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JP2004323872A - 無電解めっき浴 - Google Patents

無電解めっき浴 Download PDF

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JP2004323872A
JP2004323872A JP2003116529A JP2003116529A JP2004323872A JP 2004323872 A JP2004323872 A JP 2004323872A JP 2003116529 A JP2003116529 A JP 2003116529A JP 2003116529 A JP2003116529 A JP 2003116529A JP 2004323872 A JP2004323872 A JP 2004323872A
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sodium
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JP2003116529A
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Inventor
Akira Maeda
晃 前田
Takeshi Maekawa
武之 前川
Shoji Miyashita
章志 宮下
Takuo Ozawa
拓生 小澤
Takanori Sone
孝典 曽根
Toshio Umemura
敏夫 梅村
Susumu Arai
進 新井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】複数種の金属の標準電位の差が大きくても、複数種の金属を同時に還元析出させることができる無電解めっき浴得る。
【解決手段】塩化物、ヨウ化物、硝酸塩および硫化物の少なくとも一種として含有された複数種の金属と、三塩化チタン(TiCl)と、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩(Na・EDTA)と、クエン酸三ナトリウム塩(Na・Citrate)と、ニトリロ三酢酸(NTA)と、チオ硫酸ナトリウム(Na)とピロ亜硫酸ナトリウム(Na)とを溶解した水溶液からなる。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属または合金を還元析出させるための無電解めっき浴に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
Snを還元析出させる方法として、所定濃度の、クエン酸三ナトリウム(Na・Citrate)・2HO、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(Na・EDTA)・2HO、ニトリロ三酢酸(NTA:N(CHCOOH))、塩化第1錫(SnCl)・2HOおよび三塩化チタン(TiCl)を溶解しためっき浴で、Ni−P被膜が施されたアルミナ基板上に厚さ1.1μmのSnめっき膜を還元析出させる方法が開示されている。(例えば、非特許文献1参照)
【0003】
また、クエン酸三ナトリウム(0.05〜0.50mol/リットル)、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(0.02〜0.16mol/リットル)、ニトリロ三酢酸(0.05〜0.40mol/リットル)、塩化第1錫+塩化鉛(0.02〜0.16mol/リットル)および三塩化チタン(0.02〜0.08mol/リットル)を溶解しためっき浴を用いて、PH5〜11および室温40〜80℃で、Sn−Pb合金を還元析出させる方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−101056号公報(第2頁)
【非特許文献1】
表面技術Vol.44、No11、pp102−pp107(1993)(Table1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
表1に、25℃における金属の標準電位を示す{めっき技術便覧、日刊工業新聞社pp27(1971)}が、この値が近いもの同士は、合金として比較的容易に析出することが知られている。
【0006】
【表1】
Figure 2004323872
【0007】
つまり、上記特許文献1に開示されているように、金属単体や、SnとPb等標準電位がほぼ等しい合金については、上記従来の還元析出型の無電解めっき浴を用いて還元析出できる。
しかし、例えば鉛を含まない高信頼なはんだ合金として知られるSn−3.5wt%Agの組成の膜を還元析出させる等、SnとAgのように標準電位の差が約1Vと差の大きい金属を同時に析出させることは困難であるという課題があった。
【0008】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、複数種の金属の標準電位の差が大きくても、複数種の金属を同時に還元析出させることができる無電解めっき浴を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の無電解めっき浴は、塩化物、ヨウ化物、硝酸塩および硫化物の少なくとも一種として含有された複数種の金属と、三塩化チタン(TiCl)と、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩(Na・EDTA)と、クエン酸三ナトリウム塩(Na・Citrate)と、ニトリロ三酢酸(NTA)と、チオ硫酸ナトリウム(Na)とピロ亜硫酸ナトリウム(Na)とを溶解した水溶液からなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本実施の形態においては、電子部品の端子用めっきとしてよく用いられる、Sn−3.5Ag(wt%)を中心組成とするめっき膜を得るための、還元析出タイプの無電解めっき浴を用いて、本発明を説明するが、本発明はこの構成に限定されない。
【0011】
比較例1.
上記特許文献1に開示されているめっき浴に含まれる組成の中で、表2に示すめっき浴を基本浴とし、これに、0.08Mの塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)を加えて溶けたことを確認し、NaCOでpHを7に調整した。なお、Mはmol/リットルを略して示すものである。
【0012】
【表2】
Figure 2004323872
【0013】
これに0.008MのAgNOを加えると、水溶液は即時に分解した。
また、0.008MのAgI、0.008MのAgClまたは0.008MのAgSを加えても数分以内に分解した。
このことから、表2の基本浴に、0.08Mの塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)を加えたものに、Agをどんな形で少量添加しても、建浴後数分で液が分解してしまうことが分かる。
【0014】
比較例2.
