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JP2005141477A - 画像鮮鋭化処理方法とこの方法を実施する画像処理装置 - Google Patents

画像鮮鋭化処理方法とこの方法を実施する画像処理装置 Download PDF

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JP2005141477A
JP2005141477A JP2003376968A JP2003376968A JP2005141477A JP 2005141477 A JP2005141477 A JP 2005141477A JP 2003376968 A JP2003376968 A JP 2003376968A JP 2003376968 A JP2003376968 A JP 2003376968A JP 2005141477 A JP2005141477 A JP 2005141477A
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Kouichi Kugo
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】撮影画像に対する鮮鋭化処理において空や人肌といった写真にとって重要な領域がノイズ強調されることを避けることである。
【解決手段】デジタル化によって取得された撮影画像データを鮮鋭化強度調整可能な鮮鋭化フィルタを用いて鮮鋭化処理する画像処理装置。この装置は、前設定された特定色を示す特定色画素を前記撮影画像データから抽出するとともにこの特定色画素に対して鮮鋭化強度調整パラメータを割り与えるパラメータ決定部90Aと、鮮鋭化強度調整パラメータによって鮮鋭化フィルタの鮮鋭化強度を調整しながら画素単位で前記撮影画像データを鮮鋭化処理する鮮鋭化処理部90Bとを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、写真フィルムに形成された撮影画像をフィルムスキャナを用いてデジタル化して得られた撮影画像データや、デジタルカメラなどのデジタル撮影機器によって直接撮影画像をデジタル化して得られた撮影画像データを鮮鋭化強度調整可能な鮮鋭化フィルタ技術を用いて鮮鋭化処理する画像鮮鋭化処理方法や画像鮮鋭化処理プログラム、さらにこの画像鮮鋭化処理技術を採用した画像処理装置に関する。
入力した撮影画像データを画像処理し、写真プリンタで出力するようなシステムでは、出力画像にシャープネス劣化が生じることが知られており、このため入力した撮影画像データに対してラプラシアンフィルタやアンシャープマスクを用いた画像鮮鋭化処理が施されている。しかしながら、このような画像鮮鋭化処理を行なうと、撮影画像のシャープネスは向上するが、同時にその撮影画像に含まれているノイズ成分も同時に強調されることになり、そのことが画質の低下を引き起こす。特に、空や人肌等の微細な模様がなく一様に広がった画像領域では、特に画像鮮鋭化処理によるノイズ強調が目立つことになる。
このような問題を解決するために、入力した撮影画像データの所定画素が線画像を構成しているか否かを検出する線画像検出手段と、上記線画像検出手段での検出結果に基づいて線画像に対応する画像データに対してのみ鮮鋭化処理を行う鮮鋭化手段とが備えられ、線画像検出手段によって検出された、線画像を構成している画素に対してのみ鮮鋭化手段によって鮮鋭化処理が行われ、線画像に対応する画像データだけが強調されるように構成された画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。これにより、例えば撮影画像データ全体にフィルム粒子やノイズに関する不要な情報が含まれている場合でも、上記の不要な情報が画像全体にわたって強調されることがなくなり、鮮鋭化した画像が見た目にざらつくことのない良好な鮮鋭化画像が得られることが意図されている。しかしながら、このような画像鮮鋭化処理技術を用いても、露光不良の撮影画像に基づく画像データといったようなノイズの振幅が大きいデータではノイズ自体が線画像として検出され、このような画素も鮮鋭化処理を受けることでノイズが強調された撮影画像が出力されてしまうといった問題が生じている。
