JP2004318306A - 映像記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】映像記憶装置10は、窓ガラス46に関連する所望箇所を撮影するためのCCDビデオカメラ12を含み、映像データを映像メモリ26に記憶する。窓ガラス46の一端部に設けられた発光部48から窓ガラス46中に特定の光を発し、窓ガラス46中を伝搬してくる光を窓ガラス46の他端部に設けられた光検出部50によって検出する。光検出部50での検出結果に基づいてCPU38は映像メモリ26の記憶動作を制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は映像記憶装置に関し、より特定的には、窓ガラスの破損を伴う事故や事件が発生したとき、その発生の瞬間の前後の状況を再現することによって、事故原因の解析や事件の解決に寄与できる、映像記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の交通事故が発生したとき、警察の現場検証や保険会社の状況確認等にあたり、事故の正確な状況を把握することは困難である。また、車両や建物に不法侵入する車上狙いや空き巣等の事件では、侵入者(犯人)は自らの痕跡を残さないようにするのが通常であり、侵入者を特定することは容易ではない。
そこで近年、車両の交通事故の状況を把握し事故原因を解明するため、あるいは建物への侵入者を特定し事件の解決に寄与できるように、事故や事件発生時点での状況を撮影し記録する装置が使用されている。
その一例として、加速度センサやヨーレートセンサ等を用いて事故を検出するものがある(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−257495号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこの従来技術は、走行状態にある車両に衝突事故が発生したときその事故を検出するためには適しているが、停車あるいは駐車中の車両に発生した事故を検出するためには適さない。
特に、窓ガラスを衝撃を与えずに切り取って車両や建物に侵入する場合には、加速度センサやヨーレートセンサ等は有効に働かないので、これらの事件には対応することが困難である。
【0005】
また、車両の交通事故や車両や建物への侵入等は窓ガラスの破損を伴うことが多いが、窓ガラスの破損を検出して交通事故や事件の状況を撮影し記憶する技術は見当たらない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、窓ガラスの破損を検出して事故や事件発生時の状況を撮影し記憶することができる、映像記憶装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の映像記憶装置は、窓ガラスに関連する所望箇所を撮影するための撮影手段、撮影手段によって得られた映像データを記憶する記憶手段、窓ガラスの一端部に設けられかつ特定の光を窓ガラス中に発する発光手段、窓ガラスの他端部に設けられかつ窓ガラス中を伝搬してくる光を検出する光検出手段、および光検出手段での検出結果に基づいて記憶手段の記憶動作を制御する制御手段を備える。
【0007】
請求項2に記載の映像記憶装置は、窓ガラスに関連する所望箇所を撮影するための撮影手段、撮影手段によって得られた映像データを記憶する記憶手段、窓ガラスの一端部に設けられかつ超音波を窓ガラス中に発する超音波発信手段、窓ガラスの他方端に設けられかつ窓ガラス中を伝搬してくる超音波を受信する超音波受信手段、および超音波受信手段での受信結果に基づいて記憶手段の記憶動作を制御する制御手段を備える。
【0008】
請求項3に記載の映像記憶装置は、窓ガラスに関連する所望箇所を撮影するための撮影手段、撮影手段によって得られた映像データを記憶する記憶手段、窓ガラスの一端部に設けられかつ窓ガラス中を伝搬してくる音の周波数を検出する周波数検出手段、および周波数検出手段での検出結果に基づいて記憶手段の記憶動作を制御する制御手段を備える。
