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JP2005136817A - 移動体用通信システム、通信端末、管理サーバ - Google Patents

移動体用通信システム、通信端末、管理サーバ Download PDF

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JP2005136817A JP2003372372A JP2003372372A JP2005136817A JP 2005136817 A JP2005136817 A JP 2005136817A JP 2003372372 A JP2003372372 A JP 2003372372A JP 2003372372 A JP2003372372 A JP 2003372372A JP 2005136817 A JP2005136817 A JP 2005136817A
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健二 山本
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Abstract

【課題】任意の場所から情報を取得することが可能な移動体用通信システムを提供する。
【解決手段】通信端末1は現在位置に応じた動的アドレスを常時把握している。B車の搭乗者が動的アドレス[A]の部分の渋滞情報などを知りたいと考えて画面上でその部分をタッチすると、動的アドレス[A]とB車の通信端末1の固定アドレス(電話番号等)とを含む情報要求データがセル管理局50へ送信される。セル管理局50は、情報要求データ中の動的アドレスに対応する領域を管理する基地局を介して、当該基地局が管理するセル内に存在し且つ通信端末1から受け取った情報要求データ中の動的アドレスを有する通信端末1との間で無線通信を行い、その通信端末1に対して情報要求データを送信する。A車に搭載された通信端末1では、その情報要求データ中の固定アドレスを用いてB車の通信端末1に対して所定の情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

移動体間で情報を通信するための移動体用通信システム及び当該システムに用いられる通信端末、管理サーバに関する。
従来より、車両の搭乗者が交通情報を得る方法として、AM/FMラジオ放送により提供される情報を聴いたり、VICSの路上機から得られる交通情報を車載ナビゲーション装置が表示する道路地図上に描画したものを視たり、あるいは自動車電話や携帯電話を介して情報管理センタから送信されるデータを取得したりしていた。これらの方法によって提供される情報は、路上に設置された各種センサ等を用いて収集されたものが中心であり、通常、主要道路に限られていた。つまり、これらは情報管理センタ等の情報提供側の考えに基づく範囲内の収集した情報を提供するものであるため、任意の場所における各種情報を取得したいという場合には対応できない。なお、例えば特許文献1には、車両の走行に関係する様々な車両情報(例えば、渋滞,事故,排気ガス濃度等)を取得するセンサを備えた車(プローブカー)を用い、このプローブカーを適宜走行させることにより、主要道路以外の任意の道路に関する車両情報を収集する方法が知られている。しかし、任意の場所における情報を取得するためには膨大な数のプローブカーを走行させておく必要があり、現実的ではない。したがって、やはり任意の場所における情報取得には対応できない。
これに対して、例えば、2つの移動体の通信端末間を無線電話回線等で一対一に接続することによって通信を行うシステムがある。また、無線通信等により一つの通信路を複数の移動体の通信端末間で共有し、情報の通信を行うシステムもある。このシステムでは通信路を共有するため複数の移動体間が同時に情報を受信することができる。さらに、移動体間で直接通信をするのではなく、移動体外に基地局等を設けて各移動体の通信端末がその基地局の要求に応じて情報をやりとりするシステムもある。例えば、特許文献2に開示された移動体通信ナビゲーション装置は、基地局が主導権を持つ車々間通信技術を用いたものである。例えば、基地局が車Aの通信端末に情報を要求すると、それに応答して車Aの通信端末が基地局に情報を送信する。そして基地局は受信した情報を車Bの通信端末に送信し、その情報を車Bの通信端末が受信することで、車々間通信を実現している。なお、このような通信は車々間に限らずその他の移動体間でも行うことができる。この場合、基地局が主導権を持って各通信端末への情報の要求や送信を行うことで移動体間通信を実現している。
特開平11−25130号公報 特開平8−292248号公報
しかしながら、上述したいずれの移動体用通信システムにおいても、任意の場所におけるリアルタイムな情報を取得したいと、いう要望に十分には対応できない。例えば、車で移動中に、移動先の路面や天候状況を知りたい、渋滞の先頭付近の車両の乗員に現在の状況を聞きたい、人だかりを見かけた場合にその原因(理由)を知りたい、といった要望が生じた場合、従来のシステムでは対応できない。
まず、予めセンタが用意した情報を入手するシステムの場合には、情報収集と提供の間にタイムラグが生じ、リアルタイムな状況が得にくい。また、任意地点の詳細な情報までセンタで全て準備しておくことは現実的に不可能であり、代表的な場所の情報のみ準備しておく運用となるからである。
また、従来の車々間通信の場合には、相手の通信端末を特定するための情報を互いに知っていることが前提であり、例えば複数台でツーリングするような場合には有効である。しかしながら、上述した「移動先の路面や天候状況を知りたい」、「渋滞の先頭付近の車両の乗員に現在の状況を聞きたい」、「人だかりを見かけた場合にその原因(理由)を知りたい」といった場合には、不特定の通信端末の内からその時点で条件に合う装置からの情報を得る必要があり、そのようなシステムは考えられていない。
以上のようにいずれのシステムにおいても任意の場所におけるリアルタイムな情報を取得したいと、という要望に応えることが困難であるという問題があった。
そこで本発明は、任意の場所におけるリアルタイムな情報を取得することが可能な移動体用通信システム等を提供することを目的とする。
上述した問題点を解決するためになされた本発明の移動体用通信システムは、複数の通信端末と、複数の無線基地局と、管理サーバとを備えている。そして、通信端末は、移動体に搭載または携帯されている。例えば、移動体が車両などの物体であれば通信端末は移動体に搭載されることになり、移動体が人であれば通信端末は携帯されることになる。後者としては例えば携帯電話が考えられる。
管理サーバ及び通信端末は、移動体共有アドレスデータを記憶する記憶手段を備えている。この移動体共有アドレスデータとは、地図上の所定の領域それぞれに、当該領域を特定可能なように設定されたアドレスである動的アドレスを対応させて構成されたデータである。この動的アドレスは、例えば地図データの対象地域全てに対して、例えば升目状(矩形形状)などに分割した各領域に対応してユニークなアドレスを設定することが考えられる。この場合、例えばマップコード(登録商標)を援用することも可能である。また、当然ながら専用の体系のアドレスを設定してもよい。特に移動体として道路上を走行する車両又は歩道を歩く人を想定した場合には、道路及びその周辺のみを対象となる領域として考え、その領域にのみ動的アドレスを対応させることも考えられる。このようにすれば、動的アドレスの設定数が相対的に少なくなり、記憶容量及び処理負荷の低減の観点からは好ましい。
