JP2005049635A - カラーフィルタ用着色組成物およびカラーフィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透明樹脂、その前駆体またはそれらの混合物からなる着色料担体と、C.I. Pigment Yellow 139顔料を含む組成物であって、前記C.I. Pigment Yellow139顔料が、該顔料を前記着色料担体に分散してなる黄色組成物を用いて塗膜を形成したとき、該塗膜の分光特性が、波長が425nmの光に対する吸光度(A425)と波長が480nmの光に対する吸光度(A480)との比(A425/A480)の値が1.5以下かつ波長が425nmの光に対する吸光度(A425)と波長が480nmの光に対する吸光度(A530)との比(A425/A530)の値が17以上となる分光特性を有するカラーフィルタ用着色組成物、および該組成物から形成されている緑色または赤色フィルタセグメントを具備するカラーフィルタ。
【選択図】なし
Description
カラー液晶表示装置に用いられているカラーフィルタの上には、一般に液晶を駆動させるための透明電極が蒸着あるいはスパッタリングにより形成され、さらにその上に液晶を一定方向に配向させるための配向膜が形成されている。これらの透明電極および配向膜の性能を充分に得るには、その形成工程を一般に200℃以上、好ましくは230℃以上の高温で行う必要がある。
第1の方法では,感光性透明樹脂溶液中に顔料を分散したものをガラス等の透明基板に塗布し、乾燥により溶剤を除去した後、一つのフィルタ色のパターン露光を行い、次いで未露光部を現像工程で除去して1色目のパターンを形成、必要に応じて加熱等の処理を加えた後、同様の操作を全フィルタ色について順次繰り返すことによりカラーフィルタを製造することができる。
上記方法において、赤色および緑色フィルタセグメントの製造には、黄色顔料を含む着色組成物が用いられ、従来は黄色顔料としてC.I. Pigment Yellow185、139等が用いられてきた。
また、塩基性基を有する顔料誘導体または塩基性基を有するトリアジン誘導体の含有量は、C.I. Pigment Yellow139顔料を基準として0.001〜40重量%であることが好ましい。
また、本発明のカラーフィルタは、少なくとも1つの赤色フィルタセグメント、少なくとも1つの青色フィルタセグメント、および少なくとも1つの緑色フィルタセグメントを具備し、該少なくとも1つの緑色または赤色フィルタセグメントが、本発明の着色組成物から形成されていることを特徴とする。
本発明の着色組成物を用いて形成されるフィルタセグメントを具備するカラーフィルタは、カラー液晶表示装置に高明度と高彩度とを同時に付与することができ、透過型・反射型のカラー液晶表示装置ならびに固体撮像素子の色分解用カラーフィルタとして好適である。
本発明のカラーフィルタ用着色組成物は、透明樹脂、その前駆体またはそれらの混合物からなる着色料担体と、C.I. Pigment Yellow139顔料を含む組成物であって、前記C.I. Pigment Yellow139顔料が、該顔料を前記着色料担体に分散してなる黄色組成物を用いて塗膜を形成したとき、該塗膜の波長が425nmの光に対する吸光度(A425)と波長が480nmの光に対する吸光度(A480)との比(A425/A480)の値が1.5以下、かつ波長が425nmの光に対する吸光度(A425)と波長が530nmの光に対する吸光度(A530)との比(A425/A530)の値が17以上となる分光特性を有するものである。
A=log10(I0/I)
一般的な顔料のソルトミリング処理時間は2〜4時間であるが、この程度の処理時間では、得られるソルトミリング処理顔料を着色料担体に分散してなる黄色組成物を用いて塗膜を形成したとき、該塗膜の波長が425nmの光に対する吸光度(A425)と波長が480nmの光に対する吸光度(A480)との比(A425/A480)の値が1.5以下、かつ波長が425nmの光に対する吸光度(A425)と波長が530nmの光に対する吸光度(A530)との比(A425/A530)の値が17以上とならず、透過領域が広がらないので透過度が高くならない。
水溶性有機溶剤は、顔料および水溶性無機塩を湿潤する働きをするものであり、水に溶解(混和)し、かつ用いる無機塩を実質的に溶解しないものであれば特に限定されない。但し、ソルトミリング時に温度が上昇し、溶剤が蒸発し易い状態になるため、安全性の点から、沸点120℃以上の高沸点溶剤が好ましい。
本発明のカラーフィルタ用着色組成物には、該組成物を紫外線照射により硬化するときには、光重合開始剤等が添加される。
顔料を着色料担体中に分散する際には、適宜、樹脂型顔料分散剤、界面活性剤、色素誘導体等の分散助剤を含有させることができる。分散助剤は、顔料の分散に優れ、分散後の顔料の再凝集を防止する効果が大きいので、分散助剤を用いて顔料を着色料担体中に分散してなる着色組成物を用いた場合には、透明性に優れたカラーフィルタが得られる。