また、入力した画像データから所定領域内の画素値の変動を示す局所標準偏差を算出し、この局所標準偏差を正規化することで画素値の変動度合いを表す指標値を作成し、この作成された指標値の増加に伴って値が単調に変化するシャープネス強調の強度を表すシャープネス強調係数を算出し、このシャープネス強調係数を用いて、画像データにシャープネス強調処理を施す画像処理装置も知られている(例えば、特許文献2参照。)。この画像鮮鋭化処理技術では、ノイズ成分の目立たない被写体に基づく撮影画像データでは、シャープネス強調処理を必要十分にかけ、ノイズ成分の目立つ被写体基づく撮影画像データでは、シャープネス強調処理を弱くかけることで、上述した問題点を解決しようとしているが、画像全体に対する統計的な手法を用いているため、平均的な一応の効果は得られるが、局所的に集中した効果、特に写真において視覚的に重要となる人物の肌や青空などの特定領域に特化した画質向上を図ることは困難である。
特開2000−278532 号公報(段落番号0007−0008、第1図) 特開2003−101784 号公報(段落番号0006−0007、第1図)
上記実状に鑑み、本発明の課題は、撮影画像に対する鮮鋭化処理において空や人肌といった写真にとって重要な領域がノイズ強調されることを避けることである。
上記課題を解決するため、デジタル化によって取得された撮影画像データを鮮鋭化強度調整可能な鮮鋭化フィルタを用いて鮮鋭化処理する、本発明による画像鮮鋭化処理方法は、前設定された特定色を示す特定色画素を前記撮影画像データから抽出するステップと、前記特定色画素に対して鮮鋭化強度調整パラメータを割り与えるステップと、前記鮮鋭化強度調整パラメータによって前記鮮鋭化フィルタの鮮鋭化強度を調整しながら画素単位で前記撮影画像データを鮮鋭化処理するステップとから構成されている。
この画像鮮鋭化処理方法では、空色や人肌色といった写真にとって重要な特定色が前設定されており、この前設定された特定色を示す特定色画素を撮影画像データから抽出し、その特定色画素に対して所定の鮮鋭化強度調整パラメータを割り与えておき、撮影画像データに対する画像鮮鋭化処理にあたっては特定色画素に対して鮮鋭化フィルタの鮮鋭化強度を調整、つまり鮮鋭化強度を他の領域と比べて弱めることで、撮影画像における空領域や人肌領域といった写真にとって重要な領域に鮮鋭化処理によるノイズ強調が発生することを避けている。
本発明に使用される、ハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で作り出される鮮鋭化処理の好適な実施形態として、鮮鋭化フィルタを構成するラプラシアンフィルタの出力値が前記鮮鋭化強度調整パラメータに応じて補正され、前記撮影画像データの画素値から前記補正された出力値を減算することが提案される。このような鮮鋭化処理は、良く知られている原画像からラプラシアンフィルタ出力を差し引く鮮鋭化フィルタに、ラプラシアンフィルタの出力値を鮮鋭化強度調整パラメータで補正する技術を付加することで実現されるので、その開発コストは大きなものとはならない。
鮮鋭化処理の前処理として、少なくとも抽出した特定画素に対して所定の鮮鋭化強度調整パラメータを割り振って記憶しておかなければならないので、処理プログラムの簡易化のためには、前記鮮鋭化強度調整パラメータは画素位置をアドレスとしてルックアップテーブル化されることが好ましい。
鮮鋭化強度を調整するために本発明で定義される特定色は、当然1つのカラー値で規定されるものではなく、所定のカラー値範囲で規定されるものである。そのカラー範囲の属する全ての特定色画素に同一の鮮鋭化強度調整パラメータを付与してもよいが、カラー値によって鮮鋭化強度調整パラメータを変えることも場合によっては好適である。このため、本発明の別な実施形態の1つでは、前記鮮鋭化強度調整パラメータは特定色を代表する基準色からの色空間距離に依存して決定される。ここで言う色空間距離とは、色相、彩度、明度のいずれか又はそれらの組み合わせに関する基準色からの距離であり、色空間距離に依存した鮮鋭化強度調整パラメータは経験的かつ実験的に求められたものを用いるとよい。
写真プリント出力を目的としている場合、プリントショップに写真プリント出力を依頼する顧客が人肌色や空色の美しい写真プリントを所望する傾向があることを考慮して、前記特定色は人肌色と空色とすることが好ましい。そのような人肌色と空色に関する画素抽出に使用される特定色判別条件は、経験的かつ実験的かつ統計的に求められるが、その具体例を説明する。