そして、通信端末の制御手段は、指示受付手段を介して、動的アドレスの設定されている地図上の所定領域の内の任意領域の指定指示を受け付けた場合、その指示された領域に対応する動的アドレスと通信端末固定の通信用アドレスとを含む情報要求データを、無線基地局を介して管理サーバへ送信する情報要求制御を実行する。また通信端末は、現在位置特定手段によって特定された現在位置に対応する動的アドレスを、無線基地局との通信用のアドレスとして用いる。
一方、管理サーバは、通信端末から受け取った情報要求データ中の動的アドレスに対応する領域を管理する無線基地局を制御して、当該無線基地局が管理する通信セル内に存在し且つ通信端末から受け取った情報要求データ中の動的アドレスを有する通信端末との間で無線通信を行い、その通信端末に対して情報要求データを送信する。管理サーバから情報要求データを受信した通信端末の制御手段は、当該情報要求データ中の通信用アドレスに基づいて、当該通信用アドレスに対応する通信端末との間で所定の情報通信を行う情報通信制御を実行する。
したがって、本発明の移動体用通信システムによれば、情報を取得したい場所に存在する通信端末の通信用アドレスを情報要求側が知らなくても、上述の領域指定をすれば、その領域に対応する動的アドレスを巧みに用いることによって、その領域内の通信端末と情報要求側の通信端末との間で情報通信が実現できる。そのため、車で移動中に、移動先の路面や天候状況を知りたい、渋滞の先頭付近の車両の乗員に現在の状況を聞きたい、人だかりを見かけた場合にその原因(理由)を知りたい、といった要望が生じた場合、リアルタイムな情報を取得することが可能となる。
要求する情報には複数の種別が存在することが考えられる。例えば、上述したように、移動先の路面や天候状況を知りたい、渋滞の先頭付近の車両の乗員に現在の状況を聞きたい、人だかりを見かけた場合にその原因(理由)を知りたい、といった要望に応じて、要求する情報は異なる。この場合、その要求する情報に対応できる通信端末のみが通信対象となればよいので、何らかの絞り込みをするとよい。例えば、管理サーバ側で制御するのであれば、要求する情報の種別を特定するデータを情報要求データに含めておき、管理サーバが、種別特定データによって特定される種別の情報に対応する通信端末に対してのみ情報要求データを送信すればよい。また、通信端末側で制御するのであれば、要求する情報の種別を特定するデータを情報要求データに含めておき、管理サーバから情報要求データを受信した通信端末の制御手段は、自端末が当該情報要求データ中の種別特定データによって特定される種別の情報に対応する通信端末であるか否か判断し、対応する場合にのみ情報通信制御を実行すればよい。
また、動的アドレスを設定する領域の大きさによっては、同じ動的アドレスに対応する領域内に、情報通信対象となり得る複数の通信端末が同時に存在する可能性がある。その場合、情報の混在を防止する観点から1つの通信端末に絞り込んで最終的な情報通信対象とすることも好ましい。その場合、例えば、次のような対処が考えられる。つまり、管理サーバから情報要求データを受信した通信端末の制御手段は、当該端末自身、又は当該端末に対応する移動体の状況に基づいて設定された送信許可開始時刻以降に送信の優先権を獲得したことを示すデータを管理サーバへ送信する優先権獲得制御を実行した後、情報通信制御を実行する。一方、送信優先権を獲得したことを示すデータを受信した管理サーバは、送信優先権を獲得した通信端末と同じ動的アドレスを有する他の通信端末に対して、別の通信端末が送信優先権を獲得したことを示すデータを送信する。そして、別の通信端末が送信優先権を獲得したことを示すデータを受信した通信端末は、管理サーバから受信した情報要求データに対応する優先権獲得制御及び情報通信制御を実行しないようにするのである。
このような最終的な情報通信対象の絞り込みに用いる優先権獲得データとしては、例えば時刻情報を利用することが考えられる。つまり、情報要求データを送信する通信端末の制御手段は、情報要求データに送信時刻情報を含めて送信する。そして、管理サーバから情報要求データを受信した通信端末の制御手段は、情報要求データ中に含まれる送信時刻情報を「優先権を獲得したことを示すデータ」として管理サーバへ送信する。管理サーバはその通信端末と同じ動的アドレスへ送信時刻情報を送信する。このようにすれば、同じ送信時刻情報を2回受け取った通信端末においては、別の通信端末が優先権を獲得したことを判別できる。
なお、このような対応が可能であるためには、複数の通信端末において、上述した送信許可開始時刻がなるべく異なるように設定される必要がある。そこで、例えば送信許可開始時刻としては、移動体の移動速度に基づいて設定することが考えられる。また、通信端末の現在位置特定手段によって特定された現在位置に対応する動的アドレスが同一の状態の継続時間に基づいて設定することも考えられる。
ところで、情報要求側が指定した領域に、対象となる通信端末が全く存在しない場合もあり得る。そのような場合に、情報通信をあきらめることも考えられるが、指定領域の近くの領域に存在する通信端末と情報通信しても、同様の情報が得られる場合もあり得る。そこで、情報要求側の通信端末の制御手段が、次のような対処を行うとよい。
つまり、指示受付手段を介して受け付けた指示領域に対応する動的アドレスと通信用アドレスとを含む情報要求データを管理サーバへ送信する情報要求制御を実行したにもかかわらず、所定時間内に要求相手からの通信がない場合には、領域的に隣接する動的アドレスに順次変更した情報要求データを用いた情報要求制御を所定回数実行するのである。例えば升目状の領域毎に動的アドレスが設定されているのであれば、1つの升目の周囲には8つの升目が存在するため、前後左右の4領域、あるいはさらに斜めの4領域に対応する動的アドレスに順次変更することが考えられる。また、道路及びその周辺のみの領域に対して動的アドレスが設定されている場合には、道路の延長方向の前後所定数の領域に対応する動的アドレスに順次変更することが考えられる。
ここで、常にそのような動的アドレスの順次変更を行うのではなく、例えば指示された領域の僻地性又は時間帯に基づく通信端末の存在度合いが所定レベル以下であると判断される場合に限り行ってもよい。これは、周辺領域でも元々の指定領域同様の情報が得られるとはいっても、指定領域からの情報よりは信頼性が低いと考えられるので、指定領域にこだわっていては最低限の情報も得にくいと考えられる状況に限って、指定領域以外の情報でも甘受しようという思想である。つまり、例えば車載の通信端末を想定した場合、僻地の場合や深夜などには交通量が少ないため、指定領域にこだわっていてもなかなか該当する通信端末を見つけることができないことが想定される。したがって、その場合には、周辺の領域であってもよいので、情報通信が可能な通信端末を積極的に見つけにいく。一方、交通量が多い場合には、たまたまあるタイミングでは指定領域に該当する通信端末が存在しなかったとしても、少し時間をおけば該当する通信端末が存在する可能性が高い。したがって、その指定領域にこだわった情報通信の方が情報の信頼性の面でも好ましいのである。