n:1〜10の整数を表す。
R1、R2:それぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよいフェニル基、またはR1 とR2 とで一体となって更なる窒素、酸素または硫黄原子を含む置換されていてもよい複素環を表す。アルキル基およびアルケニル基の炭素数は1〜10が好ましい。
R3:置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基または置換されていてもよいフェニル基を表す。アルキル基およびアルケニル基の炭素数は1〜10が好ましい。
R4、R5、R6、R7:それぞれ独立に、水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基または置換されていてもよいフェニル基を表す。アルキル基およびアルケニル基の炭素数は1〜5が好ましい。
R8、R9:それぞれ独立に水素原子、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基または置換されていてもよいフェニル基を表す。アルキル基およびアルケニル基の炭素数は1〜5が好ましい。
Z:置換されていてもよいアルキレン基、置換されていてもよいアルケニレン基または置換されていてもよいフェニレン基を表す。アルキレン基およびアルケニレン基の炭素数は1〜8が好ましい。
P:式(6)で示される置換基または式(7)で示される置換基を表す。
Q:水酸基、アルコキシル基、式(6)で示される置換基または式(7)で示される置換基を表す。
式(7) −SO2Cl
式(8) −COCl
式(9) −CH2NHCOCH2Cl
式(10) −CH2Cl
また、本発明の塩基性基を有するトリアジン誘導体は、種々の合成経路で合成することができる。例えば、塩化シアヌルを出発原料とし、塩化シアヌルの少なくとも1つの塩素に一般式(2)〜(5)で表される置換基を形成するアミン成分、例えば、N,N−ジメチルアミノプロピルアミンまたはN−メチルピペラジン等を反応させ、次いで塩化シアヌルの残りの塩素と種々のアミンまたはアルコール等を反応させることによって得られる。
以下に、本発明の着色組成物に使用可能な有機顔料の具体例を、カラーインデックス番号で示す。
この場合、着色料の全量(本発明のC.I. Pigment Yellow139顔料と他の黄色顔料の合計量)を基準とする本発明のC.I. Pigment Yellow139顔料の含有量は、要求される色特性に応じて異なるが、充分な明度を得る観点から10重量%以上であることが好ましい。また、特に高い明度が求められる場合には、他の黄色顔料は併用せず、本発明のC.I. Pigment Yellow139顔料のみを用いることが好ましい。
この場合、着色料の全量(本発明のC.I. Pigment Yellow139顔料と緑色顔料の合計量)を基準とする本発明のC.I. Pigment Yellow139顔料の含有量は、0.01〜90重量%であることが好ましく、10〜50重量%であることが特に好ましい。本発明のC.I. Pigment Yellow139顔料の含有量が0.01重量%未満の場合は、青すぎて明度が低くなり、90重量%を越える場合は、黄緑にずれて色相がよくない。
また、本発明のC.I. Pigment Yellow139顔料の一部を前述の他の黄色顔料に置換することもできる。
赤色顔料としては、C.I. Pigment Red 7、14、41、48:1、48:2、48:3、48:4、81:1、81:2、81:3、81:4、146、177、178、184、185、187、200、202、208、210、246、254、255、264、270、272等を用いることが出来る。この場合、着色料の全量(本発明のC.I. Pigment Yellow139顔料と緑色顔料の合計量)を基準とする本発明のC.I. Pigment Yellow139顔料の含有量は、0.01〜90重量%であることが好ましく、1〜30重量%であることが特に好ましい。
本発明のカラーフィルタは、少なくとも1つの赤色フィルタセグメント、少なくとも1つの青色フィルタセグメント、少なくとも1つの緑色フィルタセグメントを具備し、ここで、少なくとも1つの赤色フィルタセグメントは、赤色顔料を含む本発明の着色組成物を用いて形成される。
また、本発明のカラーフィルタは、少なくとも1つの赤色フィルタセグメント、少なくとも1つの青色フィルタセグメント、少なくとも1つの緑色フィルタセグメントを具備し、ここで、少なくとも1つの緑色フィルタセグメントは、緑色顔料を含む本発明の着色組成物を用いて形成される。
