JP2004140258A - 固体撮像素子及びその製造方法 - Google Patents
固体撮像素子及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004140258A JP2004140258A JP2002304977A JP2002304977A JP2004140258A JP 2004140258 A JP2004140258 A JP 2004140258A JP 2002304977 A JP2002304977 A JP 2002304977A JP 2002304977 A JP2002304977 A JP 2002304977A JP 2004140258 A JP2004140258 A JP 2004140258A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- well
- shift register
- output
- imaging device
- state imaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
- H10F39/10—Integrated devices
- H10F39/12—Image sensors
- H10F39/15—Charge-coupled device [CCD] image sensors
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
- H10F39/10—Integrated devices
- H10F39/12—Image sensors
- H10F39/15—Charge-coupled device [CCD] image sensors
- H10F39/151—Geometry or disposition of pixel elements, address lines or gate electrodes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S257/00—Active solid-state devices, e.g. transistors, solid-state diodes
- Y10S257/912—Charge transfer device using both electron and hole signal carriers
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
【解決手段】N型シリコン基板2の裏面のN型不純物層6と表面のNウェル4又はN+拡散層との間に設けられるPウェルを3回の不純物の注入工程により形成し、撮像部及び蓄積部の下のPウェルと、水平転送部の下のPウェル10と、出力部の下のPウェル60とを、互いに不純物濃度を異ならせて形成する。出力部の下に配置されたPウェル60は、他の領域のPウェル10よりP型不純物の濃度が高く形成される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CCD固体撮像素子及びその製造方法に関し、特に出力部の低消費電力化に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、フレーム転送方式のCCD固体撮像素子の概略の構成図である。フレーム転送方式のCCD固体撮像素子は、撮像部i、蓄積部s、水平転送部h及び出力部dを有する。撮像部iで生成された情報電荷の2次元配列は蓄積部sに高速で転送される。情報電荷は蓄積部sに保持されると共に、1行ずつ水平転送部hへ転送され、さらに、1画素単位で水平転送部hから出力部dへ転送される。出力部dは1画素毎の電荷量を電圧値に変換し、その電圧値の変化がCCD出力とされる。
【0003】
図5、図6は、従来のCCD固体撮像素子の要部の断面図である。図5は、垂直シフトレジスタの電荷の転送方向に沿った断面であり、垂直シフトレジスタ(V−REG)として蓄積部sの出力端近傍の断面が示され、さらに、蓄積部sの出力端に接続される水平転送部hの断面が示されている。また図6は、水平シフトレジスタの電荷の転送方向に沿った断面であり、水平シフトレジスタ(H−REG)の出力端近傍の断面と、出力部の一部をなす浮遊拡散層(FD)18及びリセットドレイン(RD)20とが示されている。
【0004】
N型のシリコン基板2には、イオン注入及び拡散処理によって、基板表面に位置するN型不純物層であるNウェル(NW)4と、その下に位置するP型不純物層であるPウェル(PW)8,10と、もともとの基板本来のN型不純物層(Nsub)6とが形成される。図5において、情報電荷は、Nウェル4に形成される垂直シフトレジスタの電位井戸を順次、右方向へ転送され、水平シフトレジスタの電極14−1の下に形成される電位井戸に読み出される。また図6において、情報電荷はNウェル4に形成される水平シフトレジスタの電位井戸を順次、左方向に転送され、出力ゲート(OG)16の下を経由して浮遊拡散層18に転送される。
【0005】
浮遊拡散層18はN+拡散層であり、これに隣接するリセットゲート(RG)22をオンすると、浮遊拡散層18の電位はリセットドレイン20のリセットドレイン電位VRDに設定される。この浮遊拡散層18に水平シフトレジスタから情報電荷を転送すると、その電荷量に応じて浮遊拡散層18の電位が変動する。この電位変動は、出力アンプ30で検出及び増幅され、出力アンプの出力VOUTがCCD出力となる。
【0006】
ここで、この出力アンプ30も基板2の表面の半導体領域を用いて形成される。すなわち、出力アンプ30のMOSトランジスタ32,34のドレイン、ソースは、基板2の表面に形成されたN+拡散層で構成され、それらの間の基板半導体領域に形成されるチャネルが、ゲート酸化膜上にポリシリコン電極層で形成されたゲート電極を用いて制御される。