上記基本浴に、0.08Mの塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)を加えて溶けたことを確認し、NaCOでpHを7に調整した。
これに2Mのチオ硫酸ナトリウム(Na)と、0.008Mのヨウ化銀(AgI)とを加えると、建浴後数分で液が分解した。
【0015】
上記のように、複数種の金属の標準電位の差が、SnとPbとの間より大きく例えば、上記比較例に示すように、上記標準電位が約1V離れた金属では、上記基本浴に、チオ硫酸ナトリウム(Na)だけを含有した水溶液は数分以内に分解する。
しかし、発明者は上記基本浴に、チオ硫酸ナトリウム(Na)とピロ亜硫酸ナトリウム(Na)とを添加することにより、錯化作用が向上して、上記水溶液が分解することが防止されることを見出し本発明に到った。
以下実施の形態により本発明を具体的に説明する。
【0016】
実施の形態1.
本発明の第1の実施の形態のめっき浴を得るために、上記基本浴に、0.08Mの塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)を加えて溶けたことを確認し、NaCOでpHを7に調整し、これに2Mのチオ硫酸ナトリウム(Na)と、0.08Mのピロ亜硫酸ナトリウム(Na)と、0.008Mのヨウ化銀(AgI)とを加えて建浴したが、建浴時に分解は生じなかった。また、これを1ヶ月室温放置しても分解は生じなかった。
【0017】
実施の形態2.
実施の形態1において、ヨウ化銀の代わりに、0.008MのAgNO、0.008MのAgCl、または0.008MのAgSを添加する他は、実施の形態1と同様にしてめっき浴を調整したが、建浴時に分解は生じなかった。
また、これを1ヶ月間室温放置しても分解は生じなかった。すなわち、銀を塩化物、ヨウ化物または硫化物として添加しても、同様の効果が得られる。
【0018】
実施の形態3.
実施の形態2において、塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)の代わりに、硫化錫(SnS)またはヨウ化錫(SnI)を添加したが、実施の形態2と同様の効果が得られることが確認できた。なお、2水和物でない形態で塩化錫を同様の濃度で加えたが、同様の効果が得られた。
【0019】
実施の形態4.
本発明の実施の形態のめっき浴として、上記基本浴に0.08Mの塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)を加えて溶けたことを確認し、NaCOでpHを7に調整し、これに2Mのチオ硫酸ナトリウム(Na)と0.08Mのピロ亜硫酸ナトリウム(Na)、さらに0.008Mのヨウ化銀(AgI)と、0.008MのAgNOと、0.008MのAgClと、0.008MのAgSとを全て添加したが、建浴時に分解は生じなかった。また、これを1ヶ月室温放置しても分解は生じなかった。
また、0.008Mのヨウ化銀(AgI)、0.008MのAgNO、0.008MのAgClおよび0.008MのAgSの中から任意に2つ以上を選択して、同様の実験を行ったが、建浴時に液の分解は生じず、1ヶ月間室温放置しても分解は生じなかった。
【0020】
実施の形態5.
本実施の形態においては、上記表2に示す基本浴に、塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)とヨウ化銀(AgI)とを表3のパターン1の組成で添加し、SnイオンとAgイオンの総濃度が0〜0.20mol/リットル(=M)となるように調整する。
【0021】
【表3】
Figure 2004323872
【0022】
表3において、パターン1の組成で上記金属イオンの総濃度0〜0.20Mの範囲とし、0〜3.0Mのチオ硫酸ナトリウム(Na)と0〜0.17Mのピロ亜硫酸ナトリウム(Na)とを含有するめっき浴を調整し、各所定の金属イオンの総濃度における、上記めっき浴の組成とその液状態を表にまとめて各々図1〜図12に示す。
【0023】
つまり、上記基本浴に、表3のパターン1に示す所定の塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)を加えて溶けたことを確認し、NaCOでpHを7に調整した。さらに、所定濃度のチオ硫酸ナトリウム(Na)と、ピロ亜硫酸ナトリウム(Na)と、ヨウ化銀(AgI)とを加えた後1週間放置して、液が分解しなかった場合は「○」、1時間以上分解せず1週間未満で分解した場合は「△」、1時間未満で分解した場合は「×」と評価して図1〜図12の表に示す。
【0024】
図1から、上記金属イオンが0Mの場合はチオ硫酸ナトリウムが少なくとも3.0M以下で、かつピロ硫酸ナトリウム0.17M以下ではめっき浴が安定であることがわかる。
