JP2005079842A - 信号受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】発呼に関する利便性を向上することができるようにする。
【解決手段】 発呼制御部51は、内蔵するクロックが示す現在時刻が、登録発呼情報管理部53により取得された発呼可能時間帯であるか否かを判断し、現在時刻が発呼可能時間帯ではないと判断した場合、発呼表示制御部54を制御し、登録発呼画面の対応するデータ放送コンテンツの登録発呼情報に、予約発呼フラグを表示させ、予約発呼登録部56を制御し、現在時刻が発呼可能時間帯ではないと判断されたデータ放送コンテンツの登録発呼情報を、予約発呼情報として、予約発呼情報記憶部58に登録させる。本発明は、地上波デジタル信号を受信し、表示する映像信号受信装置に適用できる。
【選択図】図2
【解決手段】 発呼制御部51は、内蔵するクロックが示す現在時刻が、登録発呼情報管理部53により取得された発呼可能時間帯であるか否かを判断し、現在時刻が発呼可能時間帯ではないと判断した場合、発呼表示制御部54を制御し、登録発呼画面の対応するデータ放送コンテンツの登録発呼情報に、予約発呼フラグを表示させ、予約発呼登録部56を制御し、現在時刻が発呼可能時間帯ではないと判断されたデータ放送コンテンツの登録発呼情報を、予約発呼情報として、予約発呼情報記憶部58に登録させる。本発明は、地上波デジタル信号を受信し、表示する映像信号受信装置に適用できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、信号受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、発呼に関する利便性を向上することができるようにした信号受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
従来、BS(Broadcasting Satellite)やCS(Communication Satellite)のデジタル放送において、データ放送コンテンツの内容によっては、その内容に対するユーザからの応答としての発呼(発呼情報の送信)が求められていた。しかしながら、BSやCSのデジタル放送における発呼は、ユーザがリモコンなどを操作して指示したときに、即座に実行されるようになっていたため、例えば、データ放送コンテンツがクイズ番組などの場合には、データ放送コンテンツの終了とともに、発呼情報を受け付けるサーバに、多くのユーザからの発呼が集中してしまい、その結果、通信路(例えば、電話回線など)で輻輳が生じ、通信(発呼)に障害が起こる恐れがあった。
これに対応して、地上波デジタル放送においては、非特許文献1に示されるように、登録発呼と呼ばれる機能が規定されている。登録発呼においては、データ放送コンテンツに応じて、発呼を受け付ける終了日時として、発呼有効期限を設定することができる。したがって、地上波デジタル放送においては、ユーザは、データ放送コンテンツ視聴時に、一旦、発呼情報を登録しておき、発呼有効期限の時刻までに、登録されている発呼情報の送信(発呼)の指示を行うことができ、このユーザの発呼の指示に応じて、登録されている発呼情報は、即座に送信される。これにより、通信路の輻輳が抑制されるようになる。
以上のように、地上波デジタル放送の登録発呼においては、一旦発呼情報が登録され、ユーザが発呼を指示したときに、即座に、登録されている発呼情報が、サーバに送信される。
ARIB TR-B14「地上デジタルテレビジョン放送運用規定技術資料」,1.4版,第一分冊,社団法人 電波産業会,H15.6.5,P.3−228
しかしながら、地上波デジタル放送の登録発呼においては、発呼有効期限の他に、発呼有効期限までの間において、対応するサーバが発呼を受け付けることのできる時間帯である発呼可能時間帯をデータ放送コンテンツに応じて設定することができる。したがって、発呼情報の中には、発呼する情報(電文)や発呼先(サーバ)、発呼発呼有効期限の他に、発呼可能時間帯情報が含まれているため、発呼可能時間帯以外に、ユーザが発呼の指示をしても、その発呼が無効になり、受信機は、登録した発呼情報を送信することができず、ユーザは、データ放送コンテンツに応じて設定された発呼可能時間帯内に、再度、登録発呼の指示を行わなければならず、不便である課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、発呼に関する利便性を向上することができるようにするものである。
本発明の信号受信装置は、データ放送コンテンツから、所定の情報処理装置が発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯を取得する取得手段と、ユーザにより発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が取得手段により取得された発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断手段と、発呼応答判断手段により現在時刻が発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、発呼情報を登録する登録手段と、登録手段により登録された発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、発呼可能時間帯の所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断手段と、時刻判断手段により発呼可能時間帯の所定の時刻になったと判断された場合、発呼情報を所定の情報処理装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
発呼可能時間帯の所定の時刻は、所定の情報処理装置により設定された発呼情報の受付希望時刻であるようにすることができる。
登録手段により発呼情報が登録されたことを示す情報の表示を制御する表示制御手段をさらに備えるようにすることができる。
時刻判断手段により発呼可能時間帯の所定の時刻になったと判断された場合、送信手段により発呼情報が送信されることを示す情報の表示を制御する表示制御手段をさらに備えるようにすることができる。
送信手段は、ネットワークを介して、所定の情報処理装置に発呼情報を送信するようにすることができる。
