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JP2005088242A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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JP2005088242A
JP2005088242A JP2003321666A JP2003321666A JP2005088242A JP 2005088242 A JP2005088242 A JP 2005088242A JP 2003321666 A JP2003321666 A JP 2003321666A JP 2003321666 A JP2003321666 A JP 2003321666A JP 2005088242 A JP2005088242 A JP 2005088242A
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recording head
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Gentaro Furukawa
源太郎 古川
Toshiya Kojima
俊也 小島
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】被記録媒体の姿勢に対応して好ましい画像形成が可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】姿勢検出手段27によって記録紙16の姿勢を検出し、検出結果に合わせて印字ヘッド50を移動させる。記録紙16が本来の姿勢16Aより角度θだけ傾いている16Bで示した姿勢の場合には、印字ヘッド50も本来の位置(デフォルト位置)からθだけ傾かせた位置50Cに回動させる。また、印字ヘッド50を傾かせると、記録紙16上の打滴点と印字ヘッド50(ノズル)との位置関係が本来の位置関係と変ってしまうので、印字ヘッド50を印字方向(印字ヘッド50の長手方向に沿った方向)と平行に移動させる。なお、該平行移動に代わりノズルシフトの制御を行って、記録紙16上の打滴点とノズルとの位置関係を合わせてもよい。
【選択図】 図8

Description

本発明は画像形成装置及び画像形成方法に係り、特に画像形成装置における記録ヘッドの制御技術に関する。
近年、デジタルスチルカメラにより撮影された画像などを印刷記録する記録装置としてインクジェット記録装置(インクジェットプリンター)が普及している。インクジェット記録装置はヘッドに複数の記録素子(ノズル)を備え、この記録素子からインクの液滴を被記録媒体に吐出しながら記録ヘッドを走査させ、被記録媒体上に画像を1ライン分記録すると被記録媒体を1ライン分搬送し、この工程を繰り返すことにより記録紙上に画像を形成するものである。
インクジェットプリンターには、単尺のシリアルヘッドを用い、ヘッドを被記録媒体の幅方向に走査させながら記録を行うシャトル方式や、被記録媒体の1辺の全域に対応して記録素子が配列されているラインヘッドを用いるライン方式がある。ライン方式では、記録素子の配列方向と直交する方向に被記録媒体を走査させることで被記録媒体の全面に画像記録を行うことができ、短尺ヘッドを走査するキャリッジ等の搬送系が不要となる。また、キャリッジの移動と被記録媒体との複雑な走査制御が不要になり、被記録媒体だけが移動するのでシャトル方式に比べて記録速度の高速化が実現できる。
インクジェットプリンターでは、高品質のカラー印字を実現するために記録ヘッドと被記録媒体との位置関係や、被記録媒体の姿勢を正確に合わせる必要がある。また、複数の記録ヘッドを備える場合には、各記録ヘッド間の位置を正確に調整する必要がある。しかし、記録ヘッドの組み立て時の誤差や被記録媒体のスキューによって記録ヘッドと被記録媒体との間、各記録ヘッド間に位置ずれが生じると、重ね打ちによって所望の色彩、階調等を実現する場合に重ね打ちされるべきドットが重ね打ちされず所望の色を実現できないことや、画像曲のがりや画像内におけるずれなどを生じ、画像劣化を招くことがある。
特許文献1に開示された記録方法及び装置及びその記録物は、記録ヘッドにより記録された記録情報を読み取る読取部と、読取部によって読み取られた記録情報の位置に従って各記録ヘッドの位置ずれを検出し、その検出された位置ずれに応じて複数の記録ヘッドの位置を調整する位置調整部を備えている。
また、特許文献2に記載されたインクジェット記録装置は、ヘッドを指示する指示部材と、指示部材と該ヘッド内のノズルとの相対位置を調整する調整手段とを備え、ヘッドを支持部材に取り付けた後に指示部材に対するノズルの相対位置を調整する。
特開平5−238004号公報 特開平10−34980号公報
しかしながら、記録ヘッドを装置に搭載する際に記録ヘッドの位置を調整することは可能であるが、被記録媒体の相対位置や被記録媒体の姿勢を検出し、これを印字開始までに補正するためには、姿勢を検出する検出手段や、姿勢のずれを補正する補正手段が必要になる。また、制御負荷も大きくなる。
特許文献1に開示された記録方法及び装置及びその記録物では、記録ヘッドを装置に搭載する際の組み立て調整や記録ヘッド交換時の調整が目的であり、記録媒体のスキューを検出する手段や記録媒体に対してのヘッド調整については開示されていない。また、シャトルスキャン型の記録ヘッドを前提としており、スキューに対する画像補正について明確ではない。
また、特許文献2に記載されたインクジェット記録装置も、記録媒体のスキューを検出する手段や記録媒体に対してのヘッド調整については開示されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、被記録媒体の姿勢に対応して好ましい画像形成が可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る発明は、被記録媒体上に記録を行う記録素子を備えた記録ヘッドと、前記被記録媒体と前記記録ヘッドを被記録媒体搬送方向に相対的に移動させる搬送手段と、を備えた画像形成装置であって、前記記録ヘッドの前記被記録媒体搬送方向上流側に設けられ、前記搬送手段における前記被記録媒体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて、前記被記録媒体の姿勢に合わせて前記記録ヘッドを移動させる記録ヘッド移動手段と、を備えたことを特徴としている。
即ち、被記録媒体の姿勢を検出し、検出された被記録媒体の姿勢に合わせて記録ヘッドを移動させるように構成したので、スキューなどにより被記録媒体の姿勢が本来の姿勢とずれている場合にも、記録ヘッドの移動によりそのずれを補正でき、画像品質が確保されるとともに、画像品質が安定する。
姿勢検出手段では、被記録媒体が本来保持される姿勢とある角度をなして傾いている場合(スキュー)や、被記録媒体の搬送方向と平行に被記録媒体の保持される位置がずれている場合(サイドレジストレーション、以下、サイドレジと記載)などにおいて、そのずれ量を検出し得る。
