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JP2005114129A - クラッチ装置用ロータ - Google Patents

クラッチ装置用ロータ Download PDF

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JP2005114129A
JP2005114129A JP2003352257A JP2003352257A JP2005114129A JP 2005114129 A JP2005114129 A JP 2005114129A JP 2003352257 A JP2003352257 A JP 2003352257A JP 2003352257 A JP2003352257 A JP 2003352257A JP 2005114129 A JP2005114129 A JP 2005114129A
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JP
Japan
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clutch device
rotor
magnetic flux
clutch
magnetic
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JP2003352257A
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Masayuki Sayama
正幸 佐山
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

【課題】 構造の複雑化、コスト上昇、重量増加、温度変化による性能の不安定化、磁束漏れなどを大きく軽減させる。
【解決手段】 電磁マグネット25の磁束を伝達してクラッチ装置17を断続させるクラッチ装置用ロータ1であって、径方向内側部材45と、径方向外側部材47と、部材45,47の間に配置され、径方向の弾性力によってこれらを連結すると共に、両部材45,47間の磁束漏れを軽減する中間部材49とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、クラッチ装置と一体的に回転しながら、静止側に配置された電磁マグネットからの磁束をクラッチ装置に伝達するクラッチ装置用ロータに関する。
特許文献1に図3のような湿式クラッチ装置501が記載されている。
この湿式クラッチ装置501はエンジンの駆動力によって回転する磁性材料製のプーリ503、車載装置(例えば、コンプレッサ)に連結された被駆動軸505、被駆動軸505に連結されたハブ507、プーリ503とハブ507との間に配置された多板クラッチ509、アーマチャ511、電磁マグネット513などから構成されている。
電磁マグネット513は、プーリ503に設けられたリング状の凹部515にエアギャップ517介して貫入しており、電磁マグネット513を励磁すると磁束ループ519が形成されてアーマチャ511が吸引され、多板クラッチ509が締結されてエンジンの駆動力はプーリ503、多板クラッチ509、被駆動軸505から車載装置に伝達される。
磁性材料のプーリ503は、磁束の一方向磁路をなす径方向内側部分521と磁束の他方向磁路をなす径方向外側部分523とからなり、これらの間には隙間525が設けられ、この隙間525を非磁性体のリング527を溶接して塞ぐことにより磁束の短絡を軽減させている。
特開平1−145438号公報(図7)
湿式クラッチ装置501のように、磁束の短絡を軽減するために磁束の一方向磁路をなす部分521と磁束の他方向磁路をなす部分523とを非磁性体のリング527で連結した構成は、3部材構成による構造の複雑化、コスト上昇、重量増加などを伴う上に、温度変化によるリング527の膨張と収縮によってエアギャップ517と隙間525の両方が変化し、磁路の磁気抵抗が変動して湿式クラッチ装置501の機能(性能)が不安定になる恐れがある。
