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JP2004135062A - 映像コミュニケーションシステム及び映像コミュニケーション方法 - Google Patents

映像コミュニケーションシステム及び映像コミュニケーション方法 Download PDF

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JP2004135062A
JP2004135062A JP2002297557A JP2002297557A JP2004135062A JP 2004135062 A JP2004135062 A JP 2004135062A JP 2002297557 A JP2002297557 A JP 2002297557A JP 2002297557 A JP2002297557 A JP 2002297557A JP 2004135062 A JP2004135062 A JP 2004135062A
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JP2002297557A
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English (en)
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Sachiko Iijima
飯島 佐知子
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】配信サーバから配信されたメディアデータの同じ場面を同時に複数の端末装置で視聴しながら映像コミュニケーションを行うことができる映像コミュニケーションシステムを提供する。
【解決手段】複数の端末装置120−1〜120−nに配信したテストパケットの配信時刻及び複数の端末装置120−1〜120−nからの応答パケットの受信時刻から各端末装置に配信するメディアデータの配信遅延時間を算出し、各端末装置120−1〜120−n夫々にメディアデータの再生待ち時間の割り当てを行う。これにより、複数の端末装置120−1〜120−nで配信サーバ100からのメディアデータを同じ時刻に同じ場面を視聴することが可能となり、複数の端末装置120−1〜120−n間で常に同じメディアデータを見ながら楽しくコミュニケーションをとることができる。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、像等のメディアデータを端末装置に配信する配信サーバと、この配信サーバに対してIP(Internet Protocol)ネットワーク等のネットワークを介して接続された複数の端末装置とを備えた映像コミュニケーションシステム及び映像コミュニケーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図17は、従来の映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図である。
この図において、従来の映像コミュニケーションシステムは、端末装置にメディアデータを配信する配信サーバ1701と、IPネットワーク1720を介して配信サーバ1701に接続された複数の端末装置1710−1、1710−2、1710−3、…、1710−n(以下、1710−1〜1710−nと記載する)とを備えて構成される。配信サーバ1701は、各端末装置1710−1〜1710−nからのメディアデータの配信要求を獲得する配信要求獲得部1702と、メディアデータを保持するメディアデータ保持部1703と、各端末装置1710−1〜1710−nからの要求に応じてメディアデータを配信する配信部1704とを備えている。
【0003】
端末装置1710−1〜1710−nは全て同一構成であり、端末装置1710−1を例に挙げると、配信サーバ1701に対してメディアデータの配信を要求する配信パケット管理部1711と、配信サーバ1701や他の端末装置1710−2〜1710−nからのメディアデータを受信するメディアデータ受信部1712と、メディアデータ受信部1712で受信されたメディアデータから映像信号を復号する復号化部1713と、複数のメディアデータで一画面を合成する必要がある場合に、復号化部1713で復号された複数のメディアデータを一画面に合成する映像合成部1714と、映像合成部1714からの映像情報を再生する映像再生部1715と、映像再生部1715で再生された映像を表示するテレビやモニタなどの映像出力部1716と、ビデオカメラ、ビデオデッキ、CCD(Charge Coupled Device)カメラなどの映像入力装置からの映像を取得する映像取得部1717と、この映像取得部1717で取得された映像を予め設定されたフレームサイズやフレームレートで圧縮符号化してメディアデータを生成する符号化部1718と、この符号化部1718で生成されたメディアデータにパケットヘッダを付与してパケット化し、IPネットワーク1720へ送出するメディアデータ送信部1719とを備えて構成される。
【0004】
次に、上記従来の映像コミュニケーションシステムの動作について説明する。但し、端末装置1710−1が他の端末装置1710−2〜1710−nと互いに映像コミュニケーションを行う場合について述べる。
【0005】
映像取得部1717にてビデオカメラ、ビデオデッキ、CCDカメラなどの映像入力装置から取得された映像が符号化部1718にて符号化されてメディアデータが生成される。生成されたメディアデータはメディアデータ送信部1719にてパケットヘッダが付与されてパケット化される。そして、指定された相手先端末装置1710−2、1710−3、…又は1710−nに向けてIPネットワーク1720に送出される。
【0006】
一方、メディアデータ受信部1712にて他の端末装置1710−2〜1710−nからのメディアデータが受信されると、受信されたメディアデータが復号化部1713で復号化される。そして、復号化された複数のメディアデータが必要に応じて一画面に合成された後、再生映像信号に変換されて映像出力部1716より映像出力される。以上の動作は端末装置1710−1〜1710−nの全てにおいて同様に行われる。これにより、各端末装置1710−1〜1710−nでは、互いに相手端末装置から送信された映像を見ながら会話などを行う映像コミュニケーションが可能となる。
【0007】
次に、複数の端末装置による映像コミュニケーションが行われている最中に、配信サーバ1701から配信された同一のメディアデータを各端末装置1710−1〜1710−nで再生する場合について述べる。
【0008】
例えば端末装置1710−1が前述した方法で他の端末装置1710−2、1710−3、…又は1710−nと映像コミュニケーションを行っている最中に、任意の端末装置から配信サーバ1701に向けて配信要求パケットが送信されると、配信サーバ1701はその配信要求を受けて、要求されたメディアデータをメディアデータ保持部1703から取り出す。そして、取り出したメディアデータにパケットヘッダを付加してパケット化し、IPネットワーク1720に送出する。映像コミュニケーションを行っている端末装置1710−1〜1710−nは、配信サーバ1701から配信されたメディアデータの受信すると、それを復号して再生する。
【0009】
以上より、端末装置1710−1〜1710−nは、配信サーバ1701から配信された同一のメディアデータを視聴しながら、他の複数の端末装置間で映像コミュニケーションを行うことが可能となる。
【0010】
なお、上記技術内容に類似する技術として、要求獲得手段が、予め定められた規定時間内に、複数の端末局から同一の指定番組に対する配信要求を獲得し、チャネル決定手段が、複数の端末局に同一のチャネルを計時手段からの通知により規定時間経過時に割り当て、配信手段からのメディアデータの配信を同一チャネルで行う技術がある(例えば、特許文献1参考)。
【0011】
【特許文献1】
特開平7−111648号公報(第4及び5頁、図1)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の映像コミュニケーションシステムにおいては、次のような問題がある。
すなわち、各端末装置1710−1〜1710−nがメディアデータの再生を独立に行っているので、実時間で映像コミュニケーションを行っている複数の端末装置1710−1〜1710−nが配信サーバ1701から配信された同一のメディアデータを再生して視聴する場合、各端末装置1710−1〜1710−nが受信する時刻にずれが生じると、お互いの端末装置で視聴している場面がずれてしまう現象が起こる。各端末装置1710−1〜1710−nのユーザーがメディアデータのある場面についての意見を述べていても、他の端末装置1710−1〜1710−nのユーザーはメディアデータのどの場面に対する意見を述べているのか理解し難くなる。その結果、映像コミュニケーションが成り立たなくなってしまう。