本発明の信号受信方法は、データ放送コンテンツから、所定の情報処理装置が発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯を取得する取得ステップと、ユーザにより発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が取得ステップの処理により取得された発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断ステップと、発呼応答判断ステップの処理により現在時刻が発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、発呼情報を登録する登録ステップと、登録ステップの処理により登録された発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、発呼可能時間帯の所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断ステップと、時刻判断ステップの処理により発呼可能時間帯の所定の時刻になったと判断された場合、発呼情報を所定の情報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、データ放送コンテンツから、所定の情報処理装置が発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯を取得する取得ステップと、ユーザにより発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が取得ステップの処理により取得された発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断ステップと、発呼応答判断ステップの処理により現在時刻が発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、発呼情報を登録する登録ステップと、登録ステップの処理により登録された発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、発呼可能時間帯の所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断ステップと、時刻判断ステップの処理により発呼可能時間帯の所定の時刻になったと判断された場合、発呼情報を所定の情報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、データ放送コンテンツから、所定の情報処理装置が発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯を取得する取得ステップと、ユーザにより発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が取得ステップの処理により取得された発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断ステップと、発呼応答判断ステップの処理により現在時刻が発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、発呼情報を登録する登録ステップと、登録ステップの処理により登録された発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、発呼可能時間帯の所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断ステップと、時刻判断ステップの処理により発呼可能時間帯の所定の時刻になったと判断された場合、発呼情報を所定の情報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明においては、データ放送コンテンツから、所定の情報処理装置が発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯が取得され、ユーザにより発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が取得された発呼可能時間帯の時刻であるか否かが判断され、現在時刻が発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、発呼情報が登録される。そして、登録された発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻が監視され、発呼可能時間帯の所定の時刻になったか否かが判断され、発呼可能時間帯の所定の時刻になったと判断された場合、発呼情報が所定の情報処理装置に送信される。
ネットワークとは、少なくとも2つの装置が接続され、ある装置から、他の装置に対して、情報の伝達をできるようにした仕組みをいう。
本発明によれば、発呼に関する利便性を向上することができる。さらに、本発明によれば、発呼状況を簡単に確認することができる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、開示される発明と実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。本明細書中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明によれば、放送信号を受信し、放送信号に含まれるデータ放送コンテンツに応じた応答を行うための情報である発呼情報を、所定の情報処理装置に送信する信号受信装置(例えば、図1の映像信号受信装置1)が提供される。この信号受信装置は、データ放送コンテンツから、所定の情報処理装置が発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯(例えば、図5の受付時間帯)を取得する取得手段(例えば、図2の登録発呼情報管理部53)と、ユーザにより発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が取得手段により取得された発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断手段(例えば、図4のステップS25の処理を実行する図2の発呼制御部51)と、発呼応答判断手段により現在時刻が発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、発呼情報を登録する登録手段(例えば、図2の予約発呼登録部56)と、登録手段により登録された発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、発呼可能時間帯の所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断手段(例えば、図7のステップS41の処理を実行する図2の発呼制御部51)と、時刻判断手段により発呼可能時間帯の所定の時刻になったと判断された場合、発呼情報を所定の情報処理装置に送信する送信手段(例えば、図2の発呼送信部55)とを備えることを特徴とする。
