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JP2005027294A - Ofdm信号フレーム生成器、送信機、信号伝送システム及びofdm信号フレーム生成方法 - Google Patents

Ofdm信号フレーム生成器、送信機、信号伝送システム及びofdm信号フレーム生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 受信品質が非常に劣悪な通信路においても通信不能となる事態を回避する。
【解決手段】 OFDM信号を送信する送信機10内のフレーム生成器13に、受信機30での受信品質値に基づきOFDM信号のパイロット・データ配置形式を決定するパイロット・データ配置形式決定器20と、受信品質値に基づきパイロットシンボル数を決定するパイロットシンボル数決定器19と、受信品質値に基づき電力増幅率を決定する電力増幅率決定器18とを新設することで、受信品質値に応じてパイロット・データ配置形式、パイロットシンボル数及び電力増幅率を変化させて、OFDM信号の送信信号フレームを生成できる。このため、受信品質が劣悪な伝送路でも、適応変調技術を用いて伝送速度を十分に低下させるとともにチャネル推定精度も良好に保持することで、通信不能となる事態を回避する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、直交波周波数分割多重(以下「OFDM」(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)という)伝送方式に係る送信信号フレームの生成に関する発明であり、OFDM信号フレーム生成器、送信機、信号伝送システム及びOFDM信号フレーム生成方法に関する。
近年、IEEE.11a等の無線LANシステムにOFDM伝送方式が実用され、地上波デジタル放送、セルラ通信においても、OFDM伝送方式の適用が検討されている。OFDM信号伝送方式においては、伝搬路による生じるマルチパス干渉の等化が不要であり、広帯域信号伝送に適している。
一般に無線通信においては、受信端末の位置に応じて伝搬路状況が変化するため、伝搬路状況に応じて送信側で伝送速度を変化させる適応変復調技術が用いられる。適応変復調を行う際、送信機は、受信側から受信品質値を取得し、その受信品質値に応じて、伝送速度を変化させる。受信品質値は、受信側で、受信信号電力値、受信信号対雑音電力比、ドップラー周波数等と、所望受信品質値(所望のフレーム誤り率)を用いて決定される。
図1は、適応変復調技術を適用した従来のOFDM信号のフレーム生成器93の例を示している。送信部は、フレーム生成器93、OFDM変調器92、RF部91により構成される。
このうちフレーム生成器93においては、レート情報決定器94が、受信品質値を用いてレート情報を決定する。レート情報には、情報ビット数、符号化率、変調多値数、拡散率は勿論のこと、これら以外の情報若しくはこれらのうち一部の情報のみが含まれても良い。レート情報に応じてデータシンボル系列生成器95でデータシンボル系列が生成される。受信側が復調にレート情報を必要とする場合は、情報シンボル系列にレート情報も含ませる。パイロットシンボル生成器96は、パイロットシンボルを生成する。マルチプレクサ97は、生成されたデータシンボル、パイロットシンボルを時間・周波数スロットに配置し、送信信号フレームを生成する。OFDM変調器92はフレーム内の信号をOFDM変調する。OFDM変調された信号は、RF部91により、周波数変換され送信される。
また、図2は、従来型のフレーム生成器を用いたOFDM送受信器のブロック図を示す。送信機90におけるデータシンボル生成器95は、符号器95A、多値変調シンボル生成を行うマッピング器95B、拡散器95Cにより構成される。
一方の受信機80は、RF部81、OFDM復調器82、伝送路推定器83、受信品質決定器85、逆拡散・デマッピング・復号器84により構成される。受信信号は、RF部81でダウンコンバートされ、OFDM復調器82でOFDM復調される。伝送路推定器83は、OFDM復調された信号とパイロットシンボルを用いて伝送路推定を行う。この伝送路推定器83は、伝送に用いている全てのサブキャリアの伝送路値(振幅と位相)、受信アンテナに加わる雑音の電力値を推定する。受信品質決定器85は、伝送路推定値と、雑音電力推定値より、受信信号対雑音電力比を計算する。この値と所望受信品質値を用いて受信品質値を決定する。逆拡散・デマッピング・復号器84は、伝送路推定値、及びOFDM復調された信号を用いて、情報シンボル系列を復調する。
