JP2004136478A - 耐擦傷性グロスマット化粧シート - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、従来の熱硬化型樹脂を利用しつつ、耐擦傷性を向上させVカット加工も可能とした耐擦傷性向上グロスマット化粧シートを提供することを目的としたものである。
【解決手段】化粧シート基材層の表層に、アクリルポリオールに艶調整用マット剤を添加しイソシアネートにて硬化する塗工液を塗布してなる艶調整層を形成し、さらに、該艶調整層上に光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmからなるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入りネガ導管印刷層を設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【選択図】図1
【解決手段】化粧シート基材層の表層に、アクリルポリオールに艶調整用マット剤を添加しイソシアネートにて硬化する塗工液を塗布してなる艶調整層を形成し、さらに、該艶調整層上に光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmからなるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入りネガ導管印刷層を設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅などの建築物の内装や、造作材、建具の建築資材、家具什器類、住設機器や家具製品等の表面化粧等に使用するための化粧シートに関するものである。更に詳しくは、平面基材への貼付を基本とした環境を考慮した塩ビニル樹脂を一切使用しない耐擦傷性グロスマット化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
塩化ビニル代替可能とされる化粧シートとして、オレフィン系素材のフィルムからなる化粧シートが多く提案されてきた。(特許文献1、2、3参照)
オレフィン系化粧シートは、中密度繊維板(MDF)や合板・窯業系材料・合成樹脂材料等に平貼り・ラッピング・真空成形・押出成形等の加工法を経て、建材として用いられる。接着の工程・梱包工程・運搬工程の際には、異物(木粉・ちり)等の侠雑物によって、擦り傷跡となる。擦り傷跡の程度に関しては、従来の塩化ビニル系化粧シートと比較すると、オレフィン系化粧シートでは樹脂の性質上傷がつきやすい。
【0003】
表層をアクリルウレタン系樹脂(熱硬化型)でコーティングすることである程度の改善は可能であるが、擦り傷による艶変化は完全になくすことは困難である。(特許文献4参照)
【0004】
また、電離放射線硬化型樹脂によるコーティングでは、架橋密度が高く耐擦り傷には効果を発揮するが、設備コスト高、樹脂および設備への安全性配慮が必要で汎用性が高いとはいえなかった。更に、傷のつき難いグロスマット仕様の化粧シートが無かった。(特許文献5参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平6−79850号公報
【特許文献2】
特開平8−1881号公報、
【特許文献3】
特開平8−230113号公報
【特許文献4】
特開2000−280419号公報
【特許文献5】
特開平9−164648号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、従来の熱硬化型樹脂を利用しつつ、耐擦傷性を向上させVカット加工も可能とした耐擦傷性向上グロスマット化粧シートを提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
化粧シート基材層の表層に、アクリルポリオールに艶調整用マット剤を添加しイソシアネートにて硬化する塗工液を塗布してなる艶調整層を形成し、さらに、該艶調整層上に光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入りネガ導管印刷層を設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0008】
請求項2に係る発明は、
請求項1記載の耐擦傷性グロスマット化粧シートにおける前記ビーズ入りネガ導管上に、光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入りマット導管模様印刷層を前記ネガ導に同調させて設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0009】
請求項3に係る発明は、
化粧シート基材層の表層に、光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入り艶調整層を設け、該艶調整層上に請求項2記載のビーズ入りマット導管模様印刷を設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0010】
