JP2004311537A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】下層の導電層と上層の配線を接続させるコンタクトホールを、Wプラグ構造により構成するものにおいて、コンタクトホール抵抗を低減させた半導体装置を得る。
【解決手段】ゲート電極3を含むシリコン基板1上に形成された第一層間絶縁膜8にコンタクトホールを形成し、このコンタクトホールに、Wプラグ9を埋め込み、第一層間絶縁膜8上に第二層間絶縁膜10を形成し、Wプラグ9を露出させた後、エッチングによりWプラグ9をリセスさせたのち、コンタクトホール中のWプラグ9上にCu配線11を形成して、コンタクトホール抵抗を低減させた半導体装置を得る。
【選択図】 図1
【解決手段】ゲート電極3を含むシリコン基板1上に形成された第一層間絶縁膜8にコンタクトホールを形成し、このコンタクトホールに、Wプラグ9を埋め込み、第一層間絶縁膜8上に第二層間絶縁膜10を形成し、Wプラグ9を露出させた後、エッチングによりWプラグ9をリセスさせたのち、コンタクトホール中のWプラグ9上にCu配線11を形成して、コンタクトホール抵抗を低減させた半導体装置を得る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、配線構造の抵抗を減少させる構造を有する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術では、Cu配線を用いた配線構造をとる場合、コンタクトホールと配線をCuで全て埋めてしまうデゥアルダマシン構造と、WプラグとCu配線を組み合わせたシングルダマシン構造とが用いられている。このシングルダマシン構造とした時、コンタクトホール抵抗はデゥアルダマシン構造とした時よりも大きく、それはWプラグがCuよりも高抵抗であることがひとつの要因である。これはCuに限らず金属配線よりもWが高抵抗である場合には同様である。
このシングルダマシン構造を示すものとして、特許文献1があり、そこには、絶縁層を貫通して接続孔が形成され、接続孔を埋め込むように高融点金属であるタングステンのプラグが形成されているものが記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−87353号公報(第4〜5頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、シングルダマシン構造では、WプラグがCuよりも高抵抗であるために、コンタクトホール抵抗は、デゥアルダマシン構造とした時よりも大きいという問題があった。
また、コンタクトホール抵抗を下げる方法としては、コンタクトホールを複数個配置することが考えられる。しかし、この方法では、コンタクトホールは、最小の間隔以下には配置できないため、仮に2個配置するためには上層の配線と下層の配線は、共にコンタクトホール2個の幅に加えて最小のコンタクトホール間隔分の幅が必要であるという問題があった。
【0005】
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、下層の導電層と上層の配線を接続させるコンタクトホールのホール抵抗を低減させた半導体装置を得ることを第一の目的としている。
また、上層の配線と下層の配線の幅が広くない場合にも、コンタクトホール抵抗を低くすることができるコンタクトホール形状を有する半導体装置を得ることを第二の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる半導体装置においては、下層の導電層上に形成された層間絶縁膜、この層間絶縁膜を貫通するように設けられたコンタクトホール、このコンタクトホール内の下層の導電層上に形成されたタングステンプラグ、及びこのタングステンプラグ上に形成された上層の配線層を備え、タングステンプラグの高さは、層間絶縁膜表面より低いものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を説明する。
下層の導電層と上層の配線を接続させるコンタクトホールにおいて、Wプラグ構造をもつコンタクト構造において、Wプラグをリセスさせることにより、コンタクトホール内をWと金属により埋める。金属配線がWと比較して低抵抗である場合、コンタクトホール内に占める金属配線の割合がWと比較して大きいほど、コンタクトホールの抵抗は、Wだけでコンタクトホールを満たした場合と比較して低減させることが可能となる。
【0008】
以下、図を用いて具体的に説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による半導体装置を示す断面図である。
