材との吸引力により、前記撮像光学系を保持するよう構成したことを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像光学系を前記撮像素子方向へ付勢する弾性部材を有し、前記撮像光学系は前記弾性部材により付勢され停止する位置と、前記アクチュエータにより移動した位置と、の少なくとも2箇所の停止位置を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子の撮像領域に被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系の少なくとも一部を光軸方向に移動させるためのアクチュエータと、少なくとも前記撮像素子と前記撮像光学系を内包する外枠部材と、を有し、
    前記アクチュエータは、コイルと磁石で構成されると共に、該コイルと該磁石の少なくともいずれか一方を複数設け、
    前記撮像光学系が、光軸方向に少なくとも3箇所で停止が可能となるように構成したことを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の撮像装置を備えたことを特徴とする携帯端末。
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