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JP2005032772A - 電子素子の冷却装置 - Google Patents

電子素子の冷却装置 Download PDF

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JP2005032772A
JP2005032772A JP2003193058A JP2003193058A JP2005032772A JP 2005032772 A JP2005032772 A JP 2005032772A JP 2003193058 A JP2003193058 A JP 2003193058A JP 2003193058 A JP2003193058 A JP 2003193058A JP 2005032772 A JP2005032772 A JP 2005032772A
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JP
Japan
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heat
heat pipe
base plate
cooling device
fan
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JP2003193058A
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English (en)
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Masataka Mochizuki
正孝 望月
Koichi Masuko
耕一 益子
Yuji Saito
祐士 斎藤
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】生産性の良好な電子素子の冷却装置を提供する
【解決手段】ベースプレート2に配置されたヒートパイプ3に対して、ファン4による送風を行って強制冷却する電子素子の冷却装置1において、前記ファン4の吹出口12に対向して、前記ヒートパイプ3の放熱部17が配置され、この放熱部17に多数の放熱フィン18が平行に配列されるとともに、前記放熱フィン18に切り欠き部23が形成され、この切り欠き部23に係合される桟21が前記ベースプレート2に一体に形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ベースプレートにヒートパイプおよび送風ファンが配置されている冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータなどの電子装置に内蔵されている各種の電子素子は、不可避的な内部抵抗があるので、通電して動作させることにより発熱し、その結果、ある程度以上に温度が上昇すると、動作が不安定になり、ついには動作不良を起こしてしまう。そのため、電子素子の冷却のための種々の装置が開発されており、例えば電子素子にヒートシンクを直接取り付けて放熱面積を増大させる装置や、そのヒートシンクにマイクロファンを取り付けて強制空冷する装置などが開発されている。
【0003】
これらの冷却装置は、電子素子の実質的な放熱面積をヒートシンクによって増大させることにより、電子素子からの放熱量を増大させて、電子素子の過熱を防止する構造である。したがって、冷却に使用される空気は、電子素子の周囲の空気に限られる。そのため、電子素子が収容されている筐体の内容積が小さい場合には、その内部温度が次第に上昇し、電子素子を充分に冷却できなくなる事態が生じる。
【0004】
その典型的な例が、ノート型パソコン等の小型のデータ処理装置であり、この種の装置では、携帯性や搬送性を重視して可及的に小容積の筐体を使用するから、電子素子の周囲の空間部分が極めて限られたものとなる。そのために、電子素子の周囲に放熱するのでは、筐体内の空気の熱容量が少ないことにより充分な冷却をおこなうことができない。言い換えれば、使用可能な電子素子が冷却装置の冷却能力で制限されてしまう。
【0005】
そこで従来では、電子素子などの発熱体から離れた箇所で、外気に放熱させることにより、電子素子の冷却をおこなう冷却装置が開発されている。この種の冷却装置は、冷却対象物である電子素子と放熱部とが離隔しているので、両者の間で効率よく熱を伝達する必要がある。そのために、アルミニウムなどの熱伝導性の高い伝熱板の上に発熱体を接触させるとともに、その伝熱板の他の部分にヒートシンクを取り付けた構成としている。また、その伝熱板による熱の伝導を補助するために、伝熱板にヒートパイプを沿わせて配置することもおこなわれている。