まず、RGB色空間で表現された撮影画像データを以下の式に基づいて、
Figure 2005141477
YCC空間に変換する。
このYCC空間での前記人肌色の判別条件は、
Figure 2005141477
であり、
前記空色判別条件は、
Figure 2005141477
である。
また、本発明は、上述した画像鮮鋭化処理方法をコンピュータに実行させるプログラムやそのプログラムを記録した媒体も権利の対象とするものである。
本発明では、さらに、上述した画像鮮鋭化処理方法を実施する画像処理装置も権利の対象としており、そのような画像処理装置は、前設定された特定色を示す特定色画素を前記撮影画像データから抽出するとともに前記特定色画素に対して鮮鋭化強度調整パラメータを割り与えるパラメータ決定部と、前記鮮鋭化強度調整パラメータによって鮮鋭化フィルタの鮮鋭化強度を調整しながら画素単位で前記撮影画像データを鮮鋭化処理する鮮鋭化処理部とから構成されている。当然ながら、このような画像処理装置も上述した画像鮮鋭化処理方法で述べた作用効果を得ることができる。特に、前記鮮鋭化処理部を公知の構成に大きな変更を伴わずに構築するためには、この鮮鋭化処理部を、前記撮影画像データに対してラプラシアン演算を施すラプラシアンフィルタと、前記ラプラシアンフィルタの出力値を前記鮮鋭化強度調整パラメータに応じて補正する鮮鋭化強度調整部と、前記撮影画像データの画素値から前記補正された出力値を減算する減算部とによって構成することが提案される。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明による画像鮮鋭化処理技術を採用した写真プリント装置を示す外観図であり、この写真プリント装置は、印画紙Pに対して露光処理と現像処理とを行う写真プリンタとしてのプリントステーション1Bと、現像済み写真フィルム2aやデジタルカメラ用メモリカード2bなどの画像入力メディアから取り込んだ撮影画像を処理してプリントステーション1Bで使用されるプリントデータの生成・転送などを行う操作ステーション1Aとから構成されている。
この写真プリント装置はデジタルミニラボとも称せられるものであり、図2からよく理解できるように、プリントステーション1Bは2つの印画紙マガジン11に納めたロール状の印画紙Pを引き出してシートカッター12でプリントサイズに切断すると共に、このように切断された印画紙Pに対し、バックプリント部13で色補正情報やコマ番号などのプリント処理情報を印画紙Pの裏面に印字するとともに、プリント露光部14で印画紙Pの表面に撮影画像の露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理槽を有した処理槽ユニット15に送り込んで現像処理する。乾燥の後に装置上部の横送りコンベア16からソータ17に送られた印画紙P、つまり写真プリントPは、このソータ17の複数のトレイにオーダ単位で仕分けられた状態で集積される(図1参照)。
上述した印画紙Pに対する各種処理に合わせた搬送速度で印画紙Pを搬送するために印画紙搬送機構18が敷設されている。印画紙搬送機構18は、印画紙搬送方向に関してプリント露光部14の前後に配置されたチャッカー式印画紙搬送ユニット18aを含む複数の挟持搬送ローラ対から構成されている。
プリント露光部14には、副走査方向に搬送される印画紙Pに対して、主走査方向に沿って操作ステーション1Aからのプリントデータに基づいてR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色のレーザ光線の照射を行うライン露光ヘッドが設けられている。処理槽ユニット15は、発色現像処理液を貯留する発色現像槽15aと、漂白定着処理液を貯留する漂白定着槽15bと、安定処理液を貯留する安定槽15cを備えている。
前記操作ステーション1Aのデスク状コンソールの上部位置には、写真フィルム2aの撮影画像コマから撮影画像データ(以下単に画像データと略称する)を取得するフィルムスキャナ20が配置されており、デジタルカメラ等に装着される撮影画像記録媒体2bとして用いられている各種半導体メモリやCD−Rなどから画像データを取得するメディアリーダ21は、この写真プリント装置のコントローラ3として機能する汎用パソコンに組み込まれている。この汎用パソコンには、さらに各種情報を表示するモニタ23、各種設定や調整を行う際に用いる操作入力部として利用される操作入力デバイスとしてのキーボード24やマウス25も接続されている。
