JP2005027033A - カラー撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カラー撮像装置は、赤色光を選択的に受光して受光量に応じた赤画素信号を出力する赤画素、及び緑色光を選択的に受光して受光量に応じた緑画素信号を出力する緑画素を有する受光部を備えている。また、カラー撮像装置は、受光部の受光面側に光学フィルタを有している。この光学フィルタは、昼間の太陽光源により照明された無彩色を撮影した場合に、赤画素信号の信号レベルと、緑画素信号の信号レベルとを実質的に等しくするものである。このため、5000K近辺において、ホワイトバランスゲインWrを従来より低くできる。従って、色ノイズの低減、及び階調性の向上を期待できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カメラやデジタルビデオカメラなどのカラー撮像装置に関する。具体的には、カラー撮像装置が行うホワイトバランス調整に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、被写体を照明する光源の色温度は、撮影場所により異なる。そして、画像として再現される色には、被写体自体の色と、被写体を照明する光源の色とが反映される。このため、カラー撮像装置では、白い被写体を白く再現するために、ホワイトバランスを調整している(例えば、特許文献1、及び特許文献2参照)。
【0003】
例えば、赤画素信号R、緑画素信号G、青画素信号Bを撮像素子に出力させているカラー撮像装置では、無彩色を撮影したときのR、G、Bの信号レベルが等しくなるようにホワイトバランスを調整している。具体的には、まず、光源の色温度を推定する。そして、色温度に応じたホワイトバランスゲインWr、Wbを、R、Bにそれぞれ乗じている。
【0004】
図5は、従来の撮像素子の分光感度特性の一例を、緑画素の感度のピーク値を基準に正規化したものである。図6は、図5の分光感度特性を有する撮像素子に対するホワイトバランスゲイン特性を示している。図6から分かるように、従来の撮像素子は、色温度5000Kの光源で照明された無彩色を撮影した場合、R、G、Bの信号レベルが約0.45:1:0.55となる分光感度特性を有している。従来、撮像素子の分光感度特性をこのようにしていた理由として、以下の2つが挙げられる。
【0005】
第1に、Gは、R、Bよりも輝度情報を多く含む。このため、Gの信号レベルを変えると、画像全体の明るさが変わってしまう。従って、ホワイトバランス調整の際、Gに対するゲインWgを必ず1に固定する必要があった。
第2に、ホワイトバランスゲインWr、Wbは、通常、1以上である必要がある。なぜなら、ホワイトバランスゲインWr、Wbが1未満に設定される色温度があると、その色温度ではハイライトに色がつくからである。
【0006】
より詳細には、Wr、Wb>1であれば、画素信号R、G、Bの飽和状態は維持されるため,ハイライトは白のままである。しかし、例えば1より小さいWrによりホワイトバランスを調整した場合、G、Bは最大値のまま変わらないが、Rは最大値より小さくされる。従って、ハイライトの白は、やや青緑色っぽく再現されてしまう。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−92509号公報 (第5−17項、第1−11図)
【特許文献2】
特開平7−193826号公報 (第3−5項、第1−12図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図6に示されるように、従来のカラー撮像装置では、5000K近辺(最も頻繁に撮影が行われると考えられる色温度)において、2倍前後のホワイトバランスゲインをWr、Wbの双方に適用していた。しかし、Wr、Wbが高いほど、R及びBのノイズの増大、階調不連続などの問題が顕著になる。特に、画像の暗部における色ノイズが顕著になるおそれがある。
【0009】
請求項1〜請求項3の発明の目的は、カラー撮像装置において、R、Bのノイズの低減を可能にする技術を提供することである。
