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JP2004286507A - 三次元形状測定方法およびその装置 - Google Patents

三次元形状測定方法およびその装置 Download PDF

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JP2004286507A
JP2004286507A JP2003077196A JP2003077196A JP2004286507A JP 2004286507 A JP2004286507 A JP 2004286507A JP 2003077196 A JP2003077196 A JP 2003077196A JP 2003077196 A JP2003077196 A JP 2003077196A JP 2004286507 A JP2004286507 A JP 2004286507A
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coordinate
trajectories
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JP2003077196A
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Kohei Shinpo
晃平 新保
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】温度ドリフトによる誤差の大部分をデータ処理によって補正することができ、装置の改造や測定時間が延びる等大きなコストアップを伴わず、かかる誤差を解消する。
【解決手段】x−y平面で走査しつつ被測定面のz軸方向の高さを逐次測定し、被測定面の形状を出力する三次元形状測定方法に関する。第1の軌跡31と第2〜第nの軌跡とがx−y平面において交差するように面形状を測定する座標データ取得工程と、第iの軌跡(i=2〜n)の軌跡について第1の軌跡31とのx−y平面における交点を求める交点算出工程と、全ての交点における第1の軌跡31と第iの軌跡とのz座標の差を求めるz座標の差算出工程と、前記z座標の差算出工程で求めた各z座標の差から第iの軌跡座標データを補正する座標補正工程とを含む。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、x−y平面で走査しつつ被測定面のz軸方向の高さを逐次測定し、被測定面の形状を出力する三次元形状測定方法及びその装置に関し、例えば、走査レンズおよび走査レンズ用金型、また半導体ウエハやハードディスクドライブ装置のディスク面など、高精度の評価を要求される被測定物の三次元形状測定方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
物体表面の三次元形状の測定・評価に関して、半導体製造装置用光学素子や、レーザプリンタの走査レンズ等の分野で、高精度化の要求が高い。現在これらの形状を測定する手段に、触針式の三次元形状測定装置が多く用いられる。
【0003】
触針式三次元形状測定装置の一例を、図7を用いて示す。XYステージ1上のzステージ2に設置されたプローブ装置3は、プローブ3a先端を被測定物10の表面に接触させ、被測定物10との変位を求める高精度の変位センサである。またzステージ2には、x軸レーザ測長器20、z軸レーザ測長器22及びy軸レーザ測長器(図示せず)が設置されており、それぞれx軸基準ミラー21、z軸基準ミラー23及びy軸基準ミラー(図示せず)との距離を精密に測定する。また、制御装置(図示せず)は、所定の軌跡に基づいてXYステージ1を動作させると共に、プローブ装置3の出力である、zステージ2と被測定物10との距離を一定に保つように制御する。そして、制御装置(図示せず)は、XYステージ動作中の軌跡の各点での座標値(x、y、z)を順次記録する。一般に、測定データから設計形状との差である形状誤差を求め、これを基に被測定物の形状を評価したり、補正加工に用いたりする。
【0004】
触針式三次元形状測定装置で走査レンズおよび走査レンズ用金型の三次元形状誤差を評価する方法について、特開2002−5651号記載のように、主走査方向に少なくとも1本、これに直交する副走査方向に複数本の測定を行うことにより、形状を評価する方法が開示されている。
【0005】
