JP2004349175A - 蛍光ランプおよび蛍光ランプの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蛍光ランプ100は、光を放出するための放電ガスが封入されたバルブ1と、バルブ1に封入された放電ガスを放電させるための電力をバルブ1へ供給する回路構成体2と、電力が供給されたバルブ1から発生した熱と電力を供給する回路構成体2から発生した熱とを外気へ放熱するようにバルブ1および回路構成体2と一体に形成されたカバー部材3とを具備する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、蛍光バルブおよび放電管バルブと、前記蛍光バルブおよび放電管バルブに放電現象を励起するための電力を供給する回路構成体とを備えた蛍光管および放電管に関する。
【0002】
【従来の技術】
回路付き蛍光灯・放電管は、バルブを放電させるための回路が必要であり、同時に熱も発生する。また、バルブの放電によって、さまざま波長の光を放出するとともに、熱も発生する。よって、回路自身が発生させる熱とバルブから発生する熱との両方の影響によって、回路部品および構造部品は限界温度を超える。このため、寿命が極端に短くなり、商品価値がなくなる場合も生じる。そこで、回路部品および構造部品を所定の温度に保つために、過去多くの発明がなされ、回路部品をある所定の温度にたもつための電球型蛍光ランプの構成が、特許文献1の公開特許公報1ページ要約項に開示されている。この電球型蛍光ランプにおいては、熱源であるランプからの空気を遮断する仕切りをカバー部にモールディングによって一体成形し、さらに、カバー部の周囲に金属板を埋め込み、カバー部の下部における熱の放射を増加させることによって、電球蛍光ランプに内臓されるインバータ回路部品の中で熱に弱い電解コンデンサを保護し、所定の温度以下に保持することができる。
【0003】
また、蛍光管および放電管において、発明目的は放熱目的ではなく、一度完成した製品の明るさを変えることを目的としているが、回路構成体をモールドしている構成体として電球型蛍光ランプが、特許文献2の公開特許公報2ページ段落[0002]から段落[0007]に記載されている。この電球型蛍光ランプでは、カバー部はインバータ回路部品を一体化し、モールドしている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−294001号公報 第1頁 要約項
【0005】
【特許文献2】
特開2000−294004号公報 第2頁第26行〜第87行 第3図
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述した特許文献1に記載された構成では、電解コンデンサに仕切り板を設ける構成とカバー部における下部の周囲に金属板を埋め込む構成とを併用することによって、電解コンデンサまたは熱に弱い部品の温度を所定の温度以下に抑えようとしている。
【0007】
カバー内部の仕切り板は、ランプおよび電解コンデンサ以外の回路部品からの対流による熱の影響を抑制する効果を奏する。また、入力Wの増加、小型化等によって、バルブおよび回路部品からの発熱が増加し、バルブとグローブとの間の空気層の断熱効果、および電解コンデンサ以外の回路部品とカバーとの間の空気層の断熱効果が生じる。
【0008】
しかしながら、バルブおよび部品から発生してランプの内部に蓄熱される熱量が、金属板が埋め込まれたカバー部の放熱量を超えると、回路部品の温度が上昇するので、電解コンデンサまたは熱に弱い部品を所定の温度以下に保つことができなくなるという問題がある。また、無電極蛍光灯に金属板を埋め込むと、誘導磁界の影響のためにバルブを点灯することができないおそれがあり、その場合この電球型蛍光ランプは使用できなくなるおそれがある。
【0009】
また、前記した特許文献2に記載された構成は、回路部全体がモールドされているため、カバーと回路部品との間はモールドされる樹脂の熱伝導度が空気層よりも高い。このため、モールドされた樹脂によって、回路から発生した熱が熱伝導されて外気に放熱され、内部の回路部品はその分有利になる。
【0010】
