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JP2004276851A - クローラ走行装置 - Google Patents

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Publication number
JP2004276851A
JP2004276851A JP2003073922A JP2003073922A JP2004276851A JP 2004276851 A JP2004276851 A JP 2004276851A JP 2003073922 A JP2003073922 A JP 2003073922A JP 2003073922 A JP2003073922 A JP 2003073922A JP 2004276851 A JP2004276851 A JP 2004276851A
Authority
JP
Japan
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crawler belt
tension
wheel
crawler
track frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003073922A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Takechi
良 武市
Katsuhiko Hamamoto
勝彦 濱本
Hiroaki Nagai
浩昭 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atex Co Ltd
Original Assignee
Atex Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atex Co Ltd filed Critical Atex Co Ltd
Priority to JP2003073922A priority Critical patent/JP2004276851A/ja
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Abstract

【課題】クローラベルトの上下高さを低くでき、低重心で強固であるとともに、クローラベルトの緊張作業も容易に行うことのできるクローラ走行装置を提供する。
【解決手段】接地転輪3をクローラベルト内周面の案内突起8を挟む外転輪3a,3b形態にするとともに、前端部にテンション転輪4を軸支しトラックフレーム2に対して前後に移動固定可能の調節杆9と、該調節杆9の移動を案内する案内筒10とを設け、該案内筒10を外転輪3a,3b間の内方上部空間部Aに少なくとも一部重合配置したクローラ走行装置の構成とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重量物の運搬作業に用いられるクローラ運搬車の走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平10−230874号公報
従来より、重量物運搬車のクローラベルト緊張に関する技術には様々なものがあり、例えば本出願人が出願した技術が特許文献1に開示されている。これには、トラックフレームの下方に複数の接地輪を枢支し、トラックフレームの左右外側部に一対のガイド筒を固着して、該ガイド筒に挿入したロッドを後方から押圧してクローラベルトの緊張を行うことによってクローラベルトの上下高さを低く構成できるという技術である。しかしながら、ガイド筒をトラックフレームの左右外側部に固着しているので、ガイド筒がトラックフレーム両側に突出した広幅形状になるという問題があった。
更に特許文献1の図1及び図2には、トラックフレーム左右外側部のロッドを後方から押圧するためのネジ軸をトラックフレーム上側の左右中央部に設けた構成が記載されており、ガイド筒をトラックフレーム左右外側部に設けた部分、すなわちクローラベルトの前方部分においてのみクローラベルトの上下高さを低くできる技術であって、巻き掛けたクローラベルトの全体の上下高さを低く構成するには不充分なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、クローラベルトの上下高さを低くでき、低重心で強固であるとともに、クローラベルトの緊張作業も容易に行うことのできるクローラ走行装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
機体1左右のトラックフレーム2下方に両持ちで軸支する接地転輪3とその前後に配設するテンション転輪4及び駆動スプロケット5とにクローラベルト6を巻き掛け、該クローラベルト6上方に荷台部7を備えたクローラ運搬車の走行装置において、前記接地転輪3をクローラベルト6内周面の案内突起8を挟む外転輪3a,3b形態にするとともに、前端部にテンション転輪4を軸支しトラックフレーム2に対して前後に移動固定可能の調節杆9と、該調節杆9の移動を案内する案内筒10とを設け、該案内筒10を外転輪3a,3b間の内方上部空間部Aに少なくとも一部重合配置してなるクローラ走行装置の構成とする。又、前記トラックフレーム2上面よりも低い位置に調節杆9を前後に移動固定させるテンションボルト11を設けるとともに、該テンションボルト11の外側方にクローラベルト6緊張調整用の開放部Bを設けてなるクローラ走行装置の構成とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】
請求項1の発明にあっては、トラックフレーム2下方に両持ちで軸支した接地転輪3を、クローラベルト6内周面の案内突起8を挟む外転輪3a,3b形態にしてあるので、機体1、又は積載重量を支える接地転輪3が両持ち構成の強固な構成であり、該外転輪3a,3b形態によりクローラベルト6の脱輪を防ぐことができる。
