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JP2005012378A - 画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents

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Fujifilm Holdings Corp
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Abstract

【課題】動画データとその動画記録中に記録した静止画データとを同じ記録媒体に記録する。
【解決手段】カメラ10には、第1及び第2記録媒体32,34が設けられている。第1記録媒体32には、動画データを記録する。第2記録媒体34には、その動画記録中に静止画記録操作が指示されたときに得られる静止画データを記録する。CPU26は、動画記録後に、第1記録媒体32の空き容量を調べ、第2記録媒体34に記録した静止画データを書き込む分の空き容量がある場合、第2記録媒体34に記録した静止画データを第1記録媒体32に移動する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画データを記録する第1記録媒体と、その動画記録中に静止画記録操作が行われたときに得られる静止画データを記録する第2記録媒体とを備えた画像記録装置及び画像記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルビデオカメラが知られている。このカメラは、テレビカメラとテープレコーダー部とを備え、アナログの映像や音声信号をデジタルの動画データに変換して、その動画データをレコーダー部でデジタルビデオテープに記録する。テープに記録するフォーマットは、Motion JPEG(MPG)と同様に、1フレーム単位での編集が可能という特徴を持つ。
【0003】
ところで、ビデオカメラで記録した動画データのうちの任意のフレームを静止画データとして取り出してプリントアウトすることが望まれている。しかし、そのテープに記録した動画データをパソコン(パーソナルコンピュータ)に取り込み、パソコンで動画データを再生して、静止画データを取り出すために任意のフレームのスクリーンショットを撮っても、その動画データがインターレースで記録されているため、微妙にブレが生じた静止画になってしまう。
【0004】
また、カメラ側の方では、同一の記録媒体に、動画と静止画との両方のデータを同時に記録することはできない。そこで、ビデオテープとは異なる記録媒体であるメモリーカードをカメラに設け、動画データをビデオテープに記録中に、静止画記録操作が行われたときには、その時点の静止画データをメモリカードに記録するようにしたものが知られている(特許文献1)。
【0005】
一方、デジタルスチルカメラは、高画質な静止画データをメモリカードなどの記録媒体に記録する。そして、近年では、静止画データのみならず短時間ではあるが動画データも記録することができるものが提供されており、動画と静止画とを同時に記録するために複数の記録媒体を備えているものも知られている(特許文献2)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−187350号公報
【特許文献2】
特開2001−136475号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、動画とそれに関連の静止画とのデータを別々の記録媒体に分けて記録する場合、再生又はデータ編集時に、各記録媒体との通信を切り換えて一々参照する操作が必要になり、編集や再生に手間が生じる。
【0008】
本発明は、上記問題点を考慮してなされたものであり、別々の記録媒体に分けて記録される動画データとその動画データを記録中に静止画記録操作を行ったときに得られる関連の静止画データとを簡単に結びつけて記録することができる画像記録装置及び画像記録方法とを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、動画記録中に得られる動画データを記録する第1記録媒体と、前記動画を記録中に静止画データを記録する第2記録媒体とを備え、前記動画データの記録を終了した後、第1記録媒体に空き容量がある場合には、第2記録媒体に記録した静止画データを第1記録媒体に移動する制御手段を備えたものである。
【0010】
制御手段としては、動画データの記録を終了した後、第2記録媒体に記録した関連の静止画データの容量を検知する検知手段と、検知手段が検知した容量分を書き込む空き容量が第1記録媒体に存在するか否かを判断する判断手段と、空き容量が存在すると判断手段が判断した場合に、第2記録媒体に記録した関連の静止画データを、対象となる動画データを記録した第1記録媒体に移動する移動操作手段とで構成するのが望ましい。