【0006】
そのヒートパイプは、密閉した容器(コンテナ)の内部に、水やアルコールなどの凝縮性の流体を作動流体として封入し、外部からの入熱によってその作動流体を蒸発させるとともに、その蒸気を低温・低圧部に流動させた後、放熱させて凝縮させ、さらにその液化した作動流体を蒸発の生じる箇所に、毛細管圧力などによって還流させるように構成した伝熱装置である。
【0007】
上記のようなヒートパイプを利用した冷却装置であれば、電子素子で発生する熱が伝熱板を介して、熱輸送能力に優れるヒートパイプに伝達されて放熱機構まで運ばれ、その後、空気流によって電子素子から離れた箇所に放熱されるので、電子素子の温度上昇を抑制することができる。
【0008】
上記のような冷却装置の冷却効率を更に向上させる一例として、ヒートパイプにフィンを設けて、前記フィンの設けられている部分をファンの吹出口に沿うように配置した構造の冷却装置がある。このような構造の冷却装置であれば、前記フィンによって放熱面積を増加することができるので、冷却効率を更に向上させることができる。このような冷却装置の一例として特許文献1がある。
【0009】
【特許文献1】
特開平2000−076223号公報(図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した冷却装置では、薄板からなるフィンとヒートパイプとをハンダ付けあるいはロー付けしているので、多数の薄板状フィンを一定間隔に配列して保持するための治具や狭い箇所での細かい接合作業を余儀なくされるなど、製造作業性が悪く、その結果、製品コストの低廉化を図ることが困難であった。特に、コンピュータやサーバーなどの電子装置に使用されるヒートパイプは、小径でかつ複雑に湾曲させたものが多く、この種のヒートパイプに多数の薄板状のフィンを接合することは、製造作業性を大きく損なわせる要因になっている。
【0011】
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、生産性の良好な電子素子の冷却装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段およびその作用】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、ベースプレートに配置されたヒートパイプに対して、ファンによる送風を行って強制冷却する電子素子の冷却装置において、前記ファンの吹き出し部に対向して、前記ヒートパイプの放熱部が配置され、この放熱部に多数の放熱フィンが平行に配列されるとともに、前記放熱フィンに係合部が形成され、この係合部に係合される桟が前記ベースプレートに一体に形成されていることを特徴とする電子素子の冷却装置である。
【0013】
したがって、請求項1の発明によれば、電子素子の冷却装置の組み立て作業を行う際、まず、ベースプレートに扁平型ヒートパイプを配置する。同時に、ファンの吹き出し部に対向して、前記扁平型ヒートパイプの放熱部が配置される。つぎに、前記放熱部に放熱フィンが平行に配列され固定される。放熱フィンには係合部が設けられており、この係合部とベースプレートに一体に形成されている桟とが係合する。そのため、放熱フィンが簡単に位置決めされる。また、前記放熱部と桟とが放熱フィンを介して一体に固定される。
【0014】
また、請求項2の発明は、請求項1の構成に加えて、前記ベースプレートに前記ヒートパイプが嵌め込まれる溝が形成されていることを特徴とする電子素子の冷却装置である。
【0015】
したがって、請求項2の発明によれば、前記ベースプレートに形成された溝に前記ヒートパイプが嵌め込まれるので、前記ベースプレートと前記ヒートパイプとが一体に固定される。
【0016】
また、請求項3の発明は、請求項1または2の構成に加えて、前記ベースプレートに、前記ファンのハウジングが一体に形成されていることを特徴とする電子素子の冷却装置である。
【0017】
したがって、請求項3の発明によれば、請求項1または2の作用に加えて、前記ベースプレートに、前記ファンのハウジング一体に形成されているので、冷却装置の部品点数が削減される。
【0018】
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの構成に加えて、前記ヒートパイプが、断面形状が扁平型に形成された扁平型ヒートパイプとされていることを特徴とする電子素子の冷却装置である。
【0019】