又、前端部にテンション転輪4を軸支しトラックフレーム2に対して前後に移動固定可能の調節杆9と、該調節杆9の移動を案内する案内筒10を設け、該案内筒10を両持ち構成の強固なトラックフレーム2に固着してあるので、案内筒10がトラックフレーム2の補強部材となって、クローラベルト6からの反力を強固に受け止めることができるとともに、案内筒10は外転輪3a,3b間の内方上部空間部Aに少なくとも一部重合配置してあるので、クローラベルト6の上下高さ、及びクローラベルト6上方に設けた荷台部7の床面高さを低く構成することが可能となり、機体1重心位置が低く、荷台部7に重量物を積載した場合にも機体転倒の恐れのない安全で安定した走行が可能なクローラ走行装置を提供することができる。又、荷台部7床面の地上高さが低い構成は、荷物の積み降ろしも容易である。
請求項2の発明にあっては、案内筒10の後側に調節杆9を前後に移動固定させるテンションボルト11を設け、該テンションボルト11の外側方にクローラベルト6緊張調整用の開放部Bを設けてあるので、クローラベルト6の上下高さを低く構成しても、クローラベルト6の緊張調整を容易に行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。本発明を実施した歩行型の重量物用クローラ型運搬車は、図1に示す如く、車体フレーム15左右両側にクローラベルト6を巻き掛けたクローラ走行装置を具備し、クローラベルト6上方に荷台部7と、機体1後方に走行用のトランスミッション16を設けてある。該トランスミッション16上部には、原動機17を搭載し、その上方には作業者が機体後方を歩行しながら操縦を行うことのできる操縦装置18を設けてある。
車体フレーム15左右両側に設けたトラックフレーム2内方には複数の接地転輪3を軸支し、最も前方に位置した接地転輪3の更に前方には回転自在のテンション転輪4を軸支してある。最も後方に位置した接地転輪3の後方上側には駆動スプロケット5を設け、前記テンション転輪4と接地転輪3、及び駆動スプロケット5にクローラベルト6を巻き掛けてクローラ走行装置を構成してある。原動機17からの動力は、トランスミッション16にベルト伝動され、該トランスミッション16左右両側の駆動スプロケット5を駆動して走行可能に構成してある。
【0007】
クローラベルト6内周面の左右中央部には内周面全長に渡り、2列一定ピッチの案内突起8が形成されており、接地転輪3の外転輪3a,3bで該案内突起8を挟んでクローラベルト6が脱輪しないようにしてある。本実施例では、テンション転輪4を接地転輪3と同様の外転輪形態にしてあるが、2列の案内突起中央部で回動する内転輪形態のテンション転輪としても良い。
図2は、車体フレーム15左右両側に設けたクローラ走行装置の内、一側方の要部を示すものであり、下側を開放した断面コの字形状のトラックフレーム2内方に接地転輪3を軸支してある。トラックフレーム2上部の左右中央部の下面には、上側を開放した断面コの字形状の案内筒10を固着し、テンション転輪4を前後方向に移動、及び固定するための調節杆9を挿嵌してある。前記案内筒10は、接地転輪3の外転輪3a,3b間の内方上部空間部Aに一部重合して配置してあり、トラックフレーム2上面2aに案内筒10が突出しない形状にしてある。12は上方のクローラベルト6を内周側から保持して、クローラベルト6のたれ下がりを防ぐガイド部材である。
図4は本件発明の別実施例を示すもので、案内筒10を角パイプで形成し、トラックフレーム2上部の左右中央部に固着したものであり、図2と同様に案内筒10は外転輪3a,3b間の内方上部空間部Aと一部重合配置させてある。これにより、クローラベルト6の上下高さを低く構成することができる。又、クローラベルト6上方に設けた荷台部7の地上高を低く構成することができ、機体1重心位置が低く、転倒等の恐れのない安全で安定した走行が可能なクローラ走行装置を提供することができるとともに、荷台部7の荷物積載床面の地上高さが低く、荷物の積み降ろしの容易な運搬車を提供することができる。
【0008】
案内筒10後端部には、ナット19を溶着してあり、ナット19にテンションボルト11を螺合して、案内筒10内に挿嵌した調節杆9後端を押し、クローラベルト6の張り調整を行うよう構成してある。20はテンションボルト11の緩み止め用のロックナットである。テンションボルト11の周辺部には、クローラベルト6緊張調整を容易にするための開放部Bを形成してあり、図1、及び図2の実施例では、テンションボルト11の前後でトラックフレーム2を前後に分割して構成してある。これにより、トラックフレーム2上面2aよりも下方に位置したテンションボルト11に対してクローラベルト6の外方から工具を使用することが容易である。
【0009】
図5は本発明の別実施例を示し、テンションボルト11下方の前後に揺動転輪26,26を軸支したイコライザー機構を設けた構成である。揺動転輪26,26は、左右一対のアーム27前後端部に軸支してあり、アーム27の前後中央部には揺動転輪26,26の揺動中心となる揺動軸25を設け、前側揺動転輪26と後側揺動転輪26が相反する方向に上下揺動するよう構成してある。このイコライザー機構により、障害物の乗り越え性能が向上し、不整地での走行振動も少ない。前記アーム27は揺動転輪26,26を左右から挟む形状であり、アーム27とアーム27との間は連結部材28,28で連結して強固なイコライザー機構を構成してある。
イコライザー機構の前側揺動転輪26は、案内筒10下面に前側の連結部材28を当接させることで上方揺動を規制しており、案内筒10はイコライザー機構の揺動ストッパを兼用してある。後側揺動転輪26の上方揺動は、車体フレーム15から外方に突出したストッパ29と、車体フレーム15側のアーム27上面が当接することで規制してある。この場合もテンションボルト11の周辺部は外方開放状態にして開放部Bを形成し、クローラベルト6の緊張作業が容易な構成としてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図。
【図2】要部の一部断側面図。
【図3】要部の一部断正面図。
【図4】要部の一部断正面図。
【図5】別実施例を示す要部の側面図。
【符号の説明】
1 機体
2 トラックフレーム
3 接地転輪
4 テンション転輪
5 駆動スプロケット
6 クローラベルト
7 荷台部
8 案内突起
9 調節杆
10 案内筒
11 テンションボルト
A 空間部
B 開放部
3a 外転輪
3b 外転輪

Claims (2)

  1. 機体(1)左右のトラックフレーム(2)下方に両持ちで軸支する接地転輪(3)とその前後に配設するテンション転輪(4)及び駆動スプロケット(5)とにクローラベルト(6)を巻き掛け、該クローラベルト(6)上方に荷台部(7)を備えたクローラ運搬車の走行装置において、前記接地転輪(3)をクローラベルト(6)内周面の案内突起(8)を挟む外転輪(3a),(3b)形態にするとともに、前端部にテンション転輪(4)を軸支しトラックフレーム(2)に対して前後に移動固定可能の調節杆(9)と、該調節杆(9)の移動を案内する案内筒(10)とを設け、該案内筒(10)を外転輪(3a),(3b)間の内方上部空間部(A)に少なくとも一部重合配置してなるクローラ走行装置。
  2. 前記トラックフレーム(2)上面よりも低い位置に調節杆(9)を前後に移動固定させるテンションボルト(11)を設けるとともに、該テンションボルト(11)の外側方にクローラベルト(6)緊張調整用の開放部(B)を設けてなる請求項1記載のクローラ走行装置。
JP2003073922A 2003-03-18 2003-03-18 クローラ走行装置 Pending JP2004276851A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102381377A (zh) * 2010-09-01 2012-03-21 徐州徐工基础工程机械有限公司 嵌入式限位装置

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