しかしながら、バルブには樹脂が直接モールドされていない。このため、バルブから発生する熱はバルブとグローブとの間にある断熱空気層によって遮断されるので、直接外気に放熱されない。また、グローブとモールド構成体とが分離しているので接着剤等が必要になる。
【0011】
本発明の目的は、回路からの熱およびバルブからの熱を効率よく外気に放熱することができる蛍光ランプおよび蛍光ランプの製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る蛍光ランプは、光を放出するための放電ガスが封入されたバルブと、前記バルブに封入された前記放電ガスを放電させるための電力を前記バルブへ供給する回路構成体と、前記電力が供給された前記バルブから発生した熱と前記電力を供給する前記回路構成体から発生した熱とを外気へ放熱するように前記バルブおよび前記回路構成体と一体に形成されたカバー部材とを具備することを特徴とする。
【0013】
本発明に係る蛍光ランプの製造方法は、前記回路構成体が設けられた前記バルブを下型に固定する工程と、前記バルブに設けられた前記回路構成体を覆うように上型を前記下型に結合する工程と、前記カバー部材を形成するために前記上型に形成された注入口から溶融した絶縁樹脂を注入する工程と、前記溶融した絶縁樹脂を冷却した後、前記上型を前記下型から離す工程とを包含することを特徴とする。
【0014】
本発明に係る蛍光ランプの他の製造方法は、前記回路構成体が設けられた前記バルブを下型に固定する工程と、前記回路構成体が設けられた前記バルブが固定された前記下型を回転させながら、溶融した絶縁樹脂を前記バルブおよび前記回路構成体の外形に沿って注入する工程と、前記バルブの外形に沿って注入された絶縁樹脂を側面型によって成形する工程と、前記回路構成体の外形に沿って注入された絶縁樹脂を覆うように上型を前記側面型に結合する工程と、前記上型によって覆われた前記絶縁樹脂を加熱して再度溶融させる工程と、再度溶融した前記絶縁樹脂を冷却する工程と、前記上型を前記側面型から離した後、前記側面型を前記絶縁樹脂から離す工程とを包含することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本実施の形態に係る蛍光ランプにおいては、バルブおよび回路構成体と一体に形成されたカバー部材が、電力が供給されたバルブから発生した熱と電力を供給する回路構成体から発生した熱とを外気へ放熱する。このため、電力が供給されたバルブから発生した熱と電力を供給する回路構成体から発生した熱とが効率よく外気へ放熱される。その結果、バルブへ電力を供給する回路構成体を耐熱限界温度以下に確実に保つことができる蛍光ランプを提供することができる。
【0016】
前記カバー部材は、絶縁樹脂によって構成されていることが好ましい。
【0017】
前記カバー部材は、前記バルブの前記回路構成体側を密着して覆うように形成されていることが好ましい。
【0018】
前記カバー部材は、前記回路構成体の全体を密着して覆うように形成されていることが好ましい。
【0019】
前記カバー部材を構成する前記絶縁樹脂は、溶融したときの樹脂温度が190℃以上250℃以下になっており、射出圧力が1Mpa以下の低圧で流動する絶縁樹脂であることが好ましい。
【0020】
前記カバー部材は、ホットメルト樹脂によって構成されていることが好ましい。
【0021】
前記カバー部材を構成する前記絶縁樹脂の熱伝導度は、0.6W/mK以上になっていることが好ましい。
【0022】
前記バルブから放出された前記光を透過させるために前記バルブを囲むように形成されたグローブをさらに具備していることが好ましい。
【0023】
前記グローブは、前記バルブから放出された前記光を拡散して均一にすることが好ましい。
【0024】
前記グローブは、前記電力が供給された前記バルブから発生した熱を前記カバー部材を介して外気へ放熱するように形成されていることが好ましい。
【0025】
前記グローブは、樹脂によって構成されていることが好ましい。
【0026】
前記グローブは、前記カバー部材と一体に形成されていることが好ましい。
【0027】
前記回路構成体は、回路基板と前記回路基板に搭載された回路部品とを含んでいることが好ましい。
【0028】
