JP2005131277A - シート用パッド - Google Patents
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Abstract
【課題】圧縮初期に充分なソフト感を発現する柔軟性を備えると共に、より容易に底付き状態に至ることがなく好適な可撓状態を維持し、運転者の姿勢を保持し得るシート用パッドを提供する。
【解決手段】所要の部位に突条を設けたキャビティの成形型に、ポリウレタン発泡体原料を注入・発泡させて、該突条に対応した溝部12aを形成したポリウレタン発泡体16からなり、前記突条により位置規制されて、前記ポリウレタン発泡体16における厚み方向の中間部位に介在する弾性付加部材20を備えるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】所要の部位に突条を設けたキャビティの成形型に、ポリウレタン発泡体原料を注入・発泡させて、該突条に対応した溝部12aを形成したポリウレタン発泡体16からなり、前記突条により位置規制されて、前記ポリウレタン発泡体16における厚み方向の中間部位に介在する弾性付加部材20を備えるようにする。
【選択図】図1
Description
この発明はシート用パッドに関し、更に詳細には、殊に自動車用途のシート用パッドに好適に使用され、圧縮荷重を加えた状態における撓み量を制御、具体的には、荷重の掛かる初期においては柔らかな感触、すなわちソフト感を発現させ、かつ荷重が一定以上掛かった状態においては撓み量を抑制することで、容易に底付き状態とならないようにしたシート用パッドに関するものである。
例えば乗用車等の乗員室内に設置されるシート10は、図11に示す如く、乗員の下半身のホールドを図る座部30と、この座部30の後部に傾動可能に設置されて乗員の上半身のホールドを図る背もたれ32と、この背もたれ32の上部に設置されて乗員の頭部を保護するヘッドレスト33とから基本的に構成されている。このうち座部30は、例えば図12(a)に示す形状に発泡成形されたポリウレタン発泡体のシート用パッド12にファブリックや合成皮革または皮革等の表皮14を貼込んで形成され、また背もたれ32は、図12(b)に示す形状に発泡成形された同じくポリウレタン発泡体のシート用パッド12にファブリックや合成皮革または皮革の表皮14を貼込んで形成されている。そして座部30のシート用パッド12は、前部サポート部34,後部サポート部36(センターサポート部)および左右のサイドサポート部38,38とに大別され、夫々のサポート部34,36,38の境界部分には表皮14を裏側へ引張固定するための溝部12a,12a,12aが形成されている。また背もたれ32は、上部サポート部40と下部サポート部(「ランバーサポート」と云う)42(センターサポート部)および左右のサイドサポート部44,44とに大別され、夫々のサポート部40,42,44の境界部分には表皮14を裏側へ引張固定するための溝12a,12a,12aが形成されている。
このように座部30と背もたれ32は、その基本的な構造が類似しており、従ってこれらを製造する成形型についても構造は類似しているため、座部30をなすシート用パッド12を製造する成形型50を例に挙げて、好適に使用される成形型について図13を用いて以下説明する。この図13は、座部30をなすシート用パッド12を成形するための発泡成形型の下型を示す平面図(図13(a))と、この下型52および上型53からなる発泡成形型の側断面図(図13(b))である。そして下型52には、シート用パッド12の表面側、すなわち前部サポート部34,後部サポート部36および左右のサイドサポート部38,38との形状に合致するキャビティ51が形成してあり、また溝12a,12a,12aを形成するための突条54,54,54が上方へ突出形成されている。従ってキャビティ51の底面は、これら突条54,54,54により前部サポート部34に対応した前部領域56Aと、後部サポート部36に対応した後部領域56Bと、両側のサイドサポート部28に対応した側部領域56C、56Cに区分形成されている。そして発泡原料を注入した後、下型52および上型53を閉成し、各領域56A、56Bおよび56Cにおいて発泡原料を発泡させることでシート用パッド12が製造される。
