JP2005082340A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
供給トレイにセットされた記録シートの厚みを、画像形成動作とは無関係に検出することが可能であり、検出した記録シートの厚みを用いてプリントジョブやコピージョブの最初から最適な画像形成動作を行うことが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】
複数の記録シートからなるシート束を収容する供給トレイと、この供給トレイ内から記録シートを引き出すと共に、引き出した記録シートを1枚ずつに分離して画像出力部へ給送するシート分離手段とを備え、更に、前記記録シートの厚さ検知の必要性を判断するタイミング決定手段と、このタイミング決定手段が前記厚さ検知を必要と判断した場合に、画像出力部の休止時に前記シート分離手段を動作させ、記録シートの先端のみを前記シート分離手段から突出させる検知制御手段と、シート分離手段から突出した記録シートの先端の厚みを計測するシート厚検知手段とを備えた。
【選択図】 図5
供給トレイにセットされた記録シートの厚みを、画像形成動作とは無関係に検出することが可能であり、検出した記録シートの厚みを用いてプリントジョブやコピージョブの最初から最適な画像形成動作を行うことが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】
複数の記録シートからなるシート束を収容する供給トレイと、この供給トレイ内から記録シートを引き出すと共に、引き出した記録シートを1枚ずつに分離して画像出力部へ給送するシート分離手段とを備え、更に、前記記録シートの厚さ検知の必要性を判断するタイミング決定手段と、このタイミング決定手段が前記厚さ検知を必要と判断した場合に、画像出力部の休止時に前記シート分離手段を動作させ、記録シートの先端のみを前記シート分離手段から突出させる検知制御手段と、シート分離手段から突出した記録シートの先端の厚みを計測するシート厚検知手段とを備えた。
【選択図】 図5
Description
本発明は、例えば電子写真方式やインクジェット方式を用いた複写機やプリンタのように、用紙やOHP用フィルム等の記録シートに対して画情報に応じた記録画像を形成する画像形成装置に係り、詳細には、供給トレイ内に束としてセットされた記録シートの厚みを画像形成動作に先立って検知するための改良に関する。
電子写真方式やインクジェット方式を用いた複写機やプリンタ等の画像形成装置において、高品質の記録画像を用紙等の記録シート上に形成するためには、かかる記録シートの厚みや材質等に応じた適切なパラメータで記録画像の形成を行う必要がある。例えば、電子写真方式では感光体上に形成したトナー像を記録シートに対して良好に転写するためには、かかる記録シートの厚みや材質に応じた強度の転写バイアスを設定する必要がある。また、インクジェット方式においては、記録シートの厚みや材質が直接的に画質に影響を及ぼしており、これらに応じてインクの噴射パターンを変更することが必要とされる。
また、一般的に、記録シートは複数枚が積み重なったシート束の状態で供給トレイにセットされ、このシート束を1枚ずつの記録シートに分離してから電子写真方式やインクジェット方式の画像出力部に給送することが必要される。その際、分離ミスによって2枚の記録シートが給送されてしまう所謂重送を防止するためには、フィードロールに対するリタードロールの位置を給送する記録シートの厚みに応じて調整する等、記録シートを分離する際の細部のパラメータを記録シートの厚みに応じて調整する方法が有効である。また、搬送中における記録シートのスキューやジャムを防止するためには、記録シートを挟持する搬送ロールの圧接力を該記録シートの厚みに応じて調整することも有効である。
従って、複写機やプリンタの画像出力部に対して給送される記録シートの厚みや材質を、画像形成動作に先立って検知することは極めて重要である。
従来、記録シートの厚みを計測する手段としては、供給トレイから記録シートが送り出された後に、かかる記録シートが通過する際の搬送ロールの変位量を計測し、かかる変位量から記録シートの厚みを推測するものが知られている(特開平04−303350号公報、特開平05−000744号公報、特開平08−217290号公報)。また、供給トレイ内におけるシート束の高さを予め計測しておくと共に、記録シートを数枚給送した後に再び供給トレイ内のシート束の高さを計測し、高さの減少量と記録シートの給送枚数から、1枚の記録シートの厚さを把握する方法も知られている(特開平10−310284号公報、特開2000−114452)。
しかし、これら従来の計測方法では、記録シートの厚さの検知が画像形成動作と連動していることから、記録シートを供給トレイから画像出力部に給送してみないと、その厚みを把握することができなかった。すなわち、供給トレイにセットされているシート束の種類を交換した場合には、画像形成に関するパラメータ、記録シートの給送に関するパラメータを1枚目の記録シートの搬送時から変更することができず、コピージョブ、プリントジョブの最初から高画質の記録画像を形成し得る保証がなかった。