触針式三次元形状測定装置の精度を悪化させる誤差要因の一つに、測定環境の温度変動に依存する誤差がある。これは主に基準ミラーを取り付けるフレームやzステージおよびプローブ装置の構成部材の熱膨張に起因するもので、変動の時間周期が数十分以上と比較的ゆっくりと変動する誤差成分である。以下これを温度ドリフトと呼ぶ。
【0006】
そこで測定を恒温曹内で行うなどにより室温の影響はある程度回避できるが、測定装置内部のXYステージ等に組み込まれたモータの発熱などの影響で完全に回避することはできない。
【0007】
これを改善する方法として、特許第3272952号に開示されるように、レーザ測長用基準ミラーを支持するフレームなどの構成部材に、熱膨張係数の小さい部材を使用することにより、かかる誤差を小さくした装置が開示されている。しかし、これによれば、熱膨張係数の小さい部材を使用する必要があり、測定装置に特殊な変更を加える必要があった。また、熱膨張係数の小さい部材は、加工が難しかったり、重量増となったり、剛性上不利となったりするという問題があった。さらに、熱膨張の小さい材料はコスト等で不利であり、最終的には被測定物の測定コストが増加してしまう。
【0008】
そこで、測定装置に特殊な変更を加えることなく、かかる誤差を低減する方法として、特開2000−227325号に記載されるように、測定中に所定の点の座標を測定する工程を加え、各時間における所定の点の座標の測定結果から、かかる誤差を推定し、これを補正する方法が開示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−5651号公報
【特許文献2】
特許第3272952号公報
【特許文献3】
特開2000−227325号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この方法の場合、測定途中で複数回にわたって所定の点の座標を測る工程が加わるので、測定時間が延び、装置の占有時間が増え、測定コストが増加してしまう。また、温度ドリフトを含む測定装置の誤差の影響で、厳密に所定の位置の座標を繰り返し測定するのは難しく、誤差が重畳してしまう。
【0011】
そこで本発明の目的は、温度ドリフトによる誤差の大部分をデータ処理によって補正することができ、装置の改造や測定時間が延びる等大きなコストアップを伴わず、かかる誤差を解消した形状測定方法及びその装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、x−y平面で走査しつつ被測定面のz軸方向の高さを逐次測定し、被測定面の形状を出力する三次元形状測定方法において、
第1の軌跡と第2〜第nの軌跡とがx−y平面において交差するように面形状を測定する座標データ取得工程と、
第iの軌跡(i=2〜n)の軌跡について第1の軌跡とのx−y平面における交点を求める交点算出工程と、
全ての交点における第1の軌跡と第iの軌跡とのz座標の差を求めるz座標の差算出工程と、
前記z座標の差算出工程で求めた各z座標の差から第iの軌跡座標データを補正する座標補正工程とを含むことを特徴とする三次元形状測定方法である。この構成では、温度ドリフト等による誤差の大部分をデータ処理によって補正することができ、装置の改造や測定時間が延びる等の大きなコストアップを伴わず、かかる誤差を解消することができる。
【0013】
また、請求項2の発明は、前記第1の軌跡が、所定の軌跡を往復するように動作させたものであることを特徴とする請求項1に記載の三次元形状測定方法である。この構成では、請求項1の効果に加えて、第1の軌跡の温度ドリフトの影響を減らすことにより、より高精度の形状測定を行うことができる。
【0014】
また、請求項3の発明は、前記座標データ取得工程における第2〜第nの軌跡が、その中央近傍で第1の軌跡と交差することを特徴とする請求項1又は2に記載の三次元形状測定方法である。この構成では、第2〜第nの軌跡それぞれの温度ドリフトの影響を減らすことで、より高精度の形状測定方法を行うことができる。
【0015】
また、請求項4の発明は、前記交点算出工程が、第2〜第nの軌跡全てについて、第1の軌跡から第iの軌跡とのx−y平面における交点近傍の複数の座標を抽出し、この抽出された複数の座標から第1の回帰直線を求める工程と、
第iの軌跡から第1の軌跡とのx−y平面における交点近傍の複数の座標を抽出し、この抽出された複数の座標から第2の回帰直線を求める工程と、