これまでの説明は移動体用の通信端末同士の情報通信を前提としたが、その前提を保持しながら、さらに、固定の通信端末との間でも情報通信ができれば、より好ましい。その場合、固定の通信端末は、自端末の存在位置に対応する動的アドレスを記憶している。そして、管理サーバは、固定の通信端末と通信網を介して接続されており、移動体用の通信端末と固定の通信端末との間の通信に関する制御も実行可能に構成されている。そして、その管理サーバは、通信端末から受け取った情報要求データ中の動的アドレスに対応する領域を管理する無線基地局を制御して、当該無線基地局が管理する通信セル内に存在し且つ通信端末から受け取った情報要求データ中の動的アドレスを有する通信端末との間で無線通信を行い、その通信端末に対して前記情報要求データを送信すると共に、当該動的アドレスを記憶している前記固定の通信端末に対して情報要求データを送信し、一方、管理サーバから情報要求データを受信した固定の通信端末は、当該情報要求データ中の通信用アドレスに基づいて、当該通信用アドレスに対応する通信端末との間で所定の情報通信を行う情報通信制御を実行するよう構成するのである。
このようにすれば、例えば道路を走行中たまたま見かけた店舗の情報を知りたい、あるいは飲食店であれば予約をしたい、といった要望が発生したときに、当該店舗に固定の通信端末との間で情報通信することも可能となり、用途がさらに広がる。
なお、請求項12に示すように、請求項1〜11の何れかに記載の移動体用通信システムに用いられる通信端末であって、当該各請求項において通信端末に関して記載された構成を備える通信端末として実現することもできる。また、請求項13に示すように、請求項1〜11の何れかに記載の移動体用通信システムに用いられる管理サーバであって、当該各請求項において管理サーバに関して記載された構成を備える管理サーバとして実現することもできる。このような通信端末や管理サーバであれば、上述した移動体用通信システムに用いられることによって、上述の効果を発揮する上で有意な役割を果たすこととなる。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[移動体用通信システムの説明]
図1は実施例の移動体用通信システムの概略構成を示すブロック図である。本システムは、複数の通信端末1と、複数の無線基地局(以下、単に基地局)40と、複数の移動通信制御局45と、セル管理局50とを備えている。そして、通信端末1は、移動体としての車両に搭載されたり、同じく移動体としての人間に携帯されている。車両に搭載される場合の通信端末1はナビゲーション装置として構成されることが考えられ、人間に携帯される場合には携帯電話として構成されることが考えられる。
通信端末1は基地局40が管理する通信セル内において当該基地局40と無線通信が可能である。複数の基地局40を1台の移動通信制御局45が管理しており、複数の移動通信制御局45を1台のセル管理局50が管理している。なお、セル管理局50は必ず1台だけとは限らず、複数台存在してもよい。その場合は、図1に示すような1台のセル管理局50に、移動通信制御局45、基地局40というツリー構造でぶらさがるネットワーク構造が複数組存在し、セル管理局50同士が相互に通信可能に接続されていればよい。
なお、本実施例では、図1に示すように、移動通信制御局45に固定回線交換機60が接続されており、固定電話回線網を介して例えば店舗に設置された端末(以下、店舗端末とも称す。)70との間でも通信が可能に構成されている。この場合は移動体に搭載または携帯される通信端末1と異なり、その位置が大きく変わることはなく、後述する動的アドレスを用いて言えば、常に同じ動的アドレス内に存在することとなる。
[通信端末の説明]
車両に搭載されている通信端末1は、図2に示すように、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、ユーザーからの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能なリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す。)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、外部情報入出力装置24と、地図データや各種の情報を記録した外部記録媒体から地図データ等を入力する地図データ入力器25と、地図表示画面やTV画面等の各種表示を行うための表示装置26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力装置27と、各種のデータを記憶するためのハードディスク28と、携帯電話接続装置30と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコン23a,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,ハードディスク28からの入力に応じて各種処理を実行し、位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部情報入出力装置24,地図データ入力器25,表示装置26,音声出力装置27,ハードディスク28,携帯電話接続装置30を制御する制御回路29とを備えている。
位置検出器21は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの送信電波をGPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位,速度等を検出するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ21bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ21cと、地磁気から進行方位を検出するための地磁気センサ21dとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21dは、各々が性質の異なる誤差を有しているため、互いに補完しながら使用するように構成されている。なお、精度によっては、上述したうちの一部のセンサで構成してもよく、またステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
操作スイッチ群22としては、表示装置26と一体に構成され、表示画面上に設置されるタッチパネル及び表示装置26の周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ等が用いられる。なおタッチパネルと表示装置26とは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式,あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、いずれを用いてもよい。