【0009】
請求項4に記載の映像記憶装置は、請求項1から3のいずれかに記載の映像記憶装置において、記憶手段に映像データとともに時刻を示す時刻データを記憶することを特徴とする。
【0010】
なお、この発明は自動車等の車両や家屋・ビルディング等の建物に用いられ、「窓ガラスに関連する所望箇所」とは、車両や建物の内外や窓ガラス近傍等をいう。
【0011】
請求項1に記載の映像記憶装置では、窓ガラスが割れると窓ガラス内の光の伝搬が割れた箇所で妨げられ、光検出手段での受光レベルが著しく低下するので、光検出手段での受光レベルが所定値以下になることによって窓ガラスの破損を検出でき、交通事故や事件の発生を検出できる。また、発光手段から発せられる特定の光は太陽光等の他の光と区別できるので、光検出手段での検出処理に太陽光等が支障にならない。窓ガラスの破損を検出すると、制御手段は、たとえば窓ガラスの破損から所定時間経過後に記憶手段に対して書き込み停止の信号を出力し、記憶手段には窓ガラス破損の前後の一定時間分の映像データが記憶される。このようにして、窓ガラスが破損した場合にはその発生時点の前後の状況を撮影し記憶できるので、交通事故の原因の解明や事件における犯人の特定に寄与することが可能となる。
【0012】
請求項2に記載の映像記憶装置では、窓ガラスが割れると超音波発信手段から発せられた超音波の伝搬は割れた箇所で妨げられ、超音波受信手段での受信レベルが著しく低下するので、超音波受信手段での受信レベルが所定値以下になることによって窓ガラスの破損を検出でき、交通事故や事件の発生を検出できる。窓ガラスの破損を検出すると、請求項1と同様に制御手段は記憶手段の記憶動作を制御し、記憶手段には窓ガラス破損の前後の一定時間分の映像データが記憶される。このようにして、窓ガラスが破損した場合にはその発生時点の前後の状況を撮影し記憶できるので、交通事故の原因の解明や事件における犯人の特定に寄与することが可能となる。
【0013】
請求項3に記載の映像記憶装置では、窓ガラスが割れるとき周波数が所定値の固有周波数を有する振動音が発生するので、所定値の周波数を検出することによって窓ガラスの破損を検出でき、交通事故や事件の発生を検出できる。窓ガラスの破損を検出すると、請求項1と同様に制御手段は記憶手段の記憶動作を制御し、記憶手段には窓ガラス破損の前後の一定時間分の映像データが記憶される。このようにして、窓ガラスが破損した場合にはその発生時点の前後の状況を撮影し記憶できるので、交通事故の原因の解明や事件における犯人の特定に寄与することが可能となる。また、光や信号等の発生手段を要しないので、コストを抑えることができる。
【0014】
請求項4に記載の映像記憶装置では、状況の撮影時刻を示す時刻データを記憶手段に記憶することによって、交通事故や事件の状況をより正確に把握することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明する。
図1を参照して、この発明の一実施形態の映像記憶装置10は、たとえば車両や建物に用いられ、CCDビデオカメラ12を含む。CCDビデオカメラ12は、車両や建物の内外や窓ガラス46(後述)近傍を撮影できるように設けられ、被写体の反射する光量に比例するアナログの光信号を電気信号に変換し映像信号を得る。CCDビデオカメラ12からの映像信号は、輝度信号と、搬送色信号と、バースト、垂直および水平の同期信号とからなるコンポジット信号である。なお、このように半導体で構成されるCCDを用いたビデオカメラは、振動、衝撃に強くかつそのサイズを小さくできる。
【0016】
CCDビデオカメラ12からの映像信号はY/C分離回路14に入力されて輝度信号と色信号とに分離された後、輝度・色信号処理回路16でY信号、R−Y信号、B−Y信号が得られる。これらの信号は高周波成分が除去されて、アナログマルチプレクサ18に入力され、時間軸上に順次並べられた後、A/D変換回路20によってA/D変換されデジタル化される。このとき、A/D変換のビット幅はたとえば6ビットに設定される。
【0017】