したがって、請求項4の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかの作用に加えて、前記ヒートパイプが、扁平型ヒートパイプとされているので、前記放熱フィンと扁平型ヒートパイプとの接触部分が増加して固定が容易になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の具体例を説明する。ここに示す例は、この発明の冷却装置を図示しないノートブック型パソコンに適用した例である。なお、この発明の適用はこのノートブック型パソコンに限定されず、適宜の機器に適用することができる。
【0021】
図2に示すように、冷却装置1は、全体が長方形状とされている。冷却装置1は、ベースプレート2に、ヒートパイプ3とファン4とCPUやビデオチップ等の電子部品5が取り付けられる台座部6とが設けられた構成とされている。
【0022】
ベースプレート2は全体が長方形状とされている。ベースプレート2の片面には、台座部6が二箇所に設けられている。この台座部6は、図3に示すように、ヒートパイプ3が取り付けられている面2Aの反対側の面2Bに設けられている。台座部6は、正方形状とされている。この台座部6としては、銅やアルミニウムなどの熱伝導性の良好な金属が例示される。前記二箇所の台座部6には、それぞれ屈曲したヒートパイプ3の一端部が熱接触されている。また、ベースプレート2のうち、台座部6が配置されている部分からファン4が配置されている部分にかけて、湾曲した溝9が形成されている。この溝9にはヒートパイプ3が嵌め込まれている。一方、ベースプレート2の中央部分に直線状の溝10が形成されており、この溝10にはヒートパイプ11が嵌め込まれている。ヒートパイプ3およびヒートパイプ11は、断面形状が共に扁平型とされている。また、ヒートパイプ3およびヒートパイプ11は、気密状態に密閉したコンテナ(中空密閉容器)の内部に、空気などの非凝縮性ガスを脱気した状態で水などの凝縮性の流体を作動流体として封入し、さらに前記作動流体を還流するためのウイックが設けられている熱伝導装置である。なお、この発明のヒートパイプの断面形状は扁平型の他に、円形、長方形状等を適用することもできる。
【0023】
前記ヒートパイプ3の他方の端部は、ベースプレート2の両端部に配置されたファン4の吹出口12に沿って配置されている。ファン4は、中空平板状のハウジング13と、ハウジング13の内部に収容された回転駆動するブレード14と、ハウジング13の片面を閉じている蓋形状のファンカバー15とを備えたいわゆる横型軸流ファンが採用されている。ハウジング13は、図3に示すように、ベースプレート2の他方の面2Bに一体形成されている。この面2Bは、面2Aの反対側の面である。具体的には、ファン4の側面となる部分が、面2Bに突出して一体形成されている。この突出部分の先端が開口されており、ファンカバー15が取り付けられる。
【0024】
また、ファン4における上下面には、円形状に開口した吸込口16が形成されている。そのため、ハウジング13およびファンカバー15の中央部分には、円形状の開口が形成されている。また、ファン4の側面部には、矩形状に開口した吹出口12が設けられている。そのため、ファン4を駆動させると、パソコンケースの内部の空気が、前記吸込口16からハウジング13の内側に入り込むとともに、吹出口12からヒートパイプ3に向けて供給され、各放熱フィン7同士の間を通過してパソコンケースの外部に送り出される。なおファン4は、パソコンケースの内部に標準装備されるバッテリ(図示せず)の電力によっても駆動可能な構成であり、この発明のファンに相当するものである。
【0025】
つぎに、図1に示すファン4の吹出口12周辺について説明する。ハウジング13の吹出口12に対向して、上述したヒートパイプ3の他方の端部が配置され放熱部17とされている。放熱部17には、熱伝導率が大きくかつ加工性の良好なアルミニウム等の材料で形成された平板状の放熱フィン18が平行に設置されており、ヒートシンク19が形成されている。ヒートパイプ3と放熱フィン18とは、ハンダ付けで固定されている。一方、ベースプレート2には、ヒートシンク19を固定するための固定部20が設けられている。固定部20は、桟21とアーム22とから形成されている。この桟21と吹出口12との間に、ヒートパイプ3の放熱部17が嵌め込まれている。そして、放熱フィン18に形成された切り欠き部23が、桟21に並行に配列されている。
【0026】