また、図11および図12から、金属イオンの総濃度が0.18M以上ではチオ硫酸ナトリウムが3.0M以下でかつピロ硫酸ナトリウム0.17M以下でも、めっき浴が不安定であることがわかる。
【0025】
しかし、金属イオンの総濃度を0.01〜0.16M、チオ硫酸ナトリウム(Na)を1.0〜2.5M、ピロ亜硫酸ナトリウム(Na)を0.02〜0.16Mとして含有する第1のめっき浴は、少なくとも1時間未満で分解することはないので、速やかな使用により所期目的を達成することができる。
上記第1のめっき浴において、さらに、チオ硫酸ナトリウム(Na)を1.5〜2.0Mで、かつピロ亜硫酸ナトリウム(Na)を0.07〜0.09Mとして含有する第2のめっき浴は、1週間放置しても分解せず所期目的を達成することができる。
また、上記第1のめっき浴において、金属イオンの総濃度を0.01〜0.10M、チオ硫酸ナトリウム(Na)を1.5〜2.0M、ピロ亜硫酸ナトリウム(Na)を0.06〜0.11Mとして含有する第3のめっき浴は1週間放置しても分解せず所期目的を達成することができる。
【0026】
また、図1に示すように、金属イオンの総濃度が0.01Mではチオ硫酸ナトリウム(Na)が1.0〜2.5Mで、かつピロ亜硫酸ナトリウム(Na)が0.02〜0.16Mでも殆どのめっき浴は1週間放置しても分解せず所期目的を達成することができるが、金属イオンが0.01Mでは希薄で、下記実施の形態に示すようにめっき膜の形成が実質的に不可能となるので、本実施の形態のめっき浴における金属イオンの総濃度は0.02〜0.16Mの範囲が望ましい。
【0027】
なお、本実施の形態において、塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)とヨウ化銀(AgI)を表3に示すパターン2またはパターン3の組成で、SnイオンとAgイオンの総濃度を調整した場合も、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0028】
実施の形態6.
上記実施の形態1のめっき浴において、TiClの濃度を0〜0.10Mまで0.02M間隔で増加させてめっき浴を調整したが、0.10M以上とすると、めっき浴はすぐに分解した。また、還元剤であるTiClの濃度が0.02M未満であるとめっき膜の形成が実質的に不可能となるので、TiClの濃度は0.02〜0.08Mであるのが望ましい。
【0029】
実施の形態7.
上記実施の形態1〜6において、塩化錫の代わりに錫のヨウ化物、硝酸塩または硫化物を用いても、またヨウ化銀の代わりに銀の塩化物、硝酸塩または硫化物を用いても同様の効果を得ることができる。
【0030】
実施の形態8.
上記実施の形態1〜7において、錫と銀の組み合わせの代わりに、錫(Sn)、銀(Ag)、インジウム(In)、ビスマス(Bi)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)およびアンチモン(Sb)の内の少なくとも2種を用いても上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0031】
実施の形態9.
室温に保って建浴したPd触媒塗布液{商品名:メルプレート アクチベータ,メルテックス(株)製}に、w10mm×L50mm×t0.5mmの銅板を3分間浸漬後、35℃に保った10wt%硫酸水溶液中に3分間浸漬し、その後NaCOでpHを7に調整し、60℃に保たれた上記実施の形態1〜8のめっき浴に60分間浸漬させた。
その結果、金属イオンの総濃度が0.01Mの場合は、めっき厚さが0.01μm以上にはならなかった。
一方、同様の実験を金属イオンの総濃度が0.02Mとなるようにして建浴すると、めっき膜が0.1μm以上析出した。
このことから、塩化物、ヨウ化物、硝酸塩または硫化物として添加される複数種の金属イオンの総濃度が0.02M以上であると、1回の浸漬で得られるめっき膜厚が実用的となることがわかる。
【0032】
実施の形態10.
実施の形態9と同様にして、銅板に0.5μmのめっき膜を形成した。
別途、上記銅板にSn−40Pb(wt%)電解めっきを0.5μm施した。
上記めっき膜表面にメタルマスクと市販のSn−3.0Ag−0.5Cuソルダーペーストを用いて、φ5μm×100μmに印刷し、265℃に設定したホットプレート上に20秒間保持して、濡れ広がる面積を比較したが、ほぼ同様の結果であった。
このことから、本実施の形態のめっき浴を用いて得られた無電解めっき膜は、電解で設けたものとほぼ同等の充分信頼性の高い膜であることがわかる。
【0033】
実施の形態11.