図1において、シリコン基板1には、分離酸化膜2、ゲート電極3が形成されている。ゲート電極3の側壁には、側壁絶縁膜4が形成され、シリコン基板1には、不純物拡散層5及び不純物拡散層6が形成されている。不純物拡散層6(下層の導電層)上のシリコン基板1とゲート電極3上には、シリサイド層7が形成され、さらにその上に第一層間絶縁膜8が形成されている。第一層間絶縁膜8を貫通するようにコンタクトホールが設けられている。このコンタクトホールにはWプラグ9が埋め込まれ、Cu配線11(上方の配線層)が形成されている。第二層間絶縁膜10は、第一層間絶縁膜8上に形成されている。
【0009】
次に、実施の形態1による半導体装置の製造方法について述べる。
分離酸化膜2、ゲート電極3は、良く知られた方法により形成され、不純物注入により薄い不純物拡散層5を形成した後、ゲート電極3の側壁に側壁絶縁膜4を形成し、その後不純物を注入して、RTAなどの熱処理を加えて不純物拡散層6を形成する。その後、シリサイド層7を不純物拡散層6上のシリコン基板1とゲート電極3上に形成して、その上に、第一層間絶縁膜8を、酸化膜や窒化膜を堆積させ、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により表面を平坦化させることにより、形成する。
【0010】
その後、写真製版によりコンタクト形成部以外をレジストで覆い、第一層間絶縁膜8にコンタクトホールを形成する。その後スパッタ法により、Ti/TiNのバリアメタルを堆積させた後、Wをデポして、CMPにより第一層間絶縁膜8の上層のWとバリアメタルを除去して表面を平坦化させる。
窒化膜を約50nm全面にデポして、その上に低誘電率の酸化膜を500nmデポして第二層間絶縁膜10を形成した後、写真製版により配線形成部以外をレジストで覆い、プラズマエッチングにより酸化膜と窒化膜を除去して、コンタクトホールに埋め込まれたWプラグ9の上面を露出させる。
【0011】
その後、プラブマエッチによりWをエッチングさせていく。
その後、Ta/TaN、Cuをスパッタして、ウエハ表面にCuメッキを行い、CMPにより第二層間絶縁膜10上のCuとTa/TaNを研磨して除去を行い、配線内とコンタクトホール内のWがリセスされた部分をCuで満たし、Cu配線11を形成する。
この構造によれば、コンタクトホール内は、WとCuにより埋められる。Cuは、Wと比較して低抵抗であるために、コンタクトホール内に占めるCuの割合がWと比較して大きいほど、ホール抵抗は、Wだけ埋め込まれた場合と比較して低抵抗になる。
【0012】
なお、図1に基づく説明では、不純物拡散層と配線層を接続するコンタクトホールについて、説明したが、実施の形態1のWプラグの構造は、これに限らず、上下の配線層を接続するコンタクトホールについても適用することができる。
【0013】
実施の形態1によれば、コンタクトホール内のWをリセスさせるため、ホール抵抗を、Wだけ埋め込まれた場合と比較して低減することができる。
【0014】
実施の形態2.
図1の構造は、実施の形態1で述べた方法のような、コンタクトホール形成後に、エッチバックによりWプラグを形成する方法について述べたが、実施の形態2は、第二層間絶縁膜10をデポする前に、Wでコンタクトホール内を埋め込み、CMPにより、余分な領域のWを除去すると共にコンタクトホール内に埋め込まれたWをリセスさせるようにした。
この時、上層の配線は、Cuではなく、Alを用い、その場合、配線の形成方法は、ダマシンではなく、アルミをスパッタ法により全面に堆積させた後、写真製版によりパターニングを行い、プラズマエッチングによりアルミを選択的にエッチングしてアルミ配線を形成する。その後、第二層間絶縁膜10が形成される。
【0015】
実施の形態2によれば、CMPによるWのリセスを行い、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0016】
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。
図2は、この発明の実施の形態3による半導体装置を示す断面図である。
図2において、1〜4、6〜11は図1におけるものと同一のものである。
実施の形態3では、図1のWをリセスさせて残った高さを、ゲート電極3の高さよりも低くすることで、ゲート電極3上のWを省略することが可能になり、ゲートコンタクト抵抗をさらに低く形成することを可能にしたものである。この時、ゲート電極3は、Cuがシリコンへ拡散することを防ぐために金属ゲートとする必要がある。
また、図2の構造において、ゲート電極3に代り、抵抗素子や容量素子などにコンタクトホールが形成される場合にも、シリコン基板1とCu配線11の間に形成された基板表面よりも高い素子に形成されるコンタクトホールの底辺よりも、他のコンタクトホール内のリセスさせたWの高さを低くすることで、その素子に形成されるコンタクトホールの抵抗を低くすることが可能になる。
【0017】
実施の形態3によれば、基板表面よりも高い素子に形成されるコンタクトホールの抵抗を低くすることができる。
【0018】
実施の形態4.