【0011】
第2記録媒体には、動画データに関連しない静止画データも記録される。そこで、動画及びそれに関連の静止画データに、互いが関連である旨の関連情報を書き込む必要がある。よって、関連情報記録手段を設け、第2記録媒体に記録する前又は後で、少なくとも静止画データに関連情報を書き込むようにする。そして、検索手段を設け、静止画データを参照することで動画データに関連する静止画データを検索する。これにより、第2記録媒体に記録した複数の静止画データのうちの該当する静止画データのみを検知手段が選んで容量を検知することができる。
【0012】
第1記録媒体に空き容量が存在しない場合には移動しない。しかし、動画記録中に複数の静止画データを記録しており、このうちの1個の静止画データ分の空き容量が第1記録媒体にある場合には、1個の静止画データを移動するように制御するのが好適である。動画記録中に取り込んだ複数の静止画データは容量が同じであるため、1個の静止画データの容量を調べるだけで空きがあるか否かを直ぐに判断することができる。
【0013】
第1記録媒体のファイルを削除することで空き容量が変化する。この場合には、第2記録媒体に記録の静止画データを表示中又は後で、第1記録媒体の空き容量を調べ、空き容量が存在する場合には、その静止画データを第2記録媒体から第1記録媒体に移動するのが望ましい。なお、この移動処理は、表示した静止画データに関連する動画データが第1記録媒体に存在する場合であり、存在しない場合には移動することはない。
【0014】
【発明の実施の形態】
【0015】
電子カメラ10は、フォーカスの調節が可能な撮影レンズ11と、映像を電気信号に変換するCCD(固体撮像素子)12とを含む撮像手段を備えている。撮像レンズ11を通しった被写体光はCCD12の受光面に結像する。
【0016】
操作部13に設けたモード切替スイッチによりカメラ10をカメラモードに設定すると、システムコントローラ14から発せられる制御信号に応じて、タイミングジェネレータ(TG)15はシグナルジェネレータ(SG)16から出力される垂直同期信号および水平同期信号に基づいてタイミング信号を生成し、CCD12をプログレッシブスキャン方式で駆動する。この結果、被写体の撮影データがCCD12から出力される。出力されたカメラ信号は、CDS/AGC回路17でノイズ除去及びレベル調整を施され、その後A/D変換器18によってデジタルの画像データに変換される。信号処理回路19は、A/D変換器18から出力された画像データにYUV変換を施し、YUVデータを生成する。
【0017】
生成されたYUVデータはデータバス20を介してメモリ制御回路21に与えられ、メモリ制御回路21はデータバス22を介して与えられたYUVデータを内部メモリ23に書き込む。これは、CCD12がプログレッシブスキャン方式を採用する一方、モニタ24はインタレーススキャン方式を採用するためであり、走査方式の変換のためにYUVデータが一時的に内部メモリ23に格納される。格納されたYUVデータはその後、メモリ制御回路21によってインタレーススキャン方式で読み出され、データバス20を介してビデオエンコーダ25に与えられる。ビデオエンコーダ25は入力されたYUVデータからNTSCフォーマットに従ったコンポジット画像信号を生成し、モニタ24に入力する。この結果、被写体の動画像がリアルタイムでモニタ24に表示される。
【0018】
ユーザーが操作部13に設けた録画スタート/ストップボタンを1回押すと、システムコントローラ14から制御信号が発せられ、動画記録動作がスタートする。CPU26は制御信号を受けて、マイク27、A/D変換器28、信号処理回路29を能動化する。信号処理回路29は、マイク27及びA/D変換器28を経て入力された音声データに所定の処理を施し、処理された音声データはメモリ制御回路21を介して内部メモリ23に書き込まれる。
【0019】
一方、前記録画スタート/ストップボタンの押下に伴って、CPU26は動画圧縮/伸長回路30に画像データ圧縮命令を与える。動画圧縮/伸長回路30は、メモリ制御回路21にYUVデータの読み出しリクエストを出力し、リクエストに応えて出力された1フレーム分のYUVデータに圧縮処理を施す。圧縮された画像データは、データバス20,22を介して再び内部メモリ23に格納される。
【0020】
ユーザーによって前記録画スタート/ストップボタンが再度押下されない限り、デジタルカメラ10は音声データの採取と、動画圧縮/伸長回路30への圧縮命令を続ける。そのため、音声データ及び圧縮画像データが内部メモリ23に蓄積され続ける。そして、前記録画スタート/ストップボタンが押下されると、CPU26はマイク27、A/D変換器28、信号処理回路29を不能化し、動画圧縮/伸長回路30への圧縮命令を解除する。そしてメモリ制御回路21に、蓄積した音声データと圧縮画像データの読み出し命令を与える。メモリ制御回路21はこれに応答して、例えば1秒分の音声データと、例えば15フレーム分の圧縮画像データを交互に読み出し、読み出された音声データと圧縮画像データは例えば、AVIファイルとしてIF(インターフェース)コントローラ31を介して第1記録媒体32に記録される。