請求項4に係る発明は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐擦傷性グロスマット化粧シートにおいて、前記平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズにシランカップリング剤処理を施したことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0011】
請求項5に係る発明は、
少なくとも前記艶調整層に、シランカップリング剤処理もしくはベーマイト処理を施したアルミニウム粉末を0.5〜10wt%添加することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、第1実施例における積層構成を示す模式断面図である。図2は、第2実施例における積層構成を示す模式断面図である。図3は、第3実施例における積層構成を示す模式断面図である。図4は、第4実施例における積層構成を示す模式断面図である。1は化粧シート基材層、2は艶調整層、3はビーズ入りネガ導管印刷層、3aは該ビーズ、4はビーズ入りマット導管模様印刷層、4aは該ビーズ、5はビーズ入り艶調整層、5aは該ビーズ、6はビーズおよびアルミニウム粉を混入した艶調整層、6aは該ビーズ、6bは該アルミニウム粉、7はビーズおよびアルミニウム粉を混入したネガ導管印刷層、7aは該ビーズ、7bは該アルミニウム粉をそれぞれ示す。
【0013】
本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートの積層構成は、基本的には図1に示すように、表面から順次ビーズ入りネガ導管印刷層、艶調整層、基材層からなる構成であって、また図2に示すように、図1の構成にさらに上記のビーズ入りネガ導管印刷層のネガ導管に同調してビーズ入り導管模様印刷層を設けた構成、また図3に示すように、ビーズ入り艶調整層に上記のビーズ入り導管模様印刷層を設けた構成、また図4に示すように、上記図1に示した構成の艶調整層にビーズを混入した構成、また図4に示すように、上記図1に示した構成の艶調整層およびネガ導管印刷層にビーズとアルミニウム粉を混入した構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0014】
化粧シート基材層1は、材質はとくに限定されるものではない。グラビアコーティング法であれば、紙,フィルムといった連続した巻物であることが一般的であることが多い。フィルムであれば、エンボス加工がされていたり、印刷されてクリヤーフィルムを貼り合わせた複層化粧シートであったり、印刷された単層フィルムの化粧シートであったり、無地の着色フィルムであったりと、化粧材としての機能を有するあらゆる形態のものを指す。また、紙であっても同様で、印刷紙、表面処理紙、樹脂含浸紙などがある。
さらには、連続した巻物でなくても、枚葉の形態であってもよい。
元来、オレフィンフィルムの耐傷つき性を向上させることを目的としているが、化粧シート基材は、コート樹脂の密着性およびその後の二次加工性(ラッピング・Vカットなど)を考慮して選定されることが望ましい。
【0015】
艶調整層2は、アクリルポリオールに対して、艶調整剤(マット剤)を所望量添加し、イソシアネートを添加した塗工液が望ましい。艶調整剤マット剤としては、炭酸,硫酸などの無機塩(硫酸バリウムや炭酸カルシウム,ケイ酸カルシウムなど)、タルクなどがよく用いられる。これらは、艶調整剤として第2コート層としてのネガ導管印刷層に用いると、その粒子の形状や性質上引っかき傷・擦り傷に対して耐性がなく、表面反射率が変わり結果的に艶変化などの傷跡として残りやすい。
イソシアネートに関しては、化粧シートとしての他の要求品質(Vカット加工適正・耐候性など)を考慮しつつ、改めて選定を行えばよい。例えば、硬い皮膜を追求するのであれば、トリレンジイソシアネート(TDI)系が良い思われる(ただし、キノイド結合により黄変する場合がある)。例えば、耐候性を向上させるには、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)系が良好である。硬さと耐候性を考慮すると、イソシアネートの種類および量・ブレンド系などを適宜選定すればよい。また、樹脂中には耐候性を向上させるために、処方剤を添加してもよい。
塗布量は限定されず所望の艶を考慮して定めればよい。また、塗布方法はグラビア法が一般的である。
【0016】
ネガ導管印刷層3は、アクリルポリオールに対して、平均粒径が2〜5μmとなるガラスビーズ(SiO2)を添加、さらにオレフィン系ワックスを添加し、イソシアネートを添加しウレタン結合を形成した皮膜である。
オレフィン系ワックスについては、樹脂に潤滑性を与え耐傷つき性を向上させる効果がある。
