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JP2005118826A - ろう付け方法 - Google Patents

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裕幹 垂井
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昌史 高橋
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胤治 新保
Hiroharu Onouchi
弘治 小野内
Hiroshi Ogawa
洋 小川
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Abstract

【課題】 金属母材の表面の酸化膜を確実に除去して、良好なろう材の廻り込み(流れ性)が得られるろう付け方法を提供する。
【解決手段】 銅あるいは銅合金から成る第1部材112および第2部材114の一方114に、Cu−Sn−Ni−Pから成るペースト状のろう材10を予め塗布して、両部材112、114を所定の位置関係に配置して、還元性雰囲気炉内で600〜800℃に加熱して、ろう材10によって両部材112、114同士をろう付けするろう付け方法であって、ろう材10を塗布する際に、ろう付けされる両部材112、114の当接部においては、その母材が露出するようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、銅製または銅合金製の熱交換器に適用して好適なろう付け方法に関するものである。
従来の銅および銅合金のろう付けに用いられるろう材として、例えば、特許文献1に示されるように、P(燐)、Ni(ニッケル)、Sn(錫)およびCu(銅)から成る合金粉末に高分子重合体および有機溶剤が混合されたペーストろう材が知られている。
このペーストろう材を用いた具体的なろう付け方法としては、接合させるべき金属母材(銅合金板)の全面に上記ペーストろう材を予め塗布し、真空あるいは還元性雰囲気炉を用いて700℃以下の温度で5〜10分の加熱を行っている。
これにより、フラックスを不用とし、安価で低融点のろう材を提供できるようにしている。
特開2000−197990号公報
しかしながら、上記特許文献1中においては、ろう付け性の確認にあたって、単純な平板のテストピース材を用いたものに留まっており、例えば熱交換器等の実機に適用した場合に、部材同士が複雑な形状を伴って当接する部位では、ろう材中のP(燐)や還元ガスでは金属母材の表面の酸化膜が充分に除去できずに、良好なろう材の廻り込み(流れ性)が得られないと言う問題があった。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、金属母材の表面の酸化膜を確実に除去して、良好なろう材の廻り込み(流れ性)が得られるろう付け方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、銅あるいは銅合金から成る第1部材(112)および第2部材(114)の少なくともどちらか一方(114)に、Cu−Sn−Ni−Pから成るペースト状のろう材(10)を予め塗布して、両部材(112、114)を所定の位置関係に配置して、還元性雰囲気炉内で600〜800℃に加熱して、ろう材(10)によって両部材(112、114)同士をろう付けするろう付け方法であって、ろう材(10)を塗布する際に、ろう付けされる両部材(112、114)の当接部においては、その母材が露出するようにしたことを特徴としている。
これにより、当接部の母材が露出される部位は、ろう材(10)中のP(燐)や還元性雰囲気によって確実に酸化皮膜が除去されることになる。そして、当接部の廻りから溶融したろう材(10)が当接部に毛管現象により流れ込み、良好なろう付け状態を得ることができる。
また、従来はろう材(10)を部材(114)の全面に塗布していたものに対して、母材が露出される部位を形成することで部分的な塗布となるので、ろう材(10)の使用量を低減することができる。
尚、母材が露出する領域は、請求項2に記載の発明のように、当接部のすべての領域としたり、請求項3に記載の発明のように、当接部の一部の領域とするのが良い。
請求項4に記載の発明では、両部材(112、114)は、内部流体が流通する熱交換器(100)用の部材であることを特徴としている。
これにより、ろう付けによる内部流体の気密性を要する熱交換器(100)においては、有用なろう付け方法となる。