この信号受信装置は、発呼可能時間帯の所定の時刻は、所定の情報処理装置により設定された発呼情報の受付希望時刻(例えば、図5の受付希望時刻)であるようにすることができる。
この信号受信装置は、登録手段により発呼情報が登録されたことを示す情報の表示(例えば、図6の予約発呼フラグ121)を制御する表示制御手段(例えば、図4のステップS27の処理を実行する図2の発呼表示制御部54)をさらに備えるようにすることができる。
この信号受信装置は、時刻判断手段により発呼可能時間帯の所定の時刻になったと判断された場合、送信手段により発呼情報が送信されることを示す情報の表示(例えば、図8の予約発呼実行情報162)を制御する表示制御手段(例えば、図7のステップS42の処理を実行する図2の発呼表示制御部54)をさらに備えるようにすることができる。
本発明によれば、放送信号に含まれるデータ放送コンテンツに応じた応答を行うための情報である発呼情報を、所定の情報処理装置に送信する信号受信方法が提供される。この信号受信方法は、データ放送コンテンツから、所定の情報処理装置が発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯を取得する取得ステップ(例えば、図4のステップS24)と、ユーザにより発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が取得ステップの処理により取得された発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断ステップ(例えば、図4のステップS25)と、発呼応答判断ステップの処理により現在時刻が発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、発呼情報を登録する登録ステップ(例えば、図4のステップS28)と、登録ステップの処理により登録された発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、発呼可能時間帯の所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断ステップ(例えば、図7のステップS41)と、時刻判断ステップの処理により発呼可能時間帯の所定の時刻になったと判断された場合、発呼情報を所定の情報処理装置に送信する送信ステップ(例えば、図7のステップS43)とを含むことを特徴とする。
なお、本発明の記録媒体およびプログラムも、上述した本発明の信号受信方法と基本的に同様の構成であるため、繰り返しになるのでその説明は省略する。
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した映像信号受信装置1の構成例を表している。図1の例の場合、映像信号受信装置1は、ユーザによるリモートコントローラ(以下、リモコンと称する)3の操作に基づいて、アンテナ2を介して、地上波デジタル放送の信号を受信し、選局し、内蔵するディスプレイ22などに表示する。
図1において、CPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory) 12に記憶されているプログラム、または、RAM(Random Access Memory)13にロードされたプログラム、もしくは操作部25または受光部26を介して得られるユーザの指示信号に従って、映像信号受信装置1の各部を制御し、各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU11、ROM12、およびRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、チューナ15、フロントエンド部16、デマルチプレクサ17、デコーダ部18、OSD(On Screen Display)部19、映像信号処理部20、および音声信号処理部21が接続されている。
チューナ15は、アンテナ2を介して受信された放送信号を選局し、選局された信号を、フロントエンド部16に出力する。フロントエンド部16は、チューナ15からの信号を、デジタル信号に変換、復調し、デマルチプレクサ17に出力する。デマルチプレクサ17は、多重化されたデジタル信号のトランスポートストリームを、映像または音声データなどのストリームや、セクションデータに分離する。デマルチプレクサ17は、映像データおよび音声データをデコーダ部18に出力し、セクションデータをCPU11に出力する。デコーダ部18は、デマルチプレクサ17からの映像データをデコードし、映像信号処理部20に出力し、また、デマルチプレクサ17からの音声データをデコードし、音声信号処理部21に出力する。
CPU11は、デマルチプレクサ17からのセクションデータのそれぞれの情報をRAM13に展開する。セクションデータには、EPG(Electronic Program Guide)情報、データ放送コンテンツ情報、およびデータ放送コンテンツに関する情報などが含まれている。そして、データ放送コンテンツに関する情報の中には、データ放送コンテンツに応じた応答を行うための情報として、発呼に関する情報も含まれる。発呼に関する情報は、データ放送コンテンツの提供者により設定され、セクションデータに含められる。データ放送コンテンツの提供者は、発呼に関する情報として、データ放送コンテンツ名、発呼先(例えば、データ放送コンテンツの提供者が有するサーバ)情報、サーバが発呼を受け付ける終了日時である発呼有効期限、発呼有効期限内で、サーバが発呼の受付が可能な時間帯である発呼可能時間帯、および、データ放送コンテンツの提供者が希望する、サーバの発呼希望時刻(例えば、通信路の混雑があまりないような時刻)などをセクションデータに設定することができる。