次に、実施の形態4について説明する。
図3は、この発明の実施の形態4による半導体装置を示す断面図である。
図3において、1〜8、10、11は図1におけるものと同一のものである。コンタクトホールには、ホール内金属層12が設けられている。
実施の形態4は、実施の形態1の形成方法において、バリアメタルのスパッタを強い指向性を持たせた方法により、底部にCuがシリコンに拡散していくことを十分に防ぐ厚さまで堆積させることにより、ホール内金属層12を形成し、埋め込まれるWそのものを省略する構造である。
【0019】
なお、図3に基づく説明では、不純物拡散層と配線層を接続するコンタクトホールについて、説明したが、実施の形態4のホール内金属層12は、これに限らず、上下の配線層を接続するコンタクトホールについても適用することができる。
【0020】
実施の形態4によれば、バリアメタルをコンタクトホールの低部に、Cuがシリコンに拡散していくことを十分に防ぐ厚さまで堆積させることにより、Wの埋め込みを省略することができる。
【0021】
実施の形態5.
次に、実施の形態5について説明する。
図4は、この発明の実施の形態5による半導体装置を示す図であり、図4(a)は、Cu配線を上から見た上面図、図4(b)は、図4(a)の破線A、A´の断面図である。
図4において、下層の配線13a、13bは、下層配線層間絶縁膜16中に形成され、上層の配線15は、上層配線層間絶縁膜18中に形成されている。下層の配線13a、13bと上層の配線15とを接続するコンタクトホール14a、14bは、下層配線層間絶縁膜16と上層配線層間絶縁膜18との間に介在する層間絶縁膜17に形成されている。
【0022】
最小のホールパターン14a(第一のコンタクトホール)は、下層の配線13a(第一の下層配線)と、上層のCu配線15とを接続するよう配置される。通常は、この最小のホールパターン14aを形成して上層の配線15と下層の配線とを接続させる。ただし、抵抗を下げるなどの理由でコンタクトホールを複数形成するためには、配線の幅は、コンタクトホールの大きさに加えて、コンタクトホールを隣接して形成するために必要なホールとホールの間隔分の幅が、コンタクトホールの数に応じて必要になる。
これに対して、図4(b)に示すように、最小のホールパターン14aを下層の配線13b(第二の下層配線)の長さ方向に延長した平面形状のホールパターン14b(第二のコンタクトホール)を形成することにより、幅は最小のコンタクトホール1個分であっても、長さ方向を延長することで、コンタクトホール抵抗を低減することが可能になる。
【0023】
実施の形態5によれば、配線の長さ方向に延長した形状のコンタクトホールを形成することにより、コンタクトホール抵抗を低減することができる。
【0024】
実施の形態6.
