JP2005114324A - 再生熱交換器、及び再生熱交換方法 - Google Patents
再生熱交換器、及び再生熱交換方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005114324A JP2005114324A JP2003352449A JP2003352449A JP2005114324A JP 2005114324 A JP2005114324 A JP 2005114324A JP 2003352449 A JP2003352449 A JP 2003352449A JP 2003352449 A JP2003352449 A JP 2003352449A JP 2005114324 A JP2005114324 A JP 2005114324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- regenerative heat
- fluid
- concave
- convex ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 title claims abstract description 56
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 53
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 34
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 6
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 6
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 4
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 abstract description 3
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0025—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being formed by zig-zag bend plates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/02—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
- F28F3/04—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element
- F28F3/042—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of local deformations of the element
- F28F3/046—Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations the means being integral with the element in the form of local deformations of the element the deformations being linear, e.g. corrugations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
【課題】 耐熱性及び耐食性などの信頼性を維持するとともに高い伝熱促進機能を有し、十分にコンパクト化することが可能な再生熱交換器を提供する。
【解決手段】 波状に折り曲げられた複数の矩形状部材11を、互いに段差をなして隣接するように組み合わせて再生熱交換器10を構成する。矩形状部材11の内部は空洞になっており、流体が伝播する流路を構成している。各矩形状部材11の内側面11A、すなわち互いに隣接する流路に対する隔壁11A上に複数の凹凸リブ12を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 波状に折り曲げられた複数の矩形状部材11を、互いに段差をなして隣接するように組み合わせて再生熱交換器10を構成する。矩形状部材11の内部は空洞になっており、流体が伝播する流路を構成している。各矩形状部材11の内側面11A、すなわち互いに隣接する流路に対する隔壁11A上に複数の凹凸リブ12を形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気調和機、冷凍機、ガスタービン、燃料電池などのエネルギーシステムに好適に用いることのできる再生熱交換器及び再生熱交換方法に関する。
従来の再生熱交換器では、波状に折り曲げられた隔壁(部材)を重ねることで、断面形状が長方形などの矩形状を呈する流路を構成したプライマリーサーフェス型熱交換器、及び並行平板隔壁間に波状のコルゲートフィンを挟んだインナーフィン型熱交換器などが多用されている。これらの熱交換器では、その性能向上やコンパクト化を目的に、波状に折り曲げられる伝熱面のピッチを細かくすることで伝熱性能に大きな影響を及ぼす水力直径の小径化が図られてきた。
上述した従来型の再生熱交換器では、ガスタービンなどから排出される高温排気ガスや、腐食成分を含む排気ガスからの熱回収を行う場合、再生熱交換器の信頼性の面から隔壁やインナーフィンの肉厚にはある程度の厚さが要求される。
しかしながら、厚肉板に対してプレスによる曲げ加工などを施し、前述した肉厚の隔壁やインナーフィンを作製することは非常に困難であり、また、前記隔壁などを肉厚化することによって流路断面積が減少し、圧力損失が増大するなどの問題も生じる。さらに、前記隔壁などの肉厚化によって、空調機のフィンで行われているようなスリットなどの前縁効果による伝熱促進技術を適用することも、その肉厚に起因した加工性の問題及び切断部からの腐食などの問題から困難であった。