記録ヘッドは、被記録媒体搬送方向に略直交する方向の使用する被記録媒体の印字可能領域の全域にわたってインク吐出孔などの記録素子が配置されているフルライン型の記録ヘッドでもよいし、短尺の記録ヘッドを被記録媒体搬送方向に略直交する方向に移動しながらインク滴を吐出させるシャトルスキャン型記録ヘッドでもよい。
被記録媒体は、記録ヘッドによって印字を受ける媒体(被画像形成媒体)であり、具体的には連続用紙、カット紙、シール用紙、OHPシート等の樹脂シート、フイルム、布、その他材質や形状を問わず、様々な媒体を含む。
被記録媒体と記録ヘッドとを相対移動させる態様は、固定された記録ヘッドに対して被記録媒体を移動させてもよいし、被記録媒体を固定させて記録ヘッドを移動させてもよい。また、被記録媒体と記録ヘッドとを両方とも移動させてもよい。被記録媒体の搬送手段には搬送ベルトや搬送ドラム等が適用される。
記録素子には、LED電子写真プリンタの記録素子などの光学的に記録を行う素子や、インクなどの液滴やトナーなどの粉末を被記録媒体に吐出(噴出)させる吐出孔(ノズル)などを含んでいる。
請求項2に示すように請求項1の発明において、前記記録ヘッド移動手段は、前記被記録媒体の記録面と略平行な平面上において、前記記録ヘッドを回動させる回動手段を備えたことを特徴としている。
即ち、被記録媒体がスキューして傾いている場合には、その傾きに合わせて記録ヘッドを回動させ、被記録媒体の傾きに合わせ移動させることができる。また、被記録媒体の姿勢を補正する姿勢補正手段が不要である。
記録ヘッドを回動させる態様は、該記録ヘッドの被記録媒体搬送方向と交差する方向両端部のうち何れか一方を中心として回動させてもよいし、記録ヘッドの機械的中心を中心として回動させてもよい。
また、請求項3に示すように請求項2の発明において、前記記録ヘッド移動手段は、前記被記録媒体の記録面と略平行な平面上において、前記記録ヘッドを平行移動させる平行移動手段を備えたことを特徴としている。
即ち、記録ヘッドの回動により該記録ヘッドと被記録媒体との位置関係がずれてしまうので、該記録ヘッドを記録方向へ平行移動させることで、このずれ量を補正することができる。
被記録媒体の姿勢に合わせて回動及び回動と平行移動の組み合わせを適宜用いるとよい。
また、請求項4に示すように、請求項1、2又は3記載の発明において、前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて移動される前記記録ヘッドの位置と前記被記録媒体の姿勢に応じて前記記録素子の駆動周波数を制御する記録制御手段を備えたことを特徴としている。
即ち、記録ヘッドを回動させ、記録素子の駆動周波数を変更しないと、被記録媒体の後端部の余白が多くなってしまう(即ち、被記録媒体の見かけの搬送速度が遅くなってしまう)ので、記録素子の駆動周波数を制御して、画像が短くなったり、画像の途中で画像が重なったりすることを防止できる。
例えば、搬送速度が一定の場合、被記録媒体が基準の姿勢であり記録ヘッドの基準位置における基準の駆動周波数よりも、被記録媒体がスキューし、これに対応して記録ヘッドを回動させた位置では、駆動周波数を遅くするように記録素子の駆動周波数が制御される。
また、請求項5に示すように請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の発明において、前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて移動させる前記記録ヘッドの位置と前記記録媒体の姿勢に応じて前記被記録媒体の相対搬送速度を制御する搬送制御手段を備えたことを特徴としている。
例えば、記録素子の駆動周波数が一定の場合、被記録媒体が基準の姿勢であり記録ヘッドの基準位置における基準の搬送速度よりも、被記録媒体がスキューし、これに対応して記録ヘッドを回動させた位置では、搬送速度を早くするように搬送手段の搬送速度が制御される。
もちろん、記録素子の駆動周波数制御と搬送手段の搬送速度制御を適宜組み合わせてもよい。
また、請求項6に示すように請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の発明において、前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて移動される前記記録ヘッドの位置と前記記録媒体の姿勢に応じて記録位置と記録素子との対応関係を可変設定する画像処理手段を備えたことを特徴としている。
即ち、被記録媒体が基準姿勢であるときの基準位置における記録位置と記録ヘッドの対向関係に対して、被記録媒体がスキューしているときの記録ヘッドが回動した位置における記録位置と記録ヘッドとの対応関係が変ってしまうので、該画像処理手段によって記録位置と記録ヘッドとの対応関係を可変させ、スキューした被記録媒体上に相応の画像を記録することができる。したがって、機構を簡略化でき、コストダウンに寄与する。
例えば、画像信号から記録素子の稼動制御信号を作り直す記録素子のシフトでは、本来記録を行う記録素子と隣接する記録素子から記録を行うように制御される。記録素子のシフトは、1つの記録素子ごとに行ってもよいし、複数の記録素子ごとに行ってもよい。
また、記録素子のシフトは、記録素子の密度や画像の解像度に応じて行うように構成してもよい。例えば、低密度では記録素子のシフトを行わず、高密度では記録素子のシフトを行うように制御してもよい。
また、本発明は前記目的を達成する方法発明を提供する。即ち、請求項7に係る画像形成方法は、被記録媒体に記録を行う記録素子を備えた記録ヘッドと、前記被記録媒体と前記記録ヘッドを被記録媒体搬送方向に相対的に移動させる搬送手段と、を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、前記被記録媒体を前記記録ヘッドと相対搬送させる搬送工程と、前記記録ヘッドの上流で前記被記録媒体の姿勢を検出する姿勢検出工程と、前記姿勢検出工程の検出結果に基づいて前記記録ヘッドを移動させる記録ヘッド移動工程と、前記記録ヘッド移動工程において移動された記録ヘッドの記録素子を駆動させ記録を行う記録工程と、を含むことを特徴としている。
本発明によれば、被記録媒体の姿勢を検出し、検出された被記録媒体の姿勢に合わせて記録ヘッドを移動させる。記録ヘッドの移動には、回動、平行移動及びこれらの組み合わせがあり、これらを適宜用いることができる。被記録媒体の姿勢補正手段を備えることなく、スキューやサイドレジずれが起きている場合に被記録媒体の姿勢補正が可能である。
以下添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
〔インクジェット記録装置の全体構成〕