デジタル化されたY信号、R−Y信号、B−Y信号はシリアル・パラレル変換回路22によってシリアルからパラレルに変換された後、水平・垂直フィルタ回路24に入力され、垂直走査線の間引きが行われる。間引き処理された信号が映像データとして映像メモリ26に書き込まれる。
【0018】
映像データは通常のテレビジョンと同程度のフレーム数で映像メモリ26に逐次蓄積されていく。この蓄積の方法としては、いわゆるFIFO(First In First Out)で、蓄積された順番に出力される。したがって、映像メモリ26はエンドレスでかつメモリ容量に応じた一定時間分の映像データを記憶する。映像メモリ26には、時計回路28から撮影時刻を示す時刻データが同時に書き込まれる。映像メモリ26に書き込まれた映像データは、出力処理回路30によって水平同期信号に同期したサンプリングクロックで読み出され、D/A変換回路32でアナログ信号に変換され、Y/C合成回路34で合成された後、ビデオ出力回路36から図示しないモニタに出力され、モニタに映像を表示できる。映像メモリ26に書き込まれた時刻データも読み出され、モニタに時刻を表示できる。
【0019】
このような映像メモリ26にはCPU38が接続され、CPU38には、映像記憶装置10の動作を制御するためのプログラム等が格納されるROM40、演算結果等が一時的に格納されるRAM42、映像データ蓄積の開始、停止および停止解除等を指示する信号を入力するための入力部44が接続される。
【0020】
車両や建物の窓ガラス46の一端部には窓ガラス46中に光を発することができるように発光部48が設けられ、他端部には窓ガラス46中を伝搬してくる光を検出できるように光検出部50が設けられ、光検出部50からの出力がCPU38に与えられる。好ましくは、発光部48は窓ガラス46の一端側部に、光検出部50は窓ガラス46の他端側部にそれぞれ設けられる。発光部48はLEDを含み、たとえば予め設定されたオン/オフのパターンに従ってLEDに電流を流すことによって、発光部48から特定パターンの光を出力する。光検出部50としては、フォトトランジスタ、フォトダイオード、CDS(硫化カドミウム)等が用いられる。
【0021】
発光部48から窓ガラス46中に光を発したとき、窓ガラス46内を伝搬する光は、正常時には常に光検出部50によって検出される。しかし、窓ガラス46が割れると、発光部48から窓ガラス46内に発した光の伝搬は割れた箇所で妨げられ、光検出部50における受光レベルが著しく低下する。したがって、光検出部50での受光レベルが所定値以下になれば窓ガラス46が破損したと判断し、光検出部50からCPU38へ破損検出の信号が送られる。それに応じて、所定時間経過後にCPU38は映像メモリ26に対し、記憶動作を停止するよう停止信号を出力する。これによって、映像メモリ26には、窓ガラス46の破損検出前後の一定時間分の映像データが蓄積される。
【0022】
図2を参照して、映像記憶装置10の映像メモリ26の動作を簡単に説明する。
正常時には映像メモリ26に映像データが蓄積され(ステップS1)、停止信号が入力されなければ(ステップS3がNO)映像データの蓄積が継続される。停止信号が入力されれば(ステップS3がYES)映像データの蓄積が停止される(ステップS5)。すなわち、停止信号が入力するまで、映像メモリ26にエンドレスで一定時間分の映像データが蓄積され続ける。そして、停止解除信号が入力されなければ(ステップS7がNO)蓄積停止状態が継続され、停止解除信号が入力されると(ステップS7がYES)、ステップS1に戻り、映像データの蓄積が再開される。
【0023】
このような映像記憶装置10によれば、光検出部50での受光レベルに基づいて窓ガラス46の破損を検出でき、交通事故や事件の発生を検出できる。
【0024】
また、発光部48から特定パターンの光を出力しこの光を光検出部50で検出するように構成することによって、当該特定パターンの光と太陽光等の他の光とを区別できるので、光検出部50での検出動作を太陽光等が妨害することを防止でき、精度よく特定の光を検出できる。さらに、発光部48に高輝度のLEDを使用しかつ指向性を鋭くすることによって光検出部50での検出精度をさらに向上できる。