【0013】
また、例えばRFC958(Network Working Group Request for Comments:958)のNTP(Network Time Protocol)などのネットワークに接続された端末装置や、サーバに内蔵される時計の時刻を設定する手段により配信サーバと複数の端末装置で時刻同期のとれているネットワークであれば、配信サーバから配信されたメディアデータを複数の端末装置で受信した時刻をそれぞれ比較することで受信時刻の一番遅い端末装置を求めてこの受信時刻を再生時間とし、他の端末装置は一番遅い端末装置の受信時刻と夫々の受信時刻との差分だけ待ってから再生を開始することで、全端末装置が同時に映像を再生することが可能となる。しかしながら、時刻同期がとれていないネットワークの場合は時刻を比較することができないため、この方法では求めることができない。
【0014】
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、配信サーバから配信されたメディアデータの同じ場面を同時に複数の端末装置で視聴しながら映像コミュニケーションを行うことができる映像コミュニケーションシステム及び映像コミュニケーション方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の映像コミュニケーションシステムは、ネットワークに接続された複数の端末装置に対してメディアデータを配信する配信サーバを具備する映像コミュニケーションシステムであって、前記配信サーバは、前記複数の端末装置夫々にテストパケットを配信した時刻を取得するテストパケット配信時刻取得手段と、前記複数の端末装置夫々にテストパケットを配信した後に前記複数の端末装置夫々から送信された応答パケットを受信した時刻を取得する応答パケット受信時刻取得手段と、前記テストパケット配信時刻取得手段で取得された前記複数の端末装置夫々に対するテストパケット配信時刻と前記応答パケット受信時刻取得手段で取得された前記複数の端末装置夫々からの応答パケット受信時刻とにより前記複数の端末装置夫々へのメディアデータの配信遅延時間を求める配信遅延時間導出手段と、前記配信遅延時間導出手段にて求められた前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記複数の端末装置夫々に通知する再生待ち時間通知手段とを具備し、前記複数の端末装置夫々は、前記配信サーバから配信されたテストパケットに対する応答パケットを送信する応答パケット送信手段と、前記配信サーバから配信されたメディアデータを前記配信サーバより通知された再生待ち時間経過後に再生を行うメディアデータ再生手段とを具備する構成を採る。
【0016】
この構成によれば、配信サーバが各端末装置に配信するメディアデータの配信遅延時間を導出し、各端末装置へのメディアデータの再生待ち時間の割り当てを行うことにより、複数の端末装置で配信サーバからの共通のメディアデータを同時に再生でき、同じ時刻に同じ場面を視聴しながら複数の端末装置間で映像コミュニケーションを行うことが可能となる。
【0017】
請求項2に係る発明の映像コミュニケーションシステムは、請求項1に係る発明の映像コミュニケーションシステムにおいて、前記配信サーバが複数あって、各配信サーバが前記複数の端末装置夫々に対してメディアデータの配信を行う場合、前記複数の端末装置夫々のメディアデータ再生手段は、各配信サーバ間の配信開始時刻の差分に応じてメディアデータ再生時刻を変更する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、配信サーバが複数ある場合、各端末装置が各配信サーバ間の配信開始時刻の差分に応じてメディアデータを再生する時刻を変更するので、配信サーバが複数あっても複数の端末装置で各配信サーバからの共通のメディアデータを同時に再生することができる。
【0019】
請求項3に係る発明の映像コミュニケーションシステムは、請求項1又は請求項2のいずれかに係る発明の映像コミュニケーションシステムにおいて、前記複数の端末装置夫々のメディアデータ再生手段は、メディアデータ再生時刻をネットワークの伝送ゆらぎによる遅延を吸収するためのゆらぎ吸収時間に応じて変更する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、各端末装置がネットワークの伝送ゆらぎによる遅延を吸収するためのゆらぎ吸収時間に応じてメディアデータを再生する時刻を変更するので、ネットワークの伝送ゆらぎにより、各端末装置でのメディアデータの再生開始のずれを解消することができる。
【0021】
請求項4に係る発明の映像コミュニケーションシステムは、ネットワークに接続された複数の端末装置と、メディアデータを配信する配信サーバと、前記配信サーバからのメディアデータを中継して前記複数の端末装置で受信可能とする中継装置と、を具備する映像コミュニケーションシステムであって、前記配信サーバは、前記中継装置にテストパケットを配信した時刻を取得する第1のテストパケット配信時刻取得手段と、前記中継装置にテストパケットを配信した後に当該中継装置から送信された応答パケットを受信した時刻を取得する第1の応答パケット受信時刻取得手段と、前記中継装置にテストパケットを配信したテストパケット配信時刻と前記中継装置から送信された応答パケットを受信した応答パケット受信時刻とにより前記中継装置へのメディアデータの配信遅延時間を求める第1の配信遅延時間導出手段と、前記第1の配信遅延時間導出手段にて求められた前記中継装置に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記中継装置に通知する第1の再生待ち時間通知手段とを具備し、前記中継装置は、前記複数の端末装置夫々にテストパケットを配信した時刻を取得する第2のテストパケット配信時刻取得手段と、前記複数の端末装置夫々に対して配信したテストパケットに対応して前記複数の端末装置夫々から送信された応答パケットを受信した時刻を取得する第2の応答パケット受信時刻取得手段と、前記複数の端末装置夫々へのテストパケット配信時刻と前記複数の端末装置夫々からの応答パケット受信時刻とにより前記複数の端末装置夫々へのメディアデータの配信遅延時間を求める第2の配信遅延時間導出手段と、前記第2の配信遅延時間導出手段にて求められた前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記複数の端末装置夫々に通知する第2の再生待ち時間通知手段と、前記配信サーバから配信されたテストパケットに対して応答パケットを送信する第1の応答パケット送信手段と、前記配信サーバから配信されたメディアデータを前記配信サーバから通知された再生待ち時間経過後に前記複数の端末装置夫々に配信する中継手段とを具備し、前記複数の端末装置夫々は、前記中継装置から配信されたテストパケットに対する応答パケットを送信する第2の応答パケット手段と、前記中継装置にて中継された前記配信サーバからのメディアデータを前記中継装置より通知された再生待ち時間経過後に再生するメディアデータ再生手段と、を具備する構成を採る。
【0022】
この構成によれば、例えば配信サーバからの映像を多数の端末装置が配信を希望し、配信サーバ1台では全ての端末装置の配信遅延時間を算出するのに時間がかかってしまうような場合でも中継装置が配下の端末装置までの配信遅延時間を求めるので、配信サーバの負荷を軽減することができる。これにより、多数の端末装置間でメディアデータの同時再生が可能となる。
【0023】
請求項5に係る発明の映像コミュニケーションシステムは、請求項4に係る発明の映像コミュニケーションシステムにおいて、前記配信サーバの第1の再生待ち時間通知手段は、前記中継装置が1つの場合には再生待ち時間を0msecとしてその中継装置に通知し、前記中継装置が複数ある場合には各中継装置の配信遅延時間より算出した各中継装置への再生待ち時間を各中継装置に通知する構成を採る。
【0024】
この構成によれば、中継装置が1つの場合、配信サーバは再生待ち時間を0msecとしてその中継装置に通知し、中継装置が複数ある場合には各中継装置の配信遅延時間より算出した各中継装置への再生待ち時間を各中継装置に通知する中継装置に数によらず複数の端末装置で各配信サーバからの共通のメディアデータを同時に再生することができる。
【0025】
請求項6に係る発明の映像コミュニケーション方法は、配信サーバがネットワークに接続された複数の端末装置に対してメディアデータの配信を行う映像コミュニケーション方法であって、前記配信サーバは、前記複数の端末装置夫々へのテストパケット配信時刻と当該パケットの配信により前記複数の端末装置夫々から送信された応答パケットの受信時刻とにより前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間を求め、求めた前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記複数の端末装置夫々に通知し、前記複数の端末装置夫々は、前記配信サーバより通知された再生待ち時間経過後に前記配信サーバから配信されたメディアデータの再生を行う。