前記第1の回帰直線と前記第2の回帰直線との交点を求める工程とからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の三次元形状測定方法である。この構成では、測定装置のXYステージの各軸の動作方向とレーザ測長器の測長方向とに存在するずれの影響を受けずに、安定して温度ドリフトによる誤差の影響を解消することができる。
【0016】
また、請求項5の発明は、前記z座標の差算出工程が、第2〜第nの軌跡全てについて、第1の軌跡の座標データから第1の軌跡と第iの軌跡との交点近傍の複数の座標を抽出し、この抽出された複数の座標から最小二乗法で2次関数への近似を行って第1の回帰曲線を求める工程と、
該第1の回帰曲線の交点での値を解く工程と、
第iの軌跡の座標データから第1の軌跡と第iの軌跡との交点近傍の複数の座標を抽出し、この抽出された複数の座標から最小二乗法で2次関数への近似を行って第2の回帰曲線を求める工程と、
第2の回帰曲線の交点での値を解く工程と、
第1の回帰曲線の交点での値と第2の回帰曲線の交点での値との差を求める工程とからなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の三次元形状測定方法である。この構成では、特にレンズ面のように滑らかに湾曲した形状の被測定物に対して、安定して温度ドリフトによる誤差の影響を解消することができる。
【0017】
また、請求項6の発明は、x−y平面で走査しつつ被測定物のz軸方向の高さを逐次測定し、被測定面の形状を出力する三次元形状測定において、
第1の軌跡が、第2〜第nの軌跡とx−y平面において交差するように面形状を測定するとともに、各座標測定時の時刻を得る座標データ取得工程と、
第iの軌跡(i=2〜n)の軌跡について第1の軌跡とのx−y平面における交点を求める交点算出工程と、
全ての交点における第1の軌跡と第iの軌跡とのz座標の差を求めるz座標の差算出工程と、
第2〜第nの軌跡を測定時の各交点における時刻を求める時刻算出工程と、
各交点における時刻とz座標の差の関係から座標データを補正する座標補正工程とを含むことを特徴とする三次元形状測定方法である。この構成では、温度ドリフトの誤差のうち補正可能な成分をより多くすることで、より温度ドリフトの影響を解消することができる。
【0018】
また、請求項7の発明は、前記座標補正工程が、各交点における時刻とz座標の差の分布とを滑らかにつなぐ補間曲線を求め、この補間曲線を用いて第2〜第nの軌跡の全座標データを補正することを特徴とする請求項6に記載の三次元形状測定方法である。この構成では、温度ドリフトの誤差のうち補正可能な成分をより多くすることで、より温度ドリフトの影響を解消することができる。
【0019】
また、請求項8の発明は、前記請求項1〜7の何れかに記載の三次元形状測定方法をコンピュータに実行させるプログラムである。この構成では、従来の三次元形状測定装置に所定のソフトウエアを組み合わせることにより、温度ドリフトの影響を受けにくい形状測定を可能とする。
【0020】
また、請求項9の発明は、被測定物の被測定面のz軸方向高さを計測するプローブ装置と、
プローブ装置と被測定物とをx−y平面内で相対的に移動させる走査手段と、
第1の方向の少なくとも1本の軌跡とx−y平面で前記第1の方向の軌跡と交差する方向の複数本の軌跡とを測定するように前記走査手段を動作させる軌跡制御手段と、
プローブ装置の座標を逐次測定する座標測定手段と、
座標測定手段の出力とプローブ装置の出力と時計が出力する時刻とから、被測定面の座標と時刻を複数記録する記録手段と、
記録手段に記録された座標データから、第1の軌跡と、第1の軌跡に交差する全ての軌跡との交点のx−y平面内での座標を求める交点算出手段と、
前記交点の全てにおける各軌跡のz座標を求め、第1の軌跡とこれに交差する全ての軌跡のz方向の差を求めるz座標の差算出手段と、
各交点のz座標の差から第1の軌跡と交差する全ての軌跡のz方向座標を補正する座標補正手段とを備えていることを特徴とする三次元形状測定装置である。この構成では、温度ドリフトの影響を受けにくい三次元形状測定装置を提供することができる。
【0021】
また、請求項10の発明は、被測定物の被測定面のz軸方向高さを計測するプローブ装置と、
プローブ装置と被測定物とをx−y平面内で相対的に移動させる走査手段と、
第1の方向の少なくとも1本の軌跡とx−y平面で前記第1の方向の軌跡と交差する方向の複数本の軌跡とを測定するように前記走査手段を動作させる軌跡制御手段と、