放熱フィン18の一端部には、図5に示すように、直角に屈曲されて固定代24が形成されている。この固定代24の一部分が切り欠かれて、切り欠き部23が形成されている。また、放熱フィン18における固定代24の反対側の端部には、突起25が設けられている。
【0027】
上記の冷却装置1によれば、電子素子5が通電して熱が生じると、台座部6に伝達される。そして、台座部6に伝達された熱の大部分が、ヒートパイプ3の一端部に伝達される。その結果、ヒートパイプ3の内部の作動流体が蒸発し、その蒸気が温度および圧力の低い、ヒートパイプ3の放熱部17に流動する。その後に、この放熱部17に対向しているファン4の吹出口12から冷却空気が吹き出され、放熱フィン18と前記冷却空気とによって熱交換が行われる。一方、台座部6からベースプレート2に伝達された残りの一部の熱は、さらにヒートパイプ11に伝達され、一連のヒートパイプ動作によって熱輸送されて、ベースプレート2全体に平均的に熱拡散される。
【0028】
したがって、上記の具体例では、冷却装置1の組み立て作業を行う際、まず、ベースプレート2の片面に形成された溝9に扁平型ヒートパイプ3を配置し、溝10に扁平型ヒートパイプ11を配置する。同時に、ベースプレート2の端部から突出した扁平型ヒートパイプ3の放熱部17が、ベースプレート2の扁平型ヒートパイプ3が配置された面とは反対側の面に形成されているハウジング13の吹出口12と、桟21との間に配置される。そして、ハウジング13に、ブレード14、ファンカバー15が取り付けられ、ベースプレート2に一体にファン4が形成される。つぎに、放熱部17に放熱フィン18が平行に配列されて固定される。その際、放熱フィン18に設けられている切り欠き部23と、ベースプレート2に一体に形成されている桟21とが係合する。そのため、放熱フィン18が簡単に位置決めされる。また、放熱部17と桟21とが放熱フィン18を介して一体に固定される。このように、冷却装置1が組み立てられる。
【0029】
上述の具体例によると、冷却装置1の製造時に、切り欠き部23と桟21とによって、放熱部17に配列される放熱フィン18を位置決めすることができる。そのため、製造作業時における放熱フィン18と放熱部17との組み付け性を向上できる。また、前記位置決めによって、放熱部17と放熱フィン18とを容易に接合することができる。その結果、冷却装置1全体の製造作業性を向上することができる。
【0030】
また、切り欠き部23と桟21とによって、放熱フィン18を介して、放熱部17とベースプレート2とを一体に固定することができる。そのため、ベースプレート2の剛性が向上し、曲げや引っ張りあるいは圧縮、剪断などに対する強度を向上できる。その結果、ヒートパイプ3の放熱部17が、固定部20から剥離することを抑制できる。
【0031】
また、ベースプレート2に一体にハウジング13が形成されているので、部品点数を削減できる。その結果、製造コストを削減できる。
【0032】
また、ベースプレート2に扁平型ヒートパイプ3が溝9に嵌め込まれ,扁平型ヒートパイプ11が溝10に嵌め込まれている。したがって、溝9,10にハンダが貯留されて、扁平型ヒートパイプ3と溝9と、および扁平型ヒートパイプ11と溝10とを一体に接合することができる。その結果、ベースプレート2と扁平型ヒートパイプ3,11との接合強度を向上することができる。また、ベースプレート2に扁平型ヒートパイプ3,11をハンダで接合する際のハンダ漏れを防止することができる。その結果、冷却装置1の製造作業性をさらに向上することができる。
【0033】
また、ベースプレート2における扁平型ヒートパイプ3が配置される面2Aとは反対側の面2Bに、ファン4のハウジング13が形成されているので、ベースプレート2とハウジング13との取り付け作業を省略することができる。その結果、冷却装置1の製造作業性を向上することができる。また、冷却装置1の部品点数を削減できるので、冷却装置1の製造コストを削減することができる。
【0034】
また、ヒートパイプ3が、扁平型とされているので、放熱フィン18とヒートパイプ3との接触部分が増加する。その結果、放熱フィン18とヒートパイプ3とを容易に固定できる。
【0035】
また、放熱フィン18に固定代24が形成されていることによって、放熱フィン18と、放熱フィン18とヒートパイプ3との接触部分が増加する。その結果、放熱フィン18とヒートパイプ3とを容易に固定できる。
【0036】
また、ヒートパイプ11によって、台座部6からベースプレート2に伝達された一部の熱をベースプレート2全体に平均的に熱拡散することができる。
【0037】
また、固定代24の反対側の端部に、突起25が設けられていることにより、放熱フィン18を放熱部17に固定する際に、ピンセット等の工具によって狭持することができる。その結果、冷却装置1の製造作業性をさらに向上することができる。