前記バルブから光を放出させるために、前記回路構成体から供給される前記電力に基づいて、前記バルブに封入された前記放電ガスを放電させるフィラメントをさらに具備することが好ましい。
【0029】
前記バルブは、前記カバー部材に対向する位置に形成された凹部を有していることが好ましい。
【0030】
前記バルブに封入された前記放電ガスを放電させるために前記バルブの凹部に設けられた励磁コイルをさらに具備することが好ましい。
【0031】
本発明に係る蛍光ランプの製造方法においては、カバー部材を形成するために上型に形成された注入口から溶融した絶縁樹脂を注入する工程と、溶融した絶縁樹脂を冷却した後、上型を下型から離す工程とを包含する。このため、電力が供給されたバルブから発生した熱と電力を供給する回路構成体から発生した熱とを外気へ放熱するようにカバー部材がバルブおよび回路構成体と一体に形成される。従って、電力が供給されたバルブから発生した熱と電力を供給する回路構成体から発生した熱とが効率よく外気へ放熱される。その結果、バルブへ電力を供給する回路構成体を耐熱限界温度以下に確実に保つことができる蛍光ランプを製造することができる。
【0032】
前記溶融した絶縁樹脂の温度は、190℃以上250℃以下になっていることが好ましい。
【0033】
前記溶融した絶縁樹脂を前記上型へ射出する射出圧力は、1Mpa以下になっていることが好ましい。
【0034】
本発明に係る蛍光ランプの他の製造方法においては、回路構成体が設けられたバルブが固定された下型を回転させながら、溶融した絶縁樹脂を前記バルブおよび回路構成体の外形に沿って注入する工程と、バルブの外形に沿って注入された絶縁樹脂を側面型によって成形する工程と、回路構成体の外形に沿って注入された絶縁樹脂を覆うように上型を側面型に結合する工程と、上型によって覆われた絶縁樹脂を加熱して溶融状態を保つ又は再度溶融させる工程と、溶融している絶縁樹脂又は再度溶融した絶縁樹脂を冷却する工程と、上型を前記側面型から離した後、側面型を絶縁樹脂から離す工程とを包含する。このため、電力が供給されたバルブから発生した熱と電力を供給する回路構成体から発生した熱とを外気へ放熱するようにカバー部材がバルブおよび回路構成体と一体に形成される。従って、電力が供給されたバルブから発生した熱と電力を供給する回路構成体から発生した熱とが効率よく外気へ放熱される。その結果、バルブへ電力を供給する回路構成体を耐熱限界温度以下に確実に保つことができる蛍光ランプを製造することができる。
【0035】
前記注入する工程は、前記溶融した絶縁樹脂を注入するために前記溶融した絶縁樹脂を加圧する工程を含んでいることが好ましい。
【0036】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0037】
図1は、本実施の形態に係る蛍光ランプ100の構成を示す断面図である。蛍光ランプ100は、水銀蒸気および希ガスなどの放電ガスを封入したバルブ1と、回路構成体2とを備えている。この回路構成体2は、回路基板2Aと、弱耐熱部品2B1と、その他の回路部品2B2、2B3および2B4と、配線材料2Cとを含んでいる。蛍光ランプ100には、電力供給の入り口であるソケット4と、バルブ1に封入された放電ガスの放電を引き起こすためのフィラメント5とが設けられている。
【0038】
バルブ1の内部に設けられたフィラメント5は、回路基板2Aに電気的機械的に接合されている。回路基板2Aの上には、弱耐熱部品2B1を除く回路部品2B2、2B3および2B4が配置されている。最も熱に弱い弱耐熱部品2B1(電解コンデンサ等が配置される)は、バルブ1から最も遠い位置に配置されている。
【0039】
このようにフィラメント5によってバルブ1と接続された回路構成体2を配置した後に、図1に示すように、バルブ1の一部および回路構成体2の全体とソケット4の挿入部とを一体に成形して、所定の形状をした絶縁樹脂によって構成されたカバー3が形成される。カバー3は、溶融したときの樹脂温度が190℃以上250℃以下の絶縁樹脂によって構成されていることが好ましい。
【0040】