プローブ装置の座標を逐次測定する座標測定手段と、
逐次時刻を出力する時計と、
座標測定手段の出力とプローブ装置の出力と時計が出力する時刻とから、被測定面の座標と時刻を複数記録する記録手段と、
記録手段に記録された座標データから、第1の軌跡と、第1の軌跡に交差する全ての軌跡との交点のx−y平面内での座標を求める交点算出手段と、
前記交点の全てにおける各軌跡のz座標を求め、第1の軌跡とこれに交差する全ての軌跡のz方向の差を求めるz座標の差算出手段と、
第1の軌跡に交差する全ての軌跡の各交点における時刻を求める時刻算出手段と、
各交点の時刻とz座標の差から第1の軌跡と交差する全ての軌跡のz方向座標を補正する座標補正手段とを備えていることを特徴とする三次元形状測定装置である。この構成では、温度ドリフトの影響をほとんど受けない三次元形状測定装置を提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1実施例)
図1は本発明に係る第1実施例の三次元形状測定装置で行うデータ取得工程を説明するための図、図2は本発明に係る第1実施例の三次元形状測定装置で行うデータ処理の流れ図、図3(A)はz軸基準ミラーを支持するフレームが温度ドリフトの影響で単調に伸びた場合の測定データの略図、同(B)は温度ドリフトによる誤差を補正した測定データの略図、図4は本発明に係る第1実施例の三次元形状測定装置に備える、形状測定を行うための機能ブロック図である。
【0023】
本実施例で使用する三次元形状測定装置の構成は従来例と同様であるので、主に異なる部分について次に説明する。
【0024】
本実施例での座標データ取得工程について図1を用いて説明する。まず所定の位置でプローブ先端を被測定面に接触させ、所定の圧力で接触を維持するようにzステージを制御しつつ、以下の手順でXYステージを動作させ、被測定面上の複数の軌跡それぞれに複数の三次元座標データを取得する。
【0025】
まず第1の点31aに移動し、ここでのzステージの座標を測定する。次に第2の点31bに移動し、zステージの座標を測定する。同様の方法で第1の軌跡31上を走査しつつ複数の座標を測定する。次に第3の点32aに移動し、前述と同様の方法で第2の軌跡32上の複数の座標を測定する。次に第4の点33aに移動し、前述と同等の方法で第3の軌跡33上の複数の座標を測定する。以下同様に第4から第nの軌跡上の複数の座標を測定する。ここで、第1の軌跡はその他の軌跡とx−y平面において交差している必要がある。ここで、本説明では第1の軌跡を最初に測定したが、各軌跡の測定の順番はこれに限定されない。
【0026】
以下に、取得した測定データから温度ドリフトによる誤差を補正する手順を示す。全体としては第1の軌跡を基準として第i(i=2〜n)の軌跡の誤差を補正する。図2に処理の流れを示す。
【0027】
まず交点算出工程について説明する。本実施例では第1の軌跡がx軸方向、第iの軌跡がy軸方向への走査なので、第1の軌跡のy座標平均値y1と第iの軌跡のx座標平均値xiを求め、座標(xi、y1)を交点とする。(図2のS1)
【0028】
次にz座標の差算出工程について説明する。本実施例では第1の軌跡からxi近傍の所定範囲内の座標データを抽出し、このx−z平面における回帰直線を求め、ここからxiにおける第1の軌跡のz座標z1を求める。同様に第iの軌跡からy1の近傍の所定範囲内の座標データを抽出し、このy−z平面における回帰直線を求め、ここからy1における第1の軌跡のz座標ziを求める。そしてz1とziの差Δziを求める。(図2のS2)
【0029】
ここで、温度ドリフトがある場合z1とziは同一にならない。これはz1を測定した時間とziを測定した時間に差があり、これに依存した温度ドリフトによる誤差が重畳しているからである。この一例として、z軸基準ミラーを支持するフレームが温度ドリフトの影響で単調に伸びた場合の測定データの略図を図3(A)に示す。なお、図3中、符号Kは平面を測ったときのプローブの軌跡である。
【0030】
最後に座標補正工程について説明する。具体的には、第iの軌跡に属する全座標のz座標にΔziを加えて第iの軌跡をシフトする。(図2のS3)
【0031】
これにより、x軸方向には、第1の軌跡の測定時間内の温度ドリフトによる誤差以外の誤差は補正され、y軸方向には第1の軌跡との交点を0として第2から第nの軌跡それぞれの測定時間内の温度ドリフトによる誤差以外は補正される。前述の例での補正後の測定データの略図を図3(B)に示す。