また、供給トレイにセットされた記録シートの厚みを把握すれば、把握した厚みを手がかりとしてセットされている記録シートの種類、例えば普通紙、厚紙、OHP用フィルム等の違いを複写機やプリンタ等の画像形成装置に自動判別させることも可能となるが、前述した従来技術では画像形成動作に伴って記録シートを実際に搬送してからでないとその厚みを把握することが出来なかったので、供給トレイにセットされている記録シートを交換した直後は該記録シートの種類を自動判別することができなかった。このため、プリントジョブ、コピージョブが開始されてから、記録シートの選択ミスに気がつく場合も多々あり、特殊な記録シートに対してプリント又はコピーを行う際には、これらジョブに先立って供給トレイにセットされている記録シートを確認しなければならず、作業性の悪いものとなっていた。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、供給トレイにセットされた記録シートの厚みを、画像形成動作とは無関係に検出することが可能であり、検出した記録シートの厚みを用いてプリントジョブやコピージョブの最初から最適な画像形成動作を行うことが可能な画像形成装置を提供することにある。
すなわち、本発明はの画像形成装置は、画情報に応じた記録画像を記録シートに形成する画像出力部と、複数の記録シートからなるシート束を収容する供給トレイと、この供給トレイ内から記録シートを引き出すと共に、引き出した記録シートを1まいずつに分離して前記画像出力部へ給送するシート分離手段とを備え、更に、前記記録シートの厚さ検知の必要性を判断するタイミング決定手段と、このタイミング決定手段が前記厚さ検知を必要と判断した場合に、前記画像出力部の休止時に前記シート分離手段を動作させ、記録シートの先端のみを前記シート分離手段から突出させる検知制御手段と、シート分離手段から突出した記録シートの先端の厚みを計測するシート厚検知手段とを備えたことを特徴とするものである。
このような技術的手段によれば、画像出力部における画像形成動作とは無関係に前記シート分離手段を動作させ、供給トレイに収容された記録シートを該供給トレイから引き出すと共に一枚ずつに分離させ、かかる記録シートの先端のみを前記分離手段から突出させた状態で該記録シートの厚みを検知しているので、記録シートを供給トレイから画像出力部へ給送することなく該記録シートの厚みを検知することが可能となる。
供給トレイ内にセットされた記録シートの厚みを画像形成動作とは無関係に把握することができれば、把握した記録シートの厚みを手がかりとして供給トレイにセットされた記録シートの種類、例えば普通紙、厚紙、OHP用フィルム等の違いを自動判別することも可能となり、判別した記録シートの種類に応じ、かかる記録シートの搬送に必要なパラメータや画像形成に必要なパラメータを最適化することが可能となり、コピージョブやプリントジョブの当初から高画質の記録画像を形成することが可能となる。
また、プリンタに複数の供給トレイが設けられている場合には、プリントジョブやコピージョブにおいて指定された記録シートを収容している供給トレイを自動選択させ、逆に、指定された記録シートがいずれの供給トレイにもセットされていないのであれば、プリントジョブを指示したコンピュータの画面や複写機の操作パネルに警告メッセージを表示させるといったことが可能となり、無駄なコピーやプリントを防止すると共に、作業性の向上を図ることができる。
このような技術的手段において、前記タイミング決定手段としては、記録シートの厚さ検知が必要か否かを判断するものであれば良く、特定の状況が発生した場合に厚さを検知するよう前記検知制御手段に支持するものであればよい。例えば、供給トレイが装置筐体から引き出された後に再度装着された場合には、かかる供給トレイ内の記録シートが交換された可能性があることから、この供給トレイ内の記録シートの厚さ検知が必要であると判断する。また、記録シートのジャム処理が行われた場合には、記録シートを供給トレイから引き出す際に重送が発生したり、搬送途中で記録シートにスキューが発生している可能性が高いので、記録シートの分離給送に関するパラメータ、搬送に関するパラメータを設定し直すため、供給トレイ内の記録シートの厚さ検知が必要であると判断する。更に、この画像形成装置を使用するユーザから、供給トレイ内にセットされた記録シートの厚さに関する検知要求が入力された場合には、当然に記録シートの厚さの検知が必要であると判断する。ユーザからの検知要求の入力は、例えば複写機やプリンタのコントロールパネル上に検知要求ボタンを設け、この検知要求ボタンの押し下げによって入力させるようにしても良いし、プリンタに接続されたコンピュータから検知要求を入力させるように構成してもよい。