シート用パッド12には、乗員が着座する際の感触を柔らかくする柔軟性と、車両の走行中に揺れや横Gに対して乗員の姿勢を安定的にホールドする保持性とが求められる。この柔軟性と保持性とは、シート用パッド12を構成するポリウレタン発泡体の荷重と撓み量との関係から知見を得ることができる。そしてある配合の原料から得られるポリウレタン発泡体における荷重と撓み量との関係、すなわち圧縮荷重に対する変形としての撓みの現れ具合は、その原料の配合や成形条件によってその詳細なプロファイルは異なるが、例えば図14に示す如く、一定のパターンとなることが知られている。図14から明らかなように、圧縮初期(A領域)においては発泡体は主に表面近くのみが撓むことにより、荷重と撓み量とが略一定の割合で変化する。更に圧縮荷重が増える、すなわち荷重および撓み量の関係における中期(B領域)においては、撓み現象は発泡体の下部に伝わる途中であり、このとき荷重の増加に比べ撓み量の増加が大きい、容易に大きく撓み得る変形(以下、容撓変形と云う)が可能な状態となる。そしてセルが潰されて、あたかもソリッド状態となった発泡体が可撓状態から、所謂底付きするに至るまでの間、すなわち荷重および撓み量の関係における後期(C領域)においては、荷重の増加に対して撓み量の変化量が減少し、最終的には荷重の増加に対して殆ど撓まない状態となる。
従って、ポリウレタン発泡体が発現する柔軟性は、圧縮初期(A領域)における荷重と撓み量との関係から、保持性については終期(C領域)における荷重と撓み量との関係から夫々知見を得ることができる。具体的に荷重と撓み量との関係は、各領域において圧縮荷重を一定量変化させた際の撓み量の変化量、すなわち荷重および撓み量を夫々縦軸および横軸にとった図14に示すグラフ図(荷重と撓み量との関係を示すため、一般にF−S曲線と云われ、今後本発明の説明においてもそのように呼称する)におけるグラフの傾きによって現される。そして、例えばA領域においてF−S曲線の傾きが小さければ柔軟性は高く、大きければ低いといえる。
このようなパターンを示す発泡体において、原料の配合や成形条件を変化させ、荷重と撓み量との関係を全体的に変化させることは可能である一方、前述したA領域またはC領域だけの形状を選択的に変化させることは困難である。従って、シート用パッド12として標準的に使用される所定のポリウレタン発泡体に較べて、例えば圧縮初期(A領域)の荷重と撓み量との関係を、荷重に対して撓み量がより大きくなる(柔軟性が増し、感覚としてはソフト感が強くなる)ようにした場合、その影響が荷重および撓み量の関係における中期(B領域)および後期(C領域)にも及び、F−S曲線全体が右側にシフトする。これは、より少ない荷重でA領域からB領域へ、B領域からC領域へ移行、すなわちより少ない荷重で容撓変形が終了して急激に底付き状態となることを意味する(図14(b)参照)。
これは、荷重を支えられず容易に底付きしてしまう問題だけでなく、例えば50〜60kg程度の標準的な体重の乗員の着座による荷重に対して、シート用パッド12が大きく撓んで乗員の着座時における目線の位置が低くなり過ぎて安全な視界を確保し得なくなる事態等の発生原因ともなる。なおここでは座部30としてのシート用パッド12の場合を説明したが、背もたれ32の場合には、乗員の背中部分の過度の沈み込みにより快適なドライビングポジションを設定し得ない点が問題となる。
反対にシート用パッド12として標準的に使用される所定のポリウレタン発泡体に較べて、例えば少ない撓み量で発泡体がB領域に移行し、更に緩やかにC領域の底付き状態に推移するように配合や成形条件を設定した場合は、上記と逆の現象により、C領域における底付き状態に至るまでの範囲で、荷重に対して撓み量の増加が抑制された可撓状態を維持することで運転者の姿勢の保持性が高まる一方で、発泡体に対する初期の圧縮荷重に対し撓み量が比較的少ない状態となり、ソフト感から遠のいた柔軟性が乏しい感触となってしまう(図14(a)参照)。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明に係るシート用パッドは、
所要の部位に突条を設けたキャビティの成形型に、ポリウレタン発泡体原料を注入・発泡させて、該突条に対応した溝部を形成したポリウレタン発泡体からなり、
前記突条により位置規制されて、前記ポリウレタン発泡体における厚み方向の中間部位に介在する弾性付加部材を備えたことを特徴とする。
所要の部位に突条を設けたキャビティの成形型に、ポリウレタン発泡体原料を注入・発泡させて、該突条に対応した溝部を形成したポリウレタン発泡体からなり、
前記突条により位置規制されて、前記ポリウレタン発泡体における厚み方向の中間部位に介在する弾性付加部材を備えたことを特徴とする。