外部情報入出力装置24は、各種の情報収集機器等からの情報を入力するためのものであり、例えば図示しないラジオアンテナを介して受信したFM放送信号や、道路近傍に配置されたVICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報システム)サービス用の固定局から受信した電波ビーコン信号及び光ビーコン信号などを入力する。また、例えば降雨の有無を検出するセンサや路面の状況を検出するセンサなど、種々の車載機器からの情報も入力可能となっている。
地図データ入力器25は、ネットワークデータとしての道路データ、位置特定の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ等の地図データ、施設を示すマークデータ、案内用の画像や音声データ等を含む各種のデータを入力するための装置である。これらのデータの記録媒体としては、CD−ROM、DVD、ハードディスク、メモリ、メモリカード等を用いることができる。
表示装置26は、カラー表示装置であり、液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRTなどがあるが、そのいずれを用いてもよい。表示装置26の表示画面には、位置検出器21にて検出した車両の現在位置と地図データ入力器25より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、施設のガイド等も表示できる。そして、音声出力装置27は、地図データ入力器25より入力した施設のガイドや各種案内の音声や、外部情報入出力装置24を介して取得した情報の読み上げ音声を出力することができる。
ハードディスク28には、移動体共有アドレスデータ28aが格納されている。この移動体共有アドレスデータについては後で詳しく説明する。
携帯電話接続装置30には携帯電話31が接続できるようになっており、この携帯電話31が基地局40と無線通信する。なお、この場合は、携帯電話31内に記憶されている電話番号が通信端末固定の通信用アドレスに相当する。また、携帯電話接続装置30及び携帯電話31の代わりに自動車電話を制御回路29に接続するようにしてもよい。
制御回路29は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、位置検出器21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図や、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作によって指示された範囲の地図等を表示装置26に表示する地図表示処理や、地図データ入力器25に格納された地点データに基づき、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従って目的地となる施設を選択し、現在位置から目的地までの最適な経路を自動的に求める経路計算を行って経路案内を行う経路案内処理を行う。このように自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。
また、制御回路29は、携帯電話接続装置30、携帯電話31を介して基地局40と無線通信し、これによって、基地局40、移動通信制御局45及びセル管理局50を介して、他の通信端末1との間での通信が可能となる。
[セル管理局50の説明]
セル管理局50は、図2に示すように、セル管理局50全体の制御を司る制御回路51と、ホームメモリ52と、移動通信制御局45等との通信のための通信インタフェース(I/F)53を中心に構成されている。ホームメモリ52には、移動体共有アドレスデータ52aが格納されている。この移動体共有アドレスデータ52aは、通信端末1のハードディスク28に格納されている移動体共有アドレスデータ28aと同じである。
なお、上述の構成と特許請求の範囲に記載の用語との対応関係を簡単に説明しておく。通信端末1が「通信端末」に相当し、基地局40が「無線基地局」に相当し、セル管理局50が「管理サーバ」に相当する。また、セル管理局50のホームメモリ52が「サーバ用データ記憶手段」に相当し、通信端末1の位置検出器21が「現在位置特定手段」に相当し、通信端末1のハードディスク28が「端末用データ記憶手段」に相当する。また、操作スイッチ群22等が「指示受付手段」に相当し、制御回路29が「制御手段」に相当する。
[移動体共有アドレスデータの説明]
次に、移動体共有アドレスデータ28a,52aに関して説明する。なお、以下の説明では、特に通信端末1側が所有するものなのかセル管理局50が所有するものなのかを区別する必要がない場合は、「28a,52a」を付けず、単に「移動体共有アドレスデータ」称すこととする。
この移動体共有アドレスデータは、地図上の所定の領域それぞれに、当該領域を特定可能なように設定されたアドレスであり、日本全国を升目状(矩形形状)に分割した各領域に対応してユニークなアドレスを設定している。但し、日本全国を隙間無く埋めるような領域設定ではなく、例えば道路及びその周辺のみを対象となる領域として考え、その領域にのみ動的アドレスを対応させてある。これは、移動体として道路上を走行する車両又は歩道を歩く人を想定したためであり、このようにすれば、動的アドレスの設定数が相対的に少なくなり、記憶容量及び処理負荷の低減の観点からは好ましい。
なお、各領域については、矩形形状であれば例えば4隅の緯度経度にて特定しても良いが、左下隅の緯度経度(X,Y)と右上隅の緯度経度(X+ΔX,Y+ΔY)によっても規定できる。また、ΔX及びΔYが固定値であるならば、例えば左下隅の緯度経度(X,Y)のみであっても領域を特定する情報として採用できる。なお、例えばマップコード(登録商標)はこのような条件を満たしており、それを援用することも可能である。したがって、図4にも例示するように、動的アドレスとそれに対応する領域特定情報(例えば緯度経度)からなる移動体共有アドレスデータが、車載器の場合にはハードディスク28、携帯電話の場合にはROM、セル管理局50であればホームメモリ52に格納されることとなる。
[移動体用通信システムの動作説明]
まず、システム全体の動作の概要を説明する。
本実施例の移動体用通信システムでは、移動体共有アドレスデータを用いることによって、次のようなことを実現しようとしている。つまり、情報を取得したい場所に存在する通信端末1固定の通信用アドレス(固定アドレス=本実施例では固定電話番号)を情報要求側が知らなくても、その場所に存在する通信端末1との間で情報通信を実現する。