カバー3を構成する絶縁樹脂は、射出圧力が1Mpa以下の低圧において流動する樹脂であることが好ましく、ホットメルト樹脂であることがさらに好ましい。例えば、日本ペイント製のパワータイト619、635および637等のポリアミド系の絶縁樹脂は、自由に着色することができ、例えば210℃という低温で融解し、粘度も200℃において400〜3000mpa・sと低粘度であり、ホットメルト溶融液を金型等に射出する圧力も0.5Mpa以下で注入することができる。このため、溶融したときの樹脂流動性はきわめてよい。また、これらの絶縁樹脂は170℃において凝固するので型ばなれもよい。
【0041】
放電ガスを封入したバルブ1の内部は、放電ガスを放電させるために大気よりもかなり気圧の低い真空状態になっているので、バルブ1はきわめて割れやすい。しかしながら、例えば溶融温度が低く、溶融時の粘度が低い前述したホットメルト等の絶縁樹脂によってカバー3を構成して、絶縁樹脂を注入する際の圧力がバルブ1の周囲に均等に作用するように絶縁樹脂を注入すると、バルブ1の割れはなくなる。このため、回路部品2B2、2B3および2B4のすみずみまで絶縁樹脂を注入することが可能である。また熱伝導度も0.6W/mK以上の熱伝度を有する絶縁樹脂であることが好ましい。
【0042】
このように蛍光ランプ100を構成すると、回路部品2B2、2B3および2B4から発生した熱は、絶縁樹脂によって構成されるカバー3を熱伝導のための熱伝達手段として直接外気に放熱することがでる。また、バルブ1から発生する熱も、絶縁樹脂によって構成されるカバー3を通して外気に直接放熱することができる。さらに、絶縁樹脂によって構成されるカバー3とバルブ1との間に接着剤を塗布することは不要になる。
【0043】
本発明者らの実験によれば、日本ペイント製のパワータイト637によって構成された着色絶縁樹脂を注入すると、入力25Wにおいて、前述した特許文献1の構造に比較して、回路構成体2全体において10℃の温度低減効果を得ることができた。また、接着剤等を使用する必要がない簡素な構造であることを確認することができた。
【0044】
このように、回路構成体2から発生する熱およびバルブ1から発生する熱を効率よく外気に放熱することができるとともに、回路基板2Aおよびその構成部品を耐熱限界温度以下に保つことができ、接着剤等の使用を削減することができ、簡素化した構成にすることができる蛍光灯および放電管を提供することができる。
【0045】
以上のように本実施の形態によれば、バルブ1および回路構成体2と一体に形成されたカバー部材3が、電力が供給されたバルブ1から発生した熱と電力を供給する回路構成体2から発生した熱とを外気へ放熱する。このため、電力が供給されたバルブ1から発生した熱と電力を供給する回路構成体2から発生した熱とが効率よく外気へ放熱される。その結果、バルブ1へ電力を供給する回路構成体2を耐熱限界温度以下に確実に保つことができる蛍光ランプを提供することができる。
【0046】
図2は、本実施の形態に係る他の蛍光ランプ100Aの構成を示す断面図である。図1を参照して前述した蛍光ランプ100の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。図1を参照して前述した蛍光ランプ100は有電極蛍光灯であるのに対し、図2に示す蛍光ランプ100Aはバルブ内に電極を持たない無電極蛍光ランプである。
【0047】
蛍光ランプ100Aは、放電ガスを封入したバルブ1Aと回路構成体2とを備えている。この回路構成体2は、回路基板2Aと弱耐熱部品2B1とその他の回路部品2B2、2B3および2b4と配線材料2Cとを含んでいる。
【0048】
蛍光ランプ100Aには、電力供給の入り口であるソケット4と、バルブ1Aに封入された放電ガスの放電を引き起こすための励起コイル6と、励起コイル6に励起を引き起こさせるための磁心7と、バルブ1Aから発生する熱と励磁コイル5自身から発生する熱との伝導経路を形成する金属体8とが設けられている。
【0049】
バルブ1Aは、励磁コイル6と磁心7と金属体8とを通して回路構成体2と機械的に接合されている。回路構成体2の上には、弱耐熱部品2B1を除く回路部品2B2、2B3および2b4が配置されており、最も熱に弱い弱耐熱部品2B1(電解コンデンサ等が配置される)はバルブ1Aから最も遠い位置に配置されている。
【0050】