【0026】
この方法によれば、配信サーバが各端末装置に配信するメディアデータの配信遅延時間を導出し、各端末装置へのメディアデータの再生待ち時間の割り当てを行うことにより、複数の端末装置で配信サーバからの共通のメディアデータを同時に再生でき、同じ時刻に同じ場面を視聴しながら複数の端末装置間で映像コミュニケーションを行うことができる映像コミュニケーションシステムを提供できる。
【0027】
請求項7に係る発明の映像コミュニケーション方法は、配信サーバがネットワークに接続された複数の端末装置に対して中継装置を介してメディアデータの配信を行う映像コミュニケーション方法であって、前記配信サーバは、前記中継装置へのテストパケット配信時刻と当該パケットの配信により前記中継装置から送信された応答パケットの受信時刻とにより前記中継装置に対するメディアデータの配信遅延時間を求め、求めた配信遅延時間から前記中継装置に対するメディアデータの再生待ち時間の割り当てを行い、前記中継装置は、前記複数の端末装置夫々へのテストパケット配信時刻と当該パケットの配信により前記複数の端末装置夫々から送信された応答パケットの受信時刻とにより前記複数の端末装置夫々へのメディアデータの配信遅延時間を求め、求めた前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記複数の端末装置夫々に通知し、更に前記配信サーバから配信されたメディアデータを前記配信サーバから通知された再生待ち時間経過後に前記複数の端末装置夫々に配信し、前記複数の端末装置夫々は、前記中継装置にて中継された前記配信サーバからのメディアデータを前記中継装置にて割り当てられた再生待ち時間経過後に再生する。
【0028】
この方法によれば、例えば配信サーバからの映像を多数の端末装置が配信を希望し、配信サーバ1台では全ての端末装置の配信遅延時間を算出するのに時間がかかってしまうような場合でも、中継装置が配下の端末装置までの配信遅延時間を求めるので、配信サーバの負荷を軽減することができる。これにより、多数の端末装置間で同じメディアデータを見ながらコミュニケーションをとることができる映像コミュニケーションシステムを提供することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、配信サーバが複数の端末装置夫々に配信するメディアデータの配信遅延時間を導出して、各端末装置へのメディアデータの再生待ち時間の割り当てを行うことにより、各端末装置で配信サーバからの共通のメディアデータを同時に再生できるようにすることである。
【0030】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0031】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図である。
この図において、本実施の形態に係る映像コミュニケーションシステムは、配信サーバ100と、インターネットプロトコルに準拠するIPネットワーク110を介して配信サーバ100に接続された複数の端末装置120−1、120−2、120−3、…、120−nとを備えている。
【0032】
配信サーバ100は、符号化されたメディアデータを保持し、任意の端末装置120−1〜120−nからの配信要求に応じてメディアデータをパケット化してIPネットワーク110へ送出するものであり、配信要求獲得部101と、メディアデータ保持部102と、メディアデータ配信部103と、再生待ち時間管理部104とを備えている。
【0033】
配信要求獲得部101は、任意の端末装置120−1〜120−nから送信された配信要求パケットを受信することで、要求されたメディアデータをメディアデータ保持部102より取り出してメディアデータ配信部103に入力する。メディアデータ配信部103は、配信要求獲得部101によって選択されたメディアデータをパケット化してIPネットワーク110へ送出する。再生待ち時間管理部104は、配信サーバ100から各端末装置120−1〜120−nまでの遅延時間情報を管理する。すなわち、各端末装置120−1〜120−nにパケットを配信した時刻と、このパケットを配信することで各端末装置120−1〜120−nから送信される応答パケットを受信した時刻とを夫々取得し、これらの時刻に基づいて各端末装置120−1〜120−nに対する配信遅延時間を導き出す。そして、導き出した各端末装置120−1〜120−nに対する配信遅延時間から最長配信遅延時間を求め、各端末装置120−1〜120−nにおける再生待ち時間を通知する。
【0034】
各端末装置120−1〜120−nは、配信サーバ100から配信されるメディアデータのパケットを受信し、これを所定の符号化方法に対応した復号化方法で復号した後、モニタやテレビなどの映像出力装置へ出力する。また、他の端末装置から送信されたメディアデータのパケットを受信し、これを所定の符号化方法に対応する復号化方法で復号した後、上記した映像出力装置へ出力する。また、ビデオカメラ、ビデオデッキ、CCDカメラなどで取得した映像を圧縮符号化してパケット化し、IPネットワーク110へ送出する。
【0035】
各端末装置120−1〜120−nは、上記したビデオカメラ、ビデオデッキ、CCDカメラなどの映像取得部121と、符号化部122と、メディアデータ送信部123と、メディアデータ受信部124と、復号化部125と、映像合成部126と、映像再生部127と、映像出力部128と、配信パケット管理部129と、再生待ち時間管理部130とを備えている。
【0036】
符号化部122は、映像取得部121で取得されたメディアデータを予め決められた符号化方式で圧縮符号化し、その結果(符号化データ)をメディアデータ送信部123に入力する。メディアデータ送信部123は、符号化データをパケット化してメディアデータとして他の端末装置へ送信する。メディアデータ受信部124は、他の端末装置のメディアデータ送信部123から送信されたメディアデータを受信して復号化部125に入力する。また、配信サーバ100から配信されたメディアデータを受信して復号化部125に入力する。復号化部125は、メディアデータ受信部124で受信されたメディアデータを所定の符号化方式に対応した復号化方法で復号化し、復号化したメディアデータを映像合成部126に入力する。
【0037】
映像合成部126は、同一画面上に表示するメディアデータが複数受信された場合に、これらのメディアデータを一画面に合成して映像再生部127に入力する。映像再生部127は、メディアデータから再生映像信号を生成して映像出力部(テレビやモニタなど)128に入力する。配信パケット管理部129は、配信サーバ100へのメディアデータの配信要求パケットの送信と配信サーバ100からの配信パケットに対する応答パケットの送信を行う。再生待ち時間管理部130は、再生待ち時間経過後にメディアデータの再生を行う。
【0038】
以上のように構成された映像コミュニケーションシステムについて、その動作を説明する。但し、端末装置120−1〜120−nが互いに映像コミュニケーションを行う場合について述べる。
【0039】
各端末装置120−1〜120−nの映像取得部121にて映像が取得されると、その映像が予め設定されたフレームサイズやフレームレートで圧縮符号化されてメディアデータが生成される。そして、生成されたメディアデータにパケットヘッダが付与されパケット化されて、映像コミュニケーションを行っている他の端末装置に向けてIPネットワーク110へ送出される。そして、そのパケットデータが目的とする端末装置にて受信されると、復号化される。そして、更に必要に応じて一画面に合成された後、映像信号に変換される。
【0040】
上述の動作は、端末装置120−1〜120−nの全てにおいて適用される。これにより、各端末装置120−1〜120−nは互いに相手端末装置からの送信映像を見ながら会話などを行う映像コミュニケーションが可能となる。
【0041】
次に、複数の端末装置による映像コミュニケーション時に配信サーバ100からのメディアデータを再生する場合の動作について述べる。但し、各部は相互に密接に関連して動作し、その動作は複雑であるため、以下の説明では図2及び図3を参照して説明する。また、図2及び図3では各動作に番号を付して動作順序を明確にしている。
【0042】
まず、図2を参照して説明する。
例えば端末装置120−1が前述した方法で端末装置120−2、120−3、120−4と映像コミュニケーション行っているものとする。
【0043】