この写真プリント装置のコントローラ3は、CPUを中核部材として、写真プリント装置の種々の動作を行うための機能部をハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築しているが、図3に示されているように、本発明に特に関係する機能部としては、スキャナ20やメディアリーダ21によって読み取られた画像データを取り込んで次の処理のために必要な前処理を行う画像入力部31と、各種ウインドウや各種操作ボタンなどを含むグラフィック操作画面の作成やそのようなグラフィック操作画面を通じてのユーザ操作入力(キーボード24やマウス25などによる)から制御コマンドを生成するグラフィックユーザインターフェース(以下GUIと略称する)を構築するGUI部33と、GUI部33から送られてきた制御コマンドや直接キーボード24等から入力された操作命令に基づいて所望のプリントデータを生成するために画像入力部31からメモリ30に転送された画像データに対する画像処理等を行うプリント管理部32と、色補正等のプレジャッジプリント作業時にプリントソース画像や予想仕上がりプリント画像としてのシミュレート画像さらにはGUI部33から送られてきたグラフィックデータをモニタ23に表示させるためのビデオ信号を生成するビデオ制御部35と、画像処理が完了した処理済み画像データに基づいてプリントステーション1Bに装備されているプリント露光部14に適したプリントデータを生成するプリントデータ生成部36と、顧客の要望に応じて生の画像データや画像処理が完了した処理済み画像データなどをCD−Rに書き込むための形式にフォーマットするフォーマッタ部37などが挙げられる。
画像入力部31は、撮影画像記録媒体がフィルム2aの場合プレスキャンモードと本スキャンモードとのスキャンデータを別々にメモリ30に送り込み、それぞれの目的に合わせた前処理を行う。また、撮影画像記録媒体がメモリカード2bの場合取り込んだ画像データにサムネイル画像データ(低解像度データ)が含まれている場合はモニタ23での一覧表示などの目的で使用するため撮影画像の本データ(高解像度データ)とは別にメモリ30に送り込むが、もしサムネイル画像データが含まれていない場合は本データから縮小画像を作り出してサムネイル画像データとしてメモリ30に送り込む。
プリント管理部32は、プリントサイズやプリント枚数などを管理するプリント注文処理ユニット60、メモリ30に展開された画像データに対してRGB色空間からYCC色空間への変換やその逆の変換を行うRGB/YCC変換部70、同じくメモリ30に展開された画像データに対してフォトレタッチ処理などを施す画像処理ユニット80を備えている。
前述した画像処理ユニット80には本発明による技術を採用した画像鮮鋭化処理手段90が含まれている。この画像鮮鋭化処理手段90は、図4に示すように、鮮鋭化強度調整パラメータを決定するパラメータ決定部90Aとこの鮮鋭化強度調整パラメータによって鮮鋭化強度を調整しながら画素単位で画像データを鮮鋭化処理する鮮鋭化処理部90Bにブロック分けされている。パラメータ決定部90Aは、鮮鋭化処理を弱く施されるか又は全く施されない画素を判別する際に用いられる特定色を規定する条件を前設定しておく特定色設定部91と、前設定された特定色を示す特定色画素を画像データから抽出する特定色画素抽出部92と、抽出された特定色画素に対して鮮鋭化処理部90Bにおける鮮鋭化強度を減少させるような鮮鋭化強度調整パラメータを算出してルックアップテーブル94(以後単にLUTと称する)に書き込むLUT生成部93から構成されている。鮮鋭化処理部90Bは、画像データに対してラプラシアン演算を施すラプラシアンフィルタ95と、このラプラシアンフィルタ95の出力値を各画素毎に前記LUT94から引き出された鮮鋭化強度調整パラメータに応じて補正する鮮鋭化強度調整部96と、元の画像データの画素値から前記鮮鋭化強度調整部96で補正された出力値を減算する減算部97とから構成されている。