【0007】
さて、N型基板2にPウェル10、Nウェル4を形成することにより、その基板深さ方向にNPN構造が形成される。この構造により、基板表面の不要な電荷を基板深部に排出することができる。図7は、基板深さ方向の電位分布を示す模式図である。この図において、横軸は基板深さ方向の距離を表し、左側が基板2の表面側(すなわちゲート酸化膜側)、右側が基板2の裏面側に対応する。また縦軸は電位を表し、下が正電位方向(ポテンシャルが深い方向)に対応する。例えば、電位分布曲線40は撮像部i又は蓄積部sを構成する垂直シフトレジスタ領域では、基板側に所定の正電圧Vsub(例えば5V)、転送電極にオン状態に対応する正電圧VS(例えば5V)がそれぞれ印加され、Pウェル10にポテンシャルの障壁が形成され、Nウェル4にポテンシャル井戸が形成される。シリコン基板2中において、電子はポテンシャルの浅いところから深いところへ、すなわち電位分布曲線の高い所から低い所へ移動する。そのため、Pウェル8に形成されるポテンシャル障壁が、通常動作時には、Nウェル4に形成されるポテンシャル井戸に蓄積される情報電荷の基板深部への移動を妨げる。一方、基板電圧Vsubを高くしたり、VSを低くすることにより、Nウェル4のポテンシャル井戸が浅く持ち上げられると共に、Pウェル8のポテンシャル障壁が低く引き下げられ、Nウェル4に蓄積された情報電荷が基板深部へ排出される。例えば、電子シャッタ動作では、そのような印加電圧の操作によって、撮像部iや蓄積部sに存在する情報電荷を瞬時に排出し、それらの領域をリセットすることができる。また、このような縦型オーバーフロードレイン構造(VOD)では、撮像部iの受光画素にて情報電荷が過剰に発生した場合に、その過剰電荷がPウェル8のポテンシャル障壁を越えて基板深部に排出され、これにより、情報電荷が他の画素へ漏れ出すといったいわゆるブルーミングが防止される。
【0008】
上述の基板深部への情報電荷の排出動作は、専ら、撮像部i及び蓄積部sにおいて必要とされ、水平転送部h及び出力部dでは必要とされない。そのため、従来は、撮像部i、蓄積部s、水平転送部h及び出力部dが設けられる基板表面全体にP型不純物をイオン注入した後、撮像部i及び蓄積部sをマスクで覆って水平転送部h及び出力部dの領域に再度、P型不純物をイオン注入する。これにより、水平転送部h及び出力部dの下に形成されるPウェル10のP型不純物の濃度が撮像部i及び蓄積部sの下に形成されるPウェル8のP型不純物の濃度より高くなる。図7にはその相違が表される。電位分布曲線42は水平転送部h(H−REG)に対応するものであり、電位分布曲線40は上述のように撮像部i及び蓄積部sの垂直シフトレジスタに対応するものである。また、図7には、出力部dのリセットドレイン20や出力アンプ30の駆動トランジスタ32下の領域のポテンシャルの状態も示されている。これら出力部dのリセットドレイン20や駆動トランジスタ32のドレイン拡散層には、電源電圧VDD(例えば5V)が印加されており、ポテンシャルの状態が図に示すような特性を有している。曲線40,42は、Pウェルによるポテンシャル障壁が垂直シフトレジスタより水平シフトレジスタにて高くなることを表している。これにより、水平シフトレジスタでの基板深部への電荷排出を生じさせずに、垂直シフトレジスタのみにて基板深部への電荷排出を起こさせるように基板電圧Vsub等の条件を設定することが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
近年、例えばデジタルカメラや写真撮影機能付き携帯電話といった、CCD固体撮像素子を用いた小型軽量の機器が開発されている。小型軽量の機器ではバッテリも小型化されるため、低消費電力化が望まれる。CCD固体撮像素子では、出力アンプの駆動に比較的大きな電流を必要とし、この部分での消費電力が大きい。従って、出力アンプの電源電圧VDDを低下させることにより、CCD固体撮像素子、又は、撮像装置全体としての消費電力を低減することができる。
【0010】
しかしながら、電源電圧VDDを低下させると、出力アンプのトランジスタの動作不良を招くといった問題が生じる。出力アンプのトランジスタは、ドレインに電源電圧VDDが印加され、ソースが主力アンプとしての出力点となっている。また、出力アンプのトランジスタは、上述したように、CCD固体撮像素子と同一基板に形成されており、基板側にCCD固体撮像素子と同様の基板電圧Vsub(例えば5V)が印加されている。このため、基板−ドレイン間の電位差が、ドレイン−ソース間の電位差よりも大きくなる。
【0011】
また、電源電圧VDDを下げることは、図7に示す曲線44のポテンシャルの曲線が浅くなることを意味する。これらの結果、ソースからチャネルに注入された電子がドレイン側に移動するのではなく、Pウェルのポテンシャルの障壁を越えて基板側になだれ込んでしまうといった現象が起き易くなる。このため、出力アンプ30の電源電圧VDDを低下させることができず、CCD固体撮像素子、又は、撮像素子全体としての消費電力の低減が困難となっていた。
【0012】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、電力消費を低減しつつ電荷の漏れ出しを抑制できる出力部を備えたCCD固体撮像素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、行列配置される複数の受光画素の各列に対応して複数の垂直シフトレジスタが配置されると共に、前記複数の垂直シフトレジスタの出力側に水平シフトレジスタが配置され、更に前記水平シフトレジスタの出力側に出力部が配置される固体撮像素子において、一導電型の半導体基板の一主面に逆導電型の半導体領域が形成されると共に、前記半導体領域に前記複数の受光画素、前記複数の垂直シフトレジスタ、前記水平シフトレジスタ及び前記出力部が形成され、前記出力部の前記半導体領域が前記水平シフトレジスタの半導体領域よりも不純物濃度が高いことを特徴とする。