図1は本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成図である。同図に示したように、このインクジェット記録装置10は、インクの色ごとに設けられた複数の印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkを有する印字部12と、記録紙16を供給する給紙部18と、前記印字部12のノズル面(インク吐出面)に対向して配置され、記録紙16の平面性を保持しながら記録紙16を搬送する搬送部22と、印画済みの記録紙(プリント物)を外部に排紙する排紙部26と、を備え、各印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkの記録紙搬送方向上流側の直前には、記録紙16のスキュー(記録紙16の姿勢、向き)を検出する姿勢検出部27(27Y,27M,27C,27Bk)が設けられている。
姿勢検出部27は、少なくとも各印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkによるインク吐出幅(画像記録幅)よりも幅の広い受光素子列を有するラインセンサで構成され、該イメージセンサによって読み取った画像から記録紙16の姿勢をチェックする手段として機能する。
姿勢検出部27が有するラインセンサから得られた検出結果は、処理部28(28Y,28M,28C,28Bk)に送出される。姿勢検出部27によって記録紙16のスキュー及びサイドレジストレーション(以下、サイドレジと記載)を検出することができる。なお、姿勢検出部27の詳細については後述する。
ここで、本明細書において「印字」という用語は、文字の形成のみならず、文字を含む広い意味での画像を形成する概念を表すものとする。
図1では、給紙部18の一例としてロール紙(連続用紙)のマガジンが示されているが、紙幅や紙質等が異なる複数のマガジンを併設してもよい。また、ロール紙のマガジンに代えて、又はこれと併用して、カット紙が積層装填されたカセットによって用紙を供給してもよい。
複数種類の記録紙を利用可能な構成にした場合、紙の種類情報を記録したバーコード或いは無線タグなどの情報記録体をマガジンに取り付け、その情報記録体の情報を所定の読取装置によって読み取ることで、使用される用紙の種類を自動的に判別し、用紙の種類に応じて適切なインク吐出を実現するようにインク吐出制御を行うことが好ましい。
給紙部18から送り出される記録紙16はマガジンに装填されていたことによる巻きクセが残り、カールする。このカールを除去するために、デカール処理部(不図示)においてマガジンの巻きクセ方向と逆方向に加熱ドラム(不図示)で記録紙16に熱を与える。このとき、多少印字面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御するとより好ましい。
ロール紙を使用する装置構成の場合、図1のように、裁断用のカッター(第1のカッター)29が設けられており、該カッター29によってロール紙は所望のサイズにカットされる。カッター29は、記録紙16の搬送路幅以上の長さを有する固定刃29Aと、該固定刃29Aに沿って移動する丸刃29Bとから構成されており、印字裏面側に固定刃29Aが設けられ、搬送路を挟んで印字面側に丸刃29Bが配置される。なお、カット紙を使用する場合には、カッター29は不要である。
デカール処理後、カットされた記録紙16は、搬送部22へと送られる。搬送部22は、ローラ32に無端状のベルト33が巻き掛けられた構造を有し、少なくとも印字部12のノズル面及び印字検出部のセンサ面、姿勢検出部27の検出面に対向する部分が水平面(フラット面)をなすように構成されている。
ベルト33が巻かれているローラ32のうち駆動ローラ(例えば符号32A)にモータ(図1中不図示,図7中符号88として記載)の動力が伝達されることにより、ベルト33が駆動され、ベルト33上に保持された記録紙16は図1の左から右へと搬送される。ベルト33上に記録紙16を保持する機構には、ベルト33に設けられた吸着穴を介してファンによる吸引力を用いて記録紙16をベルト33に吸着させる態様や、静電気により記録紙16をベルト33に吸着させる態様などがある。また、ベルト搬送に代えてドラム搬送やローラ・ニップ搬送機構を用いる態様も考えられる。
更に、印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkの記録紙搬送方向上流側と記録紙搬送方向下流側とを異なるベルトにより記録紙16を搬送する分割ベルトを用いてもよい。
縁無しプリント等を印字するとベルト33上にもインクが付着するので、ベルト33の外側の所定位置(印字領域以外の適当な位置)にベルト清掃部(不図示)が設けられている。ベルト清掃部の構成について詳細は図示しないが、例えば、ブラシ・ロール、吸水ロール等をニップする方式、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー方式、或いはこれらの組み合わせなどがある。清掃用ロールをニップする方式の場合、ベルト線速度とローラ線速度を変えると清掃効果が大きい。
印字部12は、最大紙幅に対応する長さを有するライン型ヘッドを副走査方向と直交方向(主走査方向)に配置した、いわゆるフルライン型のヘッドとなっている。詳細な構造例は後述するが(図3乃至図5)、各印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkは、図2に示したように、本インクジェット記録装置10が対象とする最大サイズの記録紙16の少なくとも一辺を超える長さにわたってインク吐出口(ノズル)が複数配列されたライン型ヘッドで構成されている。
記録紙16の送り方向(以下、記録紙搬送方向と記載)に沿って上流側からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(Bk,K)の順に各色インクに対応した印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkが配置されている。記録紙16を搬送しつつ各印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkからそれぞれ色インクを吐出することにより記録紙16上にカラー画像を形成し得る。
このように、紙幅の全域をカバーするフルラインヘッドがインク色ごとに設けられてなる印字部12によれば、副走査方向について記録紙16と印字部12を相対的に移動させる動作を一回行うだけで(即ち、1回の副走査で)、記録紙16の全面に画像を記録することができる。これにより、印字ヘッドが主走査方向に往復動作するシャトル型ヘッドに比べて高速印字が可能であり、生産性を向上させることができる。
なお、本例では、YCMK(Bk)の標準色(4色)の構成を例示したが、インク色や色数の組み合わせについては本実施形態に限定されず、必要に応じて淡インク、濃インクを追加してもよい。例えば、ライトシアン、ライトマゼンタなどのライト系インクを吐出する印字ヘッドを追加する構成も可能である。