また、上記構成の他に、内側部分521と外側部分523の間に周方向の切り欠き部とこれらを連結するブリッジ部とを設けた構成があるが、この場合は、ブリッジ部での磁束漏れが無視できない。
そこで、この発明は、非磁性体を溶接することに伴う構造の複雑化、コスト上昇、重量増加、温度変化による性能の不安定化、潤滑性・冷却性の低下、及び、切り欠き部を設けることに伴うブリッジ部での磁束漏れなどから抑制できるクラッチ装置用ロータの提供を目的としている。
請求項1の発明は、電磁マグネットの磁束を伝達してクラッチ装置を断続させるクラッチ装置用ロータであって、前記磁束の一方向の磁路となる磁性材料の径方向内側部材と、前記磁束の他方向の磁路となる磁性材料の径方向外側部材と、前記径方向外側部材と径方向内側部材の間に配置され、径方向の弾性力により径方向外側部材と径方向内側部材を連結すると共に、これら両部材間の磁束漏れを軽減する中間部材とからなることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載されたクラッチ装置用ロータであって、前記中間部材が、前記ロータを軸方向両側に開放する隙間を備えていることを特徴とする。
請求項1のクラッチ装置用ロータは、径方向外側部材と径方向内側部材の間に中間部材を配置し、この中間部材の弾性力によってこれらの部材を連結すると共に、径方向外側部材と径方向内側部材より磁気抵抗の大きな材質を選定された中間部材によって両部材間の磁束漏れを軽減させており、また、温度変化による中間部材の膨張と収縮は径方向外側部材と径方向内側部材との間の設定空間内で中間部材が変位することによって吸収されるから、クラッチ装置の機能(性能)が温度変化に対して大幅に安定する。
また、径方向外側部材と径方向内側部材を中間部材によって連結する構成は、径方向内側部分521と径方向内側部分523とをリング527を溶接して連結する従来例の構成と較べると、組み付け作業が極めて容易であり、作業コストが大幅に低減される。
また、中間部材が入手しやすい材質及び寸法規格の市販品であれば、実施コストがさらに低減される。
また、中間部材が周方向に連続した形状(リング状)であれば、さらに、組付けが容易になり組み付けコストが低減される。
なお、中間部材は磁気抵抗が絶対的に大きな材質として非磁性部材を選定するときには、例えば、アルミニューム、ステンレス鋼、銅(リン青銅)などがある。
請求項2のクラッチ装置用ロータは、請求項1の構成と同等の効果が得られる。
また、中間部材が、ロータを軸方向両側に開放する隙間を備えているから、この隙間分だけ軽量化されると共に、この隙間を介してオイルが移動できるから、ロータの軸方向両側に配置される部材、たとえばクラッチ装置用の電磁マグネットだけでなくクラッチ板やアーマチャなどの部材、クラッチ装置の潤滑性・冷却性と耐久性が大きく向上する。
以下に実施例について説明する。
図1と図2によって一実施例のクラッチ装置用ロータ1と、これを用いて構成されたリヤデフ3(副駆動源の駆動力を左右の後輪に配分するデファレンシャル装置)の説明をする。リヤデフ3は4輪駆動車に用いられており、図示外の常時駆動されるフロントデフ(主駆動源の駆動力を左右の前輪に分配するデファレンシャル装置)以下の説明の中で左右の方向はこの4輪駆動車と、図1、図2での左右の方向である。
本実施例のクラッチ装置用ロータ1は、電磁マグネット25の磁束を伝達してクラッチ装置17を断続させるもので、磁束の一方向の磁路となる磁性材料の径方向内側部材45と、磁束の他方向の磁路となる磁性材料の径方向外側部材47と、径方向外側部材47と径方向内側部材45との間に配置され、径方向の弾性力101,103によってこれらを連結し、これら両部材45,47間の磁束漏れを軽減すると共に、軸方向の隙間51を備えた非磁性材料の中間部材49とから構成されている。
前輪側の動力系は、横置きのエンジン(主駆動源)とトランスミッション、フロントデフ(エンジンの駆動力を左右の前輪に配分するデファレンシャル装置)、前車軸、左右の前輪などから構成されている。また、後輪側の動力系は、電動モータ(副駆動源)、減速機構、リヤデフ3、エンジンに付属したジェネレータ、センサー、コントローラ、後車軸、左右の後輪などから構成されている。