【0014】
さらに、上記固体撮像素子において、前記半導体基板上に形成され、前記水平シフトレジスタと前記出力部との境界に配置される出力ゲートを更に有することが好適である。
【0015】
また、上記固体撮像素子において、前記水平シフトレジスタの半導体領域が前記複数の受光画素及び前記複数の垂直シフトレジスタの半導体領域よりも不純物濃度が高いことを特徴とする固体撮像素子。
【0016】
本発明によれば、前記水平シフトレジスタの半導体領域よりも前記出力部の半導体領域の不純物濃度を高くすることによって、前記出力部の半導体領域は完全には空乏化することがなくなるか、また空乏化しても前記水平シフトレジスタの半導体領域に対してより高い電位障壁を形成することとなる。そのため、前記出力部の半導体領域と前記水平シフトレジスタの半導体領域に互いに異なる不純物濃度を設定できるので、前記出力部での電荷の漏れ出し及び水平シフトレジスタでの転送効率の劣化の双方を防止できる。
【0017】
同様に、前記複数の受光画素及び前記複数の垂直シフトレジスタの半導体領域よりも前記水平シフトレジスタの半導体領域の不純物濃度を高くすることによって、前記受光画素及び前記垂直シフトレジスタから前記水平シフトレジスタへ情報電荷を高い効率で転送することができる。また、前記水平シフトレジスタの半導体領域の空乏層が素子表面の酸化膜の欠陥準位にトラップされことを防止することができ、情報電荷の転送を安定に行うことが可能となる。
【0018】
上記課題を解決するための本発明の別の形態は、行列配置される複数の受光画素の各列に対応して複数の垂直シフトレジスタが配置されると共に、前記複数の垂直シフトレジスタの出力側に水平シフトレジスタが配置され、更に前記水平シフトレジスタの出力側に出力部が配置される固体撮像素子の製造方法において、一導電型の半導体基板の一主面に第1の不純物濃度を有する逆導電型の第1の半導体領域を形成する第1の工程と、前記半導体基板の一主面に前記第1の不純物濃度よりも濃度の高い第2の不純物濃度を有する逆導電型の第2の半導体領域を形成する第2の工程と、前記第1の半導体領域に前記水平シフトレジスタを形成すると共に、前記第2の半導体領域に前記出力部を形成する第3の工程とを含むことを特徴とする。
【0019】
さらに、上記固体撮像素子の製造方法において、前記半導体基板の一主面に前記第1の不純物濃度よりも濃度の低い第3の不純物濃度を有する第3の半導体領域を形成する第3の工程を更に含み、前記第3の工程は、前記第3の半導体領域に前記複数の受光画素及び前記複数の垂直シフトレジスタを形成することが好適である。また、上記固体撮像素子の製造方法において、前記第1及び第2の半導体領域は、前記不純物が段階的に注入され、前記第1乃至第3の半導体領域への前記不純物の注入が、少なくとも1回共通に行われることが好適である。
【0020】
本発明によれば、前記第1の半導体領域に前記水平シフトレジスタを形成し、前記第1の半導体領域よりも不純物濃度が高い前記第2の半導体領域に前記出力部を形成することによって、前記第2の半導体領域は完全には空乏化することがなくなるか、また空乏化しても前記第1の半導体領域に対してより高い電位障壁を形成することとなり、前記出力部での電荷の漏れ出し及び水平シフトレジスタでの転送効率の劣化の双方を防止できる。
【0021】
同様に、前記第1の半導体領域よりも不純物濃度の低い前記第3の半導体領域に前記複数の受光画素及び前記複数の垂直シフトレジスタを形成することにより、前記受光画素及び前記垂直シフトレジスタから前記水平シフトレジスタへ情報電荷を高い効率で転送することができる。また、前記第2の半導体領域の空乏層が素子表面の酸化膜の欠陥準位にトラップされることを防止することができ、情報電荷の転送を安定に行うことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下、フレーム転送方式のCCD固体撮像素子での実施形態を説明する。フレーム転送方式のCCD固体撮像素子の概略の構成は図4に示す通りであり、これを援用する。フレーム転送方式のCCD固体撮像素子は、撮像部i、蓄積部s、水平転送部h及び出力部dを有する。撮像部iは、垂直方向に延在し、互いに平行に配列された複数のシフトレジスタからなり、各シフトレジスタの各ビットがフォトディフュージョンとして機能し受光画素を構成する。蓄積部sは、撮像部iのシフトレジスタに連続する遮光された複数のシフトレジスタからなり、各シフトレジスタの各ビットが蓄積画素を構成する。水平転送部hは、水平方向に延在する単一のシフトレジスタからなり、各ビットに蓄積部sのシフトレジスタの出力が接続される。出力部dは、水平転送部hから転送出力される電荷を一時的に蓄積する容量及びその容量に蓄積された電荷を排出するリセットトランジスタを含む。これにより、撮像部iの各受光画素に蓄積される情報電荷は、各画素毎に独立して蓄積部sの蓄積画素へ転送された後、1行ずつ蓄積部sから水平転送部hへ転送され、さらに、1画素単位で水平転送部hから出力部dへ転送される。そして、出力部dで1画素毎の電荷量が電圧値に変換され、その電圧値の変化がCCD出力として外部回路へ供給される。
【0023】
図1は、水平シフトレジスタ(H−REG)の電荷の転送方向に沿った概略の断面図であり、水平シフトレジスタの出力端近傍の断面と、出力部の一部をなす浮遊拡散層(FD)18及びリセットドレイン(RD)20とが示されている。垂直シフトレジスタ(V−REG)の電荷の転送方向に沿った概略の断面図は図5と同じであり、これを援用する。