図1には示していないが(図10に図示)、印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkを本体に搭載する際の調整や印字時に記録紙16の姿勢を検出し、これに合わせて印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkを移動させる際に印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkを移動(回動、平行移動)させるヘッド移動機構(図11、図12に図示)を備えている。該印字ヘッド移動機構の詳細は後述する。
更に、インクジェット記録装置10には、各印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkに供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部と、印字部12による印字結果を読み取る印字検出部(不図示)と、を備えている。インク貯蔵/装填部は、各印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkに対応する色のインクを貯蔵するタンクを有し、各タンクは不図示の管路を介して各印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkと連通されている。また、インク貯蔵/装填部は、インク残量が少なくなるとその旨を報知する報知手段(表示手段、警告音発生手段)を備えるとともに、色間の誤装填を防止するための機構を有している。
印字検出部は、印字部12の打滴結果を撮像するためのイメージセンサを含み、該イメージセンサによって読み取った打滴画像からノズルの目詰まりその他の吐出不良をチェックする手段として機能する。
本例の印字検出部は、少なくとも各印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkによるインク吐出幅(画像記録幅)よりも幅の広い受光素子列を有するラインセンサで構成される。このラインセンサは、赤(R)の色フィルタが設けられた光電変換素子(画素)がライン状に配列されたRセンサ列と、緑(G)の色フィルタが設けられたGセンサ列と、青(B)の色フィルタが設けられたBセンサ列と、からなる色分解ラインCCDセンサで構成されている。なお、ラインセンサに代えて、受光素子が二次元配列されて成るエリアセンサを用いることも可能である。
印字検出部は、各色の印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkにより印字されたテストパターンを読み取り、各ヘッドの吐出検出を行う。吐出判定は、吐出の有無、ドットサイズの測定、ドット着弾位置の測定などで構成される。
印字検出部の後段には、後乾燥部(不図示)が設けられている。後乾燥部は、印字された画像面を乾燥させる手段であり、例えば、加熱ファンが用いられる。印字後のインクが乾燥するまでは印字面と接触することは避けたほうが好ましいので、熱風を吹き付ける方式が好ましい。
多孔質のペーパに染料系インクで印字した場合などでは、加圧によりペーパの孔を塞ぐことでオゾンなど、染料分子を壊す原因となるものと接触することを防ぐことで画像の耐候性がアップする効果がある。
更に、後乾燥部の後段には、加熱・加圧部44が設けられている。加熱・加圧部44は、画像表面の光沢度を制御するための手段であり、画像面を加熱しながら所定の表面凹凸形状を有する加圧ローラ45で加圧し、画像面に凹凸形状を転写する。
こうして生成されたプリント物は排紙部26から排出される。本来プリントすべき本画像(目的の画像を印刷したもの)とテスト印字とは分けて排出することが好ましい。このインクジェット記録装置10では、本画像のプリント物と、テスト印字のプリント物とを選別してそれぞれの排出部へと送るために排紙経路を切り替える不図示の選別手段が設けられている。
また、図1には示さないが、本画像の排紙部26には、オーダー別に画像を集積するソーターが設けられる。
次に、印字ヘッドの構造について説明する。インク色ごとに設けられている各印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号50によって印字ヘッドを示すものとする。
図3(a) は印字ヘッド50の構造例を示す平面透視図であり、図3(b) はその一部の拡大図である。また、図3(c) は印字ヘッド50の他の構造例を示す平面透視図、図4はインク室ユニットの立体的構成を示す断面図(図3(a) 中の4−4線に沿う断面図)である。記録紙面上に印字されるドットピッチを高密度化するためには、印字ヘッド50におけるノズルピッチを高密度化する必要がある。本例の印字ヘッド50は、図3(a) 〜(c) 及び図4に示したように、インク滴が吐出するノズル51と、各ノズル51に対応する圧力室52等からなる複数のインク室ユニット53を千鳥でマトリックス状に配置させた構造を有し、これにより見かけ上のノズルピッチの高密度化を達成している。
即ち、本実施形態における印字ヘッド50は、図3(a) ,(b) に示すように、インクを吐出する複数のノズル51が印字媒体送り方向と略直交する方向に印字媒体の全幅に対応する長さにわたって配列された1列以上のノズル列を有するフルラインヘッドである。
また、図3(c) に示すように、短尺の2次元に配列された印字ヘッド50’を千鳥状に配列して繋ぎ合わせて、印字媒体の全幅に対応する長さとしてもよい。
各ノズル51に対応して設けられている圧力室52は、その平面形状が概略正方形となっており、対角線上の両隅部にノズル51と供給口54が設けられている。各圧力室52は供給口54を介して共通流路55と連通されている。
圧力室52の天面を構成している加圧板56には個別電極57を備えたアクチュエータ58が接合されており、個別電極57に駆動電圧を印加することによってアクチュエータ58が変形してノズル51からインクが吐出される。インクが吐出されると、共通流路55から供給口54を通って新しいインクが圧力室52に供給される。
かかる構造を有する多数のインク室ユニット53を図5に示す如く、主走査方向に沿う行方向及び主走査方向に対して直交しない一定の角度θを有する斜めの列方向とに沿って一定の配列パターンで格子状に配列させた構造になっている。主走査方向に対してある角度θの方向に沿ってインク室ユニット53を一定のピッチdで複数配列する構造により、主走査方向に並ぶように投影されたノズルのピッチPはd× cosθとなる。
即ち、主走査方向については、各ノズル51が一定のピッチPで直線状に配列されたものと等価的に取り扱うことができる。このような構成により、主走査方向に並ぶように投影されるノズル列が1インチ当たり2400個(2400ノズル/インチ)におよぶ高密度のノズル構成を実現することが可能になる。以下、説明の便宜上、ヘッドの長手方向(主走査方向)に沿って各ノズル51が一定の間隔(ピッチP)で直線状に配列されているものとして説明する。