コイル6、磁心7および金属体8とを通してバルブ1Aに機械的に接続された回路構成体2を配置した後に、図2に示すように、バルブ1Aの一部と、金属体8で囲まれた断熱空気層9と、バルブ1Aの一部および回路構成体2の弱耐熱部品2B1のまわりの断熱空気層10Aとを除くソケット4の挿入部までの回路構成体の全体を一体成形すると、所定の形状をした絶縁樹脂によって構成されたカバー3Aが形成される。
【0051】
この図2では、断熱空気層9と断熱空気層10Aとが形成されている。しかしながら、この断熱空気層10Aは、耐熱性がより高い部品を配置すれば、絶縁樹脂によって満たされていてもよい。
【0052】
ただし、耐熱性がより弱い部品が配置される場合、弱耐熱部品2B1の周りに断熱空気層10Aを配置すると、溶融した絶縁樹脂を注入する際に、流動体の熱と圧力等とによって弱耐熱部品2B1が損傷する恐れがなくなること、および、回路基板2A、回路部品2B2および2B3をモールディングした絶縁樹脂全体の温度が高くなり、弱耐熱部品2B1に影響を与える場合、断熱空気層10Aを配置することで、弱耐熱部品2B1の温度を一定に保つことが可能となるので、断熱空気層10Aが配置される場合も生じる。
【0053】
また断熱空気層9においても、バルブ1Aおよびコイル6側における熱量が大きいために、回路構成体2および絶縁樹脂3の全体に影響が及ぶ場合には、断熱空気層9を配置する場合も生じる。
【0054】
カバー3Aを構成する絶縁樹脂は、溶融したときの樹脂温度が190℃以上250℃以下の絶縁樹脂であることが好ましく、射出圧力が1Mpa以下の低圧において流動する樹脂であることが好ましく、ホットメルト樹脂であることさらに好ましい。例えば、日本ペイント製のパワータイト619,635および637等のポリアミド系の絶縁樹脂は、自由に着色することができ、例えば210℃という低温で融解し、粘度も200℃で400〜3000mpa・sと低粘度であり、ホットメルト溶融液を金型等に射出する圧力も0.5Mpa以下で注入することができ、溶融したときの樹脂流動性はきわめてよい。また170℃で凝固し、型ばなれもよい。また、放電ガスを封入したバルブ1Aの内部は、放電ガスを放電させるために大気圧よりもかなり気圧の低い真空状態になっているため、バルブ1Aはきわめて割れやすい。しかし、例えば前記記載のホットメルト等の溶融温度が低く、溶融時の粘度が低い絶縁樹脂を使用することにより、また、バルブ1Aの周囲を注入する際の圧力が均等にかかるように注入すれば、バルブ1Aの割れはなくなり、回路部品のすみずみまで、注入することが可能である。また熱伝導度も0.6W/mK以上の熱伝度を有する絶縁樹脂であることが好ましい。
【0055】
図3は、本実施の形態に係るさらに他の蛍光ランプ100Bの構成を示す断面図である。この蛍光ランプ100Bにおいては、バルブ1Bの一部の周囲に光を通すグローブを別部品として加えて設置している。図1を参照して前述した蛍光ランプ100の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
【0056】
前述した図1ではバルブ1が直接外気に接触する構成を示したが、図3の場合は、バルブ1Bの周囲における空気層10bを介して別部品として樹脂グローブ11を配置する実施例を示している。グローブ11はバルブ1Bから放出された光を拡散して均一にする機能と、蛍光バルブ1単品によっては放出することができないさまざまな色の光を放出する機能とを有している。
【0057】
フィラメント5によってバルブ1Bと接続された回路構成体2を配置した後に、図3に示すように、バルブ1Bの一部および回路構成体2の全体からソケット4の挿入部まで絶縁樹脂を注入し、所定の形状の絶縁樹脂によって構成されたカバー3Bが形成される。バルブ1B側の絶縁樹脂によってモールディングされたカバー3Bとグローブ11とは、ネジ、または接着剤等によって接合される。バルブ1Bの周囲にグローブ11は配置されているので、バルブ1Bから発生する熱は、直接外気に放熱されず、蓄熱されるが、バルブ1Bの一部にモールディングされているカバー3Bを通じて外気に放熱することで、蛍光ランプ100Bの内部に蓄熱されるよりも大きな放熱量を確保することが可能になる。
【0058】