【0024】
N型のシリコン基板2にはP型不純物がイオン注入、拡散され、その後、基板2の表面にN型不純物が注入、拡散される。これにより、基板2の表面領域には、後から注入、拡散されたN型不純物からなるN型拡散層であるNウェル(NW)4が形成される。また、N型不純物より先に行われるP型不純物のイオン注入、拡散により、Nウェル4と基板本来のN型不純物層6(Nsub)との間にはP型拡散層であるPウェル(PW)が形成される。本実施形態では、Pウェルを形成するP型不純物のイオン注入は、注入する領域を変えて3回行われる。その結果、互いに不純物濃度の異なる3種類のPウェル8,10,60が形成される。Pウェル8は、撮像部i及び蓄積部sに形成され、3種類のPウェルのうち最も不純物濃度が低い。Pウェル10は、水平転送部hに形成され、中間の不純物濃度を有する。Pウェル60は、出力部dに形成され、最も不純物濃度が高い。図5にはPウェル8,10が表されており、図1にはPウェル10,60が表されている。
【0025】
基板の表面上には酸化膜(図示せず)を介して電極が配置される。蓄積部sの垂直シフトレジスタには4相の垂直転送クロックφS1〜φS4で駆動される電極群12−1〜12−4が設けられ、水平シフトレジスタには2相の水平転送クロックφH1,φH2で駆動される電極群14−1,14−2が設けられる。電極群に順番に正電圧を印加することにより、電極下のNウェル4に形成される電位井戸が移動し、それに連動して電位井戸に蓄積される情報電荷も移動する。例えば、図5においては、電荷は垂直シフトレジスタ中を右方向に順次転送され、水平シフトレジスタの電極14−1の下に形成される電位井戸に読み出される。また図1においては、電荷は水平シフトレジスタ中を左方向に順次転送され、直流電圧を印加された出力ゲート(OG)16の下を経由して浮遊拡散層18に転送される。
【0026】
浮遊拡散層18はN+拡散層であり、浮遊拡散層18及びこれに接合されたPウェルはフローティングディフュージョンを形成し、また浮遊拡散層18、リセットドレイン20及びリセットゲート(RG)22がリセットトランジスタを構成する。リセットドレイン20はN+拡散層で形成される。リセットドレイン20は一定の正の電位VRDに維持される。ここではリセットドレイン電圧VRDとして電源電圧VDDを印加することができる。リセットゲート22に印加されるリセットクロックφRによってリセットゲート22下のチャネルがオンすると、浮遊拡散層18の電位もリセットドレイン電圧VRDに設定され、フローティングディフュージョンのPN接合は逆バイアスされる。リセットゲート22がオフされた状態では、フローティングディフュージョンのPN接合は電気的にフローティング(浮遊状態)になる。ここに、水平シフトレジスタから情報電荷を浮遊拡散層18に移動させると、その情報電荷はPN接合容量に一時的に蓄積され、その電荷量に応じて浮遊拡散層18の電位が変動する。この電位変動は出力アンプ30で検出及び増幅され、出力アンプの出力VOUTがCCD出力となる。
【0027】
出力アンプ30は基板2に形成されるMOSトランジスタを用いて、例えば3段ソースフォロワ回路で構成される。出力アンプ30の駆動トランジスタ32及び負荷トランジスタ34のドレイン、ソースは、基板2の表面に形成されたN+拡散層で構成され、それらの間の基板半導体領域に形成されるチャネルは、ゲート酸化膜上にポリシリコン電極層で形成されたゲート電極を用いて制御される。本実施形態では、出力部dのリセットドレイン20や出力アンプ30の駆動トランジスタ32のドレイン拡散層に印加される電源電圧VDDは、低消費電力化のために、従来より低電圧(例えば2.9V)とされる。
【0028】
また、N型基板2に形成されたPウェル、Nウェルにより、基板深さ方向にNPN構造が形成され、これを用いて、撮像部i及び蓄積部sでは基板表面の不要な電荷を基板裏面に排出することができる。図2は、基板深さ方向の電位分布を示す模式図である。この図は従来技術の図7に対応するものであり、その縦軸、横軸は図7と同様である。電位分布曲線70は、撮像部i又は蓄積部sを構成する垂直シフトレジスタに対応するものであり、Nウェル4、Pウェル8及びNsub6からなるNPN構造での電位分布を表す。電位分布曲線72は、水平転送部h(H−REG)に対応するものであり、Nウェル4、Pウェル10及びNsub6からなるNPN構造での電位分布を表す。さらに、電位分布曲線74は、出力部d内の電源電圧VDDを印加されるN+拡散層、Pウェル60及びNsub6からなるNPN構造での電位分布を表す。
【0029】
曲線70,72は、垂直シフトレジスタ又は水平シフトレジスタの転送電極12,14にオン状態に対応する正電圧VS,HSとして従来より低電圧の例えば2.9Vを印加してPウェルとNウェル4との間を逆バイアス状態とし、かつ転送チャネルが完全空乏化している状態を表す。従来との対比を容易とするために、図2には、垂直シフトレジスタの転送電極12に5Vを印加した場合の曲線40も表している。また、いずれの電位分布曲線とも、基板裏面に所定の正電圧Vsubとして例えば8Vを印加し、PウェルとNsub6との間が逆バイアス状態とされた様子を示している。
【0030】