CPU11は、セクションデータのデータ放送コンテンツ情報をRAM13に展開し、所定の形式に変換し、OSD部19に出力する。OSD部19は、CPU11からのデータ放送コンテンツ情報に基づいて、データ放送コンテンツ画面情報を生成し、映像信号処理部20に出力する。また、CPU11は、受光部26などからのユーザの指示信号を受けると、ユーザの指示信号およびセクションデータの発呼に関する情報に基づいて、登録発呼情報を登録し、登録発呼情報を、通信部27を介して、登録発呼情報に含まれる発呼先に送信する制御を行う
映像信号処理部20は、デマルチプレクサ18からの映像データに、OSD部19からのデータ放送コンテンツ画面情報を付加(重畳)し、NTSCフォーマットの信号に変換して、映像データを、ディスプレイ22に表示させる。音声信号処理部21は、デマルチプレクサ18からの音声データを、スピーカ23から出力させる。
また、CPU11は、入出力インタフェース24にも接続されている。入出力インタフェース24には、入力ボタンやダイヤルなどからなり、ユーザの指示信号を、CPU11に出力する操作部25、リモコン3からのユーザの指示信号(赤外線信号)を受信し、ユーザの指示信号を、CPU11に出力する受光部26、図示せぬ電話回線またはネットワークを介しての通信処理を行う通信部27、映像信号受信装置1本体のフロント部分に設置され、映像信号受信装置1の操作に関する情報などを表示するFL(Fluorescent)管などからなる表示部28が接続されている。
入出力インタフェース24にはまた、必要に応じてドライブ29が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどの記録媒体からなるリムーバブル記録媒体30が適宜装着される。ドライブ29は、リムーバブル記録媒体30よりデータを読み出したり、データを書き込んだりする際に用いられる。リムーバブル記録媒体30から読み出されたコンピュータプログラムは、必要に応じてROM13や図示せぬ記憶部にインストールされる。なお、コンピュータプログラムは、通信部27によりネットワークなどを介して配布される場合もある。
図2は、映像信号受信装置1の機能構成例を示すブロック図である。図2に示される機能ブロックは、映像信号受信装置1の図1のCPU11により所定の制御プログラムが実行されることで実現される。
発呼制御部51は、登録発呼情報管理部53、発呼表示制御部54、発呼送信部55、および予約発呼登録部56と、バス52を介して相互に接続される。発呼制御部51は、受光部26などからのユーザの指示信号に基づいて、登録発呼情報管理部53を制御し、登録発呼情報記憶部57に、図3を参照して後述する発呼情報の登録処理を実行させる。発呼制御部51は、受光部26などからのユーザの指示信号に基づいて、登録発呼情報管理部53、発呼表示制御部54、発呼送信部55、および予約発呼登録部56を制御し、図4を参照して後述する登録発呼処理を実行させる。また、発呼制御部51は、予約発呼情報記憶部58に記憶されている予約発呼情報に基づいて、発呼表示制御部54および発呼送信部55を制御し、図7を参照して後述する予約発呼処理を実行させる。
登録発呼情報管理部53は、発呼制御部51の制御のもと、ユーザの指示およびデマルチプレクサ17からのセクションデータの発呼に関する情報に基づいて、登録発呼情報を生成し、登録発呼情報記憶部57に登録する。また、登録発呼情報管理部53は、発呼制御部51の制御に基づいて、登録発呼情報記憶部57に記憶されている登録発呼情報を取得し、発呼制御部51、発呼表示制御部54、発呼送信部55、または予約発呼登録部56に供給する。登録発呼情報記憶部57は、登録発呼情報管理部53により登録された登録発呼情報を記憶している。登録発呼情報は、セクションデータの発呼に関する情報(データ放送コンテンツ名、発呼先(サーバ)情報、サーバが発呼を受け付ける終了日時を示す発呼有効期限、発呼有効期限内で、サーバが発呼の受付が可能な時間帯である発呼可能時間帯、および、データ放送コンテンツの提供者が希望するサーバの発呼希望時刻など)に、ユーザのリモコン3からの指示信号により生成された発呼する情報(電文)が付加されて構成される。
発呼表示制御部54は、発呼制御部51の制御のもと、登録発呼情報管理部53からの登録発呼情報に基づいて、OSD部19を制御し、ユーザが発呼情報の応答を指示するための登録発呼画面情報を生成させ、映像信号処理部20を介して、ディスプレイ22に表示させる。また、発呼表示制御部54は、発呼制御部51の制御のもと、OSD部19を制御し、発呼情報が予約登録されたことを示す予約フラグ情報、または予約された発呼情報の送信が実行されることを示す予約発呼実行情報を生成させ、映像信号処理部20を介して、ディスプレイ22に表示させる。発呼送信部55は、発呼制御部51の制御のもと、登録発呼情報管理部53からの登録発呼情報、または、予約発呼登録部56からの予約発呼情報に基づいて、通信部27および電話回線を介して、発呼先に送信する。なお、発呼情報の送信は、電話回線のみに限らず、ネットワークを介して実行することもできる。
予約発呼登録部56は、発呼制御部51の制御のもと、登録発呼情報管理部53からの登録発呼情報を、予約発呼情報として、予約発呼情報記憶部58に登録する。したがって、予約発呼情報記憶部58には、予約発呼情報として、登録発呼情報と同様に、発呼する情報(電文)、データ放送コンテンツ名、発呼先情報、サーバが発呼を受け付ける終了日時を示す発呼有効期限、発呼有効期限内で、サーバが発呼の受付が可能な時間帯である発呼可能時間帯、および、データ放送コンテンツの提供者が希望するサーバの発呼希望時刻などにより構成される。
次に、映像信号受信装置1が、放送信号を受信し、データ放送コンテンツ画面を表示する動作について説明する。
まず、ユーザがリモコン3を用いて、所望のデータ放送コンテンツを放送する放送局の選局を指示する。受光部26は、ユーザによるリモコン3からの指示信号を、CPU11に出力する。CPU11は、受光部26からの指示信号に基づいて、映像信号受信装置1の各部を制御する。チューナ15は、CPU11の制御のもと、アンテナ24を介して受信された放送信号を選局し、選局された信号を、フロントエンド部16に出力する。フロントエンド部16は、チューナ15からの信号を入力し、デジタル信号に変換、復調し、デマルチプレクサ17に出力する。
デマルチプレクサ17は、多重化されたデジタル信号のトランスポートストリームを入力し、映像または音声データなどのストリームや、セクションデータに分離する。デマルチプレクサ17は、映像データおよび音声データをデコーダ部18に出力し、セクションデータをCPU11に出力する。