また、前記検知制御手段は画像出力部の休止時にシート分離手段を動作させて、記録シートの厚みの検知を行わせるのだが、ここでいう画像出力部の休止時とは、コピージョブやプリントジョブの入力待ちであるスタンバイ状態を含む他、コピージョブやプリントジョブの入力がなされてはいるものの、かかるジョブで使用する画像データの処理中等、何らかの理由で画像出力部に対する記録シートの搬送を開始することができない状態を含む意である。例えば、プリントジョブ中に発生した記録シートのジャムの除去処理を行った後、かかるプリントジョブの再開前に行われる復帰動作の最中も、画像出力部に対する記録シートの搬送が行われていないという観点からすれば、画像出力部の休止時に含まれる。
更に、本発明では供給トレイ内の記録シートをその先端だけ分離手段から突出させた状態で該記録シートの厚みを検出するので、厚み検出後は該記録シートは供給トレイ内と分離手段に跨がった状態で保持されていることになる。このため、記録シートの厚み検知後、そのままの状態で供給トレイを装置筐体から引き出してしまうと、かかる記録シートが引っ掛かり、切断された記録シートが前記シート分離手段に挟まれた状態で残ってしまう。このような不具合を防止するといった観点からすれば、記録シートの厚みを検知した後、前記シート分離手段を逆転させて、厚み検知後の記録シートを供給トレイ内に逆送することが好ましい。
また更に、本発明ではシート分離手段を経て1枚ずつに分離された記録シートの先端の厚みを検知しているので、シート分離手段が供給トレイから引き出した記録シートを確実に1枚ずつに分離することが必要である。確実な分離を行うためには、シート分離手段が発揮する分離力を強めに設定すれば良いのだが、そのような設定では、分離手段を構成するフィードロールの回転に対して大きな抵抗が作用するので、通常の画像形成動作時における連続プリント、連続コピーにおいてはエネルギ損失が大きくなる。従って、かかる観点からすれば、シート分離手段が記録シートに作用する分離力の強さを複数段階に調整可能な分離調整部を備え、画像形成時に比べてシート厚検知時の分離力を強めに設定するのが好ましい。
このように、本発明の画像形成装置によれば、画像出力部における画像形成動作とは無関係に前記シート分離手段を動作させ、記録シートの先端のみを前記分離手段から突出させた状態で該記録シートの厚みを検知しているので、供給トレイにセットされた記録シートの厚みを画像形成動作とは無関係に検出することが可能であり、検出した記録シートの厚みを用いてプリントジョブやコピージョブの最初から最適な画像形成動作を行うことが可能となる。
以下、添付図面に沿って本発明のシート供給装置を詳細に説明する。
図1は本発明のシート供給装置を適用したデジタルカラー複写機の一例を示すものである。この複写機は、プラテンガラス10上に置かれた原稿11の画情報を光学的に読み取ってこれをCCDセンサ12で電気的な画像データに変換する画像入力部1と、この画像入力部1から転送された画情データに基づいて記録シートP上に画像形成を行う画像出力部2とから構成されている。
図1は本発明のシート供給装置を適用したデジタルカラー複写機の一例を示すものである。この複写機は、プラテンガラス10上に置かれた原稿11の画情報を光学的に読み取ってこれをCCDセンサ12で電気的な画像データに変換する画像入力部1と、この画像入力部1から転送された画情データに基づいて記録シートP上に画像形成を行う画像出力部2とから構成されている。
上記画像出力部2は画像入力部1から転送された画像データに基づいて感光体ドラム20上にトナー像を形成した後、かかるトナー像を無端状の転写ベルト3に一次転写し、更に転写ベルト3上のトナー像を記録シートPに二次転写することで該記録シートP上に記録画像を形成しており、トナー像が二次転写された記録シートPは定着器4を経て排出トレイ50上に排出されるようになっている。
また、上記感光体ドラム20は所定のプロセス速度で矢線方向に回動しており、その周囲には、かかる感光体ドラム20の表面を所定の背景部電位にまで一様帯電する帯電コロトロン21と、画像データに基づいて変調されたレーザピームで感光体ドラム20を露光し、該感光体ドラム20上に静電潜像を形成するレーザビームスキャナ22と、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色現像器を有し、いずれかの現像器で感光体ドラム上の静電潜像を現像するロータリ現像ユニット23と、転写ベルト3に対するトナー像の一次転写に先立って感光体ドラム20上の電位を除去する転写前処理コロトロン24と、トナー像の一次転写が終了した後の感光体ドラム20上の残留トナーを除去するクリーナ25とが配置されている。