図3は、生成される送信フレームの例を示している。詳細なOFDM信号パラメータは、図12に示されている。パイロット・データ配置形式としては、サブキャリア毎に4個のパイロットシンボルをフレームの前後にそれぞれ配置し、12個のデータシンボルをフレームの中央に配置する構成となっている。図13は、図3のパイロット・データ配置形式を用いた場合の、受信品質値と、レート情報(符号化率、変調多値数、拡散率、情報ビット数)及び伝送速度の対応表を示している。レート決定器は、受信機80によりフィードバックされる受信品質値「1〜3」に対応する図13の対応表の情報を用いて、上記のレート情報を決定する。例えば、受信品質値が「1」のとき、入力された情報シンボル系列「945ビット」に対し、CRC(Cyclic Redundancy Check)ビットの12ビットを加算して957ビット(約960ビット)となる。これに対し、符号化率「1/2」でのFEC(Forward Error Correction:伝送エラー訂正)及び2ビット/ヘルツでの「QPSK(Quadrature Phase Shift Keying:4位相偏移変調)」を施し、拡散率「1」で拡散することで、符号・変調・拡散後のシンボルとして960シンボルのデータシンボルが生成される。
OFDM信号伝送の復調においては、受信側で伝送に利用する全てのサブキャリアの伝送路値を推定する必要がある。ここでは、簡単かつ推定精度の高い伝送路推定法として、各サブキャリアにおいて、合計8つのパイロットシンボルを同期加算して伝送路を推定することを想定する(1フレーム内の伝送路変動は微量であるとする)。
図3のPp/Piはサブキャリア当たりのパイロットシンボル電力(Pp)と逆拡散後の1変調シンボル当たりの電力比を示している。一般に良好なチャネル推定精度を得るには、この値(Pp/Pi)は約6〜10dB程度が望ましい。図3の場合は、Pp/Piは約9dBとなる。上記の従来型フレーム生成器で生成される送信信号フレームは、パイロット・データ配置形式、パイロットシンボル数が、受信品質値によらず固定されている。
但し、パイロットシンボル数については、伝送環境に応じて適応的に変化させることで、OFDM通信を安定して行う技術が提案されている(下記の特許文献1参照)。
特開2000−151548号公報
しかし、上記の従来のフレーム生成器においては、パイロット・データ配置形式が固定されている。パイロット・データ配置形式が固定されると、チャネル推定精度が制限されるため、従来のフレーム生成器を用いたOFDM伝送システムにおいては、非常に受信品質の悪い(即ち、信号対雑音電力比が低い)伝送路において、適応変復調技術を用いて十分に伝送速度を低下させて通信を行おうとしても、チャネル推定誤差により、通信が不能となるという問題がある。
例えば、図4は、受信品質値が非常に劣悪な場合に、従来型のフレーム生成器を用いて伝送速度を4kbpsまで低下させた場合の例を示している。この例では、拡散率を240として伝送速度を低下させている。図4のPi gainは、図3の構成のPiに対する、図4の構成でのPiの増分を示している。つまり、拡散して伝送速度を落とすことにより、受信側で逆拡散した際に1変調シンボル当たり約24dBのゲインが得られることになる。ところが、この場合、Pp/Piが「−14dB」と低下してしまい、チャネル推定精度が劣化してしまう。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、受信品質が非常に劣悪な通信路においても通信不能となる事態を回避できるOFDM信号フレーム生成器、送信機、信号伝送システム及びOFDM信号フレーム生成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るOFDM信号フレーム生成器は、請求項1に記載したように、受信機により受信されたOFDM信号に関する当該受信機での受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のレート情報を決定するレート決定手段と、受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロット・データ配置形式を決定するパイロット・データ配置形式決定手段と、受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロットシンボル数を決定するパイロットシンボル数決定手段と、受信品質値に基づいて、当該OFDM信号の電力増幅率を決定する電力増幅率決定手段と、レート情報及び電力増幅率に基づいて、送信されるデータシンボル系列を生成するデータシンボル生成手段と、生成されたデータシンボル、パイロットシンボル数、及びパイロット・データ配置形式に基づいて、送信されるOFDM信号の送信信号フレームを生成する送信信号フレーム生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る送信機は、請求項8に記載したように、OFDM信号を送信する送信機であって、請求項1〜7の何れか1項に記載のOFDM信号フレーム生成器を含んで構成されたことを特徴とする。