【0025】
そして、窓ガラス46が破損した場合にはその発生時点の前後の状況を撮影し記憶できるので、交通事故の原因の解明や事件における犯人の特定に寄与することが可能となる。
【0026】
また、発光部48および光検出部50は窓ガラス46の両端部に設けられるので、窓ガラス46が車両のフロントガラスであっても視界の妨げにならない。
【0027】
さらに、ビデオ出力回路36にモニタを接続することにより、何度でも窓ガラス破損検出前後の一定時間分の映像を再現できる。
【0028】
さらに、状況の撮影時刻を示す時刻データを映像メモリ26に記憶し撮影時刻をモニタに表示できるので、交通事故や事件の状況をより正確に把握することができる。
【0029】
なお、発光部48から可視光が発せられる場合には、視界の妨げになることが懸念されるが、光の伝搬路に反射する部分がないかぎり光が見えることはない。
【0030】
映像メモリ26に記憶する時刻に正確さが要求される場合には、たとえばGPSからの時刻データや標準電波を受信して使用すればよい。時報の標準電波のデータには年、月、日、時、分、秒の極めて正確なデータが含まれている。
【0031】
また、図3に示すように、発光部48に換えて超音波発信器48aを用い、光検出部50に換えて超音波受信機50aを用いてもよい。すなわち、窓ガラス46の一端部には窓ガラス46内に超音波を発することができるように超音波発信器48aが設けられ、他端部には窓ガラス46内を伝搬してくる超音波を受信できるように超音波受信機50aが設けられてもよい。
【0032】
この場合、超音波発信器48aから窓ガラス46内に超音波を発すると、超音波受信機50aでこの超音波を受信する。窓ガラス46が割れると超音波の伝搬は割れた箇所で妨げられ、受信レベルが著しく低下する。したがって、超音波受信機50aでの受信レベルが所定値以下になれば窓ガラス46が破損したと判断し、超音波受信機50aからCPU38へ破損検出の信号が送られる。それに応じて、所定時間経過後にCPU38は映像メモリ26に対し、記憶動作を停止するよう停止信号を出力する。これによって、映像メモリ26には、窓ガラス46の破損検出前後の一定時間分の映像データが蓄積される。
【0033】
この場合には、超音波受信機50aでの受信レベルに基づいて窓ガラス46の破損を検出でき、交通事故や事件の発生を検出できる。そして、窓ガラス46が破損した場合には、その発生時点の前後の状況を撮影し記憶できるので、交通事故の原因の解明や事件における犯人の特定に寄与することが可能となる。
【0034】
さらに、図4に示すように、超音波発信器48aを用いず超音波受信機50aのみを用いてもよい。
【0035】
窓ガラス46が割れると周波数が所定値の固有周波数を有する振動音を発する。したがって、超音波受信機50aが所定値の周波数を検出すれば、窓ガラス46が破損したと判断し、超音波受信機50aからCPU38へ破損検出の信号が送られる。それに応じて、所定時間経過後にCPU38は映像メモリ26に対し、記憶動作を停止するよう停止信号を出力する。これによって、映像メモリ26には、窓ガラス46の破損検出前後の一定時間分の映像データが蓄積される。
【0036】
この場合には、振動音の周波数に基づいて窓ガラス46の破損を検出でき、交通事故や事件の発生を検出できる。そして、窓ガラス46が破損した場合にはその発生時点の前後の状況を撮影し記憶できるので、交通事故の原因の解明や事件における犯人の特定に寄与することが可能となる。
また、超音波発信器48aが不要であるので、コストを抑えることができる。
【0037】
さらに、図5に示すように、窓ガラス46に形成された導体52を利用してもよい。
この場合、自動車バッテリー54に分圧抵抗56、導体52および分圧抵抗58を直列接続し、導体52と分圧抵抗58との間の端子60の電圧を信号出力として取り出し、CPU38に与える。導体52の抵抗は、分圧抵抗56および58の抵抗値に比べ無視できる程度に設定される。たとえば、自動車バッテリー54が13.8Vの場合、端子60の信号出力が5Vになるように分圧抵抗56および58の抵抗比が決定される。