この結果、従来の再生熱交換器では、伝熱性能の向上に限界があり、より一層の大幅なコンパクト化が困難である。
本発明は、耐熱性及び耐食性などの信頼性を維持するとともに高い伝熱促進機能を有し、十分にコンパクト化することが可能な再生熱交換器を提供することを目的とする。さらに本発明は、前記再生熱交換器を利用した再生熱交換方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、
温度の異なる複数の流体を流すための、互いに隣接した複数の矩形状部材を有し、前記複数の矩形状部材それぞれの、前記流体と接触する少なくとも一つの内側面部分に、前記流体の流れ方向と所定の角度をなすように複数の凹凸リブを設けたことを特徴とする、再生熱交換器に関する。
温度の異なる複数の流体を流すための、互いに隣接した複数の矩形状部材を有し、前記複数の矩形状部材それぞれの、前記流体と接触する少なくとも一つの内側面部分に、前記流体の流れ方向と所定の角度をなすように複数の凹凸リブを設けたことを特徴とする、再生熱交換器に関する。
本発明の再生熱交換器によれば、熱交換を行うための、温度の異なる複数の流体を流す互いに隣接した複数の矩形状部材の少なくとも一つの内側面部分、すなわち隔壁部分に前記流体の流れ方向と所定の角度をなすように複数の凹凸リブを設けている。このとき、前記流体が前記隔壁と接触する際に、流路断面内に二次流れ成分、すなわち縦渦が発生し旋回流を生成するようになる。この旋回流によって、前記流体の、前記隔壁近傍で熱交換した成分と、前記流体の、前記矩形状部材の略中心部を流れる主流成分との混合が促進されるため、極めて高い伝熱性能が得られるようになる。
さらに、前記隔壁近傍での流体の速度が増大するため、前記隔壁から伝わってくる熱を前記流体の対流を通じて効率的に伝搬させることができ、前記伝熱性能をさらに向上させることができる。
また、前記旋回流は、前記隔壁からの剥離によって増速したり、乱れたりすることがないため、大きな圧力損失を生じることもない。
さらに、前記凹凸リブはプレス加工で容易に成形することが可能であるため、局所的な薄肉化や切断面の露出などによる信頼性の低下を招くことがない。
したがって、本発明によれば、耐熱性及び耐食性などの信頼性を維持するとともに高い伝熱促進機能を有し、十分にコンパクト化することが可能な再生熱交換器を得ることができる。
なお、本発明の好ましい態様においては、前記複数の凹凸リブは、前記内側面上において互いに交差させる。さらには、前記内側面上において、前記流体の流れ方向に対して前記角度の符号が交互に入れ替わるようにして交差させる。この場合、前記複数の凹凸リブが形成された同一の内側面上、すなわち隔壁上で回転方向の異なる旋回流を生成することができ、上述した伝熱性能をさらに向上させることができるようになる。
また、本発明の他の好ましい態様においては、前記前記複数の凹凸リブの、前記流体の流れ方向とのなす角度を30度〜80度とする。前記角度が30度より小さいと旋回流生成による十分な伝熱性能を実現できない場合があり、前記角度が80度より大きいと圧力損失が増大して、大きな流動損失が生じ、上述した伝熱性能を発源できない場合がある。
さらに、本発明のその他の好ましい態様においては、前記複数の凹凸リブのピッチが前記矩形状部材の断面における短辺の長さ以下とする。前記ピッチが前記短辺の長さを越えて大きくなると、前記凹凸リブによって前記旋回流を生成することができず、十分な伝熱性能を発源できない場合がある。
なお、本発明は、上述した再生熱交換器を利用した再生熱交換方法に関し、
複数の矩形状部材を互いに隣接するように組み合わせて再生熱交換器を構成する工程と、
前記複数の矩形状部材それぞれの、前記流体と接触する少なくとも一つの内側面部分に、前記流体の流れ方向と所定の角度をなすように複数の凹凸リブを設ける工程と、
前記複数の矩形状部材中に温度の異なる複数の流体を流し、隣接した前記矩形状部材間の隔壁を通じて熱交換を行う工程と、
を具えることを特徴とする。
本発明のその他の特徴及び利点については以下に詳述する。
複数の矩形状部材を互いに隣接するように組み合わせて再生熱交換器を構成する工程と、
前記複数の矩形状部材それぞれの、前記流体と接触する少なくとも一つの内側面部分に、前記流体の流れ方向と所定の角度をなすように複数の凹凸リブを設ける工程と、
前記複数の矩形状部材中に温度の異なる複数の流体を流し、隣接した前記矩形状部材間の隔壁を通じて熱交換を行う工程と、
を具えることを特徴とする。
本発明のその他の特徴及び利点については以下に詳述する。
以下、本発明を発明の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の再生熱交換器の一例を示す構成図である。図1においては、波状に折り曲げられた複数の矩形状部材11が、互いに段差をなして隣接するように組み合わされることにより、プライマリーサーフェス型の再生熱交換器10を構成している。矩形状部材11の内部は空洞になっており、流体が伝播する流路を構成している。各矩形状部材11の内側面11A、すなわち互いに隣接する流路に対する隔壁11A上には複数の凹凸リブ12が形成されている。
図1は、本発明の再生熱交換器の一例を示す構成図である。図1においては、波状に折り曲げられた複数の矩形状部材11が、互いに段差をなして隣接するように組み合わされることにより、プライマリーサーフェス型の再生熱交換器10を構成している。矩形状部材11の内部は空洞になっており、流体が伝播する流路を構成している。各矩形状部材11の内側面11A、すなわち互いに隣接する流路に対する隔壁11A上には複数の凹凸リブ12が形成されている。