CPU11は、セクションデータのデータ放送コンテンツ情報をRAM13に展開し、所定の形式に変換し、OSD部19に出力する。OSD部19は、CPU11からのデータ放送コンテンツ情報に基づいて、データ放送コンテンツ画面情報を生成し、映像信号処理部20に出力する。映像信号処理部20は、デマルチプレクサ18からの映像データに、OSD部19からのデータ放送コンテンツ画面情報を付加(重畳)し、NTSCフォーマットの信号に変換して、映像データを、ディスプレイ22に表示させる。
以上のようにして、ディスプレイ22には、ユーザの所望するデータ放送コンテンツが面が表示される。
次に、図3のフローチャートを参照して、発呼情報の登録処理を説明する。データ放送コンテンツ画面が表示されているとき、ユーザは、このデータ放送コンテンツに対して、例えば、アンケートやクイズの回答などの応答(発呼)を行う場合のために、発呼情報の登録の指示を、リモコン3を操作して、受光部26に送信する。受光部26は、ユーザからの発呼情報の登録の指示を、発呼制御部51に出力する。
発呼制御部51は、ステップS1において、ユーザからの発呼情報登録の指示があるまで待機しており、ユーザからの発呼情報登録の指示があったと判断した場合、ステップS2に進み、発呼表示制御部54を制御し、セクションデータの発呼に関する情報に基づいて、ユーザのアンケートやクイズの回答などの応答(発呼)情報を登録するための発呼応答画面を表示させ、ステップS3に進む。具体的には、発呼表示制御部54は、OSD部19を制御し、セクションデータの発呼に関する情報から、発呼応答画面情報を生成させ、映像信号処理部20を制御して、発呼応答画面を、ディスプレイ22に表示させる。ディスプレイ22の発呼応答画面を見たユーザは、リモコン3を操作して、データ放送コンテンツに対して応答(発呼)する情報を入力する。受光部26は、ユーザからの発呼する情報を、発呼制御部51に出力する。これに対応して、発呼制御部51は、ステップS3において、登録発呼情報管理部53を制御し、セクションデータの発呼に関する情報に、受光部26からの発呼する情報(電文)を付加して、登録発呼情報を生成し、登録発呼情報記憶部57に登録させる。
以上のように、ユーザは、データ放送コンテンツが表示されているときに、所望のデータ放送コンテンツの発呼情報を登録しておく。そして、ユーザは、登録発呼情報を発呼先に送信する指示を行い、映像信号受信装置1に、次に説明する登録発呼処理を実行させる。なお、ユーザは、登録発呼情報記憶部57に、複数のデータ放送コンテンツの登録発呼情報を登録しておくことにより、まとめて、登録発呼情報を発呼先に送信する指示を行うこともできる。
次に、図4のフローチャートを参照して、映像信号受信装置1の登録発呼処理を説明する。
ユーザは、登録したデータ放送コンテンツの登録発呼情報に対して発呼を行うために、登録発呼の指示を、リモコン3を操作して、受光部26に送信する。受光部26は、登録発呼の指示を発呼制御部51に出力する。
ステップS21において、発呼制御部51は、受光部26より登録発呼が指示されるまで待機しており、受光部26より登録発呼が指示されたと判断した場合、ステップS22に進み、登録発呼情報管理部53および発呼表示制御部54を制御し、ユーザが発呼情報の応答を指示するための登録発呼画面を表示させ、ステップS23に進む。具体的には、登録発呼情報管理部53は、発呼制御部51の制御のもと、発呼表示制御部54に、登録発呼情報記憶部57に記憶されている、すべての登録発呼情報を供給する。発呼表示制御部54は、OSD部19を制御し、登録発呼情報管理部53からの登録発呼情報から、登録発呼画面情報を生成させ、映像信号処理部20を制御して、図5に示されるような登録発呼画面を、ディスプレイ22に表示させる。
図5は、ディスプレイ22に表示される登録発呼画面101の構成例を示す。図5の例においては、登録発呼画面は、画面上部のコンテンツ一覧表示部111と、画面下部の選択コンテンツ表示部112により構成される。
コンテンツ一覧表示部111には、いまの場合、上から登録された順に、データ放送コンテンツAとデータ放送コンテンツBの2つの登録発呼情報が表示されている。なお、データ放送コンテンツAの登録発呼情報のハッチングは、ユーザがリモコン3を操作して、データ放送コンテンツAの登録発呼情報を選択していることを示している。
コンテンツ一覧表示部111は、左から順に、チェックの有無により消去禁止情報を示す「消去禁止」、このデータ放送コンテンツが放送されるチャンネル情報(ロゴ付き)を示す「チャンネル」、データ放送コンテンツのタイトルを示す「タイトル」、および、対応するサーバが発呼を受け付ける終了日時を示す「有効期限」が配置されて構成される。なお、登録発呼情報は、発呼有効期限が切れると、登録発呼情報管理部53により登録発呼情報記憶部57から消去される。そこで、「消去禁止」にチェックを入れることにより、データ放送コンテンツの登録発呼情報は、発呼有効期限が切れても、コンテンツ情報記憶部53から消去されず、登録発呼画面上に表示することができる。ただし、この場合、発呼有効期限切れのデータ放送コンテンツの登録発呼情報の表示はできるが、選択することはできない。
したがって、コンテンツ一覧表示部111において、データ放送コンテンツAの登録発呼情報には、左から順に、この登録発呼情報が消去禁止であり、チャンネルが「CS2/200」であり、タイトルが「暗闇坂むささび変化」であり、発呼の有効期限が「2002年10月19日午後7時」であることが示されている。データ放送コンテンツBの登録発呼情報には、左から順に、この登録発呼情報が消去可能であり、チャンネルが「CS2/256」であり、タイトルが「これが本場のアメプロだ!」であり、発呼の有効期限が「2002年11月9日午後11時」であることが示されている。
コンテンツ一覧表示部111の下部に位置する選択コンテンツ表示部112には、コンテンツ一覧表示部111において選択されているデータ放送コンテンツの登録発呼情報のより詳細な情報が表示される。いまの場合、選択コンテンツ表示部112には、選択されているデータ放送コンテンツAの登録発呼情報の詳細情報として、対応するサーバの発呼可能時間帯である「受付時間帯」が「午前10時−午後7時」であり、データ放送コンテンツの提供者が希望する、発呼の「受付希望時刻」が「2002年10月15日午後4時」であることが示されている。