次に、実施の形態6について説明する。
図5は、この発明の実施の形態6による半導体装置を示す図であり、図5(a)は、Cu配線を上から見た上面図、図5(b)は、図5(a)の破線B、B´の断面図である。
図5において、下層の配線13a、13bは、下層配線層間絶縁膜16中に形成され、上層の配線15は、上層配線層間絶縁膜18中に形成されている。下層の配線13a、13bと上層の配線15とを接続するコンタクトホール14a、14cは、下層配線層間絶縁膜16と上層配線層間絶縁膜18との間に介在する層間絶縁膜17に形成されている。
【0025】
最小のホールパターン14a(第一のコンタクトホール)は、下層の配線13a(第一の下層配線)と、上層のCu配線15とを接続するよう配置される。通常は、この最小のホールパターン14aを形成して上層の配線15と下層の配線とを接続させる。
実施の形態6は、図5に示すように、最小のホールパターン14aを下層の配線13b(第二の下層配線)の幅と長さ方向共に延長した平面形状のホールパターン14c(第二のコンタクトホール)を形成することにより、コンタクトホールを複数置くことが不可能な配線幅に対して、幅と長さ方向を共に延長することで、コンタクトホール抵抗を低減することが可能になる。
【0026】
実施の形態6によれば、配線の幅と長さ方向共に延長した形状のコンタクトホールを形成することにより、コンタクトホール抵抗を低減することができる。
【0027】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、下層の導電層上に形成された層間絶縁膜、この層間絶縁膜を貫通するように設けられたコンタクトホール、このコンタクトホール内の下層の導電層上に形成されたタングステンプラグ、及びこのタングステンプラグ上に形成された上層の配線層を備え、タングステンプラグの高さは、層間絶縁膜表面より低いので、タングステンプラグを用いる構造においてコンタクトホール抵抗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による半導体装置を示す断面図である。
【図2】この発明の実施の形態3による半導体装置を示す断面図である。
【図3】この発明の実施の形態4による半導体装置を示す断面図である。
【図4】この発明の実施の形態5による半導体装置を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態6による半導体装置を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 分離酸化膜、3 ゲート電極、4 側壁絶縁膜、
5 不純物拡散層、6 不純物拡散層、7 シリサイド層、
8 第一層間絶縁膜、9 Wプラグ、10 第二層間絶縁膜、11 Cu配線、
12 ホール内金属層、13a,13b 下層の配線、
14a 最小のホールパターン、14b,14c ホールパターン、
15 上層の配線、16 下層配線層間絶縁膜、17 層間絶縁膜、
18 上層配線層間絶縁膜。
【発明の属する技術分野】
この発明は、配線構造の抵抗を減少させる構造を有する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術では、Cu配線を用いた配線構造をとる場合、コンタクトホールと配線をCuで全て埋めてしまうデゥアルダマシン構造と、WプラグとCu配線を組み合わせたシングルダマシン構造とが用いられている。このシングルダマシン構造とした時、コンタクトホール抵抗はデゥアルダマシン構造とした時よりも大きく、それはWプラグがCuよりも高抵抗であることがひとつの要因である。これはCuに限らず金属配線よりもWが高抵抗である場合には同様である。
このシングルダマシン構造を示すものとして、特許文献1があり、そこには、絶縁層を貫通して接続孔が形成され、接続孔を埋め込むように高融点金属であるタングステンのプラグが形成されているものが記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−87353号公報(第4〜5頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、シングルダマシン構造では、WプラグがCuよりも高抵抗であるために、コンタクトホール抵抗は、デゥアルダマシン構造とした時よりも大きいという問題があった。
また、コンタクトホール抵抗を下げる方法としては、コンタクトホールを複数個配置することが考えられる。しかし、この方法では、コンタクトホールは、最小の間隔以下には配置できないため、仮に2個配置するためには上層の配線と下層の配線は、共にコンタクトホール2個の幅に加えて最小のコンタクトホール間隔分の幅が必要であるという問題があった。