図1に示す再生熱交換器10の矩形状部材11内をそれぞれ温度の異なる流体が流れると、これらの流体は隔壁11Aを通じて互いに熱の授受を行い、結果として熱交換が行われるようになる。このとき、前記流体が隔壁11Aと接触する際に、その流路断面内に二次流れ成分、すなわち縦渦が発生し旋回流を生成するようになる。この旋回流によって、前記流体の、隔壁11A近傍で熱交換した成分と、前記流体の、矩形状部材11の略中心部を流れる主流成分との混合が促進されるため、極めて高い伝熱性能が得られるようになる。
さらに、隔壁11A近傍での流体の速度が増大するため、隔壁11Aから伝わってくる熱を前記流体の対流を通じて効率的に伝搬させることができ、前記伝熱性能をさらに向上させることができる。また、前記旋回流は、前記隔壁からの剥離によって増速したり、乱れたりすることがないため、大きな圧力損失を生じることもない。さらに、前記凹凸リブはプレス加工で容易に成形することが可能であるため、局所的な薄肉化や切断面の露出などによる信頼性の低下を招くことがない。
したがって、図1に示す再生熱交換器10は、耐熱性及び耐食性などの信頼性を維持するとともに高い伝熱促進機能を有し、十分にコンパクト化することが可能となる。
なお、複数の凹凸リブ12の、図中矢印で示す前記流体の流れ方向とのなす角度θは30度〜80度とすることが好ましい。角度θが30度より小さいと旋回流生成による十分な伝熱性能を実現できない場合があり、角度θが80度より大きいと圧力損失が増大して、大きな流動損失が生じ、上述した伝熱性能を発源できない場合がある。
また、複数の凹凸リブ12のピッチPが矩形状部材12の断面における短辺の長さL以下であることが好ましい。ピッチPが前記短辺の長さLを越えて大きくなると、凹凸リブ12によって前記旋回流を生成することができず、十分な伝熱性能を発源できない場合がある。
なお、再生熱交換器10を構成する矩形状部材11の断面の大きさや長さなどは、熱交換の度合いや、その用途に応じて適宜に設定することができる。
図2は、本発明の再生熱交換器の他の例を示す構成図である。図2においては、波状に折り曲げられた複数の矩形状部材21が、互いに隣接するとともに平板25間に挟まれるように組み合わされることにより、インナーフィン型の再生熱交換器20を構成している。矩形状部材21の内部は空洞になっており、流体が伝播する流路を構成している。各矩形状部材21の内側面21A、すなわち互いに隣接する流路に対する隔壁21A上には複数の凹凸リブ22が形成されている。
図2に示す再生熱交換器20の矩形状部材21内をそれぞれ温度の異なる流体が流れると、これらの流体は隔壁21Aを通じて互いに熱の授受を行い、結果として熱交換が行われるようになる。このとき、前記流体が隔壁21Aと接触する際に、その流路断面内に二次流れ成分、すなわち縦渦が発生し旋回流を生成するようになる。この旋回流によって、前記流体の、隔壁21A近傍で熱交換した成分と、前記流体の、矩形状部材21の略中心部を流れる主流成分との混合が促進されるため、極めて高い伝熱性能が得られるようになる。
さらに、隔壁21A近傍での流体の速度が増大するため、隔壁21Aから伝わってくる熱を前記流体の対流を通じて効率的に伝搬させることができ、前記伝熱性能をさらに向上させることができる。また、前記旋回流は、前記隔壁からの剥離によって増速したり、乱れたりすることがないため、大きな圧力損失を生じることもない。さらに、前記凹凸リブはプレス加工で容易に成形することが可能であるため、局所的な薄肉化や切断面の露出などによる信頼性の低下を招くことがない。
したがって、図2に示す再生熱交換器20は、耐熱性及び耐食性などの信頼性を維持するとともに高い伝熱促進機能を有し、十分にコンパクト化することが可能となる。
なお、複数の凹凸リブ22の、図中矢印で示す前記流体の流れ方向とのなす角度ψは30度〜80度とすることが好ましい。角度ψが30度より小さいと旋回流生成による十分な伝熱性能を実現できない場合があり、角度ψが80度より大きいと圧力損失が増大して、大きな流動損失が生じ、上述した伝熱性能を発源できない場合がある。
また、複数の凹凸リブ22のピッチQが矩形状部材21の断面における短辺の長さR以下であることが好ましい。ピッチQが前記短辺の長さRを越えて大きくなると、凹凸リブ22によって前記旋回流を生成することができず、十分な伝熱性能を発源できない場合がある。
なお、再生熱交換器20を構成する矩形状部材21の断面の大きさや長さなどは、熱交換の度合いや、その用途に応じて適宜に設定することができる。
図3は、図1に示す再生熱交換器の変形例を示す構成図である。図3においても、図1同様に、波状に折り曲げられた複数の矩形状部材31が、互いに段差をなして隣接するように組み合わせれることにより、プライマリーサーフェス型の再生熱交換器30を構成している。矩形状部材31の内部は空洞になっており、流体が伝播する流路を構成している。そして、各矩形状部材31の内側面31A、すなわち互いに隣接する流路に対する側隔壁31A上には、前記流体の流れ方向において、角度の符号が互いに異なるように交差させ、全体としてV字を呈するように複数の凹凸リブ32が形成されている。
図3に示す再生熱交換器30の矩形状部材31内をそれぞれ温度の異なる流体が流れると、これらの流体は隔壁31Aを通じて互いに熱の授受を行い、結果として熱交換が行われるようになる。このとき、前記流体が隔壁31Aと接触する際に、その流路断面内に互いに逆向きの二次流れ成分、すなわち縦渦が発生し互いに逆方向の旋回流を生成するようになる。すなわち、同一の内隔壁31A上で回転方向の異なる旋回流を生成することができ、上述した伝熱性能をさらに向上させることができるようになる。
なお、図3に示す再生熱交換器30に要求されるその他の特性は図1に示す再生熱交換器10に要求されるものと同じである。