このように構成することで、回路部品からの発熱は、絶縁樹脂によって構成されたカバー3Bによる直接熱伝導の熱伝達手段によって、直接外気に放熱することができる。また、バルブ1Bにおいて発生する熱も、バルブ1Bの一部をモールディングしているカバー3を通じて外気に放熱することで、バルブ1Bの熱を外気に放熱することができる。
【0059】
図4は、本実施の形態に係るさらに他の蛍光ランプ100Cの構成を示す断面図である。蛍光ランプ100Cは、回路付き有電極蛍光ランプである。図1を参照して前述した蛍光ランプ100の構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
【0060】
前述した図1では、バルブ1が直接外気に接触する構造を示したが、図4に示す蛍光ランプ100Cでは、バルブ1Bと回路構成体2Zとが、フィラメント5を通して、電気的機械的に接合されている。その状態において、バルブ1B全体と回路構成体2の一部または全体に絶縁樹脂を一体成形し、所定の形状の絶縁樹脂で構成されたグローブを兼ねたカバー3Cを一体成形によって構成する。カバー3Cを構成する絶縁樹脂は、光を透過させる樹脂である。
【0061】
カバー3Cを構成する絶縁樹脂は、溶融したときの樹脂温度が190℃以上250℃以下の絶縁樹脂であることが好ましく、射出圧力が1Mpa以下の低圧で流動する樹脂であることが好ましく、ホットメルト樹脂がさらに好ましい。例えば、日本ペイント製パワータイト619、635および637等のポリアミド系の絶縁樹脂は、自由に着色することができ、例えば210℃という低温で融解し、粘度も200℃において400〜3000mpa・sと低粘度であり、ホットメルト溶融液を金型等に射出する圧力も0.5Mpa以下で注入することができ、溶融したときの樹脂流動性はきわめてよい。また170℃において凝固し、型ばなれもよい。
【0062】
放電ガスを封入したバルブ1Bの内部は、封入された放電ガスを放電させるために大気よりもかなり気圧の低い真空状態になっているので、バルブ1Bは、きわめて割れやすい。しかし、例えば前記記載のホットメルト等の溶融温度が低く、溶融時の粘度が低い絶縁樹脂によってカバー3Cを構成することにより、また、バルブ1Bの周囲に絶縁辞しを注入する際の圧力が均等にかかるように絶縁樹脂を注入すれば、バルブ1Bの割れはなくなり、回路部品のすみずみまで絶縁樹脂を注入することが可能である。また熱伝導度も0.6W/mK以上の熱伝度を有すル絶縁樹脂が好ましい。また、カバー3Cとの区別を意匠的に求められる場合には、塗装膜等の膜12を、他の箇所にマスキングした上で塗装した後、他の箇所のマスキングをはずせばよい。
【0063】
このような構成にすることで、絶縁樹脂によって構成されるカバー3Cを直接熱伝導の熱伝達手段として、回路部品からの発熱を直接外気に放熱することができる。また、バルブ1Bにおいて発生する熱は、バルブ1Bの全部にモールディングされているカバー3Cを通じて外気に放熱することができる。
【0064】
図5および図6は、本実施の形態に係る蛍光ランプの製造方法を説明するための断面図である。図5を参照すると、バルブ1と回路構成体2とがフィラメント電極等により機械的電気的に接続された状態のものを下型13に固定し、上型14を下型13に結合させる。そして、溶融した絶縁樹脂を矢印3−aに沿って上型14に形成された注入口14aから注入する。
【0065】
図6を参照すると、所定の時間だけ上型14および下型13を冷却した後、矢印15に示す方向に沿って上型14を下型13から離す方向に上げる。その結果、バルブ1の一部と回路構成体2とを一体にして構成された絶縁樹脂カバー3付き回路付き蛍光ランプ100が完成する。蛍光ランプ100A〜100Cも同様の方法によって製造することができる。
【0066】
カバー3を構成する絶縁樹脂は、溶融したときの樹脂温度が190℃以上250℃以下の絶縁樹脂であることが好ましく、射出圧力が1Mpa以下の低圧で流動する樹脂が好ましく、ホットメルト樹脂がさらに好ましい。例えば、日本ペイント製パワータイト619、635および637等のポリアミド系の絶縁樹脂は、自由に着色でき、例えば210℃という低温で融解し、粘度も200℃で400〜3000mpa・sと低粘度であり、ホットメルト溶融液を金型等に射出する圧力も0.5Mpa以下で注入することができ、溶融したときの樹脂流動性はきわめてよい。また170℃において凝固し、型ばなれもよい。また熱伝導度も0.6W/mK以上の熱伝度を有する絶縁樹脂が好ましい。