電動モータと減速機構とリヤデフ3はケーシング35に収容されており、電動モータはケーシング35に固定され、コントローラを介してジェネレータに接続されている。また、このケーシング35にはオイル溜りが設けられている。減速機構は、2段の減速ギヤ組から構成されており、電動モータは前段のギア組に連結され、リヤデフ3は後段のギア組に連結されている。電動モータの駆動力は各減速ギヤ組によって後輪の走行回転数域まで減速され、トルクが増幅されてリヤデフ3に伝達される。
コントローラはセンサーからの情報に基づいて電動モータの駆動、回転数調整、駆動停止などを行う。また、下記のように、コントローラは、通常の走行中、電動モータの駆動を停止すると共に、下記のようにリヤデフ3で駆動力を遮断して後輪側動力系の作動を停止させると共に、前輪をエンジンで駆動し、車両を前輪側動力系による2輪駆動状態にする。また、大きな駆動力が必要になると、コントローラは電動モータを駆動すると共に、リヤデフ3を連結して後輪側動力系を作動させ、後輪を補助的に駆動して車両を4輪駆動走行させる。
リヤデフ3は、クラッチ装置用ロータ1、後述するクラッチ装置の部材を係合する部分を備えた駆動ギヤ5、デフケース7、多板式のメインクラッチ9、ボールカム11、プレッシャープレート13、カムリング15、多板式のパイロットクラッチ17(クラッチ装置)、リターンスプリング19、アーマチャ21、電磁マグネット23、ベベルギア式の差動機構25、コントローラなどから構成されている。
また、クラッチ装置用ロータ1は、電磁マグネット23の磁路の一部を構成しており、電磁マグネット23の磁束をパイロットクラッチ17に伝達してパイロットクラッチ17を断続するように構成されている。
駆動ギヤ5には、後段の減速ギヤ組の一側ギアである大径ギア27が形成されており、駆動ギヤ5は大径ギア27の部分をボールベアリング29,29によってデフケース7上に支承されている。
デフケース7は、左のボス部31をボールベアリング33によってケーシング35に支承され、右のボス部37をボールベアリング39と、ケーシング35に固定されている電磁マグネット23のコア41とを介してケーシング35に支承されている。
クラッチ装置用ロータ1は、右ボス部37(デフケース7)の外周に配置されており、スナップリング43によって固定され、軸方向に位置決めされている。なお、クラッチ装置用ロータ1は駆動ギヤ5の右側壁を兼ねている。
上記のように、クラッチ装置用ロータ1は、磁性材料製の径方向内側部材45と、磁性材料製の径方向外側部材47と、各部材45,47の間に設けられた隙間48に配置され、径方向内向きと外向きの弾性力101,103によってこれらを連結する非磁性材料製の中間部材49とで構成されている。図2のように、この中間部材49は板を凹凸に成形したウェーブリング状のもので、各部材45,47との間にロータ1を軸方向両側に開放する隙間51を備えており、クラッチ装置用ロータ1は、非磁性材料の中間部材49及び隙間48,51の空気の各磁気抵抗によって両部材45,47の間で磁束漏れを軽減させている。なお、図2の左半部は、中間部材49による仮想ばね105を示している。
メインクラッチ9は、駆動ギヤ5とデフケース7との間に配置されており、アウタープレート53は駆動ギヤ5に延設された円筒部の内周にスプライン連結され、インナープレート55はデフケース7の外周にスプライン連結されている。また、デフケース7にはメインクラッチ9の受圧リング57がスナップリング59によって固定されている。
パイロットクラッチ17は、駆動ギヤ5とカムリング15との間に配置されており、アウタープレート61は駆動ギヤ5に延設された円筒部の内周にスプライン連結され、インナープレート63はカムリング15の外周にスプライン連結されている。
ボールカム11は、プレッシャープレート13とカムリング15との間に設けられている。プレッシャープレート13はデフケース7に軸方向移動自在にスプライン連結されており、下記のように、ボールカム11のカムスラスト力を受けてメインクラッチ9を押圧する。また、カムリング15とクラッチ装置用ロータ1の径方向内側部材45との間には、ボールカム11のカム反力を受けると共に、カムリング15とクラッチ装置用ロータ1間の相対回転を吸収するスラストベアリング65が配置されている。