請求項4及び請求項5の発明の目的は、請求項1〜請求項3の発明において、ホワイトバランスの追従範囲を広げることである。なお、ここでの追従範囲とは、ホワイトバランスゲインWr、Wg、Wbのいずれも1未満にならない色温度の範囲である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1のカラー撮像装置は、赤色光を選択的に受光して受光量に応じた赤画素信号を出力する赤画素、及び緑色光を選択的に受光して受光量に応じた緑画素信号を出力する緑画素を有する受光部を備えている。本請求項の発明は、『昼間の太陽光源により照明された無彩色を撮影した場合に、赤画素信号の信号レベルと、緑画素信号の信号レベルとを実質的に等しくする光学フィルタを、受光部の受光面側に有している』ことを特徴とする。
【0011】
請求項2のカラー撮像装置は、請求項1記載の発明において、以下の点を特徴とする。第1に、受光部は、青色光を選択的に受光して受光量に応じた青画素信号を出力する青画素を有している。第2に、光学フィルタは、昼間の太陽光源により照明された無彩色を撮影した場合の赤画素信号、緑画素信号、及び青画素信号の信号レベルを実質的に等しくするものである。
【0012】
請求項3のカラー撮像装置は、請求項1または請求項2記載の発明において、以下の点を特徴とする。第1に、光学フィルタは、赤外光カットオフフィルタを有している。第2に、赤外光カットオフフィルタは、650nmの波長において45%以上の透過率を有し、且つ、700nmの波長において5%以下の透過率を有する。
【0013】
請求項4のカラー撮像装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の発明において、ホワイトバランス調整部と、露光量調整部とを備えていることを特徴とする。ホワイトバランス調整部は、撮影光源の色温度を推定して、推定した色温度に合わせて、受光部の出力信号のホワイトバランスを調整する。この撮影光源により照明された無彩色を撮影した場合に前記緑画素信号の信号レベルが他のいずれかの画素信号の信号レベルより低くなると予想されるとき、露光量調整部は、受光部の露光量を削減する。
【0014】
請求項5のカラー撮像装置は、請求項4記載の発明において、『ホワイトバランス調整部は、露光量調整部が行った露光量の削減量に応じて緑画素信号を増幅することで、露光量の削減量を補償する』ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
【0016】
<本実施形態の構成>
図1は、本実施形態のカラー撮像装置の構成を示すブロック図である。図に示されるように、カラー撮像装置10は、交換可能な撮影レンズ14と、測光部18と、測色部22と、操作部26と、MPU30と、メモリ34と、フォーカルプレーンシャッタ38と、撮像素子42と、A/D変換部46と、タイミングジェネレータ50と、ホワイトバランス調整部54と、補間処理部58と、ガンマ補正部62と、カラー処理部66と、ノイズ除去部70と、輪郭強調部74と、カードインターフェース78と、交換可能なメモリカード82とで構成されている。なお、本実施形態では一例として、カラー撮像装置10が電子カメラとして構成されている例を説明する。
【0017】
撮影レンズ14は、絞り90と、レンズ群94とで構成されている。
操作部26は、電源釦、撮影モード選択釦、撮影条件入力用釦、マニュアルホワイトバランスモード選択釦、色温度入力用釦などの設定用釦群と、撮影開始を指令するレリーズ釦とを有している(図示せず)。
MPU30は、メモリ34を用いて、カラー撮像装置10のシステム制御を行う(図1の一点鎖線内の各部も制御する)。
【0018】
撮像素子42は、受光量に応じた画素信号を出力する複数の赤画素、緑画素、青画素を二次元マトリクス状に配置したものである。赤画素は、赤色光を選択的に受光して赤画素信号Rを出力する。緑画素は、緑色光を選択的に受光して緑画素信号Gを出力する。青画素は、青色光を選択的に受光して青画素信号Bを出力する。
【0019】
図2は、撮像素子42の分光感度特性を、緑画素の感度のピーク値を基準に正規化したものである。図2と図5を比較すれば分かるように、本実施形態の撮像素子42では、赤画素と青画素の分光感度は、従来のものより高くなっている。ここでの分光感度は、図2の面積、即ち、感度を波長で積分した値に相当する。図2のような赤画素の分光感度特性を得るため、本実施形態では、一例として、従来の撮像素子における赤外光カットオフフィルタの代わりに、赤画素の分光感度のピークを高くする光学薄膜フィルタを用いる。ここでの光学薄膜フィルタは、急峻な赤外光遮断特性を有する必要がある。例えば、650nmの波長において約45%以上の透過率を有し、且つ、700nmの波長において約5%以下の透過率を有することが望ましい。