【0067】
この結果、回路基板からの熱およびバルブからの熱を効率よく外気に放熱することができるとともに、回路基板およびその構成部品を耐熱限界温度以下に保つことができ、接着剤等の使用を削減することができ、簡素化した構成にすることができる蛍光ランプの製造方法を提供することができる。
【0068】
図7〜図12は、本実施の形態に係る蛍光ランプの他の製造方法を説明するための断面図である。
【0069】
図7を参照すると、バルブ1と回路構成体2とが接続固定されている状態のものを、バルブ1が安定して固定されるように下型20に配置する。そして、バルブ1と回路構成体2とが固定配置された下型20を矢印23に示すように回転させる。次に、溶融した樹脂を収容したタンク16からシリンジポンプ17を通じて、所定の圧力で配管18と注入ノズル19とを通して下型20とバルブ1の一部が接触している箇所を起点にして、矢印21に示す方向に沿って注入ノズル19を斜め上の方向に移動させながら、バルブ1の一部と回路構成体2の一部もしくは全体に溶融した樹脂を注入する。
【0070】
図8を参照すると、バルブ1の一部の箇所に溶融した絶縁樹脂3aに向かって、矢印24に示す方向に向かって側面型22を移動させる。そして図9に示すように、バルブ1の一部の溶融樹脂3aを所定の形状をした溶融樹脂3bにする。
【0071】
次に図10に示すように、ヒータ26が設けられ、溶融樹脂3bが所定の形状のカバーになるように削られた上型25を、矢印27に示す方向に沿って側面型22と結合するように下げる。その後図11に示すように、溶融した状態の絶縁樹脂3bを保持し、ヒータ26によって絶縁樹脂3bを溶融状態を保持又は再度溶融させて、所定の時間だけ冷却する。
【0072】
そして図12に示すように、上型25を矢印28aに示す方向に沿って側面型22から離すように移動させる。その後、側面型22を矢印28bに示す方向に沿って移動させると、バルブ1の一部と回路構成体2とをカバー3によって一体成形した蛍光ランプの製造が完了する。
【0073】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、回路からの熱およびバルブからの熱を効率よく外気に放熱することができる蛍光ランプおよび蛍光ランプの製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る蛍光ランプの構成を示す断面図
【図2】本実施の形態に係る他の蛍光ランプの構成を示す断面図
【図3】本実施の形態に係るさらに他の蛍光ランプの構成を示す断面図
【図4】本実施の形態に係るさらに他の蛍光ランプの構成を示す断面図
【図5】本実施の形態に係る蛍光ランプの製造方法を説明するための断面図
【図6】本実施の形態に係る蛍光ランプの製造方法を説明するための断面図
【図7】本実施の形態に係る蛍光ランプの他の製造方法を説明するための断面図
【図8】本実施の形態に係る蛍光ランプの他の製造方法を説明するための断面図
【図9】本実施の形態に係る蛍光ランプの他の製造方法を説明するための断面図
【図10】本実施の形態に係る蛍光ランプの他の製造方法を説明するための断面図
【図11】本実施の形態に係る蛍光ランプの他の製造方法を説明するための断面図
【図12】本実施の形態に係る蛍光ランプの他の製造方法を説明するための断面図
【符号の説明】
1 バルブ
2 回路構成体
3 カバー
4 ソケット
5 フィラメント
Claims (21)
- 光を放出するための放電ガスが封入されたバルブと、
前記バルブに封入された前記放電ガスを放電させるための電力を前記バルブへ供給する回路構成体と、
前記電力が供給された前記バルブから発生した熱と前記電力を供給する前記回路構成体から発生した熱とを外気へ放熱するように前記バルブおよび前記回路構成体とを一体に形成されたカバー部材とを具備することを特徴とする蛍光ランプ。 - 前記カバー部材は、絶縁樹脂によって構成されている、請求項1記載の蛍光ランプ。
- 前記カバー部材は、前記バルブの前記回路構成体側を密着して覆うように形成されている、請求項1記載の蛍光ランプ。