リターンスプリング19は、プレッシャープレート13とデフケース7との間に配置されており、プレッシャープレート13をメインクラッチ9の連結解除方向に付勢している。
アーマチャ21は、プレッシャープレート13とパイロットクラッチ17(インナープレート63)との間に、軸方向移動及び回転自在に配置されている。また、アーマチャ21はプレッシャープレート13に形成された段差部66に収容されており、アーマチャ21はこの段差部66の外周で相対回転可能に支持され、センターリングされている。
電磁マグネット23は、そのコア41をケーシング35に固定されており、コア41とクラッチ装置用ロータ1(径方向内側部材45と径方向外側部材47)との間には適度なエアギャップが形成されている。コア41、エアギャップ、クラッチ装置用ロータ1、パイロットクラッチ17、アーマチャ21によって電磁マグネット23の磁路が構成されており、電磁マグネット23が励磁されるとこの磁路上に磁束ループ67が形成される。また、電磁マグネット23のリード線はグロメットを介してケーシング35の外部に引き出され、コネクターによって車載のバッテリー側に接続されている。
ベベルギア式差動機構25は、複数本のピニオンシャフト69、ピニオンギア71、出力側のサイドギア73,75などから構成されている。各ピニオンシャフト69はデフケース7の回転中心から放射状に配置されており、それぞれの先端はデフケース7の係合孔77に係合すると共に、段差部79で受圧リング57に回り止めされている。各ピニオンギア71はそれぞれのピニオンシャフト69上で回転自在に支承されており、サイドギア73,75は左右から各ピニオンギア71と噛み合っている。また、各サイドギア73,75とデフケース7との間には、サイドギア73,75の噛み合い反力を受けるスラストワッシャ81がそれぞれ配置されている。サイドギア73,75は左右の後車軸にそれぞれスプライン連結されており、各後車軸はデフケース7の左右のボス部31,37とケーシング35をそれぞれ貫通し、左右の後輪に連結されている。また、左右の後車軸とケーシング35との間にはオイル漏れと外部からの異物の侵入を防止するシール83,83がそれぞれ配置されている。
デフケース7の回転はピニオンシャフト69から各ピニオンギア71を介して各サイドギア73,75に配分され、さらに後車軸から左右の後輪に伝達される。
コントローラは、センサーによって検知した路面状態、車両の発進、加速、旋回のような走行条件及び操舵条件などに応じて、電磁マグネット23の励磁、励磁電流の制御、励磁停止を行う。また、コントローラは、電動モータを回転させるとき同時に電磁マグネット23を励磁し、電動モータの回転を停止させるとき同時に電磁マグネット23の励磁を停止する。
電磁マグネット23が励磁されると、上記のように磁路上に磁束ループ67が形成されてアーマチャ21が吸引され、クラッチ装置用ロータ1との間でパイロットクラッチ17を押圧して締結し、パイロットトルクを発生させる。パイロットトルクが発生すると、パイロットクラッチ17によって駆動ギヤ5に連結されたカムリング15と、デフケース7側のプレッシャープレート13とを介してボールカム11に電動モータの駆動力が掛かり、ボールカム11は発生したカムスラスト力によってプレッシャープレート13を左方に移動させてメインクラッチ9を押圧し締結させる。
こうしてメインクラッチ9が連結されると、大径ギア27(駆動ギヤ5)を回転させる電動モータの駆動力は、デフケース7に伝達され、その回転は差動機構25によって左右の後輪に配分され、車両が4輪駆動状態になる。また、悪路などで後輪の間に駆動抵抗差が生じると、電動モータの駆動力はピニオンギア71の自転によって左右の後輪に差動配分される。
また、電磁マグネット23の励磁電流を制御すると、パイロットクラッチ17の滑り率が変化してボールカム11のカムスラスト力が変わり、後輪側に伝達される駆動力が制御される。このような駆動力の制御を、例えば、旋回時に行うと旋回性と車体の安定性とを大きく向上させることができる。