【0020】
また、図2のような青画素の分光感度特性を得るため、本実施形態では、一例として、青画素上に形成された青色光を選択的に透過させる薄膜フィルタの厚さを、従来のものより薄くする。これにより、青画素の分光感度は、従来より高くなる。なお、厚さを変えずに、この薄膜フィルタ内の顔料の濃度を薄くすることで、青画素の分光感度を高めてもよい。或いは、従来の撮像素子において紫外線カットオフフィルタの特性を変えて、青画素の分光感度を高めてもよい。
赤画素、青画素の分光感度を高くするのではなく、例えば、緑画素の透過率の低い光学薄膜フィルタを用いることで緑画素のピークを低くして、赤画素、緑画素、青画素の分光感度を近づけてもよい。なお、この場合、撮像感度が下がるので、本実施形態のように赤画素、青画素の分光感度を高くする方が好ましい。
図2のような分光感度特性を得る別の方法として、赤画素、緑画素、青画素内のフォトダイオードの受光面積比により調整することも考えられる。
【0021】
<本実施形態の動作説明>
図3は、カラー撮像装置10の動作を示す流れ図である。以下、図に示すステップ番号に従って、カラー撮像装置10の撮影動作を説明する。
【0022】
[ステップS1]
測光部18は、不図示の測光センサにより被写体輝度を測光して、MPU30に伝達する。MPU30は、被写体輝度と、予め設定された撮像素子42の撮像感度(ISO値)とに基づいて、適正露光値を求める。なお、ここでの適正露光値は、被写体が画像として鮮明に再現される露光値の範囲である。また、本実施形態では、適正露光値を、撮像素子42の受光面に対する像面露光量Ex[lux・秒]として扱う。
MPU30は、この像面露光量Exに基づいて、絞り値と、露光時間とを決定する。この決定の際、ユーザにより設定された撮影条件も反映される。
【0023】
[ステップS2]
MPU30は、マニュアルホワイトバランスモードに設定されているか否かを判定する。設定されている場合、ステップS4に進み、設定されていない場合、ステップS3に進む。
【0024】
[ステップS3]
測色部22は、不図示の測色センサにより、被写体を照明している光源(撮影光源)の色温度をTcとして推定し、MPU30に伝達する。
[ステップS4]
ユーザは、操作部26の釦を操作して、色温度Tcを入力する。
【0025】
[ステップS5]
以下のステップS5〜S11では、MPU30は、推定または入力された色温度Tcに応じて、ホワイトバランス調整部54をホワイトバランスモード1〜4のいずれかに設定する。
【0026】
図4に、各ホワイトバランスモード1〜4でのホワイトバランスゲインWr、Wg、Wbを示す。図4に示したホワイトバランスゲインWr、Wg、Wbは、図2に示した分光感度特性を有する撮像素子42から出力される赤画素信号R、緑画素信号G、及び青画素信号Bのホワイトバランスを、適正に調整するものである(無彩色撮影でのR、G、Bの信号レベルが等しくなるように調整)。図6と比較すれば分かるように、本実施形態のホワイトバランスゲイン特性は、以下の2点で従来例と大きく異なる。
【0027】
第1に、ホワイトバランスゲインWr、Wbが従来のものより小さい。
第2に、色温度Tcに応じて、1より大きいホワイトバランスゲインWgが緑画素信号に乗じられる。
また、MPU30は、色温度Tcに応じて露光量設定モード1〜3のいずれかで動作して、ステップS1で求めた像面露光量Exを補正する。これは、ホワイトバランスゲインWgが1より大きく設定された場合、撮像感度が高くなる(画像全体の輝度が高くなる)ので、撮像感度の増加分を相殺する必要があるためである。なぜなら、緑画素信号Gは、赤画素信号R、青画素信号Bよりも輝度情報を多く含むからである。
そこで、MPU30は、まず、色温度Tcが4200Kより高いか否かを判定する。高い場合、ステップS6に進み、そうでない場合、ステップS9に進む。
【0028】
[ステップS6]
MPU30は、色温度Tcが6600Kより低いか否かを判定する。低い場合、ステップS7に進み、6600K以上の場合、ステップS8に進む。
【0029】
[ステップS7]
このステップに到達した場合の色温度Tcは、6600K>Tc>4200Kである。この色温度の範囲では、MPU30は、ホワイトバランス調整部54をホワイトバランスモード1に設定すると共に、露光量設定モード1として動作する。露光量設定モード1では、MPU30は、ステップS1で求めた像面露光量Ex[lux・秒]に対して補正を行なわず、ステップS1で決定した撮影条件で撮影が行われるように各部を制御する。