そのために通信端末1は、位置検出器21によって現在位置を検出し、その現在位置が属する動的アドレスを移動体共有アドレスデータに基づいて常時把握している。ここで、図3に示すような道路上にA車及びB車が存在する状況を想定する。B車に搭載された通信端末1における表示装置26には、ナビ画面として地図が表示され、自車位置マークが表示されている。ここでは、動的アドレス単位で区別すると図3に示すように[A]〜[J]の動的アドレスが存在することとなる。ここで、B車の搭乗者が動的アドレス[A]の部分における情報(例えば渋滞情報や路面情報その他)を知りたいと思った場合には、画面上でその部分をタッチする。すると、B車の通信端末1は、そのタッチされた部分に対応する動的アドレスが[A]であることを判断し、その情報を知りたい対象領域の動的アドレス[A]とB車の通信端末1の固定アドレス(固定電話番号)とを含む情報要求データを、基地局40を介してセル管理局50へ送信する。
セル管理局50は、通信端末1から受け取った情報要求データ中の動的アドレスに対応する領域を管理する基地局40を(移動通信制御局45を介して)制御し、その基地局40が管理する通信セル内に存在し且つ通信端末1から受け取った情報要求データ中の動的アドレスを有する通信端末1との間で無線通信を行い、その通信端末1に対して情報要求データを送信する。この情報要求データを受信した通信端末1、つまりここではA車に搭載された通信端末1では、その情報要求データ中の通信用アドレスに基づいて、その通信用アドレスに対応するB車の通信端末1に対して所定の情報(例えば渋滞情報や路面情報など)を送信する。なお、ある基地局40が管理する通信セル内に存在する通信端末1であっても、動的アドレスを規定するための領域と基地局40が管理する通信セルの領域とが一致しない場合には、動的アドレスが一致するものとしか通信は行わない。なお、指定した動的アドレス内には複数の通信端末1が存在する可能性があるが、その中からいずれの通信端末1と通信を行うかは、要求する情報の種別に応じて選択する。また同じ種類の情報に関して複数の通信端末1が候補となる場合には、通信端末1が搭載されている車両の速度によって選択したりする。この点の詳細については後述する。なお、本実施例では、店舗端末70においても、この移動体共有アドレスデータが格納されており、車載あるいは人に携帯される通信端末1からの通信対象としている。
このように、車載の通信端末1、人間に携帯された通信端末1、店舗端末(例えば固定電話)70、セル管理局50が共通の位置アドレスとしての動的アドレスを持つため、上述したように、情報を取得したい場所に存在する端末固定の通信用アドレス(電話番号)を情報要求側が知らなくても、その場所に存在する端末との間で情報通信を実現できるのである。
ここで、動的アドレス内に複数の端末が存在する場合の選択方法について説明する。
まず、要求種別に基づいて選択する。本実施例では、情報要求側において種別を選択して要求できるようになっている。具体的には、情報要求をしたいと考えている領域の地図を表示させた状態で操作スイッチ群22(図2参照)を介して情報要求モードに切り替えると、表示装置26のナビ画面(図5参照)上には、繋ぐ対象物を指定するためのポップアップウインドウが表示される。それと共に、地図上には、指定可能な領域が表示される。ここでは、矩形の枠が道路に沿って表示され、図示しないが、各矩形枠内にブロック番号も表示されている。なお、この矩形枠は必ず表示しなければならないというわけではないが、表示されているとその枠の単位で指定可能なことをユーザが判断でき、操作時に考慮することができる。
ここで、ユーザが表示された地図上において情報要求対象位置をタッチすると、その該当する領域のブロック番号と動的アドレスがポップアップウインドウに表示される。次に、ポップアップウインドウには繋ぐ対象物として、大きく4つ、つまり車、施設、店舗、人に分かれており、車については会話というさらなる選択枝がある。したがって、これらから対象を選択する。なお、情報要求対象位置は、繋ぐ対象物を選択した後に指定するようにしても特段問題はない。
これら必要事項を指定・選択したら自動的に情報を送信するようになっていてもよいし、あるいは、その内容で送信することを確認するポップアップウインドウを表示させ、ユーザからOKである旨を示す操作を受け付けてから送信するようにしてもよい。
情報要求側の通信端末1では、図5中の送信シーケンス(1)として示すようなデータフォーマットにて情報要求データを送信する。つまり、指定された動的アドレス、指定された情報種別、そして送信側の固定アドレス(固定電話番号)と送信側送信時刻情報が含まれている。なお、実際には、動的アドレスと種別については制御回路29が設定し、送信側の固定アドレスと送信側送信時刻情報については携帯電話が設定する。
このように種別情報が含まれているため、通信端末1は自分がその種別に該当するか否か判断し、該当するもの端末だけが応答する。
次に、指定された動的アドレス内に指定された要求種別に対応する端末が複数存在する場合に、その内のどれを選択するかについて説明する。
本実施例では、指定された動的アドレス内に指定された要求種別に対応する端末は、基地局40を介してセル管理局50へ、図5中の送信シーケンス(2)として示すようなデータフォーマットのデータ送信を行う。つまり、自端末の動的アドレスと送信シーケンス(1)によって受信した送信側送信時刻情報が含まれている。これは優先権獲得のためのデータ送信であり、このデータ送信は、通信端末1毎に、自己の移動状態に応じたタイミングで送信する。例えば種別が自動車の場合には、車速が速いほど送信タイミングが早くなるように、情報要求データを受信してから図5中の送信シーケンス(2)のようなデータ送信を行うまでの時間を車速に応じて規定する。具体例としては、例えば図5に示すように、車速が80km/hであれば1秒、車速が60km/hであれば2秒、車速が40km/hであれば3秒、車速が20km/hであれば4秒とする。また、種別が人の場合には、該当する動的アドレス内に存在している継続時間が長いほど送信順が早くなるようにする。例えば、存在継続時間40秒、30秒、20秒、10秒に対して、順番に1番、2番、3番、4番とする。この場合、送信タイミングは、例えば1秒毎遅れるタイミングを設定する、といったことが考えられる。なお、これら送信間隔の1秒はあくまで一例である。また、車速や存在継続時間以外の条件で決定しても良いし、ランダムに送信順を決定しても良い。
そして、セル管理局50は、最初に通信端末1からデータ送信があった場合には、同じ動的アドレスを持つ通信端末へそのデータを再送信する。これによって、他の通信端末1は送信側送信時刻情報を2度受信することとなり、2度受信した場合には送信権がなくなるようになっている。このようにして、指定された動的アドレス内に指定された要求種別に対応する端末が複数存在しても、いずれかが選択されることとなる。そして、この選択された通信端末1は、図5の送信シーケンス(3)に示すように、(1)で受信した情報要求データ中に含まれていた送信側固定アドレスを用いて、情報要求側の通信端末1と通信を行う。
以上のような動作を実行する場合の通信端末1にて実行される処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。
処理が開始すると、まず種別入力を行う(S10)。これは、自端末の種別を入力するものであり、図5を参照して説明した車、施設、店舗、人といった種別を入力する。なお、毎回ユーザからの操作が必要なわけではなく、種別変更がないのであれば、一度設定された種別情報が毎回自動的に読み込まれることとなる。