以上説明した如く、本発明に係るシート用パッドによれば、シート用パッドを構成するポリウレタン発泡体における厚み方向の中間部位に弾性付加部材を介在させることで、圧縮初期に充分なソフト感を発現する柔軟性と、容易に底付き状態に至ることがなく好適な可撓状態を維持し、運転者の姿勢の保持性の双方を同時に高め得る。
次に本発明に係るシート用パッドにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、図11〜図14を参照して説明した従来技術で既出の同一部材については、同じ符号を付して示し、その詳細説明は省略する。また前述の如く、シート10において座部30または背もたれ32を構成するシート用パッド12の構造は類似しているので、座部30をなすシート用パッド12を例に挙げて説明する。
実施例に係るシート用パッド12は、図1に示す如く、基本的に成形型50を使用してシート用パッド12の形状に成形されたポリウレタン発泡体16と、このポリウレタン発泡体16の厚み方向の中間部位に介在される弾性付加部材20とから構成される。図1は、シート用パッド12を示す斜視図(図1(a))と、このパッド12の側断面図(図1(b))である。なお図1並びに後の説明に使用される図4,図7および図10については、表皮は剥がされた状態で示すものとする。
図2および図3に示したシート用パッド12を成形する成形型50は、基本的に図12に示した成形型50と同様であり、シート用パッド12の外形を成形する下型52と、この下型52を制御下に密閉する上型53とから構成される。ここで図2は、座部30をなすシート用パッド12を成形するための成形型50の下型52に、弾性付加部材20を配置した状態を示す斜視図であり、図3は、下型52に弾性付加部材20を配置した状態の平面図(図3(a))と、この下型52および上型53からなる成形型50内に弾性付加部材20を配置した状態の側断面図(図3(b))である。そして溝12a,12a,12aを形成する突条54,54,54の上に弾性付加部材20を配置して位置規制させるようにする。具体的には、突条54,54,54上に水平に載置することで、突条54,54,54で囲繞され、かつ突条54の高さより低い部分をキャビティ51から区分するように配置されている。この際、弾性付加部材20の位置規制は、弾性付加部材20および突条54に夫々に対応的に設けられた複数の固定孔20aおよび複数の突起54aを係合させることで実施される。なお、図3(a)から明らかなように、本実施例においては、上方から観察した際に突条54が、所謂H字状に存在し、前部領域56A、後部領域56Bおよび2つの側部領域56C、56Cを夫々画成する例、すなわち得られるシート用パッド12において
溝部12aが平面視略H型をなす例を挙げている。
溝部12aが平面視略H型をなす例を挙げている。
ポリウレタン発泡体16は、着座した際の感触を大きく決定するシート用パッド12の主要部であって、その外形状をなす部材である。またポリウレタン発泡体16は、図4(a)に示す如く、ポリウレタン発泡体16からなるシート用パッド12の上部から荷重を加えて押圧するに際して、その押圧量が弾性付加部材20に及ぶまでの初期の段階(以下、初期段階と云う)S1での撓み量を決定している。一般にこの初期段階S1は、図5において示されるF−S曲線における圧縮初期の低荷重領域(A領域)に対応している。そしてこの撓み量は、ポリウレタン発泡体16の硬度に依存して決定される(詳細は後述[0022])。
なおポリウレタン発泡体16としては、通常のシート用パッド12の製造に採用されるポリウレタン発泡体の使用が好適であり、製造されるシート用パッド12からなるシート10が使用される車両の用途、例えばファミリカー向け、スポーティーカー向け等によって、例えば硬度、反発弾性率その他諸物性が好適となる発泡体となるように組成が設計されている。なお図5には、実線で表示される本発明に係るシート用パッド12のF−S曲線の他に、背景技術([0006]〜[0008])で説明した図14(a)および(b)に夫々示される、例えば圧縮初期(A領域)の荷重と撓み量との関係を、荷重に対して撓み量がより大きくなる(柔軟性が増し、感覚としてはソフト感が強くなる)ようにした場合のシート用パッドのF−S曲線(a)および、例えば少ない撓み量で発泡体が容撓変形状態・底付き状態(B領域・C領域)に移行し、柔軟性が乏しい一方で、殊に運転者の姿勢の保持性を保つようにした場合のシート用パッドのF−S曲線(b)を破線で示している。