すなわち、データ放送コンテンツAの登録発呼情報は、発呼有効期限「2002年10月19日午後7時」までの「午前10時から午後7時」の受付時間帯(発呼可能時間帯)に実行しなければならない発呼情報であり、さらに、受付(発呼)希望時刻「2002年10月15日午後4時」に発呼することがデータ放送コンテンツの提供者にとって望ましいことが示されている。なお、図示は省略するが、コンテンツ一覧表示部111において、ユーザによりデータ放送コンテンツBの登録発呼情報が選択されると、選択コンテンツ表示部112には、データ放送コンテンツAの登録発呼情報の詳細情報と同様に、データ放送コンテンツBの登録発呼情報の詳細情報が表示される。
ユーザは、登録発呼画面101を見ながら、リモコン3を操作して、選択可能であるデータ放送コンテンツの登録発呼情報を選択し、選択されたデータ放送コンテンツの発呼を指示する。受光部26は、リモコン3からのユーザの指示信号を受信し、発呼制御部51に出力する。これに対応して、発呼制御部51は、ステップS23において、選択されているデータ放送コンテンツの発呼が指示されたか否かを判断し、選択されているデータ放送コンテンツの発呼が指示されたと判断した場合、ステップS24に進み、登録発呼情報管理部53に、登録発呼情報記憶部57から、対応するデータ放送コンテンツの発呼可能時間帯を取得させ、ステップS25に進む。
発呼制御部51は、ステップS25において、内蔵するクロックが示す現在時刻を取得し、取得した現在時刻が、登録発呼情報管理部53により取得された発呼可能時間帯であるか否かを判断し、現在時刻が発呼可能時間帯であると判断した場合、ステップS26に進み、登録発呼情報管理部53および発呼送信部55を制御し、選択されたデータ放送コンテンツに対応する発呼処理を実行させ、ステップS29に進む。具体的には、登録発呼情報管理部53は、発呼制御部51の制御のもと、選択されたデータ放送コンテンツの登録発呼情報を読み出し、発呼送信部55に供給する。発呼送信部55は、登録発呼情報管理部53からの登録発呼情報を、通信部27および電話回線を介して、発呼先(データ放送コンテンツの提供者のサーバ)に送信する。なお、いまの場合、電話回線としたが、ネットワークを介して発呼先に送信するようにしてもよい。また、このとき、実際には、発呼先とのネゴシエーションが実行され、送信できなかった場合には、ある一定の期間内で数回の登録発呼情報の送信が試みられるなどの処理も実行されるが、その詳細は説明の便宜上省略する。
また、ステップS25において、発呼制御部51は、現在時刻が発呼可能時間帯ではないと判断した場合、ステップS27に進み、発呼表示制御部54を制御し、登録発呼画面上の対応するデータ放送コンテンツの登録発呼情報に、この登録発呼情報が予約登録されたことを示す予約発呼フラグ121を表示させ、ステップS28に進む。すなわち、発呼表示制御部54は、OSD部19および映像信号処理部20を制御して、図5の登録発呼画面情報に、予約発呼フラグ121の情報を付加させ、図6に示されるような登録発呼画面101を、ディスプレイ22に表示させる。
図6は、ディスプレイ22に表示される登録発呼画面101の他の構成例を示す。なお、図6において、図5における場合と対応する部分には対応する符号を付してあり、その説明は繰り返しになるので省略する。なお、いまの場合、データ放送コンテンツBの登録発呼情報が予約登録された場合を説明する。
図6の例においては、データ放送コンテンツBの登録発呼情報のタイトル「これが本場のアメプロだ!」の空きスペース部分に、「予約済」と示された予約発呼フラグ121が表示されている。これにより、ユーザは、データ放送コンテンツBの予約発呼情報が登録されたことをすぐに確認することができる。
次に、発呼制御部51は、ステップS28において、予約発呼登録部56を制御し、現在時刻が発呼可能時間帯ではないと判断されたデータ放送コンテンツの登録発呼情報を、予約発呼情報として、予約発呼情報記憶部58に登録させ、ステップS29に進む。これにより、選択されたデータ放送コンテンツの発呼情報の送信が予約される。
一方、ステップS23において、発呼制御部51は、選択されているコンテンツの発呼が指示されていないと判断した場合、ステップS24乃至S28をスキップし、ステップS29に進む。
ユーザは、図6の登録発呼画面101の予約発呼フラグ121を確認すると、他のデータ放送コンテンツの登録発呼をしない場合、リモコン3を操作して、登録発呼終了の指示を受光部26に送信する。受光部26は、登録発呼終了の指示を発呼制御部51に出力する。発呼制御部51は、この登録発呼終了の指示に基づいて、ステップS29において、登録発呼を終了するか否かを判断し、登録発呼を終了しないと判断した場合、ステップS23に戻り、それ以降の処理を繰り返す。ステップS29において、発呼制御部51は、登録発呼を終了すると判断した場合、発呼表示制御部54を制御し、登録発呼画面101の表示を停止させ、登録発呼処理を終了させる。
以上のようにして、発呼可能時間帯ではない場合に、データ放送コンテンツの登録発呼を実行すると、登録発呼情報は、予約発呼情報として登録される。すなわち、予約発呼情報の送信が予約される。次に、図7のフローチャートを参照して、この登録された予約発呼情報に基づいて実行される予約発呼処理を説明する。
図4を参照して上述した登録発呼処理において、予約発呼情報記憶部58には、予約発呼情報として、発呼する情報(電文)、データ放送コンテンツ名、発呼先(データ放送コンテンツの提供者のサーバ)情報、サーバが発呼を受け付ける期限である発呼有効期限、発呼有効期限内で、サーバが発呼の受付が可能な時間帯である発呼可能時間帯、および、データ放送のコンテンツ提供者が希望するサーバの発呼希望時刻などが登録される。
したがって、発呼制御部51は、ステップS41において、予約発呼情報記憶部58の予約発呼情報を監視し、内蔵するクロックが示す時刻に基づいて、予約発呼情報に含まれる発呼希望時刻になるまで待機しており、予約発呼情報に含まれる発呼希望時刻になったと判断した場合、ステップS42において、発呼表示制御部54を制御し、予約発呼を実行することを示す予約発呼実行情報をディスプレイ22に表示させ、ステップS43に進む。具体的には、発呼表示制御部54は、発呼制御部51の制御のもと、予約発呼を実行することを示す予約発呼実行情報を生成し、生成された予約発呼情報を、OSD部19に出力する。OSD部19は、データ放送画面情報に、予約発呼情報を付加(重畳)し、映像信号処理部20に出力する。映像信号処理部20は、デマルチプレクサ18からの映像データに、OSD部19からのデータ放送画面情報を付加(重畳)し、NTSCフォーマットの信号に変換して、映像データを、ディスプレイ22に表示させる。