次に、位置検出器21(図2参照)からの情報に基づき、自車の現在位置を緯度経度で確認する(S20)。そして、ハードディスク28内の移動体共有アドレスデータ28aを参照して、現在位置に対応する自車の動的アドレスを確認する(S30)。そして、固定電話番号をその動的アドレスに変更/更新し(S40)、呼び出されるのを待つ(S50)。この実質的意味は、通信端末1が基地局40を介してセル管理局50を通信する場合、通常ならば固定電話番号を用いて行うが、ここでは、動的アドレスを用いて通信対象を決定するということである。したがって、同じ動的アドレスに対応する領域内に複数の通信端末1が存在した場合には、複数の通信端末1が呼び出されることとなる。
このS50にて呼び出し信号を受信しない場合には、S110へ移行する。S110〜S230までが送信のための処理を示すフローである。一方、S50にて呼び出し信号を受信した場合には、S310へ移行する。S310〜S380までが受信のための処理を示すフローである。
まず送信のための処理について説明する。
S110では、操作スイッチ群22を介したユーザからの操作入力、詳しくは、図5を参照して説明したように繋ぐ対象物と動的アドレスの入力があるか否か判断し、無い場合には、S20へ戻る。一方、操作入力がある場合には、情報要求側のデータフォーマットを設定し(S120)、送信する(S130)。なお、情報要求側のデータフォーマットとは、図5の送信シーケンス(1)にて説明したように、指定された動的アドレス、指定された情報種別、そして送信側の固定アドレス(固定電話番号)と送信側送信時刻情報が含まれている。
そして、要求相手からの通信を待つ(S140)。受信したら、受信データ中の送信時刻情報を見て、既に同じ送信時刻情報を持つ通信端末からのデータ通信があったか否かを判断する(S150)。2回目でなければ、そのデータ受信をした相手との通信を開始する(S160)。一方、2回目であればその受信データは排除する(S170)。これによって、通信の優先権を持たない2台目以降の通信端末1との間でのデータ通信を排除できる。
一方、データ受信しないまま所定時間が経過した場合には、指定した動的アドレスに対応する領域がいわゆる僻地である、あるいは現在時刻が深夜であることの少なくとも何れか一方が成立しているか否かを判断する(S180)。僻地か否かは、例えば予め地図データ等に僻地であることを示す情報を入れておき、その情報に基づいて判断することが考えられる。
そして、僻地でもなく、深夜でもない場合には(S180:NO)、未通知通報を行う(S190)。この未通知通報とは、通信相手が存在しないことを表示装置26に表示したり、あるいは音声出力装置27から音声出力したりして行う。一方、僻地であるか、深夜であるか、少なくとも何れか一方が成立している場合には(S180:YES)情報要求側のデータフォーマット中の動的アドレスを一つずらし(S200)、再度送信する(S210)。そして、要求相手からの通信を待つ(S220)。動的アドレスをずらして再送信することを所定回数繰り返し実行しても、要求相手からの通信がなければ、S190へ移行するが、通信があれば、その相手と通信を開始する(S230)。なお、このように動的アドレスをずらして再試行するのは、次の点に着目したからである。つまり、情報要求側が指定した領域に、対象となる通信端末1が全く存在しない場合もあり得る。そのような場合に情報通信をあきらめることも考えられるが、指定領域の近くの領域に存在する通信端末1と情報通信しても、同様の情報が得られる場合もあり得るからである。そして、常にそのような動的アドレスの変更を行うのではなく、僻地性又は時間帯に基づく通信端末1の存在度合いが所定レベル以下であると判断される場合に限り行うようにした。これは、動的アドレスをずらすことによって、指摘領域の周辺の領域でも元々の指定領域と同様の情報が得られるとはいっても、指定領域からの情報よりは信頼性が低いと考えられる。そこで、指定領域にこだわっていては最低限の情報も得にくいと考えられる状況に限って指定領域以外の情報でも甘受しようという思想である。僻地の場合には、時間帯を問わず適用する。一方、僻地でなくても、深夜には交通量が少ないため、やはり指定領域にこだわっていてもなかなか該当する通信端末1を見つけることができないことが想定される。したがって、上記のように僻地であるか深夜帯であるかの何れかの条件を満たす場合に限って、動的アドレスをずらした再試行をするようにした。
ここで動的アドレスのずらし方は、図5に例示するように道路に沿って動的アドレスに対応する領域が設定されている場合には、その道路に沿って前後に位置する領域に対応する動的アドレスへずらせばよい。
続いて、受信のための処理について説明する。
S310では、受信データ中から取り出した情報要求種別が、S10で入力した自端末の種別に該当するか否かを判断する。そして、該当しない場合にはS110へ移行するが、該当する場合には、送信許可時間となったか否かを判断する(S320)。これは、図5を参照して説明したように、車載の通信端末1であれば車速に応じて決まる所定時間を、情報要求データ受信時刻に加算した時間(時刻)になったか否かを判断するということである。そして、送信許可時間になったら、優先権獲得フォーマット(図5の送信シーケンス(2)参照)を設定し(S350)、送信する(S360)。そして、動的アドレスを固定電話番号に変更し(S370)、情報要求相手の通信端末1と通信を開始する(S380)。
一方、送信許可時間が来ていない場合には、S330へ移行し、送信側の送信時刻を2回受信したか否かを判断する。これは、図5にて説明したように同じ動的アドレスに対応する領域内に存在する通信端末1であっても送信タイミングが異なるため、最初に送信許可時間が来て(S320:YES)、優先権獲得データを送信(S350,S360)した通信端末1があった場合、セル管理局50は、その優先権獲得データを、同じ動的アドレスを持つ通信端末1へ送信する。したがって、その優先権獲得データを受信した他の通信端末1では、送信側の送信時刻を2回受信することとなるため(S330:YES)、その場合には、送信権取り消し処理を行ってから(S340)、S20へ戻る。なお、送信側の送信時刻を2回受信していないうちは(S330:NO)、S310へ移行する。
このように、本実施例の移動体用通信システムによれば、情報を取得したい場所に存在する通信端末1固定の電話番号を情報要求側が知らなくても、その場所に存在する通信端末1との間で情報通信を実現することができる。それによって、例えば車で移動中に、移動先の路面や天候状況を知りたい、渋滞の先頭付近の車両の乗員に現在の状況を聞きたい、人だかりを見かけた場合にその原因(理由)を知りたい、といった要望が生じた場合、リアルタイムな情報を取得できる。
例えば、図7(b)に示すように名古屋市内を走行しているB車の搭乗者が、図7(b)に示すように出張先の北海道の道路状況を知りたいと考えた場合には、図7(c)に示すように出張先の北海道の地図を表示し、目的地付近を指定した情報要求を行う。すると、B車の通信端末1からの情報要求に応じてセル管理局50が、(基地局40を介して)該当する動的エリア内の通信端末1とアクセスする。これによって、例えばA車の通信端末1が収集した道路状況がB車の通信端末1へ送信される。