【0038】
導体52は、たとえば、アルミ細線からなり、窓ガラス46が割れると切断されるように窓ガラス46全面に亘ってくし歯状に形成される。導体52は、窓ガラス46に直接貼り付けてもよいし、シート(図示せず)に導体箔を貼り付け細線かつくし歯状に加工し窓ガラス46に貼り付けた後シートを剥がすようにしてもよい。シートを透明に構成すれば、視界の邪魔にならないのでシートを剥がさなくてもよく、また、導体52も透明に構成されることが望ましい。
【0039】
このような構成において、窓ガラス46が割られると導体52は切断されるので、端子60の信号出力は0Vになり、この信号出力をCPU38に与えて窓ガラス46の破損を知らせる。
【0040】
なお、車両を止めているときの揺れを感知する揺れ感知センサやドアの開閉を感知する開閉センサの出力を、映像メモリ26の記憶動作を停止させる停止信号としてもよい。
また、携帯電話等の電話機を映像記憶装置10に接続しておき、外部から当該電話機に電話をかけて映像メモリ26の記憶動作の開始・停止を制御するようにしてもよい。
さらに、ビデオカメラとして真空管タイプのビジコン等が用いられてもよい。
【0041】
【発明の効果】
この発明によれば、窓ガラスが破損した場合にはその発生時点の前後の状況を撮影し記憶でき、交通事故の原因の解明や事件における犯人の特定に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】映像メモリの動作の一例を示すフロー図である。
【図3】この発明の他の実施形態の要部を示すブロック図である。
【図4】この発明のその他の実施形態の要部を示すブロック図である。
【図5】さらにその他の実施形態の要部を示す回路図である。
【符号の説明】
10 映像記憶装置
12 CCDビデオカメラ
26 映像メモリ
28 時計回路
38 CPU
40 ROM
42 RAM
46 窓ガラス
48 発光部
48a 超音波発信器
50 光検出部
50a 超音波受信機
Claims (4)
- 窓ガラスに関連する所望箇所を撮影するための撮影手段、
前記撮影手段によって得られた映像データを記憶する記憶手段、
前記窓ガラスの一端部に設けられかつ特定の光を前記窓ガラス中に発する発光手段、
前記窓ガラスの他端部に設けられかつ前記窓ガラス中を伝搬してくる前記光を検出する光検出手段、および
前記光検出手段での検出結果に基づいて前記記憶手段の記憶動作を制御する制御手段を備える、映像記憶装置。 - 窓ガラスに関連する所望箇所を撮影するための撮影手段、
前記撮影手段によって得られた映像データを記憶する記憶手段、
前記窓ガラスの一端部に設けられかつ超音波を前記窓ガラス中に発する超音波発信手段、
前記窓ガラスの他方端に設けられかつ前記窓ガラス中を伝搬してくる前記超音波を受信する超音波受信手段、および
前記超音波受信手段での受信結果に基づいて前記記憶手段の記憶動作を制御する制御手段を備える、映像記憶装置。 - 窓ガラスに関連する所望箇所を撮影するための撮影手段、
前記撮影手段によって得られた映像データを記憶する記憶手段、
前記窓ガラスの一端部に設けられかつ前記窓ガラス中を伝搬してくる音の周波数を検出する周波数検出手段、および
前記周波数検出手段での検出結果に基づいて前記記憶手段の記憶動作を制御する制御手段を備える、映像記憶装置。 - 前記記憶手段に前記映像データとともに時刻を示す時刻データを記憶する、請求項1から3のいずれかに記載の映像記憶装置。
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JP2008102824A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Tokai Rika Co Ltd | ガラス割れ検出装置 |
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