図8は、ディスプレイ22に表示されているデータ放送画面151の構成例を示している。図8の例においては、データ放送画面151には、「全国スポーツ選手権大会」のデータ放送が表示されている。データ放送画面151の右上部には、データ放送とともに放映されている放送コンテンツの画面161がデータ放送画面151に重畳されて表示されている。また、データ放送画面151の右下部には、「予約発呼を実行します」という予約発呼実行情報162が、データ放送画面151に重畳して半透明に表示されている。
なお、図8においては、データ放送画面151に、予約発呼実行情報162が表示されているが、放送コンテンツだけが表示されている画面にも、予約発呼実行情報162が表示される。また、ステップS42において、発呼表示制御部54は、図9に示されるように、生成された予約発呼実行情報を、FL管により構成される表示部28に表示させるようにしてもよい。
図9は、表示部28における予約発呼実行情報の表示例を示している。表示部28の左上部には、現在、映像信号受信装置1で、テレビジョン放送(放送コンテンツ)が表示されていることを示すテレビジョンアイコン181が表示され、表示部28の右下部には、「101ch」として、現在視聴中のチャンネル情報182が表示される。そして、テレビジョンアイコン181の下部に、「ヨヤクハッコジッコウチュウ…」という予約発呼実行情報183が表示される。
以上のように、デジタル放送コンテンツを受信し、表示されている場合でも、予約発呼実行情報を、ディスプレイ22または表示部28などに表示するようにしたので、例えば、課金がかかるような電話回線などを用いて発呼処理が実行される場合など、ユーザに、発呼処理を喚起することができ、ユーザが過去にした発呼を忘れていることがあっても、ユーザに不安感を与えることが抑制される。
次に、図7に戻って、発呼制御部51は、ステップS43において、予約発呼登録部56および発呼送信部53を制御し、予約発呼情報に基づいて、発呼処理を実行させ、ステップS44に進む。具体的には、予約発呼登録部56は、発呼制御部51の制御のもと、対応するデータ放送コンテンツの予約発呼情報を読み出し、発呼送信部55に供給する。発呼送信部55は、予約発呼登録部56からの予約発呼情報を、通信部27および電話回線を介して、送信する。なお、この場合も、図4の登録発呼情報の送信の際と同様に、実際には、発呼先とのネゴシエーションを実行したり、送信できなかった場合には、ある一定の期間内で数回の登録発呼情報の送信が試みられるなどの処理も実行されるが、その詳細は省略する。
通信部27により予約発呼情報の送信が終了すると、発呼制御部51は、発呼表示制御部54を制御し、予約発呼実行情報の表示を停止させ、予約発呼処理を終了する。
なお、図7のステップS41において、データ放送コンテンツの提供者が希望する受付希望時刻になったか否かを判断したが、発呼情報に受付希望時刻が含まれていない場合など、発呼可能時間帯において、所定の時刻を予め設定し、設定された所定の時刻になった場合に、予約発呼を行うようにしてもよい。
以上のように、発呼可能時間帯ではない場合に、データ放送コンテンツの登録発呼が指示されたとき、登録発呼情報が、予約発呼情報として登録され、登録された予約発呼情報に基づいて、発呼可能時間帯に、予約発呼情報を送信するようにしたので、ユーザは、発呼可能時間帯に、再度、登録発呼を指示するという手間が省ける。すなわち、ユーザは、発呼可能時間帯に制限されることなく、発呼有効期限内であれば、好きなときに登録発呼を行うことができるので、ユーザにとって、発呼情報の応答の利便性が向上される。
また、登録発呼が送信されず、予約発呼状態になったときに、予約発呼状態になったことを示すようにしたので、ユーザは、簡単にその状況を確認することができる。さらに、予約発呼により予約発呼情報を送信する場合にも、その状況をユーザに示すようにしたので、課金を伴う可能性のある通信路の確保が実行されていることがわかるため、ユーザは、安心して、予約発呼機能を使用することができる。
なお、上記説明においては、ディスプレイ22を内蔵した映像信号受信装置1を用いて説明したが、外部のテレビジョン装置と接続される映像信号受信装置であってもよいし、セットトップボックスなどにより構成されるようにしてもよい。
また、上記説明においては、地上波デジタル信号について説明したが、BSやCSのデジタル信号でも、登録発呼機能がある信号であれば、地上波に限定されない。
なお、本明細書において、フローチャートに示されるステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
1 映像信号受信装置,3 リモコン,11 CPU,12 ROM,13 RAM,19 OSD部,20 映像信号処理部,22 ディスプレイ,26 受光部,27 通信部,28 表示部,51 発呼制御部,52 バス,53 登録発呼情報管理部,54 発呼表示制御部,55 発呼送信部,56 予約発呼登録部,57 登録発呼情報記憶部,58 予約発呼情報記憶部,101 登録発呼画面,151 データ放送画面
Claims (8)
- 放送信号を受信し、前記放送信号に含まれるデータ放送コンテンツに応じた応答を行うための情報である発呼情報を、所定の情報処理装置に送信する信号受信装置において、
前記データ放送コンテンツから、前記所定の情報処理装置が前記発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯を取得する取得手段と、
ユーザにより前記発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が前記取得手段により取得された前記発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断手段と、
前記発呼応答判断手段により現在時刻が前記発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、前記発呼情報を登録する登録手段と、
前記登録手段により登録された前記発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、前記発呼可能時間帯の前記所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断手段と、
前記時刻判断手段により前記発呼可能時間帯の前記所定の時刻になったと判断された場合、前記発呼情報を前記所定の情報処理装置に送信する送信手段と