垂直シフトレジスタ下のPウェル8と水平シフトレジスタ下のPウェル10との不純物濃度差により、Nウェル4からNsub6への電子の移動に対するPウェルの電位障壁は、垂直シフトレジスタより水平シフトレジスタにて高くなるように構成される。この差によって、縦型オーバーフロードレイン動作及び電子シャッタ動作において、撮像部i及び蓄積部sでは情報電荷がNsub6に排出することができる一方で、その動作時に水平転送部hでは情報電荷の排出を防止することができる。また、Pウェル10の不純物濃度は、あまりに高くすると、Nウェル4のポテンシャル井戸、すなわち、基板深さ方向の電位分布の極小値が基板表面側に移動して、基板と基板表面との界面に生じる格子欠陥に電荷がトラップされ、情報電荷の転送効率が劣化するという問題を生じる。このため、Pウェル10の不純物濃度は、情報電荷がゲート酸化膜との界面に接しない程度の濃度に設定される。
【0031】
また、電源電圧VDDの低電圧化に伴い、出力部のトランジスタのN+拡散層及びチャネルの電位が浅くなる。その電位は、電源電圧VDDと同じ電圧を転送電極14に印加した場合の水平シフトレジスタの転送チャネルの電位より浅くなる。このようにトランジスタのN+拡散層及びチャネルの電位が浅くなることは電荷の漏れ出しが生じやすい方に作用する。そこで、出力部下のPウェル60は水平シフトレジスタ下のPウェル10より不純物濃度を高くして、出力部のN+拡散層及びチャネルとNsub6との間のパンチスルーを防止している。Pウェル60の不純物濃度は、浮遊拡散層18のポテンシャルがオフ状態での転送電極14−1下のポテンシャルよりも深くなり、最終段の転送電極から浮遊拡散層18へ向けてのフリンジ電界が十分に得られて転送効率が確保されることを考慮して決定される。
【0032】
図3は、本CCD固体撮像素子のPウェルの形成工程を説明する模式的な素子上面図である。N型のシリコン基板2の表面の素子形成領域にP型不純物がイオン注入され、さらに熱拡散される。この第1のP型不純物導入工程により、撮像部i、蓄積部s、水平転送部h及び出力部dが形成される予定の領域(図3(a)の斜線領域)に第1のP型拡散層が深さ方向に第1の不純物プロファイルにて形成される。
【0033】
続いて、水平転送部h及び出力部dが形成される予定領域(図3(b)の斜線領域)に開口を有するレジストパターンを基板2の表面に形成し、これをマスクとしてP型不純物の2回目のイオン注入を行う。この第2のP型不純物導入工程により、水平転送部h及び出力部dを形成する領域下に、先に形成されている第1の不純物プロファイルと合成された第2の不純物プロファイルを有する第2のP型拡散層が形成される。
【0034】
その後さらに、出力部dが形成される予定領域(図3(c)の斜線領域)に開口を有するレジストパターンを基板2の表面に形成し、これをマスクとしてP型不純物の3回目のイオン注入を行い、熱拡散処理を施す。この第3のP型不純物導入工程により、出力部dを形成する領域下に、先に形成されている第2の不純物プロファイルと合成された第3の不純物プロファイルを有する第3のP型拡散層が形成される。ここで、水平シフトレジスタ出力端に接するPウェル60の境界は、最終的に出力ゲート16の下に位置するように、イオン注入のマスク及び熱拡散等が設計される。
【0035】
以上のように3段階で第1〜第3のP型拡散層を形成した後、これらP型拡散層に重ねてN型不純物をイオン注入し、P型拡散層よりも浅い深さまで拡散する。これにより基板表面寄りに形成されたN型拡散層がNウェル4を構成する。またN型拡散層より深い部分に残った第1〜第3のP型拡散層それぞれがPウェル8,10,60となる。
【0036】
以降の工程は基本的に従来と同様である。具体的には、所定のレジストパターンをマスクとして高濃度のP型不純物をイオン注入し、分離領域(チャネルストップ)を形成する。分離領域及びNウェル4を被って基板2の表面にゲート酸化膜を形成する。ゲート酸化膜上にポリシリコン膜を積層し、このポリシリコン膜をパターニングして複数の転送電極12,14を形成する。
【0037】
【発明の効果】
本発明のCCD固体撮像素子によれば、出力部の電源電圧を下げて消費電力を低減しても、基板表面に形成された出力部と基板裏面との間の電荷の漏れ出しが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のCCD固体撮像素子における水平シフトレジスタの電荷の転送方向に沿った概略の断面図である。
【図2】実施形態のCCD固体撮像素子における基板深さ方向の電位分布を示す模式図である。
【図3】実施形態のCCD固体撮像素子におけるPウェルの形成工程を説明する模式的な素子上面図である。
【図4】フレーム転送方式のCCD固体撮像素子の概略の構成図である。
【図5】従来及び実施形態のCCD固体撮像素子における垂直シフトレジスタの電荷の転送方向に沿った概略の断面図である。
【図6】従来のCCD固体撮像素子における水平シフトレジスタの電荷の転送方向に沿った概略の断面図である。
【図7】従来のCCD固体撮像素子における基板深さ方向の電位分布を示す模式図である。
【符号の説明】
2 シリコン基板、4 Nウェル、6 N型不純物層、8,10,60 Pウェル、12,14 転送電極、16 出力ゲート、18 浮遊拡散層、20 リセットドレイン、22 リセットゲート、30 出力アンプ、32 駆動トランジスタ、34 負荷トランジスタ。
Claims (6)
- 行列配置される複数の受光画素の各列に対応して複数の垂直シフトレジスタが配置されると共に、前記複数の垂直シフトレジスタの出力側に水平シフトレジスタが配置され、更に前記水平シフトレジスタの出力側に出力部が配置される固体撮像素子において、
一導電型の半導体基板の一主面に逆導電型の半導体領域が形成されると共に、前記半導体領域に前記複数の受光画素、前記複数の垂直シフトレジスタ、前記水平シフトレジスタ及び前記出力部が形成され、前記出力部の前記半導体領域が前記水平シフトレジスタの半導体領域よりも不純物濃度が高いことを特徴とする固体撮像素子。 - 請求項1に記載の固体撮像素子において、
前記半導体基板上に形成され、前記水平シフトレジスタと前記出力部との境界に配置される出力ゲートを更に有することを特徴とする固体撮像素子。 - 請求項1又は請求項2に記載の固体撮像素子において、