弾性付加部材20は、前述([0013])したように成形型50の突条54,54,54上に配置され、シート用パッド12においては突条54,54,54により形成される溝12a,12a,12aの深さ位置に合致する部位、すなわちポリウレタン発泡体16における厚み方向の中間部位に介在している部材である。そしてその存在により、ポリウレタン発泡体16における荷重および撓み量の関係の中期(B領域)から終期(C領域)への移行点と、B領域の撓み量の変化の挙動と、終期(C領域)において可撓状態から底付き状態に至るまでの撓み量の変化の挙動、すなわち緩やかに底付き状態に至るか、または急激に底付き状態に至るかと云った点とを制御する部材である。具体的には、図4(c)に示す如く、ポリウレタン発泡体16からなるシート用パッド12の上部から荷重を加えて押圧を続け、その押圧量が弾性付加部材20にまで及んだ段階(以下、弾性段階と云う)S2において、弾性付加部材20が押圧に対する必要充分な反発力を発現し、弾性段階S2の撓み量の変化挙動を決定するものである。一般にこの弾性段階S2は、図5に示されるF−S曲線の荷重および撓み量の関係の中期(B領域)以降、すなわち終期(C領域)に対応している。
そして本実施例の弾性付加部材20には、シート用パッド12を成形する成形型50における下型52に、溝12aを形成するため突出形成されている突条54上に位置するようにキャビティ51内に展延されているプラスチックダンボールからなるシート状部材が採用されている。また弾性付加部材20の素材としては、このプラスチックダンボール如き剛性により弾性的な作用を発現するものの他に、プレスフェルト等の不織布または寒冷紗等の、あたかもハンモックの如く張力の掛かった状態として、一部に掛かった荷重を全体で支持するような状態とし、反発力を発生させて弾性的な作用を生じさせる部材、好適には乗員の体重が主に掛かる後部領域56Bにおける一定の面積を覆うようにされる部材が使用可能である。これは、乗員が着座して圧縮荷重が掛かる部位が、シート用パッド12の後部領域56Bのどの部分となるかは、乗員の体格、着座した際の状態等の諸要因によって特定することが困難であり、どんな場合においても乗員の着座による圧縮荷重が弾性付加部材20ら掛かるようにするためである。従って、例えば細いワイヤーの如き線状部材を所定間隔離間して突条54上に配置して弾性付加部材20とする構成は好ましくない。
また本実施例で採用されているプラスチックダンボールの如き樹脂の場合、ポリウレタン発泡体16に接触して強固に固定して一体化し得る接着性が高い樹脂、具体的には同系統のポリウレタン系の樹脂が好適である。反対にホリプロピレン(PP)等はポリウレタン発泡体16に対して非接着性を発現するため好適な使用には向かないが、弾性付加部材20をメッシュとして、連続して存在するポリウレタン発泡体16中に介在するようにした構造を採用したり、または予め弾性付加部材20に対して接着性を高めるためのプライマー処理や、表面粗さを高める等の表面処理を実施すれば採用も可能である。
そして弾性段階S2における撓み量は、弾性付加部材20が発現する反発力によりシート用パッド12に対して付加される弾性的な作用に依存している(詳細は後述[0023])。そしてこの弾性的な作用は、弾性付加部材20の材質、厚さ、配置方法および配置位置等によって決定される。具体的には、(1)本実施例に係る各種樹脂からなるプラスチックダンボールや不織布からなるプレスフェルト等を使用して、充分な曲げ強度、すなわち剛性を発現する厚さとしたり、(2)図6に示すように、寒冷紗等を材質としたメッシュ構造のシート(図6(a)参照)またはその厚さが薄い各種樹脂を材質としたソリッドシート(図6(b)参照)を使用し、かつ突起54aとしてその先端が尖ったピン状部材を採用しつつ、ここに引っ掛けることで突条54上に配置している。そして(2)の場合、弾性付加部材20の配置は、突起54aに引っ掛けれるだけで完了するため、弾性付加部材20の材料コストや重量の低減、更には製造時における煩雑さも解消し得る利点がある。なお、メッシュ構造のシートを採用した場合、メッシュ構造をなす各繊維間には隙間があるため、構造的には前述([0016])した一定の面積を覆う構造とはなっていないが、各繊維が立体的に絡みつき、荷重が掛かった際の挙動は一定の面積を隙間なく覆うシート状部材と同様であるため問題はない。