また、本発明に係る信号伝送システムは、請求項9に記載したように、OFDM信号を送信する送信機と、当該OFDM信号を受信する受信機とを含んで構成された信号伝送システムであって、受信機は、受信されたOFDM信号に関する当該受信機での受信品質値を決定する受信品質値決定手段と、決定された受信品質値を送信機にフィードバックするフィードバック手段とを備え、送信機は、フィードバックにより得られた受信品質値に基づいて、OFDM信号のレート情報を決定するレート決定手段と、受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロット・データ配置形式を決定するパイロット・データ配置形式決定手段と、受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロットシンボル数を決定するパイロットシンボル数決定手段と、受信品質値に基づいて、当該OFDM信号の電力増幅率を決定する電力増幅率決定手段と、レート情報及び電力増幅率に基づいて、送信されるデータシンボル系列を生成するデータシンボル生成手段と、生成されたデータシンボル、パイロットシンボル数、及びパイロット・データ配置形式に基づいて、送信されるOFDM信号の送信信号フレームを生成する送信信号フレーム生成手段とを備えたことを特徴とする。
更に、本発明に係るOFDM信号フレーム生成方法は、請求項10に記載したように、OFDM信号を受信機に送信する送信機にて、当該OFDM信号の送信信号フレームを生成するOFDM信号フレーム生成方法であって、受信機により受信されたOFDM信号に関する当該受信機での受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のレート情報を決定するレート決定工程と、受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロット・データ配置形式を決定するパイロット・データ配置形式決定工程と、受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロットシンボル数を決定するパイロットシンボル数決定工程と、受信品質値に基づいて、当該OFDM信号の電力増幅率を決定する電力増幅率決定工程と、レート情報及び電力増幅率に基づいて、送信されるデータシンボル系列を生成するデータシンボル生成工程と、生成されたデータシンボル、パイロットシンボル数、及びパイロット・データ配置形式に基づいて、送信されるOFDM信号の送信信号フレームを生成する送信信号フレーム生成工程とを有することを特徴とする。
これらの発明によれば、受信機により受信されたOFDM信号に関する当該受信機での受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のレート情報、当該OFDM信号のパイロット・データ配置形式、当該OFDM信号のパイロットシンボル数、及び当該OFDM信号の電力増幅率が、それぞれ決定される。さらに、レート情報及び電力増幅率に基づいて、送信されるデータシンボル系列が生成され、生成されたデータシンボル、パイロットシンボル数、及びパイロット・データ配置形式に基づいて、送信されるOFDM信号の送信信号フレームが生成される。
このように本発明では、受信品質値に応じて、パイロット・データ配置形式、パイロットシンボル数及び電力増幅率を変化させて、OFDM信号の送信信号フレームを生成することができる。これにより、受信品質が劣悪な伝送路においても、適応変調技術を用いて伝送速度を十分に低下させると同時に、パイロットシンボル数及びパイロット・データ配置形式を変化させてチャネル推定精度も良好に保持することで、通信不能となる事態を回避することができる。
なお、OFDM信号の送信信号フレームの生成については、パイロットシンボル数の個数分のパイロットシンボルを一旦生成した後、生成されたパイロットシンボルとデータシンボルとをパイロット・データ配置形式に従って合成してもよいし、パイロット・データ配置形式に従った合成処理の中でデータシンボルと、シンボル数の個数分のパイロットシンボルとを合成してもよい。
ところで、上記において、受信品質値は、請求項2に記載したように、受信機により当該OFDM信号フレーム生成器に対しフィードバックされる構成とすることが望ましい。受信品質値を、受信機からOFDM信号フレーム生成器へフィードバックすることで、OFDM信号フレーム生成器では、適正な受信品質値に応じてパイロット・データ配置形式及びパイロットシンボル数を変化させて、OFDM信号の送信信号フレームを生成することができる。