前記水平シフトレジスタの半導体領域が前記複数の受光画素及び前記複数の垂直シフトレジスタの半導体領域よりも不純物濃度が高いことを特徴とする固体撮像素子。 - 行列配置される複数の受光画素の各列に対応して複数の垂直シフトレジスタが配置されると共に、前記複数の垂直シフトレジスタの出力側に水平シフトレジスタが配置され、更に前記水平シフトレジスタの出力側に出力部が配置される固体撮像素子の製造方法において、
一導電型の半導体基板の一主面に第1の不純物濃度を有する逆導電型の第1の半導体領域を形成する第1の工程と、
前記半導体基板の一主面に前記第1の不純物濃度よりも濃度の高い第2の不純物濃度を有する逆導電型の第2の半導体領域を形成する第2の工程と、
前記第1の半導体領域に前記水平シフトレジスタを形成すると共に、前記第2の半導体領域に前記出力部を形成する第3の工程と、を含むことを特徴とする固体撮像素子の製造方法。 - 請求項4に記載の固体撮像素子の製造方法において、
前記半導体基板の一主面に前記第1の不純物濃度よりも濃度の低い第3の不純物濃度を有する第3の半導体領域を形成する第3の工程を更に含み、
前記第3の工程は、前記第3の半導体領域に前記複数の受光画素及び前記複数の垂直シフトレジスタを形成することを特徴とする固体撮像素子の製造方法。 - 請求項4又は請求項5に記載の固体撮像素子の製造方法において、
前記第1及び第2の半導体領域は、前記不純物が段階的に注入され、前記第1乃至第3の半導体領域への前記不純物の注入が、少なくとも1回共通に行われることを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002304977A JP2004140258A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 固体撮像素子及びその製造方法 |
TW092127913A TWI237501B (en) | 2002-10-18 | 2003-10-08 | Solid-state image pickup element and manufacturing method thereof |
KR1020030072064A KR100697766B1 (ko) | 2002-10-18 | 2003-10-16 | 고체 촬상 소자 및 그 제조 방법 |
US10/688,073 US7557390B2 (en) | 2002-10-18 | 2003-10-17 | Solid image capturing element for power saving at output section and manufacturing method for the same |
CNB2003101014130A CN1245827C (zh) | 2002-10-18 | 2003-10-17 | 固体摄像元件及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002304977A JP2004140258A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 固体撮像素子及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004140258A true JP2004140258A (ja) | 2004-05-13 |
JP2004140258A5 JP2004140258A5 (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=32452240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002304977A Pending JP2004140258A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 固体撮像素子及びその製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7557390B2 (ja) |
JP (1) | JP2004140258A (ja) |
KR (1) | KR100697766B1 (ja) |
CN (1) | CN1245827C (ja) |
TW (1) | TWI237501B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010003928A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Toshiba Corp | 固体撮像装置及びその製造方法 |
JP5641287B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-12-17 | ソニー株式会社 | 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、および、電子機器 |
CN114220827B (zh) * | 2021-12-16 | 2025-03-28 | 中国电子科技集团公司第四十四研究所 | 具有多p阱结构的帧转移CCD及其制作方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118174A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-27 | Toshiba Corp | 電荷検出回路 |