【0005】
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、下層の導電層と上層の配線を接続させるコンタクトホールのホール抵抗を低減させた半導体装置を得ることを第一の目的としている。
また、上層の配線と下層の配線の幅が広くない場合にも、コンタクトホール抵抗を低くすることができるコンタクトホール形状を有する半導体装置を得ることを第二の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる半導体装置においては、下層の導電層上に形成された層間絶縁膜、この層間絶縁膜を貫通するように設けられたコンタクトホール、このコンタクトホール内の下層の導電層上に形成されたタングステンプラグ、及びこのタングステンプラグ上に形成された上層の配線層を備え、タングステンプラグの高さは、層間絶縁膜表面より低いものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を説明する。
下層の導電層と上層の配線を接続させるコンタクトホールにおいて、Wプラグ構造をもつコンタクト構造において、Wプラグをリセスさせることにより、コンタクトホール内をWと金属により埋める。金属配線がWと比較して低抵抗である場合、コンタクトホール内に占める金属配線の割合がWと比較して大きいほど、コンタクトホールの抵抗は、Wだけでコンタクトホールを満たした場合と比較して低減させることが可能となる。
【0008】
以下、図を用いて具体的に説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による半導体装置を示す断面図である。
図1において、シリコン基板1には、分離酸化膜2、ゲート電極3が形成されている。ゲート電極3の側壁には、側壁絶縁膜4が形成され、シリコン基板1には、不純物拡散層5及び不純物拡散層6が形成されている。不純物拡散層6(下層の導電層)上のシリコン基板1とゲート電極3上には、シリサイド層7が形成され、さらにその上に第一層間絶縁膜8が形成されている。第一層間絶縁膜8を貫通するようにコンタクトホールが設けられている。このコンタクトホールにはWプラグ9が埋め込まれ、Cu配線11(上方の配線層)が形成されている。第二層間絶縁膜10は、第一層間絶縁膜8上に形成されている。
【0009】
次に、実施の形態1による半導体装置の製造方法について述べる。
分離酸化膜2、ゲート電極3は、良く知られた方法により形成され、不純物注入により薄い不純物拡散層5を形成した後、ゲート電極3の側壁に側壁絶縁膜4を形成し、その後不純物を注入して、RTAなどの熱処理を加えて不純物拡散層6を形成する。その後、シリサイド層7を不純物拡散層6上のシリコン基板1とゲート電極3上に形成して、その上に、第一層間絶縁膜8を、酸化膜や窒化膜を堆積させ、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により表面を平坦化させることにより、形成する。
【0010】
その後、写真製版によりコンタクト形成部以外をレジストで覆い、第一層間絶縁膜8にコンタクトホールを形成する。その後スパッタ法により、Ti/TiNのバリアメタルを堆積させた後、Wをデポして、CMPにより第一層間絶縁膜8の上層のWとバリアメタルを除去して表面を平坦化させる。
窒化膜を約50nm全面にデポして、その上に低誘電率の酸化膜を500nmデポして第二層間絶縁膜10を形成した後、写真製版により配線形成部以外をレジストで覆い、プラズマエッチングにより酸化膜と窒化膜を除去して、コンタクトホールに埋め込まれたWプラグ9の上面を露出させる。
【0011】
その後、プラブマエッチによりWをエッチングさせていく。
その後、Ta/TaN、Cuをスパッタして、ウエハ表面にCuメッキを行い、CMPにより第二層間絶縁膜10上のCuとTa/TaNを研磨して除去を行い、配線内とコンタクトホール内のWがリセスされた部分をCuで満たし、Cu配線11を形成する。
この構造によれば、コンタクトホール内は、WとCuにより埋められる。Cuは、Wと比較して低抵抗であるために、コンタクトホール内に占めるCuの割合がWと比較して大きいほど、ホール抵抗は、Wだけ埋め込まれた場合と比較して低抵抗になる。
【0012】
なお、図1に基づく説明では、不純物拡散層と配線層を接続するコンタクトホールについて、説明したが、実施の形態1のWプラグの構造は、これに限らず、上下の配線層を接続するコンタクトホールについても適用することができる。
【0013】
実施の形態1によれば、コンタクトホール内のWをリセスさせるため、ホール抵抗を、Wだけ埋め込まれた場合と比較して低減することができる。
【0014】
実施の形態2.