配信サーバ100から配信された共通のメディアデータを端末装置120−1、120−2、120−3、120−4(以下、120−1〜120−4と記載する)で同時に再生するために、まず端末装置120−1の配信パケット管理部129が配信サーバ100に配信要求パケットを送信する。この配信要求パケットには端末装置120−1〜120−4までのアドレスと要求するコンテンツが含まれている(手順1)。
【0044】
配信サーバ100の配信要求獲得部101は、端末装置120−1から送信された配信要求パケットに対し、配信先の端末装置120−1〜120−4宛にテストパケットを送信する。このテストパケットにはこれを配信した時刻が含まれている(手順2)。
【0045】
各端末装置120−1〜120−4の配信パケット管理部129は、配信サーバ100からのテストパケットを受信した後、応答パケットを配信サーバ100に送信する。この場合、応答パケットには配信サーバ100がテストパケットを配信した時刻が含まれている(手順3)。
【0046】
配信サーバ100の再生待ち時間管理部104は、各端末装置120−1〜120−4からの応答パケットを受信すると、受信時の時刻を取得する。そして、各端末装置120−1〜120−4にテストパケットを配信した時刻と各端末装置120−1〜120−4からの応答パケットの受信時刻とより、各端末装置120−1〜120−4毎の配信サーバ100から各端末装置120−1〜120−4までの配信遅延時間を算出する。
【0047】
配信サーバ100から各端末装置120−1〜120−4までの配信遅延時間は、以下のようにして求めることができる。
受信時刻と配信時刻の差分の時間は、配信サーバ100と各端末装置120−1〜120−4との間のパケットの往復時間であり、式(1)のようになる。
【0048】
(往復時間)=(到着時刻)−(配信時刻)         ・・・(1)
【0049】
式(1)の(往復時間)とは、配信サーバ100から各端末装置120−1〜120−4への伝送時間(下り方向伝送時間)と、各端末装置120−1〜120−4から配信サーバ100への伝送時間(上り方向伝送時間)と、各端末装置120−1〜120−4でのテストパケット処理時間を合計した時間であるとも言える。すなわち、式(2)のようになる。
【0050】
(往復時間)=(上り伝送時間)+(下り伝送時間)+(処理時間)・・・(2)
【0051】
ここで、IPネットワーク110の上りと下りの配信遅延時間が同じであるとすると、往復時間は式(3)のようになる。
【0052】
(往復時間)=(伝送時間)×2+(処理時間)       ・・・(3)
【0053】
ここで、各端末装置120−1〜120−4でのテストパケットの処理時間が、配信遅延時間に比べゼロに近いとすると、式(4)のようになる。
【0054】
(往復時間)=(配信遅延時間)×2            ・・・(4)
【0055】
式(1)と式(4)より、配信遅延時間は式(5)で求められる。
【0056】
(配信遅延時間)={(受信時刻)−(配信時刻)}÷2    ・・・(5)
【0057】
算出された各端末装置120−1〜120−4の配信遅延時間は、例えば図4に示すようなテーブルデータとして、一時的に保存される。
【0058】
次に、算出結果を相互に比較し、最長配信遅延時間を検出する。
図4に示すテーブルでは、最長配信遅延時間が端末装置120−1における配信遅延時間1,500msecとなっている。この最長配信遅延時間経過した時点で全ての端末装置120−1〜120−4が配信メディアデータを受信したことになる。
【0059】
そして、この時点で各端末装置120−1〜120−4が再生を開始することで、メディアデータ配信してから最短時間で同時再生が可能となる。そこで、最長配信遅延時間経過後に各端末装置120−1〜120−4がメディアデータの再生ができるように、各端末装置120−1〜120−4がメディアデータを受信してから再生するまでの待ち時間を算出する(手順4)。
【0060】
各端末装置120−1〜120−4が配信されたメディアデータを受信してから再生するまでの待ち時間は、式(6)で求めることができる。
【0061】
(再生待ち時間)=(全端末装置の最長配信遅延時間)−(各端末装置の配信遅延時間)・・・(6)
【0062】
配信サーバ100は、各端末装置120−1〜120−4に対して、算出した再生待ち時間を通知する(手順5)。
【0063】
次に、図3を参照して説明する。
配信サーバ100が各端末装置120−1〜120−4に再生待ち時間を通知した後、要求されたメディアデータをメディアデータ保持部102より取り出してメディアデータ配信部103に入力する。メディアデータ配信部103は、入力されたメディアデータにパケットヘッダを付加してパケット化し、各端末装置120−1〜120−4宛でIPネットワーク110へ送出する(手順6)。
【0064】
各端末装置120−1〜120−4の再生待ち時間管理部130は、配信サーバ100から送信されたメディアデータを受信した後、配信サーバ100から通知された待ち時間だけ待機した後、メディアデータの再生を開始する(手順▲7▼)。
【0065】
各端末装置120−1〜120−4における再生待ち時間の具体例を図5に示す。各端末装置120−1〜120−4は待ち時間の間だけ再生を停止し、その時間を経過した時点で(つまり、最長配信遅延時間が経過した時点で)再生を開始する。これにより、各端末装置120−1〜120−4間で共通のメディアデータを同じ時刻に同じ場面を視聴することが可能となる。そして、各端末装置120−1〜120−4間で共通のメディアデータを同じ時刻に同じ場面を視聴しながら意見交換などを行い、互いに映像コミュニケーションを楽しむことができる(手順8)。
【0066】
以上説明した映像コミュニケーションシステムの特徴的な動作手順をまとめると図6に示すようになる。
まず、配信サーバ100が各端末装置120−1〜120−4に向けてテストパケットを配信した時刻と各端末装置120−1〜120−4からの応答パケットを受信した時刻を取得する(ステップ10)。
【0067】
次いで、各端末装置120−1〜120−4毎の配信遅延時間を算出し、配信遅延時間の中で最長のものを検出する(ステップ11)。次いで、最長配信遅延時間に合わせるように各端末装置120−1〜120−4における再生待ち時間を算出する(ステップ12)。この場合、必要に応じてゆらぎ吸収時間を考慮する。次いで、各端末装置120−1〜120−4に向けて再生待ち時間を通知し、更に要求のあったメディアデータを配信する(ステップ13)。
【0068】
各端末装置120−1〜120−4では、受信したメディアデータを再生待ち時間経過後に再生を開始する(ステップ14)。
【0069】
このように、本実施の形態に係る映像コミュニケーションシステムは、複数の端末装置120−1〜120−nに配信したテストパケットの配信時刻及び複数の端末装置120−1〜120−nからの応答パケットの受信時刻から各端末装置に配信するメディアデータの配信遅延時間を算出し、各端末装置120−1〜120−n夫々にメディアデータの再生待ち時間の割り当てを行うことにより、複数の端末装置120−1〜120−nで配信サーバ100からのメディアデータを同じ時刻に同じ場面を視聴することが可能となる。したがって、複数の端末装置120−1〜120−n間で常に同じメディアデータを見ながら楽しくコミュニケーションをとることができる。
【0070】
なお、本実施の形態の映像コミュニケーションシステムは、様々な変形が可能である。例えばテストパケットをメディアデータ配信開始前だけではなく、配信開始後でも同様の待ち時間制御を行って各端末装置120−1〜120−nで共通のメディアデータを同時に再生することが可能である。これにより、共通のメディアデータを同時に視聴しながら映像コミュニケーションを行っている端末装置グループへの端末装置の参加及びグループからの端末装置の離脱による配信サーバ100から各端末装置までの最大配信遅延時間が変更になった場合の再生待ち時間の再割当てが可能となる。
【0071】
例えば、図4のように配信サーバ100が端末装置120−1〜120−4へ配信を行っていて、端末装置120−1の遅延時間が最も大きいとする。この状態で端末装置120−1がグループから離脱した場合、再生待ち時間割当て機能は新たに最大遅延時間の割り当てを行う。この場合、残った端末装置中で端末装置120−2と端末装置120−4の遅延時間が最も大きいため、1,000msecを最大遅延時間として再生待ち時間を求め、全ての端末装置120−2、120−3及び120−4に通知する。
【0072】
逆に、遅延時間1,800msecである端末装置120−5(図示略)が新たに参加した場合、グループ内の最大遅延時間1,500msecよりも遅延時間が大きくなることより、1,800msecを新たな最大遅延時間として再生待ち時間を求め、全端末装置120−1〜120−5に通知する。
【0073】