より詳細には、図4(a)に示すように、ホワイトバランスモード1では、ホワイトバランスゲインWgが色温度に拘わらず1に設定されるため、撮像感度は殆ど変わらない。従って、ステップS1で求めた像面露光量Exを補正する必要はない。
【0030】
[ステップS8]
このステップに到達した場合の色温度Tcは、Tc≧6600Kである。この色温度の範囲では、MPU30は、ホワイトバランス調整部54をホワイトバランスモード2に設定すると共に、露光量設定モード2として動作する。露光量設定モード2では、MPU30は、ステップS1で求めた像面露光量Ex[lux・秒]に、露光量を削減するための補正係数Kdを乗じる。これにより、次式のように、補正後の像面露光量Ex’を求める。
【0031】
Ex’=Ex×Kd ・・・(1)
露光量設定モード2では、Kd=0.8である。そして、MPU30は、像面露光量Ex’を与えるように、撮影条件を補正する。この補正方法としては、絞り値を大きくして撮影レンズ14の透過光量を削減する、露光時間を短くする、などが挙げられる。そして、MPU30は、補正した撮影条件で撮影が行われるように各部を制御する。
より詳細には、図4(b)に示すように、ホワイトバランスモード2では、ホワイトバランスゲインWgが1.25に設定されるため、撮像感度は高くなる。従って、この撮像感度の増加分が相殺されるように、ステップS1で求めた像面露光量Exを削減する必要がある。
【0032】
[ステップS9]
MPU30は、色温度Tcが3800Kより高いか否かを判定する。高い場合、ステップS10に進み、3800K以下の場合、ステップS11に進む。
【0033】
[ステップS10]
このステップに到達した場合の色温度Tcは、4200K≧Tc>3800Kである。この色温度の範囲では、MPU30は、ホワイトバランス調整部54をホワイトバランスモード3に設定する。図4(c)に示すように、ホワイトバランスモード3では、ホワイトバランスモード2と同様にホワイトバランスゲインWgが1.25に設定される。このため、MPU30は、ステップS8と同様に、露光量設定モード2として動作する。
【0034】
[ステップS11]
このステップに到達した場合の色温度Tcは、Tc≦3800Kである。この色温度の範囲では、MPU30は、ホワイトバランス調整部54をホワイトバランスモード4に設定すると共に、露光量設定モード3として動作する。露光量設定モード3では、MPU30は、(1)式における補正係数Kdを0.6として、ステップS1で求めた像面露光量ExをEx’に補正する。そして、MPU30は、像面露光量Ex’を与えるように撮影条件を補正し、補正した撮影条件で撮影が行われるように各部を制御する。
より詳細には、図4(d)に示すように、ホワイトバランスモード4では、ホワイトバランスゲインWgが1.67に設定される。従って、これによる撮像感度の増加分が相殺されるように、先に求めた像面露光量Exを削減する。
【0035】
[ステップS12]
ステップS7、S8、S10、S11のいずれかで設定された撮影条件で撮影が行われ、撮像素子42は、赤画素信号R、緑画素信号G、青画素信号Bを出力する。A/D変換部46は、撮像素子42の出力信号に、クランプ処理、A/D変換などを施し、デジタルの画像データを生成する。ホワイトバランス調整部54は、設定されたホワイトバランスモードに基づいて、画像データにおける赤画素信号R、緑画素信号G、青画素信号BにホワイトバランスゲインWr、Wg、Wbをそれぞれ乗じる。
【0036】
この後、画像データは、色補間処理、ガンマ補正処理を施されてから、カラー処理部66に入力される。カラー処理部66は、各画素がR、G、Bの画素信号を有する画像データに、マトリクス係数を乗じる。これにより、画像データは、各画素がY、Cb、Crの画素信号で表されたものに変換される。なお、このマトリクス係数には、色再現性を向上するための成分も含まれている。
この後、画像データは、ノイズ除去処理、輪郭強調処理などを施された後、カードインターフェース78を介してメモリカード82に記録される。
以上が本実施形態のカラー撮像装置10の動作説明である。
【0037】
<本実施形態の効果>
本実施形態では、従来より赤画素と青画素の分光感度が高い撮像素子42を用いた。このため、5000K近辺(最も頻繁に撮影が行われると考えられる色温度)において、ホワイトバランスゲインWr、Wbを従来より低くできる。従って、ノイズの低減、及び階調性の向上を実現できる。