本実施例においては弾性付加部材20としてシート状部材を採用し、少なくとも後部領域56Bの全体、すなわち乗員の着座によって荷重が加わる得る部位の全体に亘って配置されているため、荷重の加わる部位によらず、その荷重が弾性付加部材20に及ぶことで弾性付加部材20が弾性的に作用し、より少ない荷重でC領域に至り、かつ緩やかに底付き状態へ移行する特徴を備えるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば図7に示す如く、乗員の着座部位が何れの部位となっても着座による圧縮荷重が掛かるように配置であれば、後部領域56Bの全域を覆わなくとも、突条54上に所定間隔離間させて配置させた構造としてもよい。
弾性付加部材20の配置位置については、弾性付加部材20の発現する弾性的に作用によって変動する。そして、基本的に弾性的な作用が高いほどシート用パッド12の深い位置に配置されても効果を発揮し、剛性が低いほどシート用パッド12の浅い位置に配置する必要がある。従って、例えばポリウレタン発泡体16の厚さが90mmである場合、ブラスチックダンボールの場合は30〜50mm程度、プレスフェルトの場合は20〜40mm程度、寒冷紗の場合は10〜30mm程度の位置が一応の目安とされる。なお、この値は材質だけでなく、その厚さ等の他の条件によっても変化することは云うまでもない。
本発明に係るポリウレタン発泡体16に荷重を加えて押圧した際の、シート用パッド12の挙動と、図5に示すF−S曲線との関係を、前出の図4を用いて以下に詳細に説明する。基本的にF−S曲線における圧縮初期、すなわちA領域にあたる初期段階S1においては、シート用パッド12に対する荷重による作用、すなわち押圧による変形は、図4(a)に示す如く表面付近に限定される。このため、シート用パッド12をなすポリウレタン発泡体16の厚み方向の中間部位に介在する弾性付加部材20にまでは荷重が加わることがない。従って、この初期段階S1において荷重に対する撓み量を決定するのは、ポリウレタン発泡体16だけである。すなわち初期段階S1においては、ポリウレタン発泡体16の硬度によって荷重に対する撓み量が決定されている。
次のF−S曲線における荷重および撓み量の関係の中期(B領域)、すなわち図4(b)に示す如く、シート用パッド12に対する荷重による作用が弾性付加部材20に及び、かつ弾性付加部材20の下部に位置する柔軟性の高いポリウレタン発泡体16が優先的に撓む領域では、少ない荷重で大きく撓む容撓変形状態を維持している。そしてF−S曲線における荷重および撓み量の関係の終期、すなわちC領域(図5参照)にあたる弾性段階S2においては、シート用パッド12に対する荷重は、図4(c)に示す如く、弾性付加部材20に大きく作用し、弾性付加部材20を主として変形させる。従って、この弾性段階S2において荷重に対する撓み量は、主に弾性付加部材20が発現する反発力、すなわち弾性的な作用によって決定される。なお、弾性付加部材20が弾性的に作用するためには撓む必要があるため、例えば弾性付加部材20がポリウレタン発泡体16の底部に配置されて、全く撓むことができない状態では、所望の反発力は付与されない。
図5に記載されたF−S曲線からも明らかなように、圧縮初期、すなわちA領域にあたる初期段階S1において本発明のF−S曲線は、柔軟性が増し、感覚としてはソフト感が強くなるようにした場合のシート用パッドのF−S曲線(a)に略一致するプロファイルを有し、かつ荷重および撓み量の関係の終期、すなわちC領域(図5参照)にあたる弾性段階S2に少ない撓み量で移行し、かつ緩やかに底付き状態に至ることで、運転者の姿勢の保持性が高くなるようにした場合のシート用パッドのF−S曲線(b)に略一致するプロファイルを有している。
(製造方法について)
本実施例に係るシート用パッドの製造方法は、従来公知の製造方法に準じるが、成形型50内が弾性付加部材20によって区切られているため、以下の点に注意が必要となっている。すなわち、
(1)弾性付加部材20がプラスチックダンボール等の発泡原料を透過させない構造体である場合には、キャビティ51内において弾性付加部材20および突条54,54,54で区切って画成される部分(後部領域56Bの一部)に対する発泡原料の外部からの供給が困難となる。このため、この部分にポリウレタン発泡体16をなす発泡原料を注入し得るよう、例えば弾性付加部材20がポリウレタン発泡体16における後方の端部まで至らないように配置し、後部領域56Bの後方に開口部を形成するよう配置され、(図1(b)および図2参照)、別途通孔を設ける等の配慮が必要とされる。