なお、用紙の全幅に対応したノズル列を有するフルラインヘッドで、ノズルを駆動する時には、(1)全ノズルを同時に駆動する、(2)ノズルを片方から他方に向かって順次駆動する、(3)ノズルをブロックに分割して、ブロックごとに片方から他方に向かって順次駆動する等が行われ、用紙の幅方向(用紙の搬送方向と直交する方向)に1ライン又は1個の帯状を印字するようなノズルの駆動を主走査と定義する。
特に、図5に示すようなマトリクスに配置されたノズル51を駆動する場合は、上記(3)のような主走査が好ましい。即ち、ノズル51-11 、51-12 、51-13 、51-14 、51-15 、51-16 を1つのブロックとし(他にはノズル51-21 、…、51-26 を1つのブロック、ノズル51-31 、…、51-36 を1つのブロック、…として)記録紙16の搬送速度に応じてノズル51-11 、51-12 、…、51-16 を順次駆動することで記録紙16の幅方向に1ラインを印字する。
一方、上述したフルラインヘッドと用紙とを相対移動することによって、上述した主走査で形成された1ライン又は1個の帯状の印字を繰り返し行うことを副走査と定義する。
本発明の実施に際してノズルの配置構造は図示の例に限定されない。ノズル51が2次元的に配置されたマトリクスヘッドを例示したが、副走査方向にノズル列が1列設けられたヘッドを適用してもよい。
また、本実施形態では、ピエゾ素子(圧電素子)に代表されるアクチュエータ58の変形によってインク滴を飛ばす方式が採用されているが、本発明の実施に際して、インクを吐出させる方式は特に限定されず、ピエゾジェット方式に代えて、ヒータなどの発熱体によってインクを加熱して気泡を発生させ、その圧力でインク滴を飛ばすサーマルジェット方式など、各種方式を適用できる。
図6はインクジェット記録装置10におけるインク供給系の構成を示した概要図である。
インク供給タンク60はインクを供給するための基タンクであり、前に説明したインク貯蔵/装填部に設置される。インク供給タンク60の形態には、インク残量が少なくなった場合に、不図示の補充口からインクを補充する方式と、タンクごと交換するカートリッジ方式とがある。使用用途に応じてインク種類を変える場合には、カートリッジ方式が適している。この場合、インクの種類情報をバーコード等で識別して、インク種類に応じた吐出制御を行うことが好ましい。なお、図6のインク供給タンク60は、先に記載したインク貯蔵/装填部と等価のものである。
図6に示したように、インク供給タンク60と印字ヘッド50の中間には、異物や気泡を除去するためにフィルタ62が設けられている。フィルタ・メッシュサイズは、ノズル径と同等若しくはノズル径以下(一般的には、20μm程度)とすることが好ましい。
なお、図6には示さないが、印字ヘッド50の近傍又は印字ヘッド50と一体にサブタンクを設ける構成も好ましい。サブタンクは、ヘッドの内圧変動を防止するダンパ効果及びリフィルを改善する機能を有する。
また、インクジェット記録装置10には、ノズル51の乾燥防止又はノズル51近傍のインク粘度上昇を防止するための手段としてのキャップ64と、ノズル51面の清掃手段としてのクリーニングブレード66とが設けられている。
これらキャップ64及びクリーニングブレード66を含むメンテナンスユニットは、不図示の移動機構によって印字ヘッド50に対して相対移動可能であり、必要に応じて所定の退避位置から印字ヘッド50下方のメンテナンス位置に移動される。
キャップ64は、図示せぬ昇降機構によって印字ヘッド50に対して相対的に昇降変位される。電源OFF時や印刷待機時にキャップ64を所定の上昇位置まで上昇させ、印字ヘッド50に密着させることにより、ノズル51面(インク吐出面)をキャップ64で覆う。
印字中又は待機中において、特定のノズル51の使用頻度が低くなり、ある時間以上インクが吐出されない状態が続くと、ノズル近傍のインク溶媒が蒸発してインク粘度が高くなってしまう。このような状態になると、アクチュエータ58が動作してもノズル51からインクを吐出できなくなってしまう。
このような状態になる前に(アクチュエータ58の動作により吐出が可能な粘度の範囲内で)アクチュエータ58を動作させ、その劣化インク(粘度が上昇したノズル近傍のインク)を排出すべくキャップ64(インク受け)に向かって予備吐出(パージ、空吐出、つば吐き)が行われる。
また、印字ヘッド50内のインク(圧力室52内)に気泡が混入した場合、アクチュエータ58が動作してもノズルからインクを吐出させることができなくなる。このような場合には印字ヘッド50にキャップ64を当て、吸引ポンプ67で圧力室52内のインク(気泡が混入したインク)を吸引により除去し、吸引除去したインクを回収タンク68へ送液する。
この吸引動作は、初期のインクのヘッドへの装填時、或いは長時間の停止後の使用開始時にも粘度上昇(固化)した劣化インクの吸い出しが行われる。なお、吸引動作は圧力室52内のインク全体に対して行われるので、インク消費量が大きくなる。したがって、インクの粘度上昇が小さい場合には予備吐出を行う態様が好ましい。
クリーニングブレード66は、ゴムなどの弾性部材で構成されており、図示せぬブレード移動機構(ワイパー)により印字ヘッド50のインク吐出面(ノズル板表面)に摺動可能である。ノズル板にインク液滴又は異物が付着した場合、クリーニングブレード66をノズル板に摺動させることでノズル板表面を拭き取り、ノズル板表面を清浄する。なお、該ブレード機構によりインク吐出面の汚れを清掃した際に、該ブレードによってノズル51内に異物が混入することを防止するために予備吐出が行われる。
図7はインクジェット記録装置10のシステム構成を示す要部ブロック図である。インクジェット記録装置10は、通信インターフェース70、システムコントローラ72、画像メモリ74、モータドライバ76、ヒータドライバ78、プリント制御部80、画像バッファメモリ82、ヘッドドライバ84等を備えている。
通信インターフェース70は、ホストコンピュータ86から送られてくる画像データを受信するインターフェース部である。通信インターフェース70にはUSB、IEEE1394、イーサネット、無線ネットワークなどのシリアルインターフェースやセントロニクスなどのパラレルインターフェースを適用することができる。この部分には、通信を高速化するためのバッファメモリ(不図示)を搭載してもよい。ホストコンピュータ86から送出された画像データは通信インターフェース70を介してインクジェット記録装置10に取り込まれ、一旦画像メモリ74に記憶される。画像メモリ74は、通信インターフェース70を介して入力された画像を一旦格納する記憶手段であり、システムコントローラ72を通じてデータの読み書きが行われる。画像メモリ74は、半導体素子からなるメモリに限らず、ハードディスクなど磁気媒体を用いてもよい。
システムコントローラ72は、通信インターフェース70、画像メモリ74、モータドライバ76、ヒータドライバ78等の各部を制御する制御部である。システムコントローラ72は、中央演算処理装置(CPU)及びその周辺回路等から構成され、ホストコンピュータ86との間の通信制御、画像メモリ74の読み書き制御等を行うとともに、搬送系のモータ88やヒータ89を制御する制御信号を生成する。