また、パイロット・データ配置形式は、請求項3に記載したように、利用するサブキャリア番号と、利用するサブキャリアにおけるパイロットシンボル数及びデータシンボル数とに関して決定される構成とすることができる。この場合、生成されたデータシンボル、パイロットシンボル数及び当該パイロット・データ配置形式に基づいて、OFDM信号の送信信号フレームを生成することができる。
このようなパイロット・データ配置形式において、利用するサブキャリア番号は、請求項4に記載したように、送信信号フレームの周波数スロット上において一定間隔で選ばれるようにしてもよい。この場合、周波数スロット上において一定間隔で選ばれた複数のサブキャリアを用いることで、周波数ダイバーシチ効果を得ることができ、フェージングの軽減及び通信品質の改善を図ることができる。
また、利用するサブキャリア番号は、請求項5に記載したように、フレーム番号に応じて変化させるようにしてもよく、この場合、異なる送信フレーム(異なる時間)で異なるサブキャリアを用いるため、周波数ダイバーシチ利得を得ることができる。
また、パイロット・データ配置形式では、請求項6に記載したように、受信品質値に応じてフレーム長が可変とされる構成とすることが望ましい。この場合、送信信号フレームの生成における自由度が増し、柔軟な制御が可能となる。例えば、1フレーム内で伝送路の変動が微量であり、一定(伝送路の変動無し)とみなせる場合は、フレーム長を長くすることで、データシンボルに用いる電力のゲインを増大させることができる。更に、パイロット・データ配置形式決定手段は、受信品質値に基づいてパイロット・データ配置形式を適用するサブキャリアを、ブロック毎に指定することが望ましい。具体的には、伝搬路に変動が少ない場合、例えば10フレーム分同じ伝搬路推定値で受信することが可能な状況がある。このような場合、例えば、1フレーム目は、パイロットのみを含む配置形式とし、2から10フレーム目は、データのみの配置形式とすることで複数フレームに渡ってフレーム情報を決定することにより、伝送データ量を増大させることができる。
本発明によれば、受信品質値に応じて、パイロット・データ配置形式、パイロットシンボル数及び電力増幅率を変化させて、OFDM信号の送信信号フレームを生成することができる。これにより、受信品質が劣悪な伝送路においても、適応変調技術を用いて伝送速度を十分に低下させると同時に、パイロットシンボル数及びパイロット・データ配置形式を変化させてチャネル推定精度も良好に保持することで、通信不能となる事態を回避することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について説明する。
[装置構成]
図5には、本実施形態におけるOFDM信号のフレーム生成器13のブロック図を示す。図1の従来のフレーム生成器93との差異は以下である。即ち、図5のフレーム生成器13は、パイロット・データ配置形式決定器20を有し、受信品質値に応じてパイロット・データ配置形式を可変としている。また、パイロットシンボル数決定器19を有し、受信品質値に応じてパイロットシンボル数を可変としている。更に、電力増幅率決定器18を有し、受信品質値に応じて電力増幅率を可変としている。
図6には、上記のフレーム生成器13を用いたOFDM信号伝送システム1のブロック図を示す。このOFDM信号伝送システム1は、図5のフレーム生成器13を備えた送信機10と、受信機30とから構成される。なお、受信機30の構成は、既に述べた図2の受信機80の構成と同様であるので、ここでは説明を省略する。
OFDM信号伝送システム1では、送信機10が備えたフレーム生成器13の構成に特徴がある。フレーム生成器13内のレート情報決定器14は、従来型と同様に、受信品質値に応じてレート情報(符号化率、多値数、拡散率)を決定する。この際に、図14に示される受信品質値とレート情報との対応表が用いられる。この図14には、受信品質値0に対応するレート情報として、4kbpsの低速レート情報が追加されている。
パイロット・データ配置形式決定器20は、図15に示される受信品質値とパイロット・データ配置形式との対応表を用いてパイロット・データ配置形式を決定する。この図15より明らかなように、受信品質値が0の場合(低レート伝送の場合)は、受信品質値が0以外(1〜3)の場合とは異なるパイロット・データ配置形式が用いられる。
パイロットシンボル数決定器19は、図16に示される受信品質値とパイロットシンボル数との対応表を用いてパイロットシンボル数を決定する。受信品質値が0の場合(低レート伝送の場合)は、受信品質値が0以外(1〜3)の場合とは異なるパイロットシンボル数が用いられる。