(2)弾性付加部材20がメッシュ構造等の発泡原料を透過させ得る構造体である場合には、発泡原料の注入時点において発泡原料を容易に透過させ得るだけの透過性が要求される。具体的には、メッシュ構造における網目の面積を少なくとも0.5mm四方、すなわち0.25mm2以上に設定することが望まれる。
本実施例に係るシート用パッドの製造方法は、従来公知の製造方法に準じるが、成形型50内が弾性付加部材20によって区切られているため、以下の点に注意が必要となっている。すなわち、
(1)弾性付加部材20がプラスチックダンボール等の発泡原料を透過させない構造体である場合には、キャビティ51内において弾性付加部材20および突条54,54,54で区切って画成される部分(後部領域56Bの一部)に対する発泡原料の外部からの供給が困難となる。このため、この部分にポリウレタン発泡体16をなす発泡原料を注入し得るよう、例えば弾性付加部材20がポリウレタン発泡体16における後方の端部まで至らないように配置し、後部領域56Bの後方に開口部を形成するよう配置され、(図1(b)および図2参照)、別途通孔を設ける等の配慮が必要とされる。
(2)弾性付加部材20がメッシュ構造等の発泡原料を透過させ得る構造体である場合には、発泡原料の注入時点において発泡原料を容易に透過させ得るだけの透過性が要求される。具体的には、メッシュ構造における網目の面積を少なくとも0.5mm四方、すなわち0.25mm2以上に設定することが望まれる。
前述の点以外は、シート用パッド12の外部輪郭形状と合致する内部輪郭形状のキャビティ51を備えると共に、突条54,54,54を利用することで弾性付加部材20が位置規制される成形型50を使用した、ポリウレタン発泡体の所謂モールド成形法と同様の方法によって製造される。
また実施例では、先述([0013])した如く、上方から観察した際に突条54が、所謂H字状に存在する例を挙げているが、図8に示す以下のような態様も考えられる。すなわち、(1)図8(a)に示す如く、突条54が、成形型50の前後方向に延在し、成形型50を左右に区切るように2つ存在し、前部領域56Aおよび後部領域56Bからなる中央領域56ABと、2つの側部領域56C、56Cとが画成されている。弾性付加部材20は、突条54に対して前述の実施例と同様の方法で固定される。
(2)図8(b)に示す如く、突条54が、成形型50の左右方向に延在し、成形型50を前後に区切るように存在し、前部領域56Aおよび後部領域56Bだけが画成されている。弾性付加部材20を、突条54に対して前述の実施例と同様の方法で固定すると共に、成形型50の内表面50aの所定部位に対して、シールまたはヒモ等の固定部材20bにより貼着するまたは対応的に設けた部分等(図示せず)に引っ掛ける等の手段で固定する。
(2)図8(b)に示す如く、突条54が、成形型50の左右方向に延在し、成形型50を前後に区切るように存在し、前部領域56Aおよび後部領域56Bだけが画成されている。弾性付加部材20を、突条54に対して前述の実施例と同様の方法で固定すると共に、成形型50の内表面50aの所定部位に対して、シールまたはヒモ等の固定部材20bにより貼着するまたは対応的に設けた部分等(図示せず)に引っ掛ける等の手段で固定する。
(別の実施例)
前述の実施例では、弾性付加部材20が成形型50における突条54,54,54上に単に位置規制されて配置される例をを挙げたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば図9に示す如く、弾性付加部材20のポリウレタン発泡体16の厚み方向における配置位置を変動させるように、突条54に対して嵩上げ等をなす位置決め部材60を介して弾性付加部材20を配置してよい。ここで図9(a)は、弾性付加部材20の配置位置がシート用パッド12における底部側に移動する(弾性段階S2により遅く至る)成形型の例であり、図9(b)は、弾性付加部材20の配置位置がシート用パッド12における着座側に移動する(弾性段階S2により早く至る)成形型の例である。このように弾性付加部材20の配置位置を変動させることでも、弾性付加部材20の弾性的な作用を変化させる以外の方法で弾性段階S2、すなわちF−S曲線におけるC領域の形状をそのままに、F−S曲線をX軸(撓み量)に沿って平行移動させ得る。