以上、具体例を挙げながら発明の実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明してきたが、本発明は上記内容に限定されるものではなく、本発明の範疇を逸脱しない限りにおいてあらゆる変形や変更が可能である。
例えば、上記具体例では凹凸リブのピッチを矩形状部材の断面における短辺との比較で規定しているが、前記矩形状部材の断面が正方形である場合は、いずれかの片の長さとの比較で規定することができる。
また、図3に示す再生熱交換器においては、凹凸リブを流体の流れ方向に対して角度の符号が異なるように交差させ、全体形状がV字型となるように形成したが、W字型となるように形成することもできる。
10、20、30 再生熱変換器
11、21、31 矩形状部材
11A、21A、31A 矩形状部材の内側面(隔壁)
12、22、32 凹凸リブ
11、21、31 矩形状部材
11A、21A、31A 矩形状部材の内側面(隔壁)
12、22、32 凹凸リブ
Claims (16)
- 温度の異なる複数の流体を流すための、互いに隣接した複数の矩形状部材を有し、前記複数の矩形状部材それぞれの、前記流体と接触する少なくとも一つの内側面部分に、前記流体の流れ方向と所定の角度をなすように複数の凹凸リブを設けたことを特徴とする、再生熱交換器。
- 前記複数の凹凸リブは、前記内側面上において互いに交差させたことを特徴とする、請求項1に記載の再生熱交換器。
- 前記複数の凹凸リブは、前記内側面上において、前記流体の流れ方向に対して前記角度の符号が互いに異なるように交差させたことを特徴とする、請求項2に記載の再生熱交換器。
- 前記複数の凹凸リブの、前記流体の流れ方向とのなす角度は、30度〜80度であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載の再生熱交換器。
- 前記複数の凹凸リブのピッチが前記矩形状部材の断面における短辺の長さ以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一に記載の再生熱交換器。
- 前記複数の凹凸リブによって前記流体の旋回流を生成することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載の再生熱交換器。
- プライマリーサーフェス型の熱交換器を構成することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一に記載の再生熱交換器。
- インナーフィン型の熱交換器を構成することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一に記載の再生熱交換器。
- 複数の矩形状部材を互いに隣接するように組み合わせて再生熱交換器を構成する工程と、
前記複数の矩形状部材それぞれの、前記流体と接触する少なくとも一つの内側面部分に、前記流体の流れ方向と所定の角度をなすように複数の凹凸リブを設ける工程と、
前記複数の矩形状部材中に温度の異なる複数の流体を流し、隣接した前記矩形状部材間の隔壁を通じて熱交換を行う工程と、
を具えることを特徴とする、再生熱交換方法。 - 前記複数の凹凸リブは、前記内側面上において互いに交差させることを特徴とする、請求項9に記載の再生熱交換方法。
- 前記複数の凹凸リブは、前記内側面上において、前記流体の流れ方向に対して前記角度の符号が互いに異なるように交差させることを特徴とする、請求項10に記載の再生熱交換方法。
- 前記複数の凹凸リブの、前記流体の流れ方向とのなす角度を、30度〜80度とすることを特徴とする、請求項9〜11のいずれか一に記載の再生熱交換方法。
- 前記複数の凹凸リブのピッチを前記矩形状部材の断面における短辺の長さ以下とすることを特徴とする、請求項9〜12のいずれか一に記載の再生熱交換方法。
- 前記複数の凹凸リブによって前記流体の旋回流を生成することを特徴とする、請求項9〜13のいずれか一に記載の再生熱交換方法。
- 前記再生熱交換器はプライマリーサーフェス型の熱交換器を構成することを特徴とする、請求項9〜14のいずれか一に記載の再生熱交換方法。
- 前記再生熱交換器はインナーフィン型の熱交換器を構成することを特徴とする、請求項9〜14のいずれか一に記載の再生熱交換方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003352449A JP3697523B2 (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 再生熱交換器、及び再生熱交換方法 |
PCT/JP2004/014961 WO2005036086A1 (ja) | 2003-10-10 | 2004-10-08 | 再生熱交換器、及び再生熱交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003352449A JP3697523B2 (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 再生熱交換器、及び再生熱交換方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005114324A true JP2005114324A (ja) | 2005-04-28 |
JP3697523B2 JP3697523B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=34431109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003352449A Expired - Lifetime JP3697523B2 (ja) | 2003-10-10 | 2003-10-10 | 再生熱交換器、及び再生熱交換方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3697523B2 (ja) |