請求項5に記載の発明では、ろう付け構造物において、銅あるいは銅合金から成る第1部材(112)と、銅あるいは銅合金から成る第2部材(114)とが、両部材(112、114)の当接部において母材が露出するように、第1部材(112)および第2部材(114)の少なくともどちらか一方(114)に塗布されたCu−Sn−Ni−Pから成るペースト状のろう材(10)によってろう付けされたことを特徴としている。
このように、当接部において母材が露出するように配されたろう材(10)によって両部材(112、114)はろう付けされるので、還元性雰囲気下においてろう付けされることによってろう材(10)中のP(燐)や還元性雰囲気によって確実に酸化皮膜が除去されることになる。そして、当接部の廻りから溶融したろう材(10)が当接部に毛管現象により流れ込んでろう付けされるので、良好なろう付け状態を有するろう付け構造物とすることができる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明における第1実施形態を図1〜図5に示す。第1実施形態は、本発明のろう付け方法を建設機械用のエンジン(図示せず)を冷却するラジエータ(熱交換器)100のコア部110に適用したものとしている。
ラジエータ100は、図1に示すように、複数のラジエータユニット101、トップタンク102、ボトムタンク103から成り、入口パイプ102aおよび出口パイプ103aがそれぞれ図示しないゴム製のホースによってエンジンと接続されている。尚、このラジエータ100を構成する各部材(以下で詳細説明)のうち、フィン111は銅材より成り、その他の部材は黄銅材より成り、銅系ろう材(詳細後述)を用いるろう付け、あるいは溶接により互いに接合されるものとしている。
ラジエータユニット101は、ラジエータ100における基本パーツを成すものであり、コア部110、アッパタンク120、ロウアタンク130から成る。ここではこのラジエータユニット101の数を変えることによって、種々のエンジンバリエーションに対応できるようにしている。
コア部110は、エンジンから流出する冷却水(本発明の内部流体に対応)を冷却する熱交換部であり、フィン111、チューブ112、サイドプレート113およびコアプレート114から成る。
フィン111は、冷却水の熱を効率的に冷却空気側に放熱する放熱部材であり、薄肉の帯板材からチューブ112の長手方向(図1の上下方向)に波状に成形されている。
チューブ112は、内部を冷却水が流通する部材であり、薄肉の帯板材から断面が扁平な長円に成るように折り曲げられ、端部同士が溶接されて形成されている。フィン111およびチューブ112は交互に積層され(図1中では左右方向に並べられて)、積層されたフィン111のうち、積層方向の最外方に位置するフィン111の更に外方には、補強部材としてのサイドプレート113が配設されている。尚、チューブ112は、ここでは図1中の冷却空気流れ方向にも複数配列されるものとしている。
また、コアプレート114は、後述するアッパタンク120、ロウアタンク130の開口側が嵌合する縁立て部を有する浅い箱状部材としており、平板材の絞り加工あるいは折り曲げ加工によって形成されている。コアプレート114のチューブ112の長手方向端部(以下、チューブ端部112aと呼ぶ)に対応する位置には、タンク内部側に張出すようにチューブ孔114a(図3、図4)が複数設けられており、チューブ端部112aが嵌入、口拡され、上記したフィン111、チューブ112、サイドプレート113、コアプレート114は互いに当接する部位でろう付けされている。
また、アッパタンク120およびロウアタンク130は、コアプレート114側が開口する箱状の容器であり、この開口側がコアプレート114に嵌合されて溶接によって接合されている。尚、両タンク120、130の反チューブ側の面(タンク天井面)にはそれぞれこの両タンク120、130内部と連通する流入パイプ121、流出パイプ131が設けられ、ろう付けされている。
このように形成されるラジエータユニット101は、フィン111およびチューブ112が積層される方向に複数並べられている。
トップタンク102およびボトムタンク103は、ラジエータユニット101が並べられる方向に延びる直方体の容器であり、側面にはそれぞれそれぞれ両タンク102、103内部と連通する入口パイプ102a、出口パイプ103aが設けられ、ろう付けされている。