前述の実施例では、弾性付加部材20が成形型50における突条54,54,54上に単に位置規制されて配置される例をを挙げたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば図9に示す如く、弾性付加部材20のポリウレタン発泡体16の厚み方向における配置位置を変動させるように、突条54に対して嵩上げ等をなす位置決め部材60を介して弾性付加部材20を配置してよい。ここで図9(a)は、弾性付加部材20の配置位置がシート用パッド12における底部側に移動する(弾性段階S2により遅く至る)成形型の例であり、図9(b)は、弾性付加部材20の配置位置がシート用パッド12における着座側に移動する(弾性段階S2により早く至る)成形型の例である。このように弾性付加部材20の配置位置を変動させることでも、弾性付加部材20の弾性的な作用を変化させる以外の方法で弾性段階S2、すなわちF−S曲線におけるC領域の形状をそのままに、F−S曲線をX軸(撓み量)に沿って平行移動させ得る。
(更に別の実施例)
またプラスチックダンボール等の、部材自体の構造的強度の剛性によって弾性的な作用を発現する弾性付加部材20を採用する場合、図10に示す如く、その形状を平坦な板状以外の様々な形状、例えば中央部が凸形状に突出した形状とすることや、この他所要の波状等とすることも可能である。この場合、着座位置によって、弾性段階S2に至る時期が異なる特性となる、具体的には後部領域56Bの側部領域56C、56C側近傍においては、図5に示すようなF−S曲線を発現させ、後部領域Bの略中央部においては、より低荷重領域で撓み量が上昇するF−S曲線を発現させ得るシート用パッド12を製造し得る。このようなシート用パッド12は、後部領域Bの略中央部において着座感が硬質的に設定されるスポーティーカー等に好適である。
またプラスチックダンボール等の、部材自体の構造的強度の剛性によって弾性的な作用を発現する弾性付加部材20を採用する場合、図10に示す如く、その形状を平坦な板状以外の様々な形状、例えば中央部が凸形状に突出した形状とすることや、この他所要の波状等とすることも可能である。この場合、着座位置によって、弾性段階S2に至る時期が異なる特性となる、具体的には後部領域56Bの側部領域56C、56C側近傍においては、図5に示すようなF−S曲線を発現させ、後部領域Bの略中央部においては、より低荷重領域で撓み量が上昇するF−S曲線を発現させ得るシート用パッド12を製造し得る。このようなシート用パッド12は、後部領域Bの略中央部において着座感が硬質的に設定されるスポーティーカー等に好適である。
本発明は、このような従来技術が有する問題を解決し、圧縮初期に充分なソフト感を発現する柔軟性を備えると共に、より容易に底付き状態に至ることがなく好適な可撓状態を維持し、運転者の姿勢を保持し得るシート用パッドを提供するものである。
54 突条
51 キャビティ
50 成形型
12a 溝部
16 ポリウレタン発泡体
20 弾性付加部材
S1 荷重を加えた初期の段階(初期段階)
S2 荷重が更に増大して弾性付加部材にまで及んだ段階(弾性段階)
51 キャビティ
50 成形型
12a 溝部
16 ポリウレタン発泡体
20 弾性付加部材
S1 荷重を加えた初期の段階(初期段階)
S2 荷重が更に増大して弾性付加部材にまで及んだ段階(弾性段階)
Claims (4)
- 所要の部位に突条(54)を設けたキャビティ(51)の成形型(50)に、ポリウレタン発泡体原料を注入・発泡させて、該突条(54)に対応した溝部(12a)を形成したポリウレタン発泡体(16)からなり、
前記突条(54)により位置規制されて、前記ポリウレタン発泡体(16)における厚み方向の中間部位に介在する弾性付加部材(20)を備えた
ことを特徴とするシート用パッド。 - 前記ポリウレタン発泡体(16)に前記荷重を加えた初期の段階(S1)での撓み量は該ポリウレタン発泡体(16)の硬度に依存し、
前記荷重が更に増大して前記弾性付加部材(20)にまで及んだ段階(S2)では、前記撓み量は該弾性付加部材(20)が発現する弾性に依存する請求項1記載のシート用パッド。 - 前記溝部(12a)は、平面視略H型をしている請求項1または2記載のシート用パッド。
- 前記弾性付加部材(20)は、少なくとも前記キャビティ(51)の成形型(50)の後部領域(56B)に開口部を形成するよう配置されている請求項1〜3の何れかに記載のシート用パッド。
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