WO (1) | WO2005036086A1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011112331A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | T Rad Co Ltd | 排ガス用熱交換器 |
JP2012198023A (ja) * | 2012-07-26 | 2012-10-18 | Komatsu Ltd | コルゲートフィンおよびそれを備える熱交換器 |
JP2013036666A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器 |
JP2013050303A (ja) * | 2012-12-10 | 2013-03-14 | Komatsu Ltd | コルゲートフィンおよびそれを備える熱交換器 |
JP2014142180A (ja) * | 2014-04-24 | 2014-08-07 | Komatsu Ltd | コルゲートフィンおよびそれを備える熱交換器 |
WO2016047551A1 (ja) * | 2014-09-25 | 2016-03-31 | 住友精密工業株式会社 | ヒートシンク |
WO2017033650A1 (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | 日立造船株式会社 | 燃料電池システム |
JPWO2022038762A1 (ja) * | 2020-08-21 | 2022-02-24 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102735083A (zh) * | 2012-07-25 | 2012-10-17 | 黄学明 | 一种板式换热器 |
GB2565143B (en) | 2017-08-04 | 2021-08-04 | Hieta Tech Limited | Heat exchanger |
FR3105387B1 (fr) * | 2019-12-20 | 2021-11-26 | Liebherr Aerospace Toulouse Sas | Échangeur de chaleur à passages de fluide optimisés |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5390056A (en) * | 1977-01-14 | 1978-08-08 | Munters Ab Carl | Heat transfer means adapted to be used in connection with heat exchanger for transferring sensible heat and latent heat |
JPS61186794A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-20 | Hisaka Works Ltd | プレ−ト式熱交換器 |
JPH11509616A (ja) * | 1996-04-12 | 1999-08-24 | アライドシグナル・インコーポレーテッド | 炭素/炭素熱交換器およびその製造法 |
JP2002054511A (ja) * | 2000-08-14 | 2002-02-20 | Hino Motors Ltd | Egrクーラ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10211537A (ja) * | 1997-01-24 | 1998-08-11 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 伝熱管及びその製造方法 |
JP2002323295A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | プレートフィン型熱交換器 |
JP2003184573A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-07-03 | Toyo Radiator Co Ltd | ガスタービンシステム |
-
2003
- 2003-10-10 JP JP2003352449A patent/JP3697523B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2004
- 2004-10-08 WO PCT/JP2004/014961 patent/WO2005036086A1/ja active Application Filing
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5390056A (en) * | 1977-01-14 | 1978-08-08 | Munters Ab Carl | Heat transfer means adapted to be used in connection with heat exchanger for transferring sensible heat and latent heat |
JPS61186794A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-20 | Hisaka Works Ltd | プレ−ト式熱交換器 |
JPH11509616A (ja) * | 1996-04-12 | 1999-08-24 | アライドシグナル・インコーポレーテッド | 炭素/炭素熱交換器およびその製造法 |