一方、上記転写ベルト3は複数のロールに掛け回されて矢線方向に回動しており、感光体ドラム20上に順次形成される各色トナー像はこの転写ベルト3に多重転写された後に、かかる転写ベルト3から記録シートPへ一括して二次転写されるようになっている。この転写ベルト3を挟んで感光体ドラム20と対向する位置には該感光体ドラム20との間に転写電界を形成する一次転写ロール30が配設される一方、トナー像の二次転写位置には二次転写ロール31及び対向電極ロール32が転写ベルト3を挟んで配設されており、記録シートPは上記二次転写ロール31と転写ベルト3との間に挿通されてトナー像の転写を受けるように構成されている。また、転写ベルト3の回動経路のうち、二次転写位置と一次転写位置との間には、二次転写が終了した転写ベルト3の表面から紙粉や残留トナーを除去するベルトクリーナ33が設けられている。
また、上記画像出力部2の下方にはサイズの異なる記録シートPを収容した4段のシート供給トレイ5a〜5dが装備されており、画像入力部1で検知された原稿サイズに応じた適切なサイズの記録シートPがピックアップロール51の回動により、いずれかのシート供給トレイから画像出力部2へ送り出されるようになっている。各シート供給トレイ5a〜5dからトナー像の二次転写位置へ至る記録シートPの搬送経路上には複数のシート搬送ロール52が配設されると共に、二次転写位置の直前にはレジストレーションロール53が配設されており、かかるレジストレーションロール53はシート供給トレイ5a〜5dから送り出された記録シートPを感光体ドラム20に対する静電潜像の書き出しタイミングに同期した所定のタイミングで二次転写位置に送り込む。
尚、図1中において、符号13はプラテンカバー、符号26は画像入力部1から画像出力部2に転送されてきた画像データを複写作業の内容に応じて処理した後に上記レーザビームスキャナ22に供給する画像処理部、符号54は記録シートPの手差し給紙に用いる手差しトレイ、符号55はトナー像が二次転写された記録シートPを定着器4へ給送するためのシート搬送ベルト、符号56は記録シートPの両面コピーの際に該記録シートPを反転させて定着器4から二次転写位置へ給送するためのインバータ通路である。
以上のように構成された本実施例のカラー複写機では、画像入力部1によって取り込まれた原稿の画情報に基づいてレーザビームスキャナ22が感光体ドラム20を露光し、先ず、感光体ドラム20上にはブラックに対応した静電潜像の書き込みが行われる。一方、ロータリー現像ユニット23ではブラックトナーの現像器が感光体ドラム20との対向位置に設定され、上記静電潜像はこのブラック現像器によってその書き込みタイミングから少し遅れて現像される。そして、このようにして形成されたブラックのトナー像は一次転写ロール30によって転写ベルト3上に一次転写され、転写ベルト3はトナー像を担持したまま回転する。また、ブラック現像器による現像工程が終了すると、転写ベルト3が1回転サイクルを終了する迄の間に現像器の交換が行われ、ロータリ現像ユニット23の90°回転によってイエロートナーの現像器が感光体ドラム20との対向位置に設定される。
以降は転写ベルト3の1回転サイクル毎にこれら動作が繰り返され、その度毎にイエロー、マゼンタ及びシアンのトナー像が感光体ドラム20から転写ベルト3に転写され、かかる転写ベルト3上には4色のトナー像による重ね合わせトナー像が形成される。そして、このようにして形成されたフルカラーの多重転写トナー像は所定のタイミングでレジストレーションロール53から送られてきた記録シートPに二次転写され、未定着トナー像が転写された記録シートPは定着器4を経て排出トレイ50に排出される。
図2は各シート供給トレイ5(5a〜5d)の具体的構成を示す概略図である。
このシート供給トレイ5は記録シートPの収容空間を備えて略矩形状に形成されており、給紙部を構成する複写機の筐体に対してフロント側(図1の紙面手前側)から挿入し得るように構成されている。シート供給トレイ5の内部には記録シートPを搭載すると共に、該記録シートPを上方へ向けて押し上げるボトムプレート60が設けられている。
このシート供給トレイ5は記録シートPの収容空間を備えて略矩形状に形成されており、給紙部を構成する複写機の筐体に対してフロント側(図1の紙面手前側)から挿入し得るように構成されている。シート供給トレイ5の内部には記録シートPを搭載すると共に、該記録シートPを上方へ向けて押し上げるボトムプレート60が設けられている。
また、このシート供給トレイ5が挿入される複写機の筐体側には、シート供給トレイ5内に位置決めされた記録シートPの先端に対応して前述のピックアップロール51が設けられており、ボトムプレート60の上昇によって記録シートPが持ち上がると、シート供給トレイ5内で最上位に位置する記録シートPの先端がピックアップロール51と圧接するようになっている。これにより、ピックアップロール51が回転すると、記録シートPとピックアップロール51との間に所定の摩擦力が作用し、最上位の記録シートPがシート供給トレイ5から引き出される。一方、シート供給トレイ5から引き出された記録シートPが多数枚重なった状態で搬送される所謂重送を防止するため、複写機の筐体側には上記ピックアップロール51に隣接してフィードロール63及びリタードロール64が設けられている。