また、渋滞の先頭車と会話することもできる。この場合は、図5に示した繋ぐ対象物として会話を選択する。これは車の搭乗者と会話することを希望する場合であり、例えば図8(a)に示すように、VICS情報にて渋滞情報が得られている場合、自車の通信端末1の表示装置26には渋滞ラインが表示されている。その場合、その渋滞の先頭部分をタッチして場所を指定すると、その領域に存在する他車の通信端末に接続されている自動車電話あるいは携帯電話とつながり、搭乗者と会話し、渋滞状況などを教えてもらうことができる。
また、歩行者と会話することもできる。図5に示した繋ぐ対象物として人を選択し、図8(b)に示す目的地A付近の動的アドレスを指定する。すると、その辺りを通りがかる人との間で会話することが可能となり、実際にその人から詳細な情報を得ることができる。例えば映画館の開場時間や店の名称、混雑具合などを教えてもらうことができる。このように、相手を知らなくても通信端末1同士で情報交換ができるため、欲しい情報をリアルタイムに得ることができる点で非常に有効である。
ここで、繋ぐ種別が人の場合に通信端末1にて実行する処理内容について図9のフローチャートを参照して説明する。図6のフローチャートと異なっている部分のみを中心に説明する。また、同じ処理内容のステップについては同じ番号を付している。
S10〜S40までは図6と同じであり、S40の次に、動的アドレスへの侵入時間の計測を開始する(S41)。そして、アドレス確認を行い(S42)、アドレスが変更している場合、つまり別の動的アドレスの領域内へ移動した場合には、動的アドレスへの侵入時間の再計測を開始する(S43)。一方、同じアドレスへ更新されている場合には、動的アドレス侵入時間の計測を継続する(S44)。S43又はS44の後は、S50へ移行し、呼び出し待ちとなる。上述したS41〜S44が追加されている以外は、図6の場合と同じである。
また、これまでの説明では詳しく説明していないが、図1に示すように、本実施例のシステムでは店舗端末70とも接続されている。したがって、例えば自動車で走行中に、突然見かけた店舗の情報を知りたい、あるいは飲食店やホテル等であれば予約を取りたい、といった要望もあり得る。そのような場合には、上述したのと同様、移動体共有アドレスデータを利用することで実現できる。その場合に通信端末1にて実行する処理内容について図10のフローチャートを参照して説明する。図6のフローチャートと異なっている部分のみを中心に説明する。また、同じ処理内容のステップについては同じ番号を付している。
S10及びS20は図6と同じであり、S20で緯度経度の確認をした後、敷地の動的アドレスを確認し(S1030)、固定電話番号をその動的アドレスに変更/更新し(S1040)、呼び出されるのを待つ(S1050)。送信フローは図6の場合と同じであるが、受信フローは多少異なっている。つまり、S1050にて呼び出し信号を受信し、さらに種別が該当した場合、図6においてはS320にて送信許可時間か否かを判断していた。それに対して図10においては、種別が該当した場合には、即座に動的アドレスを固定電話番号に変更し(S370)、情報要求相手の通信端末1と通信を開始する(S380)。
このようにできる理由は、店舗の場合には敷地とほぼ同じ領域に対して動的アドレスを設定しているからである。つまり、その店舗のみがその動的アドレスに該当するような設定とすることで、優先権の獲得が不要となるのである。
[その他]
(1)上記実施例では、車載の通信端末1から、同じく車載の通信端末1あるいは人が携帯する通信端末1、さらには店舗端末70のいずれかに対して情報要求を行うようにしたが、本システムであれば、車載の通信端末1、人が携帯する通信端末1、店舗端末70のいずれかから他のいずれかに対して情報要求することができる。
(2)上記実施例では、僻地や深夜においては、指定領域にこだわっていると該当する通信端末1を見つけることが難しいことに鑑み、動的アドレスをずらして再試行することとした。これに対して、例えば僻地においては相対的に動的アドレスに対応する領域のサイズを大きくしても良い。例えば市街地の場合の数倍とする、といったことである。
(3)上記実施例では、ジャイロスコープやGPS受信機等からなる位置検出器210にて検出されるデータに基づき、車両現在位置を特定した。しかし、現在位置を特定するためには、必ずしもこのような位置検出器21が必要なわけではない。例えば、路側ビーコンなどから得た位置情報に基づいて現在位置を特定することも可能である。また、携帯電話31が持つ位置特定機能によって現在地を特定するようにしてもよい。
実施例の移動体用通信システムの概略構成を示すブロック図である。 通信端末及びセル管理局の内部構成を示すブロック図である。 本システム全体の動作概要を示す説明図である。 移動体共有アドレスデータの説明図である。 同じ動的アドレスの領域内に複数の端末が存在する場合の対処のための説明図である。 通信端末にて実行される処理の内容を表すフローチャートである。 出張先の道路状況を入手する場合の説明図である。 渋滞の先頭車の乗員と会話する場合、歩行者と会話する場合の説明図である。 人が携帯する通信端末にて実行される処理の内容を表すフローチャートである。 店舗端末にて実行される処理の内容を表すフローチャートである。
符号の説明
1…通信端末、21…位置検出器、21a…GPS受信機、21b…ジャイロスコープ、21c…距離センサ、21d…地磁気センサ、22…操作スイッチ群、23a…リモコン、23b…リモコンセンサ、24…外部情報入出力装置、25…地図データ入力器、26…表示装置、27…音声出力装置、28…ハードディスク、28a,52a…移動体共有アドレスデータ、29…制御回路、30…携帯電話接続装置、31…携帯電話、40…基地局、45…移動通信制御局、50…セル管理局、51…制御回路、52…ホームメモリ、60…固定回線交換機、70…店舗端末。

Claims (13)

  1. 移動体に搭載または携帯される複数の通信端末と、
    自己の管理する通信セル内に存在する前記通信端末との間で無線通信を行う無線基地局と、
    前記無線基地局と通信可能であり、前記無線基地局を介した前記通信端末同士の通信に関する制御を実行する管理サーバと、
    を備える移動体用通信システムであって、
    前記管理サーバは、
    地図上の所定の領域それぞれに、当該領域を特定可能なように設定されたアドレスである動的アドレスを対応させて構成された移動体共有アドレスデータを記憶するサーバ用データ記憶手段を備え、
    前記通信端末は、
    現在位置を特定する現在位置特定手段と、
    当該通信端末固定の通信用アドレスと前記移動体共有アドレスデータを記憶する端末用データ記憶手段と、
    少なくとも前記動的アドレスの設定されている地図上の所定領域の内の任意の領域の指定を含む各種指示を受け付ける指示受付手段と、
    各種制御を実行する制御手段と、を備え、