【0038】
なお、上述の冷却装置1では、放熱フィン18に設けられた切り欠き部23と桟21とが係合されたが、この発明の放熱フィンの係合部の構成は、上記の切り欠き部23に限定されない。要は、ベースプレートに一体に形成されている桟に係合される係合部であればよい。したがって、例えば、係合部が放熱フィンに設けられた凹部であってもよい。また、係合部が貫通孔やフック形状であってもよい。また、桟も、例えば、断面形状が円形、正方形、フック形状等の適宜の形状とすることができる。
【0039】
また、冷却装置1では、ヒートパイプ3と溝9と、およびヒートパイプ11と溝10とをハンダ付けによって固定したが、この発明の冷却装置における溝とヒートパイプとの固定手段は、ハンダ付けに限定されない。要はベースプレートにおける溝とヒートパイプとが固定されていればよい。したがって、ロー付けやかしめ等の適宜の固定手段を採用することができる。
【0040】
ここで、上記の具体例とこの発明との関係を簡単に説明すると、切り欠き部23が、この発明の係合部に相当する。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、冷却装置の製造時に、係合部と桟とによって、ヒートパイプの放熱部に配列される放熱フィンを位置決めすることができる。そのため、製造作業時における放熱フィンと前記放熱部との組み付け性を向上できる。また、前記位置決めによって、ヒートパイプの放熱部と放熱フィンとを容易に固定することができる。その結果、冷却装置全体の製造作業性を向上することができる。
【0042】
また、請求項2の発明によれば、請求項1の効果に加えて、前記ベースプレートに形成された溝に前記ヒートパイプが嵌め込まれるので、前記ベースプレートと前記ヒートパイプとを容易に一体に固定することができる。
【0043】
また、請求項3の発明によれば、請求項1または2の効果に加えて、前記ベースプレートに一体に、前記ファンのハウジングが形成されているので、ベースプレートとハウジングとの取り付け作業を省略することができる。その結果、冷却装置の製造作業性を向上することができる。また、冷却装置の部品点数を削減できるので、冷却装置の製造コストを削減することができる。
【0044】
また、請求項4の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかの効果に加えて、前記ヒートパイプが、扁平型ヒートパイプとされているので、前記放熱フィンと扁平型ヒートパイプとの接触部分が増加する。その結果、放熱フィンと扁平型ヒートパイプとを容易に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る冷却装置を簡略的に示す詳細図である。
【図2】この発明に係る冷却装置の全体を示す平面図である。
【図3】図2に示す冷却装置のベースプレートを示す斜視図である。
【図4】図2に示す冷却装置の側面図である。
【図5】この発明に係る冷却装置のフィンを示す詳細図である。
【符号の説明】
1…冷却装置、 2…ベースプレート、 3,11…ヒートパイプ、 4…ファン、 5…電子素子、 12…吹出口、 13…ハウジング、 17…放熱部、 18…放熱フィン、 21…桟、 23…切り欠き部。

Claims (4)

  1. ベースプレートに配置されたヒートパイプに対して、ファンによる送風を行って強制冷却する電子素子の冷却装置において、
    前記ファンの吹き出し部に対向して、前記ヒートパイプの放熱部が配置され、この放熱部に多数の放熱フィンが平行に配列されるとともに、前記放熱フィンに係合部が形成され、この係合部に係合される桟が前記ベースプレートに一体に形成されていることを特徴とする電子素子の冷却装置。
  2. 前記ベースプレートに前記ヒートパイプが嵌め込まれる溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子素子の冷却装置。
  3. 前記ベースプレートに、前記ファンのハウジングが一体に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子素子の冷却装置。
  4. 前記ヒートパイプが、断面形状が扁平型に形成された扁平型ヒートパイプとされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子素子の冷却装置。
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