【0021】
データバス20には、IFコントローラ33を介して第2記録媒体34が接続されている。この第2記録媒体34には、静止画データが例えば、JPEGファイルとして記録される。静止画データは、ユーザーが操作部13に設けたフォトボタンを1回操作することに応答してCPU26が静止画圧縮/伸張処理部35を制御し、静止画圧縮/伸張処理部35は内部メモリ23に記憶の動画データのうちのその時点の1フレーム分のコマ画像を静止画データとして読み出してJPEG圧縮等の形態に変換して第2記録媒体34に記録する。
【0022】
第1及び第2記録媒体32,34は、メモリーカード、例えば記録容量128MBのエックスディーピクチャーカード(登録商標)、又はMOなどに代表される着脱可能な記録媒体であってもよいし、着脱できない内部メモリとしてもよい。なお、記録容量が同じものを使用してもよし、また、種類や機能の異なる記録媒体を使用してもよい。一般的には、動画記録用の第1記録媒体32としては、静止画記録用の第2記録媒体34よりも容量の大きなものを用いるのが望ましい。
【0023】
第1及び第2記録媒体32,34は、静止画像データまたは動画像データを記録するユーザ使用領域と、ユーザ非使用領域とを備えている。このユーザ非使用領域には、固有のID(識別)番号が予め記録されている。
【0024】
また、動画及び静止画データの記録先は、デフォルトで動画データを第1記録媒体32に、静止画データを第2記録媒体34に対応付けして記録しているが、操作部13からの指示により対応付けをユーザーが適宜変更可能としてもよい。
【0025】
ユーザーが動画記録中に操作部13に設けたフォトボタンを1回操作すると、システムコントローラ14から制御信号が発せられ、その時点で静止画記録動作の指令を発する。CPU26は制御信号を受けて、内部メモリ23からその時点の静止画像データを、例えばJPEG方式により画像圧縮処理して第2記録媒体に記録するように、静止画圧縮/伸張処理部34を制御する。
【0026】
CPU26は、圧縮した動画データを動画ファイルとして記録する場合、撮影した順番に連続した通し番号のファイル名、例えば「DSCF0001. avi」,「DSCF0002. avi」,・・・・となるように付与する。また、圧縮した静止画データを静止画ファイルとして記録する場合も連番となるファイル名、例えば「DSCF0001. jpg」,「DSCF0002. jpg」,・・・となるように付与する。なお、各ファイル名の拡張子は、静止画像データは「. JPG」(JPEG)であり、動画像データは「. AVI」(モーションJPEG)である。このようなプログラムは、予めROM36に記憶されている。
【0027】
動画及び静止画ファイルは、CPU26がそのファイルのヘッダに付加情報を付与して記録される。付加情報を記録するタイミングとしては、記録媒体32,34に記録する前、又は、記録した後に読み出して更新するようにしてもよい。付加情報としては、撮影日時や再生トータル時間、関連ファイルの有無、記録した記録媒体32,34の固有番号などの情報になっている。関連ファイルの有無情報は、動画ファイルの場合、その記録中に取り込んだ静止画ファイルがあるか否かの情報となっている。一方、静止画ファイルの場合には、取り込み対象の動画ファイルがあるか否かの情報となっている。
【0028】
CPU26は、各記録媒体32,34の残容量を監視するプログラムや記録媒体32,34同士の間でファイルの移動、消去などのファイル操作を行うプログラムを適宜ROM36から読み出して実行する。
【0029】
CPU26は、図2に示すように、動画記録完了後に、IFコントローラ31を介して第2記録媒体34に記録の静止画ファイルの付加情報を参照して先の動画記録中に記録した静止画ファイルが存在するか否か検索し、ある場合には、第1記録媒体32の空き容量を検知する。そして、先の動画記録中に記録した全ての静止画ファイルの容量を検知する。
【0030】
CPU26は、第1記録媒体32の空き容量と関連する静止画ファイルのみの容量とを比較して、第2記録媒体34に記録の関連の静止画ファイルの容量よりも第1記録媒体32の空き容量が多い場合には、第2記録媒体34に記録した静止画ファイルを第1記録媒体32に移動するように、第1及び第2記録媒体32,34のIFコントローラ31,33を制御する。この移動は、静止画ファイルを第2記録媒体34から第1記録媒体32にコピーした後に、第2記録媒体34からコピーした元の静止画ファイルを削除する処理のことである。そして、第1記録媒体32の空き容量が先の動画記録中に記録した全ての静止画ファイルの容量よりも少ない場合には、移動しない。
【0031】