また、図1に示した姿勢検出部27から送られる検出結果(検出信号)はシステムコントローラ72に入力される。システムコントローラでは、該検出結果から本来の記録紙16の姿勢からのずれ(ずれている方向、ずれている量)を算出し、このずれを補正するように印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkの移動量が算出される。算出された移動量に基づいて印字ヘッドの移動が実行されるように、システムコントローラ72から各部に対して指令信号が送出される。印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkの移動量(補正量)を記録しておく記録手段(メモリ)を備える態様が好ましい。該記録手段は、画像メモリ74やバッファメモリ82と兼用されていてもよい。
なお、図1に示した処理部28は、システムコントローラ72や画像メモリ74、モータドライバ76などを含んだ制御系を示している。
モータドライバ76は、システムコントローラ72からの指示にしたがってモータ88を駆動するドライバ(駆動回路)である。ヒータドライバ78は、システムコントローラ72からの指示にしたがって後乾燥部等のヒータ89を駆動するドライバである。
なお、図6では、モータドライバ76及びモータ88には搬送系やメンテナンスユニット、後述する印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkを移動させるヘッド移動手段(図11及び図12に図示)などに用いられる複数のモータドライバ及びモータが含まれている。
プリント制御部80は、システムコントローラ72の制御に従い、画像メモリ74内の画像データから印字制御用の信号を生成するための各種加工、補正などの処理を行う信号処理機能を有し、生成した印字制御信号(印字データ)をヘッドドライバ84に供給する制御部である。プリント制御部80において所要の信号処理が施され、該画像データに基づいてヘッドドライバ84を介して印字ヘッド50のインク液滴の吐出量や吐出タイミングの制御が行われる。これにより、所望のドットサイズやドット配置が実現される。
プリント制御部80には画像バッファメモリ82が備えられており、プリント制御部80における画像データ処理時に画像データやパラメータなどのデータが画像バッファメモリ82に一時的に格納される。なお、図7において画像バッファメモリ82はプリント制御部80に付随する態様で示されているが、画像メモリ74と兼用することも可能である。また、プリント制御部80とシステムコントローラ72とを統合して一つのプロセッサで構成する態様も可能である。
ヘッドドライバ84はプリント制御部80から与えられる印字データに基づいて各色の印字ヘッド12Y,12M,12C,12Bkのアクチュエータを駆動する。ヘッドドライバ84にはヘッドの駆動条件を一定に保つためのフィードバック制御系を含んでいてもよい。
印字検出部は、前に説明したように、ラインセンサを含むブロックであり、記録紙16に印字された画像を読み取り、所要の信号処理などを行って印字状況(吐出の有無、打滴のばらつきなど)を検出し、その検出結果をプリント制御部80に提供する。
プリント制御部80は、必要に応じて印字検出部から得られる情報に基づいて印字ヘッド50に対する各種補正を行う。
〔記録紙の姿勢検出とその補正制御〕
図8乃至図13を用いて、本インクジェット記録装置10における記録紙16のスキュー検出及び補正制御について説明する。
図8では、記録紙16が本来の姿勢16A(一点破線)から記録紙搬送方向と略直交する方向から角度θだけ傾いた(スキューした)姿勢16B(実線)となっている状態を示している。
また、タイミングt1から時間tが経過したタイミングt2では、記録紙16はt1からt2の間に記録紙搬送方向Aに距離xだけ移動される。符号16Cはタイミングt2における記録紙16を示している。
なお、4つの印字ヘッド50は同じ構成であり、図8では、4つの印字ヘッドのうち、1色分の印字ヘッドを示している。
図1に示したように、各印字ヘッド50(50Y,50M,50C,50Bk)の記録紙搬送方向の上流側直前には姿勢検出部27(27Y,27M,27C,27Bk)が備えられており、各姿勢検出部27Y,27M,27C,27Bkは印字ヘッド50の長尺方向幅以上の幅を有する受光素子列(CCD)を1列有している。もちろん、受光素子列を2列以上備えてもよいし、受光素子列が2次元に配列されたエリアセンサを用いてもよい。
なお、図3(c) に示した分割ヘッドでは、ヘッドごとに姿勢検出部27を備えることが好ましい。
姿勢検出部27より記録紙16が撮像されると、撮像結果から記録紙16の姿勢を判断することができる。記録紙16の姿勢に合わせて印字ヘッド50は、図示しないヘッド移動部(図11及び図12に図示)によってデフォルト位置(実線)から破線で示した位置(向き)50Cに移動される。
即ち、記録紙16が本来の姿勢(記録紙16の先端部の辺が記録紙搬送方向Aと垂直に交差する状態)から反時計周りに角度θだけずれていると検出され、印字ヘッド50はデフォルト(初期)位置から反時計周りに角度θだけ移動(回動、チルト)される。
図9は、図8の符号100部分の拡大図である。図9によれば、姿勢検出部27の受光素子の配列方向と略直交する幅方向の中心線27A上にラインセンサが配置され、該ラインセンサによって、記録紙16A及び記録紙16Bの端部(本来記録紙搬送方向に平行な辺)の検出が行われる。
即ち、タイミングt1において記録紙16Aの端部110が検出され、タイミングt2において記録紙16Bの端部112が検出される。端部110が検出されたセンサ素子(画素)と、端部112が出されたセンサ素子と、の距離がyとなる。また、タイミングt1からタイミングt2までの時間と、記録紙16の搬送速度と、から記録紙16の搬送路上の移動距離xが求められ、x及びyから、記録紙16の本来の位置からのずれ量(角度)を求めることができる。
一方、タイミングt1及びタイミングt2において、記録紙16Aの端部110および記録紙16Bの端部112が同じセンサ画素で検出される場合には、記録紙16の姿勢はスキューしていない本来の姿勢であり、記録紙16の先端部の辺は記録紙搬送方向と略直交していることになる。この場合には、実際に端部110及び120が検出されているセンサ画素と本来端部110及び120が検出されるセンサ画素との間の距離を求めると、記録紙搬送方向Aに直交する方向のずれであるサイドレジを検出することができる。
上述したように、記録紙16の姿勢に合わせて印字ヘッド50を角度θだけ回動させて印字を行う場合には、記録紙16が搬送方向Aに移動すると、印字ヘッド50内のノズル51と記録紙16上の打滴点との位置関係がずれてしまうので、印字ヘッド50をノズルの配列方向に平行移動させる必要がある。