図3に示すように、フィードロール63は所定の高さに固定的に設けられる一方、リタードロール64は支軸65を中心として揺動自在に設けられたアーム65aに支承されており、このアーム65aの一端に連結された弾性部材66の付勢力によってフィードロール63に圧接している。また、記録シートPの重送を確実に防止するため、フィードロール63に対するリタードロール64の圧接力は使用する記録シートPの厚み等に応じて調節することができるようになっている。すなわち、前記弾性部材66の一端にはアクチュエータロッド67が結合されており、調整モータ68を回転させて前記アクチュエータロッド67を移動させると、前記弾性部材66の発揮する付勢力が変更され、フィードロール63に対するリタードロール64の圧接力を自由に調整することができるようになっている。そして、シート供給トレイ5から引き出された記録シートPはこれらフィードロール63及びリタードロール64が形成するニップの間を通過する際に一枚ずつに分離される。尚、これらフィードロール63とピックアップロール51は共通のフィードモータ(図示せず)によって回転駆動される一方、リタードロール64はトルクリミッタを介して図示外のモータと接続され、シート搬送方向と逆方向へ回転駆動されており、かかるリタードロール64は所定以上のトルクが作用した場合にのみ記録シートPの搬送方向へ回転するようになっている。
図4は前記ボトムプレート60を昇降させるための機構を示すものである。ボトムプレート60にはプーリ62に架け回されたワイヤ69が連結されており、このワイヤ69をリフトアップモータ70に連結された巻き取りプーリ71によって巻き取ると、ボトムプレート60がシート供給トレイ5内で上昇し、最上位の記録シートPが前記ピックアップロール51に接触するようになっている。前記巻き取りプーリ71は、シート供給トレイ5を複写機筐体に押し込んだ際にリフトアップモータ70と連結される一方、シート供給トレイ5を複写機筐体から抜き出し際にリフトアップモータ70から分離されるように構成されている。このため、シート供給トレイ5を装置筐体から抜き出すと、ボトムプレート60は自重によってシート供給トレイ5の底面まで下降し、ユーザによる記録シートPの補充が容易に行い得るようになっている。また、シート供給トレイ5が複写機筐体に対して完全に押し込まれたことが図示外のセンサによって確認されると、記録シートPを給紙するための準備動作として、リフトアップモータ70が駆動されてワイヤ69の巻き取りが行われ、ボトムプレート60に積載されたシート束の最上位の記録シートPが前記ピックアップロール51に接触するまで該ボトムプレート60の上昇が行われる。
更に、前記ピックアップロール51は上下動自在に配置されており、ボトムプレート60に積載された記録シートPの枚数が給紙によって減少していくと、徐々に下降していくようになっている。このピックアップロール51を前記フィードロール63と略同じ高さレベルに維持するため、継続的な給紙によってピックアップロール51が所定の高さレベルにまで下降すると、図示該のセンサがこれを感知し、このセンサの出力信号の変化をトリガーとしてリフトアップモータ70が所定時間駆動されるように構成されている。これにより、ボトムプレート60が給紙された記録シートPの厚さに見合った量だけ上昇し、シート供給トレイ5内の最上位の記録シートPが常に所定の高さでピックアップロール51と接触するようになっている。
一方、この種の電子写真複写機、特に複数色のトナー像を記録シートPに対して多重転写するカラー複写機では、二次転写ロール31に対して記録シートPの厚みに応じた最適な転写バイアスを印加する必要があり、仮に印加した転写バイアスが不適当な場合には、トナー像の転写不良、トナーの極性反転によるリトランスファーが発生し、高品質の記録画像を形成することが不可能となってしまう。また、シート供給トレイ5から記録シートPを給紙するに当たり、記録シートPの重送を防止するためには、前記フィードロール63に対するリタードロール64の圧接力を記録シートPの厚さに応じて最適化することが重要となる。このため、この実施例のカラー複写機では、シート供給トレイ5にセットされている記録シートPの厚みを自動的に把握し、把握した記録シートPの厚みに応じてトナー像の二次転写バイアス、リタードロール64の圧接力等を最適化し得るように構成されている。