このように構成された画像鮮鋭化処理手段90による画像鮮鋭化処理の手順を以下に説明する。この画像鮮鋭化処理の流れは、鮮鋭化強度調整パラメータ決定ルーチンと画像鮮鋭化処理ルーチンにわけることができる。鮮鋭化強度調整パラメータ決定ルーチンの流れは図5のフローチャートに示されているが、まず特定色設定部91に設定されている特定色判別条件を取り込み(#01)、鮮鋭化強度調整パラメータを記憶するLUT94を初期化する(#02)。この初期化において、例えば全ての鮮鋭化強度調整パラメータ値を鮮鋭化強度の無調整を意味することになる「1」に設定するのが一般的であるが、場合によっては、「1」近傍の値を採用してもよい。メモリ30に展開されている画像データから、フィルタ処理ではよく行われるように、順次注目画素を指定する(#03)。指定された注目画素の画素値(RGB空間値)を読み込み(#04)、この実施形態では特定色判別条件はYCC空間で表現された画素値で構成されているので、読み込まれたRGB空間値をRGB/YCC変換部70で変換されたYCC空間値を取り込む(#05)。なお、RGB/YCC変換部70で採用されているRGB空間からYCC空間への変換式は以下の通りである;
Figure 2005141477
取り込まれたYCC空間値は、特定色としての空色と肌色の判別条件を満たしているかどうかのチェックを受ける(#06)。この実施形態で採用されている肌色の判別条件は、
Figure 2005141477
で定義されるYCC空間における円柱内領域であり、
空色の判別条件は、
Figure 2005141477
で定義されるYCC空間における円柱内領域である。
この肌色又は空色の判別条件を満たしている場合(#06のYes分岐)、この注目画素を特定色(肌色又は空色)画素として、所定の鮮鋭化強度調整パラメータを割り与える(#07)。この鮮鋭化強度調整パラメータの値は、肌色画素と空色画素とで共通の値、例えば「0.2」としてもよいし、場合によっては、異なる値、例えば肌色画素に対して「0.3」、空色画素に対して「0.1」を与えてもよい。次に、この特定色画素の画素位置をアドレスとしてLUT94の鮮鋭化強度調整パラメータの値を書き換える(#08)。最後に、上述したステップ#04からステップ#08までの処理がメモリ30に展開されている画像データを構成する全ての画素に対して行われたかどうかがチェックされる(#09)。以上のルーチンにより、特定色を示している画素には、他の画素に比べて鮮鋭化処理部90Bでの鮮鋭化処理を全く受けないようにするか、又は他の画素に比べて弱い鮮鋭化処理しか受けないようにするための鮮鋭化強度調整パラメータを記憶したLUT94が作成される。
LUT94に記憶された鮮鋭化調整パラメータを利用した画像鮮鋭化処理ルーチンの流れは図6のフローチャートに示されているが、まずメモリ30に展開されている画像データから順次注目画素を指定する(#21)。指定された注目画素に対するラプラシアン演算値がラプラシアンフィルタ95によって算出される(#22)。鮮鋭化強度調整部96の機能により、この注目画素の画素位置に対応する鮮鋭化強度調整パラメータがLUT94から引き出されるとともに(#23)、先に得られたラプラシアン演算値にこの鮮鋭化強度調整パラメータ値を乗算して調整ラプラシアン演算値が求められる(#24)。さらに、注目画素の画素値から調整ラプラシアン演算値が減算されることで、鮮鋭化画素値が鮮鋭化処理部90Bから出力される(#25)。最後に、上述したステップ#21からステップ#25までの処理がメモリ30に展開されている画像データを構成する全ての画素に対して行われたかどうかがチェックされる(#26)。以上のルーチンが終了すると、メモリ30に展開されている画像データに対する鮮鋭化処理が完了し、肌色と空色の領域を除いて精鋭化された、あるいは肌色と空色の領域だけは弱めに鮮鋭化された画像データが得られる。
図7に上述したステップ#21からステップ#25までの処理が模式的に示されているが、この図から容易に理解できるように、非特定色画素では従来のラプラシアンフィルタを用いた鮮鋭化処理のような画像鮮鋭化が行われるが、特定色画素ではラプラシアン演算値を弱める(又はゼロにする)鮮鋭化強度調整パラメータの作用で弱められた(又はゼロにされた)プラシアン演算値を用いるのでその画像鮮鋭化は非常に弱い(又はなし)ものとなり、その結果得られた鮮鋭化画像データに基づき撮影画像では、空や人肌といった写真にとって重要な領域がノイズ強調されることはない。