JPH0282649A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-23 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
JPH07161955A (ja) * | 1993-12-09 | 1995-06-23 | Toshiba Corp | 固体撮像装置 |
JPH09252106A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Sony Corp | 固体撮像素子 |
JPH10135439A (ja) * | 1996-10-30 | 1998-05-22 | Nec Corp | 固体撮像装置とその製造方法 |
JPH10173162A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Nec Corp | 固体撮像素子 |
JP2000138367A (ja) * | 1998-11-02 | 2000-05-16 | Sony Corp | 電荷転送装置 |
JP2001203343A (ja) * | 2000-01-19 | 2001-07-27 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | 固体撮像装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62126667A (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | 固体撮像素子 |
US4805026A (en) * | 1986-02-18 | 1989-02-14 | Nec Corporation | Method for driving a CCD area image sensor in a non-interlace scanning and a structure of the CCD area image sensor for driving in the same method |
FR2668303B1 (fr) * | 1989-03-14 | 1993-04-23 | Thomson Composants Milit Spaci | Capteur optique a faible diaphotie. |
JP3143979B2 (ja) * | 1991-08-22 | 2001-03-07 | ソニー株式会社 | Ccdシフトレジスタ |
KR970007711B1 (ko) | 1993-05-18 | 1997-05-15 | 삼성전자 주식회사 | 오버-플로우 드레인(ofd)구조를 가지는 전하결합소자형 고체촬상장치 |
JPH09266296A (ja) * | 1996-03-28 | 1997-10-07 | Nec Corp | 固体撮像装置 |
JPH09331058A (ja) * | 1996-06-13 | 1997-12-22 | Sony Corp | 固体撮像素子 |
JP2752963B2 (ja) | 1996-07-26 | 1998-05-18 | 埼玉日本電気株式会社 | Cdma方式多重伝送装置 |
JP3006521B2 (ja) | 1996-11-28 | 2000-02-07 | 日本電気株式会社 | 電荷転送装置及びその製造方法 |
JP3019797B2 (ja) * | 1997-02-07 | 2000-03-13 | 日本電気株式会社 | 固体撮像素子とその製造方法 |
JP3819631B2 (ja) * | 1999-03-18 | 2006-09-13 | 三洋電機株式会社 | 固体撮像装置 |
TW503620B (en) * | 2000-02-04 | 2002-09-21 | Sanyo Electric Co | Drive apparatus for CCD image sensor |
JP2001308313A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-11-02 | Nec Corp | 電荷転送装置及びそれを用いた固体撮像装置 |
JP4338298B2 (ja) * | 2000-10-04 | 2009-10-07 | 富士フイルム株式会社 | 電荷転送装置およびその駆動方法 |
-
2002
- 2002-10-18 JP JP2002304977A patent/JP2004140258A/ja active Pending
-
2003
- 2003-10-08 TW TW092127913A patent/TWI237501B/zh not_active IP Right Cessation
- 2003-10-16 KR KR1020030072064A patent/KR100697766B1/ko not_active Expired - Lifetime
- 2003-10-17 US US10/688,073 patent/US7557390B2/en active Active
- 2003-10-17 CN CNB2003101014130A patent/CN1245827C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6118174A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-27 | Toshiba Corp | 電荷検出回路 |
JPH0282649A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-23 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