トップタンク102およびボトムタンク103のラジエータユニット101側の面には、それぞれ嵌入孔102b、103bが複数設けられており、各ラジエータユニット101の流入パイプ121、流出パイプ131が嵌入されている。そして、トップタンク102およびボトムタンク103は、それぞれアッパタンク120、ロウアタンク130とろう付けされ、ラジエータ100が形成される。
エンジンから流出される冷却水は、ラジエータ100の入口パイプ102aからトップタンク102内に流入し、流入パイプ121を通して更に複数のラジエータユニット101に流入する。そして、複数のチューブ112内を流通する間に冷却空気との熱交換により冷却される。この時フィン111によってこの熱交換が促進される。そして、冷却水は流出パイプ131を通してボトムタンク103に集められ、出口パイプ103aから流出し、エンジンに戻る。
次に、本発明のろう付け方法について説明する。ここでは、冒頭で説明したように、ラジエータ100のコア部110に、このろう付け方法を適用したものとしている。
まず、ろう材10は、銅(Cu)−錫(Sn)−ニッケル(Ni)−燐(P)から成る合金粉末と高分子有機バインダとが混合されたペースト状のろう材としている。因みに、金属粉末の各重量割合は、例えば銅75%、錫15%、ニッケル5%、燐5%としており、ろう材10の融点は約600℃となっている。
そして、フィン111を除く各部材112〜114の表面に上記ろう材10を予め塗布する。本発明においては、このろう材10の塗布方法に特徴部を持たせている。即ち、予めろう材10を塗布する際に、各部材112〜114同士が当接する当接部のすべての領域、あるいは一部の領域の母材が露出するようにしている。
更に具体的には、チューブ(本発明の第2部材に対応)112においては、フィン(本発明の第1部材に対応)111との接合用のために、図2に示すように、フィン111が当接する側の面にチューブ112の長手方向に線状に延びるように複数本(ここでは2本)のろう材10を塗布している。このろう材10の塗布によって、フィン111がチューブ112に当接する当接部(図2中のチューブ112における2点鎖線の領域)においては、線状のろう材10を除く一部の領域でチューブ112の母材が露出した形となるようにしている。尚、チューブ端部112a近傍においては、コアプレート114のチューブ孔114aとの嵌入性を低下させないために、ろう材10を塗布しないようにしている。
また、コアプレート(本発明の第2部材に対応)114においては、チューブ端部(本発明の第1部材に対応)112aとの接合用のために、図3に示すように、コアプレート114のチューブ112側の面において、チューブ孔114aの一方の長手方向端部近傍をチューブ112の積層方向(図3の左右方向)に線状に延びるようにろう材10を塗布している。このろう材10の塗布によって、チューブ112が嵌入されて当接するチューブ孔114aの内周面(当接部)のすべての領域にはコアプレート114の母材が露出した形となるようにしている。
尚、サイドプレート113については、上記チューブ112と同様に、フィン111が当接する側の面にサイドプレート113の長手方向に線状に延びるように複数本のろう材10を塗布している(図省略)。
そして、各部材111〜114同士の嵌合や治具固定等によってコア部110としての組立て体を形成する。
そして、このコア部110の組立て体をチューブ112の長手方向が水平となるように、且つ、コアプレート114に塗布したろう材10が各チューブ孔114aに対して上側となるようにして、ろう付け炉に投入して、各部材111〜114を一体的にろう付けする。ここで、ろう付け炉中には還元ガスとして水素(H)を導入し、600〜800℃の温度条件で、約19分の加熱を行うようにしている。
これにより、各部材111〜114間の当接部において、母材が露出される部位は、ろう材中のP(燐)や還元ガスによって確実に酸化皮膜が除去されることになる。そして、当接部の廻りから溶融したろう材が当接部に毛管現象により流れ込み、良好なろう付け状態を得ることができる。特に、チューブ112とコアプレート114間のろう付けによる冷却水の気密性を要するラジエータ100(ラジエータユニット101)においては、有用なろう付け方法となる。
本出願人の実機テスト確認において、フィン111とチューブ112との接合面積が、従来の全面にろう材を塗布していたものに比較して、略50%向上したことを確認している。
また、チューブ112とコアプレート114とのろう付け性については、従来技術においては1台当たりのラジエータユニット101のトータルの根付け部(チューブ端部112aとチューブ孔114aとの接合部)数の略40%にろう材廻り不良(冷却水洩れとなる不良)が生じていた(主にチューブ112のR部分に発生)ものに対して、本発明においては、このろう材廻り不良を1〜2%に低減することができた。