なお、鮮鋭化強度調整パラメータ決定ルーチンにおいて1画素づつを注目画素として鮮鋭化強度調整パラメータを決定するよう方法に代えて、例えば10×10画素程度の画素ブロック単位で鮮鋭化強度調整パラメータを割り与えるようにしてもよい。その際、画素ブロックに1つでも特定色画素が見つかると、その画素ブロックに鮮鋭化強度を弱めるパラメータを付与するようにしてもよいし、その画素ブロックに存在する特定色画素の割合で鮮鋭化強度調整パラメータの値を変えるようにしてもよい。
上述した実施の形態では、鮮鋭化強度調整パラメータを決定する際、特定色判別条件を満たす画素に対しては共通の値の鮮鋭化強度調整パラメータを割り当てていたが、これに代えて、鮮鋭化強度調整パラメータを特定色を代表する基準色からの色空間距離に依存して決定するようにしてもよい。ここで言う色空間距離とは、色相、彩度、明度のいずれか又はそれらの組み合わせに関する基準色からの距離であり、例えば、各画素の色相をH、明度をL、彩度をSとし、基準色の色相をH0、明度をL0、彩度をS0とすると、その色空間距離:Xは、ΔH=H−H0とΔL=L−L0とΔS=S−S0の関数:Fで求めることできる。つまり、X=F(ΔH,ΔL,ΔS)となり、ΔHとΔLとΔSの少なくとも1つだけを採用するだけでもよい。この関数:F(ΔH,ΔL,ΔS)は経験的かつ実験的に求めることができる。さらに、このようにして算出された色空間距離:Xに応じて、例えば前もって設定された関数Gやテーブルを用いて鮮鋭化強度調整パラメータを算出することで、非特定色画素領域と特定色画素領域との間の鮮鋭化強度調整パラメータの移行がスムーズなものとなり、より好ましい鮮鋭化画像データが得られる。このような鮮鋭化強度調整パラメータの決定を実現するためのLUT作成部93の構成例が図8に示されている。ここでは、LUT作成部93には、特定色から色相=H0、明度=L0、彩度=S0を有する基準色を設定する基準色設定部93aと、上述した色空間距離:Xを求める関数又はテーブル及び色空間距離:Xから鮮鋭化強度調整パラメータを求める関数又はテーブルを有する色空間距離算出部93bが備えられることになる。
さらに、上述した実施の形態では、鮮鋭化強度調整パラメータ決定ルーチンが画像鮮鋭化処理ルーチンから独立していたが、画像鮮鋭化処理ルーチンにおける各注目画素の処理毎に鮮鋭化強度調整パラメータ決定処理を行うようにしてもよい。この場合LUT94を省くことができる。また、鮮鋭化強度調整パラメータの決定の際、注目画素の画素値を引数として鮮鋭化強度調整パラメータを取り出すことができるようなテーブルを採用してもよい。
上述した説明では、鮮鋭化処理部90Bはラプラシアンフィルタ95を用いた鮮鋭化フィルタとして構成されていたが、これに代えて、画像処理の分野においてよく知られている他のフィルタを用いて鮮鋭化処理部90Bを構築してもよい。本発明はラプラシアンフィルタ95に限定されるものではない。さらには、本発明による鮮鋭化強度調整パラメータを特許文献1で開示されているような鮮鋭化処理技術に挿入して用いてもよい。
上述した実施の形態では、プリントステーション1Bは、印画紙Pに対し、露光エンジンを備えたプリント露光部14で撮影画像の露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理する、いわゆる銀塩写真プリント方式を採用していたが、もちろん、本発明におけるプリントステーション1Bは、このような方式に限定されるわけではなく、例えば、フィルムや紙にインクを吐出して画像を形成するインクジェットプリント方式や感熱転写シートを用いた熱転写方式など、種々の写真プリント方式を採用することができる。
本発明は、デジタル化された撮影画像データから写真プリントを作成する分野における画像鮮鋭化技術として広く利用することができる。
本発明による画像鮮鋭化技術を採用した写真プリント装置の外観図 写真プリント装置のプリントステーションの構成を模式的に示す模式図 写真プリント装置のコントローラ内に構築される機能要素を説明する機能ブロック図 画像鮮鋭化手段の機能構成を示す機能ブロック図 画像鮮鋭化パラメータ決定ルーチンを示すフローチャート 画像鮮鋭化処理ルーチンを示すフローチャート 非特定色画素領域と特定色画素領域での画像鮮鋭化処理の違いを説明する模式図 別実施形態でのLUT作成部の機能要素を説明する機能ブロック図