【0032】
図4は本発明における形状測定を行うための機能ブロック図を示す。ここで点線内の機能はそれぞれコンピュータ内のプログラムとして実現可能である。
図4に示すように、この三次元形状測定装置は、座標測定手段41と、プローブ装置3と、走査手段47と、軌跡制御手段46と、記録手段42と、交点算出手段43と、z座標の差算出手段44と、座標補正手段45とを備えている。
【0033】
前記座標測定手段41は、x軸レーザ測長器20、y軸レーザ測長器22、z軸レーザ測長器(図示せず)とから構成されている(図7参照)。前記プローブ装置3は、XYステージ1上のzステージ2に設置され、プローブ3a先端を被測定物10表面に接触させ、被測定物10との変位を求める高精度の変位センサである(図7参照)。前記走査手段47は、XYステージ1とXYステージ1上のzステージ2とから構成されている(図7参照)。前記軌跡制御手段46は、走査手段47を所定の軌跡、例えば図1に示した軌跡に基づいて制御する。前記記録手段42は、XYステージ動作中の軌跡の各点での座標値(x、y、z)を順次記録する。前記交点算出手段43は、上述した交点算出工程を行う機能を有している。前記z座標の差算出手段44は、上述したz座標の差算出工程を行う機能を有している。前記座標補正手段45は、上述した座標補正工程を行う機能を有している。
【0034】
ここで、本実施例は三次元形状測定装置として触針式のものを用いて説明したが、プローブ装置が被測定面のz座標を検出する高精度の変位センサであれば良く、例えば前述の特開2000−227325記載のような光触針を用いたものでも、同様の温度ドリフトが発生し、本発明の方法で補正を行うことができる。また本実施例ではプローブ装置をx、y、z軸方向に動作する例を示したが、本発明はこの場合に限られたものではなく、被測定物を動作させて形状測定を行うものであっても良い。
【0035】
また、本実施例では、被測定物として光学素子を用いて説明したが、本発明は半導体ウエハやハードディスクドライブ装置のディスク面など高精度を要求する面を、触針式形状測定装置で形状測定・評価する場合においても同様に使用できる。
【0036】
ここで、本方法は第1の軌跡31の走査時間中の温度ドリフトを補正することができない。そこで、この影響を小さくする方法を説明する。温度ドリフトは長い時間周期で変動するため、1本の軌跡の測定時間内では略一定に変化すると見なせる。そこで、第1の軌跡31の測定は、所定の軌跡を往復するように測定する。これにより往路と復路でz座標に差が出るが、前述のz座標の差算出工程で交点近傍の座標データを抽出し、回帰直線を求める工程で平均化され、温度ドリフトの影響を小さくすることができる。
【0037】
ここで、前述の取得するデータであるが、第iの軌跡(i=2〜n)はそれぞれx−y平面で第iの軌跡の中央近傍で第1の軌跡31と交差することが望ましい。本実施例では第iの軌跡を測定中の時間内における温度ドリフトの誤差は補正できないが、中央近傍のデータで補正することにより、かかる誤差を減らすことができる。
【0038】
次に、上述した第1実施例の交点算出工程についての変形例を説明する。
まず、第1実施例のようにy1とxiを求める。次に第1の軌跡31からy1近傍の所定範囲内の座標データを抽出し、ここからx−y平面における回帰直線を求める。また第iの軌跡からxi近傍所定の範囲内の座標データを抽出し、ここからx−y平面における回帰直線を求める。最後に2つの回帰直線の交点を求める。
【0039】
これにより、例えば測定装置のステージの移動方向とレーザ測長器の測長方向にズレが生じている場合においても、正確に交点を求めることが可能となる。
【0040】
また、本方法を用いることにより、例えば回転対称なレンズ面に対して、中心軸で交差する放射状の軌跡で測定、評価することも可能となる。
【0041】
次に、上述した第1実施例の座標の差算出工程についての変形例を説明する。
まず、第1の軌跡からxi近傍所定の範囲内の座標データを抽出し、このx−z平面における回帰曲線を求める。具体的には最小二乗法を用いて2次曲線に近似する。近似した2次関数での交点xiにおける値を解くことにより、第1の軌跡のz座標z1を求める。同様に第iの軌跡からy1の近傍の座標データを抽出し、このy−z平面における回帰曲線を求め、ここからy1における第1の軌跡のz座標ziを求める。最後にz1とziの差Δziを求める。
【0042】