JPH07161955A (ja) * | 1993-12-09 | 1995-06-23 | Toshiba Corp | 固体撮像装置 |
JPH09252106A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Sony Corp | 固体撮像素子 |
JPH10135439A (ja) * | 1996-10-30 | 1998-05-22 | Nec Corp | 固体撮像装置とその製造方法 |
JPH10173162A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Nec Corp | 固体撮像素子 |
JP2000138367A (ja) * | 1998-11-02 | 2000-05-16 | Sony Corp | 電荷転送装置 |
JP2001203343A (ja) * | 2000-01-19 | 2001-07-27 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | 固体撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100697766B1 (ko) | 2007-03-22 |
TW200408275A (en) | 2004-05-16 |
CN1497957A (zh) | 2004-05-19 |
US20040119865A1 (en) | 2004-06-24 |
CN1245827C (zh) | 2006-03-15 |
TWI237501B (en) | 2005-08-01 |
US7557390B2 (en) | 2009-07-07 |
KR20040034497A (ko) | 2004-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101756057B1 (ko) | 고체 촬상 장치와 그 제조 방법, 및 전자 기기 | |
KR101683309B1 (ko) | 고체 촬상 장치 및 전자 기기 | |
JP5564909B2 (ja) | 固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器 | |
CN100428485C (zh) | 固态图像传感器及其制造方法 | |
JP5365144B2 (ja) | 固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器 | |
JP5224633B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US7459335B2 (en) | Solid-state imaging apparatus and method for producing the same | |
JP5358064B2 (ja) | Cmosイメージセンサ及びその製造方法 | |
JP5487798B2 (ja) | 固体撮像装置、電子機器および固体撮像装置の製造方法 | |
CN101320744A (zh) | 固态成像装置及其制造方法 | |
JP5891624B2 (ja) | 固体撮像素子、固体撮像素子の製造方法、および電子機器 | |
CN101106146A (zh) | Mos固态图像拾取器件及其制造方法 | |
US20040105023A1 (en) | Solid state imaging device with an output section having reduced power consumption, and manufacturing method thereof | |
JP4289872B2 (ja) | 固体撮像素子及びその駆動方法 | |
JP2004140258A (ja) | 固体撮像素子及びその製造方法 | |
JP4693183B2 (ja) | 固体撮像装置の製造方法 | |
JP2008108916A (ja) | 固体撮像装置及び電子機器 | |
JP4561328B2 (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
JP2007073544A (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
JP3589901B2 (ja) | 固体撮像装置およびその駆動方法 | |
CN223040491U (zh) | 图像传感器、电子设备 | |
JP4561327B2 (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
JP2005051136A (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
JPH11220117A (ja) | Ccd型固体撮像素子とその製造方法 | |
JP2007059447A (ja) | 固体撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051017 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080414 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100922 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110527 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110913 |