CPU26は、動画記録完了後に静止画ファイルを第1記録媒体32に移動した場合、これに応答して移動対象の静止画ファイルの付加情報、すなわち、ヘッダに記載の記録媒体の固有番号を更新してから第1記録媒体32に書き込む。
【0032】
ところで、第1記録媒体32に複数の静止画ファイル全てを書き込む容量がなくても、静止画ファイル1個分以上を書き込むことができる空き容量が存在する場合がある。この場合には、少なくとも1個のファイルを移動するようにしてもよい。
【0033】
この場合には、図3に示すように、まず、先の動画記録中に記録した静止画ファイルの1個分以上の空き容量が第1記録媒体32に存在するか否かを判断する。存在する場合には、動画記録中に記録した静止画ファイルが複数か否かを判断する。1個しか存在しない場合には移動する。空き容量がない場合には、静止画データ移動不可の旨のエラー表示をモニタ24に行って、静止画データの移動を禁止する。なお、動画記録中に取り込んだ複数の静止画データは全て容量が同じであるため、1個の静止画データの容量を調べるだけで空きがあるか否かを直ぐに判断することができる。
【0034】
さらに、複数の静止画データが存在する場合には、第2記録媒体34に記録した順に静止画ファイルを第1記録媒体32に自動的に移動する。この場合には、第1記録媒体32に空き容量が存在しくなった時点で移動処理が完了する。
【0035】
ところで、ユーザーが所望する静止画ファイルのみを移動したい場合がある。この場合には、第2記録媒体32に記録の静止画ファイルをモニタ24に書き込み順に表示させ、かつ、静止画ファイルごとに移動させるか否かを問い合わせるメッセージを表示して、操作部13から移動指示のあった静止画ファイルを第1記録媒体32に移動していく。この場合、第1記録媒体32の空き容量が無くなった時点で移動操作モードを完了する。
【0036】
このように本実施形態のデジタルカメラ10では、動画記録中に動画データを静止画データが記録された記録媒体34とは別の一方の記録媒体32に記録するから、静止画撮影の有無に影響されずに、動画記録時間を前記一方の記録媒体32の空き容量に応じた分だけ確実に確保することができる。また、逆に、動画記録中に静止画記録を行う場合、動画記録の容量によって静止画記録の回数が制限されることがない。
【0037】
ところで、ユーザーが記録媒体32,34に記録したファイルを削除する操作を行う場合がある。第1記録媒体32のファイルを削除すると、当然であるが空き容量が増える。そこで、動画又は静止画をモニタ24に再生又は表示した後に、再生した動画ファイルに関連する静止画ファイル、又は表示した静止画ファイルを移動するようにしてもよい。
【0038】
この場合には、操作部13で再生モードを選択し、次に、記録媒体を選択することで、選択した記録媒体に記録したファイル名がモニタ24に表示される。このとき、静止画ファイルの場合には、縮小したサムネイル画像を表示し、また、動画ファイルの場合には、最初のコマのサムネイル画像を表示するようにすると選択が簡便となる。ユーザーは、モニタに表示したファイル名を選択して操作部13に設けた実行ボタンを操作する。これにより、選択したファイルが再生又は表示される。
【0039】
図4に示すように、再生完了後、再生した動画ファイルに関連する静止画ファイルが第2記録媒体34に存在するか否かを判断する。このとき、ファイルのヘッダに記載の関連情報を参照する。再生した動画ファイルに関連する静止画ファイルが存在する場合には、次に、第1記録媒体32にそのファイルの容量分の空き容量があるか否かを判断する。そして、空き容量がある場合には、第2記憶媒体34に記録の関連した静止画ファイルを第1記録媒体32に移動する。このとき、移動した静止画ファイルのヘッダに記載の記録媒体の固有番号を移動先の記録媒体の固有番号に更新する。
【0040】
同じく、静止画ファイルをモニタ24に表示した後にも第1記録媒体32に空き容量がある場合にその静止画ファイルを第1記録媒体32に移動する。なお、静止画ファイルを表示した後に移動する代わりに、表示中に移動してもよい。この場合、静止画データを内部メモリ23に読み出すことで、表示中でも第1及び第2記録媒体32,34の読み出し及び書き込みが行える。
【0041】
このように本実施形態では、動画及び静止画ファイルのヘッダに静止画及び動画ファイルの互いを関連付けする関連情報を書き込んでいるため、第1記録媒体の空き容量の変化に伴う移動処理を動画再生後、若しくは静止画表示中又は後でも簡単に行うことができる。まあ、このような移動処理を外部操作により行うのではなく、動画再生後、若しくは静止画表示中又は後で自動的に行うようになっているから、移動操作が簡便である。なお、動画又は静止画ファイルを再生又は表示したときに付加情報、特に関連情報も一緒に表示するようにすれば好適である。
【0042】