【0038】
無彩色撮影における赤画素信号Rが緑画素信号Gより大きくなる色温度(約4000K以下)では、ホワイトバランスゲインWgを1より大きくした(ステップS10、S11)。これにより、約3000K〜4000Kの範囲でも、Wrは1以上に保たれるので、ホワイトバランスを調整できる。この際、Wgを1より大きくしたことによる撮像感度の増加分を、露光量削減により相殺したので、露光量、及び画像全体の明るさは適正範囲内に保たれる。
【0039】
同様に、無彩色撮影における青画素信号Bが緑画素信号Gより大きくなる色温度(約7000K以上)では、Wgを1より大きくした(ステップS8)。これにより、約7000K〜10000Kの範囲でも、Wbは1以上に保たれるので、ホワイトバランスを調整できる。この場合も、Wgを1より大きくしたことによる撮像感度の増加分を、露光量削減により相殺したので、露光量は適正範囲内に保たれる。
【0040】
以上の結果として、追従範囲に一般的光源(3000Kの電球〜10000Kの日陰)を包含させ、露光量を適正範囲内に保った上で、Wr、Wbを小さくすることによりノイズ低減及び階調性の向上を実現できる。この追従範囲では、Wr、Wbは1未満にならないので、ハイライトに色がつくという問題はない。
また、図2のように赤画素の分光感度を高くしたため、赤画素の分光感度における緑画素の分光感度と重なる割合は、図5に示した従来のものより小さくなる。従って、赤画素信号Rと緑画素信号Gとをより容易に分離できる。この結果、カラー処理部66においてR、G、BからY、Cb、Crの画素信号に変換するとき、実質的にGとRとの差に相当するCrのノイズを小さくできる。
【0041】
<本実施形態の補足事項>
[1] 図4(a)に示したように、本実施形態では、色温度Tcが5000Kのとき、Wr=1.2である(無彩色を撮影した場合の赤画素信号Rと緑画素信号Gの比率が0.83:1である)例を述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。
【0042】
色温度5000Kの光源により照明された無彩色を撮影した場合の緑画素信号Gの信号レベルを基準(100%)とすれば、同一撮影条件での赤画素信号Rの信号レベルは、60%以上100%以下であることが望ましい。請求項1記載の『実質的に等しい』は、例えば、前記した60%以上100%以下という割合に対応する。
【0043】
本実施形態のように6600K>Tc>4200Kの範囲でWgを1に固定してWr、Wbを1以上にするためには、この割合は、70%以上90%以下、好ましくは80%前後であるとよい。
概念的に説明すれば、請求項1記載の『実質的に等しい』は、5000Kを含む所望の色温度範囲においてWr、Wbを1以上に保った上で、前記撮影条件でのRの信号レベルをGの信号レベルにできる限り近い値にすることを意味する。また、請求項記載の『昼間の太陽光源』は、色温度が約4400K〜5500Kの光源(例えば、前記した色温度5000Kの光源)を意味する。
【0044】
[2] 図4(a)に示したように、本実施形態では、色温度Tcが5000Kのとき、Wb=1.2である(無彩色を撮影した場合の青画素信号Bと緑画素信号Gの比率が0.84:1である)例を述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。
【0045】
色温度5000Kの光源により照明された無彩色を撮影した場合の緑画素信号Gの信号レベルを基準(100%)とすれば、同一撮影条件での青画素信号Bの信号レベルは、60%以上100%以下であることが望ましい。請求項2で言及している『緑画素信号と青画素信号の信号レベルを実質的に等しくする』は、例えば、前記した60%以上100%以下という割合に対応する。
【0046】
本実施形態のように6600K>Tc>4200Kの範囲でWgを1に固定してWr、Wbを1以上にするためには、この割合は、70%以上90%以下、好ましくは80%前後であるとよい。
概念的に説明すれば、請求項2で言及している『緑画素信号と青画素信号の信号レベルを実質的に等しくする』は、『5000Kを含む所望の色温度範囲においてWr、Wbを1以上に保った上で、前記撮影条件でのBの信号レベルをGの信号レベルにできる限り近い値にすること』を意味する。
【0047】