なお、配信サーバ100による端末装置グループからの離脱の有無の判断は、離脱する端末装置が配信サーバ100に離脱する旨を通知するパケットを送信しても良いし、離脱したことを他の端末装置が配信サーバ100に通知するパケットを送信しても良い。あるいは配信サーバ100の定期的なテストパケットに対する応答パケットが一定時間返答無いことで離脱がおきたとみなしようにしても良い。
【0074】
映像コミュニケーションを行っている端末装置グループ内の各端末装置の再生待ち時間を伝送時間が最も大きい端末装置が再生する時間に再生できるように割り当てると、常にグループ内が最適な遅延で配信メディアデータを再生することが可能である。
【0075】
なお、配信サーバ100への配信要求は任意の端末装置により行うことができる。また、再生待ち時間割当て機能は必ずしも配信サーバが持つ必要はなく、端末装置の一機能として持っても良い。
【0076】
また、配信サーバ100は、テストパケットやメディアデータを各端末装置宛に個別に配信するだけではなく、マルチキャスト宛に配信することも可能である。マルチキャスト宛に配信する場合、配信サーバ100の配信要求獲得部101が端末装置120−1からの配信要求パケットを受信する。配信要求パケットには配信を要求する端末装置のアドレスが格納されており、各配信要求端末装置宛にメディアデータの配信先マルチキャストアドレスの割当てを行う。端末装置120−1〜120−n宛に送信するテストパケットに配信時刻とともにマルチキャストアドレスを格納する。
【0077】
そして、各端末装置120−1〜120−nは、受信するマルチキャストアドレスを設定し、またテストパケットに対する応答パケットを配信サーバ100に送信する。配信サーバ100は、割り当てたマルチキャストアドレス宛に各端末装置毎の再生待ち時間を通知したパケットを送信する。各端末装置120−1〜120−nは、待ち時間が通知されたパケットから当該端末装置に割り当てられた再生待ち時間を取得する。そして、メディアデータを受信してから待ち時間経過後に再生を開始する。
【0078】
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図である。
この図において、本実施の形態に係る映像コミュニケーションシステムは、2つの配信サーバ100、140から配信されるメディアデータを、同時に複数端末装置120−1〜120−nで再生できようにしたものである。なお、図1の実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムとの違いは、配信元が2つのサーバ100及び140である点と、各端末装置120−1〜120−nが2つの配信元のサーバ100及び140に対応できる機能を有する点である。
【0079】
配信サーバ100と配信サーバ140は再生時間を管理する機能を持ち、各端末装置120−1〜120−nに向けてテストパケットを送出することにより算出した最長配信遅延時間をもとに同時に再生ができるように、各端末装置120−1〜120−n毎の再生待ち時間を通知する。
【0080】
各端末装置120−1〜120−nは、配信サーバ100及び140夫々からの配信メディアデータを受信した後、配信サーバ100及び140夫々より通知された再生待ち時間が経過するまで再生を停止する。全配信メディアデータの再生待ち時間が経過した後に再生を開始する。これにより、配信サーバ100、140からの配信メディアデータを同時に再生することが可能となる。
【0081】
ここで、複数のサーバからの配信メディアデータを複数の端末装置で同時に再生するには、全配信サーバ中の最長配信遅延時間に合わせて再生を開始すればよい。しかしながら、時刻同期がとれていないネットワークの場合、複数の配信サーバはメディアデータの配信を独立して行っているため、他の配信サーバよりも遅く配信を始めた配信サーバの配信遅延時間は、その配信サーバの配信時刻と一番早く配信を始めた配信サーバの配信時刻との差分だけ配信遅延時間が延びることになる。
【0082】
つまり、実施の形態1において配信サーバ単位に求めた配信遅延時間は、各端末装置120−1〜120−nに対する相対的な時間であるため、その中で最も遅い配信遅延時間が実際の全配信サーバ中の最長配信遅延時間とは必ずしも同じではない。遅く配信を始めた配信サーバの配信時刻によっては、全端末装置120−1〜120−nの受信時刻が実施の形態1において算出した配信遅延時間の最も遅い時間経過した時よりも遅くなることがあるからである。
【0083】
例えば、配信サーバ100の最長配信遅延時間が配信サーバ140の最長配信遅延時間よりも長く、また配信サーバ140の配信時刻が配信サーバ100の配信時刻より遅れた場合で、配信サーバ100の配信時刻との差分だけ配信遅延時間が延びたことで配信サーバ140の最長配信遅延時間が配信サーバ100の最長配信遅延時間よりも大きくなった場合である。ここで、配信サーバ140に付加された遅延時間が各端末装置120−1〜120−nに一律にかかっているため、各端末装置120−1〜120−nでの配信サーバ140の配信メディアデータの再生待ち時間に影響はない。
【0084】
配信サーバから通知された再生待ち時間経過後に再生を開始すると、実施の形態1で記述したように、その配信サーバから配信されたメディアデータを各端末装置120−1〜120−nで同時に再生することが可能である。つまり、メディアデータの再生待ち時間経過後の時刻は、他の端末装置もそのメディアデータの再生待ち時間が経過後の時刻となる。これにより、各端末装置120−1〜120−nが受信したメディアデータの再生待ち時間経過後の時刻が最も遅い時刻に合わせて再生を開始すれば、複数の配信サーバからの配信メディアデータを複数の端末装置120−1〜120−nで同時に再生することが可能となる。
【0085】
以下、図8及び図9を参照して具体的に説明する。
配信サーバ100と配信サーバ140は、共に図4と同様の再生待ち時間管理テーブルを有し、各配信先の端末装置120−1〜120−4の再生待ち時間を管理する。配信サーバ100及び140は、各配信先の端末装置120−1〜120−4に再生待ち時間を通知する。各端末装置120−1〜120−4は、図9に示す再生待ち時間管理テーブルを持ち、配信サーバ100及び140夫々から通知された再生待ち時間を格納する。
【0086】
まず、配信サーバ100及び140のメディアデータの配信時刻が同じ場合について述べる。
端末装置120−1は、配信開始から1,000msec後に配信サーバ140からのメディアデータを受信するが、再生待ち時間1,500msecを経過するまで再生を行わない。そして、配信開始から1,500msec後、すなわち配信サーバ140からのメディアデータを受信してから500msec後に配信サーバ100からのメディアデータを受信する。
【0087】
端末装置120−1は、配信サーバ100に対しては再生待ち時間が0msecであるため、配信サーバ100からのメディアデータのみ再生する場合は受信後すぐに再生を開始できるが、配信サーバ140の再生待ち時間がまだ経過していないため再生を待つことになる。この場合、端末装置120−3の配信サーバ140に対する遅延時間が2,500msecであるので、配信開始2,500msec後、すなわち配信サーバ100からのメディアデータを受信してから1,000msec後、配信サーバ140からのメディアデータの再生待ち時間が経過したため、全メディアデータの再生を開始する。
【0088】
他の端末装置120−2、120−3、120−4も同様に、全配信メディアデータの再生待ち時間が経過した後に全配信メディアデータの再生を開始する。配信開始2,500msec後に全ての端末装置120−1〜120−4がメディアデータの再生を開始する。
【0089】
次に、配信サーバ100及び140のメディアデータの配信時刻が異なる場合について述べる。
配信サーバ100の配信時刻が配信サーバ140の配信時刻より2,000msec遅い場合、端末装置120−1は、まず配信サーバ140の配信開始から1,000msec後に配信サーバ140からのメディアデータを受信する。そして、配信開始から2,000msec後、すなわち端末装置120−1が配信サーバ140からのメディアデータを受信してから1,000msec後に配信サーバ140が配信を開始する。
【0090】
そして、配信サーバ140が配信開始から2,500msec後、すなわち配信サーバ100がメディアデータの配信開始から500msec後に配信サーバ140のメディアデータの再生待ち時間が経過する。しかしこの場合、配信サーバ100からのメディアデータを未だ受信していないために再生開始を待つ。すなわち、端末装置120−1は、配信サーバ100との間の遅延時間が1,500msecあるので、配信サーバ100からのメディアデータを受信することができない。そして、配信サーバ140の配信開始から3,500msec後、すなわち配信サーバ140のメディアデータの再生待ち時間が経過してから1,000msec後に配信サーバ100からのメディアデータを受信する。端末装置120−1の配信サーバ100に対する再生待ち時間は0msecであるので、この時点でメディアデータの再生を開始する。