ガラスビーズは塗膜の厚さとの関係が大きく、第1コート層としての艶調整剤の効果を考慮し、トップコート塗布量は3〜6g/m2であることが望ましい。3g/m2を下回ると、部分的には粒径の大きいガラスビーズが塗膜に保持されず、抜け落ちてピンホールとなる場合がある。また、6g/m2を超えると、ガラスビーズ自体にマット性があるため、第1コート層としての艶調整層の効果がでず所望の艶に仕上ることが困難となる。ガラスビーズの添加量は樹脂固形分に対して、10〜50%であると耐傷付き性の効果が顕著である。10%を下回るとガラスビーズの効果が薄く、50%を超えると部分的に脆さによる剥離などがおこり始める。
表面の耐傷つき性としては、3g/m2以上であることが重要で、この塗布量を下回ると耐傷つき性が確保できない。第1コート層としての艶調整層を反映させるためには、6g/m2未満であることが重要で、この塗布量を超えると、艶調整が困難である。
【0017】
マット導管層4は、アクリルポリオールに艶調整マット剤、オレフィン系ワックス、平均粒径2〜5μmからなるSiO2系無機物からなるビーズをアクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加し、硬化させたビーズ入り艶調整層より5〜20%(60°/60°)艶を低くした導管模様を印刷して設ける。
【0018】
【実施例】
以下に具体的実施例を説明する。
【0019】
<実施例1>
図1に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、オレフィン系化粧シート基材1の表層に対して、アクリルポリオールにマット剤にて艶調整し、イソシアネートを添加した塗工液を第1コート層としての艶調整層2を塗工した後に、アクリルポリオールに平均粒径3μmのガラスビーズ3a(シリカ)を固形分比で30%添加し、オレフィン系ワックス、イソシアネートを添加して調整した塗工液を4g/m2塗工し、上記艶調整層2より15%艶を低くした導管模様を印刷する第2コート層としてのビーズ入りネガ導管印刷層3形成し、本発明のた耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0020】
<実施例2>
図2に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、実施例1のビーズ入りネガ導管印刷層3上に、15%艶を低くした実施例1のガラスビーズ入り塗工液で、ネガ導管に同調させてビーズ4a入りマット導管模様印刷層4を形成し、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0021】
<実施例3>
図3に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、実施例1のガラスビーズ入りネガ導管印刷用塗工液を使用して形成した第1コート層としてのビーズ5a入り艶調整層5に、実施例2のビーズ4a入りマット導管模様印刷層4を形成し、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0022】
<実施例4>
図4に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、オレフィン系化粧シート基材1の表層に対して、アクリルポリオールにマット剤にて艶調整し、アクリルポリオールに平均粒径3μmのガラスビーズ(シリカ)を固形分比で30%添加し、オレフィン系ワックス、イソシアネートを添加して調整した塗工液を4g/m2塗工し第1コート層としてのビーズ5a入り艶調整層5を形成した後に、アクリルポリオールに平均粒径3μmのガラスビーズ(シリカ)を固形分比で30%添加し、オレフィン系ワックス、イソシアネートを添加して調整した塗工液を4g/m2塗工し、上記艶調整層5より15%艶を低くした第2コート層としてのビーズ3a入りネガ導管印刷層3を形成し、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0023】
<実施例5>
図5に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、実施例1のビーズ5a入り艶調整層およびビーズ3a入りネガ導管印刷層に、ベ−マイト処理を施したアルミニウム粉をアクリルポリオール100部に対して0.5wt%添加し、上記艶調整層およびネガ導管印刷層にベ−マイト処理を施したアルミニウム粉を混入した艶調整層6およびネガ導管印刷層7を形成し、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0024】
<比較例1>
実施例2の第1層としてのビーズ3a入り艶調整層3とビーズ3a入りマット導管層からビーズを抜き印刷し、化粧シートを作成した。
上記実施例1〜5および比較例1で得られたシートを中密度繊維板(MDF)へ接着剤を介して貼り合わせた後、シートの面より耐傷付き性(下記に示すスチールウール摩耗試験、コインスクラッチ試験による)および外観について評価した。その結果を表1に示す。
【0025】
<スチールウール摩耗試験>
スチールウール#000(ボンスター販売(株)製)を用いて手で擦ってスチールウール摩耗試験を行った。
【0026】