電力増幅率決定器18は、図17に示される受信品質値と電力増幅率との対応表を用いて電力増幅率を決定する。この電力増幅率は、パイロット・データ配置形式として、一部のサブキャリアのみを用いる場合に用いられる(詳細は後述する)。例えば、利用可能なサブキャリアのうち半分のみを用いて、その半分のサブキャリアに全送信電力を集中させる場合は、電力増幅率2となる。電力増幅を行わない場合は、電力増幅率を1に固定しておけばよい。
[OFDM信号フレーム生成処理]
次に、図5のフレーム生成器13において実行されるOFDM信号フレーム生成処理を、図19に基づいて説明する。
まず、S1にて、受信機30により受信されたOFDM信号に関する当該受信機30での受信品質値に基づいて、送信されるOFDM信号のレート情報、当該OFDM信号のパイロット・データ配置形式、当該OFDM信号のパイロットシンボル数、及び当該OFDM信号の電力増幅率をそれぞれ決定する。このとき、レート情報はレート情報決定器14により、パイロット・データ配置形式はパイロット・データ配置形式決定器20により、パイロットシンボル数はパイロットシンボル数決定器19により、電力増幅率は電力増幅率決定器18により、それぞれ決定される。なお、上記の受信品質値は、受信機30から送信機10に対しフィードバックされた値である。
次に、S2では、データシンボル系列及びパイロットシンボルがそれぞれ生成される。このとき、データシンボル系列生成器15は、入力された情報シンボル系列に対し、S1で決定されたレート情報及び電力増幅率に応じた加工を行うことで、データシンボル系列を生成する。パイロットシンボル生成器16は、決定されたパイロットシンボル数だけのパイロットシンボルを生成する。
そして、S3では、生成されたデータシンボルとパイロットシンボルとを、パイロット・データ配置形式に基づいて合成することで、OFDM信号の送信信号フレームを生成する。
このようにして、本実施形態では、受信品質値に応じてパイロット・データ配置形式、パイロットシンボル数及び電力増幅率を変化させて、OFDM信号の送信信号フレームを生成することができる。これにより、受信品質が劣悪な伝送路においても、適応変調技術を用いて伝送速度を十分に低下させると同時に、パイロットシンボル数及びパイロット・データ配置形式を変化させてチャネル推定精度も良好に保持することで、通信不能となる事態を回避することができる。
[受信品質値0に対応する低速伝送用パイロット・データ配置形式の各種の例]
以下では、受信品質値0に対応する低速伝送(4kbps)用のパイロット・データ配置形式の各種の例を説明する。ここでは、以下の仮定の下で、低速伝送を実現するためのパイロット・データ配置形式を決定する指針を示す。
(仮定)
1)伝送に使用するキャリア毎にパイロットシンボルを挿入し、チャネル推定を行う。
2)1フレームの伝送に用いる送信電力をPとする。
3)1フレームの伝送で送る多値変調後・拡散前のデータシンボル数をNとする。
4)データシンボルに用いる電力をPiとする。
5)パイロットシンボルに用いる電力をPp=P−Piとする。
6)伝送に用いるサブキャリア数をKとする。
前述したように、一般に信号伝送において、良好な伝送路推定精度を得るには、1キャリア当たりに用いるパイロットシンボルの電力と拡散前の1変調データシンボルの電力比を一定(8dB程度)に保つ必要がある。この電力比をDとすると、上記の条件は、以下の式(1)のように表すことができる。
Figure 2005027294
この式(1)をPiについて解くと、以下の式(2)となる。
Figure 2005027294
受信品質(受信信号電力対雑音電力比)が劣悪な伝送路においては、Piを増大させる必要がある。このために、サブキャリア数Kはより少ないことが望ましいことが、式(2)より分かる。しかし、フェージングチャネルにおいては、サブキャリア数Kを少なくすると、復調時に周波数ダイバーシチ効果による品質改善が得にくくなるというトレードオフもある。
そこで、以上の考察より、低速伝送においては、周波数ダイバーシチ効果が得られる程度に、利用するサブキャリア数を少なくし、当該少数のサブキャリアに電力を集中させるように送信信号フレームを構成することが望ましい。
図7には、上記指針を用いて提供される低速伝送用パイロット・データ配置形式の第1の例を示す。なお、このときの情報シンボル系列の変調フローは、例えば以下のようになる。入力された情報シンボル系列「2ビット」に対し、CRCビットの2ビットを加算して4ビットとなる。これに対し、レート「4/7」のBCH符号を用いた符号化率「4/7」でのFEC及び2ビット/ヘルツでの「QPSK」を施し、拡散率「4」で拡散することで、符号・変調・拡散後のシンボルとして16チップスのデータシンボルが生成される。