透明基板としては、ガラス板や、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂板が用いられる。
なお、紫外線露光感度を上げるために、上記着色レジスト材を塗布乾燥後、水溶性あるいはアルカリ可溶性樹脂、例えばポリビニルアルコールや水溶性アクリル樹脂等を塗布乾燥し酸素による重合阻害を防止する膜を形成した後、紫外線露光を行うこともできる。
また、転写法は剥離性の転写ベースシートの表面に、あらかじめカラーフィルタ層を形成しておき、このカラーフィルタ層を所望の透明基板に転写させる方法である。
まず、実施例および比較例に用いたアクリル樹脂溶液および黄色顔料について説明する。
反応容器にシクロヘキサノン450部を入れ、容器に窒素ガスを注入しながら80℃に加熱して、同温度で下記モノマーおよび熱重合開始剤の混合物を1時間かけて滴下して重合反応を行った。
メタクリル酸 20.0部
メチルメタクリレート 10.0部
ブチルメタクリレート 55.0部
ヒドロキシエチルメタクリレート 15.0部
アゾビスイソブチロニトリル 4.0部
滴下後さらに80℃で3時間反応させた後、アゾビスイソブチロニトリル1.0部をシクロヘキサノン50部に溶解させたものを添加し、さらに80℃で1時間反応を続けて、重量平均分子量が約40000のアクリル樹脂の溶液を得た。
室温まで冷却した後、樹脂溶液約2gをサンプリングして180℃、20分加熱乾燥して不揮発分を測定し、先に合成した樹脂溶液に不揮発分が20重量%になるようにシクロヘキサノンを添加してアクリル樹脂溶液を調製した。
[黄色顔料1]
C.I. Pigment Yellow139顔料(チバガイギー社製「イルガフォアイエロー 2R−CF」):500部、塩化ナトリウム:500部、およびジエチレングリコール:250部をステンレス製1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、120℃で8時間混練した。次にこの混練物を5リットルの温水に投入し、70℃に加熱しながら1時間攪拌してスラリー状とし、濾過、水洗を繰り返して塩化ナトリウム及びジエチレングリコールを除いた後、80℃で一昼夜乾燥し、490部の黄色顔料1を得た。
C.I. Pigment Yellow139顔料(チバガイギー社製「イルガフォアイエロー 2R−CF」):500部、塩化ナトリウム:500部、およびジエチレングリコール:250部をステンレス製1ガロンニーダー(井上製作所製)に仕込み、120℃で2時間混練した。次にこの混練物を5リットルの温水に投入し、70℃に加熱しながら1時間攪拌してスラリー状とし、濾過、水洗を繰り返して塩化ナトリウム及びジエチレングリコールを除いた後、80℃で一昼夜乾燥し、490部の黄色顔料2を得た。
下記の組成の混合物を均一に撹拌混合した後、直径1mmのジルコニアビーズを用いて、サンドミルで5時間分散した後、5μmのフィルタで濾過し緑色顔料分散体を作製した。
黄色顔料1 1.8部
緑色顔料C.I. Pigment Green 36 7.2部
(東洋インキ製造社製「リオノールグリーン6YK」)
顔料分散剤(色素誘導体A−44) 1.0部
アクリル樹脂溶液 50.0部
シクロヘキサノン 40.0部
緑色顔料分散体 60.0部
アクリル樹脂溶液 11.0部
ジペンタエリスリトールペンタ及びヘキサアクリレート 4.2部
(東亞合成社「M400」)
光重合開始剤(チバガイギー社製「イルガキュアー907」) 1.2部
増感剤(保土ヶ谷化学社製「EAB−F」) 0.4部
シクロヘキサノン 23.2部
黄色顔料1を黄色顔料2に変えた以外は、実施例1と同様にしてアルカリ現像型緑色レジスト材を作製した。
液晶ディスプレー用バックライト・ユニット(7)から出た光は、偏光板(6)を通過して偏光され、ガラス基板(5)上に塗布された着色組成物の乾燥塗膜(4)を通過し、偏光板(3)に到達する。偏光板(6)と偏光板(3)の偏光面が平行であれば、光は偏光板(3)を透過するが、偏光面が直行している場合には光は偏光板(3)により遮断される。しかし、偏光板(6)によって偏光された光が着色組成物の乾燥塗膜(4)を通過するときに、顔料粒子による散乱等が起こり、偏光面の一部にずれを生じると、偏光板が平行のときは偏光板(3)を透過する光量が減り、偏向板が直行のときは偏光板(3)を一部光が透過する。この透過光を偏光板上の輝度として測定し、偏光板が平行のときの輝度と、直行のときの輝度との比(コントラスト比)を算出した。
コントラスト比=平行のときの輝度/直行のときの輝度
なお,輝度計(1)としては株式会社トプコン社製の色彩輝度計BM−5A,偏光板としてはサンリツ社製の偏光フィルムLLC2−92−18を用いた。なお、測定に際しては,不要光を遮断するために,測定部分に1cm角の孔を開けた黒色のマスク(2)を当てた。