図1の構造は、実施の形態1で述べた方法のような、コンタクトホール形成後に、エッチバックによりWプラグを形成する方法について述べたが、実施の形態2は、第二層間絶縁膜10をデポする前に、Wでコンタクトホール内を埋め込み、CMPにより、余分な領域のWを除去すると共にコンタクトホール内に埋め込まれたWをリセスさせるようにした。
この時、上層の配線は、Cuではなく、Alを用い、その場合、配線の形成方法は、ダマシンではなく、アルミをスパッタ法により全面に堆積させた後、写真製版によりパターニングを行い、プラズマエッチングによりアルミを選択的にエッチングしてアルミ配線を形成する。その後、第二層間絶縁膜10が形成される。
【0015】
実施の形態2によれば、CMPによるWのリセスを行い、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0016】
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。
図2は、この発明の実施の形態3による半導体装置を示す断面図である。
図2において、1〜4、6〜11は図1におけるものと同一のものである。
実施の形態3では、図1のWをリセスさせて残った高さを、ゲート電極3の高さよりも低くすることで、ゲート電極3上のWを省略することが可能になり、ゲートコンタクト抵抗をさらに低く形成することを可能にしたものである。この時、ゲート電極3は、Cuがシリコンへ拡散することを防ぐために金属ゲートとする必要がある。
また、図2の構造において、ゲート電極3に代り、抵抗素子や容量素子などにコンタクトホールが形成される場合にも、シリコン基板1とCu配線11の間に形成された基板表面よりも高い素子に形成されるコンタクトホールの底辺よりも、他のコンタクトホール内のリセスさせたWの高さを低くすることで、その素子に形成されるコンタクトホールの抵抗を低くすることが可能になる。
【0017】
実施の形態3によれば、基板表面よりも高い素子に形成されるコンタクトホールの抵抗を低くすることができる。
【0018】
実施の形態4.
次に、実施の形態4について説明する。
図3は、この発明の実施の形態4による半導体装置を示す断面図である。
図3において、1〜8、10、11は図1におけるものと同一のものである。コンタクトホールには、ホール内金属層12が設けられている。
実施の形態4は、実施の形態1の形成方法において、バリアメタルのスパッタを強い指向性を持たせた方法により、底部にCuがシリコンに拡散していくことを十分に防ぐ厚さまで堆積させることにより、ホール内金属層12を形成し、埋め込まれるWそのものを省略する構造である。
【0019】
なお、図3に基づく説明では、不純物拡散層と配線層を接続するコンタクトホールについて、説明したが、実施の形態4のホール内金属層12は、これに限らず、上下の配線層を接続するコンタクトホールについても適用することができる。
【0020】
実施の形態4によれば、バリアメタルをコンタクトホールの低部に、Cuがシリコンに拡散していくことを十分に防ぐ厚さまで堆積させることにより、Wの埋め込みを省略することができる。
【0021】
実施の形態5.
次に、実施の形態5について説明する。
図4は、この発明の実施の形態5による半導体装置を示す図であり、図4(a)は、Cu配線を上から見た上面図、図4(b)は、図4(a)の破線A、A´の断面図である。
図4において、下層の配線13a、13bは、下層配線層間絶縁膜16中に形成され、上層の配線15は、上層配線層間絶縁膜18中に形成されている。下層の配線13a、13bと上層の配線15とを接続するコンタクトホール14a、14bは、下層配線層間絶縁膜16と上層配線層間絶縁膜18との間に介在する層間絶縁膜17に形成されている。
【0022】
最小のホールパターン14a(第一のコンタクトホール)は、下層の配線13a(第一の下層配線)と、上層のCu配線15とを接続するよう配置される。通常は、この最小のホールパターン14aを形成して上層の配線15と下層の配線とを接続させる。ただし、抵抗を下げるなどの理由でコンタクトホールを複数形成するためには、配線の幅は、コンタクトホールの大きさに加えて、コンタクトホールを隣接して形成するために必要なホールとホールの間隔分の幅が、コンタクトホールの数に応じて必要になる。
これに対して、図4(b)に示すように、最小のホールパターン14aを下層の配線13b(第二の下層配線)の長さ方向に延長した平面形状のホールパターン14b(第二のコンタクトホール)を形成することにより、幅は最小のコンタクトホール1個分であっても、長さ方向を延長することで、コンタクトホール抵抗を低減することが可能になる。
【0023】
実施の形態5によれば、配線の長さ方向に延長した形状のコンタクトホールを形成することにより、コンタクトホール抵抗を低減することができる。
【0024】
実施の形態6.