この図7においては、あらかじめ伝送に用いるサブキャリアを4つ選んでおき、1フレームの伝送に4つのサブキャリアのみを用いるものである。この場合、4つのサブキャリアに全電力を集中させるため、電力増幅率は20となる。拡散率が4であることも考慮することにより、この場合、図3と比較したPiゲインは80(20×4)、即ち、約19dBとなり、且つPp/Piを約6dbに保持することができる。また、4つのサブキャリアを用いることで周波数ダイバーシチ利得を得ることもできる。なお、上記にて利用するキャリア数を4以上にしても構わない。
図8には、本発明で提供される低速用パイロット・データ配置形式の第2の例を示す。この図8においては、伝送に利用するサブキャリアを1つに絞り、その単一のサブキャリアに全送信電力を集中させている(電力増幅率は80)。なお、このときの情報シンボル系列の変調フローは、例えば以下のようになる。入力された情報シンボル系列「2ビット」に対し、CRCビットの2ビットを加算して4ビットとなる。これに対し、レート「4/7」のBCH符号を用いた符号化率「4/7」でのFEC及び2ビット/ヘルツでの「QPSK」を施し、拡散率「2」で拡散することで、符号・変調・拡散後のシンボルとして8チップスのデータシンボルが生成される。この場合、Piゲインを約22dB、Pp/Piも約8dBに増大させることができる。但し、この場合は、単一のサブキャリアを用いているため、復調時の周波数ダイバーシチが得られない。ところが、受信器が複数の受信アンテナを有する場合には、受信ダイバーシチ利得によって周波数ダイバーシチの損失を補うことができる。
図9には、本発明で提供される低速用パイロット・データ配置形式の第3の例を示す。この図9においては、フレーム番号に応じて、伝送に用いるサブキャリア(図9では1つのサブキャリア)の番号を切り替えている。切り替え基準としては、あらかじめ受信機が既知のパターンを用いることができる。この構成を用いれば、異なる送信フレーム(異なる時間)で異なるサブキャリアを用いるため、周波数ダイバーシチ効果が期待できる。なお、この例での情報シンボル系列の変調フローは、上記第2の例と同様である。
図10、図11には、それぞれ本発明で提供されるパイロット・データ配置形式の第4、第5の例を示す。前述した第1〜第3の例(図7〜図9の構成)と比較して、OFDM信号パラメータを変更している。その詳細を示す図18より、フレーム長を長くすることにより、Piゲインを増大させることができることが分かる。なお、ここでも1フレーム内でのフェージングによる伝送路の変動は微量であると仮定している。また、図10の第4の例での情報シンボル系列の変調フローは、例えば以下のようになる。入力された情報シンボル系列「8ビット」に対し、CRCビットの3ビットを加算して11ビットとなる。これに対し、4ビットのBCH符号を用いたFEC及び2ビット/ヘルツでの「QPSK」を施し、拡散率「8」で拡散することで、符号・変調・拡散後のシンボルとして64チップスのデータシンボルが生成される。一方、図11の第5の例での情報シンボル系列の変調フローは、例えば以下のようになる。入力された情報シンボル系列「8ビット」に対し、CRCビットの3ビットを加算して11ビットとなる。これに対し、4ビットのBCH符号を用いたFEC及び2ビット/ヘルツでの「QPSK」を施し、拡散率「4」で拡散することで、符号・変調・拡散後のシンボルとして32チップスのデータシンボルが生成される。
以上述べた第1〜第5の例(図7〜図11)より、低速で伝送するためのフレーム構成の候補として複数のフレーム構成を挙げることができる。よって、これらのうち1つを選び、図15におけるパイロット・データ配置形式を「0」とすればよい。また、パイロット・データ配置形式「0」において、変調多値数、符号化率、拡散率を多様化し、4kbps以外の複数のレート情報も含めることも可能である。さらに、パイロット・データ配置形式の数を増加させることも可能である。
また、第2、第3の例(図8、図9)からも分かるように、1フレーム内で伝送路の変動が微量であり、一定(伝送路の変動無し)とみなせる場合は、フレーム長を長くすることで、Piゲインを増大させることができる。よって、図15においてフレーム長の異なるパイロット・データ配置形式を用いることも可能である。なお、パイロットシンボル数については、パイロット・データ配置形式が決定すると同時に決定される。例えば、パイロット・データ配置形式が「0」に決定された場合、図15、図16の対応関係より明らかなように、受信品質値が「0」で、パイロットシンボル数は「48」となる。