    前記通信端末の制御手段は、前記現在位置特定手段によって特定された現在位置に対応する前記動的アドレスを、前記無線基地局との通信用のアドレスとして用いると共に、前記指示受付手段を介して前記領域指定の指示を受け付けた場合、その指示された領域に対応する前記動的アドレスと前記通信用アドレスとを含む情報要求データを、前記無線基地局を介して前記管理サーバへ送信する情報要求制御を実行し、
    前記管理サーバは、前記通信端末から受け取った前記情報要求データ中の動的アドレスに対応する領域を管理する前記無線基地局を制御して、当該無線基地局が管理する通信セル内に存在し且つ前記通信端末から受け取った前記情報要求データ中の動的アドレスを有する前記通信端末との間で無線通信を行い、所定の通信端末に対して前記情報要求データを送信し、
    前記管理サーバから前記情報要求データを受信した前記通信端末の制御手段は、当該情報要求データ中の通信用アドレスに基づいて、当該通信用アドレスに対応する通信端末との間で所定の情報通信を行う情報通信制御を実行すること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  2. 請求項1に記載の移動体用通信システムにおいて、
    前記情報要求データには、要求する情報の種別を特定するデータが含まれており、
    前記管理サーバは、前記種別特定データによって特定される種別の情報に対応する通信端末に対してのみ前記情報要求データを送信すること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  3. 請求項1に記載の移動体用通信システムにおいて、
    前記情報要求データには、要求する情報の種別を特定するデータが含まれており、
    前記管理サーバから前記情報要求データを受信した前記通信端末の制御手段は、自端末が当該情報要求データ中の前記種別特定データによって特定される種別の情報に対応する通信端末であるか否か判断し、対応する場合にのみ前記情報通信制御を実行すること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の移動体用通信システムにおいて、
    前記移動体は道路上を走行する車両又は歩道を歩く人であり、
    前記動的アドレスを設定する前記所定の領域は、道路及びその周辺であること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の移動体用通信システムにおいて、
    前記管理サーバから前記情報要求データを受信した通信端末の制御手段は、当該端末自身、又は当該端末に対応する移動体の状況に基づいて設定された送信許可開始時刻以降に送信の優先権を獲得したことを示すデータを前記管理サーバへ送信する優先権獲得制御を実行した後、前記情報通信制御を実行し、
    前記送信優先権を獲得したことを示すデータを受信した管理サーバは、前記送信優先権を獲得した通信端末と同じ動的アドレスを有する他の通信端末に対して、別の通信端末が送信優先権を獲得したことを示すデータを送信し、
    当該別の通信端末が送信優先権を獲得したことを示すデータを受信した通信端末は、前記管理サーバから受信した前記情報要求データに対応する前記優先権獲得制御及び前記情報通信制御を実行しないこと
    を特徴とする移動体用通信システム。
  6. 請求項5に記載の移動体用通信システムにおいて、
    前記情報要求データを送信する通信端末の制御手段は、前記情報要求データに送信時刻情報を含めて送信し、
    前記管理サーバから前記情報要求データを受信した通信端末の制御手段は、前記情報要求データ中に含まれる送信時刻情報を前記優先権を獲得したことを示すデータとして前記管理サーバへ送信すること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  7. 請求項5又は6に記載の移動体用通信システムにおいて、
    前記送信許可開始時刻は、前記移動体の移動速度に基づいて設定されていること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  8. 請求項5又は6に記載の移動体用通信システムにおいて、
    前記送信許可開始時刻は、前記現在位置特定手段によって特定された現在位置に対応する前記動的アドレスが同一の状態の継続時間に基づいて設定されていること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の移動体用通信システムにおいて、
    前記通信端末の制御手段は、前記指示受付手段を介して受け付けた指示領域に対応する前記動的アドレスと前記通信用アドレスとを含む情報要求データを前記管理サーバへ送信する情報要求制御を実行したにもかかわらず、所定時間内に要求相手からの通信がない場合には、領域的に隣接する動的アドレスに順次変更した情報要求データを用いた情報要求制御を所定回数実行すること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  10. 請求項9に記載の移動体用通信システムにおいて、
    前記通信端末の制御手段は、前記指示領域に対応する情報要求データを用いた前記情報要求制御を実行したにもかかわらず、所定時間内に要求相手からの通信がない場合には、前記指示領域の僻地性又は時間帯に基づく通信端末の存在度合いが所定レベル以下であると判断される場合に限り、前記隣接動的アドレスに順次変更した情報要求データを用いた情報要求制御を数実行すること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の移動体用通信システムにおいて、
    さらに、固定の通信端末を備え、当該通信端末は、自端末の存在位置に対応する動的アドレスを記憶しており、
    前記管理サーバは、前記固定の通信端末と通信網を介して接続されており、前記移動体用の通信端末と前記固定の通信端末との間の通信に関する制御も実行可能であり、
    前記管理サーバは、前記通信端末から受け取った前記情報要求データ中の動的アドレスに対応する領域を管理する前記無線基地局を制御して、当該無線基地局が管理する通信セル内に存在し且つ通信端末から受け取った情報要求データ中の動的アドレスを有する通信端末との間で無線通信を行い、その通信端末に対して前記情報要求データを送信すると共に、当該動的アドレスを記憶している前記固定の通信端末に対して前記情報要求データを送信し、
    前記管理サーバから前記情報要求データを受信した前記固定の通信端末は、当該情報要求データ中の通信用アドレスに基づいて、当該通信用アドレスに対応する通信端末との間で所定の情報通信を行う情報通信制御を実行すること
    を特徴とする移動体用通信システム。
  12. 請求項1〜11の何れかに記載の移動体用通信システムに用いられる通信端末であって、
    当該各請求項において通信端末に関して記載された構成を備える通信端末。
  13. 請求項1〜11の何れかに記載の移動体用通信システムに用いられる管理サーバであって、
    当該各請求項において管理サーバに関して記載された構成を備える管理サーバ。
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