符号の説明
70:RGB/YCC変換部
80:画像処理ユニット
90:画像鮮鋭化処理手段
90A:パラメータ決定部
90B:鮮鋭化処理部
91:特定色設定部
92:特定色画素抽出部
93:LUT作成部
94:LUT
95:ラプラシアンフィルタ
96:鮮鋭化強度調整部
97:減算部

Claims (9)

  1. デジタル化によって取得された撮影画像データを鮮鋭化強度調整可能な鮮鋭化フィルタを用いて鮮鋭化処理する画像鮮鋭化処理方法において、
    前設定された特定色を示す特定色画素を前記撮影画像データから抽出するステップと、
    前記特定色画素に対して鮮鋭化強度調整パラメータを割り与えるステップと、
    前記鮮鋭化強度調整パラメータによって前記鮮鋭化フィルタの鮮鋭化強度を調整しながら画素単位で前記撮影画像データを鮮鋭化処理するステップと、
    からなることを特徴とする画像鮮鋭化処理方法。
  2. 前記鮮鋭化処理するステップにおいて前記鮮鋭化フィルタを構成するラプラシアンフィルタの出力値が前記鮮鋭化強度調整パラメータに応じて補正され、前記撮影画像データの画素値から前記補正された出力値を減算することを特徴とする請求項1に記載の画像鮮鋭化処理方法。
  3. 前記鮮鋭化強度調整パラメータは画素位置をアドレスとしてルックアップテーブル化されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像鮮鋭化処理方法。
  4. 前記鮮鋭化強度調整パラメータは特定色を代表する基準色からの色空間距離に依存して決定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像鮮鋭化処理方法。
  5. 前記特定色は人肌色と空色であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像鮮鋭化処理方法。
  6. 前記人肌色と空色に関する画素抽出ステップにおいて、RGB色空間で表現された撮影画像データを以下の式に基づいて、
    Figure 2005141477
    YCC空間に変換し、
    前記人肌色の判別条件は、
    Figure 2005141477
    であり、
    前記空色判別条件は、
    Figure 2005141477
    であることを特徴とする請求項1に記載の画像鮮鋭化処理方法。
  7. デジタル化によって取得された撮影画像データを鮮鋭化強度調整可能な鮮鋭化フィルタを用いて鮮鋭化処理するため、
    前設定された特定色を示す特定色画素を前記撮影画像データから抽出する機能と、
    前記特定色画素に対して鮮鋭化強度調整パラメータを割り与える機能と、
    前記鮮鋭化強度調整パラメータによって前記鮮鋭化フィルタの鮮鋭化強度を調整しながら画素単位で前記撮影画像データを鮮鋭化処理する機能と、
    をコンピュータに実現させる画像鮮鋭化処理プログラム。
  8. デジタル化によって取得された撮影画像データを鮮鋭化強度調整可能な鮮鋭化フィルタを用いて鮮鋭化処理する画像処理装置において、
    前設定された特定色を示す特定色画素を前記撮影画像データから抽出するとともに前記特定色画素に対して鮮鋭化強度調整パラメータを割り与えるパラメータ決定部と、
    前記鮮鋭化強度調整パラメータによって前記鮮鋭化フィルタの鮮鋭化強度を調整しながら画素単位で前記撮影画像データを鮮鋭化処理する鮮鋭化処理部と、
    からなることを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記鮮鋭化処理部は、前記撮影画像データに対してラプラシアン演算を施すラプラシアンフィルタと、前記ラプラシアンフィルタの出力値を前記鮮鋭化強度調整パラメータに応じて補正する鮮鋭化強度調整部と、前記撮影画像データの画素値から前記補正された出力値を減算する減算部とを備えていることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
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