上記基本浴に、0.08Mの塩化第1錫2水和物(SnCl・2HO)を加えて溶けたことを確認し、NaCOまたはNHOHでpHを1未満から14超えまで調整した。
これに2Mのチオ硫酸ナトリウム(Na)と、0.08Mのピロ亜硫酸ナトリウム(Na)と、0.008Mのヨウ化銀(AgI)とを加えて建浴し、液温を−10℃〜95℃まで5℃毎に調整し、これに実施の形態9と同様の前処理が施された銅板を浸漬した。
その結果、pHが1未満、または14超えの場合は、液が分解した。
温度が0℃未満、または90℃を超えても液が分解した。
これら以外の条件、すなわちpH1〜14、かつ液温0〜90℃でSn−Ag合金膜の析出を確認した。
【0034】
実施の形態12.
実施の形態9と同様にして、Sn−3.5Ag(wt%)となる条件を見出し、銅板10枚をめっきして、電子線マイクロアナライザーを用いて定性・定量分析を10点平均で行ったところ、検出元素はSnとAgで、定量平均値はSn―3.5Agと目標通りでばらつきが少ないことを確認した。
また、断面観察を電子顕微鏡で行うことにより膜厚分布について調査を行ったが、ほぼ0.5μmで一定であることを確認した。
さらにSn−40Pb電解めっき膜と比較して、凹凸が少ないことも確認した。
また他の金属元素でも本実施の形態と同様の実験を実施したが、同様の効果が得られた。
【0035】
実施の形態13.
チップ{商品名:Phase1,日立超LSIシステムズ(株)製}に、実施の形態9と同様の前処理を行い、実施の形態1のめっき浴を90℃に保った水溶液中に最高5時間浸漬させたが、高分子材料の剥離や割れ等の傷みは検出できなかった。
また健全に各パターンとも膜が析出されており、5時間までの間に5μmを確認した。これは現状の置換型のめっき浴で得られるめっき膜厚の約3倍である。
さらに表面観察や断面観察を電子顕微鏡で実施し、高さバラツキや表面の凹凸が現行プロセスと比較して小さいことを確認した。
本ウエハをダイシングしてチップ化した後、同様のパターンを有する有機基板とフラックスを用いて接合してみたが、健全に接合されることを確認した。
健全に接合されている本サンプルが十分な信頼性が得られることは自明である。
【0036】
【発明の効果】
本発明の第1の無電解めっき浴は、塩化物、ヨウ化物、硝酸塩および硫化物の少なくとも一種として含有された複数種の金属と、三塩化チタン(TiCl)と、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩(Na・EDTA)と、クエン酸三ナトリウム塩(Na・Citrate)と、ニトリロ三酢酸(NTA)と、チオ硫酸ナトリウム(Na)とピロ亜硫酸ナトリウム(Na)とを溶解した水溶液からなり、複数種の金属の標準電位の差が大きくても、複数種の金属を同時に還元析出させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属イオンの総濃度が0Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図2】金属イオンの総濃度が0.01Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図3】金属イオンの総濃度が0.02Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図4】金属イオンの総濃度が0.04Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図5】金属イオンの総濃度が0.06Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図6】金属イオンの総濃度が0.08Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図7】金属イオンの総濃度が0.10Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図8】金属イオンの総濃度が0.12Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図9】金属イオンの総濃度が0.14Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図10】金属イオンの総濃度が0.16Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図11】金属イオンの総濃度が0.18Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。
【図12】金属イオンの総濃度が0.20Mである、本発明の実施の形態に係わるめっき浴の組成と液状態を表にまとめて示す説明図である。

Claims (3)

  1. 塩化物、ヨウ化物、硝酸塩および硫化物の少なくとも一種として含有された複数種の金属と、三塩化チタン(TiCl)と、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩(Na・EDTA)と、クエン酸三ナトリウム塩(Na・Citrate)と、ニトリロ三酢酸(NTA)と、チオ硫酸ナトリウム(Na)とピロ亜硫酸ナトリウム(Na)とを溶解した水溶液からなる無電解めっき浴。
  2. 下記組成を有する請求項1に記載の無電解めっき浴。
    塩化物、ヨウ化物、硝酸塩または硫化物として含有された複数種の金属:0.02〜0.16mol/リットル
    三塩化チタン(TiCl):0.02〜0.08mol/リットル
    エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩(Na・EDTA):0.02〜0.16mol/リットル
    クエン酸三ナトリウム塩(Na・Citrate):0.05〜0.50mol/リットル
    ニトリロ三酢酸(NTA):0.05〜0.40mol/リットル
    チオ硫酸ナトリウム(Na):1〜2.5mol/リットル
    ピロ亜硫酸ナトリウム(Na):0.02〜0.16mol/リットル
  3. 金属が、錫(Sn)、銀(Ag)、インジウム(In)、ビスマス(Bi)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)およびアンチモン(Sb)の少なくとも2種であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無電解めっき浴。
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