<コインスクラッチ試験>
鉛筆引っ掻き硬度試験機(テスター産業(株)製)に新品10円硬貨を取り付けてコインスクラッチ試験を行った。
【0027】
【表1】
【0028】
表に示した結果から、実施例1〜5で得られた本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートは、耐傷付き性に優れ、さらにグロスマット模様により、より本物の木目模様を呈する外観が得られた。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートは以上の構成としたことで、耐傷付き性が著しく向上し、さらにSiO2系無機物からなるビーズにシランカップリング剤処理を施すことにより艶調整層の重ね塗りが可能となり、Vカットしたときの白化が少ない、グロスマット効果により本物の木目模様を呈する外観が得られるといった実用上の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【図2】本発明の第2実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【図3】本発明の第3実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【図4】本発明の第4実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【図5】本発明の第5実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1・・・化粧シート基材層
2・・・艶調整層
3・・・ネガ導管印刷層
3a、4a、5a、6a、7a・・・ビーズ
4・・・導管模様
5・・・ガラスビーズ入り艶調整層
6・・・ガラスビーズおよびアルミニウム粉を混入された艶調整層
6b、7b・・・アルミニウム粉
7・・・ガラスビーズおよびアルミニウム粉を混入されたネガ導管印刷層
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅などの建築物の内装や、造作材、建具の建築資材、家具什器類、住設機器や家具製品等の表面化粧等に使用するための化粧シートに関するものである。更に詳しくは、平面基材への貼付を基本とした環境を考慮した塩ビニル樹脂を一切使用しない耐擦傷性グロスマット化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
塩化ビニル代替可能とされる化粧シートとして、オレフィン系素材のフィルムからなる化粧シートが多く提案されてきた。(特許文献1、2、3参照)
オレフィン系化粧シートは、中密度繊維板(MDF)や合板・窯業系材料・合成樹脂材料等に平貼り・ラッピング・真空成形・押出成形等の加工法を経て、建材として用いられる。接着の工程・梱包工程・運搬工程の際には、異物(木粉・ちり)等の侠雑物によって、擦り傷跡となる。擦り傷跡の程度に関しては、従来の塩化ビニル系化粧シートと比較すると、オレフィン系化粧シートでは樹脂の性質上傷がつきやすい。
【0003】
表層をアクリルウレタン系樹脂(熱硬化型)でコーティングすることである程度の改善は可能であるが、擦り傷による艶変化は完全になくすことは困難である。(特許文献4参照)
【0004】
また、電離放射線硬化型樹脂によるコーティングでは、架橋密度が高く耐擦り傷には効果を発揮するが、設備コスト高、樹脂および設備への安全性配慮が必要で汎用性が高いとはいえなかった。更に、傷のつき難いグロスマット仕様の化粧シートが無かった。(特許文献5参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平6−79850号公報
【特許文献2】
特開平8−1881号公報、
【特許文献3】
特開平8−230113号公報
【特許文献4】
特開2000−280419号公報
【特許文献5】
特開平9−164648号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、従来の熱硬化型樹脂を利用しつつ、耐擦傷性を向上させVカット加工も可能とした耐擦傷性向上グロスマット化粧シートを提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
化粧シート基材層の表層に、アクリルポリオールに艶調整用マット剤を添加しイソシアネートにて硬化する塗工液を塗布してなる艶調整層を形成し、さらに、該艶調整層上に光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入りネガ導管印刷層を設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0008】
請求項2に係る発明は、
請求項1記載の耐擦傷性グロスマット化粧シートにおける前記ビーズ入りネガ導管上に、光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入りマット導管模様印刷層を前記ネガ導に同調させて設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0009】