[3] カラー撮像装置10が電子カメラとして構成されている例を述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。撮像素子42のみが、請求項1記載の受光部及びカラー撮像装置に対応するとしてもよい。この場合も、撮像素子42の出力信号にホワイトバランス調整を施す際に、色温度5000K近辺でのWr、Wbを小さくできるという効果がある。
【0048】
[4] 全請求項の発明を電子カメラに適用した例を述べた。これは、単に5000K近辺でのWr、Wbを小さくするだけでは、ホワイトバランスの追従範囲は狭くなるからである。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。
請求項4及び請求項5における請求項1と重複しない部分のみを、従来品に適用してもよい。この場合も、ホワイトバランスの追従可能な色温度範囲を広くできるという効果を得られる。
【0049】
或いは、請求項5を実施せずに請求項4のみを実施してもよい。この場合、例えば、画像処理を施される前の画像データ(A/D変換部46から出力された直後のもの)をメモリカード82に記録させる。そして、メモリカード82から画像データをパソコン等に読み込んで、ホワイトバランスを調整すればよい。この調整の際、請求項5記載の『露光量の削減量に応じて緑画素信号を増幅する(即ち、ホワイトバランスゲインWgを1より大きくする)』ことを実施することで、ホワイトバランスを適正に調整できる。
【0050】
このような場合、ステップS1で求めた露光量を撮影時にどれだけ削減したか、及び推定した色温度Tcなどを、付帯情報として画像データと共に記録することが望ましい。なぜなら、画像データのホワイトバランスを調整する際、参考にできるからである。
【0051】
[5] 露光量設定モード2、3において、電子カメラが撮影条件を変更することで露光量を削減する例を述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、TTL調光モードに設定された電子閃光装置を使用して撮影する場合、以下のように各部を動作させればよい。
まず、電子閃光装置のプリ発光により被写体が照明されているときに、測色部18に光源の色温度Tcを推定させ、測光部18に被写体輝度を測光させる。プリ発光の停止後、MPU30は、被写体輝度と、設定された撮影条件(絞り値、露光時間、撮像感度)とに応じて、本発光量Zを求める。
【0052】
次に、色温度Tcに応じて、上述した実施形態と同様に、ホワイトバランス調整部54をホワイトバランスモード1〜4のいずれかに設定する。同時に、色温度Tcが露光量設定モード2、3のいずれかに設定されるものである場合、先に求めた本発光量Zに補正係数Kd(この例では0.6または0.8)を乗じた量を、補正後本発光量Z’とする。そして、他の撮影条件は補正しなくてよい。MPU30は、補正後本発光量Z’で発光するように、電子閃光装置側に指令する。
【0053】
撮影終了後は、設定されたホワイトバランスモードに基づいて、生成された画像データのホワイトバランスを調整すればよい。
なお、ユーザに電子閃光装置の光源の色温度を入力させてもよい。或いは、電子カメラが電子閃光装置から光源の色温度を取得する形態でもよい。電子閃光装置は、電子カメラに内蔵のものであっても、外付けするものであってもよい。
【0054】
また、電子閃光装置の光源(キセノン管など)の色温度は、一般に5000K近辺と考えられる。従って、通常は、露光量設定モード2または3に設定されて照射量が削減されることはないと考えられる。しかし、バウンス撮影により色温度が5000K近辺から大きく変わる場合などにおいては、有効である。
【0055】
[6] 最後に、請求項と本実施形態との対応関係を説明する。なお、以下に示す対応関係は、参考のための一解釈であり、本発明を限定するものではない。
請求項記載の受光部は、撮像素子42に対応する。
請求項記載のホワイトバランス調整部は、『ホワイトバランス調整部54、測色部22、及び色温度Tcに応じてホワイトバランス調整部54をホワイトバランスモード1〜4のいずれかに設定するMPU30の機能』に対応する。
請求項記載の露光量調整部は、『Tc≧6600Kの場合、及びTc≦4200Kの場合に、像面露光量ExをEx’に削減するMPU30の機能』に対応する(ステップS8、S10、S11)。
【0056】