記録シートPを画像出力部2に向けて搬送することなくその厚みを把握するため、この実施例のカラー複写機ではシート供給トレイ5にセットされている記録シートPをコピージョブと無関係に擬似的に給紙し、記録シートPの先端がフィードロール63とリタードロール64との間を抜け出たところで、かかる先端部の厚さを測定している。図5はそのための構成の概略を示すものである。図中のタイミング決定手段80は記録シートPの厚さに関する情報が必要か否かを判断し、必要と判断される場合には検知制御手段81に対して検知要求信号を出力する。また、検知制御手段81は検知要求信号を受信すると、ピックアップロール51及びフィードロール63の回転を制御し、シート供給トレイ5内にセットされている記録シートPの給紙動作を行う。記録シートPの給紙方向に関してフィードロール63の直後にはシート検知センサ82が設けられており、シート供給トレイ5内のシート束Psから分離されてフィードロール63を通過した記録シートPの先端は前記シート検知センサ82によって検出される。このようにしてシート検知センサ82が記録シートPの先端を検出すると、前記検知制御手段81はピックアップロール51及びフィードロール63の駆動を停止し、フィードロール63の軸方向に並べて設けられたシート厚検知手段83の出力信号を取り込む。
前記シート厚検知手段83は、揺動自在に支持されると共に先端部がリタードロール64の表面に接触した棒状のコンタクト部材84と、このコンタクト部材84の揺動角度に応じた出力信号を発生する例えばポテンショメータ等の信号発生部材(図示せず)とから構成されており、記録シートPがフィードロール63とリタードロール64との間に進入すると、かかる記録シートPの厚みに応じて前記コンタクト部材84が揺動し、記録シートPの厚みに応じた強度の出力信号が得られるようになっている。これにより、記録シートPを画像出力部2に対して給紙することなく、記録シートPの厚みを検出することが可能となる。
前記タイミング決定手段80は、例えばシート供給トレイ5の開閉を図示外のセンサで確認した場合に、前記検知要求信号を検知制御手段81に対して出力する。シート供給トレイ5が開閉されたということは、かかるシート供給トレイ5にセットされている記録シートPの種類が交換された可能性があり、交換後の記録シートPの厚さに応じてトナー像の転写パラメータ等を際設定し直す必要があるからである。また、画像出力部2に通じる複写機筐体の扉が開閉されたことをインターロックスイッチの出力信号から検出した場合に、前記タイミング決定手段80が検知要求信号を出力するように構成することも可能である。複写機筐体の扉が開閉されたということは、記録シートPのジャム処理が行われた可能性があり、フィードロール63に対するリタードロール64の圧接力が記録シートPの厚さに最適化されておらず、結果として記録シートPの重送等のトラブルが発生していると考えられるからである。検知要求信号を出力する際のトリガーとして、このような複写機筐体の扉の開閉を用いるのであれば、かかる扉の開閉が同一のコピージョブ又はプリントジョブの中で数回繰り返し行われたことを条件としても良い。
また、前記タイミング決定手段80がユーザからの要求に応じて検知要求信号を出力するように構成することもできる。例えば、複写機のコントロールパネルに記録シートPの厚さの検知スイッチを設けておき、コピージョブに先立ってユーザが前記検知スイッチを押圧した場合に、各シート供給トレイ5にセットされている記録シートPの厚さを検出するように構成しても良い。更に、この複写機をコンピュータに接続し、プリンタとして使用するのであれば、コンピュータにおけるプリントジョブの入力画面内に記録シートPの厚さ検知のためのスイッチを設け、ユーザがプリントジョブの指示に先立ってシート供給トレイ5にセットされている記録シートPの厚さの調査を要求できるように構成しても良い。
前記タイミング決定手段80から検知要求信号を受信した場合、前記検知制御手段81は画像出力部2が給紙状態か否か、換言すれば画像出力部2に対してシート供給トレイ5から対する記録シートPの給紙が行われている最中か否かをチェックし、給紙が行われていない場合にのみ前述した記録シートPの厚さ検知を行う。従って、ユーザによってコントロールパネルの検知スイッチが押圧された場合であっても、その時点でコピージョブ又はプリントジョブが実施中であり、画像出力部2に対して記録シートPの給紙が行われている場合には、かかるジョブが終了するまで記録シートPの厚さ検知は実施されない。
図1に示す複写機ではシート供給トレイ5が4段設けられているので、タイミング決定手段によって検知要求信号が出力された場合、各シート供給トレイ5毎にそこにセットされている記録シートPの厚みが検出される。シート厚検知手段83の出力信号から把握された記録シートPの厚みに関する情報は複写機の主制御部に送られ、かかる主制御部において各シート供給トレイ5a〜5dとの対応で記憶される。
このようにして記録シートPの厚みが把握されると、フィードロール63に対するリタードロール64の圧接力を記録シートPの厚みに応じて最適化するため、前記主制御部は各シート供給トレイ毎に設けられた調整モータ68を駆動し、前述の弾性部材66の付勢力を変更する。これによってフィードロール63とリタードロール64の協働による記録シートPの分離動作を、シート供給トレイ5にセットされた記録シートPの厚みに応じて最適化することが可能となる。また、検出した記録シートPの厚みに応じ、前記ピックアップロール64の記録シートPに対する圧接力も変更することが可能となる。このように、把握した記録シートPの厚みを用いてピックアップロール64の圧接力やリタードロール63の圧接力を最適化することにより、シート供給トレイ5から画像出力部2に対して記録シートPを給紙する動作を安定化して行うことが可能となる。