請求項3に係る発明は、
化粧シート基材層の表層に、光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入り艶調整層を設け、該艶調整層上に請求項2記載のビーズ入りマット導管模様印刷を設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0010】
請求項4に係る発明は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐擦傷性グロスマット化粧シートにおいて、前記平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズにシランカップリング剤処理を施したことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0011】
請求項5に係る発明は、
少なくとも前記艶調整層に、シランカップリング剤処理もしくはベーマイト処理を施したアルミニウム粉末を0.5〜10wt%添加することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、第1実施例における積層構成を示す模式断面図である。図2は、第2実施例における積層構成を示す模式断面図である。図3は、第3実施例における積層構成を示す模式断面図である。図4は、第4実施例における積層構成を示す模式断面図である。1は化粧シート基材層、2は艶調整層、3はビーズ入りネガ導管印刷層、3aは該ビーズ、4はビーズ入りマット導管模様印刷層、4aは該ビーズ、5はビーズ入り艶調整層、5aは該ビーズ、6はビーズおよびアルミニウム粉を混入した艶調整層、6aは該ビーズ、6bは該アルミニウム粉、7はビーズおよびアルミニウム粉を混入したネガ導管印刷層、7aは該ビーズ、7bは該アルミニウム粉をそれぞれ示す。
【0013】
本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートの積層構成は、基本的には図1に示すように、表面から順次ビーズ入りネガ導管印刷層、艶調整層、基材層からなる構成であって、また図2に示すように、図1の構成にさらに上記のビーズ入りネガ導管印刷層のネガ導管に同調してビーズ入り導管模様印刷層を設けた構成、また図3に示すように、ビーズ入り艶調整層に上記のビーズ入り導管模様印刷層を設けた構成、また図4に示すように、上記図1に示した構成の艶調整層にビーズを混入した構成、また図4に示すように、上記図1に示した構成の艶調整層およびネガ導管印刷層にビーズとアルミニウム粉を混入した構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートである。
【0014】
化粧シート基材層1は、材質はとくに限定されるものではない。グラビアコーティング法であれば、紙,フィルムといった連続した巻物であることが一般的であることが多い。フィルムであれば、エンボス加工がされていたり、印刷されてクリヤーフィルムを貼り合わせた複層化粧シートであったり、印刷された単層フィルムの化粧シートであったり、無地の着色フィルムであったりと、化粧材としての機能を有するあらゆる形態のものを指す。また、紙であっても同様で、印刷紙、表面処理紙、樹脂含浸紙などがある。
さらには、連続した巻物でなくても、枚葉の形態であってもよい。
元来、オレフィンフィルムの耐傷つき性を向上させることを目的としているが、化粧シート基材は、コート樹脂の密着性およびその後の二次加工性(ラッピング・Vカットなど)を考慮して選定されることが望ましい。
【0015】
艶調整層2は、アクリルポリオールに対して、艶調整剤(マット剤)を所望量添加し、イソシアネートを添加した塗工液が望ましい。艶調整剤マット剤としては、炭酸,硫酸などの無機塩(硫酸バリウムや炭酸カルシウム,ケイ酸カルシウムなど)、タルクなどがよく用いられる。これらは、艶調整剤として第2コート層としてのネガ導管印刷層に用いると、その粒子の形状や性質上引っかき傷・擦り傷に対して耐性がなく、表面反射率が変わり結果的に艶変化などの傷跡として残りやすい。
イソシアネートに関しては、化粧シートとしての他の要求品質(Vカット加工適正・耐候性など)を考慮しつつ、改めて選定を行えばよい。例えば、硬い皮膜を追求するのであれば、トリレンジイソシアネート(TDI)系が良い思われる(ただし、キノイド結合により黄変する場合がある)。例えば、耐候性を向上させるには、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)系が良好である。硬さと耐候性を考慮すると、イソシアネートの種類および量・ブレンド系などを適宜選定すればよい。また、樹脂中には耐候性を向上させるために、処方剤を添加してもよい。
塗布量は限定されず所望の艶を考慮して定めればよい。また、塗布方法はグラビア法が一般的である。
【0016】