次に、実施の形態6について説明する。
図5は、この発明の実施の形態6による半導体装置を示す図であり、図5(a)は、Cu配線を上から見た上面図、図5(b)は、図5(a)の破線B、B´の断面図である。
図5において、下層の配線13a、13bは、下層配線層間絶縁膜16中に形成され、上層の配線15は、上層配線層間絶縁膜18中に形成されている。下層の配線13a、13bと上層の配線15とを接続するコンタクトホール14a、14cは、下層配線層間絶縁膜16と上層配線層間絶縁膜18との間に介在する層間絶縁膜17に形成されている。
【0025】
最小のホールパターン14a(第一のコンタクトホール)は、下層の配線13a(第一の下層配線)と、上層のCu配線15とを接続するよう配置される。通常は、この最小のホールパターン14aを形成して上層の配線15と下層の配線とを接続させる。
実施の形態6は、図5に示すように、最小のホールパターン14aを下層の配線13b(第二の下層配線)の幅と長さ方向共に延長した平面形状のホールパターン14c(第二のコンタクトホール)を形成することにより、コンタクトホールを複数置くことが不可能な配線幅に対して、幅と長さ方向を共に延長することで、コンタクトホール抵抗を低減することが可能になる。
【0026】
実施の形態6によれば、配線の幅と長さ方向共に延長した形状のコンタクトホールを形成することにより、コンタクトホール抵抗を低減することができる。
【0027】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、下層の導電層上に形成された層間絶縁膜、この層間絶縁膜を貫通するように設けられたコンタクトホール、このコンタクトホール内の下層の導電層上に形成されたタングステンプラグ、及びこのタングステンプラグ上に形成された上層の配線層を備え、タングステンプラグの高さは、層間絶縁膜表面より低いので、タングステンプラグを用いる構造においてコンタクトホール抵抗を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による半導体装置を示す断面図である。
【図2】この発明の実施の形態3による半導体装置を示す断面図である。
【図3】この発明の実施の形態4による半導体装置を示す断面図である。
【図4】この発明の実施の形態5による半導体装置を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態6による半導体装置を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 分離酸化膜、3 ゲート電極、4 側壁絶縁膜、
5 不純物拡散層、6 不純物拡散層、7 シリサイド層、
8 第一層間絶縁膜、9 Wプラグ、10 第二層間絶縁膜、11 Cu配線、
12 ホール内金属層、13a,13b 下層の配線、
14a 最小のホールパターン、14b,14c ホールパターン、
15 上層の配線、16 下層配線層間絶縁膜、17 層間絶縁膜、
18 上層配線層間絶縁膜。
Claims (4)
- 下層の導電層上に形成された層間絶縁膜、この層間絶縁膜を貫通するように設けられたコンタクトホール、このコンタクトホール内の上記下層の導電層上に形成されたタングステンプラグ、及びこのタングステンプラグ上に形成された上層の配線層を備え、上記タングステンプラグの高さは、上記層間絶縁膜表面より低いことを特徴とする半導体装置。
- 基板上に形成されたゲート電極、このゲート電極を含む上記基板上に形成された層間絶縁膜、この層間絶縁膜を貫通するように設けられたコンタクトホール、このコンタクトホール内の上記基板上に形成されたタングステンプラグ、及びこのタングステンプラグ上に形成された配線層を備え、上記タングステンプラグの高さは、上記ゲート電極の表面より低いことを特徴とする半導体装置。
- 下層に配置された第一及び第二の下層配線、この第一及び第二の下層配線より上方に層間絶縁膜を介して配置され、上記第一及び第二の下層配線と接続される上層配線、上記第一の下層配線及び上記上層配線を接続するように上記層間絶縁膜に設けられた第一のコンタクトホール、及び上記第二の下層配線及び上記上層配線を接続するように上記層間絶縁膜に設けられ、上記第一のコンタクトホールよりも上記第二の下層配線の長さ方向に延長された平面形状を有する第二のコンタクトホールを備えたことを特徴とする半導体装置。
- 下層に配置された第一及び第二の下層配線、この第一及び第二の下層配線より上方に層間絶縁膜を介して配置され、上記第一及び第二の下層配線と接続される上層配線、上記第一の下層配線及び上記上層配線を接続するように上記層間絶縁膜に設けられた第一のコンタクトホール、及び上記第二の下層配線及び上記上層配線を接続するように上記層間絶縁膜に設けられ、上記第一のコンタクトホールよりも上記第二の下層配線の幅方向及び長さ方向共に延長された平面形状を有する第二のコンタクトホールを備えたことを特徴とする半導体装置。
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