【0091】
端末装置120−2、120−3、120−4も同様に、全配信メディアデータの再生待ち時間が経過した後、全配信メディアデータの再生を開始する。配信サーバ140が配信を開始してから3,500msec後に全ての端末装置がメディアデータの再生を開始する。
【0092】
複数の配信サーバは互いの存在を意識することなく、実施の形態1のように再生待ち時間のみを各端末装置に通知し、各端末装置では、全ての配信メディアデータの再生待ち時間が経過した時点で再生を開始することで複数の端末装置間で走りを比較しながら意見交換を行うなどの映像コミュニケーションが可能となる。
【0093】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る映像コミュニケーションシステムは、ネットワークの伝送ゆらぎを考慮して、映像再生時間を制御する機能を有するものである。なお、映像コミュニケーションシステム自体の基本的な構成は図1と同じであるので、図1を援用することとする。
【0094】
ネットワークの伝送ゆらぎを考慮する場合、再生時刻はゆらぎを吸収するためにバッファにメディアデータを蓄積する時間だけ遅れることになる。伝送ゆらぎがないネットワークの場合、各端末装置120−1〜120−nの再生待ち時間は前述の(6)式で求められるが、ネットワークの伝送ゆらぎを考慮した場合の各端末装置120−1〜120−nにおける実際の再生待ち時間は(7)式で求めることができる。
【0095】
(実際の再生待ち時間)=(再生待ち時間)+(ゆらぎ吸収時間)・・・(7)
【0096】
ゆらぎ吸収時間は、ネットワークの伝送ゆらぎによる遅延を吸収するための時間である。各端末装置120−1〜120−nでは、配信サーバ100から各端末装置120−1〜120−n間のネットワークの伝送ゆらぎを吸収する時間が予め設定されている。
【0097】
最適なネットワークの伝送ゆらぎ吸収時間を求める手段としては、例えば特開2002−185498号公報で示されている手段がある。この手段によると、基準とする受信パケットに対する各受信パケットの相対的なゆらぎを(8)式より求めることができる。
【0098】
(相対的なゆらぎ)={(n番目の受信時刻)−(基準パケット受信時刻)}−{(n番目の送信時刻)−(基準パケット送信時刻)}・・・(8)
【0099】
(8)式で求まる相対的なゆらぎを元にゆらぎ吸収時間を最適化する技術が開示されている。このようにして求めたゆらぎ吸収時間をもとに(7)式により再生待ち時間を求め、再生待ち時間が最も遅い端末装置に合わせて他の端末装置も再生を行うことで、ゆらぎのあるネットワーク上のシステムでも各端末装置間で同時にメディアデータを視聴することができる。したがって、各端末装置間で、常に良好なコミュニケーションをとることが可能となる。
【0100】
(実施の形態4)
図10は、本発明の実施の形態4に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る映像コミュニケーションシステムは、今までとは逆に複数の端末装置夫々が配信したメディアデータを、1台の配信サーバで同時に録画し、その録画したメディアデータを各端末装置へ再配信するシステムである。
【0101】
図10において、まず配信サーバ145が各端末装置120−1〜120−nに向けて配信遅延時間測定用のテストパケットを配信する。このテストパケットにはテストパケット配信時刻が格納されている。テストパケットを受信した各端末装置120−1〜120−nはテストパケットに対する応答パケットを送信する。この応答パケットにはテストパケット配信時刻と応答パケット配信時刻が格納されている。応答パケットを受信した配信サーバ145は、続けて2次テストパケットを各端末装置120−1〜120−nに配信する。2次テストパケットには応答パケット配信時刻が格納されている。
【0102】
各端末装置120−1〜120−nは、2次テストパケットに対する2次応答パケットを送信する。この2次応答パケットには2次テストパケットに格納されていた応答パケット配信時刻と2次テストパケットを受信した時刻とが格納されている。
【0103】
配信サーバ145は、テストパケット配信時刻と応答パケット受信時刻とにより各端末装置120−1〜120−nへのメディアデータの配信遅延時間及び各端末装置120−1〜120−nの再生待ち時間を管理し、また応答パケット配信時刻と2次テストパケット受信時刻に基づいて各端末装置120−1〜120−nから配信サーバ145へのメディアデータの配信遅延時間及び配信サーバ145の再生待ち時間を管理する。
【0104】
各端末装置120−1〜120−nから配信サーバ145への配信遅延時間の最も遅い時間に合わせるため、各端末装置120−1〜120−nの再生待ち時間経過後に他の端末装置からの配信メディアデータを再生すれば、全配信メディアデータの録画を配信サーバ145にて開始することが可能となる。
【0105】
例えば、複数の端末装置120−1〜120−nが別々に楽器を演奏し、配信サーバ145で再生待ち時間経過後に同時に演奏を録画や録音(ミキシング)すれば、オーケストラなどの演奏として再現することが可能である。配信サーバ145で1つの演奏にまとまったデータを配信サーバ145から配信すれば、各端末装置120−1〜120−nが別々の場所にいながら音合わせやそれに対する意見交換を行うなどの映像コミュニケーションが可能となる。
【0106】
(実施の形態5)
図11は、本発明の実施の形態5に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図である。
上述した実施の形態4に係る映像コミュニケーションシステムでは、配信サーバ145からメディアデータを配信することを前提としていたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、端末装置の1つがメディアデータの配信元となる場合でも本発明は適用可能である。
【0107】
図11では、端末装置120−1から複数の端末装置120−2〜120−nにメディアデータを配信し、各端末装置120−2〜120−nにおいて、受信したメディアデータを同時に再生することを想定している。メディアデータの配信を行う端末装置120−1は、他の端末装置120−2〜120−n夫々における再生待ち時間割当て機能を有している。
【0108】
つまり、メディアデータの配信を行う端末装置120−1は、自端末装置から他の端末装置120−2〜120−n夫々までの配信遅延時間を算出して最長配信遅延時間を検出し、更に再生待ち時間を算出して各端末装置120−2〜120−nに再生待ち時間を通知する。例えば、端末装置120−1が撮影したビデオ映像などを複数の端末装置120−2〜120−nに送信し、複数の端末装置120−2〜120−n間で映像を同時に見ながら感想を述べ合うなどの映像コミュニケーションが可能となる。
【0109】
(実施の形態6)
図12は、本発明の実施の形態6に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図である。
上述した実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムとの違いは、複数の端末装置120−1〜120−nがローカルネットワーク上にある点と、NAT(Network Address Translation)機能などによるアドレス変換を行い配信サーバ147からのメディアデータを中継して複数の端末装置120−1〜120−nに配信する機能、配信サーバ147が持つ再生待ち時間割当て機能及び複数の端末装置120−1〜120−nが持つ配信要求機能を備える中継装置150を有し、中継装置150を配信サーバ147と複数の端末装置120−1〜120−nとの間に介在させている点である。
【0110】
次に、本実施の形態に係る映像コミュニケーションシステムにおいて、複数の端末装置120−1〜120−nによる映像コミュニケーション時に配信サーバ147からのメディアデータを再生する場合の動作について述べる。なお、各部は相互に密接に関連して動作し、その動作は複雑であるため、以下の説明では図13〜図15を参照する。図13〜図15は各動作に番号を付して、動作順序を明確に示すための図である。
【0111】
まず、図13を参照して説明する。
端末装置120−1は、実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムと同様に端末装置120−2〜120−nと映像コミュニケーション行っている。配信サーバ147から配信された共通のメディアデータを複数の端末装置120−1〜120−nで同時に再生するため、例えば端末装置120−1の配信パケット管理部129が中継装置150に配信要求パケットを送信する。この配信要求パケットには端末装置120−1〜120−nまでのアドレスと要求するコンテンツが格納されている(手順11)。