- 前記カバー部材は、前記回路構成体の全体を密着して覆うように形成されている、請求項1記載の蛍光ランプ。
- 前記カバー部材を構成する前記絶縁樹脂は、溶融したときの樹脂温度が190℃以上250℃以下になっており、射出圧力が1Mpa以下の低圧で流動する絶縁樹脂である、請求項2記載の蛍光ランプ。
- 前記カバー部材は、ホットメルト樹脂によって構成されている、請求項1記載の蛍光ランプ。
- 前記カバー部材を構成する前記絶縁樹脂の熱伝導度は、0.6W/mK以上になっている、請求項2記載の蛍光ランプ。
- 前記バルブから放出された前記光を透過させるために前記バルブを囲むように形成されたグローブをさらに具備している、請求項1記載の蛍光ランプ。
- 前記グローブは、前記バルブから放出された前記光を拡散して均一にする、請求項8記載の蛍光ランプ。
- 前記グローブは、前記電力が供給された前記バルブから発生した熱を前記カバー部材を介して外気へ放熱するように形成されている、請求項8記載の蛍光ランプ。
- 前記グローブは、樹脂によって構成されている、請求項8記載の蛍光ランプ。
- 前記グローブは、前記カバー部材と一体に形成されている、請求項8記載の蛍光ランプ。
- 前記回路構成体は、回路基板と前記回路基板に搭載された回路部品とを含んでいる、請求項1記載の蛍光ランプ。
- 前記バルブから光を放出させるために、前記回路構成体から供給される前記電力に基づいて、前記バルブに封入された前記放電ガスを放電させるフィラメントをさらに具備する、請求項1記載の蛍光ランプ。
- 前記バルブは、前記カバー部材に対向する位置に形成された凹部を有している、請求項1記載の蛍光ランプ。
- 前記バルブに封入された前記放電ガスを放電させるために前記バルブの凹部に設けられた励磁コイルをさらに具備する、請求項15記載の蛍光ランプ。
- 請求項1記載の蛍光ランプの製造方法であって、
前記回路構成体が設けられた前記バルブを下型に固定する工程と、
前記バルブに設けられた前記回路構成体を覆うように上型を前記下型に結合する工程と、
前記カバー部材を形成するために前記上型に形成された注入口から溶融した絶縁樹脂を注入する工程と、
前記溶融した絶縁樹脂を冷却した後、前記上型を前記下型から離す工程とを包含することを特徴とする蛍光ランプの製造方法。 - 前記溶融した絶縁樹脂の温度は、190℃以上250℃以下になっている、請求項17記載の蛍光ランプの製造方法。
- 前記溶融した絶縁樹脂を前記上型へ射出する射出圧力は、1Mpa以下になっている、請求項17記載の蛍光ランプの製造方法。
- 請求項1記載の蛍光ランプの製造方法であって、
前記回路構成体が設けられた前記バルブを下型に固定する工程と、
前記回路構成体が設けられた前記バルブが固定された前記下型を回転させながら、溶融した絶縁樹脂を前記バルブおよび前記回路構成体の外形に沿って注入する工程と、
前記バルブの外形に沿って注入された絶縁樹脂を側面型によって成形する工程と、
前記回路構成体の外形に沿って注入された絶縁樹脂を覆うように上型を前記側面型に結合する工程と、
前記上型によって覆われた前記絶縁樹脂を加熱して再度溶融させる工程と、
再度溶融した前記絶縁樹脂を冷却する工程と、
前記上型を前記側面型から離した後、前記側面型を前記絶縁樹脂から離す工程とを包含することを特徴とする蛍光ランプの製造方法。 - 前記注入する工程は、前記溶融した絶縁樹脂を注入するために前記溶融した絶縁樹脂を加圧する工程を含んでいる、請求項20記載の蛍光ランプの製造方法。
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JP2003146749A JP2004349175A (ja) | 2003-05-23 | 2003-05-23 | 蛍光ランプおよび蛍光ランプの製造方法 |
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- 2003-05-23 JP JP2003146749A patent/JP2004349175A/ja active Pending
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