上記実施形態に記載のパイロット・データ配置形式は、全サブキャリアのうち一部分のサブキャリアブロック(例えば、サブキャリア番号1から5のブロック)を指定する場合でもよい。例えば、予めサブキャリアをブロック分けしておき、ブロック毎に指定する場合が考えられる。具体的には、伝搬路に変動が少ない場合、例えば10フレーム分同じ伝搬路推定値で受信することが可能な状況がある。このような場合、例えば、1フレーム目は、パイロットのみを含む配置形式とし、2から10フレーム目は、データのみの配置形式とすることで複数フレームに渡ってフレーム情報を決定することにより、伝送データ量を増大させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、受信品質値に応じて、パイロット・データ配置形式、パイロットシンボル数及び電力増幅率を変化させて、OFDM信号の送信信号フレームを生成することができる。これにより、受信品質が劣悪な伝送路においても、適応変調技術を用いて伝送速度を十分に低下させると同時に、パイロットシンボル数及びパイロット・データ配置形式を変化させてチャネル推定精度も良好に保持することで、通信不能となる事態を回避することができる。
また、上述した実施形態では、パイロット信号の配置とデータ信号の配置を両方可変とした例を示しているが、図20に示すようにデータ部分の配置形式のみを可変とすることも可能である。
また、上述した実施形態では、ヘッドとテイルパイロットの両方を用いるフレーム構成に基づく実施形態を示したが、本発明は、ヘッドとテイルパイロットのうち一方のみを用いるフレーム構成、又はスキャッタードパイロットを用いるフレーム構成にも容易に適用することができる。
従来のフレーム生成器の構成図である。 従来のフレーム生成器を用いたOFDM信号伝送システムのブロック図である。 従来型フレーム構成例を示す図である。 従来型低速フレーム構成例を示す図である。 発明の実施形態でのフレーム生成器の構成図である。 発明の実施形態でのフレーム生成器を用いたOFDM信号伝送システムのブロック図である。 パイロット・データ配置形式の第1の例を示す図である。 パイロット・データ配置形式の第2の例を示す図である。 パイロット・データ配置形式の第3の例を示す図である。 パイロット・データ配置形式の第4の例を示す図である。 パイロット・データ配置形式の第5の例を示す図である。 OFDM信号のパラメータの第1の例を示す表である。 従来のレート決定器で用いられる受信品質値とレート情報との対応例を示す表である。 実施形態のレート決定器で用いられる受信品質値とレート情報との対応例を示す表である。 実施形態のパイロット配置形式決定器で用いられる受信品質値とパイロット・データ配置形式との対応例を示す表である。 実施形態のパイロットシンボル数決定器で用いられる受信品質値とパイロットシンボル数との対応例を示す表である。 実施形態の電力増幅率決定器で用いられる受信品質値と電力増幅率との対応例を示す表である。 OFDM信号のパラメータの第2の例を示す表である。 OFDM信号フレーム生成処理の内容を示す流れ図である。 データ部分の配置形式のみが可変とされた例を示す図である。
符号の説明
1…OFDM信号伝送システム、10…送信機、11…RF部、12…OFDM変調器、13…フレーム生成器、14…レート情報決定器、15…データシンボル系列生成器、15A…符号器、15B…マッピング器、15C…拡散器、16…パイロットシンボル生成器、17…マルチプレクサ、18…電力増幅率決定器、19…パイロットシンボル数決定器、20…パイロット・データ配置形式決定器、30…受信機、31…RF部、32…OFDM復調器、33…伝送路推定器、34…逆拡散・デマッピング・復号器、35…受信品質決定器。

Claims (10)

  1. 受信機により受信されたOFDM信号に関する当該受信機での受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のレート情報を決定するレート決定手段と、
    前記受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロット・データ配置形式を決定するパイロット・データ配置形式決定手段と、
    前記受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロットシンボル数を決定するパイロットシンボル数決定手段と、
    前記受信品質値に基づいて、当該OFDM信号の電力増幅率を決定する電力増幅率決定手段と、
    前記レート情報及び前記電力増幅率に基づいて、送信されるデータシンボル系列を生成するデータシンボル生成手段と、