更に、ユーザがコピージョブを行う際に、かかるジョブにおいて使用するシート供給トレイ5が自動又は手動で選択されると、前記主制御部77は該ジョブで使用される記録シートPの厚みを不揮発性メモリから読み出し、かかる記録シートPの厚さに対応した転写バイアスを転写バイアス電源78に設定する。これにより、トナー像を中間転写ベルト3から記録シートPへ二次転写する際、記録シートPの厚さに応じた最適な強度の転写バイアスを印加することができ、トナー像の転写不良やリトランスファーを防止することが可能となる。
一方、図6はシート厚検知手段83の第2実施例を示すものである。図5に示した例では、シート厚検知手段83がフィードロール63とリタードロール64との間に引き込まれた記録シートPの厚さを直接測定したが、この図6に示す例では記録シートPの厚さ分だけ押し下げられるリタードロール64の変位量を非接触式のレーザ変位計85で測定するように構成した。
また、図7はシート厚検知手段83の第3実施例を示すものである。この例ではシート供給トレイ5の上方にレーザ変位計86を設け、記録シートPの先端部をフィードロール63とリタードロール64の間に引き込む前と引き込んだ後とで、シート供給トレイ65内のシート束Psの高さを計測し、かかる高さの変位量から記録シートPの1枚分の厚さを検出している。
これら図6及び図7に示すシート厚検知手段83によっても、図5に示した例と同様に、画像出力部2における記録画像の形成動作と関係なく、シート供給トレイ5に収容されている記録シートPの厚さを検出することが可能となり、それ以降のコピージョブやプリントジョブにおいて記録画像の形成動作を、使用する記録シートPの厚さに対して最適化することが可能となる。
一方、このようにシート供給トレイ5内の記録シートPを擬似的に給紙し、フィードロール63を通過した直後の記録シートPの先端の厚みを測定するように構成した場合、前記フィードロール63とリタードロール64による記録シートPの分離作用が不十分であると、これらロール63,64の間に複数枚の記録シートPが進入してしまい、記録シート1枚の厚さを正確に測定することができなくなってしまう。特に、前記タイミング決定手段80の検知要求に基づいて記録シートPの厚さ検知を行う場合には、シート供給トレイ5にセットされている記録シートPの厚さが把握できておらず、フィードロール63に対するリタードロール64の圧接力を記録シートPの種類に最適化できていない可能性が高い。前記分離作用を十分に発揮させるためには、フィードロール63に対するリタードロール64の圧接力を強めに設定し、またはリタードロール64に対して記録シートPをシート供給トレイ5に押し戻す方向の回転を与える等の対策が考えられる。しかし、フィードロール63とリタードロール64による記録シートPの分離作用を強めに設定しておくと、画像出力部2に対する通常の給紙の際にフィードロール63、リタードロール64、記録シートPに作用する摩擦抵抗が大きくなり、フィードロール63の駆動に過大なトルクが必要となる他、各ロールの早期摩耗の原因ともなる。
そこで、前記タイミング決定手段80の検知要求に基づいて記録シートPを擬似的に給紙して該記録シートPの厚さを検知する場合には、図3に示す調整モータ67を駆動することにより、フィードロール63に対するリタードロール64の圧接力を調整可能な範囲の中で最大に設定し、記録シートPの厚さ検出の時にだけリタードロール64による記録シートPの分離作用を高めるのが好ましい。このように構成すれば、記録シートPの厚さを検出する際には、リタードロール64による記録シートPの分離を確実に行うことが可能となる。また、記録シートPの厚さの検出が終了した後は、コピージョブ又はプリントジョブで使用する記録シートPの厚さに対してリタードロール64の圧接力を最適化することにより、フィードロール63及びリタードロール64の早期摩耗を防止することが可能となる他、フィードロール63の駆動に無駄な電力を消費する必要がなくなり、省エネルギ化を達成することが可能となる。
また、リタードロール64による分離力を調整可能とするためには、前述の如くフィードロール63のリタードロール64に対する圧接力を変更し得る構成としても良いが、リタードロール64そのものに対して給紙方向と逆方向の回転トルクを与え、この回転トルクを調整するように構成しても良い。図8はリタードロール64に回転トルクを与えるための構成の一例を示している。図3に示したようにリタードロール64は揺動自在なアーム65aに対して取り付けられているが、かかるアーム65aの揺動中心となる支軸65にトルク調整器としてのDCモータ90を連結し、このDCモータ90の発生する回転トルクをギヤ91,92を介してリタードロール64に伝達するように構成した。