【0112】
中継装置150の配信要求獲得部151は、端末装置120−1からの配信要求パケットに対し、配信先の端末装置120−1〜120−n宛にテストパケットを送信する。このテストパケットには中継装置150がテストパケットを配信した時刻が格納されている(手順12)。
【0113】
各端末装置120−1〜120−nの配信パケット管理部129は、中継装置150からのテストパケットを受信すると、これに対する応答パケットを中継装置150へ送信する。この応答パケットには中継装置150がテストパケットを配信した時刻が格納されている(手順13)。
【0114】
中継装置150の再生待ち時間管理部154は、各端末装置120−1〜120−nからの応答パケットを受信すると、応答パケットを受信した時刻を取得する。そして、各端末装置120−1〜120−nへテストパケットを配信した時刻と各端末装置120−1〜120−nからの応答パケットを受信した時刻とにより各端末装置120−1〜120−n毎の中継装置150から各端末装置120−1〜120−nまでの配信遅延時間を算出し、その結果を相互に比較して最長配信遅延時間を検出する。そして、検出した最長配信遅延時間に合わせて各端末装置120−1〜120−nがメディアデータの再生を開始することとして、各端末装置120−1〜120−nがメディアデータを受信してから再生するまでの待ち時間を算出する(手順14)。そして、中継装置150の配信パケット管理部153が、算出した再生待ち時間を各端末装置120−1〜120−nに通知する(手順15)。
【0115】
次に、図14を参照して説明する。
中継装置150が各端末装置120−1〜120−nに再生待ち時間を通知した後、配信サーバ147に配信要求パケットを送信する(手順16)。この配信要求パケットには端末装置120−1〜120−nまでのアドレスと要求するコンテンツが格納されている。配信サーバ147の配信要求獲得部101は、中継装置150からの配信要求パケットを受信すると、中継装置150宛にテストパケットを送信する。このテストパケットには配信サーバ147がテストパケットを配信した時刻が格納されている(手順17)。中継装置150の配信パケット管理部153は、配信サーバ147からのテストパケットを受信すると、それに対する応答パケットを配信サーバ147へ送信する。このとき、各端末装置120−1〜120−nの最長再生待ち時間経過してから応答パケットを送信する(手順18)。この応答パケットには配信サーバ147がテストパケットを配信した時刻が格納されている。
【0116】
配信サーバ147の再生待ち時間管理部104は、中継装置150からの応答パケットを受信すると、それを受信した時刻を取得する。そして、中継装置150へテストパケットを配信した時刻と中継装置150からの応答パケットを受信した時刻とにより配信遅延時間を算出し、中継装置150に再生待ち時間を通知する(手順19)。このとき算出された配信遅延時間は、配信サーバ147から中継装置150までの配信遅延時間に中継装置150から複数の端末装置120−1〜120−nの最長配信遅延時間が加算された時間となっている。このため、実際は配信サーバ147から最も配信遅延時間のかかる端末装置までの配信遅延時間となる。なお、配信サーバ147は、中継装置が1つの場合には再生待ち時間を0msecとしてその中継装置に通知し、中継装置が複数ある場合には各中継装置の配信遅延時間より算出した各中継装置への再生待ち時間を各中継装置に通知する。
【0117】
次に、図15を参照して説明する。
配信サーバ147が中継装置150に再生待ち時間を通知した後、要求されたメディアデータをメディアデータ保持部102より取り出してメディアデータ配信部103にてそのメディアデータにパケットヘッダを付加してパケット化し、中継装置150宛にIPネットワーク101へ送出する(手順20)。
【0118】
中継装置150の再生待ち時間管理部154は、メディアデータを受信した後、中継装置150宛のアドレスを複数の端末装置120−1〜120−n宛のアドレスに変換し、配信サーバ147から通知された再生待ち時間経過後に各端末装置120−1〜120−nへメディアデータを中継する(手順21)。端末装置120−1〜120−nはメディアデータを受信した後、中継装置150から通知された待ち時間経過後に再生を開始する(手順22)。これにより、各端末装置120−1〜120−n間で共通のメディアデータを同じ時刻に同じ場面を視聴することが可能となる。そして、各端末装置120−1〜120−n間で共通のメディアデータを同じ時刻に同じ場面を視聴しながら意見交換などを行い、互いに映像コミュニケーションを楽しむことができる(手順23)。
【0119】
以上説明した、映像コミュニケーションシステムの特徴的な動作手順をまとめると、図16に示すようになる。
【0120】
まず、中継装置150が、配信要求を受けた各端末装置120−1〜120−nにテストパケットを配信した時刻と応答パケットを受信した時刻を取得し、取得した時刻に基づいて算出した各端末装置120−1〜120−n毎の再生待ち時間を通知する(ステップ20)。次に、配信サーバ147が配信要求を受けた中継装置150へテストパケットを配信した時刻と応答パケットを受信した時刻を取得し、取得した時刻に基づいて算出した中継装置150の再生待ち時間を通知する(ステップ21)。
【0121】
次いで、配信サーバ147が各端末装置120−1〜120−nに再生待ち時間を通知した後、要求されたメディアデータを配信する(ステップ22)。次いで、中継装置150が、配信サーバ147より取得したメディアデータを再生待ち時間経過後に各端末装置120−1〜120−n宛に中継する(ステップ23)。各端末装置120−1〜120−nは、受信したメディアデータを再生待ち時間経過後に再生を開始する(ステップ24)。
【0122】
以上より、配信サーバ147とローカルアドレスをもつ複数の端末装置120−1〜120−nとの間にあるグローバルアドレスをもつ中継装置150が、複数の端末装置120−1〜120−nへのテストパケットの配信時刻と応答パケットの到着時刻の情報から各端末装置120−1〜120−nに配信されるメディアデータの遅延を導出し、メディアデータの再生時間の割り当てを行うことにより、IPネットワーク110上の配信サーバ147からは直接アクセスすることのできないローカルアドレスをもつ複数の端末装置120−1〜120−nでもメディアデータを同時に再生することが可能となる。また、配信サーバ147は中継装置150からの配信要求のみ受けるだけなので、同じメディアデータを複数配信する必要がなく、ネットワークの帯域を圧迫することがない。
【0123】
なお、上記実施の形態6では、中継装置150下の複数の端末装置120−1〜120−nがローカルネットワーク上にある場合としたが、ローカルネットワーク上になくとも構わない。つまり、中継装置150がNAT機能を持つことでローカルアドレスを持つ端末装置についても配信遅延時間を求めることができるのであって、NAT機能を持たない場合は、中継装置150の配下には通常のグローバルアドレスを持つ端末装置となる。当然ながらこの場合も中継装置150が配下の端末装置までの配信遅延時間を求めるので、配信サーバ147の負荷を軽減することができる。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、配信サーバが複数の端末装置へのテストパケットの配信時刻と応答パケットの到着時刻から各端末装置に配信されるメディアデータの遅延を導出し、メディアデータの再生時間の割り当てを行うことにより、同期のとれていないネットワークを介しても複数の端末装置で配信サーバからのメディアデータを同じ時刻に同じ場面を見ることが可能となり、複数の端末装置間で同じメディアデータを見ながらコミュニケーションをとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムの動作を説明するための図
【図3】本発明の実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムの動作を説明するための図
【図4】本発明の実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムの配信サーバが有する再生時刻管理テーブルを示す図
【図5】本発明の実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムの各端末装置が有する再生時刻管理テーブルを示す図
【図6】本発明の実施の形態1に係る映像コミュニケーションシステムの動作手順を示すフロー図
【図7】本発明の実施の形態2に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態2に係る映像コミュニケーションシステムの配信サーバが有する再生時刻管理テーブルを示す図