交点におけるz座標を算出するに当たって、2次関数等に近似してこれを交点で解くことにより、レンズ面など緩やかに湾曲した面の形状を測定するに当たって、各軌跡で近傍数点の座標データが略直線に並んでいると見なせるほど十分小さいピッチで測定出来ない場合でも、高い精度で交点のz座標を算出することができる。
【0043】
(第2実施例)
本実施例では、第1実施例での座標データ取得工程において各座標データを取得したときの時刻を同時に取得する。
【0044】
以下に時刻算出工程について説明する。これは、前述の交点算出工程で算出した交点における測定時の時刻を算出する。具体的には前述のz座標の差算出工程と同様の方法で、第iの軌跡から交点近傍の複数の座標データを抽出し、y座標と時刻から回帰直線を算出し、yiにおける時刻tiを算出する。また、第1実施例と同様の方法で各交点におけるz座標の差Δziを求めておく。
【0045】
以下に、本実施例における座標補正工程を説明する。全交点のtiとΔziの分布は、第2から第nの軌跡内での時刻と誤差の関係を示している。第1実施例に示す方法では、各軌跡の補正に各交点1点のデータのみで補正を行ったが、本実施例では時刻と誤差の関係からそれぞれの時刻における誤差を推定し、全座標データを個別に補正する。具体的には、第3から第n−1の軌跡に付いては第i−1、i、i+1の3つの交点で時刻とz座標の差の関係から回帰直線を求め、第iの軌跡内の全座標データについて、回帰直線を用いて各座標の測定時刻でのΔzを求め、これを用いて各座標データの補正を行う。第2の軌跡は、第2と第3の交点を結ぶ直線から各座標の測定時刻での補正量を求め、補正する。第nの軌跡も同様に、第nと第n−1の交点を用いて補正する。これにより、各軌跡の測定時間内の温度ドリフトによる誤差の大半も補正することができる。
【0046】
また、本実施例における座標補正工程の変形例を以下に示す。tiとΔziの分布を滑らかにつなぐような補間曲線を求める。具体的にはスプライン関数などを用いると良い。そして第2から第nの軌跡の全座標データに対して、補間曲線から補正量を求め、補正を行う。これにより温度ドリフトによる誤差をより高精度に補正することができる。
【0047】
ここで、測定時の走査軌跡を工夫することで、より安定して温度ドリフトの補正を行う方法を2つ示す。図6(A)のように第2から第nの軌跡の始点と終点が第1の軌跡31上にある場合、時間軸で考えてtiとΔziの分布の中に第2から第nの軌跡の全座標データが存在することになる。tiとΔziの分布の外側を推定することを補間に対して補外といい、これを高い精度で安定して行うことは難しい。そこで、このような軌跡で測定することで補正すべき全ての座標の補正量を補間で求めることができ、安定して温度ドリフトの補正ができる。
【0048】
また、図6(B)のように、同心円状の測定軌跡を行う場合、各軌跡の始点と終点が第1の軌跡31上となるように測定すると、第1の軌跡31との交点が2点取れるので、第2から第nの走査の温度ドリフトを近似する直線を求めることができ、回帰直線から直接補正することができる。これにより、より簡易に各軌跡を測定中の温度ドリフトを補正できる。
【0049】
図5は本発明に係る第2実施例の三次元形状測定装置に備える、形状測定を行うための機能ブロック図である。
図5に示す機能ブロック図の点線内の機能はそれぞれコンピュータ内のプログラムとして実現可能である。なお、図4の第1実施例の三次元形状測定装置と共通する部分については同一の符号を付しその説明を省略する。
図5に示すように、この三次元形状測定装置は、図4の三次元形状測定装置に時計48と、時刻算出手段49とが付加されている。この時計48は、第1実施例での座標データ取得工程において各座標データを取得したときの時刻を同時に取得する。前記時刻算出手段49は、上述した時刻算出工程を行う機能を有している。
【0050】
なお、前述の全ての実施形態において、本発明は従来の測定装置に対して前述の機能を有するソフトウエアを組み込むことにより実現可能なものであり、かかるソフトウエアを記録したCD−ROM等の記録媒体として提供することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、線膨張係数の小さい材料を使用することなく、短い測定時間で、測定環境の温度変動などに依存する形状誤差の大部分を解消することができる。よって同一の測定装置を用いてより精度の高い形状測定を行うことが可能となる。
【0052】