下記の組成の混合物を均一に撹拌混合した後、直径1mmのジルコニアビーズを用いて、サンドミルで5時間分散した後、5μmのフィルタで濾過し赤色顔料分散体を作製した。
黄色顔料1 2.1部
赤色顔料C.I. Pigment Red 177 6.9部
(チバガイキー社製「クロモフタールレッド A2B」)
顔料分散剤(色素誘導体A−4) 1.0部
アクリル樹脂溶液 50.0部
シクロヘキサノン 40.0部
赤色顔料分散体 60.0部
アクリル樹脂溶液 11.0部
ジペンタエリスリトールペンタ及びヘキサアクリレート 4.2部
(東亞合成社「M400」)
光重合開始剤(チバガイギー社製「イルガキュアー907」) 1.2部
増感剤(保土ヶ谷化学社製「EAB−F」) 0.4部
シクロヘキサノン 23.2部
黄色顔料1を黄色顔料2に変えた以外は、実施例2と同様にしてアルカリ現像型赤色レジスト材を作製した。
赤色フィルタセグメント、緑色フィルタセグメント、青色フィルタセグメントを具備するカラーフィルタを作製するために、青色レジスト材を以下の方法で作製した。
下記の組成の混合物を均一に撹拌混合した後、直径1mmのジルコニアビーズを用いて、サンドミルで5時間分散した後、5μmのフィルタで濾過し銅フタロシアニン分散体を作製した。
ε型銅フタロシアニン顔料C.I. Pigment Blue 15:6 10.0部
(BASF製「ヘリオゲンブルー L-6700F」)
分散剤(ゼネカ社製「ソルスパーズ20000」) 2.0部
アクリル樹脂溶液 40.0部
シクロヘキサノン 48.0部
銅フタロシアニン分散体 60.0部
アクリル樹脂溶液 11.0部
ジペンタエリスリトールペンタ及びヘキサアクリレート 4.2部
(東亞合成社「M400」)
光重合開始剤(チバガイギー社製「イルガキュアー907」) 1.2部
増感剤(保土ヶ谷化学社製「EAB−F」) 0.4部
シクロヘキサノン 23.2部
さらに、赤色レジスト材と同様にして、青色レジスト材を露光・現像・加熱工程後にx=0.134、y=0.127になるような膜厚に塗布した。乾燥後、赤色、緑色のフィルタセグメントと隣接したストライプ形状の青色フィルタセグメントを形成した。
各色のフィルタセグメントの形状は良好であり、解像度も良好であった。最後に、得られたカラーフィルタをオーブン中で230℃にて30分加熱して残存する重合可能な官能基を完全に反応させ、透明基板上に赤色、緑色、青色の3色のストライプ形状のフィルタセグメントを具備するカラーフィルタを得た。
赤色レジスト材を比較例2で得られた赤色レジスト材に変更し、緑色レジスト材を比較例1で得られた緑色レジスト材に変更した以外は、実施例3と同様にして、透明基板上に赤色、緑色、青色の3色のストライプ形状のフィルタセグメントを具備するカラーフィルタを得た。
2 マスク(黒)
3 偏光板
4 着色組成物乾燥塗膜
5 ガラス基板
6 偏光板
7 バックライト・ユニット
Claims (7)
- 透明樹脂、その前駆体またはそれらの混合物からなる着色料担体と、C.I. Pigment Yellow139顔料を含む組成物であって、前記C.I. Pigment Yellow139顔料が、該顔料を前記着色料担体に分散してなる黄色組成物を用いて塗膜を形成したとき、該塗膜の波長が425nmの光に対する吸光度(A425)と波長が480nmの光に対する吸光度(A480)との比(A425/A480)の値が1.5以下、かつ波長が425nmの光に対する吸光度(A425)と波長が530nmの光に対する吸光度(A530)との比(A425/A530)の値が17以上となる分光特性を有することを特徴とするカラーフィルタ用着色組成物。
- 塩基性基を有する色素誘導体または塩基性基を有するトリアジン誘導体を含むことを特徴とする請求項1記載の着色組成物。
- 塩基性基を有する色素誘導体または塩基性基を有するトリアジン誘導体の含有量が、C.I. Pigment Yellow139顔料を基準として0.001〜40重量%であることを特徴とする請求項2記載の着色組成物。
- 緑色顔料を含むことを特徴とする請求項1〜3記載のカラーフィルタ用着色組成物。
- 赤色顔料を含むことを特徴とする請求項1〜3記載のカラーフィルタ用着色組成物。
- 少なくとも1つの赤色フィルタセグメント、少なくとも1つの青色フィルタセグメント、および少なくとも1つの緑色フィルタセグメントを具備し、該少なくとも1つの緑色フィルタセグメントが、請求項4記載の着色組成物から形成されていることを特徴とするカラーフィルタ。
- 少なくとも1つの赤色フィルタセグメント、少なくとも1つの青色フィルタセグメント、および少なくとも1つの緑色フィルタセグメントを具備し、該少なくとも1つの赤色フィルタセグメントが、請求項5記載の着色組成物から形成されていることを特徴とするカラーフィルタ。
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