例えば、図10(a)及び図10(b)において、符号120及び122は、本来、ノズル140によって打滴される打滴点である。記録紙16のスキューによって、印字ヘッド50は、図8に示すように、初期位置(図8の実線)から角度θだけ回動されて(図8の破線)印字が開始される。
タイミングt1(記録紙16A)では、打滴点120はノズル140によって打滴可能であるが、タイミングt2(記録紙16B)では、記録紙16とノズル140とはノズル配列方向にずれてしまっているので、ノズル140では打滴点122に打滴をすることができなくなる。
そこで、図10(b)に示すように、印字ヘッド50をノズル配列方向下方に平行に移動させ、ノズルと記録紙16との位置関係を補正する必要がある。
上述した平行移動sの移動量は、次式〔数1〕によって求められる。
〔数1〕
s(平行移動量)=x(記録紙移動量)×sinθ
ここで、記録紙移動量とは、図8及び図9に示した記録紙搬送方向への記録紙16の移動量xであり、θは、図8及び図9に示した記録紙16のずれ量である。
また、ノズルと記録紙16との位置関係の補正は、打滴するノズルをシフトさせてもよい。例えば、図10(a)中、記録紙16Aにおいて打滴点122に打滴を行うノズルをノズル140からノズル142にシフト(変更)し、ノズル142を用いて記録紙16A上の打滴点122に打滴を行うように制御してもよい。
ノズルシフトによってノズル51と記録紙16との位置関係を補正する場合には、次式〔数2〕を満たすタイミングにおいてノズルシフト制御を実行する。
〔数2〕
x(記録紙移動量)≧p(ノズル間隔)/tanθ
ここで、ノズル間隔pとはノズル配列方向のノズルピッチを示し、マトリクスヘッドでは、印字ヘッド50の長手方向(主走査方向)へ並ぶように投影されたノズルピッチを示している。なお、記録紙移動量x及びθは、図8及び図9に示したx及びθである。
ノズルシフトは、1画像を印字する際に1回だけ行なってもよいし、2回以上行なってもよい。該記録紙移動量x、スキュー量θに合わせて適宜実行するように制御することが好ましい。
ノズル密度が低密度である場合には、シフト先のノズルが存在しないことがあり得るので、ノズルシフトを行うことができないことがある。したがって、ノズル密度が低密度であればノズルシフト等の画像処理を行わず、ノズル密度が高密度であれば該画像処理を行なうように制御してもよい。
上述したノズルシフト制御を用いることにより、印字ヘッド50の平行移動を行わなくてもよく、印字ヘッド50を平行移動させる機構を備えなくてもよい。また、画像処理によってスキュー補正を行う場合に比べて制御負担が軽くなる。
また、印字ヘッド50を回動させると、印字ヘッド50と記録紙16の相対速度が搬送部22(ベルト33)の搬送速度と変わってしまう。言い換えると、印字ヘッド50と被記録紙16の相対速度が搬送部22の搬送速度より遅くなってしまい、搬送速度を変えずに印字を行なうと、画像全体が短くなってしまう。
したがって、印字ヘッド50と記録紙16の相対速度である見かけの搬送速度に合わせて、搬送部22の搬送速度を速くする必要がある。また、見かけの搬送速度に対する補正は打滴周波数を変える(遅くする)ように制御してもよい。見かけ搬送速度は搬送部22の搬送速度と図8及び図9に示したθと搬送部22の搬送速度から求められる。
次に、図11及び図12を用いて、インクジェット記録装置10に設けられたヘッド移動機構について説明する。印字ヘッド50と記録紙16との間のクリアランスが確保されるように、印字ヘッド50の記録面と平行な平面上を移動するように構成されている。
図11は、印字ヘッド50を回動(チルト)させる態様を示し、図12は、図11に示した回動と、記録紙搬送方向と略直交する方向に平行移動させる態様を示している。
印字ヘッド50はハウジング200に取り付けられており、ハウジング200の一端側に設けられたピン202を軸(回動中心)として、ハウジング200は回動自在に構成されている。ハウジング200のピン202が設けられた端と反対側の端には、モータ204とボールネジ206が設けられ、ハウジング200とボールネジ206とは、キャリッジ208を介してハウジング200に取り付けられている。
モータ204及びボールネジ206は、ハウジング200や印字機構内の他の部材が設置されている指示部材などに、所定の平行度や直角度を保つように取り付けられている。
また、図12には、回動機構と平行移動機構とを組み合わせ態様を示している。
印字ヘッド50はスライドレール220上に設けられた可動板221に取り付けられ、可動板221はボールネジ222に沿って移動されるキャリッジ223に取り付けられている。
記録紙搬送方向と略直交する方向にキャリッジ223が平行移動されるようにボールネジ222が取り付けられ、ボールネジ222はモータ226の動作に同期して動作する。これらの平行移動機構全体が、図10に示したハウジング200に設けられて、印字ヘッド50は回動可能であるとともに平行移動可能である。
モータ204及び226には、ステッピングモータやサーボモータなどの位置(回転量)制御型モータが適用される。また、モータ204及び226には回転型モータだけでなくリニアモータを適用してもよい。更に、ボールネジ206及び222に代わり直動型アクチュエータを用いてもよい。なお、モータ204及び226は図7に示したモータ88に含まれており、これらのモータはシステムコントローラ72によって制御されるドライバ76を介して駆動制御される。
これらの回動機構及び平行移動機構には、ホームポジション(基準位置、デフォルト位置)や稼動限界位置等を検出する検出センサが備えられており、これらのセンサから得られる検出信号はシステムコントローラ72に送られ、原点復帰(初期化動作)などの制御に用いられる。
図13は、スキュー検出及び補正制御の流れを示したフローチャートである。
印字が開始されると(ステップS10)、印字ヘッド50の位置が初期化され、印字ヘッド50はデフォルト位置に移動される(ステップS12)。その後、記録紙(用紙)16が搬送される(ステップS14)。記録紙16が姿勢検出部27の位置に到達すると、記録紙16の姿勢が検出される(ステップS16)。その後、ステップS16において検出されたスキュー量が補正可能か否かが判断され(ステップS18)、補正ができない場合には(NO判定)、所定のエラー処理が実行され(ステップS20)、本スキュー制御が終了される(ステップS38)。
一方、ステップS18において、補正可能と判断されると(YES判定)、検出されたスキュー量から補正量(角度θ)が求められ、印字ヘッド50は、該補正量だけ移動される(ステップS30)。
その後、印字が実行され(ステップS32)、該当画像の印字が終了すると、次の記録紙16があるか否かが検出される(ステップS34)。
ステップS34において、次の記録紙16がある場合には(YES判定)、ステップS14に進み、次の記録紙16がない場合には(NO判定)、印字ヘッド50の位置が初期化され、本スキュー補正制御は終了される(ステップS38)。
図14には、印字ヘッドの補正(移動)に回動と平行移動を組み合わせた場合の制御の流れを示したフローチャートである。