【図9】本発明の実施の形態2に係る映像コミュニケーションシステムの各端末装置が有する再生時刻管理テーブルを示す図
【図10】本発明の実施の形態4に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態5に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態6に係る映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態6に係る映像コミュニケーションシステムの動作を説明するための図
【図14】本発明の実施の形態6に係る映像コミュニケーションシステムの動作を説明するための図
【図15】本発明の実施の形態6に係る映像コミュニケーションシステムの動作を説明するための図
【図16】本発明の実施の形態6に係る映像コミュニケーションシステムの動作手順を示すフロー図
【図17】従来の映像コミュニケーションシステムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
100、145、147 配信サーバ
101 配信要求獲得部
102 メディアデータ保持部
103 メディアデータ配信部
104 再生待ち時間管理部
110 IPネットワーク
120−1〜120−n 端末装置
121 映像取得部
122 符号化部
123 メディアデータ送信部
124 メディアデータ受信部
125 復号化部
126 映像合成部
127 映像再生部
128 映像出力部
129 配信パケット管理部
130 再生待ち時間管理部
150 中継装置
151 配信要求獲得部
152 中継部
153 配信パケット管理部
154 再生待ち時間管理部
155 アドレス変換部

Claims (7)

  1. ネットワークに接続された複数の端末装置に対してメディアデータを配信する配信サーバを具備する映像コミュニケーションシステムであって、前記配信サーバは、前記複数の端末装置夫々にテストパケットを配信した時刻を取得するテストパケット配信時刻取得手段と、前記複数の端末装置夫々にテストパケットを配信した後に前記複数の端末装置夫々から送信された応答パケットを受信した時刻を取得する応答パケット受信時刻取得手段と、前記テストパケット配信時刻取得手段で取得された前記複数の端末装置夫々に対するテストパケット配信時刻と前記応答パケット受信時刻取得手段で取得された前記複数の端末装置夫々からの応答パケット受信時刻とにより前記複数の端末装置夫々へのメディアデータの配信遅延時間を求める配信遅延時間導出手段と、前記配信遅延時間導出手段にて求められた前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記複数の端末装置夫々に通知する再生待ち時間通知手段とを具備し、前記複数の端末装置夫々は、前記配信サーバから配信されたテストパケットに対する応答パケットを送信する応答パケット送信手段と、前記配信サーバから配信されたメディアデータを前記配信サーバより通知された再生待ち時間経過後に再生を行うメディアデータ再生手段とを具備することを特徴とする映像コミュニケーションシステム。
  2. 前記配信サーバが複数あって、各配信サーバが前記複数の端末装置夫々に対してメディアデータの配信を行う場合、前記複数の端末装置夫々のメディアデータ再生手段は、各配信サーバ間の配信開始時刻の差分に応じてメディアデータ再生時刻を変更することを特徴とする請求項1に記載の映像コミュニケーションシステム。
  3. 前記複数の端末装置夫々のメディアデータ再生手段は、メディアデータ再生時刻をネットワークの伝送ゆらぎによる遅延を吸収するためのゆらぎ吸収時間に応じて変更することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の映像コミュニケーションシステム。
  4. ネットワークに接続された複数の端末装置と、メディアデータを配信する配信サーバと、前記配信サーバからのメディアデータを中継して前記複数の端末装置で受信可能とする中継装置と、を具備する映像コミュニケーションシステムであって、前記配信サーバは、前記中継装置にテストパケットを配信した時刻を取得する第1のテストパケット配信時刻取得手段と、前記中継装置にテストパケットを配信した後に当該中継装置から送信された応答パケットを受信した時刻を取得する第1の応答パケット受信時刻取得手段と、前記中継装置にテストパケットを配信したテストパケット配信時刻と前記中継装置から送信された応答パケットを受信した応答パケット受信時刻とにより前記中継装置へのメディアデータの配信遅延時間を求める第1の配信遅延時間導出手段と、前記第1の配信遅延時間導出手段にて求められた前記中継装置に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記中継装置に通知する第1の再生待ち時間通知手段とを具備し、前記中継装置は、前記複数の端末装置夫々にテストパケットを配信した時刻を取得する第2のテストパケット配信時刻取得手段と、前記複数の端末装置夫々に対して配信したテストパケットに対応して前記複数の端末装置夫々から送信された応答パケットを受信した時刻を取得する第2の応答パケット受信時刻取得手段と、前記複数の端末装置夫々へのテストパケット配信時刻と前記複数の端末装置夫々からの応答パケット受信時刻とにより前記複数の端末装置夫々へのメディアデータの配信遅延時間を求める第2の配信遅延時間導出手段と、前記第2の配信遅延時間導出手段にて求められた前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記複数の端末装置夫々に通知する第2の再生待ち時間通知手段と、前記配信サーバから配信されたテストパケットに対して応答パケットを送信する第1の応答パケット送信手段と、前記配信サーバから配信されたメディアデータを前記配信サーバから通知された再生待ち時間経過後に前記複数の端末装置夫々に配信する中継手段とを具備し、前記複数の端末装置夫々は、前記中継装置から配信されたテストパケットに対する応答パケットを送信する第2の応答パケット手段と、前記中継装置にて中継された前記配信サーバからのメディアデータを前記中継装置より通知された再生待ち時間経過後に再生するメディアデータ再生手段と、を具備することを特徴とする映像コミュニケーションシステム。
  5. 前記配信サーバの第1の再生待ち時間通知手段は、前記中継装置が1つの場合には再生待ち時間を0msecとしてその中継装置に通知し、前記中継装置が複数ある場合には各中継装置の配信遅延時間より算出した各中継装置への再生待ち時間を各中継装置に通知することを特徴とする請求項4に記載の映像コミュニケーションシステム。
  6. 配信サーバがネットワークに接続された複数の端末装置に対してメディアデータの配信を行う映像コミュニケーション方法であって、前記配信サーバは、前記複数の端末装置夫々へのテストパケット配信時刻と当該パケットの配信により前記複数の端末装置夫々から送信された応答パケットの受信時刻とにより前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間を求め、求めた前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記複数の端末装置夫々に通知し、前記複数の端末装置夫々は、前記配信サーバより通知された再生待ち時間経過後に前記配信サーバから配信されたメディアデータの再生を行うことを特徴とする映像コミュニケーション方法。
  7. 配信サーバがネットワークに接続された複数の端末装置に対して中継装置を介してメディアデータの配信を行う映像コミュニケーション方法であって、前記配信サーバは、前記中継装置へのテストパケット配信時刻と当該パケットの配信により前記中継装置から送信された応答パケットの受信時刻とにより前記中継装置に対するメディアデータの配信遅延時間を求め、求めた配信遅延時間から前記中継装置に対するメディアデータの再生待ち時間の割り当てを行い、前記中継装置は、前記複数の端末装置夫々へのテストパケット配信時刻と当該パケットの配信により前記複数の端末装置夫々から送信された応答パケットの受信時刻とにより前記複数の端末装置夫々へのメディアデータの配信遅延時間を求め、求めた前記複数の端末装置夫々に対するメディアデータの配信遅延時間に基づく再生待ち時間を前記複数の端末装置夫々に通知し、更に前記配信サーバから配信されたメディアデータを前記配信サーバから通知された再生待ち時間経過後に前記複数の端末装置夫々に配信し、前記複数の端末装置夫々は、前記中継装置にて中継された前記配信サーバからのメディアデータを前記中継装置にて割り当てられた再生待ち時間経過後に再生することを特徴とする映像コミュニケーション方法。
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