また、請求項2の発明によれば、第1の軌跡の測定時間内の温度ドリフトの影響を減らし、より高精度の形状測定を行うことが可能となる。
【0053】
また、請求項3の発明によれば、各軌跡を測定する時間内の誤差成分による誤差量をより小さくすることができ、より高精度の形状測定を行うことが可能となる。
【0054】
また、請求項4の発明によれば、XYステージの動作方向とx、y軸測長手段の測長方向にズレがあったとしても、これによる影響をおさえ、本補正による精度の向上を安定して行うことができる。
【0055】
また、請求項5の発明によれば、特にレンズ面のように緩やかに湾曲した被測定面に対しても、補正の精度が落ちることがないので、より安定して高精度の形状測定を行うことができる。
【0056】
また、請求項6の発明によれば、第2から第nの奇跡の測定時間内での温度ドリフトの大部分を補正可能となり、より安定して高精度の形状測定を行うことができる。
【0057】
また、請求項7の発明によれば、第2から第nの奇跡の測定時間内での温度ドリフトのほとんどを補正可能となり、より安定して高精度の形状測定を行うことができる。
【0058】
また、請求項8の発明によれば、従来の形状測定装置に本発明によるソフトウエアを組み込むことにより、安価で温度ドリフトの影響を受けにくい形状測定を可能とする。
【0059】
また、請求項9の発明によれば、安価で温度ドリフトの影響を受けにくい三次元形状測定装置を提供できる。
【0060】
また、請求項10の発明によれば、安価で温度ドリフトの影響をほとんど受けない三次元形状測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の三次元形状測定装置で行うデータ取得工程を説明するための図である。
【図2】本発明に係る第1実施例の三次元形状測定装置で行うデータ処理の流れ図である。
【図3】(A)はz軸基準ミラーを支持するフレームが温度ドリフトの影響で単調に伸びた場合の測定データの略図、(B)は温度ドリフトによる誤差を補正した測定データの略図である。
【図4】本発明に係る第1実施例の三次元形状測定装置に備える、形状測定を行うための機能ブロック図である。
【図5】本発明に係る第2実施例の三次元形状測定装置に備える、形状測定を行うための機能ブロック図である。
【図6】(A)は、より安定して温度ドリフトの補正を行うための方法に用いる走査軌跡を示す図、(B)は、同様な方法に用いる他の走査軌跡の例を示す図である。
【図7】従来の触針式三次元形状測定装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
3 プローブ装置
31 第1の軌跡
31a 第1の点
31b 第2の点
32 第2の軌跡
32a 第3の点
33 第3の軌跡
33a 第4の点
41 座標測定手段
42 記録手段
43 交点算出手段
44 z座標の差算出手段
45 座標補正手段
46 軌跡制御手段
47 走査手段
48 時計
49 時刻算出手段

Claims (10)

  1. x−y平面で走査しつつ被測定面のz軸方向の高さを逐次測定し、被測定面の形状を出力する三次元形状測定方法において、
    第1の軌跡と第2〜第nの軌跡とがx−y平面において交差するように面形状を測定する座標データ取得工程と、
    第iの軌跡(i=2〜n)の軌跡について第1の軌跡とのx−y平面における交点を求める交点算出工程と、
    全ての交点における第1の軌跡と第iの軌跡とのz座標の差を求めるz座標の差算出工程と、
    前記z座標の差算出工程で求めた各z座標の差から第iの軌跡座標データを補正する座標補正工程とを含むことを特徴とする三次元形状測定方法。
  2. 前記第1の軌跡が、所定の軌跡を往復するように動作させたものであることを特徴とする請求項1に記載の三次元形状測定方法。
  3. 前記座標データ取得工程における第2〜第nの軌跡が、その中央近傍で第1の軌跡と交差することを特徴とする請求項1又は2に記載の三次元形状測定方法。
  4. 前記交点算出工程が、第2〜第nの軌跡全てについて、第1の軌跡から第iの軌跡とのx−y平面における交点近傍の複数の座標を抽出し、この抽出された複数の座標から第1の回帰直線を求める工程と、
    第iの軌跡から第1の軌跡とのx−y平面における交点近傍の複数の座標を抽出し、この抽出された複数の座標から第2の回帰直線を求める工程と、
    前記第1の回帰直線と前記第2の回帰直線との交点を求める工程とからなることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の三次元形状測定方法。