更に、上記ろう材廻り不良の生じた部位を除く根付け部におけるろう材のフィレット長さL(図4)について、チューブ112の扁平断面の長径方向の略中央部断面、および短径方向の略中央部断面で、それぞれ50ヶ所、合計100ヶ所について本発明と従来技術とで比較してみると、図5に示すように、本発明はコアプレート114の板厚2mmに対して最小でも2mm以上が確保され、全体のバラツキが低減され、且つ平均値で約10%の向上が得られたことを確認している。
尚、従来技術ではろう材10を各部材(チューブ112やコアプレート114)の全面に塗布していたものに対して、本発明では母材が露出される部位を形成することで部分的な塗布となるので、ろう材10の使用量を低減することができる。例えば、チューブ112において、従来200g/mのろう材10を必要としていたものが、本発明では150g/m(25%低減)で対応可能となった。
(その他の実施形態)
ろう材10の塗布方法については、上記第1実施形態に限定されるものでは無く、チューブ112については、図6に示すように、扁平断面の長径方向に線状に塗布して、更に、チューブ112の長手方向に所定間隔(フィン111の山から山までの距離と異なる間隔)で設けるようにしても良い。
また、コアプレート114については、図7に示すように、チューブ孔114aの周りに塗布するようにしたり、あるいは、図8に示すように、チューブ112においてチューブ端部112aがチューブ孔114aに嵌入される部位を除いた近傍に塗布するようにしても良い。
また、ろう付け時に使用する還元ガスは、上記第1実施形態で説明した水素に限らず、一酸化炭素(CO)等としても良い。
また、対象とする熱交換器は、建設機械用のラジエータ100に限らず他の4輪車用のラジエータ等に適用しても良い。更に、ラジエータ100に代えて、他の熱交換器としてインタークーラ、コンデンサ、ヒータコア等に適用するようにしても良い。
本発明の第1実施形態におけるラジエータの外観を示す分解斜視図である。 チューブへのろう材の塗布要領を示す斜視図である。 コアプレートへのろう材の塗布要領を示す斜視図である。 チューブとコアプレートとの接合部(根付け部)におけるろう材のフィレット長さを示す断面図である。 本発明と従来技術とにおけるフィレット長さを示すグラフである。 その他の実施形態におけるチューブへのろう材の塗布要領を示す斜視図である。 その他の実施形態におけるコアプレートへのろう材の塗布要領を示す斜視図である。 その他の実施形態におけるチューブへのろう材の塗布要領を示す斜視図である。
符号の説明
10 ろう材
100 ラジエータ(熱交換器)
101 ラジエータユニット(熱交換器)
112 チューブ(第1部材)
114 コアプレート(第2部材)

Claims (5)

  1. 銅あるいは銅合金から成る第1部材(112)および第2部材(114)の少なくともどちらか一方(114)に、Cu−Sn−Ni−Pから成るペースト状のろう材(10)を予め塗布して、
    前記両部材(112、114)を所定の位置関係に配置して、
    還元性雰囲気炉内で600〜800℃に加熱して、
    前記ろう材(10)によって前記両部材(112、114)同士をろう付けするろう付け方法であって、
    前記ろう材(10)を塗布する際に、ろう付けされる前記両部材(112、114)の当接部においては、その母材が露出するようにしたことを特徴とするろう付け方法。
  2. 前記母材が露出する領域は、前記当接部のすべての領域であることを特徴とする請求項1に記載のろう付け方法。
  3. 前記母材が露出する領域は、前記当接部の一部の領域であることを特徴とする請求項1に記載のろう付け方法。
  4. 前記両部材(112、114)は、内部流体が流通する熱交換器(100)用の部材であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のろう付け方法。
  5. 銅あるいは銅合金から成る第1部材(112)と、
    銅あるいは銅合金から成る第2部材(114)とが、
    前記両部材(112、114)の当接部において母材が露出するように、前記第1部材(112)および前記第2部材(114)の少なくともどちらか一方(114)に塗布されたCu−Sn−Ni−Pから成るペースト状のろう材(10)によってろう付けされたことを特徴とするろう付け構造物。
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