請求項記載の『推定した色温度が、無彩色撮影において予想される前記緑画素信号の信号レベルを、他の画素信号の信号レベルより低くする色温度である場合』は、『Tc≧6600Kの場合、及びTc≦4200Kの場合』に対応する。請求項記載の『緑画素信号を増幅することで、露光量の削減量を補償する』は、『ステップS1で求めた像面露光量Exを削減し、削減後の像面露光量Ex’が与えられるように撮影を実行後、1より大きいホワイトバランスゲインWgを用いて画像データのホワイトバランスを調整すること』に対応する。
【0057】
【発明の効果】
本発明では、色温度5000K近辺での無彩色撮影における赤画素信号及び緑画素信号の信号レベルを実質的に等しくする光学フィルタを用いる。このため、5000K近辺において、ホワイトバランスゲインWrを従来より低くできる。従って、ノイズの低減、及び階調性の向上を期待できる。
【0058】
本発明の一形態では、無彩色撮影における緑画素信号が他のいずれかの画素信号より小さくなる色温度において、緑画素信号を増幅する。従って、ホワイトバランスの追従範囲を広げることができる。この際、緑画素信号の増幅による撮像感度の増加分を露光量削減により相殺するので、画像全体の明るさは適正範囲内に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の撮像素子の分光感度特性の一例を、緑画素の感度のピーク値を基準に正規化した図である。
【図3】本発明のカラー撮像装置の動作を示す流れ図である。
【図4】本発明の各ホワイトバランスモードにおける、ホワイトバランスゲイン特性を示す説明図である。
【図5】従来の撮像素子の分光感度特性の一例を、緑画素の感度のピーク値を基準に正規化した図である。
【図6】図5の分光感度特性を有する撮像素子に対するホワイトバランスゲイン特性を示す説明図である。
【符号の説明】
10 カラー撮像装置
14 撮影レンズ
18 測光部
22 測色部
26 操作部
30 MPU
34 メモリ
38 フォーカルプレーンシャッタ
42 撮像素子
46 A/D変換部
50 タイミングジェネレータ
54 ホワイトバランス調整部
58 補間処理部
62 ガンマ補正部
66 カラー処理部
70 ノイズ除去部
74 輪郭強調部
78 カードインターフェース
82 メモリカード
90 絞り
94 レンズ群
Claims (5)
- 赤色光を選択的に受光して受光量に応じた赤画素信号を出力する赤画素、及び緑色光を選択的に受光して受光量に応じた緑画素信号を出力する緑画素を有する受光部を備えたカラー撮像装置であって、
昼間の太陽光源により照明された無彩色を撮影した場合に、前記赤画素信号の信号レベルと、前記緑画素信号の信号レベルとを実質的に等しくする光学フィルタを、前記受光部の受光面側に有している
ことを特徴とするカラー撮像装置。 - 請求項1記載のカラー撮像装置において、
前記受光部は、青色光を選択的に受光して受光量に応じた青画素信号を出力する青画素を有し、
前記光学フィルタは、昼間の太陽光源により照明された無彩色を撮影した場合の前記赤画素信号、前記緑画素信号、及び前記青画素信号の信号レベルを実質的に等しくするものである
ことを特徴とするカラー撮像装置。 - 請求項1または請求項2記載のカラー撮像装置において、
前記光学フィルタは、赤外光カットオフフィルタを有し、
前記赤外光カットオフフィルタは、650nmの波長において45%以上の透過率を有し、且つ、700nmの波長において5%以下の透過率を有する
ことを特徴とするカラー撮像装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のカラー撮像装置において、
撮影光源の色温度を推定して、推定した色温度に合わせて、前記受光部の出力信号のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整部と、
前記撮影光源により照明された無彩色を撮影した場合に前記緑画素信号の信号レベルが他のいずれかの画素信号の信号レベルより低くなると予想されるとき、前記受光部の露光量を削減する露光量調整部と
を備えていることを特徴とするカラー撮像装置。 - 請求項4記載のカラー撮像装置において、
前記ホワイトバランス調整部は、前記露光量調整部が行った露光量の削減量に応じて前記緑画素信号を増幅することで、露光量の削減量を補償する
ことを特徴とするカラー撮像装置。
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