ネガ導管印刷層3は、アクリルポリオールに対して、平均粒径が2〜5μmとなるガラスビーズ(SiO2)を添加、さらにオレフィン系ワックスを添加し、イソシアネートを添加しウレタン結合を形成した皮膜である。
オレフィン系ワックスについては、樹脂に潤滑性を与え耐傷つき性を向上させる効果がある。
ガラスビーズは塗膜の厚さとの関係が大きく、第1コート層としての艶調整剤の効果を考慮し、トップコート塗布量は3〜6g/m2であることが望ましい。3g/m2を下回ると、部分的には粒径の大きいガラスビーズが塗膜に保持されず、抜け落ちてピンホールとなる場合がある。また、6g/m2を超えると、ガラスビーズ自体にマット性があるため、第1コート層としての艶調整層の効果がでず所望の艶に仕上ることが困難となる。ガラスビーズの添加量は樹脂固形分に対して、10〜50%であると耐傷付き性の効果が顕著である。10%を下回るとガラスビーズの効果が薄く、50%を超えると部分的に脆さによる剥離などがおこり始める。
表面の耐傷つき性としては、3g/m2以上であることが重要で、この塗布量を下回ると耐傷つき性が確保できない。第1コート層としての艶調整層を反映させるためには、6g/m2未満であることが重要で、この塗布量を超えると、艶調整が困難である。
【0017】
マット導管層4は、アクリルポリオールに艶調整マット剤、オレフィン系ワックス、平均粒径2〜5μmからなるSiO2系無機物からなるビーズをアクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加し、硬化させたビーズ入り艶調整層より5〜20%(60°/60°)艶を低くした導管模様を印刷して設ける。
【0018】
【実施例】
以下に具体的実施例を説明する。
【0019】
<実施例1>
図1に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、オレフィン系化粧シート基材1の表層に対して、アクリルポリオールにマット剤にて艶調整し、イソシアネートを添加した塗工液を第1コート層としての艶調整層2を塗工した後に、アクリルポリオールに平均粒径3μmのガラスビーズ3a(シリカ)を固形分比で30%添加し、オレフィン系ワックス、イソシアネートを添加して調整した塗工液を4g/m2塗工し、上記艶調整層2より15%艶を低くした導管模様を印刷する第2コート層としてのビーズ入りネガ導管印刷層3形成し、本発明のた耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0020】
<実施例2>
図2に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、実施例1のビーズ入りネガ導管印刷層3上に、15%艶を低くした実施例1のガラスビーズ入り塗工液で、ネガ導管に同調させてビーズ4a入りマット導管模様印刷層4を形成し、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0021】
<実施例3>
図3に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、実施例1のガラスビーズ入りネガ導管印刷用塗工液を使用して形成した第1コート層としてのビーズ5a入り艶調整層5に、実施例2のビーズ4a入りマット導管模様印刷層4を形成し、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0022】
<実施例4>
図4に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、オレフィン系化粧シート基材1の表層に対して、アクリルポリオールにマット剤にて艶調整し、アクリルポリオールに平均粒径3μmのガラスビーズ(シリカ)を固形分比で30%添加し、オレフィン系ワックス、イソシアネートを添加して調整した塗工液を4g/m2塗工し第1コート層としてのビーズ5a入り艶調整層5を形成した後に、アクリルポリオールに平均粒径3μmのガラスビーズ(シリカ)を固形分比で30%添加し、オレフィン系ワックス、イソシアネートを添加して調整した塗工液を4g/m2塗工し、上記艶調整層5より15%艶を低くした第2コート層としてのビーズ3a入りネガ導管印刷層3を形成し、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0023】
<実施例5>
図5に示す構成の耐擦傷性グロスマット化粧シートであって、実施例1のビーズ5a入り艶調整層およびビーズ3a入りネガ導管印刷層に、ベ−マイト処理を施したアルミニウム粉をアクリルポリオール100部に対して0.5wt%添加し、上記艶調整層およびネガ導管印刷層にベ−マイト処理を施したアルミニウム粉を混入した艶調整層6およびネガ導管印刷層7を形成し、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートを作成した。
【0024】
<比較例1>
実施例2の第1層としてのビーズ3a入り艶調整層3とビーズ3a入りマット導管層からビーズを抜き印刷し、化粧シートを作成した。