電磁マグネット23の励磁を停止すると、パイロットクラッチ17が開放されてボールカム11のカムスラスト力が消失し、リターンスプリング19の付勢力によってプレッシャープレート13が右方へ戻り、メインクラッチ9の連結が解除され、車両は前輪駆動の2輪駆動状態になる。
リヤデフ3は、ケーシング35に設けられたオイル溜りに下半部を浸されており、このオイルは電磁マグネット25とパイロットクラッチ17を潤滑・冷却すると共に、クラッチ装置用ロータ1と中間部材49に設けられた隙間48,51を通って移動し、電磁マグネット25とパイロットクラッチ17の潤滑性・冷却性を大きく向上させる。
また、オイル溜りのオイルは駆動ギヤ5(大径ギア27)の回転によって撥ね上げられ、撥ね上げられたオイルは駆動ギヤ5とデフケース7の左右両側の隙間からこれらの間に浸入し、パイロットクラッチ17、アーマチャ21とプレッシャープレート13との摺動部(段差部66)、ボールカム11、スラストベアリング65、メインクラッチ9などを潤滑・冷却する。
また、オイル溜りのオイルはデフケース7の回転に伴って、デフケース7の開口85と、ボス部31,37の内側に形成されている螺旋状のオイル溝から内部に流入し、差動機構25の各ギア71,73,75の噛み合い部などを潤滑・冷却し、さらに遠心力を受けてメインクラッチ9側に移動し、メインクラッチ9、ボールカム11、パイロットクラッチ17などを潤滑・冷却した後、オイル溜りに戻る。
[クラッチ装置用ロータ1の効果]
クラッチ装置用ロータ1は、上記のように構成されたことによって次のような効果が得られる。
径方向外側部材45と径方向内側部材47の間に非磁性材料の中間部材49を配置し、その弾性力101,103によって部材45,47を連結すると共に、中間部材49と隙間48,51の磁気抵抗によって両部材45,47間の磁束漏れを軽減させており、温度変化による中間部材49の膨張と収縮は部材45,47によって吸収されるから、リヤデフ3(パイロットクラッチ17)の機能(性能)が温度変化に対して大幅に安定する。
また、径方向外側部材45と径方向内側部材47を中間部材49によって連結する構成は、従来の構成と較べると、組み付け作業が極めて容易であり、作業コストが大幅に低減される。
また、中間部材49には入手しやすい市販品を用いることができるから、その場合、実施コストはさらに低減される。
また、中間部材49が周方向に連続した形状(リング状)であるから、さらに、組付けは容易であり、組み付けコストが低減される。
また、中間部材49が軸方向の隙間51を備えているから、リヤデフ3とクラッチ装置用ロータ1がこの隙間51分だけ軽量化される。
また、オイルが中間部材49の隙間51を通って移動できるから、電磁マグネット25だけでなく、パイロットクラッチ17の潤滑性・冷却性と耐久性が大きく向上する。
一実施例のクラッチ装置用ロータ1を用いたリヤデフ3を示す断面図である。 図1の実施例に用いられた中間部材49などを示す断面図である。 従来例の断面図である。
符号の説明
1 クラッチ装置用ロータ
17 パイロットクラッチ(クラッチ装置)
45 径方向内側部材
47 径方向外側部材
49 中間部材
51 隙間
101,103 弾性力

Claims (2)

  1. 電磁マグネットの磁束を伝達してクラッチ装置を断続させるクラッチ装置用ロータであって、
    前記磁束の一方向の磁路となる磁性材料の径方向内側部材と、
    前記磁束の他方向の磁路となる磁性材料の径方向外側部材と、
    前記径方向外側部材と径方向内側部材の間に配置され、径方向の弾性力によって前記径方向外側部材と径方向内側部材とを連結すると共に、これら両部材間の磁束漏れを軽減する中間部材とからなることを特徴とするクラッチ装置用ロータ。
  2. 請求項1に記載された発明であって、
    前記中間部材が、前記ロータを軸方向両側に開放する隙間を備えていることを特徴とするクラッチ装置用ロータ。
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