を備えることを特徴とする信号受信装置。 - 前記発呼可能時間帯の所定の時刻は、前記所定の情報処理装置により設定された前記発呼情報の受付希望時刻である
ことを特徴とする請求項1に記載の信号受信装置。 - 前記登録手段により前記発呼情報が登録されたことを示す情報の表示を制御する表示制御手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の信号受信装置。 - 前記時刻判断手段により前記発呼可能時間帯の前記所定の時刻になったと判断された場合、前記送信手段により前記発呼情報が送信されることを示す情報の表示を制御する表示制御手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の信号受信装置。 - 前記送信手段は、ネットワークを介して、前記所定の情報処理装置に前記発呼情報を送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の信号受信装置。 - 放送信号を受信し、前記放送信号に含まれるデータ放送コンテンツに応じた応答を行うための情報である発呼情報を、所定の情報処理装置に送信する信号受信方法において、
前記データ放送コンテンツから、前記所定の情報処理装置が前記発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯を取得する取得ステップと、
ユーザにより前記発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が前記取得ステップの処理により取得された前記発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断ステップと、
前記発呼応答判断ステップの処理により現在時刻が前記発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、前記発呼情報を登録する登録ステップと、
前記登録ステップの処理により登録された前記発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、前記発呼可能時間帯の前記所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断ステップと、
前記時刻判断ステップの処理により前記発呼可能時間帯の前記所定の時刻になったと判断された場合、前記発呼情報を前記所定の情報処理装置に送信する送信ステップと
を含むことを特徴とする信号受信方法。 - 放送信号を受信し、前記放送信号に含まれるデータ放送コンテンツに応じた応答を行うための情報である発呼情報を、所定の情報処理装置に送信する処理をコンピュータに行わせるプログラムが記録されている記録媒体であって、
前記データ放送コンテンツから、前記所定の情報処理装置が前記発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯を取得する取得ステップと、
ユーザにより前記発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が前記取得ステップの処理により取得された前記発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断ステップと、
前記発呼応答判断ステップの処理により現在時刻が前記発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、前記発呼情報を登録する登録ステップと、
前記登録ステップの処理により登録された前記発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、前記発呼可能時間帯の前記所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断ステップと、
前記時刻判断ステップの処理により前記発呼可能時間帯の前記所定の時刻になったと判断された場合、前記発呼情報を前記所定の情報処理装置に送信する送信ステップと
を含むことを特徴とするプログラムが記録されている記録媒体。 - 放送信号を受信し、前記放送信号に含まれるデータ放送コンテンツに応じた応答を行うための情報である発呼情報を、所定の情報処理装置に送信する処理をコンピュータに行わせるプログラムであって、
前記データ放送コンテンツから、前記所定の情報処理装置が前記発呼情報を受付可能な時間帯である発呼可能時間帯を取得する取得ステップと、
ユーザにより前記発呼情報の応答が指示されたとき、現在時刻が前記取得ステップの処理により取得された前記発呼可能時間帯の時刻であるか否かを判断する発呼応答判断ステップと、
前記発呼応答判断ステップの処理により現在時刻が前記発呼可能時間帯の時刻ではないと判断された場合、前記発呼情報を登録する登録ステップと、
前記登録ステップの処理により登録された前記発呼情報の発呼可能時間帯の所定の時刻を監視し、前記発呼可能時間帯の前記所定の時刻になったか否かを判断する時刻判断ステップと、
前記時刻判断ステップの処理により前記発呼可能時間帯の前記所定の時刻になったと判断された場合、前記発呼情報を前記所定の情報処理装置に送信する送信ステップと
を含むことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2003307187A JP2005079842A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | 信号受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007019725A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Sharp Corp | 情報処理装置、情報処理システム、プログラムおよび記録媒体 |
WO2007037231A1 (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-05 | Kyocera Corporation | 放送受信装置及びデータ処理方法 |
-
2003
- 2003-08-29 JP JP2003307187A patent/JP2005079842A/ja active Pending
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