    生成されたデータシンボル、前記パイロットシンボル数、及び前記パイロット・データ配置形式に基づいて、送信されるOFDM信号の送信信号フレームを生成する送信信号フレーム生成手段と、
    を備えたOFDM信号フレーム生成器。
  2. 前記受信品質値は、前記受信機により当該OFDM信号フレーム生成器に対しフィードバックされることを特徴とする請求項1に記載のOFDM信号フレーム生成器。
  3. 前記パイロット・データ配置形式は、利用するサブキャリア番号と、利用するサブキャリアにおけるパイロットシンボル数及びデータシンボル数とに関して決定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のOFDM信号フレーム生成器。
  4. 前記利用するサブキャリア番号は、送信信号フレームの周波数スロット上において一定間隔で選ばれることを特徴とする請求項3に記載のOFDM信号フレーム生成器。
  5. 前記利用するサブキャリア番号は、フレーム番号に応じて変化させることを特徴とする請求項3に記載のOFDM信号フレーム生成器。
  6. 前記パイロット・データ配置形式では、前記受信品質値に応じてフレーム長が可変とされることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のOFDM信号フレーム生成器。
  7. 前記パイロット・データ配置形式決定手段は、前記受信品質値に基づいてパイロット・データ配置形式を適用するサブキャリアを、ブロック毎に指定することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のOFDM信号フレーム生成器。
  8. OFDM信号を送信する送信機であって、
    請求項1〜7の何れか1項に記載のOFDM信号フレーム生成器を含んで構成された送信機。
  9. OFDM信号を送信する送信機と、当該OFDM信号を受信する受信機とを含んで構成された信号伝送システムであって、
    前記受信機は、
    受信されたOFDM信号に関する当該受信機での受信品質値を決定する受信品質値決定手段と、
    決定された受信品質値を前記送信機にフィードバックするフィードバック手段とを備え、
    前記送信機は、
    フィードバックにより得られた受信品質値に基づいて、OFDM信号のレート情報を決定するレート決定手段と、
    前記受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロット・データ配置形式を決定するパイロット・データ配置形式決定手段と、
    前記受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロットシンボル数を決定するパイロットシンボル数決定手段と、
    前記受信品質値に基づいて、当該OFDM信号の電力増幅率を決定する電力増幅率決定手段と、
    前記レート情報及び前記電力増幅率に基づいて、送信されるデータシンボル系列を生成するデータシンボル生成手段と、
    生成されたデータシンボル、前記パイロットシンボル数、及び前記パイロット・データ配置形式に基づいて、送信されるOFDM信号の送信信号フレームを生成する送信信号フレーム生成手段とを備えた、
    ことを特徴とする信号伝送システム。
  10. OFDM信号を受信機に送信する送信機にて、当該OFDM信号の送信信号フレームを生成するOFDM信号フレーム生成方法であって、
    前記受信機により受信されたOFDM信号に関する当該受信機での受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のレート情報を決定するレート決定工程と、
    前記受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロット・データ配置形式を決定するパイロット・データ配置形式決定工程と、
    前記受信品質値に基づいて、当該OFDM信号のパイロットシンボル数を決定するパイロットシンボル数決定工程と、
    前記受信品質値に基づいて、当該OFDM信号の電力増幅率を決定する電力増幅率決定工程と、
    前記レート情報及び前記電力増幅率に基づいて、送信されるデータシンボル系列を生成するデータシンボル生成工程と、
    生成されたデータシンボル、前記パイロットシンボル数、及び前記パイロット・データ配置形式に基づいて、送信されるOFDM信号の送信信号フレームを生成する送信信号フレーム生成工程と、
    を有するOFDM信号フレーム生成方法。
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