このようにリタードロール64に対して記録シートPの搬送方向と逆方向の回転トルクを入力してやると、かかる回転トルクの大きさに応じ、リタードロールによる記録シートの分離作用の強弱を調整することが可能となる。従って、前記タイミング決定手段80の検知要求に基づいて記録シートPを擬似的に給紙して該記録シートPの厚さを検知する場合には、記録シートPをフィードロール63によって給紙可能な範囲で前記DCモータ90の発生する回転トルクを最大に設定し、記録シートPの厚さ検出の時にだけリタードロール64による記録シートPの分離作用を高めるのが好ましい。これにより、記録シートPの厚さを検出する際には、リタードロール64による記録シートPの分離を確実に行うことが可能となる。また、記録シートPの厚さの検出が終了した後は、コピージョブ又はプリントジョブで使用する記録シートPの厚さに対してDCモータ90の回転トルクを最適化することにより、フィードロール63及びリタードロール64の早期摩耗を防止することが可能となる他、フィードロール63の駆動に無駄な電力を消費する必要がなくなり、省エネルギ化を達成することが可能となる。
更に、本発明ではシート供給トレイ5内にセットされている記録シートPを擬似的に搬送し、記録シートPの先端がフィードロール63とリタードロール64の間に挟まれた状態で該記録シートPの厚さを計測しており、かかる計測が終了し、各シート供給トレイ5にセットされている記録シートPの厚さ情報の収集が完了した状態では、記録シートPがフィードロール63とリタードロール64の間に残ってしまうことになる。このまま次のコピージョブ又はプリントジョブが開始されるのであれば何ら問題はないのであるが、シート供給トレイ5にセットされている記録シートPの厚さを計測した結果として、次のジョブで使用すべき記録シートPの種類とシート供給トレイ5にセットされている記録シートPの種類とが合致しないと判断され、記録シートPの交換が必要となるケースが想定される。しかし、前述の如く記録シートPの厚さを計測した後では、シート供給トレイ5に収容されているシート束Psの最上位に位置する記録シートPの先端がフィードロール63とリータドロール64との間に挿入されていることから、そのままシート供給トレイ5を複写機の装置筐体から強引に抜き出すと、かかる記録シートPが切断されてしまう不都合がある。
そこで、本発明の構成により擬似的に記録シートPを搬送してその厚さを計測するのであれば、前記検知制御手段81はシート厚検知手段83の出力信号を取り込んだ後にピックアップロール51、フィードロール63及びリタードロール64を記録シートの給紙方向とは逆方向へ回転させ、厚さの計測を行った記録シートPをシート供給トレイ5内に戻すのが好ましい。このように構成すれば、シート束Psを交換するためにシート供給トレイ5を装置筐体から引き出しても、厚さを計測した記録シートの先端がフィードロール63とリタードロール64との間に挟まれて装置筐体内に残ってしまうといったトラブルを回避することができる。
5…シート供給トレイ、51…ピックアップロール、63…フィードロール、64…リタードロール、80…タイミング決定手段、81…検知制御手段、83…シート厚検知手段、P…記録シート、Ps…シート束
Claims (4)
- 画情報に応じた記録画像を記録シートに形成する画像出力部と、複数の記録シートからなるシート束を収容する供給トレイと、この供給トレイ内から記録シートを引き出すと共に、引き出した記録シートを1枚ずつに分離して前記画像出力部へ給送するシート分離手段とを備え、更に、
前記記録シートの厚さ検知の必要性を判断するタイミング決定手段と、このタイミング決定手段が前記厚さ検知を必要と判断した場合に、前記画像出力部の休止時に前記シート分離手段を動作させ、記録シートの先端のみを前記シート分離手段から突出させる検知制御手段と、シート分離手段から突出した記録シートの先端の厚みを計測するシート厚検知手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記タイミング決定手段は、装置筐体に対する供給トレイの装着後、シートジャムの除去後、又はユーザから記録シートの厚さの検知要求が入力された時に記録シートの厚さ検知が必要と判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記シート分離手段は、前記シート厚検知手段が記録シートの厚みを検知後、かかる記録シートを供給トレイ内へ逆送することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記シート分離手段は記録シートに作用する分離力の強さを複数段階に調整可能な分離調整部を備え、画像形成時に比べてシート厚検知時の分離力を強めに設定していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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