図13に示したフローチャートでは、検出されたスキュー量から求められる補正量として、回転量と〔数1〕に示した平行移動量が求められ、ステップS30では、印字ヘッド50はデフォルト位置からの回動だけでなく、ノズル配列方向への平行移動が行われる(図14のステップS31)。
更に、図13のステップS32における印字では、印字の進行に従って記録紙16が搬送されていくと平行移動量が変わる(〔数1〕に示した記録紙移動量が大きくなると、平行移動量も大きくなる)ので、これに合わせて印字ヘッド50は更に平行移動される(ステップS34)。
本実施形態では、印字ヘッド50(50Y,50M,50C,50Bk)ごとに姿勢検出部27を備える態様を例示したが、これらの印字ヘッドのうち記録紙搬送方向際上流にある印字ヘッドの記録紙搬送方向上流に姿勢検出部27を1つ備える態様でもよいし、2以上の印字ヘッドに姿勢検出部27を1つ備える態様でもよい。ただし、搬送部22に上述した分割ベルトを適用する場合には、最上流側で記録紙16の姿勢を検出しても、記録紙16が上流側のベルトから下流側のベルトに移る際に(印字ヘッド50下方の印字領域を通過する際に)、記録紙16の姿勢が変わることが起こり得るので、各印字ヘッド50に1つ姿勢検出部27を備える態様が好ましい。
姿勢検出部27の位置と印字ヘッド50のデフォルト位置とは、正確に調整される必要があり、組み立て時やメンテナンス時に微調整を行えるように微調整手段を備える態様が好ましい。例えば、該微調整ではテストチャートを読み取り、この読み取り結果に合わせて印字ヘッド50を移動させる態様がある。
上記の如く構成されたインクジェット記録装置10では、姿勢検出部27によって記録紙16の姿勢(スキュー)を検出し、検出された記録紙16のずれ量に合わせて印字ヘッド50が移動される。
印字ヘッド50の移動には、印字ヘッドの角度を調整する回動移動、ノズル配列方向のずれを補正する平行移動がある。また、平行移動に代わり、打滴されるノズルをシフトさせる制御を行ってもよい。これらの移動制御によりスキューがない状態に相当する記録1紙16上の理想的な打滴位置へ打滴することができる。
したがって、スキュー品質の向上が見込まれるとともに、記録紙ごとにばらつきのあるスキューに対しても対応でき得る。更に、スキュー補正機構が不要になり、処理能力が向上する。
画像処理によってスキュー補正を行う場合に比べて、処理系の負担が軽減でき、処理時間を短縮することができる。
上記実施の形態では画像記録装置の一例としてインクジェット記録装置を説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定されない。インクジェット方式以外では、ラインヘッドを有する熱転写記録装置、LED電子写真プリンタ、LEDライン露光ヘッドを有する銀塩写真方式プリンタなど各種方式の画像記録装置についても本発明を適用することが可能である。
本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成図 図1に示したインクジェット記録装置の印字部周辺の要部平面図 印字ヘッドの構造例を示す平面透視図 図3(a) の要部拡大図 印字ヘッドの他の構造例を示す平面透視図 図3(a) 中の4−4線に沿う断面図 図3(a) に示した印字ヘッドのノズル配列を示す拡大図 本実施形態に係るインクジェット記録装置におけるインク供給系の構成を示した概要図 本実施形態に係るインクジェット記録装置のシステム構成を示す要部ブロック図 スキュー検出及びスキュー補正を説明する図 図8の要部拡大図 印字ヘッドの平行移動及びノズルシフトを説明する図 印字ヘッド移動部の構成図 平行移動機構を備えた印字ヘッド移動部の構成図 スキュー検出及びスキュー補正制御の流れを示したフローチャート 平行移動を行う場合のスキュー検出及びスキュー補正制御の流れを示したフローチャート
符号の説明
10…インクジェット記録装置、50,50’…印字ヘッド、16…記録紙、27…姿勢検出部、51,140,142…ノズル、72…システムコントローラ、76…モータドライバ、80…プリント制御部、88,204,226…モータ、206,222…ボールネジ、220…スライドレール

Claims (7)

  1. 被記録媒体上に記録を行う記録素子を備えた記録ヘッドと、前記被記録媒体と前記記録ヘッドを被記録媒体搬送方向に相対的に移動させる搬送手段と、を備えた画像形成装置であって、
    前記記録ヘッドの前記被記録媒体搬送方向上流側に設けられ、前記搬送手段における前記被記録媒体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて、前記被記録媒体の姿勢に合わせて前記記録ヘッドを移動させる記録ヘッド移動手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録ヘッド移動手段は、前記被記録媒体の記録面と略平行な平面上において、前記記録ヘッドを回動させる回動手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記記録ヘッド移動手段は、前記被記録媒体の記録面と略平行な平面上において、前記記録ヘッドを平行移動させる平行移動手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて移動される前記記録ヘッドの位置と前記被記録媒体の姿勢に応じて前記記録素子の駆動周波数を制御する記録制御手段を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて移動させる前記記録ヘッドの位置と前記記録媒体の姿勢に応じて前記被記録媒体の相対搬送速度を制御する搬送制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記姿勢検出手段の検出結果に基づいて移動される前記記録ヘッドの位置と前記記録媒体の姿勢に応じて記録位置と記録素子との対応関係を可変設定する画像処理手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか1項の画像形成装置。
  7. 被記録媒体に記録を行う記録素子を備えた記録ヘッドと、前記被記録媒体と前記記録ヘッドを被記録媒体搬送方向に相対的に移動させる搬送手段と、を備えた画像形成装置における画像形成方法であって、
    前記被記録媒体を前記記録ヘッドと相対搬送させる搬送工程と、
    前記記録ヘッドの上流で前記被記録媒体の姿勢を検出する姿勢検出工程と、
    前記姿勢検出工程の検出結果に基づいて前記記録ヘッドを移動させる記録ヘッド移動工程と、
    前記記録ヘッド移動工程において移動された記録ヘッドの記録素子を駆動させ記録を行う記録工程と
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
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