JP2002054511A (ja) * | 2000-08-14 | 2002-02-20 | Hino Motors Ltd | Egrクーラ |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011112331A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | T Rad Co Ltd | 排ガス用熱交換器 |
JP2013036666A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Kobe Steel Ltd | 熱交換器 |
JP2012198023A (ja) * | 2012-07-26 | 2012-10-18 | Komatsu Ltd | コルゲートフィンおよびそれを備える熱交換器 |
JP2013050303A (ja) * | 2012-12-10 | 2013-03-14 | Komatsu Ltd | コルゲートフィンおよびそれを備える熱交換器 |
JP2014142180A (ja) * | 2014-04-24 | 2014-08-07 | Komatsu Ltd | コルゲートフィンおよびそれを備える熱交換器 |
JP2016066703A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 住友精密工業株式会社 | ヒートシンク |
WO2016047551A1 (ja) * | 2014-09-25 | 2016-03-31 | 住友精密工業株式会社 | ヒートシンク |
WO2017033650A1 (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | 日立造船株式会社 | 燃料電池システム |
JP2017045602A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | 日立造船株式会社 | 燃料電池システム |
JPWO2022038762A1 (ja) * | 2020-08-21 | 2022-02-24 | ||
WO2022038762A1 (ja) * | 2020-08-21 | 2022-02-24 | 三菱電機株式会社 | 熱交換素子および熱交換換気装置 |
JP7372472B2 (ja) | 2020-08-21 | 2023-10-31 | 三菱電機株式会社 | 熱交換素子および熱交換換気装置 |
JP7536162B2 (ja) | 2020-08-21 | 2024-08-19 | 三菱電機株式会社 | 熱交換素子および熱交換換気装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2005036086A1 (ja) | 2005-04-21 |
JP3697523B2 (ja) | 2005-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6349761B1 (en) | Fin-tube heat exchanger with vortex generator | |
JP3697523B2 (ja) | 再生熱交換器、及び再生熱交換方法 | |
CN107976101B (zh) | 一种外翅片换热管的使用方法 | |
CN105683696A (zh) | 用于蒸汽发生器的热交换器和包括这种热交换器的蒸汽发生器 | |
JP4827905B2 (ja) | プレート式熱交換器、及びこれを搭載した空気調和機 | |
KR970016513A (ko) | 요철핀을 구비한 열교환기 및 그 열교환기를 구비한 공기조화기 | |
US20160109188A1 (en) | Tube for a heat exchanger | |
WO2010125643A1 (ja) | 熱交換素子 | |
CN107314573A (zh) | 一种微通道热交换器 | |
CN114370777B (zh) | 印刷电路板换热器的换热通道结构及印刷电路板换热器 | |
JP2011106764A (ja) | プレート式熱交換器及びヒートポンプ装置 | |
CN205607214U (zh) | 一种人字形开孔波纹翅片型板翅式换热器 | |
JP2002350083A (ja) | 熱交換器用インナーフィン | |
RU2194926C2 (ru) | Пластинчатый теплообменник с рифлеными пластинами | |
JPS58164995A (ja) | 熱交換器及びその製造方法 | |
JP2002048491A (ja) | 冷却用熱交換器 | |
WO2020244446A1 (zh) | 扁管及换热器 | |
CN221882274U (zh) | 一种逆流换热器 | |
KR100399169B1 (ko) | 이중굴곡 열교환판 및 이를 이용한 열교환기 | |
CN211178075U (zh) | 一种注液封条散热器 | |
CN211178077U (zh) | 一种欧姆型异形封条散热器 | |
JP7270776B2 (ja) | プレート式熱交換器、プレート式熱交換器を備えたヒートポンプ装置、および、ヒートポンプ装置を備えたヒートポンプ式暖房システム | |
CN211626195U (zh) | 一种菱型异形封条散热器 | |
JP2011080704A (ja) | 熱交換器 | |
JPH10160377A (ja) | 熱交換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050607 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3697523 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |