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JP2004182261A - 容器用ポンプ体 - Google Patents

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JP2004182261A
JP2004182261A JP2002349237A JP2002349237A JP2004182261A JP 2004182261 A JP2004182261 A JP 2004182261A JP 2002349237 A JP2002349237 A JP 2002349237A JP 2002349237 A JP2002349237 A JP 2002349237A JP 2004182261 A JP2004182261 A JP 2004182261A
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Japan
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container
pump
suction pipe
mouth
pump body
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JP2002349237A
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Inventor
Toshihiro Arai
俊広 新井
Noboru Fujimura
登 藤村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】容器に組み付けて、内容物の詰め替えが容易にできる容器用ポンプ体を提供すること。
【解決手段】ポンプ体を口部に固定する取付キャップと、取付キャップの下方に向けて開口した取付口と、吸引パイプと、取付キャップ内面に脱着可能に取り付けられ、口部の開口上縁に密に移行可能に嵌合組み付けされる円環状の係合環と、係合環から係合環の内方に延び吸引パイプの上端を把持するとともに吸引パイプに連通し取付口に脱着可能に連結された接続管を有するリブとを備えた保持具とから容器用ポンプ体を構成した。
これによりポンプ体を吸引パイプと分割し、吸引パイプを容器本体内に残してポンプ体を容器本体から外すことができるので、外したポンプ体から内容物が滴下することはなく、しかもポンプ体の置き場所に困ることがない。またポンプ体を使用する前は、ポンプ体に吸引パイプが接続しており、必要な構成部品が分散されず、使用時に部品不足を発生させない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器に取り付け容器内から内容物を吐出させる容器用ポンプ体に関し、特に内容物の詰め替えが容易な容器用ポンプ体に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器用ポンプ体を容器の口部に備え、ポンプ体を作動させて内容物を容器から吐出させるようにしたポンプ付き容器では、内容物を使い切ったとき内容物を充填した新たな容器に容器用ポンプ体をつけ替える方式があるが、簡易な包装材で包装された内容物を元の容器に注入して使用する方式の方が、ポンプ機構と元の容器をともに再利用できる点から経済的である。
ところが、ポンプ機構は内容物を容器内部から吸上げるための吸引パイプが容器内の底部まで通常延びており、詰め替えの際にポンプ機構を容器から取り外すと、内容物で濡れた吸引パイプが容器から引き出され、その状態で容器の口部から内容物を注入することとなるため、吸引パイプについた内容物が滴下したり、近くにポンプ機構を置いたときには内容物が付着したりして詰め替え作業がしにくかった。
【0003】
一方容器の口部とポンプ機構との間を屈曲開閉自在に構成し、詰め替え作業の際にはポンプ機構を容器の口部で屈曲させ、開口された口部から内容物を注入したり(例えば特許文献1参照。)、あるいは容器から外したポンプ機構を容器から完全に引き出さず、予め形成したフックなどを用いて容器の口部にポンプ機構を掛け、その状態で内容物を開口された口部から注入するなどした発明が知られている。(例えば特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
登録実用新案第2597991号公報。
【0005】
【特許文献2】
特開2000−289766号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ポンプ機構を容器の口部で開閉自在に構成したものは、開放した場合でもポンプ機構が容器口部に残ることや、容器に固定したときの取付強度を充分確保するため取付部が大きく、また構造が複雑になる点など簡便性等の点で課題があった。
【0007】
また容器口部から外したポンプ機構をフック等により容器の口部の縁に掛ける方法は、ポンプ機構から延びる吸引パイプが容器の口部内に残ることから口部の開口面積が狭くなり、またポンプ機構が口部に引っ掛けられた状態であるので詰替用の容器から口部への内容物の注入がしにくいという問題があった。
【0008】
本発明は、容器の口部に取り付けて使用する容器用ポンプ体において、内容物の詰め替えのとき液たれなどを起こして周囲を汚したりせず、内容物の詰め替えが容易な容器用ポンプ体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記課題を解決するため次のように容器用ポンプ体を構成した。
【0010】
請求項1に記載の発明は、容器本体の上部口部に取り付けられ、該容器本体に収容された内容物を該容器本体外へ吐出させる容器用ポンプ体であって、前記内容物を前記容器本体内から吐出するポンプ機構と、前記容器用ポンプ体を前記口部に脱着可能に組み付ける取付キャップと、前記ポンプ機構内に連通し、前記取付キャップ内に下方に向けて開口した取付口と、上端が前記取付口に脱着可能に嵌合し、下端が前記容器本体内に位置する吸引パイプと、前記吸引パイプを保持し、かつ前記口部からの前記内容物注入を可能にした状態で、該口部開口端部に密に組み付けられる保持具と、から容器用ポンプ体を構成した。
【0011】
これにより、容器本体から容器用ポンプ体を取り外すと吸引パイプと容器用ポンプ体とが分割し、吸引パイプを容器本体内に残して容器用ポンプ体を容器本体から外すことができるので、外した容器用ポンプ体から内容物が滴下することはなく、また容器用ポンプ体の置き場所に困ることがない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、保持具は、取付キャップに脱着可能に取り付けられ、口部の開口端部に密に組み付き前記取付キャップから前記口部に移行される係合部材と、前記係合部材から延設され、前記吸引パイプを保持するリブとから形成した。
これにより、容器用ポンプ体を使用する前は、容器用ポンプ体に吸引パイプが取り付けられており、必要な構成部品が分散されず、使用時に部品不足を発生させない。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、係合環は、上部が縮径された口部上端の縮径部に嵌め合わされ、かつ該縮径部に係止される係止部を備えた。これによれば、保持具を口部に確実に固定でき、しかも係合環が口部外方に突出しないため取付キャップの取り付けに支障をきたさない。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項2また3に記載の発明において、リブに、吸引パイプの上端を連結し、かつ該吸引パイプに連通させて取付口に脱着可能に連結される接続管を設けて構成した。これにより、吸引パイプを確実に保持でき、しかも取付口と吸引パイプとの接続及び取り外しが確実に行える。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、容器用ポンプ体が組み付けられる容器本体が、該容器本体の壁体が内外二層の構造で内容物の減少に伴って内層内容量が減少するデラミボトルであり、吸引パイプを、該吸引パイプの下端が前記容器本体の口部下端より下部に位置する長さとした。
【0015】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、容器用ポンプ体が組み付けられる容器本体が、該容器本体の壁体を一重とした容器であり、吸引パイプを、該吸引パイプの下端が前記容器本体の底部まで達する長さとした。
【0016】
これら発明により、吸引パイプを通して容器本体内の内容物を吸引し、内容物を最後まで吐出させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる容器用ポンプ体の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
【0018】
図1に、ポンプ機構付き容器1の全体を示す。ポンプ機構付き容器1は、内容物を収納する容器本体2と容器本体2の上部にネジ込み式で取り付けられた容器用ポンプ体4(以下、ポンプ体4とする。)とからなっている。
【0019】
容器本体2は、上部が口部6となっており、口部6の外周は図3に示すように突条7を螺旋状に形成してなる雄ネジ部8となっている。更に雄ネジ部8の上端は、雄ネジ部8の外径より径を細くした縮径部としての嵌合縁9となっている。また嵌合縁9の外周面には外周方向に向けて突出した係止部としての突条10が周状に形成してある。
【0020】
ポンプ体4は、図1の上部左側に吐出口40を備え、下部に握りレバー42を有し、握りレバー42に連結したポンプ機構(図示せず。)を内部に有している。またポンプ体4の下部には吸引パイプ12が容器本体2内に延び、ポンプ体4と容器本体2の間にパッキン14が設けられている。ポンプ機構等、ポンプ体4の吐出機構については、通常の従来構造と同様であるので説明は省略する。また、本発明の容器用ポンプ体は、かかるレバー式のポンプ機構を有するものに限るものではない。
【0021】
図2に、ポンプ体4の一部内部構造を示す。ポンプ体4は、ポンプ機構に通じる通路15がほぼ中央に上下方向に設けられている。通路15の下部は屈曲して取付口16に連結し、取付口16には吸引パイプ12に連通した接続管21が着脱自在に嵌め合わされている。吸引パイプ12は、下端が容器本体2の内部の底まで到達しており、上端が保持具17に保持されている。
【0022】
取付キャップ23はポンプ体4の下部に回動自在に取り付けられており、内面上部に、前述した保持具17が脱着可能に取り付けてあり、またその下部に口部6の雄ネジ部8に螺合する雌ネジ部24が形成してある。
【0023】
保持具17は、口部6の嵌合縁9に嵌合する円環状の係合環22を有し、係合環22から3つのリブ19が係合環22の中心に向けて取り付けられている。各リブ19の先端は係合環22の中心で一体となり、中心部分に吸引パイプ12の上端が取り付けてある。更にリブ19は、吸引パイプ12に連通した接続管21を上方に向けて支持しており、接続管21は、上述したように取付口16に脱着可能に連結している。
【0024】
係合環22は、口部6の内面に接する内壁26の上端に外方向に延びる上壁27が連続して設けられ、更に上壁27の外端に外壁28が下方に向けて折り返されており、外壁28の内側には嵌合縁9に形成された突条10に嵌る溝部25が周状に形成してある。これにより保持具17は当初取付キャップ23の内面に取り付けられているが、保持具17を口部6に取り付けると口部6に移行し、それ以降口部6に嵌合固定される。
【0025】
尚、予め容器本体2内に保持具17を用いて吸引パイプ12等を取り付けておいてもよい。その場合、ポンプ体4には吸引パイプ12等を接続させておく必要がなくなるが、パイプが固定された従来構造のポンプ機構を容器本体2に取り付けるときは、保持具17等を口部から取り外す必要が生じる。
【0026】
次に、ポンプ体4を用いたポンプ機構付き容器1の使用方法について説明する。
【0027】
使用前は、ポンプ体4と容器本体2とはそれぞれ個別に用意されており、容器本体2には、洗剤等液状の内容物が充填され、口部6には封止用の栓(図示せず。)がネジ止めにより取り付けられている。
【0028】
ポンプ体4を容器本体2に取り付けポンプ体4を用いて内容物を吐出させるときは、まず容器本体2から口部6を閉じている栓を外し、開口した口部6にポンプ体4の吸引パイプ12の先端を差し入れ、取付キャップ23を口部6にネジ止めする。取付キャップ23を口部6の奥までネジ止めすると、図1に示すように保持具17の径合環22が口部6の嵌合縁9に嵌合する。
【0029】
これにより、ポンプ体4と容器本体2とは固定され、握りレバー42に指を掛けて手前に握るとポンプ機構が作動し、容器本体2内に収容されている内容物が吸引パイプ12を通して吸引され、吐出口40から吐出される。
【0030】
そして、容器本体2内の内容物を使い切ったときは、内容物を収容した詰め替え用の補充用ボトル等を用意し、取付キャップ23を回転させてポンプ体4を口部6から外す。ポンプ体4は、取付キャップ23とともに口部6から外れるが、保持具17の係合環22が口部6の嵌合縁9に密に嵌合組み付けして固定されており、かつ取付口と接続管21との間の連結が外れるため、図3に示すように保持具17は口部6に移行嵌合したまま容器本体2に残る。
【0031】
したがって、ポンプ体4は、吸引パイプ12と保持具17を容器本体2に残して容器本体2から取り外される。吸引パイプ12と保持具17が外されたポンプ体4は、内容物で濡れた部材が容器本体2にあることから持ち上げても液たれすることがなく、かつ取付キャップ23を下にして置いたり、あるいは横にして置いた場合でも置いた箇所が内容物で濡れることがない。
【0032】
容器本体2の口部6は、保持具17が内側に嵌められた状態で開口し、図4に示すように内容物補充用の補充用ボトル43から内容物を容器本体2内に注入する。保持具17は内部にリブ19が設けられているだけであるので、開口面積は保持具17がない状態の口部6の開口面積とほとんど変わりがなく、また口部6の開口面より容器本体2の内部奥にリブ19が設けられていることから、補充用ボトル43から内容物を容器本体2内へ注入するに際して支障をきたすことがない。
【0033】
補充用ボトル43から内容物を容器本体2内に注入したなら、ポンプ体4を取り付ける。ポンプ体4の取り付けは、接続管21を取付口16に嵌め合わせ、その後、取付キャップ23を口部6に締め付ける。すると吸引パイプ12は接続管21を介してポンプ体4のポンプ機構と連通する。
【0034】
そして、握りレバー42を握ると再びポンプ機構が作動し、吐出口40から内物物が吐出される。吐出した後握りレバー42を戻すと、負圧により吸引パイプ12内を通して内容物がポンプ機構内に吸引される。その後握りレバー42が再び握られるとポンプ機構内の内容物が押圧されて吐出口40から吐出される。
【0035】
このように本実施形態のポンプ体4によれば、内容物を詰め替えるためにポンプ体4を容器本体2から外しても、内容物に濡れた吸引パイプ12等は容器本体2内に残ることから、内容物で周囲を濡らすことがなく、しかも口部6からポンプ体4が完全に外され口部6の周縁に邪魔になるものがなく、しかも口部6の開口面積が狭くならないため内容物の注入が容易にできる。
【0036】
尚、上記実施形態では容器外壁が一重の容器本体2を例に説明したが、図5に示すように、いわゆるデラミボトルを容器本体51として用いてもよい。
容器本体51は、容器壁体52が内層体53と外層体54の二重構造で内容物の減少に伴って内層体53内の容量が減少する容器である。更にポンプ体も上記例に限るものではなく、容器本体51に組み付けられるポンプ体50は図5に示すように、頭部65を上下方向に作動させて容器本体51内から内容物を吐出させる方式のポンプ体50である。
容器本体51の口部56には、外周に取付キャップ57が螺着し、内周にはリブ59を有する保持具60が取り付けられている。保持具60は、上述した保持具17と同様の構成であり、係合環63から延びるリブ59に吸引パイプ62が取り付けてあり、係合環63が口部56の嵌合縁64に移行可能に密に組み付けられている。
またこの場合、容器本体51がデラミボトルであることから、吸引パイプ62は容器本体51の底部まで延設せず、吸引パイプ62の下端は容器中程に位置している。すなわち、内層体53内に内容物が収容され内容物の吐出に伴って容器本体51内で内層体53内の体積が縮小するため、吸引パイプ62の下端が容器中程に位置していても内容物を最後まで吐出させることができる。
更に、ポンプ体50を口部56から外した場合、保持具60は口部56に密に組み付けられているため口部56に移行し、吸引パイプ62とともに口部56に取り付けられたままポンプ体50が外されるため、内容物が落下したり、周囲を汚すことがない。
尚、係合環22、63を口部6、56に上方から嵌め合わせるように形成したが、係合環22等の形状はこれに限るものではなく、口部6の内部に形成された段部に係合したり、また口部6等の内部に係合させる場合は全体の形状が環状でなくともよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明の容器用ポンプ体によれば、次のような効果を有する。
【0038】
請求項1に記載の発明は、容器本体の上部口部に取り付けられ、該容器本体に収容された内容物を該容器本体外へ吐出させる容器用ポンプ体であって、前記内容物を前記容器本体内から吐出するポンプ機構と、前記容器用ポンプ体を前記口部に脱着可能に組み付ける取付キャップと、前記ポンプ機構内に連通し、前記取付キャップ内に下方に向けて開口した取付口と、上端が前記取付口に脱着可能に嵌合し、下端が前記容器本体内に位置する吸引パイプと、前記吸引パイプを保持し、かつ前記口部からの前記内容物注入を可能にした状態で、該口部開口端部に密に組み付けられる保持具と、から容器用ポンプ体を構成した。
これにより、容器本体から容器用ポンプ体を取り外すと吸引パイプと容器用ポンプ体とが分割され、吸引パイプを容器本体内に残して容器用ポンプ体が容器本体から外されるので、外した容器用ポンプ体から内容物が滴下することがなく、また容器用ポンプ体の置き場所に困ることがない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、保持具は、取付キャップに脱着可能に取り付けられ、口部の開口端部に密に組み付き前記取付キャップから前記口部に移行される係合部材と、前記係合部材から延設され、前記吸引パイプを保持するリブとから形成した。
これにより、容器用ポンプ体を使用する前は、容器用ポンプ体に吸引パイプが取り付けられており、必要な構成部品が分散されず、使用時に部品不足を発生させない。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、係合環は、上部が縮径された口部上端の縮径部に嵌め合わされ、かつ該縮径部に係止される係止部を備えた。これによれば、保持具を口部に確実に固定でき、しかも係合環が口部外方に突出しないため取付キャップの取り付けに支障をきたさない。
請求項4に記載の発明は、請求項2また3に記載の発明において、リブに、吸引パイプの上端を連結し、かつ該吸引パイプに連通させて取付口に脱着可能に連結される接続管を設けて構成した。これにより、吸引パイプを確実に保持でき、しかも取付口と吸引パイプとの接続及び取り外しが確実に行える。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、容器用ポンプ体が組み付けられる容器本体が、該容器本体の壁体が内外二層の構造で内容物の減少に伴って内層内容量が減少するデラミボトルであり、吸引パイプを、該吸引パイプの下端が前記容器本体の口部下端より下部に位置する長さとした。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、容器用ポンプ体が組み付けられる容器本体が、該容器本体の壁体を一重とした容器であり、吸引パイプを、該吸引パイプの下端が前記容器本体の底部まで達する長さとした。
これら請求項5及び請求項6によれば、吸引パイプを通して容器本体内の内容物を吸引し、容器本体内から内容物を最後まで吐出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるポンプ機構付き容器の一実施形態を示す一部断面図である。
【図2】本発明にかかるポンプ体の一部断面図である。
【図3】本発明にかかるポンプ機構付き容器の一実施形態を示す一部断面図である。
【図4】容器本体を示す一部断面図である。
【図5】他の実施形態を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 ; ポンプ機構付き容器
2 ; 容器本体
4 ; ポンプ体
6 ; 口部
7 ; 突条
8 ; 雄ネジ部
9 ; 嵌合縁
10 ;突条
12 ;吸引パイプ
14 ;パッキン
15 ;通路
16 ;取付口
17 ;保持具
19 ;リブ
21 ;接続管
22 ;係合環
23 ;取付キャップ
24 ;雌ネジ部
25 ;溝部
26 ;内壁
27 ;上壁
28 ;外壁
40 ;吐出口
42 ;握りレバー
50 ;ポンプ体
51 ;容器本体
52 ;容器壁体
53 ;内層体
54 ;外層体
56 ;口部
57 ;取付キャップ
59 ;リブ
60 ;保持具
62 ;吸引パイプ
63 ;係合環
64 ;嵌合縁
65 ;頭部

Claims (6)

  1. 容器本体の上部口部に取り付けられ、該容器本体に収容された内容物を該容器本体外へ吐出させる容器用ポンプ体であって、
    前記内容物を前記容器本体内から吐出するポンプ機構と、
    前記容器用ポンプ体を前記口部に脱着可能に組み付ける取付キャップと、
    前記ポンプ機構内に連通し、前記取付キャップ内に下方に向けて開口した取付口と、
    上端が前記取付口に脱着可能に嵌合し、下端が前記容器本体内に位置する吸引パイプと、
    前記吸引パイプを保持し、かつ前記口部からの前記内容物注入を可能にした状態で、該口部開口端部に密に組み付けられる保持具と、からなることを特徴とした容器用ポンプ体。
  2. 保持具は、取付キャップに脱着可能に取り付けられ、口部の開口端部に密に組み付き前記取付キャップから前記口部に移行される係合部材と、前記係合部材から延設され、前記吸引パイプを保持するリブとからなることを特徴とした請求項1に記載の容器用ポンプ体。
  3. 係合部材は円環状で、外径が縮径された口部上端の縮径部に嵌め合わされ、かつ該縮径部に係止される係止部を備えたことを特徴とした請求項2に記載の容器用ポンプ体。
  4. リブに、吸引パイプの上端を連結し、かつ該吸引パイプに連通させて取付口に脱着可能に連結される接続管を設けたことを特徴とした請求項2または3に記載の容器用ポンプ体。
  5. 容器用ポンプ体が組み付けられる容器本体が、該容器本体の壁体が内外二層の構造で内容物の減少に伴って内層内容量が減少するデラミボトルであり、吸引パイプを、該吸引パイプの下端が前記容器本体の口部下端より下部に位置する長さとしたことを特徴とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器用ポンプ体。
  6. 容器用ポンプ体が組み付けられる容器本体が、該容器本体の壁体を一重とした容器であり、吸引パイプを、該吸引パイプの下端が前記容器本体の底部まで達する長さとしたことを特徴とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器用ポンプ体。
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