上記実施例1〜5および比較例1で得られたシートを中密度繊維板(MDF)へ接着剤を介して貼り合わせた後、シートの面より耐傷付き性(下記に示すスチールウール摩耗試験、コインスクラッチ試験による)および外観について評価した。その結果を表1に示す。
【0025】
<スチールウール摩耗試験>
スチールウール#000(ボンスター販売(株)製)を用いて手で擦ってスチールウール摩耗試験を行った。
【0026】
<コインスクラッチ試験>
鉛筆引っ掻き硬度試験機(テスター産業(株)製)に新品10円硬貨を取り付けてコインスクラッチ試験を行った。
【0027】
【表1】
【0028】
表に示した結果から、実施例1〜5で得られた本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートは、耐傷付き性に優れ、さらにグロスマット模様により、より本物の木目模様を呈する外観が得られた。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の耐擦傷性グロスマット化粧シートは以上の構成としたことで、耐傷付き性が著しく向上し、さらにSiO2系無機物からなるビーズにシランカップリング剤処理を施すことにより艶調整層の重ね塗りが可能となり、Vカットしたときの白化が少ない、グロスマット効果により本物の木目模様を呈する外観が得られるといった実用上の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【図2】本発明の第2実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【図3】本発明の第3実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【図4】本発明の第4実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【図5】本発明の第5実施例における積層構成を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1・・・化粧シート基材層
2・・・艶調整層
3・・・ネガ導管印刷層
3a、4a、5a、6a、7a・・・ビーズ
4・・・導管模様
5・・・ガラスビーズ入り艶調整層
6・・・ガラスビーズおよびアルミニウム粉を混入された艶調整層
6b、7b・・・アルミニウム粉
7・・・ガラスビーズおよびアルミニウム粉を混入されたネガ導管印刷層
Claims (5)
- 化粧シート基材層の表層に、アクリルポリオールに艶調整用マット剤を添加しイソシアネートにて硬化する塗工液を塗布してなる艶調整層を形成し、さらに、該艶調整層上に光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入りネガ導管印刷層を設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シート。
- 請求項1記載の耐擦傷性グロスマット化粧シートにおける前記ビーズ入りネガ導管上に、光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入りマット導管模様印刷層を前記ネガ導管に同調させて設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シート。
- 化粧シート基材層の表層に、光沢を調整したオレフィン系ワックスおよび平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズを、アクリルポリオールを主剤としイソシアネートにて硬化させるインキ樹脂に対して固形分比で10〜50%添加してなるインキを用いて、ビーズ入り艶調整層を設け、該艶調整層上に請求項2記載のビーズ入りマット導管模様印刷層を設けたことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シート。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐擦傷性グロスマット化粧シートにおいて、前記平均粒径2〜5μmの範囲にあるSiO2系無機物からなるビーズにシランカップリング剤処理を施したことを特徴とする耐擦傷性グロスマット化粧シート。
- 少なくとも前記艶調整層に、シランカップリング剤処理もしくはベーマイト処理を施したアルミニウム粉を0.5〜10wt%添加することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐擦傷性グロスマット化粧シート。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-10-16 JP JP2002301480A patent/JP2004136478A/ja active Pending
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