カメラ10のデータバス20(図1参照)には、コネクタ40とターゲットコントローラ41とからなるインターフェース42、例えばUSBインターフェースが設けられている。このコネクタ40と、パソコンのホストコントローラに設けたコネクタとを接続することで、カメラ10はパソコンの周辺機器(USBターゲット)として動作する。
【0043】
すなわち、デジタルカメラ10とパソコンとを接続すると、カメラ10の各記録媒体32,34がパソコン上で装置番号(ドライブ番号)の異なるリムーバブルドライブとしてそれぞれ認識される。よってパソコン上でリムーバブルドライブのドライブ番号を選択することで第1又は第2記録媒体32,34に記録したファイルをそれぞれ参照することができ、また、パソコンのハードディスクにこれらファイルを簡単に転送することができる。このとき、第1記録媒体32には、動画ファイルに関連した静止画ファイルが一緒に記録されているので、一々第2記録媒体34に応じたドライブを参照して関連する静止画ファイルを探すことなく、簡単に動画ファイル及びそれに関連する静止画ファイルをパソコンに取り込むことができる。
【0044】
また、上記実施形態では、記録媒体32,34としては、メモリカードではなく、マイクロドライブ(登録商標)、ビデオテープレコーダーなど種々のものが使用できる。この場合、使用される記録媒体に応じた信号処理手段とインターフェースが適用すればよい。また、2つの記録媒体32,34の組み合わせも、種類,容量など、上記の態様に限定されないのはもちろんである。さらに、3個以上の記録媒体を設け、これらを2つのグループに分けてそれぞれ動画記録用、及び静止画記録用として使用してもよい。これらのグループ分けはユーザーの操作で決められるように構成しておくのが望ましい。
【0045】
また、上記実施形態では、デジタルカメラ10として説明しているが、本発明ではこれに限らず、ビデオカメラ、デジタルビデオカメラなどのテレビカメラ付き画像記録装置や、テレビカメラを繋げて使用する画像記録装置、さらにはテレビカメラ付き携帯電話やテレビカメラ付きPDA(Personal Digital Assistant)等の画像記録装置にも適用することができるのはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、動画データの記録を終了した後、動画データを記録する第1記録媒体に空き容量がある場合に、その動画記録中に記録した静止画データを第2記録媒体から第1記録媒体に移動するようにしたから、動画データとその動画記録中に記録した関連の静止画データとを同じ記録媒体に一緒に記録することができ、よって、動画データとそれに関連の静止画データとを簡単に参照することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】動画記録中に静止画撮影が行われるときのカメラの動作を示すフローチャート図である。
【図3】静止画ファイル1個分を書き込む分の空き容量が第1記録媒体に存在する場合のカメラの動作を示すフローチャート図である。
【図4】動画ファイルを再生後に、静止画ファイルを書き込む分の空き容量が第1記録媒体に存在する場合のカメラの動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
11 撮影レンズ
12 CCD
19 データバス
31,32 IFコントローラ
42 外部通信用のインターフェース

Claims (4)

  1. 動画記録中に得られる動画データを記録する第1記録媒体と、前記動画を記録中に静止画データを記録する第2記録媒体とを備えた画像記録装置において、
    前記動画データの記録を終了した後、前記第1記録媒体に空き容量がある場合には、前記第2記録媒体に記録した静止画データを前記第1記録媒体に移動する制御手段を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 動画データを第1記録媒体に記録し、前記動画データを記録中に静止画データを第2記録媒体に記録する画像記録方法において、
    前記動画記録終了後、前記第1記録媒体に空き容量がある場合には、前記第2記録媒体に記録した静止画データを前記第1記録媒体に移動することを特徴とする画像記録方法。
  3. 動画記録完了後に移動対象の前記静止画データを検索するために、前記静止画データを第2記録媒体に記録するときに、その時点で記録中の動画データに関連する旨の関連情報を前記静止画データに付加して書き込むことを特徴とする請求項2記載の画像記録方法。
  4. 動画記録中に複数の静止画データを記録した場合には、静止画データ1個分以上の空き容量が前記第1記録媒体に存在するか否かを判断し、存在する場合に前記複数のうちの何れかの静止画データを前記第1記録媒体に移動することを特徴とする請求項2又は3記載の画像記録方法。
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