  5. 前記z座標の差算出工程が、第2〜第nの軌跡全てについて、第1の軌跡の座標データから第1の軌跡と第iの軌跡との交点近傍の複数の座標を抽出し、この抽出された複数の座標から最小二乗法で2次関数への近似を行って第1の回帰曲線を求める工程と、
    該第1の回帰曲線の交点での値を解く工程と、
    第iの軌跡の座標データから第1の軌跡と第iの軌跡との交点近傍の複数の座標を抽出し、この抽出された複数の座標から最小二乗法で2次関数への近似を行って第2の回帰曲線を求める工程と、
    第2の回帰曲線の交点での値を解く工程と、
    第1の回帰曲線の交点での値と第2の回帰曲線の交点での値との差を求める工程とからなることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の三次元形状測定方法。
  6. x−y平面で走査しつつ被測定物のz軸方向の高さを逐次測定し、被測定面の形状を出力する三次元形状測定において、
    第1の軌跡が、第2〜第nの軌跡とx−y平面において交差するように面形状を測定するとともに、各座標測定時の時刻を得る座標データ取得工程と、
    第iの軌跡(i=2〜n)の軌跡について第1の軌跡とのx−y平面における交点を求める交点算出工程と、
    全ての交点における第1の軌跡と第iの軌跡とのz座標の差を求めるz座標の差算出工程と、
    第2〜第nの軌跡を測定時の各交点における時刻を求める時刻算出工程と、
    各交点における時刻とz座標の差の関係から座標データを補正する座標補正工程とを含むことを特徴とする三次元形状測定方法。
  7. 前記座標補正工程が、各交点における時刻とz座標の差の分布とを滑らかにつなぐ補間曲線を求め、この補間曲線を用いて第2〜第nの軌跡の全座標データを補正することを特徴とする請求項6に記載の三次元形状測定方法。
  8. 前記請求項1〜7の何れかに記載の三次元形状測定方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 被測定物の被測定面のz軸方向高さを計測するプローブ装置と、
    プローブ装置と被測定物とをx−y平面内で相対的に移動させる走査手段と、
    第1の方向の少なくとも1本の軌跡とx−y平面で前記第1の方向の軌跡と交差する方向の複数本の軌跡とを測定するように前記走査手段を動作させる軌跡制御手段と、
    プローブ装置の座標を逐次測定する座標測定手段と、
    座標測定手段の出力とプローブ装置の出力と時計が出力する時刻とから、被測定面の座標と時刻を複数記録する記録手段と、
    記録手段に記録された座標データから、第1の軌跡と、第1の軌跡に交差する全ての軌跡との交点のx−y平面内での座標を求める交点算出手段と、
    前記交点の全てにおける各軌跡のz座標を求め、第1の軌跡とこれに交差する全ての軌跡のz方向の差を求めるz座標の差算出手段と、
    各交点のz座標の差から第1の軌跡と交差する全ての軌跡のz方向座標を補正する座標補正手段とを備えていることを特徴とする三次元形状測定装置。
  10. 被測定物の被測定面のz軸方向高さを計測するプローブ装置と、
    プローブ装置と被測定物とをx−y平面内で相対的に移動させる走査手段と、
    第1の方向の少なくとも1本の軌跡とx−y平面で前記第1の方向の軌跡と交差する方向の複数本の軌跡とを測定するように前記走査手段を動作させる軌跡制御手段と、
    プローブ装置の座標を逐次測定する座標測定手段と、
    逐次時刻を出力する時計と、
    座標測定手段の出力とプローブ装置の出力と時計が出力する時刻とから、被測定面の座標と時刻を複数記録する記録手段と、
    記録手段に記録された座標データから、第1の軌跡と、第1の軌跡に交差する全ての軌跡との交点のx−y平面内での座標を求める交点算出手段と、
    前記交点の全てにおける各軌跡のz座標を求め、第1の軌跡とこれに交差する全ての軌跡のz方向の差を求めるz座標の差算出手段と、
    第1の軌跡に交差する全ての軌跡の各交点における時刻を求める時刻算出手段と、
    各交点の時刻とz座標の差から第1の軌跡と交差する全ての軌跡のz方向座標を補正する座標補正手段とを備えていることを特徴とする三次元形状測定装置。
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